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Written on 2020 09 01

桝久 8月のエア・試飲会 前半

Sep 01, 2020 by weblogland |
さぁ。
8月のエア・試飲会の始まり、始まりー!
メイン・ゲストはお馴染みの、筋金入りのワイン・エキスパートKさんでございます。いつもありがとうございます!

まず、最初の2本はイタリア・シチリアの優良生産者クズマーノの白と赤。どちらも特売価格の限定品となっております!
〇インソリア 2018年 クズマーノ
イタリア シチリア 白 750ml 942円税込み ヴィノ・ロック 
Kさん「いかにもシチリア(笑)。明るくて濃さがあって健康的だよね(笑)。潮の香りもする(笑)。」
私「相変わらずの出来映えです(笑)。このランクのワインとしてはいつも外しません(笑)。さすがクズマーノでございます。

家内「同じクズマーノのラインナップでカタラットもあります。カタラットはオレンジ系、インソリアはレモンなんかの柑橘類のニュアンスかな。」
Kさん「これいかにもシチリアなんだけど
、アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と。12.5%ですね。しっかり管理していますね。」
私「昔はクズマーノももっとアルコール分は高かったんですが、近年は抑え目。無理に糖度は上げません。でも完熟してますからヨード 海藻のニュアンスも出てます。」
Kさん「そういうアプローチする生産者増えて来てますよね。そうしないと酸が残らないから、オリジナリティーを出すにはそれしかない(笑)。海苔とか海藻、塩辛さもあるし、いかにもシチリア(笑)。好きだな(笑)。」
私「仰る通りでございます。葡萄果もしっかり完熟してますので収穫の管理は完璧なんでしょうね。」
家内「当然、最新のIT制御・管理。畑のポイントに温度・湿度管理するセンサー置いてコンピューターに繋ぐ。トップ・ランナーかな(笑)。味わいも白身魚のカルパッチョなんか鉄板ですし(笑)、特に魚介類とはぴったり。シチリアのデイリーな白として完成度高いです(笑)。」
Kさん「クズマーノって資本もあるんですね(笑)。零細な生産者打倒こうはいかない。」
私「そーですよね。小さい生産者だと畑も小さいですから、それはそれで面白いワイン、スペシャルなワイン造りには向いているのですが、クズマーノのような質と量を兼ね備えた生産者はあまりいませんね(笑)。」
Kさん「インポーターさんはフードライナーさんですか?」
家内「フードライナーさんは規模と質が両立した生産者を見つけるのが上手い。我々としても扱い易いのです(笑)。」
私「ある程度の数が確保出来る。これって
特にレストラン・アイテムとしては重要です(笑)。あとたまに今回のような特売セールもしてくれます(笑)。」

今回エア・試飲会にも拘わらず、もちろんどなたも試飲していないのに拘わらずに完売!トップ・セラーとなりました。休み明けに追加発注しますからご安心を!


●ベヌアーラ 2017年 クズマーノ イタリア シチリアD.O.C. 赤 750ml 1964円税込み
家内「これはシチリアの北側、カナイリなんかのある方の畑のものです。ネロ・ダーヴォラ70%、シラー70%のセパージュ。」
Kさん「あれ、クズマーノって島の南側アルカモの近郊にあるんですよね?」
私「はい。北側は後から購入した畑です。その後にエトナにも買ってますから、南側に拠点があったほうが効率的なのかな
(笑)?」
Kさん「ふむふむ。なるほど。戦略だな(笑)。」
家内「ちなみにエトナの赤は物凄く美味しいですよ(笑)。」
Kさん「ネレッロ・マスカレーゼでしたっけ。それも飲んでみたい!」
私「まっ、まっ、その前にこれ(笑)。驚きますよ(笑)。」
Kさん「飲みやすいねぇ、しかも高級な味わい(笑)。」
私「完成度高いんですよ(笑)。しかもエレガント。シチリアとは思えない。」
家内「ネロ・ダーヴォラが70%入っているとは思えない。」
Kさん「うんうん。ちなみにアルコール分は?」
私「それが驚きの14.5%。しっかりシチリアしてます(笑)。14.5%とは思えない折り合いの良さ。」
Kさん「それにしてもネロ・ダーヴォラっぽくない(笑)。シチリアらしくないし(笑)
、かといってプーリアでもないし(笑)。香りにベリーのニュアンスがあるからシラーが作用してるのはなんとなく解るんだけどね(笑)。」
私「ネロ・ダーヴォラのイメージって、もっと黒くてプラムの沈んだ果実のニュアンスですよね(笑)。」
家内「都会的どもあるし、洗練されている
。レベルの高さ感じます(笑)。」
Kさん「雑味がない。う~ん。雑味が感じられない。スパイシーなフェノール臭はするけど、これもシラーっぽい(笑)。」
私「完熟してるけど、過熟した感じはしませんよね。完璧な収穫時期に収穫してますね。」
家内「品種や畑の違いを反映した収穫なんだねキット。このワインを評論家達が高評価するのも解りますね(笑)。」
Kさん「たしかに、万人受けするね(笑)。」
私「島の北側でこんな赤ワインが作られているとは!驚かされましたよ(笑)。あの辺りどは白のヴェルメンティーノしか作ってないと思ってた(笑)。」
Kさん「う~ん。この価格帯でこの出来映えなんだから、上のランクのネレッロ・マスカレーゼはいかほど美味しいか?興味がそそられますね(笑)。」

●ケークフランコシュ2015年 ヴィンツェレール  ショプロニ ハンガリー ショプロン 赤 750ml 1854円税込み
Kさん「ハンガリーですか。あれ、割りと安いですよね(笑)?」
家内「前に飲んだ時はまだ良さが出ていなかったので扱いを見合わせました。ちょうどイルシャイ・オリヴェールを扱い始めた頃です。」
Kさん「え~と。ヴィンテージは2015年ですね。そうするとある程度熟成期間が必要なワインですね。軽いけど緻密さ密度感がありますから、血筋の良さがありますね(笑)。」
家内「500Lの木樽で丸2年間熟成して、瓶詰め後さらにしばらく寝かせてようやく飲み頃になった感じですね(笑)。
Kさん「それまで持っていないといけないインポーターさんは大変ですね。金利分を載せて高く売っても良いくらいですね(笑)。」
私「今ようやく全開でございます(笑)。」
Kさん「思い出した(笑)!たしか植物臭が強くて、あまり特徴的でもなかった(笑)。
う~ん。あれがこうなるのか!」
私「このタンニンの有り様素晴らしいかと(笑)。」
「前々回渋くない!口の中で邪魔するものがない!」
「これは危険(笑)。いくらでも飲めそう(笑)。」
「ボジョレーの高いワインに似てるけどちょっと違う。飲み飽きしない味だよね(笑)。」
家内「開けて2~3日経ってから飲むとスパイシーさが現れ、実はしっかりした骨太な部分が出てきます(笑)。」
「軽いんだけど薄くない(笑)。後のヘビーなジネストラのワインを飲んでから戻っても違和感がなく楽しめる(笑)。」
「渋くないから冷やしても大丈夫そうですよね?」
私「タンニンと旨味のバランスの取り方がいかにも中欧。旨味の分量が多く感じますよね(笑)。」
「今日は暑くて溶けそう。痛いくらい。とても赤ワインを飲む気になれない。でも、これだったらイイね(笑)。自然に体に吸い込まれそう(笑)。」
「35℃なんて外に出る気にならない。今日は来ちゃったけど(笑)。このワイン、食べ物も幅広く合いそうだよね。」
「マスキューさん!カウンターの上の写真の料理、いかにもこのワインに合いそう(笑)。レストランじゃなくて、自宅の食卓でも使い易そう。もちろんちょっと冷やして飲みたいね(笑)。」

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