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Written on 2021 08

桝久 エア試飲会リポート 後半

Aug 30, 2021 by weblogland |
ヴィテ・マリラータ 2018年 イ・ボルボーニ イタリア 白 カンパーニャ アスプリ-ニオ・ディ・アヴェルサD.O.C.
3582円税込み
「コレですか(笑)。ブログ見ましたよ(笑)。葡萄樹って350年も持つんですね?
せいぜい100年くらいかと思っていました。」
「350年前ということは1600年代。江戸時代前期(笑)。徳川光圀の頃?水戸黄門?」
「にわかに信じがたい(笑)。」
私「私もそう思っていました(笑)。たまにプレ・フィロキセラの100年を越えるものはありますが、大体が死にかかってます
(笑)。」
家内「それも生やせるだけ生やした野放図な仕立て(笑)。もともと樹勢が強いのでしょうが、それをやると10年くらいの寿命になるかと。」
大御所Mさん「…。スッぺぇ~!(大爆笑)。」(このMさんイタリア・ワインに関してはかなりの強者です。)
私「酸っぱくて強い。それも経験したことがないほど(笑)。そーなんです。」
Mさん「コレ飲んだあとパッセリーナに戻ると、パッセリーナが優しく感じられる(笑)。」
家内「ただ開けてから4~5日経つとリンゴの香りが出て、ハニーさも増し、隠れていた旨みなどが出てきます。驚くほどの変身を遂げます。ただ頑固さは変わらない(笑)。」
「たしかに後ろに巨大な何かが隠れている。でも何かとしか言いようがない(笑)。

「香り味の輪郭ははっきりしてないけど、
物凄く強い。」
私「はい。でもアルコール分は12%。これほど強いのにアルコール分はそれほど強くない。折り合いの取り方が特殊だと。

「いわゆる棚仕立てのプリミティブなものだとしては酸が強い。強すぎる(笑)。」
私「そーなんですよね(笑)。1本辺りの収量は多いのですが、ひょっとしたら葡萄の房が相当小さいかもしれません。そうならこの凝縮感の説明もつくかも(笑)。」
「飲みやすく磨かれてない原始的なワインですよね(笑)。磨き抜かれたシャルドネやピノ・ノワールなんかとは対極ですね(笑)。」
「マスキューさん!変なワイン見つけましたよね(笑)。」
「これだからマスキュー試飲会は止められない(笑)。」
私・家内「ありがとうございます(笑)。売れませんが(笑)。」
私「味わいも初めて経験するものでした。これってヴィニフェラ?衝撃的でした(笑)。」
家内「サンプル取り寄せてマスキューのティスティング・スタッフで試したところ
『こりゃ売れないだろう。』が第一印象
(笑)。」
「それにしても樹齢350年の葡萄樹は凄いね(笑)。こんな大木になるんだ!梯子の幅が人間一人くらいだからね(笑)。」
家内「土壌は砂地で保水力もあるようです
。よく言う斜面の水捌けの良い畑ではありません(笑)。」
「葡萄には優しいんだな(笑)。」
「でもこんな大木、おどろおどろしいほどだよ(笑)。また写真が夜だから余計だよね(笑)。」
私「ほんと、ナイトメア・ビフォア・クリスマスの世界ですよね(笑)。」
「昼間の写真、それも畑全体が解る写真見たいですね(笑)。」


『ミナイア』2017年 ニコラ・ベルガリオ
販売価格(税込): 3,770 円
イタリア ピエモンテ 白 ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィD.O.C.G. 750ml
私「最後は4番目とは対極の磨き抜かれたイタリア・ピエモンテの白。ピエモンテを代表する白ワインだと私は勝手に思っております(笑)。」
大御所Mさん「写真家のS先生がよくミナイア飲んでますよ(笑)。」
私「インポーターさんはS先生からミナイアを紹介サレタみたいですよ(笑)。」
「これ、美味しい!飲みやすい!」
「ガヴィって安いワインばかりだと思ってました(笑)。でもこんなのもあるんですね
。びっくりしました(笑)。」
「何も食べずにこのワインに浸りたいね
(笑)!」
「バターを使った魚のムニエルなんか鉄板なんだろうけど、高級レストランの味にこそ相応しい(笑)。家庭料理じゃワインがもったいないから、ワインだけでイイかな(笑)。」
「引き込まれるようなワインですね(笑)。

「このワイン旨みに溢れていて美味しい(笑)。優しいし、しかも大きい(笑)。品種は何ですか?」
家内「コルテーゼです。収量が多いので葡萄樹に一房か二房しか残さないようです。しかもその房の下をカット(笑)。とことん尽力して作られています(笑)。」
「雑味が全く無い。ホント磨き抜かれたワインなんだなぁ。」
「私このミナイア大好きで2,015、2016年をキープしてます(笑)。これは2017年だから15、16、17と揃うな(笑)。唄みたいだな(笑)。」
私「藤圭子(笑)!15、16、17と~(笑)。でも2018年は数が少なく仕入れ損ないました。スミマセン。今回残った2017年と新しく入った2019年となります。」
家内「2018年はかなりファットなスタイルでした。2019年は全体にスケール感のあるワインのようです。」
「2019年って特に白ワインはどれ飲んでも外れたことないよね(笑)。期待大だな(笑)。」
私「私個人的にミナイア大好きでして(笑)、ルフレーブのレ・ピュセルに遜色のないワインだと思っております(笑)。言っちゃったぁ(笑)。」
パイロットのAさんが二十歳になったばかりのお嬢さんを連れてご来店。
Aさん「さあ、どれが良いかな?」
お嬢さん「これ!ミナイア!」
そーですよね(笑)。舌が肥えていらっしゃる!将来性抜群!

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 エア・試飲会リポート 前半

Aug 30, 2021 by weblogland |


昨日、一昨日とマスキュー・エア・試飲会を開催させていただきました。
もともとお客様でごった返すなどありませんし(笑)、お客様の大人のご対応
で密になることなく無事に終了いたしました。ありがとうございました!
多くとも2~3人で、気遣いながらちゃっちゃとご試飲ありがとうございました
。いつの間にか5本開けていたしました(笑)。
お客様「風邪引かないような普段の節制した生活と密を避けるようにちょっと気を使う以外やることないよね(笑)。まあ、ワクチンにむやみに頼ることも必要無いような気がするんだけどね(笑)。必要な人は打てばいいんだしね(笑)。」
達観!


●ヘクラ 2012年 ボデガス・カスターニョ スペイン D.O.イエクラ 赤 750ml 850円税込み
「甘くて濃くて飲みやすい(笑)。安っぽくないよ(笑)。」
「チリとかカリフォルニアに似てる(笑)?でもちょっと違う(笑)!」
「甘さが後味にベタつかない。そんなに余韻は長くないけど、すーっと消えていく。品が良いよね(笑)。」
「ニュー・ワールドのワインって残糖分があるから後味がベタつくんだよね。コレは完全辛口。ドライだよね(笑)。」
「おっ、前に飲んだなぁ。濃くて飲みやすいんだよね(笑)。」
「前とはラベル・デザイン違いますよね(笑)。コレってラベル不良の特売品。でもラベル不良じゃない(笑)?」
私「はい。ラベル・不良ということでお安く提供してもらえました。でもラベルに不良が見当たらない。箱は潰れてましたが…(笑)。」
「うん。深く考えない(笑)!美味しいもんね(笑)。15~600円くらいの味わいだよ(笑)。」
家内「なかなか飲み頃に入らないモナストラルを飲みやすく作った。言わば今風のトップ・ランナーです。定番ワインでしたが、似たようなものが出回るようになっていつの間にかフェイド・アウトしました(笑)。」
私「昔のイエクラのモナストラルって20年経っても飲み頃にならない(笑)。いつまでも経っても渋い(笑)。まあ、それはそれでよかったのですが(笑)。それだとあまり売れませんから、ニュー・ワールドみたいに飲みやすくて濃いスタイルにしたのがカスターニョです(笑)。当時は画期的でした(笑)。」
「カスターニョのワインってその意味でもコスト・パフォーマンスは高いよね。沢山飲んだなぁ(笑)。コレってミドル・レンジですよね?」
私「左様で。安っぽくないかと(笑)。誰が飲んでもこの価格なら文句は出ないかと(笑)。」
「マスキューさん!ヘクラって持ちはどうなんですか?」
家内「翌日になると落ち着いて来ます。最初感じた甘みや渋みにバランスが取れてより飲みやすくなります。」
「このワイン、合わせるとしたら肉なんだろうなぁ(笑)。牛肉!」


ヴィーニャ・デカーナ ティント グラン・レゼルバ 2012年 ボテガス・コヴィニャス スペイン バレンシア ウティエル・レケーナD.O. 750ml 赤 850円税込み 
「あれ?これ定番ですよね。好きで沢山飲みましたよ(笑)。異常に安い(笑)。何故?

私「コレはラベル不良です。端っこがちょっと切れていたりします。中味はちゃんとしているのですが…。」
「コレはイイんだよね。安心して飲める(笑)。特別何に合わせることも考えずに飲める(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、グラン・リゼルバですよね。5~6年経ってからリリースするワインなんだから不味い訳ないですよ(笑)。」
私「最初のヘクラは今風の早飲みスタイル、コレはクラシックなスローなスタイルです(笑)。」
「なるほどそれがテーマですね(笑)。」
「マスキューさんがよく言う『今風とクラシック』がコレなんですね(笑)。」
「う~ん。850円は犯罪級の値段だなぁ(笑)。」
私「たまたまです(笑)。長い付き合いのインポーターさんですから、気を使って出してくれました。ですから数はないはず
。」
「サクラ・ワイン・アワード・ダブル・金賞受賞ステッカーが切れているのは皮肉ですよね。」
私「わざわざスペインに送って貼ってもらったのに(笑)。」
「サクラ・ワイン・アワード受賞のワインって外れがないんですよね(笑)。どれも整ったスタイルのワインが多いですよね。」
私「やはり日本人の女性ソムリエなどのワイン関係者が選んだ賞ですから、反映してますよね(笑)。癖がない。」
「金の網が破れているのもありますね。ところでこの金の網は何故?」
家内「昔リオハのワインがすり替え防止のために網にくるんだのが始まりです。網を切らないと開かないようになっています(笑)。」
「私このお店に来るの二回目です。ワイン初心者なんですが、どうすれば上達しますか(笑)?色んなワインを飲んでますが今一解らない。」
私「ちゃんと作ったワインを、しかも同じワインを飲み続けるのが近道です。」
「えっ、同じワインをですか?」
私「はい。そうすると味の判断基準が出来ます。ヨーロッパの人は自分家の近所で作られるワインをずっと飲みます。その村で美味しいと言われるワインですから、自然とワインの味わいの基準が出来ます(笑)。」
私「このワインばかり2~30本飲むと覚えますよ(笑)。」

最近マスキューは若いお客様が増えてきましたので、今回仕入の際若向きのヘクラを多目に準備しました。ところが蓋を開けるとヘクラ同様にヴィーニャ・デカーナが売れました。それゆえヴィーニャ・デカーナが足りなくなる事態発生!ごめんなさい!
月曜日にインポーターさんに『悪いんだけど、まだある?』と申し訳なさそうに聞いてみますね(笑)。


パッセリーナ 2019年 バローネ・コルナッキア イタリア アプルッツォ 白 コントログエッラD.O.C. 750ml 1508円税込み
私「このワイン、実は6月にマスキューに入荷しておりました。でもですね(笑)、8月後半の夏バテした体にこそ必要なワインと判断し、今回満を持しての登場となりました(笑)!」
「マスキューさんブログで散々書いてましたよね(笑)。」
「そうそう(笑)。得意のパッセリーナ(笑)。」
私「完全に手の内は読まれてますね(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「おー!鮮烈!」
「甘夏だぁ~!」
「これはマーマレードと合いますよ~(笑)
。鉄板(笑)。」
「奥さんが言っていたSUZUKIYAの『湘南ゴールド』マーマレードでしたっけ(笑)。」
家内「そうです!横須賀SUZUKIYAの『湘南ゴールド』マーマレードです。濃すぎす甘過ぎず、パッセリーナとの相性抜群です(笑)
!(胸をはって)」
「イタリア・ワインなのに、香りはまるで日本の甘夏(笑)。」
「あと酸っぱいには酸っぱいんだけど、方向性があるから嫌味じゃない。香りのベクトルが定まっている感じかな(笑)。」
「まるっきりの辛口だよね(笑)。切れる切れる(笑)。でも後味のハニーさがイイね(笑)。」
「癒されるなぁ。マスキューさんの術中にはまってしまいましたよ(笑)。」
「イタリア・ワインなのに日本の田舎を連想しちゃう(笑)。坂の中腹の家の日当たりの良い庭にたわわに鳴った甘夏。海に反射した陽光の恩恵も受けている。なんちゃって(笑)。」
「パッセリーナの品種特性を研ぎ澄ました感じですよね。雑味がまるっきりない(笑)。かといって単純ではない。深みもあるよね(笑)。凄いね。」
「突き抜けるような味わい。飲んだら絶対に体が目を覚ます(笑)。しかも心地好い(笑)。」
「旨みがしっかりあるからバランスが取れるんだろうなぁ(笑)。」
「飲んだ時の味わいがそのままずっと続く後味は堪らないね(笑)。」
家内「レア・チーズ・ケーキやブルー・チーズにマーマレードをかけて食べながら飲むと、あまりの美味しさに倒れそうになります(笑)。」
「このパッセリーナ、生命力ありますよね
(笑)。どのくらい持つのかな?熟成したらどうなるんだろう?」
「マスキューさん。ワインって白と赤どちらが長持ちするんですか?」
私「どちらかと言えば白ですか。でもまあ作りにもよりますから一概には言えないかな(笑)。そうだ!去年の9月1日に開けた白ワイン舐めてみます?イタリアのドンナルーチェー2019年です。」
「旨!凄い香り!香水?」
私「万華鏡みたいでしょ(笑)。」
「こんなに良い状態で、しかも開けてから1年!?」
私「こんなのもございます(笑)。」

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桝久 試飲会リポート 後半

Aug 05, 2021 by weblogland |


私の好みでございます(笑)。
●ラゼロール・ヴィエイユ・ヴィーニユ 2017年 レイモン・ジュリアン 南フランス ラングドック 赤  ミネルヴォアA.C. 750ml  2074円税込み
「あ~、深いなぁ。深い!タンニン、中身の密度感が凄いね。」
「色は真っ黒(笑)。でも縁は紫。大物ですな(笑)。」
「これほど色が黒いと果実味も黒くなるんだけど(笑)、赤い小粒の果実味がはっきり。チャーミングだよね(笑)。」
私「古典的なしっかり作ったカリニャンならばこそ!私好きなんですよ(笑)。」
「開けたてはちょっと土の香りがしてビオっぽかったけど、すぐに消えていく。」
「それにしてもタンニンの量は凄いね(笑)。シブシブ(笑)。甘さがあってバランスが取れるんだろうね(笑)。」
「赤い小粒の果実はちょっとピノ・ノワール的だよね(笑)。」
私「いわゆるマセラシオン・カルボニック法で作っています。房ごとタンクで発酵させるクラシックな方法です。マスキュー扱いのモリエールなんかと同じやり方です。」
「あー、ボジョレーのモリエールですね。
あれもピノ・ノワール的でしたね。」
家内「基本澱引きしません。タンクの底に葡萄の枝を俵みたいにしたものを入れて濾過(笑)。最後のプレスは100年くらい前から使っている手動のプレス機でプレス(笑)。」
私「瓶詰めを始めたのが1980年代。いわゆるバルク売りをしていた農家です。ただし、畑を見ると樹齢は古く良く手入れされています。かなり収量も低いと思います。」
「写真を見ると葡萄樹の背が低いですよね
?」
私「はい。最近のものはもっと背を高く仕立てます。作業効率をあげるためです。」
「葡萄樹の背の高さは品質には影響するのですか?」
私「はい。背が低ければそれだけ土地の養分がダイレクトに葡萄房に届き易くなります。」
「なるほどね(笑)。味のためには低い方が良いのですね(笑)。」
私「はい。低いと腰が痛くなる(笑)。あとカビなどの病害虫リスクが増します。ですから土地それぞれの特徴により仕立て方があります。」

翌日の土曜日にまず再確認するとワインが大進化!土曜日の口開けにティスティング・スタッフのKさんと再確認(笑)。

Kさん「マスキューさん、これ凄い(笑)。甘さ、大きさが尋常じゃない。以前開けたてをティスティングした時より全然良い。グレート・ワイン。とっても高いワインのレベルですよ(笑)。」
私「このワイン、普通じゃない(笑)。翌日の伸びが凄いですよね(笑)。あれ?そーすると順番変えた方が良いですか?」
Kさん「フィリップ・ルクレールが可哀想(笑)。ピノ・ノワールの繊細さを吹き飛ばしますよ(笑)。」

と言うことで二日目の土曜日はラゼロールが最後に繰り下がりとなりました(笑)!

「マスキューさん、これって安くないですか?かなり高いワインの印象(笑)。」
「直感的に高い味(笑)。甘さがいかにも高級品(笑)。余韻も巨大だし(笑)。」
家内「昔飲んだスカラ・ディ・プリオラートの熟成したカリニエナに良く似てる(笑)。カリニエナってカリニャン。ようやく解った(笑)。」
私「解るまでに30年かかったね(笑)。」
家内「うふふ(笑)。進歩、進歩(笑)!」
私「ラングドックやルーションでとことん尽力して作られるカリニャンって良いですね(笑)。」
「マスキューさん!目玉のワインもそうですよね?」
私「はい(笑)。ルーションのプチ・トーロー。」
「あとペダル・プルプル?」
私「はい。個人的に自然なスモモの香りインクのヒントが大好き(笑)。皆様に私の好みを押し付けてしまいました(笑)。最近の扱いが無くなったので物色していたところでございます(笑)。」


さすが一流ドメーヌのピノ・ノワール!
限定販売品となります!
●レ・ボン・バドン 2016年 ドメーヌ・フィリップ・ルクレール フランス ブルゴーニュ・ルージュA.C. 750ml 3142円税込み
「あっ!これ良いピノ・ノワール(笑)!安物じゃないよ(笑)。」
「旨いね。これだからピノ・ノワールは止められない(笑)。エレガントなんだよね。」
「香りに厚みがある(笑)。シルキーな舌触り。」
「マスキューさん!2016年は赤も白もブルゴーニュは良いですね(笑)。もちろん生産者によるとは思いますが、モレもルクレールも素晴らしい出来映え。こんなの飲むとブルゴーニュにはまりますね(笑)。

「う~ん。淑女(笑)?色気あるね(笑)。」
私「ストロベリー、フランボワーズ、チェリー等の香りが折り重なるようですね(笑)。この『レ・ボン・バドン畑』はシャンボール・ミュズィニー村にあるのですが、国道の東側なのでブルゴーニュA.C.となります。でも味は完全にシャンボール・ミュズィニーですよね(笑)。」
「フィリップ・ルクレール好きなんですよ
(笑)!この果実味は一級品(笑)。昔より飲みやすいのかな?」
私「昔『レ・ボン・バドン』は100%新樽熟成していました。ですから取りつく島もないほどの味わいでした(笑)。今は新樽10%。本来の充実した果実味を堪能できますね(笑)。新樽100%でアメリカ市場で大成功。鋲が打ってある黒い革ジャン着てサングラス、髪は長髪。ロック・スターと呼ばれてました(笑)。その格好でジュヴレイ・シャンベルタンの村や畑をうろうろしてたら浮くでしょうね(笑)。」
「ロック・スターかぁ。時代を感じさせるなぁ(笑)。ヘビメタじゃなくて良かったぁ
(笑)。」
「ヘビメタだったら石投げられるかも(大爆笑)。」
私「そうですよね(笑)。私より3才上くらいですからハード・ロックかな(笑)?」
「ルネ・ルクレールと関係は?」
私「フィリップは弟です(笑)。名門です。絶対に弟は浮くはず(笑)。でも、実力で黙らせる(笑)。」
家内「私はルネ・ルクレールのワインが好きなんですよ(笑)。10年くらいたって甘さが出てくると甘美(笑)。品が良くて実直なスタイルが好き(笑)。」
「私新婚旅行でルネ・ルクレール見学行ったんですよ(笑)!奥さんが日本人で日本人ガイドがついてくれました(笑)。」
私「へぇー、奥さんが日本人とは知らなかった!それにしても渋いドメーヌに行かれたんですね(笑)。渋い!」

初日のトップ・セラーはランブルスコとルクレール。二日目はイルシャイ・オリヴェールとラゼロールでした。簡単に優劣はつけられないと実感いたしました(笑)。

8月から緊急事態となる前滑り込みアウトかな?でも美味しいワインを選ぶ権利は大事にしたい!あくまで試飲。マスキューのお客様は酔うほど試飲しません(笑)。
某ビール工場の試飲とは違います(笑)。大人のたしなみ楽しみなのです(笑)。

どうもありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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