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Written on 2010 02

試飲会へのご参加ありがとうございました

Feb 28, 2010 by toshiaki |
昨日は大勢お越し下さいまして、ありがとうございました。
夕方に集中してしまいましたから、グラスが足りなくなったりご迷惑おかけしました。

トップバッターのリンカーン・エステートのシラーズは大人気でした(笑)。
「おー!スゴい!濃くて柔らかくてあま~い。」「でも、チープな味じゃないね。」
「9、900円?なんでこんなに安いの?」
「うーん。甘さと果実味のボリュームがあるし、スパイシーなのがイイですね。この値段は脅威(笑)だね。」
私曰く「前に入荷したカベルネも濃くて同じように良いワインでしたが、シラーズは品種の特徴がとても良く出ており、やはりオーストラリアのこのランクのワインは、シラーズに尽きると感じます。」
分かり易さと説得力が両立してました(笑)。
次が手強いシャトー・ラルドー2006年です。「ウワッ。渋すぎる!」いきなり拒絶反応を示す方もいます。
「このワインひょっとしてスゴいワインじゃないんですか?それにベルジュラックってボルドーに近いにもかかわらず、なんでこんなにも違うんでしょうぬ?」「そうそう品種だってボルドーと同じなのにね?」
さすがソムリエの某氏。「2006年でも全然落ち着いた感じがしない(笑)。でも下品じゃなくて、まだまだタンニンを持て余してるみたい?」実際抜栓後すぐはタンニンしか目立ちませんが、ジックリ探ると様々な要素が隠れています。ちょっと難しいワインです。2~3時間たってタンニンが柔らかくなると全貌がうかがえます。硬質な旨さ全開です(笑)。ただ華やかさは今回のラインナップでは目立ちませんでした。ちょっと割りを食いましたか?地味なワインは比較テイスティングには向きませんね(笑)。ただコストパフォーマンスの高さは皆さんに分かっていただけたと思いますが。
「どんな食べ物に合わせます?」(この質問はこのワインの核心を突いています。)
「単純に肉、しかも塩胡椒だけですかね?ソースにあわせるイメージが沸いてきません(笑)。あとワインの供出温度は高めのほうが良いかも?今日よりは高いほうが良いかも知れませんね。」
「ラム肉も良いかも?」
次のシャトー・ダマーズ2005年は整った完成したワインですから、嫌でも良さが目立ちます(笑)。
「おいしー!このワインマスキューさん長く売ってますよね。なんども買ってますが、いつも旨い!」
私曰く「この前の2004年ヴィンテージが良くてブレークしたワインですが、2005年はスゴい出来です。ようやくワインも落ち着きが出て、ヴィンテージの良さが良くわかります。」
「トリュフや土の香りもあり、明瞭でしっかりしたプラムの果実味とのバランスが良いのです。当店のロングセラーワインですが、着実にグレートアップしてます。」
「そーいえばダマーズって昔は12~300円でしたよね(笑)」さすが付き合いの長いワインエキスパートのKさん。よくおぼえてられます(笑)。お許しを!

そして異彩を放ったリベラ・デル・デュエロの新星ウィスカラのセンダ・デ・ロロ2007年です。
抜栓直後2時間位は独特のトップノーズです。
「なにこれ!カフェオレ!」
「エスプレッソやカフェオレのようなコーヒーと乳製品のエッセンス?」じつは木樽発酵によるものです。ただ溶け込みが良く収斂性を感じません。とはいえビックリしました。
ただジックリ味わいますと赤いベリー系の果実味が中で渦巻いています。「すんごい力!でも力づくじゃないですね。」
密度感と味わいのベクトルはまさにグレートワインです。
「いままで飲んだことのないスペインワインです。ただスペインワイン共通の豊かさがありますね。」スペインワイン好きのご夫婦曰く。
「ウワッ。衝撃的!エステルみたいな揮発する香りが凄いですね。植物っぽさがありますね。」千葉からお越しの新婚のSご夫妻。時間の経過に伴い様々な顔をみせてくれます。

そして最期は飲み頃のスペインワイン。ヴィーニャ・サマランカ2005年です。産地はリベラ・デル・デュエロのあるドゥロ河をポルトガルに向かって下ったところです。
「なんて鮮烈なの!」
「赤い果実、そうそうフランボアーズの香り!それもすごくはっきりしてる。ジャムみたいじゃないところが良いね!」
そーなんです。シンプルなんですが、美しく揺らがないのです。華美ではないのですが、しみじみ飽きのこない味わいです。

今日は5種類でしたが、ご満足いただけましたか?すべて香りの違うワインで、真剣にテイスティングするには良い数だと思いますが…。

どうもご来店ありがとうございました。

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明日は試飲会です。

Feb 26, 2010 by toshiaki |
真央ちゃんやりましたね!
下馬評通りキム・ヨナ選手と金・銀メダルを分け合いましたね。
拍手拍手です。あの二人の精神力はスゴいです。もちろん素質・努力とも人離れしているのでしょうが(笑)、良いものを見せていただきました。
それから鈴木選手の8位も見事です。見てて涙が出ました。メダリストの二人の演技より、応援に力が入ってしまいました(笑)。これもまた泣けました。

そうそう、明日は試飲会です。ちょっと天気が心配ですが…。まあ、こればかりはしょうがありません。
明日の目玉はやはりリンカーン・エステートのシラーズですね。なんといっても安い(笑)!オーストラリアをはじめニューワールドのお買い得ワインはかなりの数飲みましたが、今のところベストですね。
あとヴィニャ・サラマンカの熟成による美しい姿も見逃せません。
まあ、シャトー・ダマーズ2005年は旨いに決まってます(笑)。

うーん。

あと1本くらいサプライズで入れたくなってきました。あとで家内と相談します(笑)。

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桝久改造計画着々進行中です。

Feb 26, 2010 by toshiaki |
こんどは店に入ってすぐ右側の、いままでスペインワインを陳列していた棚を新調しました。
新調といっても例のホームセンターの組み立て式木箱を重ねただけですが(笑)。
ちょっとスッキリしたと思いませんか?

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この棚は今までにない機能があります!それはこの棚の後に隠れて居眠りが出来ることです(笑)。いままでカウンターにいると、回りから隠れることができませんでした。国道側の窓のブラインドを降ろしても入口正面に位置しますから、カウンターの中で居眠りするとお客様にバレてしまいました。
もちろん棚の瓶の隙間から見えないように、棚の裏に紙を張る周到ぶり。完璧です。
あとはお客様が来た時、ちゃんと目が覚めれば万全です(笑)。これが一番の難題かも?

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ドン・ペリニョンと木桶の夢のコラボレーション?

Feb 24, 2010 by toshiaki |
新聞で読んだのですが、あのシャンパンのドン・ペリニョンと日本の伝統工芸品、木桶のシャンパンクーラーがセット販売されるそうです!
今、あまり見かけなくなった木桶ですが、京都に伝統の技をもつ工房があり、そこにシャンパンクーラーを特注したそうです。これがなかなかカッコいい!楕円で薄くとても美しいフォルムなんです。木材ですから保温性がありますから、表面が結露しません。
原木も木曽の高野槇を使っています。この高野槇、キメが細かく美しい木材です。古来より珍重され、古墳の木棺として使用されていました。王墓(王権)の正当性を表す木材です。日本人のDNAに刻まれた木材なのです。
超稀少な木材です。
それを日本一の桶職人が手作りで精魂込めて、シャンパンクーラーをつくった訳です。
セット価格は8万円だそうです!
高いか安いかは別に、企業がこうした形で、廃れつつある伝統工芸を救うことは良いことですね。
高い技術を継承するにはそれなりの価格で売れなくては、再生産しません。やはりパトロネージュする人間がいなくてはなりません。フランス人は伝統的にそういった気質があるのでしょう。この商売のスタイルを日本人も見習わなくてはいけませんね。
下世話な話ですが、桶のシャンパンクーラーは単体でいくらするんでしょうね(笑)?
フランス人はしっかりしてますから(笑)。ブランド作りは本当に上手い!

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梅といえばメルロ!

Feb 24, 2010 by toshiaki |
だいぶ暖かくなりましたね。
梅の花も満開になりそうですね。今年はまだ腰を据えて梅見をしてません。梅林で梅の香りに包まれると幸せな気分になりますよね。色よし、香りよし、姿よしの三拍子揃ったのは梅ですね。香りの割に花が控え目なところも良いのです。こうして考えると桜より風情があるかもしれません。まあ、どちらも楽しみには違いありませんが(笑)。
そうそう、梅といえばメルロ!(毎年いってますね。)メルロ種のあじわいってプラム―梅ですよね。日本食で梅肉を使った料理が多いですから、どうにかしてメルロとあわせてみたいです。比較的あっさり目の料理が多いですから、ボルドーのメルロではなく、もっと軽くフルーティーなメルロが良いですね。
うーん。
南フランスに薄いメルロはありますが、フルーティーさに欠けることが多いですね。ロワールのメルロはちょっと土臭いですよね。以外と和食の梅に合うメルロが頭に浮かびません。フランス以外の北イタリアなんか良いかも!もともと濃厚なスタイルではありませんし、果実味がピュアですから、良いかも!
少し捜してみます。

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マスキューは『失敗を恐れる』

Feb 22, 2010 by toshiaki |
オリンピックもたけなわ、技を磨き抜いたアスリートの凌ぎ合いは、見応えありますね。最期は失敗を恐れない心の強さが勝利の別れめのようです。
うーん。
マスキューとは逆なのです?
なにがって?
マスキューは『失敗を恐れる。』のです(笑)。
我々の生業は「ワイン選び」です。ワインの生産者ではありませんから、話の上では失敗はありません。失敗するとしたらセンスのなさしかありません。あと余分な欲を掻かなければ、失敗しないはずです(笑)。
要はお客様から、マスキューで購入していただいたワインを『失敗した!』と思われないことが大事なのです。
たしかに味わいの感じ方は、人それぞれ千差万別のところがあります。ただその味わいの個人差と自身が認識する範囲の誤差なら良いのです。『旨いけど好みじゃない』はまだ許されますが、『失敗した!』と思われたらダメなのです。
ですから『失敗』は我々のテイスティングで繰り返されます(笑)。まずここで見抜けないとなりません。ただテイスティングする間がなく、あとから『失敗』を見抜ければ、売らない勇気があれば良いのです。
こうした売れないワインって結構あります(笑)。重荷なんですが(笑)。

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来週の土曜日はマスキューの店内試飲会

Feb 20, 2010 by toshiaki |
来週の土曜日はマスキューの店内試飲会です。
もう前回から1ヶ月たちます。毎月最終土曜日にやってますが、いつの間にか来週が最終土曜日です。一ヵ月なんてあっという間です(笑)。
早くラインナップを決めなくてはなりません。
まあ、新着ワインが中心になりますが、家内と相談しなくては!

ところでさっきお昼ご飯を食べながら、オリンピックのカーリングを見てました。面白いですね。氷の上を石を滑らして、止めたりぶつけたり、信じられないコントロールです。あれほど完璧だと最初の1~2投で勝敗が見えてしまうのではないかと錯覚してしまいます。きっと正確なコントロールを身に着け維持することが大変なんでしょうね。緊張感あって良いですね。
ところでカーリングって女子だけなんですかね?男子はあるのですかね?皆さんご存じですか?

あと昨日の男子フィギュアなんですが、とても感動しましたが、結果が日本人選手と金・銀メダルの順位しか分かりません!他の選手はどうだったのでしょう?
フランスのジュベール選手はどうだったのか気になって仕方ありません。テレビも新聞も意地悪です。美化する割に公平ではありません。なんの為の報道か分かりません!誰か教えてください!

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男性フィギュア良かったですね

Feb 19, 2010 by toshiaki |
いやー、今日の男性フィギュア良かったですね。銅メダルの高橋選手の4回転ジャンプにかける姿勢はカッコいいです。例え失敗してもやるという姿勢は立派です。のるかそるかというよりも、あらゆる努力の果てに、運を天に任せる潔さ!こうありたいですね(笑)。
そうそう織田選手の最期まで演技を全うした姿勢もカッコ良かったです。日々の厳しい鍛練が現れましたね。自己もしっかり鍛えられているのですね。
若い方がこんなにも頑張っているのを見ると、つい目頭が熱くなります。自分の子どもと同じくらいの歳ですから、つい見ていても感情を移入してしまいます。
あとスノボーの国母選手のお父さん偉いですね。いつまでも親は親です。まさに吉田松陰の「親思う心より親心」です。国母選手も良い経験だったと思います。先々の成長が期待できそうです。なんたってあのお父さんの子どもですからね(笑)。

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エマニエル・ルジェのヴォーヌ・ロマネ

Feb 18, 2010 by toshiaki |
エマニエル・ルジェのヴォーヌ・ロマネ1996年スゴかったです!
お客様のところで残りをテイスティングさせて頂いたのですが、神がいましたね(笑)。
血のようなミネラル、複雑で豊かなチェリーやベリーのコンポートのような果実味、さまざまの花などの植物が混じり合ったリキュールのような香りが溢れます。香りのボリュームが凄まじい!
やはりアンリ・ジャイエから流れる血統は受け継がれてますね。

うーん。

ヴォーヌ・ロマネのジェネリッククラスでこのレベルですから、卓越したドメーヌと高く評価される訳です。

じつはエマニエル・ルジェが作るエシェゾーを受注輸入で頼んでいます(笑)。早くこないかなぁ。楽しみです。
もちろんケチな私が仕入れますから、相場の半値以下です(笑)。
それでも3万円を切る程度です。
やっぱり高いですかね?!

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オリンピック盛り上がってますね。

Feb 17, 2010 by toshiaki |
メダルラッシュは、はなから望んでませんけれども、全力を尽くした選手を見ると心動かされます。一日も休むことなく精進したひたむきな努力には、どんな結果であれ拍手を送りたくなりますね(笑)。競技が終り極度の緊張から解放された瞬間、そしてジャッジが下される瞬間。思った以上か以下か?落胆する選手、狂喜する選手、結果は非情にも様々です。
ナポレオンが言っていました。『シャンパンは勝利にこそふさわしく、敗北にこそ必要だ!』

うーん。

いずれにせよその瞬間はすぐ過去になり、平等に明日が来るということですか?
引きずることなく、ケジメをつける意味が乾杯にあるのでしょう。
ただ経験したことはすべて後になって役立つことが救いかもしれませんね。

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練馬大根最中と大根饅頭

Feb 16, 2010 by toshiaki |
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面白いもの頂いちゃいました。
お客様からのいただきものなんですが『練馬大根最中と大根饅頭』の詰め合わせです!
いやー初めて知りました。昔からある銘菓ですかね?中華料理にあるダイコン餅は大好物ですし、大根おろしだけで蕎麦を食べたりするのが大好きですから、大根最中と饅頭には期待が高まります(笑)。家内も三浦大根のアペラシオンをこよなく愛する大根好きです。
いったいどんな味がするのでしょうね(笑)楽しみです。

ところで、まだ練馬で大根作ってるんですかね?
謎に包まれたお菓子です。

中を開けるとビックリ!最中が大根の形です。こりゃカワイイ!
饅頭は包装紙が大根を上手く演出してます。
味わいは大根の味はしませんでした(笑)。まあ、よく考えれば当たり前ですか(笑)。大根とアンコはミスマッチですよね。
見た目はカワイイですよ(笑)。
K様どうもありがとうございました。

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ヴィーニャ・サマランカ2005年

Feb 15, 2010 by toshiaki |
ヴィーニャ・サマランカ2005年スゴく美味しくなりました!
スペイン、カスティーリャ・イ・レオンの赤ワインです。格付けはヴィーノ・デ・ラ・ティアラとテーブルワインの格ですから、いわゆる銘醸ワインではありません。と言っても、早飲みの安ワインではなく、しっかりした緻密な造りのワインです。
それでも味わいが開くまで5年かかりました。

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うーん。
味わいはイチゴ!
それもコンポートやジャムのような濃密なイチゴです。はっきりした明瞭感がありながら、濃密さが重苦しさとならないエレガントさも併せ持っています。やはりそれなりにつくられたワインですから、5年くらいの時間は必要なのですね。ただ5年の時間が長く感じないほどの良さがあります。あと5年たって枯れてゆく様を見てみたい気になります。
近年ワインがどんどん早飲みになる傾向があり、このワインも同じだと思います。ただスペイン人の早飲みの時間感覚は我々とは違うようです。こんな早飲みのワインはもっと歓迎されるべきです!
一度目のピークです(笑)。数があまりありませんから、お早めに!

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リンカーン・エステートのシラーズ

Feb 14, 2010 by toshiaki |
リンカーン・エステートのシラーズが入荷しました。
あのオーストラリアのスーパーコストパフォーマンスワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンを当店では扱っており、その良さは皆さん周知のことと思います。アルコール分が異常な位高くて、果汁密度も濃いワインです(笑)。ただ酸がしっかりあり、割にアルコールっぽさが感じられず、抜栓後のもちの良さがあります。これこそ安くて美味しいオーストラリアワインの決定版だと高く評価しています。
ただ品質の割に安いので、生産者が価格を上げてしまうかも知れないと危惧していました。ですからヒッソリと売るしかないと思っていました。安くて美味しいワインはすぐに無くなったり、値段が上がることが常ですから(笑)。また有名になると品質が低下したりします。?

こんな折、カベルネだけではなくシラーズも日本に輸出されました。価格も同じですから、しばらくは安定して供給されそうです。
やったぁ!
このシラーズはかなり高いレベルなのです。ありがちな残糖感がありませんから、飲み飽きしないスタイルです。
今のうちに一生懸命売るしかない!
こんな訳でリンカーン・エステートのファンの方、カベルネ同様シラーズもご愛顧のほどよろしくお願い申上げます。
基本的にオーストラリアではカベルネよりシラーズの方が栽培に向いていますから、期待は裏切りません!

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ジロラートの2005年

Feb 14, 2010 by toshiaki |
ふふふ。
見つけました。

なにがって?

ジロラートの2005年です!

あのシャトー・モン・ペラで有名なデスパーニュさんがつくる最上級銘柄です。新樽の中に選りすぐったブドウ粒を投入して、回転させながら発酵させ、その後また新たな新樽で熟成させるという常軌を逸脱したモンスターワインです。たしか2001年にファーストリリースされてからボルドーのカルトワイン(ガレージワインですね。)になりました(笑)。高いことは高いのですが、コストを考えると安いワインです。デスパーニュさんもジロラート単体だと赤字だと言ってましたね。

実はあるインポーターさんの受注輸入のリストで見つけました。もちろん海外在庫ですし、数も少なかったので確保することは難しいと思っていましたが、12本だけ確保できました(笑)!
やったぁ!
デスパーニュファンの私からしますと、彼の年齢を考えても2005年のようなビッグヴィンテージに、デスパーニュさんが巡り逢うことはもうないはずです。実際にもう引退しているか、引退間際です。

4月の入荷が楽しみです(笑)。

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ブドウの樹も今は我慢のしどころ?

Feb 13, 2010 by toshiaki |
昨日、今日と寒いですね。昼間オートバイに乗る気がしません(笑)。

ブドウの樹も今は我慢のしどころなんでしょうか?このあと3月になれば芽吹きますが、それまではしっかりと休眠するようにDNAに刻まれている訳です。単純に実をならす植物ですから、休眠期間が必要なんですかね?ちゃんと一年サイクルで繰り返しますから、不思議です。我々の季節感と同じです。しかも手入れと剪定を上手くすれば100年以上生きますから、スゴい!まるで人間と一緒です。ちなみに剪定せずに生やし放題にして、とことん限界までブドウを大量に成らすと、10年もたないで枯れてしまうそうです。人間も無理し過ぎると寿命が短くなりますから同じですね。
すべての生き物に共通する法則のような気がします。
我が身の不摂生を反省しなければいけません。やはり出来ればまっとうしたいですよね(笑)。

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シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年

Feb 10, 2010 by toshiaki |
シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年凄かったですね。
抜栓して1週間たってから飲むと、隠れていた酸が現れていました。リンゴやレモンの鮮烈な酸がぎっしりでした。ワイン自体のポテンシャルは凄まじいレベルです。

うーん。

でもこのワインの本当の凄さはエレガントなところだと思います。貴腐ワインは濃縮に濃縮を重ねてできますから、基本的なエキス分はとんでもないレベルになります。そうなると液体自体が密度を増し、トロミが強くなり、重さが先行しがちです。でもフェルのワインにはそれがありません。サラッとして口中に当たるものがありません。ワイン自体の主張が目立たないのです。めちゃめちゃ品が良いのです。
やはりガストロミーの本場、宮廷文化の中心ロワールの神髄だと納得させられます。
力はあるのですが、力づくではありません。料理とのマリアージュが前提のワインと言えます。

ニューワールドにはない部分です。

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マスキュー改造計画

Feb 09, 2010 by toshiaki |
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着々進行中です。
なにがって?
マスキュー改造計画です(笑)。

セラーの前は完了しましたから、こんどは冷蔵庫脇です。前回購入した集成材の木箱の残りを使い棚作りです。今回は半分に切ったブロックを台にして若干高さを持たせました。床に平置きしますと、どうしても一番下が見にくくなります。レンガでは高さが足りませんので、ブロックにしました。ブロックペンキで色を塗ったほうが良いですかね?塗るとしたらちょっと濃いめの茶色ですか?
皆さんどう思われますか?

こんどは店入口中央の飾り棚に触手を伸ばす予定です(笑)。

ちなみに営繕部長は家内で、私はパシリとして活躍しております。

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『タウザ』での試飲会にご参加いただきありがとうございました

Feb 09, 2010 by toshiaki |
昨日は『タウザ』での試飲会にご参加いただきどうもありがとうございました。

やはりある程度の人数でテイスティングすると楽しいですし、勉強になります。

今回はちょっと盛り沢山過ぎて、焦点がぼやけてしまいました。テイスティングの数もジュースを含め10本と、ちょっと多すぎたかも知れません。
反省、反省です。

もっとテーマを具体的に産地だけ絞ってるのも良いですし、品種に絞っても良いですね。でもそうなると毎月一度やっても一年じゃ終わらないかもしれませんね(笑)。
私の話の種も尽きちゃいますかね(笑)?

目茶苦茶マニアックな香りの分離なんかやったら真剣になりますから、楽しくないかも知れませんし。
うーん。
難しいです。

話はワイン会に戻りますが、やはりシャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年はインパクトありましたね。例の貴腐ワインです。皆さん感動していただきましたか?マネージャーの金田君が蜂蜜をブルーチーズにかけて出す、ナイスフォローがありました。即死者が出なくて良かったです(笑)。
参加者は皆さんプロのお酒飲み(笑)ですから、あの位インパクトがないと怒られると思いまして…。反則技を織り込んだテイスティングとなりました。お許しを!

昨日は本当にありがとうございました。

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今日は関内のバー『タウザ』で試飲会です。

Feb 07, 2010 by toshiaki |
今日は関内のバー『タウザ』で試飲会です。

さっきまで資料を作っていました。相変わらず間際までアタフタする癖は直りませんね(笑)。結構盛り沢山の資料になってしまいました。B5で6枚です。これは2~3時間で説明できませんね(笑)。まあ、テイスティングしながら部分部分で目を通してもらえれば良いですか。勉強会じゃありませんからね。楽しく飲みながら話の種になれば良いですね。

自分が話たいことを整理することは、問題点や重要点を明確にする作業ですから、ついついあれもこれもとなってしまいます。それだけでも勉強になりました。また以外と忘れていたり、知らなかったことがあったりしますから、試飲会やワイン会の講師をすることは勉強になります。

毎年ヴィンテージが変わるように知識や常識も微妙に変化しているようです。常にアンテナを張っていないとダメですね。

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明日、ワイン会です

Feb 07, 2010 by toshiaki |
さあ、明日は関内の『タウザ』で試飲会です。

私はご存じのようにもともとは酒屋なのですが、タウザに関わって10年たちます。その関係でソムリエの資格も取らせていただきました。ソムリエはサービスマンであり、酒屋とは職種が違うのですが。私は日本で生活しワインを生業としています。そうするとヨーロッパでワイン生産者になる訳ではありませんから、日本で経験できることはすべて携わる必要があると考えて資格を取りました。ワインは家でもレストランでも消費されますから、すくなくとも消費のシーンには携わることが必要です。どんな人がどのようにワインを飲むか知ることがとても重要だと考えました。

すくなくとも日本国内のワイン流通、消費は日本にいるほうが勉強できます(笑)。ちょっと屁理屈のようですが、これが私の生きる道なのです(笑)。そんな訳で明日は資格だけのソムリエとして活躍させていただきます。お許しを!

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人のハードワークによって貴腐ワインはできます

Feb 05, 2010 by toshiaki |
いやー、良かったです!
シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年375ml再入荷しました(笑)。
試飲会で大好評いただいたロワールの貴腐ワインです。
やっぱり本物の貴腐ワインは飲み手を選びません。試飲会では皆さん感激してくださいました。

ちょうどテレビで見たのですが人間の甘さに対する欲求は何百万年にもさかのぼる古いものらしいです。DNAに刻み込まれているのですね。

このワインはもちろんとっても甘いのですが、糖分以外の酸やグリセリンなどが多量に溶け込んでいますから飲み飽きしません。
砂糖菓子のようなベタとした後口ではなく、果実の香りがすーっと引くように、しかも長い余韻となっていつまでも口の中に残ります。
美しいのです。
貴腐ワインこそ甘美の世界遺産だと考えている私は変でしょうか(笑)?

ただし、現実には甘いだけの貴腐ワインもどきがかなり流通してますからご注意を!

ワインを凍らしたり、単に畑に放っぽらかしたり、機械的に濃縮したり、甘いだけのワインをつくることは容易です。
限られた畑で天候の奇跡に恵まれた時にのみ、人のハードワークによって貴腐ワインはできます。ですからあまりにも安い貴腐ワインには手を出さない方が賢明だと思います。

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カルチェロ

Feb 05, 2010 by toshiaki |
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カルチェロなかなか良いです。
スペイン、フミーリアのワインです。
モナストレルの比率は40%ですが、モナストレルの良さがとても良く出ています。本来モナストレルは何十年も熟成が可能な長期熟成向きの品種です。また独特の風味があるため単一でワインになることが多いです。とはいえ早飲みに造ってしまえば経済効率は良いですから、薄く造って製品化されることもありますが、薄く造ると台無しになる気難しい品種でもあります。
ちょっとややこしくなりましたが、要は濃くて旨いのですが、旨くなるまでに時間がかかる品種なのです。

モナストレルはフランスでムールヴェドルとよばれバンドールの主要品種として有名です。どちらも私は好きですが、バンドールの滑らかなフローラルさとフミーリアの飲み応えがある特徴は拮抗してますね。ただ寿命はフミーリアに軍配が上がりますか、フローラルさはバンドールですか。
まあ、いずれにせよ大好きなワインなのです(笑)。
カルチェロは他の品種とアッサンブラージュすることでモナストレルの良さを表現した新しいスタイルです。そこには低収量と畑でのハードワークが欠かせませんが、恐らくミクロ・オキシダシオンなどの新技術も導入されていると思います。

それにしても良く出来ています!

ラベルもカッコいい(笑)!

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今日は節分ですね。

Feb 04, 2010 by toshiaki |
鶴見の総持寺では横綱白鵬関がきたようです。白鵬関の投げる豆だったら当たっても悪くないですね(笑)。
かたや一方の横綱は豆撒きを辞退したそうです。確かに横綱ですから強くなくてはなりませんが、伴った品格がなくてはさびしいですよね。単なる勝った負けただけのスポーツだったら国技とはなりませんよね。相撲は神事に繋がる日本人のDNAでもありますから、それを捨てることになります。だから文部科学省認可の財団法人なのです。まあ、相撲協会がそれを捨てて興行収益のみを追求する会社になりたいのなら、それはそれで判断ですからしょうがありませんね。相撲には守るべき祈りがあると思うのですが。
だって『おすもうさん』なのですから。

ところで、コンビニで役所が発行する住民票を代行発行するサービスができそうです。これは便利です!休日も夜間も住民票をとれることになりそうです。
便利さに拍車がかかります。時代のニーズにあった英断だと思います。ますますコンビニが公共性を増します。そうなると余計あのエロ本どーにかして欲しいものです。
だって銀行や役所の待合のソファーにはエロ本置いて無いじゃありませんか(笑)。銀行のソファーにエロ本があったら信用問題になりますし、当然顧客からはヒンシュクを買います。
それってエロ本が公共性がないからです。

コンビニが便利になるのは嬉しいのですが、それに伴う責任も果たしていただきたいものです。
だってコンビニのエロ本が恥ずかしくて困る自由(恥じらい)が無くなったら、人間としての尊厳に関わります。
我々の次の世代は(恥じらい)が無くなる恐れがあります。
私は子ども達が、相撲協会みたいに品格を失ったら嫌です!

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一月も終わっちゃいましたね。

Feb 02, 2010 by toshiaki |
この調子で今年もあっと言う間に終わりそうです(笑)。良く歳をとると時間の流れが早くなると言われますが、実際時間の速さは同じですから、気にするかしないかだけのことなんですかね。ちなみに私は今激流の速さです(笑)。
でも熟成を期待してワインセラーにあるワインを眺めると、まだかまだかと時間が長く感じられますから、妙な話です(笑)。勝手に早かったり遅かったりしますから、始末が悪いですね(笑)。まあ、早く感じているうちが華ですかね?

職業柄ワインの寿命をあれこれ考えることが良くあります。この前の試飲会で飲んだシャトー・ド・フェルのボンヌゾーなど20年30年後に思いを馳せました。あんなワインに出合うと冥利につきますが、冷静に考えると20年30年後自分がどうなっているのか?ひょっとしたらもうこの世にいないかも?病気でもうワインが飲めなくなっているかも?こりゃまんざら有り得る話です。
うーん。
飲めるうちに飲むべし!あまり先のことばかり気にすると、美味しいワインを飲み損ないそうです。私の場合、その方が人生に悔いを残しそうです(笑)。

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シャトー・ド・フェル - ボンヌゾー2005年

Feb 02, 2010 by toshiaki |
やはり貴腐ワインは美味しいですね。シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年良かったですね。

でも土曜日の試飲会の折はまさか売れ切れるとは思いませんでした。世界的にもそうですが日本でも、甘いワインが敬遠される傾向がここ20年ほど続いています。甘さイコール肥満の方程式が席巻しています。私が子どもの頃からそれ以前、味覚としての甘さは、豊かさの象徴であり憧れでした。あの頃アメリカ製の大きな板チョコを驚愕のまなざしで見ましたね(笑)。断っておきますが戦後のギブ・ミー・チョコレートの世代ではありません(笑)。40年位前の話です。

スイマセン話が脱線しました。

試飲会で皆さんに飲んでいただいたボンヌゾー美味しかったですね。私も久し振りに貴腐ワインを飲みましたが、感動しました。
甘露さはたまりませんね。でも明瞭なマンダリン・オレンジの果実味が芯となっているから、美味しく感じたのですね。糖分だけの甘い味わいだけでしたら飽きます。
あれだけ甘さがあるのに後口がべたつかないのが凄いです。食べ物とマリアージュしますし、ワインそれだけで楽しむこともできます。
アルコールに糖分や果実エキスなどを加えてつくったリキュールではこうはいきません。どうしても作り物っぽくなってしまいます。
貴腐ワインの偉大さを実感しました。

ところであのボンヌゾーまた再注文しようと思ってます。インポーターさんにまだ在庫があれば入荷しますので、入荷次第お知らせいたしますので。お楽しみに(笑)。

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