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Written on 2018 08 21

大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭からご連絡いただきました!

Aug 21, 2018 by weblogland |
今朝、大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭のKさんからご連絡いただきました!

Kさん「昨日の朝日新聞夕刊一面記事は、『ロゼワインが世界的に伸びている』との内容です。読まれてなかったら土曜日の試飲会にお持ちします。」
私「ありがとうございます!読みました。読みました(笑)。ブログネタにします(笑)。会頭登場お許しください(笑)。」
Kさん「マスキューさんは先見性ありますね❗スゴイ 世の中の先行ってます」
私「とんでもございません。たまたまです。恐縮です。先行ってんだか、置いてかれてるんだか解りませんが(笑)。」

一応新聞の一面を映像で添付しますね。

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先日、当協会のCEOのKさんにも会頭と同じようにお褒めいただきました。
まあ、たまたまなんですが、大日本ロゼ・ワイン普及協会としては溜飲の下がる思い(笑)。ロゼ・ワインは美味しいからもっと飲まれるべき。会員の皆様も当然だとお考えかと。

ここで会長から一言ご挨拶です(笑)。
会長(妻昭子)「いわゆるロゼ・ワインにはセニエ法、直接圧搾法、アッサンブラージュ法などございますが、セニエ法と直接圧搾法を良しとしたく存じます。
特に直接圧搾法のものは個性もありコスト・パフォーマンスに優れたものが多々ございます。果実味が明瞭で広がりがあり、後味の美しいロゼこそもっと飲まれるべきだと存じます。」
理事長(私)「パチパチ(拍手)。左様に存じます。」

ところで、この際おまけで毒を吐いちゃいましょう(笑)。ロゼ・ワインの今後です。
おそらく、第一級シャトー〇〇なんかが『究極のロゼ・ワインをリリース!』、『ドメーヌ〇〇が造る珠玉のロゼ!』なんて高額ロゼ・ワインの販売が始まるような気がします(笑)。
そんな一報を聞いたら、「ロゼってそんなもんじゃないんだけどね」なんてクールに聞き流すか(笑)、「欧米人の商売は上手
だよね(笑)。」なんてシニカルに応えてくださいね(笑)。

気軽に美味しくロゼ・ワインを飲みましょう!

大日本ロゼ・ワイン普及協会からでございます(笑)。

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レ・コンテッセのヴェルドゥッツォ・フリザンテ

Aug 21, 2018 by weblogland |
レ・コンテッセのヴェルドゥッツォ・フリザンテじわじわ人気が上がっています!

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暑いなか売れるワインは泡 ということでランブルスコやこのフリザンテの販売に力を入れてきましたが(笑)、ここにきてこのフリザンテをリピートされるお客様が増えました(笑)。
果実味を全面に押し出したスタイルではなく、良質な旨味を感じる大人の泡。甘くてデフォルメされた味わいが流行る昨今。ちょっと見落とされ勝ちなスタイルではあります(笑)。もちろんそれを承知で売っているのですが(笑)、マスキューのお客様は舌が肥えてますね(笑)。
「あの変な葡萄品種の泡ありませんか(笑)
?食事しながらでも、それだけでも美味しい(笑)!暑さに疲れた体調にピッタリなんですよ(笑)。」
「あのフリザンテ、好みが別れるんだよね
。僕はとても好きなんだけど、賛否が別れるんだよね?なんでかな?」
私「今流行りの缶チューハイなんか果実味がデフォルメされてます。この味に馴れると物足りなく感じるとおもいますよ(笑)
。」
「なるほどね(笑)。」

解る人には解るのです(笑)。

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8月のマスキュー試飲会のラインナップ2018

Aug 21, 2018 by weblogland |
今月8月24・25日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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暑いですね(笑)。こんなときはあまりくどくなく飲みやすいワインが良いですね。
でもですね、薄くてシャバシャバのものじゃ満足出来ません。頭を悩ますところです(笑)。

今回マスキュー定番のモルドヴァのラダチーニを3連発!待ちに待ったロゼが入荷いたしました。同時にカベルネの赤と白も比較試飲していただきます。ラダチーニのスタイルがきっとご理解いただけるかと(笑)。いかにも日本人好みのワインかと(笑)。

〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。

歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に外資のシンジケートが設立したアルバストレレ・ワインズ。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。

このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンで造った白ワイン!
そんなのあるんですね(笑)。びっくりしました(笑)。
葡萄はバルル・ルイ・トライアン地域とコドゥル地域に挟まれたところ。首都キシナウの南東の地域です。
軽く圧搾したあと5~8℃の低温で約1時間のスキン・コンタクト。このためカベルネ・ソーヴィニヨンの果皮の色は果汁に移りません。そして果皮と果汁を分離して、果汁のみで発酵します。14℃の低温で発酵後3ヶ月熟成させて瓶詰め。マロラクティック発酵はブロックしてますね。本来果皮から抽出するべきものを果肉の酸で補っているようです。したがって出来上がりはリースリングのような弾ける酸が特徴的。しかも酸とのバランスに過不足ない点は秀逸。マスキュー定番のハンガリーのトカイ・フルミントにちょっと似てます(笑)。香り自体は極端にアロマチックではありませんが、かなり複雑。パッション・フルーツ、桃、グレープフルーツなどの柑橘類の香りに青草やスモモのような爽やかな風味。東欧らしい硬質な広がりと伸びのある味わいは心地良い!

◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
もともと優良なメルロを造ることで評価されており、このロゼもメルロの香りをはっきり感じられるアロマティックなもの。
直接圧搾法で造ったらしい美しいピンク色。色だけで魅了されますね(笑)。香りはプラムを中心に赤いベリーの香りが華やかで可憐。とても透明感があり、広がりの美しさに我を忘れます(笑)。基本かなりドライなのですが、完熟した健全な葡萄果を使っているため甘い口当たり。余韻に甘い果実味がスーっと広がり、ベタつかない後味は秀逸。残糖分で誤魔化さない直球勝負は見事。
スタイルは今は無きマルセランに似てますね(笑)。
大日本ロゼ・ワイン普及協会推薦の美味しいロゼ・ワインでございます(笑)。

●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml  1018円税込み スクリュー・キャップ
このカベルネ・ソーヴィニヨンはモルドヴァの一番北の産地バルル・ルイ・トライアン地域のもの。100%手摘みのカベルネを破砕・除梗し、ステンレス・タンクで10℃で2日間の低温浸漬。そのまま25℃で8~25℃でアルコール発酵、そして20日間マロラクティック発酵を行います。その後6ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。
今風の裏技を使っているとは思いますが(笑)、ワイン自体はニュートラルでストレスが無く、いわゆる東欧の質実さを感じます。香りはおとなしめですが、プラム ブラック・チェリーやダーク・チェリーの果実にチョコレートっぽさが加わります。ちょっとオー・メドックのカベルネみたいかな(笑)。ミディアム・ボディーの液体濃度はフレンドリーで、上質なデイリー・ワインに仕上がっています。
肉料理やハード・タイプのチーズまで幅広くマリアージュする使い勝手の良さ。
国際市場で十分通用するレベルの高さ、良さがあります。


愛するイタリアの『神』ガロフォリが
造る核心のヴェルディッキオ『マクリーナ』の久しぶりの入荷です!
〇マクリーナ 2014年  ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. クラシッコ・スペリュール 750ml 1388円税込み
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
 
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
 
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
桃やリンゴ、グレープフルーツなどの柑橘類はトロピカルなニュアンス。ガロフォリの核心と言えるヴェルディッキオの
真骨頂。以前のメイクでは『クラシッコ・スペリュール』記載はありませんでしたから、進化、更なる純化を目指しているようです(笑)。 


さて、これから唐突に試飲会はクライマックスに突入(笑)。とっても素晴らしいブルゴーニュのピノ・ノワールの登場です!
暑かろうが構いません(笑)!ブルゴーニュにしては珍しいコスト・パフォーマンスに優れたものです。
●アロース・コルトン ラ・コンブ 2014年 ドメーヌ・ジョエル・レミー
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml  3900円税込み
ボーヌのサント・マリー・ラ・ブランシュ村で1853年より続く家族経営のドメーヌです。1988年より現当主ジョエル・レミ氏と妻のフローレンス氏がドメーヌを引き継ぎ、現在はボーヌを中心にポマール、アロース・コルトン、サン・トーバンなどに計14haを所有します。(インポーターさん資料より)
大きさのわりにちょっと畑が分散してるようですが(笑)、まあ、ボーヌ中心の古くからのドメーヌなんでしょうね。実際造ったワインの75%はヨーロッパに出荷してるとか。この点からしても信用置けます(笑)。
畑も手入れがよく、樹齢も高そう。伝統的なブルゴーニュらしい密植。見た感じいわゆるクラシックな自然派の生産者のようです。このラ・コンブの畑はコルトンの丘の南東の裾。ちょうど丘に上がる農道の脇にあります。丘と特級畑の傾斜のちょうど境のやや窪んだ土地。浅い谷の上になるのかな?それゆえ特級、1級ではない畑となっています。
ただし味わいはしっかり1級の範疇(笑)。
造り自体は最低でも1級の規格ですから、まだ華やかさに欠けるものの渾身の造り。下手なグラン・クリュを飲むより心に届くものがあります。まだ香りは開いてなく、果実味は重心が低いのですが、
中身の凝縮感は圧倒的です(笑)。

あと、一部を全房発酵してるかのような強さを感じます。特徴的なモカのような木樽のニュアンス。樽材はアリエ産だけではなさそうですね。実直な栽培と細やかな工夫が上手く噛み合っていますね(笑)。熟成能力を予感させるクラシックなワインなのです。


そしてトリは、なっ、なんと、シャンパン!しかもレアなミッシェル・チュルジー。暑さのあまりマスキュー気がふれたか(笑)?たまにシャンパンくらい飲まなきゃやってられません(笑)。
◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4937円税込み
メゾン・チュルジーは1881年にル・メニル・シュール・オジェに設立されました。現在約6ヘクタールの畑を所有しています。

ル・メニル・シュール・オジェはコート・デ・ブランの一番南側のグラン・クリュ。1985年にグラン・クリュ指定されています。『サロン』や『クロ・デュ・メニル』の名声に一役かっている有名なクリュですが、ル・メニル・シュール・オジェ単独だと硬質な酸と過剰過ぎるほどのミネラルが邪魔すると評されていました。

でも、このキュヴェよく出来ています。バランスが良くとても飲みやすい。ミッシェル・チュルジーの持つ豊富で優良なリザーヴ・ワインによるのでしょう。アヴィーズとかクラマン的。アッサンブラージュでスタイルを造っていますね。酸との折り合いが上手くついています。マロラクティック醗酵をすることも作用してますね。瓶内熟成も3年しっかりやってますし、酸があるため甘さが目立ちません。

少ないドザージュとSO2添加しない自然派のR.M.として独自の道を歩んでいます(笑)。無理に生産量を増やさず、頑なにオリジナリティーとクオリティーを追求する稀少な生産者なのです。

いつも通り
24日(金)は17~20時30分
25日(土)は11~20時30分
後半の2本は1本ずつしかあけられませんので、無くなった節はお許しを!

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