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マスキュー試飲会のラインナップ 201809

Sep 28, 2018 by weblogland |
今月9月28、29日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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いつもながらのバタバタでスミマセン。
まずは飲み応えのある白!これマスキュー定番のアイテムなんですが、しっかりした白ワインを飲みたい欲求にぴったりなのです(笑)。

〇『レ・アビーム』2017年フィリップ・ラヴィエール フランス 白  ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 1635円税込み
シャンベリーの南、A.O.C.ヴァン・ド・サヴォア域内のクリュ アビームの白ワイン。ジャケール種100%で造られています。


畑は急峻で、斜面の狭く限られた耕作可能地という感じ。もちろん機械は入りません。フィリップ・ラヴィエールはミヨンという集落に本拠を置きますが、隣のクリュ アプレモンにも畑を所有しているようです。(畑というより斜面。)


ワインはステンレスタンクで発酵後、タンク内で澱とともにシュール・リーの状態で熟成後、出荷されます。マロラクティック発酵はしないようです。味わいは切れる切れる(笑)。白い花や青草のニュアンス。りんごやグレープフルーツなどの柑橘類の果実味が爽やか。残糖があるため、冷やした状態で楽しむのがベストです。ドイツのトロッケンに似ていますが、もっとワイン自体にパワーがある感じですか。この辺がジャケール種の特徴のようです。


夏場、シーフードサラダやフリッターには最適ですね(笑)。あと逆に味醂を使った和食にも合いそうです。日本人の嗜好にも合う気がします。いろいろ試したら世界が広がりそうです(笑)。


これも定番なのですが(笑)、これ以上安く美味しいピノ・ノワールはありません!
●ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2016年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア 赤 ムンテニアI.G. 750ml  1280円税込み
ルーマニアのワインを扱うのは、思い出せないくらい久しぶりです(笑)。その間EU に加盟したり、ワインの法規も変わっていますから、ちょっとお勉強が必要(笑)。

国土のほとんどでワイン生産が行われているルーマニアは大きく7の生産地方に別れます。そのなかに37のD.O.C. (EU 法のA.O.C.)と12のI.G. (EU 法のI.G.P. )が制定されています。

このドメニイレ・サハテニ(インポーターさんの資料ですとドメーニレ・サハティーニですがヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の表記を優先します)は2003年に女性醸造家アウレリア・ヴィシネスクさんにより創業。

ワインナリーはブカレストの北ムンテニア地方のデアル・マーレ地域のミジル村にあります。畑はカルパティア山脈の南の緩傾斜の平原。いかにも日照に恵まれ、水捌けの良い好立地。実際、緯度はフランスのローヌと同じ、気候はブルゴーニュに似ているとか。

どうやら美味しいピノ・ノワールの匂いがしてきました(笑)。

このワイン飲んでみると、香りがとにかく美しい!ラズベリーやこけももなどの冷涼な産地のピノ・ノワールのニュアンスがとても上手く出ています。複雑さもあり、チャラいネゴスのブルゴーニュのピノ・ノワールは目じゃない(笑)。

醸しは10日ほどと短めながら酸やタンニンはしっかり抽出されていて、ストラクチャーはしっかりしています。作柄の良いオット・コートかサヴィニやショレイ・レ・ボーヌを想わせる味わい。でもブルゴーニュの湿った腐葉土のようなニュアンスではなく、もっと乾いた感じかな?スパイシーさや樟脳っぽさも若干ありますね。ピンと背筋を立てたような筋の通ったクラシックさがよろしい(笑)。どうやら数少ないピノ・ノワールの栽培適地のようです(笑)。

それにしてもこの価格でこの質を実現したのは驚きです!将来ブルゴーニュの牙城を崩すのでは?これから先を見守りたい産地、ワイナリーです。


ニュー・ワールドのワインはあまり好まないマスキューなのですがこれは別(笑)
。アイデンティティーを感じる良品なのです。
●ロス・カルドス マルベック 2017年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml スクリューキャップ
1249円税込み
このマルベックとてもマルベックらしいのです。マルベックはもともと濃いワインに向いた品種ですし、アルゼンチンでは代表的品種でもあります。でも、なかなかグレナデンなどの赤い果実のニュアンスが出るまで時間がかかってしまいます。若いと果実味もワインの色同様に真っ黒になりがち(笑)。味わいも渋く感じがちになります。

このロス・カルドス銘柄のマルベックは、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。

収穫された葡萄は除梗後、低温で10〜15日間のプレ・マセラシオンしながらミクロ・オキシダシオンをするそうです。この過程で十分なタンニンとアントシアニンを抽出、重合が出来ます。そしてプレスをし果皮と分離してから主醗酵のアルコール醗酵を始めます。最新のアプローチです。

新しい技術的アプローチは結果がでるまで議論されたり批判されたりしますが、このワインに関しては問題ありません。基本的に葡萄果がしっかりしていますから、出来上がったワインに欠陥はありません。薄いワインを無理に濃くするような無理をしている訳でないですから、ワインのもちが悪かったり、抜栓後すぐにダメになったりしません。もちろん何年も寝かせるようなワインではありませんが、硬くてなかなか飲み頃にならないマルベックがすぐにベストの状態で楽しむことが出来ることは素晴らしいイノヴェーションと言えます。

また早くリリースできますから、生産者のキャッシュフローも良くなりますね(笑)。

日進月歩、ただ立ち止まっているだけではダメですね

●シャトー・ド・ヴォージェラス レ・プリウール 2015年 フランス ラングドック コルビエールA.C. 750ml 1450円税込み

南フランス ラングドック地方オード県の広大なワイン産地コルビエールA.O.C.の赤ワインです。
このワインは彼の地で評判の高い協同組合のもの。
グルナッシュ、シラー、ムールヴェドルとカリニャンを使ったこの地域を特徴づけるブレンド。深くやや暗い色調のルビー・レッド抜栓後いきなり全開とはいきませんが(笑)、しばらくすると赤い皮のリンゴ、グレナデン・シロップ奈土のエキゾチックな風味、ベリーなどの黒い果実
に満たされます。非常にバランスの良い香味です。さらに時間が経つとフルーティーさの背後にスパイスや森の葉っぱ、苔や土、タール(?)のような重い要素が感じとられます。じっくり飲むととても複雑なのです。コルビエールらしい多量のタンニンはキメ細かく、エレガントなヘビーさ。アルコール分が13.5%なのが理由なのか?しっかり丁寧な抽出がされたワインにバランスの良さ、エレガントさが両立しています。力ずくなワインが多い彼の地 ほどよく力を抜いたスタイルはなかなかのものだと思います。進化してますね(笑)。

●ジゴンダス 2015年 テラス・ド・モン・ミライユ アラン・ジョーム フランス ローヌ 赤 750ml 3425円税込み

このワイン、シャトーヌフ・デュ・パフのニュー・スター  ドメーヌ・グラン・ヴヌール のネゴシアン・ブランド『アラン・ジョーム』のものです。ドメーヌ・グラン・ヴヌール自体はシャトー・ヌフ・デュ・パフに本拠を置き、19世紀前半から続くドメーヌです。まあ、彼のドメーヌの中興の祖のなったアラン・ジョームのネゴシアン・ブランド。いわゆるネゴシアン物。まあ、評価本で100点満点を獲得した勢いなのでしょうが、通例マスキューでは扱いません(笑)。
それでは何故扱うか?
単に旨くてコストパフォーマンスに優れていましたので、扱うことになりました(笑)。近年のジゴンダスの人気と価格の高騰から、リーズナブルなジゴンダスは無いものかと探してみるとありました(笑)。
グルナッシュ85%、シラーとムールヴェドルで15%。やや暗く力強く濃い果実味は健康的で優しい甘さが伴っており、満足の行くもの。黒いベリー系の果実や柿・干し葡萄・コーヒー・スパイスなどの明瞭なニュアンスがバランス良くエレガント。そして、舌触りも滑らかで若さが荒さに感じません。飲んだ瞬間「このワイン高級だな。」と感じさせてくれるのです(笑)。パフ的なスタイル。


美しいネッビオーロがワイン・シーズンの幕開けに相応しい!非の打ち所ないワインなのです(笑)。定番ですが試飲会は初登場。何故かって?美味しいに決まっているからです(笑)。
●ヴァルテリーナ・スペリオーレ『サッセーラ』リゼルヴァ 2005年 バルジェラ 
イタリア ロンバルディア 赤 ヴァルテリーナ・スペリオーレD.O.C.G. 750ml 4628円税込み 
このワイン、ロンバルディア州ソンドレオ県 アルプスに連なる尾根の端部南向きの段々畑で造られます。
 
生産者のバルジェラ家は1885年からワインを造り続けています。
 
畑は標高800メートル。想像を絶する急傾斜地にあります。冷涼で昼夜の気温差が大きく、土壌は砂・砂利の多い石灰質土壌。
 
厳しい環境の中、エノロゴである現当主パオロ氏のもと、魅力的なワインを造っています。

ロッソ・ディ・ヴァリテリーナD.O.C.のワン・ランク上のワイン。試験試験で出るD.O.C.G.ですが、飲むのは初めて(笑)。ネッビオーロ100%、熟成期間が3年以上。
 
バローロだけが偉大ではないことが解ります。偉大なワインなのです。平気で30年位もつワインなんですね(笑)。D.O.C.であの出来映え、D.O.C.G.となると尋常ではありません。でも熟成しないと本来の良さは解らないでしょうね。きっと


以上6本!
今回は定番が少し多いですが、どれも納得いくもの。(だから定番か?)
何時も通り28日(金)は17~20時30分、29日(土)は11~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ちしておりまするぅ(笑)。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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よーやく並びました!201808

Sep 27, 2018 by weblogland |
よーやく並びました!
明日、明後日の試飲会用のワインです(笑)。

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う~ん。なかなかカッコいいかな(笑)。
トリのサッセーラは値段と味に比例したカッコ良さ(笑)。あと、ロス・カルドスのマルベックが妙に素敵に見える(笑)。今回はラベルがトラディショナルなものがほとんどですから、マルベックのアザミの花の絵が目立ちますね(笑)。けばけばしくなく可憐に見えますね。苦境に立つアルゼンチン経済の救世主になるか?(こんなもんじゃなれるわけないか。)でも品質の良さ、コスト・パフォーマンスの高さはなかなかのものかと(笑)。
あととてもシンプルなのがルーマニアのラヴィ・ピノ・ノワール。滋味な味わい
ということで(笑)。しかも進化してますぞ!

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ドメーヌ・セリーヌのエヴァンスタッド・リザーブ2014年

Sep 21, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
ついつい仕入れてしまいました(笑)。
アメリカ・オレゴンのドメーヌ・セリーヌのエヴァンスタッド・リザーブ2014年です。

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まあ、マスキューにはちょっと高級なワインなのですが、セラーに1本も無いのは寂しい(笑)。毎年飲んでもいますから、ついつい(笑)。基本アメリカのワインは好きではありませんが(笑)、これは例外(笑)。シンメトリーでフレンドリー。アメリカン・ポップ・アートを見てる気分になります(笑)。
愛飲家がいるのも解る気がします。
でも、徐々に値段が高くなってるんですよね。その度にもう売るの止めよう!って思うのですが、ついつい継続。策にはまったかな(笑)?

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いや待て!サンプルのおさらいもしなくては

Sep 19, 2018 by weblogland |
涼しいですね(笑)。
さあて、今晩は何を飲みましょうか(笑)?
いや待て!サンプルのおさらいもしなくては!今我が家には開いているサンプルが5本あります。店にはさらに5本(笑)。
あー、困ったなぁ。しょうがありませんからすべて飲む!
天職ですね(笑)。
ところで今月の試飲会に出すワインはサンプルから1本もありません(笑)。もう解っている再入荷品や以前から目をつけていたものばかり(笑)。あと2アイテムくらいは新入荷のものを見つけたいところです。もう一度違うサンプル取り寄せないとダメかな?

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ボナルダ手強かったでした

Sep 17, 2018 by weblogland |
う~ん。
ボナルダ手強かったでした(笑)。
昔飲んだ南西フランスのマディランやカオールみたいでした(笑)。
2006年と2007年を試しましたが、膨大なタンニンと酸にたじろぎました(笑)。2007年の方は開けて2時間ほど経つとプラムの果実味が柔らかに広がり、らしさを感じましたが、2006年はまだまだ手強くフレンドリーじゃありません。ワインとしてのポテンシャルの高さは2006年の方が上ですね。そのヴィンテージの差がようやく出てきたと言うのが正しいのかな(笑)?
彼の地の2006年は凄いですね。でも本当のことが解るまで12年かかったことですから、ワインの世界は奥深い。きっと、一生かけても解ることなんかほんの少しなんでしょうね(笑)。でも止められない(笑)。体の続く限りはやり続けるマスキューなのです(笑)。

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特売棚に新しいアイテムが並びました。

Sep 16, 2018 by weblogland |
そうそう。マスキューの特売棚に新しいアイテムが並びました。

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これは定番で扱っているチリのアナケナのカベルネ・ソーヴィニヨンの上級品。
あまりニュー・ワールドのワインを好まないマスキューなんですが(笑)、これは許せる(笑)。カベルネらしいカシスのニュアンスがあります。
通常1,480円税込みで販売していますが、
1ダースだけ980円税込みの大特売!
なんで?
訳は聞かないでください(笑)。
たいした訳はございませんから、変に疑わず買われるのが賢明かと(笑)…。

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ちょっとヘビーなワインを並べていま

Sep 16, 2018 by weblogland |
今マスキューのカウンターの上はこんな感じ(笑)!
だいぶ涼しくなってきましたから、ちょっとヘビーなワインを並べています(笑)。

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定番の南フランス コルビエールのシャトー・ラ・バスティードの白と赤。どちらもふっくらしっかりしたもの。アルコール分は14%ですが、アルコリックではなく折り合いがよろしい(笑)。アルコール分と甘さで押しきるタイプではございません(笑)。伴った旨味がありますからデイリーな食事にも合わせやすく使い勝手良し(笑)!
ようやく、これを飲んでほっと出来る季節になりました(笑)。

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鮮度抜群の鰹-さあ、ワインは何に合わせましょう(笑)?

Sep 13, 2018 by weblogland |
昨日は鰹食べました(笑)。
頂き物で、午前中に真鶴沖で釣り上げられた鮮度抜群の鰹です。一抱えの大物で身がパンパンに張った、いかにも美味しそうなもの(笑)。
さあ、ワインは何に合わせましょう(笑)?
釣り人のFさん曰く
「韓国料理で活きたタコを食べる時みたいに胡麻油と塩をタレにすると旨いらしいですよ(笑)!」
私「そうするとオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナなんか合いますよ。きっと(笑)!」
その後家内と作戦会議(笑)。
家内「売っている鰹と身が違うよね。スッゴクしっかりしてるし、癖のある臭いもしない(笑)。」
私「外観からして違うよね。白い(笑)!鮮度の良い青魚だよね。」
家内「さて、ワインは何にしようかなぁ(笑)?」
私「オーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナは鉄板だよね。」
家内「う~ん。私としては赤ワインでチャレンジしてみたいな(笑)。」
私「好物のカベルネ・フラン(笑)?」
家内「う~ん。もっと軽い系がイイような気がする。」
私「マスキューのカベルネ・フランはしっかり系だから、鰹の新鮮で繊細な香りには合わないかも?マスキングしちゃうかな?」
家内「よし!ラ・ヴィーのピノ・ノワール!」
私「おっ!ルーマニアのラ・ヴィーね(笑)!」

結果報告!
とてもグッド(笑)!
ラ・ヴィーの濃度感と東欧特有の旨味が、爽やかでじんわり美味しい鰹と相性バッチリ(笑)。口のなかで両者が爆発するようなマリアージュではありませんが(笑)、まるっきり違和感なくグビグビ、モグモグ(笑)。食が進む進む(笑)。鰹だけで満腹になっちゃいました(笑)。
秋なんですね(笑)。

ありがとうございました!

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イタリア ロンバルディアのワイン

Sep 12, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
また、サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
今日来たのはこれ!

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イタリア ロンバルディアのワイン。ピエモンテに近く、オルトレポ・パヴェーゼの産地のワインです。
ラベル・デザインカッコいいでしょ(笑)。
私と家内の愛するボナルダが3本、バルベーラ1本、あと白のマルヴァジアが1本。オレンジ・ワインも作っているのですが、それは売り切れで無し。
価格も馬鹿に高くなく、美味しかったら売ってみたいところです。ちょっと期待しています(笑)。まあ、飲んでみてかな(笑)?

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ドンナルーチェ、またロング・ランの試飲

Sep 10, 2018 by weblogland |
う~ん。
ドンナルーチェ2016年が完売しました!
土曜日に入荷したドンナルーチェ、中を見ると2017年!しかも価格も上がってます。まあ、しょうがないかな。
またロング・ランの試飲をしなきゃなりません。実は前回のメイクとなった2016年もまだしつこく試飲してます(笑)。もう売るものがないからいい加減止めとけばイイものを(笑)、でも気になるのでついついダラダラ試飲しています(笑)。平行して2017年も試飲しなきゃ!

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ソムリエ協会の資格一次試験

Sep 08, 2018 by weblogland |
今年のソムリエ協会の資格一次試験大変だったようですね。
コンピューターからランダムに出題される問題が120問。受験者一人一人の問題が違いますからカンニングすることも無し(笑)。しかも二回試験して高得点の方を受験者のスコアとしますから、受験者の実力も正確に計れます。逆にフロックは無くなるかな(笑)?
この情報Tさんよりいただきました。実はTさん今回受験されてまして見事一次試験突破!Tさんはイタリア・ワインをこよなく愛するワイン・ラヴァー。ランブルスコ・マラソンにご夫婦で行くほどです(笑)。年齢も私より一つ上の60歳。ちなみに私は47歳で資格試験に合格しましたから、Tさんはかなり凄い!
若い方!
頑張らなきゃ!

Tさん、おめでとうございました!

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Sep 08, 2018 by weblogland |
あー、無くなっちゃいましたね。
『カルミネ』2010年 ボデガス・ペドロ・ルイス・マルティネス です。

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飲み頃ですし、クオリティーが高くコスト・パフォーマンスに優れたワインですから想定内かな(笑)。
今度は何を並べましょうか?
お買い得品は無いかなぁ?
早速、家内と作戦会議です。
家内「順調、順調。お客様もこの棚を認知してくれたみたいだね(笑)。」
私「こうした特売品コーナーは必要だよね(笑)。買う楽しみだよね(笑)。」
家内「もちろんスポットでしかないから、小まめに探さないとね(笑)。」
私「特売品が無ければ、マスキュー自ら作る(笑)!」
家内「??? あっ!そうか!在庫調整に使ってもイイしね(笑)。」
私「つまらない安かろうのワインを並べるなら、その方がお客様は喜ぶよ(笑)。」
家内「そりゃそうだね(笑)。」

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マスキュー ラダチーニ研究

Sep 06, 2018 by weblogland |
マスキューにおいでくださったのはラダチーニのExgport Sales Directoryのヴィチェスラブ ・ニィーヴィナさん。日本で言うと販売部長かな(笑)。事前に輸出部長が来ると知らされてましたから、『いけすかないビジネス・マン』や『べらべら話すおしゃべり野郎』かな?なんて想像してました(笑)。ところが全然そうじゃない。

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寡黙で質素なヨーロッパ的な紳士。いかにも謹厳実直なヴィニロンにしか見えません。逆に輸出部長とはミスマッチ(笑)。のっけから悪口ばかりでホントにごめんなさい!ちなみに小声で「スラブと呼んでね。」とおっしゃる可愛い方(笑)。
さて、まず概要をインポーターのOさんやSさんから伺う。(本人はほとんど話さず(笑))
Oさん「ラダチーニは今モルドヴァでは第5位の生産者です。ラダチーニ自体はさほど古くはありませんが、旧ソ連やロシアにワインを供給していた国営会社が母体のようです。」
私「なるほど!だから大きさがあるんですね。」
家内「ソ連式の大型農場の流れを組むんだな(笑)。」
私「コルホーズ ソホーズだっけ?」
ヴィチェスラブさん「うんうん。」(笑)
Oさん「地政学的にイスラムとキリスト教
の間ですし、常に国境・国名が変わる不安定な地。」
Sさん「一方肥沃な黒土地帯チェルノゼム
ですから、常に大国に狙われる歴史があります。」
Oさん「ラダチーニもロシア頼みのワイン輸出から脱却して販路を世界に求めようとする意思がある会社です。」
私「あー、エリッィンの禁酒令で大打撃受けたんですよね。」
ヴィチェスラブさん「エリッィン、エリッィン。」(笑)。
私「ところで資金はどうやって集めたんですか?」
ヴィチェスラブさん「アメリカやヨーロッパ各国の出資と融資を受けました。総額150万ユーロです。」
私「そりゃ凄い!」
Oさん「ワインを輸出しながら返済をするスタイルです。」
家内「そうするとまるっきりの外資系という訳じゃないんだ!」
ヴィチェスラブさん「モルドヴァの地に根差した会社です(きっぱり)。」
私「日本に輸出している東欧のワイナリーってわりとビジネス・ライクなんだけどラダチーニってそうじゃないんだよね。
ワインを飲んでの印象なんだけど毒されてないって言うのかな(笑)?」
家内「フランスやニュー・ワールドの真似じゃなくてオリジナリティーを感じますよね。」
私「オリジナルな質の高さ、ポテンシャルの高さを感じます。」
Oさん「そうなんです。飲むと特にアミノ酸を感じます。」
私「旨味ですよね(笑)。日本人好みです。
オリーブオイルやバターではなくサラダ油みたいな穀物由来の油に合うんですね(笑)。」
Sさん「中華料理なんて合わせやすいワインですよね。」
ヴィチェスラブさん「うんうん。(嬉しそう。)」(笑)
私「このしっとりとした旨味はフリーランでしか出ないと思うのですが…。今風のニュー・ワールドのワイン造りにはフリーランとプレス・果汁の区別がない(笑)。ラダチーニは畑も設備もまるっきりニュー・ワールドですから、それが不思議なんです。」
Sさん「見た感じまるっきりニュー・ワールドのワイナリーですよね。」
家内「ニュー・ワールドの生産者にフリーランとプレス果汁の話をしても通じないんですよね(笑)。」
私「ミクロ・オキシダシオンで雑味を取りますから果汁を区別する意識がない(笑)
。」
家内「生産効率は良いのですが、旨味に欠けるんですよね。味も似てくるし(笑)。」
Sさん「そうすると造りに秘訣があるのかな?」
家内「ラダチーニのワインって無理がないので、飲んだ印象ですと補糖・補酸していない感じなんですが?」
Oさん「モルドヴァでは禁止されています。」
私・家内「おー!それは凄い!」
ヴィチェスラブ「普通です。我々は小手先のワイン造りはしません(キッパリ)。あくまでモルドヴァの自然をワインに詰め込むのです。モルドヴァは葡萄栽培の最適地なのです。肥料も使う必要がほとんどありませんし、農薬を散布する必要もほとんどありません。」ヴィチェスラブさん、だんだん調子が出てきました(笑)。ここいらで私の意地悪質問開始です(笑)。
私「ところでこの巨大な貯蔵用ステンレス・タンクにはバリックで熟成したものを1樽加えたりするんですか?最近よくある裏技なんですが(笑)?」
ヴィチェスラブさん「(キッパリ)やりません!オーク・チップも使いません。後で苦味となり、本来の味を壊します。」
この瞬間『この人解ってる。ワイン造りのプロだ!』と、ピンときました(笑)。
私「効率を上げるために、エアレーションでミクロ・オキシダシオンしていると思うのですが、何時使いますか?」
ヴィチェスラブさん「ワインをバリックに詰める時にやります。」
私「なるほど!ニュー・ワールドとは発想が違いますね!」
家内「樽熟成がとても自然でくどくありません。古い大樽を使ってるんですか?」
ヴィチェスラブさん「バリックとトノーのみ100%です。」
私「えー!フレンチ・オークですか?」
ヴィチェスラブ「そうです。ヴィンテージ・シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンは新樽のバリックで一年間熟成。フィオリ・シリーズでは一年使ったバリックで半年熟成させます。(言葉に力が入る(笑))」
家内「信じられない!果実味が樽に勝って
いるから樽香が味わいの邪魔にならない!凄く高度なバランス!ところでトースト加減はどのくらいですか?」
ヴィチェスラブさん「ミディアムです。」
私「えー!しっかりローストしてるんだ!
恐れいったなぁ(笑)。」
懲りずに私の意地悪攻撃はさらに進む(笑)。
私「ところで1本の葡萄樹からどれくらい
の果汁を得ていますか?(嫌な質問です(笑))」
ヴィチェスラブさん「う~ん。1本単位では解りませんが…ヘクタール当たり10トン収穫します。」
家内・私「そんなに沢山作っちゃうんですかぁ(笑)!絶句。」
私「畑の映像を見ると植樹率はニュー・ワールドと変わらないようですが、1ヘクタール何本位の葡萄樹を植えてますか?」
ヴィチェスラブさん「1000~1500本くらいです。」
私「そうすると1本の葡萄樹から10kg近く収穫するんだ!カリフォルニアあたりでも5kgぐらいだからかなり多い。」
家内「単純に恵まれているんだろうね(笑)
。こんなに沢山作ってもレベルの高い果汁を得られるのは凄いこと!黒土地帯恐るべし(笑)!」
私「それでいてこの旨味。フリーラン・ジュースで作っているとしか思えないんですよね。えーと。歩留まりは何%ですか?」
ヴィチェスラブさん「一番搾りだけで50%。プレスしたワインは売却しています。」
私「だからなんだぁ!普通しっかりプレスして70%くらいの果汁を得ますから、この点はブルゴーニュの最高級品と同じですね(笑)。」
Sさん「イタリア製のプレス・マシーンで搾った一番搾りだけで作るんですね。」
私「あのプレス・マシーンは中にバルーンが入っていて、1気圧ちょっとくらいの軽い圧力で優しく搾るはずです。」
家内「今風のニュー・ワールドの造りとは
ハートも違うし、あとなんと言っても栽培条件に恵まれている!」
私「モルドヴァ恐るべし!ラダチーニ恐るべし!きっとラダチーニは近い将来世界的なワイナリーになりますよ(笑)!」
すっかり打ち解けてくれたヴィチェスラブさんと笑顔で固く握手(笑)。
あー、楽しかった(笑)。

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台風と共にラダチーニがやって来たぁ(笑)!

Sep 04, 2018 by weblogland |
今日お昼過ぎにマスキューの大好物 モルドヴァのラダチーニがご来店しました。心配していた台風の影響もまだありませんでしたからラッキー。さらにラッキーなごとに、お客様も連れて来てくれました(笑)?実はたまたまマスキューの常連のハルマ君のパパとママがご来店(笑)。電車でも一緒に乗り合わせたとか(笑)。
ハルマ君のパパ「いやー、電車でも一緒だったんですよ(笑)。」
ハルマ君のママ「通訳の方がマスキューさんの資料を持っていたのが見えたので『あの外人さん、ワインの生産者できっとマスキューさんに行くんだよ。』なんて話をしてたら大当たり(笑)。」
ハルマ君のパパ「そうそう荷物が揺れると
瓶が当たる音もしたしね(笑)。確信しましたよ(笑)」
そんな訳でハルマ君のパパ・ママを巻き込んで、挨拶もしないでいきなりラダチーニの試飲会となりました(笑)。
私「おー!これは奇遇(笑)。」
ママ「先日の試飲会のロゼありますか?」
私「あのロゼ大人気ですよ(笑)。そうそうこちらの外国の方があのロゼを造った方です(笑)!」
パパ・ママ「なんという奇遇(笑)!こんなことあるんですね。」
パパ「私は試飲会行けなかったんですが、
ラダチーニのワインって美味しいですね(笑)。自然に飲めちゃう(笑)。」
ママ「私は特にラダチーニのロゼとコンテッセのフリザンテが気に入りました(笑)。ですから今日はリピートです(笑)。」
当のご本人もいきなりラダチーニのワインが一揃い売れちゃいましたから大喜び(笑)。我々と一緒に深々とご挨拶お見送り(笑)。

ハルマ君のパパ・ママ、ありがとうございました!

その後の詳細は後でリポートしますから、お楽しみに!

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常連のFさんに教えていただきました

Sep 04, 2018 by weblogland |
先日のマスキュー試飲会の時、常連のFさんに教えていただきました。
Fさん「マスキューさん、先日知り合いから大阪の松茸いただいたんですよ。」
私「(映像を見せていただきながら)まあ、見事な松茸ですね(笑)。立派(笑)!」
Fさん「さて、どんなワインに合わせるべきか?」
私「う~ん。白かな?」
Fさん「思いきってルモワスネのディアマン・ジュビレ1997年で試しました!」
このFさんディアマン・ジュビレの大ファン。もちろん2004年以前のものを大好物とされます(笑)。しかも、趣味も仕事も思いっきりされる強者です(笑)。
Fさん「土瓶蒸しで合わせたのですが、スッゴク美味しかったぁ!驚くほどのマリアージュでした。」
私「おー!ソーブレ・リアスなんか松茸には鉄板なんですが…。う~ん。確かに熟成したピノ・ノワールはキノコや枯れ葉のニュアンスありますから合うんですね(笑)。でもなかなか松茸に合わせる勇気はないですよ(笑)。」

ありがとうございました! 

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リーズナブルなスペイン・ワインが大好物

Sep 01, 2018 by weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこうなっています(笑)。

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向かって右から

ロッカ・イ・モラ グラン・レゼルヴァ 2010年 セラーズ・ウニオ 1,480円税込み

テンポ クリアンサ 2010年 アルティーガ・フステル 赤 1,250円税込み

ヴィーニャ・デカーナ ティント グラン・レゼルバ 2010年 ボテガス・コヴィニャス 1,388円税込み

3本ともマスキュー定番のスペイン・ワインです。さあ、ここで問題です。この3本のスペイン・ワインの共通点は何でしょう(笑)?

答 3本とも飲み頃の2010年でした!

簡単でしたね(笑)?マスキューはリーズナブルなスペイン・ワインが大好物(笑)。探せばわりとしっかりしたものがあります。これらはそれです(笑)。2010年ヴィンテージで揃っているのを家内が発見(笑)。
ようやく赤ワインを飲みたくなる季節ですから、皆さんにご提案しなくては!
上手く夏場を越していますから、どれもこなれて美味しい(笑)。暑さとの闘いを思い出します。あっ、まだまだ暑いですね(笑)。失礼いたしました!

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