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Written on 2013 11

明日11月30日はマスキュー店内試飲会です(笑)。

Nov 29, 2013 by weblogland |
今少し前に試飲会のワインを並べました。



セラーの前の棚は明日のワインでぎっしりです。届いた段ボール箱を開け、新しいワインを並べるのは快感なのです(笑)。もちろん通関検査で箱は一度開けられて、中味を確認してから出荷されますが、届いたばかりの段ボールを開ける時、箱の中に現地の空気がまだ残っていて、現地の匂いがするような錯覚を起こします(笑)。
私「よーし。よーし。よく届いたね(笑)。優しく並べてあげるからね。」一歩間違うと危ないおじさんです(笑)。
家内「長旅のホコリをはらって綺麗にしましょうね。」こちらも劣らず危険な香りが(笑)…。

さて、明日はどなたがみえますか?頭の中ではシュミレーションが進みます。
私「濃密で抜けが良い『ジュテーム』は皆さんの目を引くワインだよね。」
家内「私の愛する『チャコリ』はどうかな?きっとKさんは賛同してくれるハズ!」
私「うーん。『チャコリ』は売れても売れなくてもいいんじゃないかな(笑)。扱うことに意義がある(笑)!」
家内「そうね(笑)。あまりにマイナーだもんね(笑)。でも、解ってくれる人が一人でも増えたら嬉しいな(笑)。」
私「モントナールのルガーナ足りるかな?味わいの良さは鉄板だからね。」
家内「モントナールのルガーナはあとで補充が効くけれど、リカゾリの『カンポチェーニ』は在庫のみだから、ちゃんとその旨伝えないとね。」
私「最後に出すチウ・チウの『ゴティコ』とアダンティのモンテファルコ・ロッソはみんなビックリするだろうな(笑)。」
家内「価格が手頃なのがイイね。今年のホームランになるかな(笑)?」

皆さんのお越しお待ち申し上げます。

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カクテルコンペの審査員してました

Nov 28, 2013 by weblogland |
今日はカクテルコンペの審査員してました(笑)。
オープンな大会ではなく、時代屋グループの社内コンペです。私は端くれの一人として審査員を仰せつかりました(笑)。
川崎の時代屋さんのカウンターが舞台ですから、実践形式です。いわゆるちょっと大仰なコンペティションではなく、お客様とフェイス・ツー・フェイスの形式ですから、逆にバーテンダーの力量が出ますね。プレッシャーかけちゃったかな?

エントリーされたカクテルは練りに練った作品ばかり、どれも光るものがありました。皆さん自分のお店を代表してますから、気合いの入り方が違いましたね(笑)。
私がこんな事を言ってはいけないとは思いますが、思った以上にレベルが高かったでした。技術はもちろん、お酒の理解度が向上していました。5年10年前とは段違いです。やはり、お客様のレベルが上がっている影響ですね(笑)。
昔は「私はバーテンダーだからワインの勉強はしません。」なんてうそぶくバーテンダーがいましたが、今やワインはバーテンダーの基本知識。ワインのことを知らずに務まりません。ウイスキーやジンをはじめほとんどのヨーロッパのお酒はワインの模倣がスタートなのですから、ワインの勉強をしないと時代に置いていかれます。もちろん料理の勉強もしかりです。

飲酒人口が減る現在、サービス・知識・技術の質を上げることが至上命題なのです。私マスキューにも共通した命題でもあります。

私も頑張らなくては!の感を受けました。
出場者の皆さん、ありがとうございました。

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今年のジュ・ド・レザン出来はどうだったんですか

Nov 27, 2013 by weblogland |
今年はジュ・ド・レザンの問い合わせが去年にも増した感じです。

お客様「マスキューさん。今年のジュ・ド・レザン出来はどうだったんですか?」
私「まだ飲んでいないもので…。」
お客様「でも、ボジョレーが芳しくなかったから、ジュ・ド・レザンも良くなかったんでしょうね?」
私「豊作・不作、単に量だけでしたら不作ですね。」
お客様「やっぱりね。数が減ったと言っていた通りなんですね。」
私「でも、味わいにはかなり期待しています(笑)。」
お客様「???駄目だったんじゃないんですか?」
私「量も少なく葡萄の糖度は上がってないはず。りんご酸も強いはずです。」
お客様「ですよね。」
私「もともとコニャック地方は冷涼で濃いワインが出来ません。ですから出来の悪いワインを蒸溜することでブランデーを造っています(笑)。ワインがちゃんと出来る産地ではありません(笑)。」
お客様「じゃあ、なんでジュ・ド・レザンは美味しいのですか?」
私「普通にワインに出来る果汁を飲むと甘すぎてペーストを飲んでいるようで、ジュースとしては飲みにくいのです。」
お客様「私も不思議に思っていたんですが、ジュ・ド・レザンって甘さが目立たない!糖分がワイン用果汁より低いからなんですか?」
私「はい。それもあります。あと酸が多量にあるため甘さを感じにくいのです。」
お客様「なるほどね。怪我の功名ですか(笑)?」
私「(笑)。あと、特筆すべきは酸があるので料理とマリアージュします。こんなジュースはないはずです。」
お客様「たしかに!スーパーで売っている濃縮還元ジュースを飲みながら食事は楽しめない(笑)。ジュ・ド・レザンってフォアグラとも合いますもんね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。ですから、今年のように厳しい作柄の年は逆により飲みやすくて美味しくなる可能性があります(笑)。期待しているんですが(笑)。」
お客様「期待しましょう(笑)!」

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今月の試飲会行けないんですよ。何がオススメですか

Nov 26, 2013 by weblogland |
今日、常連のワイン・ラヴァーSさんぎ見えました。

Sさん「マスキューさん、今月の試飲会行けないんですよ。何がオススメですか?」
私「一応全部です(笑)。Sさんはしっかりがっちりした赤ワインがお好きでしたよね。その線で行きますか(笑)?」
Sさん「え・へへ(笑)。最後の2本に興味そそられたんですよ(笑)。ブログに書いてあった。モンテファルコ・ロッソと、えーとマルケのピチェーノでしたっけ?」
私「手の内を読まれてますね(笑)。両方ともかなり良い出来です。もの凄い力がありながらバランスが良いですよ(笑)。モンテファルコ・ロッソがブルゴーニュ的、ピチェーノがボルドー的ですか?ちょっとこじつけかな(笑)。」
Sさん「どちらも2009年ですよね。」
私「飲み頃に入ったばかりの感じです。2009年とは思えませんよ(笑)。」
Sさん「あと、スペインのチャコリはどれですか?(瓶を見ながら)斬新ですねぇ。また、変なワイン見つけましたね(笑)。知らないワインを目にすると飲んでみたくなるんですよね(笑)。」
私「味わいもユニークで美味しいですよ(笑)。」

どうやら、Sさんの好奇心に火をつけたようです(笑)。

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2013年11月30日マスキュー店内試飲会のラインナップ

Nov 25, 2013 by weblogland |
今月11月30日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

遅くなりましたが、ようやく決まりました(笑)。



まずは先日マスキューにご夫婦でお越し下さった、イタリアワインの生産者モントーナルの白ワインです。
モントーナル・ルガーナ2011年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
イタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
目を開かされるワインです(笑)。

このワイン品種はトレビアーノ ルガーナと言い、世にいうトレビアーノです。???トレビアーノって、こんなに果実味豊かだっけ?
そーなんです。
この品種じつはトレビアーノとは別物。
経験的にトレビアーノというとアロマチックな印象はありません。安いワインや補助的に使われるイメージでした。

生産者のモントナーレは葡萄の皮がもつハーブ系の香りを避けるためにスキンコンタクトを一切行わないようです。一気に圧搾・搾汁するようです。一晩低温で澱を沈めたあと、上澄みのジュースだけを自然酵母で低温発酵。発酵後はシュール・リーの状態で6ヶ月間熟成、そして一週間に一度撹拌させます。全ての過程はステンレス・タンクで温度管理しながら行われ、マロラクティック発酵は基本的には行わないようです。雑味の排除と多量の酸の角を取ることに腐心しています。
ここに造り手の意図があります。
もちろん原料となる葡萄が良いことが前提ですが、この点抜かりがない(笑)。
現行の2011年を先日から飲んでいますが、10日経っても飲める品質の良さにビックリ!
ただ者ではないワインなのです(笑)。

そしてスペイン バスクの珍品(笑)チャコリの登場です。家内イチ押しの変な白ワインなのです(失礼!)
『エウケニ』 チャコリ 2012年 アルトマーニャ・チャコリ スペイン バスク チャコリ・デ・アラバD.O.750ml 1980円税込み
このチャコリは非常に爽やかで飲みやすく清涼感に溢れたワインですから、バスク地方の豊富な魚介類に欠かせないワインとなっています。シードル的な白ワインとでも言えましょうか。
ただワインの性格上バスク域内で一年の内に消費されるサイクルに沿った生産がされますから、域外には出ない訳です。またワイン自体が安定していませんから、当然輸出には向かないこともあり、知る人ぞ知るワインとなっています(笑)。
今までは現地のお土産か高価な稀少品としてしか味わえなかったチャコリ。
ようやく手の届くチャコリが日本に輸入されるようになりました!
斬新なボトルやラベルデザインに生産者の意欲を感じます(笑)。

さて次は、マスキューでは珍しい有名スターの登場です(笑)。
『カンポチェーニ』2011年 バローネ・リカーゾリ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1420円税込み スクリュー・キャップ
キャンティーの大御所 バローネ・リカーゾリが造る洗練された赤ワインです。

このワイン メルロー70%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。醗酵は12~16日かけて、24~27℃に保たれ行われます。熟成は80%がオーク樽、20%がステンレス・タンク。
飲んだ第一印象は、柔らかさと雑味の無さ。樽由来のフレーバーが邪魔にならず、滑らかさに繋がっています。メルロ由来の赤い果実にはフレッシュネスが伴い、サンジョヴェーゼらしい酸味が纏まりとワインの特徴となっています。センス良いですね(笑)。
もちろん今風の飲みやすいワインですが、育ちの良さを感じます。
この『カンポチェーニ』はリカーゾリのラインナップではいわゆる普及版なのですが、ありがちな下品なパワー全開のワインではありません(笑)。キャンティー本来のエレガントなスタイルを受け継いだ遺伝子を感じます。
コンセプトとテロワールがあります。トスカーナらしさがあるのです。

基本的に価格の高いリカーゾリですが、今回は現物限りの特売品です。
お見逃しなきよう!

そして、マスキューの隠し玉の登場です(笑)。数がなくて今までひっそりと売っていました(スイマセン)。
『ジュテーム』2011年 ドメーヌ・バサック 南フランス 赤 コート・デ・トングI.G.P. 750ml 1770円税込み
ドメーヌ バサックはラングドックの平野部のピュイサリコンという小さい村にあります。なんでも150年前まではマールを生産していたそうです。鉄道の開設により、遠方へのワイン販売が可能になり、ワイン生産を開設したそうです。

現在は1989年生まれの9代目ルイさんが主になってドメーヌを切り盛りしています。マスキューではルイさんに代が変わる前からドメーヌ・バサックを扱っていますが、ワインの質が確実に良くなっています。今までは自然に有機栽培をしていたような感じだったのが、意識が高まり更に品質の向上に努めている変化があります。キメの細やかさ、ムラのない濃度感、広がりと奥行き。グレードが上がっています。代替わりで失速するドメーヌが多いなか、きっとルイさんは素晴らしい跡取りなのでしょうね(笑)。このまま行けば南フランスのスターになるはず。
実はそんなルイさんの奥様は、なんと日本女性!
来日が待たれますね。
そして、この『ジュテーム』は愛する奥様の日本のために造られたスペシャル・キュヴェ!
旨い訳です(笑)。
カベルネ・フラン40%、グルナッシュ40%、シラー20%のセパージュ。新樽で10ヶ月の樽熟成されます。
芳醇で濃厚。でも、有りがちな力づくではありません(笑)。新樽を使っているのが解らないほど充実した果実味。赤や黒の果実の織り成す様は見事!明瞭さはこの地域では経験したことがないレベルです。南フランスの今風ワインの到達点と言うべき出来栄えです。
しかも、価格は良心的(笑)。
前回入荷した時は、あまりに数が少なかったため宣伝せずに店頭で販売していましたが、ワイン・ハンター(笑)に見つかりあっという間に完売してしまいました。

お見逃しなく、是非お試しを!

さて、これからクライマックス!
キック・インサイドの中部イタリアの赤ワイン2連発です(笑)。
モンテファルコ・ロッソ2009年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml 1980円税込みウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。
このワインはサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、バルベーラ5%、メルロ5%のセパージュです。かなり複雑。
造りは手摘みで収穫後破砕・除梗 28℃に管理されたステンレス・タンクでアルコール醗酵します。そして3~4週間醪のまま果皮浸漬後、オークの大樽で12ヶ月熟成させます。
飲んだ印象は、まず非常にクリア。赤いベリー系果実が複雑でしかも明瞭。色も割と薄く、ちょっとピノ・ノワール的。もちろん力強さがあり、芳香のパワーと伸びやかさにビックリ。タンニンが強いにも拘わらず雑味もありません。
クラシックな、全房醗酵したピノ・ノワール的な佇まいとでも言えましょうか。
時間が経つと白い花やミネラル、ハーブのニュアンスが出てきます。ちゃんとしたレストランで食事に合わせたくなります(笑)。
実に良く出来ています!
しかも手強い(笑)。

モンテファルコ・ロッソと言うとモンテファルコ・サグランティーノの弟分と思っていましたが、大間違い(笑)。モンテファルコ・ロッソはサンジョヴェーゼに真骨頂がありました。もちろん他の品種の手助けは必要なのですが、これほどまで華やかなワインが造られることに驚きがあります。
好奇心を刺激する逸品なのです。

『ゴディコ』2009年 チウ・チウ イタリア マルケ州 赤 ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレD.O.P. 750ml 1980円税込み
ロッソ・ピチェーネ・スペリオーレD.O.C.と言うと本で調べても中々記載されていません(笑)。2011年にD.O.C.G.に昇格したオッフィーダと重なるD.O.C.です。
このワイン、セパージュはモンテプルチアーノ70%、サンジョヴェーゼ30%。5000リットルのオーク樽に12ヶ月熟成後6ヶ月瓶熟成して出荷されます。
とにかくタンニンと果実味の有様は立派(笑)。酸もしっかりありますから、構造が頑強。抜栓後何日経っても、崩れない崩れない。旨味の厚みが分厚いことに驚きがあります。
味わいの芯は黒いベリー系の果実です。軽めのモンテプルチアーノ・ダブルッツォのラズベリーの味わいとはまるで違った印象です。そして、香り立つと言うより液体の味わいに溶け込んでいる感じです。いわゆるクラシックなイタリア・スタイルです。口の中で旨さを感じるワインなのです。そして、その旨味も膨大(笑)。
樽香はでしゃばらず、あくまで脇役。スパイシーさ、チョコレートっぽさを演出するに留まっています。
この『ゴディコ』はチウ・チウの中でミドル・レンジのワインなのですが、造り手の尽力・意図・意思を感じる素晴らしくコストパフォーマンスの高いワインとなっています。
まるで、アマローネしたモンテプルチアーノを連想させる力強さは驚きです。


以上6本です!
いつも通り14時から20時30分まで行っておりますので、ご都合のよろしい時間にお越しくださいませ。
ご来店お待ちしております。


桝久商店 岡本利秋・昭子

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豊かで伝統的な食文化でしたね。

Nov 23, 2013 by weblogland |
今朝テレビでスペインのバスクが放映されてましたね!
朝の番組で世界の新婚さんの朝ご飯を紹介する番組です。いつも見ていますが、今朝はバスク!まず家内と狂喜乱舞(笑)。
シードルを造ってましたね。杓で高いところからコップに溢れるように注いでました。そうすると香りが立つと言ってました。チャコリも同じように注ぐんですよ(笑)。それを見た瞬間我が家は最高潮(笑)。
家内・私「おー!チャコリと同じだ!」
バールで出される豊富な魚介類を使ったピンチョスには画面を凝視(笑)。
男性ばかりの料理クラブを見ながら下を向く私(早く場面が変わるのを待つ。)

肝心の新婚さんの朝ご飯の充実ぶりには、いつもながらビックリ。
「朝からあんなに沢山食べられるはずないよ~。しかもだぞ、朝から鰻の稚魚あんなに沢山食べて良いのか!?」

今朝は大盛り上がりの我が家でした(笑)。
豊かで伝統的な食文化でしたね。
羨ましい!

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変わったワイン見つけちゃいました

Nov 22, 2013 by weblogland |
ふふふ(笑)。

変わったワイン見つけちゃいました(笑)!

ちゃ こ り です。

正確にはチャコリ・デ・アラバまたはアラバコ・チャコリ。

スペイン北部大西洋沿岸で造られる白ワインです。スペイン バスクの中心部と言えば解りやすいですね。
ラベル表記もガリシア語、バスク語、カタルニア語、カスティリア語が認められる異色の地。もちろんワインのラベル表記が何語か解りません(胸をはって)。

ほとんどが現地で消費されるワインなので、日本ではあまり見かけません。あまり数多く造っていないこともあり、見つけてもかなり高価。ちょっとマスキューで扱うには高級過ぎました。

でも、今回手の届くチャコリを見つけました!
嬉しいなぁ(笑)。

家内曰く『鱈鍋の最終兵器』(なんのこっちゃ。)。
もちろん、今月末のマスキュー試飲会に出しますから、一度飲んでみてくださいね(笑)。

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今日はボジョレーヌーボーの解禁日

Nov 22, 2013 by weblogland |
今日はボジョレーヌーボーの解禁日。あまりマスキューは一生懸命やってませんが(笑)、それでもバタバタしました。有り難いことです。
今年はやはり糖度がいま一つ上がらなかった分、酸が強いですね。でも、リンゴ酸ですから冷やすと冴えます。ちょっと冷やして飲むには良い塩梅かと。

ところで来週の土曜日(11月30日)はマスキューの店内試飲会です。先週から我が家では常に5本くらいのワインが開いた状態。次から次にテイスティングしなくてはならないワインが待ってますから、毎日2本は入れ代わりで新しいワインが追加されます。そんな訳で常に5本が開いている状態が続いています。
そんな甲斐あって、今日だいたい決まりました!
あー、良かった。
もちろん先日ご夫婦で来店して下さったモントナールの『ルガーナ』は外せません(笑)。あとは、新着の中部イタリアのワインが中心となります。南フランスのワインも1本入りましたっけ。
今回はコストパフォーマンスに優れたヘビー級の赤ワインが出ますから、期待していてくださいね(笑)。
詳細は後ほどホームページで発表しますから、しばしお待ちください。

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ボジョレーヌーボーの解禁日

Nov 20, 2013 by weblogland |
明日はボジョレーヌーボーの解禁日ですね(笑)。

ワイン・ラヴァーのAさんがご来店くださいました。
Aさん「マスキューさん!ボジョレー来ましたか?」
私「ようやく今さっき全て届きました。ホッとしたところです(笑)。」
Aさん「解禁日が決まってるから、遅れたりすると困りそうですよね?」
私「はい。そーなんですよ。遅れたりしたら洒落にならない(笑)。新酒が届くのは嬉しいんですが、時間通りにお客様に届けないといけませんから、いつもこの時期はハラハラしてます(笑)。」
Aさん「ところで今年はどうなんですか?マスキューさんのブログではあまり良くないみたいですけど…。もうボジョレー飲みましたか?」
私「まだ飲んでいません(笑)。見るだけですよ(笑)。」
Aさん「こればかりは飲まないと解らないからなぁ。」
私「おっしゃる通り(笑)。ただ、アルコール分を見ると、ボジョレーもボジョレー・ヴィラージュも12%なんですよね。」
Aさん「それってどう言うこと?」
私「通常はボジョレーよりボジョレー・ヴィラージュの方が0.5%ほどアルコール分が高くなります。その分品質も価格も高くなる訳です。」
Aさん「じゃあ、同じアルコール分と言うことは品質が同じなんですか?今年は?」
私「想像でしか言えませんが…、やはり今年はかなりの困難が伴ったような…。まあ、ガロフォリみたいに11.5%のアルコール分しか上がらなくても、驚くほど美味しい新酒を造る生産者もいますから、断言できませんが。まあ、何はともあれ新酒が飲めることに感謝です。」
Aさん「そうですね(笑)。日本人は世界で一番早くヌーボーが飲めるだけでも幸せ感じなきゃね(笑)。」

とりあえず無事届いて良かったです。

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一番早く売り切れてしまいました!

Nov 19, 2013 by weblogland |
やっぱり一番早く売り切れてしまいました!

ティニ・マルケ IGT 2013年 『神』ガロフォリが造るノヴッロです。
です。

実は、他のノヴェッロと比べると価格が高いので、「どうかな?」と心配していました(笑)。

ただ、圧倒的に美味しいので、一度飲んだ方のリピートが多かったでした。いわゆる初物は一度口に入れれば良しとしがちです。ボジョレーなんかその典型ですよね(笑)。まあ、それはそれでビジネスモデルでもありますから、否定はしませんが…。でも、「美味しいからもう1本ください!」って言われたいんですよね(笑)。
まずい物を、初物で売れる事に胡座をかいているとしたらプライドが許せない(笑)。やはり、「あれ美味しかったよ。」と言われたい(笑)。

かつてボジョレー・ヌーボー全盛の頃マスキューも沢山売ってました(笑)。でも、味わいより価格が優先する商品ですから、力のある大型店には勝てません。そうなると美味しいワインしかありません。基本的に、美味しいワインは沢山造れませんから、逆に我々が扱うのにはちょうど良いのです。
あと、美味しいワインを求めるお客様が増えたような気がします。知的好奇心とワインの経験値の結び付いた方が増えました。
サボっていると見透かされます(笑)。頑張らなくては!

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ワインは私にとって天職ですね

Nov 18, 2013 by weblogland |
ジュ・ド・レザン年々人気が増してますね。
これで割り当て数が増えていれば言う事なしなのですが(笑)、そうは問屋は卸さない。まったくそのまんまです(笑)。
今思うと、昔は売れない売れない(笑)。もちろん大した数も取りませんでしたが、確実に不良在庫として残ってました。こうして日の目を見るとは!もちろん良い商品と惚れ込んで販売は続けましたが、隔世の感です。この点、マスキューもジュ・ド・レザンの認知度が上がったことに多少貢献できたのかな(笑)?
冗談です(笑)。
マスキューはじっと売りつづけただけなのです。実際は、消費者の方が気づいただけなのです。ワインに対して、より良い選択と判断力が育ってきた証と考えるべきなのです。
いくら私だけで良さを主張しても、駄目に決まっています。それよりもぶれずに売りつづけたことを誇りたいですね(笑)。ワインの良し悪しを正確に判断できる方が増えるなんて、私がワインを始めた頃には考えられませんでした。売っている私だって、旨いか・まずいか判断出来ませんでした。あるワインを飲んで旨さにハマッて、生業兼趣味として目覚めただけです。家業が酒屋でなかったら、今ほどワインを飲むことは無かったはず。
そうするとワインは私にとって天職ですね(笑)。

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シャンパンへの挑戦状

Nov 16, 2013 by weblogland |
秋も深まりもう冬がすぐそこまで近づいたみたいですね。
マスキューでも売れるものが、ビールから一気にワインや日本酒に変わったみたいです。まあ、もともとマスキューはほとんどワインしか売っていませんが(笑)。

ここのところ皆さんの好みをウォッチングしていると、スパーリング・ワインの消費が伸びているような気がします。
スパーリングといっても、旨味と爽快感があって、しかも手頃。この辺がキーワードになっているような。がぶ飲みのスパーリングより、しっかり味わえるスタイル。上質なものにリピートが集まります。季節柄ですかね?

マスキューのラインナップを見ると「デル・フィン・デル・ムンド」が人気No.1です。アルゼンチンのスパーリングワインなのですが、試飲会で紹介したり、お客様の好みに合わせて販売しています。コストパフォーマンスの高さからか、特にリピート率が高いです。ブラインドでテイスティングしたら、迷わずシャンパンと答えてしまう程の出来栄え。
弱点は泡が若干弱いところですが、品質の高さが補って余りありますから問題無しです(笑)。
この暮れ、マスキューのトップセラーワインになりそうです。

悔しいほど良く出来ています。このワインを飲む度、「シャンパンって一体?」と、考えちゃいます(笑)。シャンパンへの挑戦状なのです。

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アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレの造り

Nov 16, 2013 by weblogland |
さてさて昨日の続きです(笑)。話題は造りに入ります。

ロベルトさん「私達はワインを極力空気に触れさせないことと、温度を低温にすることを心掛けています。」
私「醗酵温度はどのくらいですか?」
ロベルトさん「醗酵温度は15℃くらいです。醗酵終了後シュール・リーの状態で0℃で熟成させます。」
一同「れ・れ・零度ですか~!(思わず指で丸をつくる。)」
家内「SO2は何時いれるのですか?もちろん瓶詰め前には入れますよね?そうしないと瓶詰め後にマロラクティック起きますよね?」
ロベルトさん「SO2は醗酵段階で一度だけ入れます。自然酵母だけで醗酵させますから、余分な酵母を抑えるために少量入れます。」
一度「じぇ!じぇ!じぇ!(あまりの驚きに倒れそうになる。)」
私「どうやってマロラクティック醗酵をブロックするんですか?」
ロベルトさん「(ちょっと得意そうに)特殊なセラミックで瓶詰め前に濾過します。」
Kさん「このワインの厚みや酸からすると無濾過かと思いました!」
私「同感です!素晴らしい技術があるんですね!ところでミクロ・オキシダシオンはするのですか?」
ロベルトさん「いやいや。ミクロ・オキシダシオンはしません。あれをやるとフルーティーさや厚みが無くなります。赤ワインには必要な技術だとは思いますが…。」
私「すると醗酵中はポンピング・オーバーしたり櫂入れはしないのですか?」
ロベルトさん「ポンピング・オーバーをします。タンクの中だけではなく、一度広いバットにマストを広げ空気を与えてタンクに戻します(話しに力が入る)」
一同「そんなやり方あるんですね!」

良い勉強になりました。技術は確実に進んでいます。
イタリア人の斬新さに触れた想いです。
あー!楽しかった(笑)!
あと、マスキューのワイン・セラーにサインして貰いました(笑)。お寄りの際には見てくださいね(笑)。

通訳の大登さん、ありがとうございました。

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トレッビアーノ・ディ・ルガーナって一体…?

Nov 14, 2013 by weblogland |
昨日の続きです。

ロベルトさん「ルガーナの地はガルダ湖の影響で夏場は涼しく、冬は暖かくなります。ただし、昼と夜間の寒暖差は大きくなる特徴があります。ですから、ゆっくり葡萄を成熟させ完熟させてから収穫します。」



私「収穫は遅い方が良いのですか?」

ロベルトさん「はい。ただしガルダ湖からの水蒸気の影響から発生するボトリティスに注意しなくてはいけません。」

Kさん「無理に遅摘みしないんだな。」

家内「貴腐にならないんだ。」

私「完熟のアルコール目標が13度なんですね。」

ロベルトさん「厳密に13%ではありませんが、だいたいそのくらいです。」

家内「収穫は何時、何回かに分けるのですか?」

ロベルトさん「今年は9月21日にスパーリングの収穫をして、10月2日にこの白ワインの収穫をしました。全体の70%くらいです。あと最後が10月20日です。」

Kさん「かなり計画的ですね。」

私「それって畑が平だから出来るんでしょうね(笑)。」

ロベルトさん「管理はしやすいです(笑)。」

私「ところで一本の葡萄樹から果汁はどのくらい得られますか?」
もっとも嫌な質問に一瞬表情が曇りましたが、正直に答えてくれました。

家内「ちなみに何房残すのですか?(いきなり果汁量を言い出し難いのを察知)」

ロベルトさん「何度も畑でグリーン・ハーベストをして、最終的に3房です(胸を張って)。」

一同「じぇ!じぇ!じぇ!」

私「それでは何グラムの葡萄果が取れるんですか?(気を遣って回りくどく)」

ロベルトさん「2kg弱程です。」

一同「じぇ!じぇ!じぇ!」

家内「一房大きいですよね。」

ロベルトさん「一房だいたい300~600グラムです。」

Kさん「山梨の高級巨峰の箱入りくらいだぁ。」

家内「トレッビアーノ・ディ・ルガーナって一体…?」

ロベルトさん「D.N.A.鑑定すると独自の品種で3000年ほど遡れます。」

一同「じぇ!じぇ!じぇ! ギリシャ、ローマ時代を遡るんだ!」

私「そういえば写真の葉っぱを見るとポンティカらしくないですよね。葉っぱの切れ込みが浅い。」

ロベルトさん「あと葉っぱも大きいのでより日光に当たるように扇形に枝を誘導します。」

イタリアの奥深さを垣間見ました。
さらに続く。

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ジュ・ド・レザンの入荷予定は12月19日

Nov 14, 2013 by weblogland |
ようやく決まりました!

2013年のジュ・ド・レザンの入荷予定は12月19日、価格は1650円税込みとなりました。

生産量は去年より更に若干減ったようです。1月から6月までずっと雨が降ったことが影響したようです。価格も上がってしまいました。
ポール・ジローもこれくらいが限度の量のようです。限られた畑から本業のコニャック用の原料は造られます。同じ葡萄でジュ・ド・レザンは造られますから、あまり増やすとコニャックの原料が足りなくなります。ボジョレーみたいになってしまうと本末転倒で、ジュース屋さんになってしまいます(笑)。

ともあれ、入荷が決まりました。
同時に予約開始させていただきます。

2013年 ジュ・ド・レザン ポール・ジロー 微発泡葡萄ジュース フランス コニャック地方 グラン・シャンパーニュ 白 750ml 1650円税込み

12月19日以降の出荷となります。

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寒いです

Nov 14, 2013 by akiko |
ここのところ ブログ、サボっちゃいました。久々です。
急に寒くなっちゃいましたね。美しい日本の秋はどこへ行ってしまったの?って感じです。
マスキューは ガラス窓が大きいためか、日が暮れるとほんとに寒い。
厚着をして耐えています。

さぁ、こんな気温になってくると 美味しいのが鍋料理。と、いう事で鍋に合うワインを考え中です。
今年の第一候補は チャコリ!!スペインはバスク地方の微発泡白ワイン。
ずっと以前から取り扱ってみたかったワインです。満を持して 遂に!であります。
とっても 美味しい、魚介にもってこいのワインです。

まだ ちょっと チャコリについて情報不足なので、ただいま スペインワインの本で猛勉強中。
苦手の英文なので 時間がかかりそうですが、いずれDMやブログでお知らせしたいと思っています。

今年は チャコリ! おすすめです。

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ロベルト・ジレリさん来店。意地悪爆弾投下!

Nov 14, 2013 by weblogland |
来ましたよ(笑)!

イタリア ロンバルディアからアジェンダ・アグリコーラ・モントナーレを支えるジレリ3兄弟の真ん中 醸造担当のロベルト・ジレリさんです。まるで女優のペネロペ・クルスみたいな美しい奥様アレキサンドラさんも一緒でした(笑)。

ロベルトジレリ氏と桝久商店岡本がアズマ・コーポレーションの案内で面会

アズマ・コーポレーションの大登さんが案内兼通訳ですから、安心です(笑)。
チーム・マスキューは私と家内、特別参加で筋金入りのワイン・エキスパートKさんの強力布陣でお出迎えです(笑)。

まずは固く握手です。
???
手が厚い(笑)!
(私「Kさん、凄い手の厚さです。私の倍はあります。指もごつい!」
Kさん「おー!農民の手!」)

出鼻をくじかれました(笑)。

ビビっていられないと早速意地悪爆弾投下!

私「日本で沢山ワインを売りたいですか(笑)?」

ロベルトさん「もちろん!沢山、沢山ね!」

でも、ジョークはここまで、ワイナリーやワインの話になると真剣。エノロジストの顔です。熱弁が始まります。
ロベルトさん「ルガーナのD.O.C.はイタリアで一番小さなD.O.C.です。1100ヘクタールほど。モントナールの町はガルダ湖のすぐ側の平地。40人ほどの人しかいません(笑)。最後の氷河期に形成された沖積地でトレンティーノ・アルトアディジェ渓谷の大規模な侵食によってもたらされた石灰石の粘土土壌です。

私「写真でみると砂、又はロームみたいですけど?」
ロベルトさん「粘土なんです。」

私「パウダーみたいにサラサラに見えますよね?」

Kさん「水捌けも良いみたいですよね?」

ロベルトさん「いやいや、粘土なんです。粒子の大きさが粘土の範疇なのです(さすが科学者!)。濡れるとガムみたいになり大変なのです。」

Kさん「水捌け悪いんだ。ワインを飲んだ感じ砂地のような柔らかさがあるんだけど…。」

私「乾いた状態だとサラサラですよね?」

ロベルトさん「このため1ヘクタールに5500本前後しか植えられません。」

家内「調べると降水量は年間900ml弱ですが…、異常に保水力があるんですね。」

私「それで仕立てが高いんですね。病害虫対策ですね。」

家内「じゃないと農薬に頼らなくては無理ですよね。」

ロベルトさん「ほとんど農薬は使いません。初夏に湿度が高い時に消毒する程度。あと灰色カビ病に対しては蜜蝋をスプレーします。」

家内「蜜蝋って高いですよ!」

ロベルトさん「かなり高価です(笑)。」

Kさん「どうやるんですか?」

ロベルトさん「お湯に溶いて溶かします。」

私「ワックスで病床に蓋をする訳ですね。」

ロベルトさん「そして痛んだ樹皮に栄養を与えることができます。」

驚きの技術です。
さらに驚きは続きます。

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ロンバルディアでワインを造るモントナール家からのお客様が来ます!

Nov 12, 2013 by weblogland |
明日マスキューにお客様が来ます!

なんとイタリア ロンバルディアでワインを造るモントナール家からのお客様です。葡萄園を切り盛りする3人兄弟の内の一人(何番目か名前聞くの忘れちゃいました)。

マスキューではモントーナルの『ルガーナ』銘柄の白ワインを扱っています。品が良く、果実味に厚みがあってグッドな白ワインなのです。

来たら、セラーにサインして貰いましょう(笑)。あと、記念写真も撮らなくては。あと、何を質問しましょうか?
「葡萄園をもっと大きくして、沢山売って利益を上げたいんですか?」なんて意地悪爆弾炸裂させましょうか(笑)!
そうそう「低温でのプレ・マセラシオンの際ミクロ・オキシダシオンをやっているか?」なんて意地悪な事聞いちゃいましょうか?たぶんやってないと思うんですが。
あとモントナールは基本的にマロラクティック醗酵をしませんが、その処理の仕方知りたいですね。ワインの素晴らしい味わいに隠されたテクニックを知りたいです。不自然さがない今風のスタイルがどうやって出来るのか教えて貰いましょう!

急な訪問でビックリしましたが、マスキューにとってはいつでもウェルカムなのです。

ちなみに明日13時~13時30分くらいに来る予定ですから、興味のある方は是非ご来店くださいね。

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ジュ・ド・レザンの入荷予定

Nov 12, 2013 by weblogland |
うーん。

まだ決まりません!

何が?って、2013年のジュ・ド・レザンの入荷予定です。
フランス コニャック地方の中心の最良の地で造られる最高のコニャック グラン・シャンパーニュの原料葡萄で造られるジュースです。
造るのはコニャックで数少ない小規模生産者 ドメーヌ的な名門ポール・ジロー。
毎年一度その年に収穫された葡萄だけで造られるジュース。当然作柄の差も出ますし、限られた畑だけで造りますから、数も少ないのです。
マスキューはジャパン・インポートさんが輸入を始めた頃から、しつこく販売してます(笑)。ですから、私同様のジュ・ド・レザンのファンが沢山います(笑)。
また、この2年(2011、2012)割り当て数が減りましたから、気が気ではありませんでした。恐らく、今年も数は増えないはずですから…。
ジュ・ド・レザンのファンの方からの問い合わせが増えると共に、予約の要請が。
でも、数も決まらない、入荷予定日も決まらない、価格も決まらない、では恐ろしくて先行予約は出来ません。

困ったなぁ…。

でも、こればかりはしょうがありません。売り急いでお客様に迷惑をかける訳には参りません!

解り次第お知らせしますから、しばしお待ちを!
例年入荷してから、一ヶ月くらいは在庫がある商品ですから、多分大丈夫かと。
ご心配な方はこっそりメールして下さっても構いませんので(笑)。

あの旨さは癖になりますよね。何たって料理にマリアージュしちゃいますから。

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南フランスのシラーとヴィオニエ

Nov 11, 2013 by weblogland |
昨日、今日とサンプルで取り寄せたワインを飲んでいました。
南フランスのシラーとヴィオニエです。
私「このシラー凝縮感あるね。いかにも南フランスだね。甘さにボリュームあるね。」
家内「うん。確かに濃いね。この価格帯じゃレベル高いよね。でも、悲しいかなシラーらしさがないよね。」
私「圧倒的に甘くてインパクトあるから、売りやすいとは思うけどね(笑)。シラーらしくない(笑)。どうしよっか?」
家内「リンカーン・エステートのシラーズを売る方が良心的だよね(笑)。」
私「そーだよな。お客様にシラーとして売るには若干難があるよね。シラーらしくないし…。」
家内「飲んでシラーってわからないし、シラーらしくないにしろワインに特徴が欲しいよね。甘いだけだもんね。」
私「ラベルにシラーって書いてあるから良いってものじゃないよね。」
家内「マスキュー的チョイスには該当しないかな。」
私「では却下ということで。」
決して悪いワインではありませんが、微妙なこだわりがマスキューにはあります。
簡単には決まりません(笑)。

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甲州に頼り過ぎるのは危険?

Nov 09, 2013 by weblogland |
今朝の朝刊に載ってました。

『甲州』が欧州系の品種ではあるがに中国系の葡萄の影響を受けているのがDNA鑑定で確認されたとのこと。
ヨーロッパ系品種(ヴィニフェラ)の原産地は黒海沿岸の地カフカス辺り。今から1万年以上前に遡ると言われています。ちょうど氷河期が緩む頃。それがワインの原料として西に広がり、ヨーロッパのドイツまでたどり着き確個とした現代の品種リースリングなどになるまで少なくとも約2000年かかっています。
東のシルクロードでは命にかかわる水分供給源として食用葡萄となった訳です。同じ欧州系と言ってもシルクロードの水分供給源としての葡萄は異常に大きい!一房が馬の顔ほどでかい(笑)。皮も厚く保水力が強いのです。砂漠の厳しい環境に合うよう交配品種改良されたのは自然なこと。それがシルクロードの果ての果て、日本にたどり着くのが確認された資料からは奈良時代。
そして、長い空白を経てワイン用葡萄として日本で注目されてからまだ数十年。

うーん。

甲州もリースリングも同じ欧州系品種かもしれませんが、リースリングは誕生まで少なくとも2000年の時間を要した品種改良の末に生まれました。甲州もワイン用品種として確立するまでに2000年かかる?

そう思うと絶望的になりますね。シルクロードで育まれた、恐らく一万年にもなる可能性のある癖を駆逐改良するにはクローン技術か成分調整するのが現実的です。ただ、最新のテクノロジーで美味しい甲州ワインが出来たとしても、それが市場にすんなり受け入れられるか疑問があります。
なぜなら、それが自然なワインではないからです。

甲州に頼り過ぎるのは危険な気がします。

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Aさん「一本のワインを何日もかけて飲むんですね?」

Nov 09, 2013 by weblogland |
今日、常連のAさんがお見えになりました。

Aさん「マスキューさん、ブログ見ましたけど、一本のワインを何日もかけて飲むんですね?」
私「読まれました?お恥ずかしい(笑)。そーなんです。そうしないとそのワインの本当の姿が解りません。」
Aさん「でも、試飲会なんか行って選んだワインなんでしょ?」
私「もちろん、そうです。でも1本丸々時間をかけて飲まないことには、確信が持てないんです(笑)。もう、習性に近い(笑)。」
Aさん「その結果が店に並ぶ訳ですね(笑)。でも、1本丸々飲んでから決めるんじゃ大変ですよね。」
私「確かに非効率(笑)。我が家では常に飲みかけのワインが2~3本ある状態です(笑)。今日取り寄せたサンプルのワインが8本ありますから、これだけでも一週間くらいかかります。苦じゃありませんが(笑)。」
Aさん「そういうサンプルって貰えるんですか(笑)?」
私「ただで貰うと断り難くなりますんで、ちゃんとお金払いますよ(笑)。」
Aさん「ダメな時はなんて言うんですか(笑)?」
私「インポーターさんは自社製品を愛してますから、さすがに『ダメなワイン』とは言えません。」
Aさん「じゃあ、なんて言うんですか?(執拗に食い下がるAさん)」
私「企業秘密なんですが(笑)、マスキューには高級過ぎるとか、同じようなワインを売っているとか…(笑)。」
Aさん「高級過ぎるって高過ぎるってことですか(笑)?」
私「私の口からは言えません(笑)。」

鋭い指摘でした(笑)。

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やはりガロフォリは『神』でした!

Nov 08, 2013 by weblogland |
ノベロ
昨日で今年のノヴェッロを飲み干しました(笑)。
先週の金曜日に抜栓してから丸五日じっくり観察しました(笑)。
先日ブログで書きましたが、全体的には小ぶりでしたが、造り手の尽力を感じる出来栄え。この3種類しか飲んでいませんが、真面目に造っています。ボジョレーのように、「どうせ早く飲まれちゃうんだから、軽くて飲みやすければイイや。」みたいなノリで造ってませんね。ノヴェッロの認知度も低いし、造り方が定まってないのも幸いしてますね。ガロフォリのように完全にマセラシオン・カルボニックで造るスタイルもあれば、通常のワインにマセラシオン・カルボニックで造ったものをアッサンブラージュしたようなスタイルが混在します。

ノヴェッロ・トスカーノ2013年 グラヴェペーザ は、時間が経つにつれてサンジョヴェーゼらしさが増します。もちろん甘味は時間の経過とともに落ちて行きますが、崩れません。ベースのオレンジっぽい果実味を感じると「よくぞ耐えた!」と涙が出そうでした(笑)。地味ではありますが、努力が伝わる佳品でした。

ノヴェッロ・サレント2013年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT は終盤になると南イタリアらしさが出てきました。チョコレートやミルクっぽさをほんのり感じます。樽は使っていませんから、葡萄由来の香りですかね?ネグロ・アマーロらしい味わいには違いありません。この状態になると時間の流れも遅く感じるような感覚に囚われました(笑)。

ティニ・マルケ IGT 2013年 ガロフォリ は五日目にして「明らかにモンテプルチアーノ種!」と解りました(笑)。あのボジョレーと間違うような第一印象からは考えられません。もちろん抜栓時の甘味は落ちていますが、リキュールのような濃密さが漂います。泥臭いラズベリーの味わいはまさにモンテプルチアーノ種でした。
もともとのワインの良さは素晴らしいですね。手を抜いていないどころか、渾身の造りです。アルコール分が11.5%しかないのにこの出来栄え…。
やはりガロフォリは『神』でした!

日本じゃ無理かなぁ?

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クロアチアのワイン

Nov 06, 2013 by weblogland |
先週の火曜日、ちょうど一週間前に 筋金入りのワイン・エキスパートKさんのクロアチアワインを飲ませていただきました。



白の『ポシップ』は頑強でした。毎日ちびりちびりティスティングしましたが、崩れません。最初にKさんとティスティングした際
私「ちょっとミュスカっぽいニュアンスが出てきましたね。ベースの香りですか?」
Kさん「レストランで飲んだ『ポシップ』は並級でしたが、たしかにミュスカっぽさがありました。」
翌日飲んだ時、ミュスカの香りが強くなると予想していましたが、全然(笑)。逆にバランスが戻って堂々としたものです。まだ移動のダメージが残っていたようです。
頑強であまりアロマティックな品種でない『ポシップ』を樽醗酵樽熟成することで滑らかさと華やかさを引き出したワインでした。あと、気がついたのですが、樽材はフレンチ・オークのようです。短い熟成期間のワインにはスラヴォニア・オークよりフレンチ・オーク(おそらくアリエ産)の方が適しているからなのでしょう。しっかりフランスと繋がってますね(笑)。
そして、この『ポシップ』はおそらく最良・最上の白ワインと確信しました。こんなしっかりした白ワインなかなかありません。

あと同時に赤ワインもティスティングさせていただきました。品種は『プラーヴァッツ・マリ』。沿岸部の地場品種だそうです。知りませんでした(笑)。
まず、ファースト・インプレッションは「タンニンの密度感にビックリ。」でも固く頑強に閉じている訳ではありません。ハンガリーの『牡牛の血』『エグリ・ピカヴェール』にちょっと似てますか?もっとプリミティブな感じかな?
圧倒的なタンニンとグリセリンの甘さにより樽香はマスキングされていますから、グレート・ワインであることは間違いなし(笑)。
翌々日になるとカリニャンっぽさが出てきました。鉄っぽいあのニュアンスです。支配的で壁のよう(笑)。これがベースの香りだとは思いますが、この状態が一週間経っても変わりません(笑)。
なんと頑強な…。
樽材はスラヴォニア・オークですが、果実味を凌駕することなくしっとりと果実味に寄り添うよう。
シンプルではあるが、飛び抜けた質の良さを感じました。
あとで値段を聞いてビックリ。極上な訳でした。

この『プラーヴァッツ・マリ』も『ポシップ』同様に香りより、味わいと質感で訴求してくるタイプです。やはり、よりギリシャや原産地に近いと感じました。
また、クロアチアもイタリアやフランスなどのワイン生産国同様の技術革新の波が及んでいることにもビックリ。
自分が知らないことだらけのヨーロッパワイン界。フランス、イタリア、スペインだけではヨーロッパワインは語れないと実感しました。
更に勉強せねば!Kさん、ありがとうございました!
でもクロアチア語って全然解りません。どうしよう?

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ラクリムス・レックス人気ありますね

Nov 05, 2013 by weblogland |
うーん。

ラクリムス・レックス人気ありますね(笑)。
あのスペイン・リオハでヴァル・サンソのハビエルさんが造るワインです。
ガルナッチャが75%なのですが、グラシアーノが25%入っているせいか、締まりがあります。有りがちな緩さがありません。
あと、圧倒的な甘さと明瞭な赤いベリー系の果実味は説得力があるようですね(笑)。チェリーの砂糖浸けみたいな強烈さ、解りやすさに魅了される方は多いですね。この点だけでもコストパフォーマンスの高さは飛び抜けていますから、当然と言えば当然なんですね。

家内「ラクリムス・レックス好評だよね(笑)。」
私「そーだよね(笑)。解りやすいだけじゃなくて、複雑さや新しさがあるからかな?」
家内「マスキューのお客様は舌の肥えた方が多いから、単に解りやすいだけじゃ続かないよね。ラクリムス・レックスはリピーターが多いもんね。」
私「そーだよね。リピーターの多さはシャトー・ピネレと同格だしね(笑)。あと、気がついたんだけど、我々よりお客様の方が、味わいについては革新的かもね。我々はかなり保守的かも(笑)?」
家内「たしかに!年齢的にも私達の味覚はもう出来上がってるし。新しい斬新なものに対しては、まず疑ってかかるし、慣れる時間もかかる(笑)。」
私「そんな歳なんだね。トホホ(笑)。」
ラクリムス・レックスがこんなに人気を博すとは予想を超えていたのです。
まあ、チョイスしたワインが思ったより売れたからと言って、悩む必要もありませんね(笑)。

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美味しい国産ワインがあったら真っ先に皆さんにはお知らせします

Nov 04, 2013 by weblogland |
前回の続きですが、価値のあるワインが国産でできたら素晴らしいのです。でも、数の少ない稀少品になるはず。もちろんコストもかかりますから高い。これを解消、軽減するには地産地消もしくは生産者の直売となります。我々小売業者は通す必要がありません。また、そうあらねばなりません。
中・小のワイナリーが継続的運営をするためには、利益が上がらないことにはイケません。無駄な流通経費を払って高くする必要はありません。マスキューにしても、国産ワインは「チョイスして販売する」類いのワインとは違うカテゴリーのワインですから、利益を上げる根拠がありません。

「マスキューさん、なぜ国産ワインを扱わないの?」と聞かれます。もちろん応援したい気持ちはありますが、無理に国産ワインを並べることは国産ワインのためになりません。結局売れずに捨てるより、売らない方がましだからです。現時点では、実際に売れる自信がありません。
過去人知れず、かなりの量の国産ワインを棄てています。
でも、美味しい国産ワインがあったら真っ先に皆さんにはお知らせします(笑)!これは商売とは別。私の出来る応援なのです。

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やはりガロフォリは『神』でした

Nov 03, 2013 by weblogland |
さあ、昨日抜栓したノヴェッロ今日はどうなっているでしょう?
糖度が足りなく補糖したりしていると、バランスが崩れますから解ります。
まず●ノヴェッロ・トスカーノ2013年 グラヴェペーザ は、バランスが良くまとまりが良いですね。密度感もほどほどあります。フルーティーな中にサンジョヴェーゼらしい優しい舌触りもあります。悪い年のイメージがありませんね。アルコール分とエキス分の折り合いが良いです。変に出っ張ったところがありません。
そして、●ノヴェッロ・サレント2013年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT 思った以上にフルーティー(笑)。りんご酸を感じ、プーリアらしくないほど。基本的に意地悪な部分のないワインですから、飲みやすい飲みやすい(笑)。ブライドでやったら産地を間違えるかも?

さて大本命の●ティニ・マルケ IGT 2013年 ガロフォリ イタリア マルケ ノヴェッロ いつもと比べると軽いには軽いのですが、実に旨い。ノヴェッロとしたら非の打ち所がありません。今日のミニ試飲会では、皆さんの圧倒的支持を集めました。
「マスキューさん。ヌーボーと言うと、どれも似たようだと思ってましたが、どれも違う(笑)。」
「トスカーナとプーリアは誰が飲んでも違うよね。」
「作柄が悪いと言っても旨いですよね。こんな事言ってはいけませんが、ボジョレー・ヌーボー飲んで旨いと思ったことありませんが、イタリアヌーボーは旨い。特にガロフォリは抜群。でもボジョレーに似てる(笑)。」
私「ガロフォリのノヴェッロは昔は早飲みのボジョレースタイルではなく、解りにくいワインでした。でも、この2、3年で解り易いスタイルに変わりました。ただ葡萄の質は落としていませんから、旨味がハッキリ伝わってきます。アルコール分は11.5%と低く困難な年であるにも拘わらず、この出来栄えは立派かと。」

やはりガロフォリは『神』でした(笑)。


あと、思ったのですが、イタリアの生産者は困難な年でも質を追求しますね。それは、基本的に量の確保が容易な、恵まれた自然環境に原因はあります。
冷涼で間違えたら収穫が全滅してしまうような厳しい産地の生産者とは、自ずとワイン造りのアプローチが違っているようです。
でも、イタリアに見られるようなチャレンジ精神は、日本のようなワイン途上国には必要ですよね。じゃないとオリジナリティが生まれません。厳しい注文かもしれませんが、期待されます。
ヨーロッパ産地のワインを真似しているだけや、成分調整に尽力しているだけでは真のオリジナリティは確立できません。

関税も撤廃されるようですから、今以上の思い切りが必要になります。大変だとは思いますが、頑張れニッポンなのです。
価値の高い国産ワインが造れるようになったら、我々末端の流通業は通らなくなるはずですが(笑)、そうなったらなったで仕方ないこと。了見の狭いことは言いません(笑)。

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ノヴェッロ, 飲みました

Nov 02, 2013 by weblogland |
飲んだ、飲んだ、飲みましたよ(笑)!

今年のイタリアのノヴェッロです。

うーん。

やはり糖度は作柄の良い年に比べると低いですね。グリセリン由来の甘さのパワーはさほどではありません。
あと、酸がやや目立ちます。減酸がスムーズに行かなかったようです。秋にイレギュラーが生じたんでしょう。
ただ、まとまりは良く、尽力を感じる出来上がり。感謝して飲むべきです。

ノヴェッロ・トスカーノ2013年 グラヴェペーザ
実は一番心配していたワインです(笑)。上手くまとめました。作柄の差を感じさせない出来栄え。ひょっとしたらトスカーナの2013年は良いかも?
ノヴェッロ・サレント2013年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT
やはり、暖かいプーリアはアドバンテージがありますね(笑)。怒涛のニュアンスはありませんが、しっかり及第(笑)。南イタリアらしさありますね。

ティニ・マルケ IGT 2013年 ガロフォリ イタリア マルケ ノヴェッロ
やはりガロフォリは『神』でした(笑)。大きさは作柄の良い年には及びませんが、滋味深い旨味がしっかりあります。あと、信じられないほどの香り!パターンはボジョレー・ヌーボーと同じようですが、香りの分量とクリアネスは飛び抜けてます。


ガロフォリのワインはモンテプルチアーノ種ですが、味わいはまるっきりボジョレーと変わりません。だから、それが第二アロマと言えば理解もできますが。ただトスカーノとサレントはしっかりサンジョヴェーゼとネグロ・アマーロの香りがします。
まあ、マセラシオン・カルボニックを開放式タンクでするか、密閉式タンクでやるかの違いかもしれませんが、品種の違いは出ているのは事実。
第二アロマの迷路にはまりそうです(笑)。

ともあれ、ホッとしました(笑)。

明日の分まだありますから、ご試飲くださいね。

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