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Written on 2014 09 14

国産ワインをテイスティング

Sep 14, 2014 by weblogland |
昨日は久しぶりに国産ワインをテイスティングしました。
3700円もする高級品です。白はシャルドネ、赤はメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンのアッサンブラージュスタイルです。
赤ワインは面白かったです(笑)。飲んでみるとピノ・ノアール的?
うーん。
カベルネをワインの構造ではなく、ベリーの香りのアクセントとして使っています。フランス的なカベルネ・ソーヴィニヨンを日本では造れない壁を乗り越える試みですね。こんな行き方があるんですね(笑)。
ここでふと思い出しました!
先日飲んだスペインワインがガルナッチャにカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしていました。味わいはテンプラリーニョっぽいがちょっと違う。プラムの香りの強いテンプラリーニョ?あとからカベルネが入っていることを知り納得。「カベルネのベリーっぽさを上手く使ったんだ。」「グルナッシュだけだとプラム一辺倒になるけれど、カベルネを加えてベリーっぽさを表現している。グルナッシュの明るさがあるからカベルネの黒さが目立たない。」「香りに深みがあるのはこの性かぁ。」
一昔前はどこでもカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しました。名前だけで売りやすいからです。でも美味しいカベルネ・ソーヴィニヨンは栽培適地でなくては造れません。その結果の行き方なんですね。特に日本ではカベルネがピノ・ノアール的な手助けをするとは!フランス人はビックリ(笑)。呆れるかな?

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良いワインってすぐに無くなるのが欠点です

Sep 14, 2014 by weblogland |
ある若いお客様がいらしました。
「マスキューさん。最近ワインを飲みだしたビギナーなんですが、友達にマスキューさんを紹介されました(笑)。先日ペズナを飲んでみてとても美味しかったのですが、ワインの善し悪しってどんな基準があるんですか?」
私「好みは個人の嗜好ですから、それを別としてならば『果実味』かと。ちゃんと果実味を表出しているかだと思います。」
お客様「それってよりフルーティーな方が良いと言うことですか?」
私「ある意味そうです。ただし、自然を尊重して尽力して造られたワインかな。無理をしたり加工し過ぎると味わいに綻びが出ます。ですから綻びのないワインが良いワインかと。」
お客様「濃ければ良いワインではない?」
私「薄くて水っぽいのは駄目ですが(笑)、高価で濃くても水っぽいワインはかなりありますよ(笑)。」
お客様「高いワインなら間違わない訳じゃないんだ?」
私「残念ながらそうです。」
お客様「どうすれば判断がつくようになれるんですか?」
私「一番てっとり早いのが例えば気に入っていただいた『ペズナ』などを飽きても飲み続けることです(笑)。『ペズナ』はとても良いワインですから、飲み続けることで自然と「良いワインの基準」が身に付きます。」
お客様「様々なワインを飲むことではないんですか?」
私「ワイン産地のヨーロッパだと、自分の住んでいる村の誰々が造るワインが美味しいということが解っています。そして彼らはそれを飲み続ける訳です。」
お客様「じゃあ『ペズナ』また買っていこうかな(笑)。でも、マスキューさん。『ペズナ』残り少ないですよね?」
私「申し訳ありません。それしかありません。」
お客様「飽きるまで飲み続けられないですよ(笑)。」
私「スミマセン!良いワインってすぐに無くなるのが欠点です。」

冷や汗かいちゃいました。

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