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Written on 2010 11

やはりラファージュさんです!

Nov 30, 2010 by toshiaki |
シャトー・サン‐ロックの赤、凄かったです。
スタンダード・キュヴェのサン‐ロック2009年は抜栓後まる3日すると、シラー特有のベリーの香りが全開です。抜栓直後のくぐもった感じが嘘のようです。ローヌのシラーでもなかなか到達しないレベルです。雑味がなく隠すものがないクリアネスがあります。かなり手をかけて栽培、醸造しています。安直な早飲みの赤ワインではありません!
うーん。
どうやらシラーの果実味を明瞭に表すことが目標のようです。たっぷり熟成に時間をかけないで、あの赤や黒のベリーの香りを表したいようです。
チャレンジです!
いままで誰も成した生産者はいないのでは?ましてやルーションはグルナッシュが優位ですから、尚更です。シラーをセパージュに加えることで、全体に芯が通りワインには深みが加わります。南フランスでは基本的な概念だと思いますが、明瞭さと飲み易さを兼ね備えたシラーとなると…。
まだまだ抜栓直後から全開にはなりませんが、楽しみです(笑)。
頑張れラファージュ!

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気になること

Nov 30, 2010 by akiko |
先日の 試飲会、たくさんのご参加 ありがとうございました。
JMラファージュ氏の CHサン・ロック、どれも 美味しかったですね。私自身もびっくり。
やはり 時間をかけて じっくり飲むタイプのワインなのでしょう、特に赤は・・・。

ところで いま ローマ時代のお料理について書いた本を読んでいます。
図書館の料理本コーナーで見つけました。 
その レシピを読んでいると、
ワイン、甘口ワイン、ブドウの搾り汁 という 3つが 頻繁に出てきます。
煮たり焼いたりするときに使う・臭みを取るために使う・甘みづけに使う というのが 主な用途です。
飲むためだけでなく 料理でも重要な役割があったんですね。
ただ 品種や産地には あまり 記述がないのです。
作者とされる人物(アピキウス・・・だったっけ?)は 書き残していないのでしょうか。

気になります。

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柿の熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?

Nov 29, 2010 by toshiaki |
昨日は中学生からの友達A君から電話がありました。

A君、『どうもどうも、ご無沙汰。庭で柿もいだんだけど、食べる?』

私曰く『それはそれは、ありがとう。遠慮なくいただきます(笑)。』

古くからの友達ですから話が早い(笑)。
そんな訳で思わぬいただきものをしちゃいました。

私、柿が好きなのです。あの熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?あの甘さに郷愁を覚えてしまいます。
熟した柿はタンニンも熟してこそ旨いです。どうやら柿も葡萄同様に、先に果肉部分が完熟してから何日かしたのちタンニンが熟すと思いませんか?見た目美味しそうでも、渋かったりします。ちょっと果肉が柔らかくなり、握ると潰れそうなくらいだと、確実に甘く美味しい場合が多い気がします。過熟の状態です。

私の思い込みですかね?

葡萄と柿は違いますか?

でも販売するには果肉があまりにも柔らかいと、適さないかもしれません。そうすると店頭で売っている柿は品種改良を重ねた労作に違いありません!調べてみなくては!

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試飲会レポート

Nov 29, 2010 by toshiaki |
昨日はお忙しいところご来店いただきありがとうございました。

まず最初のサン‐ロック白 2009年です。あのラファージュさんの新ドメーヌです。始めは氷で10分ほど冷やしました。
『飲みやすいね。でも南フランスっぽくないですね。』
『軽くてガンガンいけそう(笑)。』
でもしばらく経って温度が上がると…。
『あれ?軽いけど軽くない?』
『飲みやすいけど、軽くないよね?重い訳じゃないんだけど…』
私曰く『そーなんです。実はかなり酸があります。ですから基本的には緻密なワインです。ただ温度が低いと隠れてしまいます。ですからワインの数が多い試飲会で、冷やして供出されると素通りしてしまいます(笑)。』
『梨やポワレみたいな香り!こりゃ南フランスっぽくないね(笑)。ブラインドでやったら北のワインって答えちゃうね(笑)。』
『そうそうロワールとか』
私曰く『このワイン収穫して瓶詰は年内の12月にしてしまいます。途中空気に触れないようかなり配慮されるようです。全く酸化しないでフレッシュなまま瓶詰することを考えたようです。ですから抜栓後時間の経過とともにだんだん重くなって行きます(笑)。新たな試みです。』
『よく白ワインはスキンコンタクトを長くしたり、シュール・リーしたり、長く果皮と接触させて厚みをだす方法が一般的だと聞きますが、このワインは発想が真逆なんですね?』
私曰く『そのようです。果実の濃さと良さに自信があるのでしょうね。』
さすがラファージュ!

そしてつぎのロゼです。
『甘くて美味しい(笑)!でも甘ったるくない上品な味。』
『口当たりは軽いけど、口の中で広がるね。』
『香りは赤ワインだけど、舌ざわりは白ワインじゃない?』
私曰く『そーなんです。シラーの強いタンニンを除いて、果実味だけを抽出したみたいな味です(笑)。こんな味わいは経験したことがありません。最初に口の中に広がる甘さはグリセリンでそのあと舌の脇から感じる甘酸っぱさは酸からくる甘さです。構成がしっかりしてます。』
『柔らかくて、優しくて、ベリーの果実が綺麗ですよね。でもしっかりしてるから料理に幅広く合いそうですね。』
『こりゃ旨い!』
『シラーのイメージが変わりました(笑)。』
ちなみに今回の試飲会のトップセラーとなりました。

そして赤です。まずはサン‐ロックのスタンダードキュヴェです。
『濃くて美味しい!』
『うーん。シラー独特の荒さがない!』
私曰く『この赤も白、ロゼ同様にフレッシュネスを生かした造りをしています。収穫の翌1月に瓶詰しており、木樽などは一切使いません。でも果実の良さと強さが勝り、まだ閉じています(笑)。12時に抜栓しておきましたが、なかなか開きませんね。』
ベリーのらしい香りが出たのは、7時頃になってからでした。しかも12時にグラスに注いでおいたワインです。デキャンターしておいても7時間かかりました。スタンダードクラスでこのパワーは出色です。ミクロ・オキシダシオンしてないんですかね?

さてサン‐ロックの上級キュヴェ『シメール』2008年赤です。
『うわっ!すんごい!』
『これは凄い。全てが圧倒的ですね。底知れないね。』
私曰く『このワイン、新樽発酵や木樽熟成していますが、樽の風味がほとんどしません。それを覆い隠すタンニンや密度があります。』
『たしかに樽香がしない!相当なモンだね(笑)。でも果実味は凄いけどハッキリしないよね。まだまだ時間がかかりそうだね。』
『奥になんか居そう(笑)。』
『これってセパージュは何ですか?シラーのようでそうではない(笑)?』
私曰く『樹齢100年ほどのグルナッシュ・ノアールがメインで、あとはシラーが30%それとカリニャンですか。クラシックなスタイルです。ドメーヌ・ラファージュのキュヴェ・レアやニコラよりも閉じた感じがしますから、酸ののりがサン‐ロックの方が良いのかもしれません。ドメーヌ・ラファージュより内陸部に20kmほど入りますから、その分標高も高くなり寒暖差が増すことが影響してるようです。』
『それがテロワールの影響なんですか?』
私曰く『そうとしか理解できません。それとサン‐ロックは地球環境に配慮した農法で認定をとったようです。詳しくはまだ解りませんが、葡萄だけではなく様々な植物を植えて生態系に配慮した自給自足が出来るような、循環農法のようです。』
『昔の農村のスタイルですね。今、フランス政府はそんな農業に補助金を出してるようですよ。』
さすが事情通のIさん。

ラファージュさんの意図がちょっと伺えたような気がしました(笑)。

さて最期はボルドー蔵出しのオールド・ヴィンテージです。
シャトー・ギヨン・ナルドー1996年 赤 コート・ド・フラン
『切れがあって伸びやかだね。でもボルドーらしくない?やっぱりアペラシオンの特徴かな?』
『これってセパージュはなんですか?』
私曰く『メルロが80%であとカベルネとフランが10%ずつです。メルロがボルドーらしいプラムの味わいじゃなく、ベリーの香りがします。ベルジュラックに近い感じです。』
『あー、ベルジュラックに近いもんね。』
伸びやかで鋭角的ではありますが、広がりのある美しさはあまり経験したことのない味わいですね。
好みの別れるところかもしれません。ただこのワインに合う料理とならば、きっと好きになるはず。

そしてメドックのブルジョワ級シャトー・ラ・ヴァリエール1995年です。
『革やら土やら古酒のニュアンスが凄いね。こりゃチーズを食べながら飲みたいね。』
『ボリューム感もかなりあるね。やっぱり1995年って良い年なんだ。』
私曰く『さっきのナルドーは樽熟成の後大きなタンクでずっと熟成させたものを瓶詰出荷していますが、このヴァリエールは樽熟成後に瓶詰してそのままセラーで熟成していました。このため瓶内熟成が長いヴァリエールは、革や土といった還元臭がでます。』
『でもこのワイン若さがまだまだあるみたい。だんだん香りが開いてくるよ。』
『落ち着いてくると、強さが出てくる。じつはかなりのフルボディーのワインなんだ!』
『こりゃかなりのもんだ(笑)。王道をいってるね。』
ボルドー好きはやはりヴァリエールに心奪われるようです(笑)。

昨日はどうもありがとうございました。

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さあ、明日は試飲会です。

Nov 26, 2010 by toshiaki |
天気は大丈夫ですかね?

あとラファージュさんの新ドメーヌ、ドメーヌ・サン‐ロックの初登場です。ちょっと緊張しますね(笑)。
私曰く『サン‐ロックの赤、凄くイイんだけど、開けてすぐだと解りにくいよね。デキャンターしちゃおうか』
家内曰く『そーだよね。でも、デビューいきなりデキャンターっていうのもなんだよね。だったら半分デキャンターして、半分はそのままってどう?』
私曰く『全部デキャンターしたのと変わらないんじゃない(笑)?でも、あれだけの密度感はチビチビ注いでたら当日は出ないしな。じゃあそうしよっか!』
サン‐ロックの赤は最初エレガントなので、凄さに気がつきません(笑)。3日目くらいに香りが吹き出るとんでもない代物なのです。しかも木樽は使ってませんから、想像外のワインなのです。
恐るべきスタンダードワインです。
明日皆さんの感想が楽しみです。

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コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ2002

Nov 26, 2010 by akiko |
一昨日、昨日と クロズリー・デ・アリジエールのコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ02を 飲んでいました。
これが また 美味しい。価格もやさしくて すっごく 嬉しいワイン。
可愛らしい果実の旨み イチゴやすぐりに 熟成の風味が うまく 絡み合っています。
昨日なんて、(やや 細身かな~と 思うものの)腐葉土や枯葉、皮革のニュアンスが 出てきていて
まさにまさに 私の好みに的中でした。うん、やっぱり 熟成したワインはいいな。

ところで ワインの産地って 飲んだだけで判りますか?
情けないことに わたしはまったく 自信がない。
日ごろから 注意深くワインを飲んでいれば 格段に違うのかもしれませんが、
美味しいことのほうに 夢中になってしまって だめだめです。

それでも 何かの拍子に ぴぴぴっと 繋がることがあるんですよね。
ばらばらだったピースが揃ったり。・・・そういう時 誰かに説明するのがなかなか難しいのですが。

昨日の コート・ド・ボーヌV2002が まさに それで、
ボーヌの味わいが ぴたっと 頭に固定できたって感じています。

明日は 試飲会です。残念ながら このコート・ド・ボーヌは 試飲ワインではありませんが・・・。
ご来店 お待ちしております。
 

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ドモアゼル・クレア

Nov 25, 2010 by toshiaki |
足りなくなりそうです。
ドメーヌ・カザバンの『ドモアゼル・クレア』です。
南フランス、ミネルヴァのとなりのカバルデスというあまり馴染みのないアペラシオンのワインです。

セパージュもシラー60%、メルロ40%とかなり変わっています。

まだまだ将来性はあると思いますが、角の無いタンニンと構成が素晴らしいのです。もちろんボリューム感やグリセリンの甘さも圧倒的なのですが、有りがちな甘いだけのワインではありません。
品があるのです。

南フランスのワインではあまり経験したことのないスタイルです。不思議です(笑)。セパージュが作用しているのか?アペラシオンのせいか?それとも作り手か?

うーん。

なんででしょうか?妄想癖がうずうずします(笑)。

他の生産者のカバルデスのワインも飲んでみたいですね。

はっきりしているのは、近いうち在庫が無くなることです(残念!)。

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だからメメント・ネグロが人気ある

Nov 25, 2010 by toshiaki |
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メメント・ネグロ2006年やはり人気ありますね(笑)。

ラファージュさんがプロデュースしたスペイン・プリオラートの赤ワインです。

プリオラートのワインってやはり特別ですよね。自然な濃さ、酸の濃さがあります。良く比べられるリベラデル・デュエロはたしかに品の良いエレガントさがありますが、プリオラートのワインは力強さとエレガントさの両方があります。

でもあまり、あれやこれやと手を加えると個性を失うような気がします。明瞭さと飲み易さだけを追求すると、逆にグローバルな有りがちなワインになってしまいます。

このワインはそうなるギリギリのところで踏み止まっているような気がします。

うーん。

飲みやすくて、美味しいワインはたしかに良いワインに違いないですが、少なくともそれに個性が必要です。比類ないような個性があってこそ、飲み手の心が動きます。

だからメメント・ネグロが人気あるんですね(笑)。マスキューのお客様は目が高い!

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11月27日マスキュー店内試飲会

Nov 24, 2010 by toshiaki |
今週の土曜日11月27日マスキュー店内試飲会をおこないます。
時間はいつも通り14時から20時30分まで。お手すきの時間にお越しくださいませ。

一ヶ月あっという間です(笑)。今月は月初から新酒に追いまくられ、気がついたらもう試飲会です。気がついたら新年になっているかも(笑)。

まずはドメーヌ・ラファージュの新たなドメーヌ、ドメーヌ・サン‐ロックをご紹介いたします。この新たに取得したドメーヌ・サン‐ロックはルーションのモーリー村にあります。ドメーヌ・ラファージュがあるペルピニャンから内陸に20kmほど入った高地にあります。古樹が多く起伏に富んだ地形から面白いワインができるようです。またサステナブル農法という環境保護農法で新たなチャレンジをしています。2007年取得ですから、まだ試行錯誤がありますが。ラファージュ教の教祖を自認する私としましては、扱わない訳にはまいりません(笑)。
とりあえず飲んでみましょう。

〇サン‐ロック 白 2009年 コート・ デュ・ルーション1680円税込み
樹齢70年のグルナッシュ・ブラン80%とマルサンヌ20%からつくられます。低温で発酵後、木樽を使わず12月には瓶詰します。ありがちな重ったるさがないエレガントなワイン。バランスも良いのです。

〇サン‐ロック ロゼ 2009年 コート・デュ・ルーション1680円税込み
シラー80%、グルナッシュ・ノアール20%でつくられてます。カリフォルニアのブラッシュワインの直接圧搾法で美しいピンク色になってます。シラーの果実味がタンニンなしに味わえます(笑)。シラーの一面を美しく見せてくれます。

●サン‐ロック 赤 2009年 コート・デュ・ルーション1680円税込み
樹齢30年のシラー60%、樹齢80~100年のグルナッシュ・ノアール40%からつくられます。これ聞いただけでワクワクします(笑)。赤ワインとしては比較的低温で発酵したのち、翌年1月に瓶詰します。
パワーあり過ぎなエレガントさ?
当日デキャンターするかもしれません。

●『シメール』 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ 2008年 赤 シャトー・サン‐ロック 2145円税込み
樹齢100年のグルナッシュ・ノアール 60%、シラー30%、カリニャン10%でつくられ、平均50年以上の樹齢だそうです。
超低収量、発酵前に5℃で15日間のコールドマセラシオン、500Lの新樽で4週間の発酵後、新樽60%、1年使用樽40%で熟成します。
味わいは超ド級!
これもデキャンターしたほうが良いかも。

そして新入荷のボルドー・オールド・ヴィンテージです。

●シャトー・ギヨン・ナルドー1996年 フランス ボルドー コート・ド・フラン 1485円税込み
ボルドー、コート・ド・カスティヨンの隣、ベルジュラックに一番近いアペラシオンです。木樽熟成後アッサンブラージュしてタンクで貯蔵熟成したワインです。
熟成した硬質のタンニンは素晴らしいの一語!じっくり楽しめますぞ!

●シャトー・ラ・ヴァリエール1995年 ボルドー・メドック クリュ・ブルジョア
1980円税込み
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%のセパージュ。じつに柔らかで奥深い。やはり熟成のなせる技。
じつに旨い!
もちろん蔵出しです。

皆様のお越しお待ち申し上げます。

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アップル・ツリー・フラット メルロ 2008年

Nov 23, 2010 by toshiaki |
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相変わらず美味しいですね(笑)。

アップル・ツリー・フラット メルロ 2008年です。オーストラリアのローガンさんがつくる果実爆弾です(笑)。

じつは先日あるお客様から『パーティーやるんで1000円くらいのワインを20本くらい欲しいから。』とご注文いただきました。マスキューの得意な価格帯です(笑)。後日お電話いただきまして、特にアップル・ツリー・フラットをお褒めいただきました。

『どれも旨かったけど、あのオーストラリアのアップル・ツリーは凄く良くて、あっという間になくなっちゃったよ(笑)昔懐かしいアンズの駄菓子を思い出しちゃったよ(笑)。』

私曰く『そーでしょう。そーでしょう(笑)。濃くて明瞭ですから、あのワインは目立ちます。』

そうなんです。「濃くて明瞭!杏の爆弾!」

オーストラリアのワインはどちらかというと「濃くてタップリでも緩い(笑)」、ワインが多いのですが。

やはり高地の冷涼さがアドバンテージになっています。

コストパフォーマンスの高さは際だってます。

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ラクリムス・ローブレ 2008年 じつに旨くなりました

Nov 21, 2010 by toshiaki |
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ラクリムス・ローブレ 2008年 じつに旨くなりました。

テンプラニーリョ100%で造られているスペイン リオハの赤ワインです。

プラムの鮮烈で明瞭な果実味が圧倒的!しかもジャムのような凝縮感があります。それでいてタイト。熟しきった小粒の杏のよう。これほどはっきりした味わいのテンプラニーリョは経験したことがありません。

たしかに入荷直後は厚みがあり、コストパフォーマンスの高さは目立っていましたが。

これほどだとは…。初めて飲んだ時感じた樽香は全く感じられず、果実味が圧倒的に押し寄せます。

うーん。

絶句しました。

生産者のヴァル・サンソにはルエダの『ヴェルデホ』であっと言わされましたが、リオハのテンプラニーリョでまたしてもやられました(笑)。
恐るべしヴァル・サンソ!

初めて飲んだ時はまだボトルショックが抜けていなかったのですね。

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2010年カンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ

Nov 21, 2010 by toshiaki |
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いやー。

やはりカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォはさすがでした!

今日で開けてからまる二日経ちましたが、詰まり方が違います。ちゃんと詰まっているワインは抜栓後の持ちが良いのですが、まさにそれ。まだまだ中から出てくる感じがあります。チャラくありません(笑)。

でもペットボトルのボジョレー・ヌーヴォの方は、もう十分力を出した感じですね。まあ、この出来でしたら合格です。

こうして、実際の良し悪しが確認出来て、ホッとすることができます。ボジョレー・ヌーヴォの場合は、皆さんに売る前に試飲できませんから、この点神経が擦り減ります(笑)。通常売るワインはほとんど販売前に二、三日かけて飲みますから、自信をもって売れます。

ボジョレー・ヌーヴォはお祭りですから、味わいがどうこうしない側面があります。でも、それに上じる商売は控えるべきだと思います。売る側もお祝いの気持ちが無ければいけません。

あまりワインを召し上がらない方がボジョレーヌーヴォを一年に一度飲むだけで終わり、ではもったいないです。ワイン好きになっていただくためには、美味しいワインを飲んでいただかなくてはなりません。

美味しくなければリピートにつながりません。

ボジョレー・ヌーヴォを飲んでからワインにハマった方があまりいないことを、我々は真剣に受け止める必要があります。

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今年のボジョレー・ヌーヴォーはバラつきがかなりあったようですね

Nov 20, 2010 by toshiaki |
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今年のボジョレー・ヌーヴォーはバラつきがかなりあったようですね。

去年は天候に恵まれてイレギュラーがありませんでしたが、今年は7月に雨が多かったみたいです。品質は生産者の腕前によってかなり差が出たようです。

当店のカンソンを例にとると、糖度はボジョレーもボジョレー・ヴィラージュは変わりませんが、味わいはかなり違います。これほど差があるのは初めてです。同じ生産者が造ったとは思えないほどです。ボジョレーはひたすらフレッシュに、ヴィラージュは濃くジューシーでいつも通りです。2003、5、9には及びませんが、よくまとまっています。

実は大手他社のヌーヴォーも幾つか飲みましたが…。

糖度不足があったようでした。やはり大量に出荷するのは大変のようです。

毎年のことですが、ヌーヴォーを飲むとホッとします。さあ、我々の商売もトップシーズンです!

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ボジョレー・ヌーヴォ2010年飲みました!

Nov 19, 2010 by toshiaki |
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ボジョレー・ヌーヴォ2010年飲みました!

ペットボトルのボジョレーの方はなかなかチャーミング。酸っぱさが水っぽさになっていません。果実のフレッシュ感も明瞭で、らしい出来栄えです。完全に水準のものです(笑)。
あー良かった。

ボジョレー・ヴィラージュはタイトさと凝縮感があり、通常のヴィラージュ以上の出来。去年より力強さはないものの、バランスの良さと奥行きを感じます。雑味のない透明感も良いですね。あと相変わらずジャムっぽさがあります。

うーん。
さすがカンソン!

夏場の畑仕事をちゃんとした証。いつも通りワンランク上の水準です(笑)。今年7月に雨が降り腐敗病が発生したようで心配しましたが、カンソンは畑仕事によりアドバンテージに変えたようです。かなり収穫を犠牲にしたようですね。

他のヌーヴォはどうでしたかね?ちょっと気になります。

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ボージョレヌーヴォ 飲みました

Nov 18, 2010 by akiko |
午前中 ご来店のお客様と一緒に 
JLカンソン ボージョレ・ヴィラージュヌーヴォ、同じく ボージョレ・ヌーヴォ(ペットボトル) 試しました。

今年は 華やかです。がっつり濃いタイプではなく、可愛いエレガントな味わい。
イチゴや佐藤錦のフレッシュさです。飲み込んだ後 口の中は綺麗な果実の香りで いっぱい。
幸せな気分になります。 軽やかで スキップしたくなるような。
比べると ヴィラージュのほうが やはり 濃く安定感があります。
ボージョレのほうは より軽やか、酸味がより強く フレッシュな味わい。
う~ん、迷っちゃう。

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ジャン・バルモンのカベルネ・ソーヴィニヨン2009

Nov 18, 2010 by toshiaki |
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昨日は久しぶりにジャン・バルモンのカベルネ・ソーヴィニヨン2009年赤を飲みました。

抜栓直後はシェーブルチーズに合いそうな還元臭がしますが、その中から桃やバラのような香りがします。

おー!

さすがにピノ・ノアール的ではありませんが、品種のことを考えなければ、じつに旨い(笑)。

私は基本的に品種名をラベルに大きく書いた、いわゆる『バラエタル』の売り方は好きではありません。とくにカベルネソー・ヴィニヨンと書いてある奴は大嫌いです(笑)。だってカベルネの味わいがしません。とは言え、もっともらしい味わいのカベルネを買うとするなら、桁が一つ増えます。

話はそれました。相変わらず『カベルネソーヴィニヨン』とこのワインはうたってますが、旨いから許します(笑)。翌日飲んでも崩れない質実さは、こうしたランクのワインでは稀です。ちゃんと造られています。

このランクでは他の追随を許さない、ぶっちぎりのレベルなのです。

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ボージョレ・ヌーヴォ 到着

Nov 17, 2010 by akiko |
先ほど ヌーヴォ 届きました!!
馴染みの配送ドライバー アルさん お疲れ様です。

ひところの お祭り騒ぎはなくなったとはいえ、ヌーヴォが届くとわくわくします。
もう ヌーヴォは 飲まなくてもいいんじゃない なんて声もたまには 聞きますが、
特有のガスの匂い、明るいルビー色 フレッシュな香り やはり いいものです。
さっそく 試飲!!と いきたいところですが 解禁日は18日です。
もうしばらく 我慢ですね。

ところで。配送のアルさん。
『フェイク』のときのアル・パチーノに 似ているので 私がひそかに そう よんでいるのですが
ながいこと うちに荷物を届けてくれている 丁寧確実なベテランドライバーさんです。
ちょっとまえに 背中を痛めたんですって。心配です。 ただ、
今回のヌーヴォの配送は ペットボトルも混じっているので いくぶん楽だ ということですが。
早く よくなると いいですね。


 



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凄いワイン見つけちゃいました(笑)。

Nov 16, 2010 by toshiaki |
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1996年のボルドーワインなのですが、一番外れにあるコート・ド・フランのシャトー・ギヨン・ナルドーです。一番外れというとカスティヨンの隣でベルジュラックに近い場所といえば解りやすいでしょうか?ボルドーにあって標高が最も高く冷涼で、雨ももっとも少ない土地です。

今このアペラシオンはコート・ド・ボルドーとして周辺のマイナーアペラシオンと一括に表記されています。

話が飛びましたが、このワイン実に素晴らしい。

長い熟成により、緻密な酸は纏まりがあり、しかも膨大で圧倒的!強靭なタンニンは柔らかさを帯ながらも全く崩れない!抜栓後丸二日経っても揺るぎません。味わいはボルドーのメルロにありがちなプラムではなく、赤や黒のベリー。凄い含有量です(笑)。

味わいのイメージからするとベルジュラックのワインに近いかも。

一言で言えば『大人のワイン』稟とした気品と風格があります。

甘いワインが多くて閉口ぎみの貴兄にお勧めいたします。

そして、なんとお値段1485円税込み!

暮れにきてホームランが出た!

いっぱい仕入れちゃいました(笑)。年内は在庫は大丈夫だとおもいます。

近々ホームページにアップいたしますので。

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マストロ・ベラルディーノのカジュアルな赤

Nov 16, 2010 by akiko |
いわずと知れた イタリアのマストロベラルディーノ。
その 低価格帯のワイン、マストロ ロッソ2008 最近の私のお気に入りです。

アリアニコを主体に、ピエディ・ロッソとシャシノーソと言う2品種をすこしづつ 加えてあるそうです。
だいぶ前に 入荷していたのですが、ここへ来てやっと 優しい風味が 現れてきました。
ちょっと ロマンチックに表現すると

石ころだらけの 乾いた山道を歩いていたのが、いつのまにか
小さい色とりどりの花が咲いた 道に変わっていた。でも 相変わらず 道はかたい。
みたいな・・・。

夏に試したときは まだ ひんやりした印象が強かったんですよね。
おいしいんだけど ひらいていない。味も香りもかたまっていて 容易にはほぐれない
それが ようやく 口の中で ふっくら 熱をもってきたと言う感じ。
これから さらに まるみをもって 美味しくなるんだろうな~。
さすがです。マストロベラルディーノ。

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癒し系コンビとして活躍しています

Nov 15, 2010 by toshiaki |
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この二本、マスキューの癒し系コンビとして活躍しています(笑)。

両方ともスペインの赤ワインなのがミソです。

リオハのメルセデス・エグレーン2007年とバレンシアのトーレ・オリア2005年です。

どちらも過剰に濃くなく、バランスが良くて、飲み飽きしません。果実味を素直に楽しめる美点があります。樽香も溶け込みが良く邪魔になりません。それほど価格の高くないワインなのですが、私は高く評価しています(笑)。
もっと濃くて果実味タップリのワインが目立つ昨今ですが、じんわり柔らかに癒してくれる心地良さは、替え難いものがあります。タンニンが優しいのです。

今日は何を飲もうかな?と迷った時や、疲れてホッとしたい時は、このワインがベストチョイスと考えます。あとお財布にも優しいところが、さらにグッドです(笑)。毎日飲むものですからね(笑)。

寒い晩、ミソ仕立ての鍋を食べながら飲むには最適です。なんだか鍋を食べたくなりました。ちょっと辛味噌仕立てが良いかも。

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クラブの集まりがありました

Nov 15, 2010 by toshiaki |
今日は中学高校時代のクラブの集まりがありました。じつは私は山岳部に在籍していました。古いクラブで『山男の唄』ができたクラブです。あの「娘さんよくきけよ~、山男にゃ惚れるなよ。」の唄です。いまでは山岳部は危険ということで廃部になってしまいましたが…。

そんなクラブですから集まるOBは私が最年少です(笑)。ちなみに私は51歳です(笑)。
メンバーは私が16歳の時の先輩方や監督をして下さった先輩ですから、一回り上の親しい関係がそこにはあります。最低でも30年以上の付き合いです。
数少ない後輩は私以上に頭頂部が後退しており、私の先輩みたいに見えたり(笑)。
まあ、気のおけない仲間なのです。
今日は15人ほど集まりましたが、おじさんたちはワインを飲む方と焼酎を飲む方に別れました。ここで言うおじさまとは70前後の方達です(笑)。やはりみなさん体を考えて飲んでいるようです。カロリーの低い焼酎やポリフェノールが多いワインを飲んでました。

ここで後輩から一言。
あれだけ飲めれば大丈夫です。皆さん私より長生き出来ます!
体のことを心配しながら飲まなくでま大丈夫です(笑)。ほんとに体が悪くなったら飲めなくなります。
でもそうなったら一番悲しいのは私です。

うーん。
まさに臭れ縁。
でもこんな付き合いも良いかも?家族は迷惑(笑)?

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ロッシュ‐オードランのコート・デュ・ローヌ2006、なくなりそうです

Nov 13, 2010 by toshiaki |
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あーあ。
無くなりそうです。
ドメーヌ・ロッシュ‐オードランのコート・デュ・ローヌ2006年の赤です。

ようやく調子が出てきていたのですが…。もともとの数がありませんでしたから、しょうがありませんね。でもこのクラスのワインとしては秀逸でした。美しく、味わい深く、とてもふくよかでした。パワーだけのアルコイックなワインが目立つ昨今、このワインの良さは突出してます。たしかオードランは2003年のコート・デュ・ローヌがロバート・パーカーに異例の高得点で評価されてから(たしか93点)、ブレークしました。たしかに2003年のあのワインはジャムのような濃密さがあり、とても溶け込みの良いワインでした。

今2006年を飲んで思うのですが、ローヌ南部のあるべき姿とフィネスがあると実感します。

この姿こそ高く評価すべきです。

でも残念ながら、ワインは数がありません。

飲み頃を迎えた時、すでにみんなで喜びを分かち合えない矛盾があります。それを望むことは下衆なことですかね?

なにはともあれあと少しだけです。

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メメント・ネグロ 2006年再入荷いたします!

Nov 12, 2010 by toshiaki |
メメント・ネグロ 2006年再入荷いたします!

来週月曜日(11月15日)に当店着の予定です。

スペイン・プリオラートの赤ワインです。前回の入荷で大好評いただきました。なにしろ密度感が凄い、それでいて明瞭さがあり、スケールが巨大なのです。渦巻いてます(笑)。
もともとプリオラート好きの私には垂涎ものでした(笑)。試飲会でもその素晴らしさは皆さんに伝わったと思います。リピートされる方が多く、すぐに無くなってしまいました。
今回日本に1200本の最終入荷ですから、多少余分に在庫する予定ですが、なにぶん当方の資本力に限界がありますので、売り切れの折はお許しを!
経験すべきスペインワインですから、ご興味のある方は是非お試しを。
あと価格は前回と同じ1980円税込みとなります。
お声掛けくださればキープしておきますので、ご遠慮なくお申しつけください。

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Nov 12, 2010 by akiko |
2週間ぶりに鶴見図書館へ。
図書館脇の桜並木も欅も だいぶ色づいていました。紅葉って 素敵ですよね。
オレンジ系、あるいは褐色系の葉を みると、良い具合に熟成した赤ワインを飲みたくなる。
なんでも ワインに結びつけちゃうのは どうかと思うけど・・・。

ここのところ 『やんごとなき読者』、『RURIKO』、『幸せな子』、『伴奏者』などなど
あいかわらず 興味のままに あれこれ 読んでいますが、
とりわけ面白かったのが 『カルメン』。
歌劇になっている と言う程度しか知らなくて。 
相思相愛の男女が 身分の違いで 添い遂げられないと言う 悲恋もの だと思っていたのですが、
悲恋には違いないけど まったく 予想外のストーリーでした。
いやいや よんでみて 良かったです。

作中 お酒の出てくる場面が 多いのですが、
モンティリャモリレスのワイン、シェリーを 絶賛する場面があります。
メリメは 現地に行って 飲んだのかしら?
スペインの 実際の風景の中で飲んだら メリメの書くように きっと 美味しいんだろうな。
 

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ジュ・ド・レザン12月16日入荷予定

Nov 12, 2010 by toshiaki |
ジュ・ド・レザン2010年 白 微発泡 750ml

12月16日入荷予定

予定価格 1350円税込み

コニャックの中心部グラン・シャンパーニュの極上葡萄から造られる葡萄ジュースです。生産者は手作りコニャックで有名なポール・ジロー。
毎年恒例となりました。ようやく数量が確定しましたので、予約を開始いたします。コニャックが本職のポール・ジローですから、ジュースの生産量がすぐに確定しません。でも今年は予約した全量いただけました。

さて今年の味わいはどうでしょうか(笑)。

大地のミネラル、たっぷりな陽光が感じられるジュースはざらにありません。酸がしっかり入っていますから、割に甘く感じない不思議。変な言い方ですが、『アルコール発酵していないワイン』とでも言いましょうか。
元気の素が詰まったジュースです(笑)。
濃縮果汁では味わえない本物の良さがあります。

お子様の食育にも、うってつけです。

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新酒、飲みました!!その4

Nov 11, 2010 by akiko |
イタリアのノヴェッロ、残りひとつは プーリアの赤。大好きな ネグロアマーロ種を主体としたもの。
濃い 黒に近い色を持つ 凝縮した味わいを 楽しめるものですが、さて 今年は・・・。

うむむ・・・。例年より 細身な感じです。酸が 足りない?
若干 甘さが強すぎるようなバランスです。でも、なかなかいいな。重さもちょうどいい。
ノヴェッロなのだから、すぐ飲むように作ってあるのだろうけれど、
もうちょっと 待っていると よくなりそうな予感。

コンティゼッカ社の ノヴェッロは 数ヶ月経ってから飲むと 明らかに変わる。
荒さが取れて、より滑らかに 充実した優しさが出てくる。
ネグロアマーロという 強くて硬い品種を使用しているためだと思うのですが、
今すぐ飲んでしまうワインではないかもしれません。
 
何本か とっておいて、細身の味わいがどう変化していくのか 追跡するのも面白そうです。

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ノヴェロ、プーリアとトスカーナの違い

Nov 10, 2010 by toshiaki |
先程Yさんからお電話いただきました。
昔は近所におられましたが、今は静岡に住んでいます。

Yさん『もしもし、ノヴェロ良かったですよ!トスカーナとプーリアどちらも濃くて旨かったです。ところでトスカーナの方はボジョレーみたいに感じましたが、プーリアの方はヌーヴォらしくないような気がしたんですが…。なぜですか?造り方が違うんですか?』

さすがワイン歴の長いYさんです。

私曰く『さすがYさん。トスカーナの方はボジョレーみたいにマセラシオン・カルボニックという方法でつくられてます。タンクを密閉して炭酸ガスを充満した状態で発酵します。ですからワインがちょっとガスっぽいのです。早く、しかもフルーティなワインをつくる技術です。でもプーリアの方は普通に造っているようです(笑)。やはり収穫が早い分、時間的余裕があるからですかね?たしかに新酒ですが、普通に美味しいのです(笑)。どちらがお好みでしたか?』

Yさん『なるほどね。今回はどちらかに軍配は挙げられませんよ。どっちも良かった(笑)。でもプーリアの原始的とも言える新酒造りは面白いですね。いろいろな生産者がいるんですね。』

私曰く『特にノヴェロは特別にヌーヴォづくりはしませんから、ワインも一年くらい経ってから飲むと美味しいことが多いですね(笑)。』
あー、良かった。

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新酒、飲みました!!その3

Nov 10, 2010 by akiko |
トスカナのノヴェッロ、さらに よくなっていました。
濃い果実の密度感が増して、フルーティな香りとよいバランス。甘みも生き生きして綺麗。
飲み応えがあります。
昨日は 豚の角煮がつまみだったのですが、トスカナ ノヴェッロと よく合いました。
私の角煮は、脂を 取り除く あっさりめの仕上がり。それがよかったのかもしれません。
醤油と砂糖(サトウキビの砂糖をつかっています。ちょっとくせがあるけど 美味です)とも 合っていました。
サンジョヴェーゼは ときに 酸が勝ちすぎて バランスの悪い場合がありますが
この ノヴェッロは 甘酸のバランスが とてもいいとおもいます。


 

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いままでで一番の出来かもしれません-ノヴェロ・トスカーノ

Nov 10, 2010 by toshiaki |
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ノヴェロ・トスカーノ美味しかったですよ(笑)。
いままでで一番の出来かもしれません。
果汁濃度が濃く、酸もフレッシュ。果実味がしっかりしてます。ボジョレーに例えるとクリュ・ボジョレークラスの出来ですね(笑)。

あー。
良かった。

前評判ではトスカーナは難しい作柄との情報がありましたので、ハラハラしていました。7月が雨と冷夏で腐敗病が発生したため、腐敗果を摘む必要があったようです。ここで畑仕事を怠けると被害が増します。かなり労力を要した夏だったようです。

ただ9月には晴天が2週間ほど続き、葡萄に糖度がのったようですが、収穫前後に雨が降ったようです。ギリギリまで待った上、うまく雨に濡れずに収穫出来たかが分かれ目だったようです。

的確な判断と人員・機械の確保が出来ないワイナリーは、残念な結果だったようです。

このグレヴェペーザのノヴロを飲むかぎりそんなアクシデントを感じない仕上がりです。

我々が楽しむために生産者は労力を注ぎ込んでくれているのです。

有り難くいただかなければ!

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新酒 飲みました!!その2

Nov 09, 2010 by akiko |
昨晩は イタリア トスカナのノヴェッロ 赤 を 試しました。
ボディがあります。優しい甘さが 顕著で 親しみやすい。
香りも はっきりくっきり クリアでフルーティ。イチゴを連想するかわいらしさがあります。
例年ですと ちょっと 細い感じの スタイルのいいものでしたが、今年は ふっくら系です。
美味しかったので 今日のために 半分残しました。変化が楽しみです。

さてさて 今月は ボルドーオールドヴィンテージを 2アイテム 増やしました。
1995と1996。価格も 比較的 手頃で 私のお気に入り。
熟成したワインには それにしかない美味しさがありますよね~。
どちらも濃い果実味が フレッシュに感じられる 若々しい段階から ひとつ進んだ、
調和を見せ始めた段階のものです。 
まだまだ よくなるんじゃないかと期待できるワインです。
あらためて 1本丸ごと味わって ご報告したいと 思います。

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やはり南イタリアは安定してますね。

Nov 08, 2010 by toshiaki |
今年のノヴェロを飲むと実感します。南イタリア、プーリアのコンティ・ゼッカのノヴェロは外したことがありません。毎年毎年ここ何年も扱っていますが、良くない印象を持ったことがありません。
地中海性気候って偉大なんですね。暑い夏場にほとんど雨が降らないなんて日本では考えられませんよね。日本でワインづくりをされている方からすればユートピアに近いかも?でもさらに雨が降らないオーストラリアやアメリカのワイン産地の方からすれば、日本のように雨(水)に恵まれていることが羨ましかったりするのでしょうね。なんたって『水さえあればなんでも出来る!』が合言葉ですから(笑)。
まだまだワイン造りの歴史が浅いワイン新興国に必要なのは、水や太陽だけでなく、経験の蓄積ですね。土地にあった葡萄品種が見つかれば問題の大部分は解決します。フランスやドイツでは2000年の時間がかかってますから、気が遠くなりますが。ただカベルネやらシャルドネといったブランド品種に頼らなければ、案外道は近くなるような気もします。

いくら恵まれたイタリアのプーリアだって、地場品種でなければダメなのですから。

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新酒、飲みました!!

Nov 08, 2010 by akiko |
仕入れるワインは 店長と私とが 試飲したもののみ。
と、いうのが マスキューの決まりなのですが 新酒ばかりはそういうわけに行かない。
長いこと 飲んでいる、信頼の置けるメーカーさんのもので まず間違いないとはいえ ドキドキです。

マルケの白、まず試してみました。
新酒とは思えない 滑らかな出来上がり。舌にとろっとした感触が残ります。
はじめのうちこそ 香りがたちにくくて おとなしい印象ですが、
徐々に 華やかで 花のような香り・柑橘系の香りが 強くなってきます。
果実味・ボディが 力強く、その華やかな香りに うまく調和しています。
イタリアの白ワインって 時に 緩い感じの構成のものがあるのですが、
このマルケの白は タイトな引き締まった印象を与えてくれます。酸がきれいで 明確なのですね。
ボトルの中盤になると さらに スパイスや気持ちの良い苦味が 加わって、とろみが 重くない。
・・・新酒と言うより きっちり 出来上がったワインを楽しんでいる気分です。
ガロフォリ社、さすがです。
きちんと おつまみを 用意して 楽しみたいワインですね。
香辛料を効かせた 肉料理。鶏が いいのでは? 
キノコ類にもおすすめですね。このばあいは オリーブオイルとニンニクで炒めて ちょつと濃い目に味付け。
バルサミコを 使うとなお いいかも。
いろいろ お料理を考えたくなるワインです。

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ノヴェロ ビアンコ美味しかったです

Nov 07, 2010 by toshiaki |
ノヴェロ ビアンコ美味しかったです(笑)。
あの間違って来ちゃった白ワインです。
セパージュはヴェルディッキオとトレビアーノ。いかにもマルケI.G.T.らしい組み合わせです。味わいはいかにも新酒らしいフレッシュさと、ガロフォリらしい濃密さが両立しています。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りは素晴らしい上、厚みがありますからとても充実感があります。マルケ州随一の生産者と言われるガロフォリは赤も白もなんでもござれなんですね(笑)。

あと今回の騒動で知ったのですが、インポーターさんに余分な赤があれば回してもらいたいと連絡したのですが、今回は全く余分なストックがないとのことでした。毎年多少余分に取るそうなのですが、今年はタンクが一基破損したためワインをダメにしてしまったそうです。ヒビが入ってワインがもれてしまったとのことです。このため余分にもらえなかったそうです。
えー!それは大損害です。
こうなったら、四の五言わずにガロフォリのワインを一生懸命に売ることにしました。ノヴェロ以外にも素晴らしいワインを造っていますから。大切にすべき生産者なのです。

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絶体絶命のピンチです!

Nov 06, 2010 by toshiaki |
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昨日はビックラこきました。

赤ワインが来たつもりで箱を開けたら白ワインでした。しかも解禁日の決まったノヴェロですから、頭の中は一瞬真っ白。
手配はもうつきません。

絶体絶命のピンチです!

しょうがありませんから、白を売る覚悟を決めました。

まず予約して頂いたお客様に連絡をとり、お詫び方々ご説明です。それとウェブの訂正。

なんとか白を売ることで収拾がつきました。
御礼申しあげます。

もちろん今晩飲む予定ですが、『神の手ガロフォリ』のワインですから味わいは問題ないとは思います。逆にちょっと楽しみになりました。私もノヴェロの白は初めてですし、ガロフォリの白も初めて飲みます。

災い転じて福となるか?

調子にのってはいけませんね。

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無事着きました。

Nov 05, 2010 by toshiaki |
ハァー良かった!
無事着きました。
ノヴェロです。
イタリアの新酒です。

いつもながら解禁日が決まっているワインを扱う時は、ハラハラします。11月6日の解禁に合わせて届けなくてはならない飲食店があるからです。(夜中の配達になります。)遅れたらシャレになりません。
解禁まであと6時間ですからセーフです。夜中の12時過ぎに届けられます。お待ち下さるお客様がいるのです。
さあ、今年の出来はどうでしょう?楽しみです(笑)。

箱を開けてビックリ!
なんとマルケのティニィのノヴェロが白じゃありませんか!
頭の中も真っ白です。
まずインポーターさんに連絡して、それからメール打っている場合じゃありません。
失礼いたします。

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今日は青山で試飲会です。

Nov 04, 2010 by toshiaki |
いままでお付き合いはなかったインポーターさん主催の試飲会です。わざわざ試飲会の前に訪問くださいましたので、行かない訳にはいきません。ましてやドメーヌ・ラファージュが新たに購入したワイナリーのワインを扱っているそうなのです。南フランスのモーリーにある50ヘクタールものドメーヌだそうです。ますます行かない訳には参りません(笑)。
ところでラファージュさんはお金持ちなんですね(笑)。でも実物は金持ちぶったところは全くありません。生活すべてをワインに注ぎ込むような人だと思います。
ちなみにこのインポーターさんのラファージュのキャッチフレーズは『南フランスの怪物』です(笑)。プロレスラーじゃないんだけどなぁ(笑)。
やはり試飲しない訳にはいきません!

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ウーヴァ・ディ・トロイア種で造られたワイン

Nov 04, 2010 by toshiaki |
昨日はサンプルで取り寄せたイタリアワインを飲みました。南イタリアのウーヴァ・ディ・トロイア種で造られた比較的若飲みのワインです。イタリアって変な品種が多いですね(笑)。しかもそのそれぞれが癖や特徴がありますから、ついつい飲みたくなります。飲んだことのない品種や知らない品種や産地や生産者のワインと聞くと、いてもたってもいられなくなります(笑)。悪い癖ですね。

話は戻りますが、昨日のワインですが、タップリとしていて充実感があり、とても美味しいのですが、ちょっと癖がありました。種のタンニン由来のフェノール臭が独特でとても強いのです。いまではアイラモルトの特徴的香りとして、ウイスキーマニアには珍重されますが、はたして販売に適するか?
個人的には好きなワインなのですが、あまりに個性的なので仕入れは見送ることにしました。1ケース仕入れてもすべて売る自信がありません。売れ残すとなるとかえってワインに申し訳ありません。(実際負担も増えますし。)
うーん。
ここらへんの塩梅が難しいですね。いくら良いといっても売れなくては意味がありません。

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赤ワインで超電導!

Nov 02, 2010 by toshiaki |
今朝の新聞に載ってましたね。文系純粋培養の私にはちょっと難しい話なのですが。なんでも赤ワインに鉄化合物を浸けるとそれが超電導物質になりやすいそうです。たんにアルコールに浸けるよりはるかに効率が高いそうです。超電導になると電気抵抗が無くなり、送電ロスが無くなるそうです。夢の技術らしいですね。
理系音痴の私には理解が及びません。話は分かるのですが、理解が出来ないことが筋金入りの理系音痴たるところです(笑)。
うーん。
ワインは人間関係をスムースにしますから、もともと超電導物質なのでは?と一人納得しているところはマヌケでしょうか?新聞を読みながら私と同じオチを考えたおじさんは他にもいるはず(笑)。
だーれだ?

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ピクプール

Nov 02, 2010 by akiko |
なにやら かわいい語感の ピクプールですが、南仏ラングドックあたりの 白ワイン用品種です。
ワイン教室に通っていた当時、飲んだような気がするのですが 以来 久しくお目にかかりませんでした。

先日のマスキュー試飲会で お客様とともに 私もじっくり味わったのですが、
いいですね~。ピクプール。

はじめは はじけるような果実感。酸が鋭くきれいです。白い花やりんごの香りが 素敵。
口の中には ほのかに優しい甘さが残る。ふくよかさも感じて ただ 酸っぱいだけでないバランス二重丸。
時間が経つと 酸味に見合った 豊かな香り、骨格も感じられてむしろ おだやかです。
酸味が引っ込んだように感じられますが、そうではなくて バランスがとれてきたということ。
僅かに 蜂蜜のような香り・コクも 加わります。
牡蠣とか白身のお魚のムニエルとか、チーズ・バターとか あれこれ試してみたくなる
楽しいワインです。和食にも 絶対 合う。

最近は 特に 地方の品種を使った 白ワインが 面白くなっています。
野性味だったり 朴訥だったり 一筋縄でいかない性格だったり。
シャルドネにない 個性を楽しみたいと 考えています。

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今日は神田で試飲会です

Nov 01, 2010 by toshiaki |
家内と一緒に行きますから、マスキューは夕方まで臨時休業です(お許しを!)
イタリアワインの試飲会ですが、主催するインポーターさんが力を入れている優良な生産者だけの、限定した試飲会のようです。
はずれがない試飲会ですね(笑)。ただマスキューの嗜好に合わなかったり、価格帯に重複するものがあると、いくら良いワインでも仕入れることができません。でも試飲しなくては仕入もできません(笑)。そんなわけで出来る限り試飲会には行くようにしています。
仕入れた後は、タップリ時間をかけて再度試飲です。ここまでしつこく飲むと、数の少ないワインは売る本数が足りず、ホームページやダイレクトメールで皆さんにお知らせ出来なくなります。
なんなんだ(笑)!
かといって飲まずに売るわけにはいきません。
うーん。
悩みながらも、自宅試飲は今夜も行われます(笑)。天職なのです。

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