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Written on 2014 11

桝久 試飲会リポート 2014Nov

Nov 30, 2014 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました。

テーブルに試飲会用のワインを並べ終わったところに、今年のジュ・ド・レザンが到着。早速家内と試飲です(笑)。
私「良し良し。無事着いたね(涙声)。」
家内「バカなこと言ってないで早く飲もうよ(笑)!」
私「色はいつもより薄いね。」
家内「予想通りかな?」
はたして飲んでみると!
私・家内「!!! 一番最後に順番変えよう!」
何故って?
飲んでからのお楽しみです(笑)。

さて、始まり始まり~。
●ロッソ・モリーゼ リゼルヴァ 2009年 ボッター・カルロ イタリア 赤 モリーゼ州 ロッソ・モリーゼD.O.C. 750ml 1157円税込み
「モリーゼってどこ?」
家内「南イタリアなんですが、プーリアのすぐ北沿いです。」
私「イタリアを人間の足に見立てると、ちょうどふくらはぎのところですね(笑)。モリーゼのワインってあまり見ませんよね(笑)。」
「マスキューさんらしいマイナーなチョイスですね(笑)。」
「割りと美味しい(笑)。しっかりしてますよね。品種は何ですか?」
家内「実はモンテプルチアーノ種なんですよ。」
「へぇー。モンテプルチアーノと言うと中部イタリアの品種ですよね?」
「飲んでモンテプルチアーノって解らないなぁ(笑)。」
私「そーなんです(笑)。やはり暖かいモリーゼで伝統的な手法で造るとアロマティックじゃなくなりますよね。」
「何故モンテプルチアーノ種で造ったのかな?」
家内「ネロ・ダーヴォラと比べると凸凹がないですよね。このワイン」
「なるほど!しっとりしてるけど、暖かい陽光をタップリ受けた感じがしますね(笑)。」
私「このワイン、実はドイツ向けなんです。きっとドイツ人が好んで飲むデイリーな南イタリアワインなんですね。」
「シンプルだけど、すごくしっかりしてますよね。」
「ヴィンテージは2009年ですか。もっと若い感じですよね。」
私「熟成もゆっくりです(笑)。抜栓後10日経ってもあまり変わりませんよ(笑)。」
「そんなにしっかりしてるんですか!?」
家内「時間の流れるスピードが違うみたいですよ(笑)。」
「スローフードなんですね(笑)。」
「このクリームみたいな香りは何故しますか?スゴく好きなのですが(笑)。」
私「多分熟成にスラヴォニアオークを使っているからだと思います。クロアチア原産のオーク材です。大樽で熟成したクラシックな使い方です。後味にピリッとスパイスを感じるのが特徴。あと、クリームやミルクの香りがピュアで出しゃばりません(笑)。」
家内「だからモッツァレラ・チーズとは良く合いますよ(笑)。」
私「うーん。カップレーゼのためにあるワインかな(笑)。」
「トマトを使えば何でもOkですよね(笑)。」
「プラス オリーブオイル!」

さて、次はスペインのクラシックな赤ワインです。
●マルケス・デ・バルデカーニャス グラン・レゼレバ 2004年 ボデガス・サン・パレロ スペイン 赤 カリニェナD.O.750ml 1666円税込み
「おー、2004年のグラン・レゼルバですかぁ。前回の試飲会でも2004年のグラン・レゼルバ出ましたよね。」
私「はい、エルミタ・デ・サン・ロレンソでした。産地も近くカンポ・デ・ボルハのすぐ南のカリニェーナD.O.です。」
「おっ!懐かしい味!昔よく飲んだなぁ(笑)。」
「前飲んだエルミタより強いですね。熟成能力も上回ってますよね。」
「まだまだ熟成途上だよね(笑)。」
私「はい。ワインの規格が一回り違う感ですね。あとセパージュの違いも感じます。」
家内「エルミタはガルナッチャ主体ですが、これはテンプラリーニョ主体です。テンプラリーニョの方が熟成のスピードが遅いですね。」
「あきらかに熟成したテンプラリーニョ!好きだなぁ(笑)。なかなか出逢えないんですよね(笑)。」
「これだってまだまだ時間をかけたら楽しめそうだよね(笑)。」
私「3日くらい経つとテンプラリーニョらしいラズベリーの香りが明瞭になりますよ(笑)。」
「最近のスペインワインはあんなに直ぐ飲めるスタイルで…、それはそれで良いけど…、やっぱりこんなクラシックな奴がイイ!」
私「マスキューでは今風はクロス・ロヘンですか。実は売れています(笑)。アメリカナイズされたあのスタイルのワインは専ら輸出用で、スペイン国内ではクラシックなワインが消費されているようです。決して絶滅した訳じゃありませんからご安心を(笑)!」
「マスキューさん!質問なのですが、このワインはさっきのイタリアワインとは樽材は違うのですか?」
私「左様で!スペインでは伝統的にアメリカンオークを使います。パワーがあり樹脂っぽいのが特徴です。ワイン自体に力があると熟成により深く立体的なワインに仕上がります。よくお気づきで!」
「たまにはこんなコテコテのスペインワインを飲みたくなるんだよね(笑)。毎日は辛いけど(大爆笑)。」
「肉食べたい!(さらに爆笑)。」


さて、お次は本日の予定稿ではトップセラーの予定のイタリア サルデニーニャの斬新な赤です(笑)。
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 1928円税込み
「あー 幸せになれる味(笑)。」
「前の2本とはまるっきり違う!変わってる(笑)。」
家内「好みが別れるところでもありますね。」
「色は薄いけど、旨い!味は薄くないんだよね。」
「スゴく透明で綺麗。チェリーかな?はっきりしてるし、しかも複雑。」
家内「プレス果汁を使わないような贅沢なクリアさがありますよね(笑)。」
「ブルゴーニュっぽいね。」
私「マラスキーノ・チェリーの香りがします。あとリキュールっぽく、薬臭さがあります。」
「上等なアイレイモルトっぽいよね(笑)。」
「汐の香りかな(笑)。海草やミネラルっぽさもあるよね。」
私「ほんのりヨードチンキ臭さがあります。」
「マスキューさんが好きな薄旨いスタイルかな(笑)?」
「色も薄くて飲みやすいけど、私には香りが強すぎる。香水でも入れたみたい。」
私「かなり斬新なワインではありますね。技術の進歩を感じるワインです。ちなみに『カンノナウ』はフランスでは『グルナッシュ』と呼ばれています。サルデニーニャの他の『カンノナウ』を飲むとたしかに『グルナッシュ』と似てますが、このワインはかなり違います。」
「スペインの『ガルナッチャ』とも違うよね(笑)。」
「このワインは何に合わせたら良いですか?」
私「シェーブルなどの臭い系のチーズは鉄板かな。あとニンニクをタップリ使ったジンギシカンなんか合うはず!」
「マスキューさん!このワイン前に試飲会で出したよね?凄く印象に残ってますよ(笑)。」
私「はい。実は以前好評いただきマスキューの定番となりました。2600円位で販売する高級ワインです。」
「でも今回安いですよね?」
私「インポーターさんが在庫調整のために一時的に価格を下げてくれました。そんな訳で大特価実現となりました(笑)。沢山買ってください!」
「了解いたしました!そんな訳なら協力しましょう(笑)!」
ここまでは予定稿通りでしたが、最後に大どんでん返しが(笑)…。


そして本日の赤ワインのクライマックス
●ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ 2010年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア トスカーナ 赤 ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノD.O.C.G.750ml 3700円税込み
「えーと。この~~モンテプルチアーノは葡萄品種のモンテプルチアーノですか?」
私「ややこしいのですが、今日最初に飲んだモリーゼのワインはモンテプルチアーノ種で造られています。でもこのヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノのモンテプルチアーノは地名です。『モンテプルチアーノ村の高貴なワイン』とでも訳しますか。」
「うーん。たしかに高級な味がします(笑)。」
「うんうん。2010年だとまだ若いんだろうな。でも威厳があるなぁ。隠れた所が沢山ありそう(笑)。」
私「高密度に整ってますよね(笑)。キャンティなんかとは明らかに違いますよね。」
「これもキャンティと同じサンジョヴェーゼなんですか?」
家内「ここからまたややこしくなりますが、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとヴィノ・ノービレはサンジョヴェーゼを選別したサンジョヴェーゼとでも言いましょうか。ブルネッロは『ブルネッロ種』と言いヴィノ・ノービレでは『プルニョーロ・ジェンティーレ種』と呼びます。あー、解りにくい(笑)!」
「ややこしいけれど、美味しいです(笑)。」
私「ヴィノ・ノービレはお買い得ワインとして知られていますが、最近はよく調べないとお買い得ワインではないこともしばしば(笑)。だんだん世知辛くなりました(笑)。」
「まあ、ブルネッロと比べるとお買い得なD.O.C.G.ではありますが。」
私「そーなんです。ブルネッロだと5000円以下のワインはありません。」
「あってもダメなワインだよね(笑)。」


さて、本日のトリは安い白ワイン。しかも赤の後。何故かなぁ(笑)?
◯コステロ ゲヴュルツトラミネール・レゼルバ 2013年 ビーニャ・レイダ チリ 白 レイダ・ヴァレーD.O. 750ml 1157円税込み
「あー!これスゴい甘い香り!ライチ!?」
「いくら安いチリのワインでもゲヴュルツトラミネールは香りが強い。赤の後で正解ですね(笑)。」
「薔薇とかライチ、トロピカルですね(笑)。こりゃ1本あっという間に飲んじゃいそう(笑)。」
「これは危険だ(笑)!飲み易過ぎる。ハニーだけど辛口なのがイイ(笑)。」
「フランス アルザスのゲヴュルツトラミネールはちびちび飲んでもお腹一杯になるけど、これはぐびぐび行ける(笑)!」
私「左様で!薄さ加減とでも言いましょうが。この辺のバランスが日本人向きかと(笑)。」
「なるほどね(笑)。デイリーユースでアルザスのゲヴュルツトラミネールは辛い。旨いけどね(笑)。」
「マスキューさん!これに似たワインでアルゼンチンやチリにトロンテスがありますよね?」
私「良くご存知で!でも高かったり、あと酸との折り合いが難しく 愚鈍な感じなトロンテスが多いのです。」
家内「トロンテスって、あまりさらっとしていないんですよね。」
「レア・チーズ・ケーキ食べながらこれ飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。」
「うわっ!美味しそう!考えただけで涎が(笑)。」
私「豚肉のしょうが焼きのタレにハチミツを隠し味にすると合いますね。」
家内「スペアリブなんかにも良いですね(笑)。」

女史大人気!
飛び抜けたフルーティさ、飲みやすさ、使い勝手の良さ、お手軽な価格と4拍子揃って本日想定外のトップセラーとなりました。途中ワインが足りなくなりご迷惑おかけしました。来週の水曜日には入荷しますのでしばしお待ちください!


さて当初の順番では一番目の予定でしたジュ・ド・レザン2014年は、あの強い香りのゲヴュルツトラミネールの後となりました!
◯ジュ・ド・レザン 2014年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 微発泡ブドウジュース 白 750ml 1,695 円税込み
「おー!甘くて強い!でもここ数年で一番ジュースらしい。」
私「さすが!良くご存知で(笑)。」
「甘いけど、さらっとしてる。いつもの紅茶の香り、腐葉土の香りもする。」
「ヴィンテージの違いがはっきり解るね。ジュースなのに(笑)。」
「凄く鮮烈!凄いワインと言うべきだね。広がりが半端ないよ(笑)。」
私「想定外の出来でした(笑)。予想ではもっと軽くて小ぶりかと思ってました。葡萄果が小さかったのと収穫を遅らせた結果かと。ポール・ジローは今年も頑張りました(笑)!」
「焼き芋っぽさもありますよね?」
家内「ユニ・ブランの特徴です。いつも通りですよ(笑)。」
「この微発泡は醗酵由来なんですか?」
私「鋭い!実は後から炭酸ガスをちょっといれています。炭酸ガスにより保存効果が得られます。SO2などに頼る必要が無くなります。また最後に瓶のままお湯に入れて低温殺菌するようです。手間がかかっていますが、こうしないとこの味わいにはならないのですね(笑)。」

あの香りの強いゲヴュルツトラミネールを吹き飛ばす出来なのです(笑)。


さて、予定ではこれで試飲会は終わりですが、延長戦に突入します。ジュースついでに新アイテムのアプリコット・ジュースのお披露目です(笑)。
◯ネクター・ダブリコ 2014年 ドメーヌ・ド・ラ・ヴィル・ルージュ フランス ローヌ アプリコット・ジュース 1000ml 1695円税込み
「どろどろですね(笑)。見るからに濃い。ペーストに近い?」
私「これでもアプリコット50%なんですよ(笑)。100%だとジュースにならない(笑)。」
「うわっ!杏子だぁ(笑)。甘くもなく酸っぱくもない!?」
「日本の杏子とはちょっと違うかな?酸っぱくない。」
「これは旨い。完成してる!」
「体に良さそう(笑)。」
「ジュ・ド・レザンが大人のジュースなら、これは万民のジュースかな(笑)。誰が飲んでも美味しいって感じそう(笑)。」
「これってジュースと言うより『アプリコットをひたすら摂取しやすくした結果』こうなっちゃったみたい(笑)。」

実際学齢前のお子さんはジュ・ド・レザンの強さに顔をしかめたりしますが、ネクターダブリコを飲ますとグラスを離しませんでした(笑)。もちろん遠慮なくおかわりの嵐(トホホ)。
新鮮な驚きと感動のあるジュースなのです。


お忙しい中、大勢のご来店ありがとうございました!
途中ワインが無くなる不手際お許しください。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ヌーヴォーのミニ試飲会

Nov 22, 2014 by weblogland |
昨日、今日とマスキューのカウンターではヌーヴォーのミニ試飲会です(笑)。
「マスキューさん!今年のヌーヴォーはどうですか?」
私「今年は雨にやられたようで、今一つ厚みがないかな?まあ、試してみてください。」
家内「フレッシュにはフレッシュなんですが。」
「わりに香りは良いね(笑)。飲みやすいし。らしい味だね(笑)。今では医者通いの身だからあまりワインは飲めないけれど、やはりヌーヴォーと聞くと飲みたくなるんですよね(笑)。」
「うんうん。ヌーヴォーらしい味(笑)。冷やした方が良いかな?」
私「たしかに。冷やした方が綺麗に感じますね。」
「それって何故ですか?」
私「今年のヌーヴォーはリンゴ酸が目立ちます。リンゴ酸は冷やした方が美味しく感じますので。」
「隣もヌーヴォーですか?11月1日って書いてありますが?」
私「これはイタリアの新酒でノヴェッロと言います。イタリアのヌーヴォーですね。ボジョレーより早くリリースされます。」
「それで11月1日って書いてあるんですね?」
私「実は11月1日に開けました。まだ飲めますよ(笑)。さすがに香りや甘みは無くなってますが、普通に飲めます。」
「あっ、ホントだ!ボジョレーよりしっかりしてる(笑)。」
「ホントに20日も経っているんですか?」
私「私が神と崇める生産者ガロフォリのワインです(笑)。」
家内「抜栓してから3、4日すると旨さが増します。最初は癖がありますが、徐徐に消えていきます。」
「隣の黄色いのもワインですか(笑)?」
家内「これは今年収穫されたアプリコットで造ったジュースです。どうぞ。」
「あっ!これ美味しい!」
「体に良さそうな味ですね(笑)。」
「元気でるね(笑)。」
「アプリコット100%ですか?」
私「100%だとジュースになりません(笑)。飲みやすい程度に薄めています。」
「でも全然薄くない!ヌーヴォーより美味しい(笑)!」
私「ひょえ~!でも、そうかな(笑)。」

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ボジョレー・ヌーヴォー飲みました

Nov 20, 2014 by weblogland |
ボジョレー・ヌーヴォー飲みました(笑)!
味わいは想定内でしたね。

 
マスキューではミッシェル・マーレのヴィラージュのみの扱いですが、ヴィラージュを選んでおいて良かったでした。良い作柄と比べると厚みは劣りますが、冷やして飲めば酸とのバランスが取れて、まあまあですか。

 
一応、他社銘柄も2種類ほど飲みましたが、薄さと酸の強さが際立ちました。補糖と補酸の両方やった生産者がいそうですね。(大きな声では言えませんが)
 

まあ、取り合えず飲めて良かった!
 

マスキューに開けたばかりのものがありますから、帰り道に寄ってお飲みくださいね(笑)。

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Nov 12, 2014 by weblogland |
うーん。
恐るべし!

ガロフォリの造る今年のノヴェッロ ティニィ・マルケ・ロッソ2014年です。

さっき飲んでみたところ、実に旨い。モンテプルチアーノ種らしいラズベリーの香りが液体の旨味に綺麗に溶け込んでいます。品が良い。

11月1日に開けたから、今日で丸11日目!凄まじいばかりの品質の高さ。今年は収穫期に雨でやられましたからアルコール分が11%と低い。私がガロフォリのノヴェッロを飲みはじめて一番糖度が上がらなかった作柄です。

やはりガロフォリは『神』でしたね(笑)。抜栓直後は変な癖があり心配しましたが、時間の経過と共に癖は抜けてゆき、旨くなる一方。基本的には雑味のない味わいですから、クリアネスが時間の経過とともに研ぎ澄まされる感。

さすがに極太ではありませんが、近寄り難い高貴さすら感じます。

上等でクラシックなピノ・ノワール的でもありますね。

このワインを飲むと、自分がモンテプルチアーノ好きだと改めて実感します。親しみやすい良さ。これがモンテプルチアーノ!
 
 

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ノヴェッロ抜栓してから丸4日のテイスティングノート

Nov 03, 2014 by weblogland |
イタリアのノヴェッロ、抜栓してから丸4日。思った以上に良いですね(笑)。
グラヴェペーザのノヴェッロ・トスカーナはサンジョヴェーゼらしいチャーチングなイチゴの香りが。ドライに仕上がっていますが、香りの抜けが良いですね(笑)。芯の強さもあるから立派。

マルケの『神』ガロフォリのティニィはモンテプルチァーノ種らしいラズベリーの香りが出だしました。柔らかくて伸びやか。大したものです(笑)。

プーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロ・サレントはよりふっくら感が増しました(笑)。やはりプーリアは根元的にワイン栽培に向いているんだと実感。

何だかんだ言っても、信頼出来る生産者のワインです。その力量と尽力は驚くばかり、逆境に立ち向かっていましたね。なかなかこうはいかないハズ。
取り合えず、ほっとしました(笑)。

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ノヴェッロのテイスティング記録-2014

Nov 02, 2014 by weblogland |
昨日抜栓したノヴェッロの続きです。二日目ですね(笑)。

まずグラヴェペーザのノヴェッロ・トスカーナは、崩れませんね(笑)。実は一番心配でした。天候の影響かリンゴ酸が多く感じられますが、しっかりしています。新鮮さは衰えずノヴェッロらしい味わいをキープしています(笑)。崩れない細さを思うと涙出そうになります。頑張って造っていますね。
そして問題のマルケの『神』ガロフォリのティニィ(笑)。本来のスタイルになっています。昨日感じた芋焼酎のようなニュアンスは、いつものエキゾチックな特徴に変わっています。溢れるような香りの出方はしませんが、液体の旨味がしっかり出ています。しっとりしていて、しかも薔薇の液体を飲んでいるよう。
ガロフォリは補糖しません。でもアルコール分11%の悪条件でここまで造れるとは…。日本の醸造家にも飲んで欲しいくらいです(笑)。勇気づけられるはず。
やはり『神』でした。

さてプーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロ・サレントは、上手くまとまっていますね(笑)。高いアルコール分のワインに慣らされた昨今 白眉です。この上品さには痛く感動です(笑)。

たしかに2014年のイタリアは困難だったようです。でも、そんな中、尽力した生産者のワインには心動かされます。

気になるのはフランスです。イタリアが悪い年にフランスが良かったためしがない。不安です。
でも、生産者の尽力により今年も新酒が飲めることに感謝するのみ。

ありがとう!

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ノヴェッロ飲みました(笑)!

Nov 01, 2014 by toshiaki |
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グラヴェペーザのノヴェッロ・トスカーナは普通(笑)。
いかにも新酒ですね(笑)。締まりはありますが、ガッチリ感は今一つ(笑)。上手くまとめていますね。
夏場に恵まれた感じがありませんが、その分あがいて頑張った感。良くやりました!

イタリア マルケの『神』ガロフォリのティニィ。マルケも天候に恵まれなかったようですね。
収穫期に雨でも降ったようです。『神』の手も届かなかったかな?それでも補糖しないで果実味を出来うる限り引き出しています。
アルコール分11%でこれほどのワインを造れるとは…。やはり『神』。ただ還元臭がいつもと違います。
いつもエキゾチックな東南アジア的な香りが最初しますが、今回は芋焼酎みたい(笑)?もちろん時間の経過とともに消えていきますが、評価の別れるところかな?

プーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロ・サレントは実にエレガント。プーリアのワインじゃないみたい。
でもじっくり味わうと黒糖のニュアンスがあり、やはり南イタリア(笑)。今回のノヴェッロの中で一番ノヴェッロらしくない(笑)。
普通に造ったワインを早めに瓶詰めした感じかな(笑)。プリミィティブで宜しいかと。

明日また飲んでみます。皆さんもマスキューにきて飲んでミソ(笑)。

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