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Written on 2012 02 28

おさらい

Feb 28, 2012 by toshiaki |
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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

今日珍しく平日にOさんがお見えになりました。
Oさん「土曜日はどうも!」
私「あれ?今日お休みなんですか?平日休みなんて珍しいですよね(笑)。」
Oさん「平日一日くらい休まないと疲れがとれないんだよね。それで散歩方々きたんだ(笑)。ところで試飲会で飲んだクロ・デュ・カイユとシャルヴァンのローヌまだ残ってる(笑)?なんか気になってさ。マスキューさんどっちがイイと思う?」
私「昨日残りは全部飲んじゃいました。すみません(笑)。実は私もクロ・デュ・カイユとシャルヴァンの違いが気になっていました(笑)。クロ・デュ・カイユ甘味のある凝縮感は際だってましたよね。」
Oさん「そうそう。一緒に食べたチョコレートとのマリアージュが凄くて、クロ・デュ・カイユの方を買ったんですよ(笑)。でもシャルヴァンの良さが気になるんですよ。おそらくすぐに良さが出るタイプじゃなさそうだし…。」
私「たしかに翌日の方がクロ・デュ・カイユもシャルヴァンも旨かったです(笑)。一言でいうならばシャルヴァンのワインは立体的だと思うのです。」
Oさん「たしかに複雑で深さはあるよね。」
私「シャルヴァンは除梗しませんから梗のタンニンがあるからではないかと。」
Oさん「ふーん。でも梗は青臭さや渋味に繋がるよね。」
私「そこら辺の管理が上手いかと。醸造の際、梗の入っていないクロ・デュ・カイユのタンニンは曇りがなく舌の上にどっしりと乗った重量感があります。片やシャルヴァンのタンニンは舌全体を包むかのようです。この辺に立体的に感じる理由があるのではないかと。」
Oさん「なるほど。ただクロ・デュ・カイユも複雑さは凄いよね。」
私「はい。木樽由来のカカオやコーヒー、チョコレートのニュアンスが素晴らしい溶け込みをしてました。木樽のタンニンが邪魔しません。じつにリッチ。」
Oさん「好みの差かな。」
私「そうかと。」

同じ産地でも造り手の明瞭に意図により、出来上がるワインも別物の顔を見せます。テロワールって何?って考えちゃいますよね(笑)。
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