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Written on 2019 04

さあ、巷はゴールデンウィーク。

Apr 29, 2019 by weblogland |
さあ、巷はゴールデンウィーク。

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でもですね、マスキューはあまり関係ない(笑)。最後の月曜日だけお休み(笑)。
マスキュー以外にもこんな方沢山いるはず。そんなお友達のためのビック・セールを企画しました!
マスキュー通常価格が1836円税込みのプロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ。
大人のラムネ(笑)として愛される定番のイタリアの泡を1680円税込みにてこのゴールデンウィーク期間中のみ販売いたします!
明後日から『令和』。『平成』に惜別の想いを馳せながら飲むもよし!毒づきながら飲むもよし!楽しみ方は人それぞれ。
我々のように働くしかない貴方のための大セール(笑)。ただし、お一人様3本まで
予定本数に達しましたら打ち切りとなります。ちょっとセコイ大セールなのです(笑)。

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26、27日のマスキュー試飲会のワイン

Apr 25, 2019 by weblogland |
よーやく並びました!
26、27日のマスキュー試飲会のワインです。

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う~ん。
こうして眺めるとクズマーノの黄色と赤のラベル目立ちますね(笑)。
価格もかなりお安くなりましたから、多めに準備しました(笑)。
あと、左端の1+1=3。妙に愛嬌があると思いませんか(笑)?
でもですね、驚くほど濃厚。
そうそう、さっきインターネットで1+1=3のホームページを検索してチェックしました。
何故あんなに濃厚なのか?
そうしましたら、発見(笑)!セニエをして濃厚にしていました。
2007年ヴィンテージとは思えない生命力に皆さんびっくりしてくださいね(笑)。
今回一番高いワインが最後ではありませんが(笑)、それも試飲会にお越しくだされば謎がとけます(笑)。
あー、楽しみ(笑)!

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今月、4月26、27日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Apr 25, 2019 by weblogland |
毎月、毎月バタバタです(笑)。
何故?って考えるに、ついつい余計なサンプルを取り寄せたり、ギリギリまで試飲したり。
どうやらこの辺りが原因のようです(笑)。
この間際のバタバタは直りませんね(笑)。

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まずは久しぶりのクズマーノの白と赤。
お値段がとてもリーズナブルになりましたので、再登板です(笑)。
〇カタラット』2017年 クズマーノ イタリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 1110円税込み ヴィノ・ロック
イタリア半島の南西端に浮かぶ地中海最大の島シチリア島で2000年に設立されたワイナリー クズマーノ。
シチリアの地葡萄とメルロ、シャルドネ等を育て、単一品種のワインや地葡萄とフランス系葡萄とのブレンドしたもの等をリリース。
若いワイナリーらしくチャレンジ精神に富んだワイン造りを行っています。
マスキュー定番では『アンジンベ』があります。



これは地場品種『カタラット』100%の白ワイン。
醸造・熟成はステンレス・タンクのみで行いますからセパージュの味がダイレクトにわかります。
ちょっと高級な柑橘類の香りは高密度。オレンジや甘夏というよりもっと高い感じかな(笑)。
オリジナルな香りなのです。カタラット種を調べるとマルサラの原料用の葡萄とか。
う~ん。そういわれると、マルサラのベースにはオレンジっぽさがありますから、この点納得。
でも、カタラット単体で作ったこの白ワイン、こっちの方が惹かれますね(笑)。
これこそクズマーノの手腕なのですね。
アルコール分が高くなりすぎないようにしっかり管理・栽培することで、白ワインとしての新たなスタイルを確立したようです。
実際のアルコール分は12.5%。思った以上なアルコール分が低い印象。
しかもこの価格!
恐るべしクズマーノなのです(笑)。


ここのところマスキューのマイ・ブーム
マルケのサン・ジョヴァンニのワイン。
この白ワイン、ずーっと試飲会に出したかったのですが、品切で断念。
ようやく再入荷しました(笑)。万を持しての登場です(笑)。
〇マルタ パッセリーナ 2017年 サン・ジョヴァンニ イタリア マルケ 白
マルケ I.G.T. 750ml 1712円税込み
これ、いわゆるヴィーガン・ワイン。ヴィーガンを辞書で調べると『完全菜食主義』。
植物のワインで菜食主義なんておかしい?よく調べると肥料や散布薬剤などに動物由来のものは使わない。
醸造工程でも清澄でゼラチンや卵白を使わない代わりに珪藻土などを使うとか。
なるほど、そういうことなんですね。酪農由来の動物性の材料を口にしない、使用しない主義。
今では世界の一潮流のようです。

このワイナリー サン・ジョヴァンニは1990年設立。
マルケ州の南部オッフィーダから数キロほどのピチェーノの丘にあります。
30ヘクタールをビオ・ロジックで運営しています。継続的な農業を目指す農場のワイン部門です。
所有する畑のうちチャフォーネ地区でヴィーガンの認証を取得しているようです。
サン・ジョヴァンニの所有する畑で一番高く評価されている畑です。

これまでマスキューでは赤のレオ・グエルフス ロッソ・ピチェーノ スペリオーレ
2015年と白のキアラ オッフィーダ ペコリーノ2017年を試飲会でご紹介いたしました。
赤はプリミティブで深みがあり、白は比べるもののないパワー(笑)。これは地場品種『パッセリーナ』100%の白。
中部イタリアの古代品種パッセリーナをステンレス・タンクのみで醸造・熟成。
パッセリーナ本来の抜けの良さと継ぎ目のない果実味のハーモニーは万人を惹きつけるかな(笑)。
果実の基本はグレープフルーツや白い花ですが、切れと濃度のバランスがとても良い。
折り合いが良い白ワインなのです。ともすれば温暖さに頼りがちな中部イタリアにあっても出色の出来の良さ(笑)。
デイリー・ユースのワインとしては欠点がない出来映えなのです(笑)。


●『ネロ・ダーヴォラ』2017年 クズマーノ イタリア 赤 シチリアD.O.C. 750ml 1110円税込み ヴィノ・ロック
これはシチリアでよく使われる『ネロ・ダーヴォラ』100%で造られた赤。以前はI.G,P.だったかな(笑)?
ネロ・ダーヴォラらしからぬとても軽やかで飲みやすいスタイルなのですが(笑)、
開けてから2~3日経つとバランスが出てクリーンな印象が増します。
夏場を越すとさらに良くなる予感(笑)。
濃く重くなりがちなネロ・ダーヴォラを飲みやすくするには薄く造るのも方法ですが(笑)、そうやるとワインが水っぽくなる(笑)。
これは薄くなく軽く造っています(笑)。
このため果実味も明瞭、旨味もしっかりあります。
クズマーノの葡萄栽培の良さ、醸造技術の高さを感じます。
また、以前よりかなり価格が下がりましたから、この価格帯ではベスト・チョイスですね(笑)。

間違いないトップ・ランナーです。
SO2の残存量は10mg以下!
そしてこの価格!
とうとう来ましたね(笑)。
●『エグジット』2016年 レ・ヴィニュロン・ド・ビュゼ 南西フランス 赤 ビュゼA.C. 750ml 1481円税込み
まずはラベル解説(笑)。『エグジット』出口?ラベルの絵には出口が2つ。入り口は無いのかな(笑)?
ビオロジックとグリーンで書かれてます。
認証は3つとってますね。ビオロジックとエコ・セールとヴィーガン。
しかも、なんと、レ・ヴィニュロン・ド・ビュゼは協同組合!協同組合で認証を取るとは!
よく足並みが揃いましたね(笑)。しかもリーズナブルな価格!
調べると地元のワインメーカー、184人の葡萄生産者、そして95人の従業員が協同組合に集まって、栽培から販売まで一貫して手掛けています。
テーマは社会的、経済的、環境的責任を果たす!志が高い!
ちょっと普通じゃない協同組合ですね(笑)。

このワインは木樽熟成していないスタイル。
セパージュはメルロー60%、カベルネ・フラン 25%、カベルネ・ソーヴィニヨン 15%。ステンレス・タンクで発酵してからコンクリート・タンクにて9カ月間熟成。
味わいは今風。でもですね、シュド・ウエストらしい締まった味わい。
バランスが良くクリア。小粒の完熟した果実味はビビッド。輪郭がはっきりしており密度感があり、広がり余韻も長く立派(笑)。
ニュー・ワールドっぽさが気に入りませんが、ニュー・ワールドとはちょっと違う(笑)。
シュド・ウエストらしい武骨さが洗練された堅牢さに変わっていますね。しかも飲みやすい。
う~ん。
こりゃ凄い!
ワイン自体の構造がしっかりしていますから、葡萄自体の良さと醸造技術の高さを感じます。
農薬やSO2の少なさが味わいに出ています。衛生管理を含めた技術の高さは世界的にみてもトップ・ランナーに違いないレベルです。
しかも協同組合で成せるとは…!
思わず絶句しました(笑)。



身から鱗のドルチェット!
●ディアーノ・ダルバ 『ソル・リキン』 2015年 カーサ・ヴェッキア イタリア ピエモンテ 赤 ディアーノ・ダルバD.O.C.G. 750ml 3332円税込み

インポーターさん資料より
『1700年代からカーサヴェッキアは、ソリ  チン、サン キリコなど、ディアーノ ダルバに4ヶ所の畑と
バローロのカステリオーネ ファレット村に畑を持ち、その広さは合わせて約10ヘクタールになる。
バローロに隣接するわずか820エーカーの標高差の激しい石灰質が多く含まれた粘土質土壌でDOC Diano d'Albaは造られている。
ディアーノダルバ地区の町の起源は、ローマ時代に遡り、名前の由来は、”狩猟の神 ディアナ”からきています。

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マスキューではこのカーサ・ヴェッキア
のバローロが定番です(笑)。ただ、2010年にD.O.C.G.に昇格したディアーノ・ダルバとバローロの位地関係が今一つ解らず(笑)、
しばらく地図とにらめっこ(笑)。よーやく理解(笑)。
バローロの東を流れるタローナ川、その左岸の北東向きの傾斜地にバローロの銘醸地セッラルンダ・ダルバ村があります。
バローロを3分割するタローナ川が合流する手前の西向き斜面がクリュ・フォンタナフレッダ。
東向きがディアーノ・ダルバ村でございます(笑)。谷の出口付近。谷を出て西に回るとカステリオーネ ファレット村。
尾根を挟んでディアーノ・ダルバ村とセッラルンガ・ダルバ村は隣接しています。
元々がバローロのクリュであるディアーノ・ダルバ村。でもそこのバローロは見たことないんですよね(笑)。
このカーサ・ヴェッキアのドルチェットの『ソル・リキン』はフォンタナフレッダの丘を南東に向かってさらに登ったところにあります。
標高が428mと高く、ネビオッロを植えてバローロを名乗っても良いところとか(笑)。
常識ではネビオッロ→バルベラ→ドルチェットの順番で標高が低くなると言われますが、このディアーノ・ダルバは違います。
土壌は完全な石灰質でネビオッロを植えればバローロを生産できる畑なのですが、ドルチェット(笑)。
でもですね(笑)、飲んで納得(笑)。
フル・ボディーではありませんが、とても品が良く深み複雑さがあります。単調になりがちなドルチェットとは別物なのです。
果実のニュアンスがプラム一辺倒ではありません(笑)。高貴とも言えます。
う~ん。
バローロとディアーノの関係は、ブルネッロ・モンタルチーノとヴィーノ・ノヴィレの関係みたいかな(笑)。
ヒュー・ジョンソン曰く「爆発的な深みがあるドルチェットがある。」と言うのが理解出来ました(笑)。言い過ぎかな(笑)。
まあ、少なくとも何故ドルチェットのD.O.C.G.にディアーノ・ダルバが昇格したか府に落ちました(笑)。


家内共々心に突き刺さりました(笑)。
●デフォラ 2007年 1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)スペイン 赤 ペネデスD.O. 750ml 2406円税込み
マスキュー定番のスペインの発泡性ワイン カヴァ 1+1=3のラベルと言えば皆さんご存知(笑)。
比較的軽いカヴァの多い中、しっかりとした濃度感のある良品として愛されています。
カヴァと言えば日本ではかなり馴染みのスペインの発泡性ワインですが、その大半は大メーカーによります。
(日本でも黒いラベルのフレシネやコドルニュが有名ですね。)ただコストがかかるため小規模生産者が育ちにくい産業でもあります。

いきおい小規模生産者は大手カヴァメーカーに生産したワインやブドウを売るしかない状況です。

そんな中、カヴァの聖地ともいわれる生産地域ガルディオーラ・フォン‐ルビで、カヴァ最高品質のブドウを栽培することで有名なピニョル家は、現地ワイナリーの間で「幻のブドウ」といわれ高値で取り引きされていました。
彼のところは30ヘクタールの畑を所有する家族経営の生産者です。
ピニョルさんのブドウ栽培は除草剤や殺虫剤は一切使用しませんから、畑仕事にとてつもない労力が注がれます。休みなく一日4時間睡眠で働くそうです。
そして醸造にはフリーランの果汁しか使用しません。いわゆるプレス果汁を使わない徹底ぶり、濃さとクリアな味わいの原点なのです。
そんなピニョルさんとペネデスのトップワイナリー「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家とのベンチャーがこの1+1=3なのです。

当初はカヴァのみのブランドだったようですが、1+1=3の成功とともに赤ワインも登場(笑)。
これは標高400mほどの高地の畑のもの。樹齢45年の石垣に囲まれた少面積の畑です。
おそらくピニョルさんの掌中の珠。キュヴェ名『デフォラ』はフランス語の『クロ』の意味。まんま(笑)。
セパージュはガルナッチャ75%、カリニェーナ25%。26~27℃の比較的低い温度で20日弱アルコール発酵、そして300Lのフレンチ・オークの樽で13ヶ月間熟成。
飲んでびっくり(笑)。2007年とは思えない生命力。全然枯れていなく、溌剌とした印象。
普通除梗した今風のワインでは10年も経つとへたりますが、これは全然疲れた様子無し(笑)。
旨味、深み、パワー 3拍子揃っています。プリオラートの雄 かつてのスカラ・デイのワインを連想させます。
思わず泣きそうになりました(笑)。
ガルナッチャはフランスではグルナッシュ。ローヌ・ワインの主要品種。
すぐ飲んですごく美味しい(笑)スタイルのフレンドリーな品種として知られています。でもですね、ガルナッチャは違います(笑)。
若いうちは武骨で、飲んでも途方に暮れるほど、10年以上経ってようやくタンニンがほどけてきて内在する爆発的な果実味と折り合いが取れる。
この様を知ると病みつきになる(笑)。
さらに時間が経ち20年を越えると旨味と果実味が研ぎ澄まされながらも、渦巻くような求心力を発揮し飲み手の言葉を失わせる。
これなんですよね(笑)。これこそガルナッチャ!


以上6本!
いつも通り26日(金)は17~20時30分
27日(土)は11~20時30分までやってます!
皆様のお越しお待ちしておりまする(笑)。

桝久商店 岡本利秋・昭子



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試飲会リポート 番外編 その1

Apr 04, 2019 by weblogland |
「マスキューさん、ワインを発酵する前に破砕するんですよね?どうやるんですか?」
私「破砕器にかけますよね。」
「私、ワイナリーで足で踏んで破砕しましたよ(笑)!」
私「おっ、古典的なやり方ですね(笑)。」
「山口県のワイナリーで醸造体験。長靴履いて踏み潰しました(笑)。」
「なっ、長靴ですかぁ。衛生面が怖いなぁ(笑)。」
「一応土足というわけじゃなくてビニールの上で長靴に履き替えました(笑)。」
家内「昔はよく素足でやってたようです。」
「そーいえば、ロワールのワイナリーの写真でおじさんが胸まで漬かって踏み踏みしてましたっけ(笑)。」
「えっ、えっ、えー!胸まである長靴履いてですか?」
「裸かも?」
「あっー!それ許せない!不衛生極まりない!」
「汗とか体毛が…!」
私「入りますね。」
「大丈夫なんですか?」
私「衛生面で汚染があればワインとしては
不味くなりますね。そうならなければ大丈夫なのかな(笑)。」
家内「ドイツなんかでは、汚れなき乙女がフミフミする役目(笑)。」
「水虫のおじさんだったら!」
私「考えないようにします。」
私「発酵すると液温も上がりますから寒くないのかな?そうするとリアル・スキンコンタクトになる(大爆笑)。」
「日本酒なんかでも杜氏さんがふんどし一丁で麹作ってますよね。」
「それでも発酵槽には浸からない(笑)。」
私「まあ、アルコール自体殺菌力ありますからね。」

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