前月   May 2010   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



Written on 2010 05 28

『またの名を グレイス』 おもしろいです。

May 28, 2010 by akiko |
つい この間まで読んでいた本 『またの名をグレイス』。
19世紀カナダで実際に起きた殺人事件をもとに 書かれた小説です。
すごく静かな語り口で 全編に おもい 諦めが 漂っているんですが、ひきこまれましたね。
面白かったです。

物語は アメリカ国境に近い 街を 舞台に進行します。主人公のグレイスは 女中を生業としています。
そんなわけで、生活習慣、衣食住のさまざま、自然環境などが 細かく語られて
それがまた 興味深い。例えば 地価の食料庫には 樽に入ったウィスキー、ワインがあるとか。
お客さんには 瓶入りのワインを出すとか。有能な弁護士の 飲んでいたのは 上等のシェリーとか。
自然の厳しさ・美しさも とても 丁寧に書かれていました。
北アメリカ ワシントン州のワインを 調べていたときに読んだ内容に合致するような描写があって、
ワシントン州が 身近な存在に、ワインも前より 具体的に感じられるようになりました。
スノークォルミーのリースリングが やけに 美味しいのは 小説の力もあるのか?

興味のある方 読んでみてください。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ