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ミュスカデ・ゼヴル・エ・メーヌ・シェル・リー VV 2009 B&D マルタン

May 17, 2011 by weblogland |
昨日は久しぶりにミュスカデ飲みました。
あのドメーヌ・マルタンのシュール・リー2009年です。

フレッシュで切れが良くしっかりしてますから、危うさや細さを感じません。すっぱいだけのミュスカデではありません(笑)。

なんのためにシュール・リーをしているのか実感出来ますね。あと、もともとの葡萄果の濃さと栽培の健全さを感じます。薄いワインをいくらシュール・リーしても所詮なのです。バランスが伴いません。

あと、ロワールも2009年は良かったようですね。ワインの全体的なスケールが大きく感じました。すくなくともマルタンに関しては2008より天候に恵まれたようです。マルタンは比較的ヴィンテージに左右されない名手ですが、これまで飲んだ中でマルタンの2009年は一番の出来だと思います。じつは昨日このワイン常温で飲みました(笑)。ミュスカデはりんご酸が多いですから、常温ですと味わいがボケがちだったりバランスが崩れたりします。ところがこのワイン馬脚がでません(笑)。かなり良いと思います。

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春らしくサンセール

May 13, 2011 by weblogland |
今日は暖かかったですね。外でちょっと動いたら汗かいちゃいました(笑)。
ここのところ疲れが溜まったのか、首と肩がパンパンです。たいして働いてないんですが(笑)。ストレッチをすると気持ちイイこと。あー、すっきりした。

そうそう、昨日は取り寄せたサンプルを飲みました。春らしくサンセールです。アロマチックで生き生きとして、飲むと元気が出ます(笑)。でも最近は高くなったので、マスキューのラインナップから外れています。(コタはありますが、あれは別格。)気軽に飲めるサンセールを探しています。

昨日飲んだのは、クラシックスタイルの懐かしいワインでした。グラマラスではなく、タイトでフレッシュ。酸のボリュームがあり、アルコール分は12.5%とベストです。2009年のサンセールは良さそうですね。ちょっと置くと本領を発揮しそうです。私は好きなタイプですが、あまり一般受けはしないかも(笑)。

うーん。

難しいですね。

また、今晩飲んでみます。

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『ドモワゼル・クレア』 2009年

May 05, 2011 by toshiaki |
ここ3日ばかりかけて『ドモアゼル・クレア』2009年を飲みました。
フランスの変わったA.O.C.カバルデスのワインです。去年入荷したワインですが、そろそろ落ち着きが出てきたかも?と試してみました。

初日は相変わらずの圧倒的な果実味。木樽を浸かっていませんから隠しようがありませんね(笑)。でもバランスは良くなっています。シラーとメルロでも上手く溶け合ってますね。でも、不思議なことに翌日飲みますと、ちょっとくぐもった感じです。中にあるものがぐずぐずしているような?
「あれ?このまましぼんじゃうのかな?」
とりあえず全部飲まないで、さらに翌日また飲むことにしました。

そして抜栓後3日目。
「こりゃ旨い!」
ようやく酸が表に出てきました。凄いポテンシャルです。モンスター級です。スパイシーなベリー系の香りが口の中一杯に広がり、言葉を失います。多量のタンニンはしなやかさを纏っていますから圧倒的です。

やはりドメーヌ・ド・カザバンはただ者ではありませんでした。ニュー・スターと持ち上げられるのもわかります。ただフランスではニュー・スターと評価されて入手しにくくとも、馬鹿に高い価格が付かないのがうれしいですね(笑)。アメリカのマスコミとぐるになったマッチ・ポンプ型ビジネスではなく、長い目で生産者を育てるワイン市場があります。
ホッとしますね(笑)。
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シャトー・オー・サン・マルタン

May 04, 2011 by toshiaki |
シャトー・オー・サン・マルタン2003年思った以上に良いです。

この前の試飲会でご好評いただいたボルドー右岸のワインです。翌日の晩、残りを再び飲んだのですが、しなやかな厚みが出ていました!ワインの格はボルドー・シュペリュゥール級ですし、価格も1280円と格安でした。試飲会での状態も完全に出来上がった古酒の佇まいがありましたから、これ以上の伸びは期待していませんでした。ところが、翌日の方が厚みがあり、果実味としっとりとしたタンニンの調和がエクセレント!
もともとインパクトのあるワインではありませんが、香り味わいが出てくる出てくる(笑)。単に濃ければ良い訳ではないのですね。良い状態で熟成することで本領を発揮するクラシックボルドーでした。
特に、2003年は暑い夏でしたので、シャトーによっては酸のない濃いだけのスカスカなワインもありました。何万円もするグラン・ヴァンすら例外ではありません。
うーん。
奥が深い!
勉強の1本でした。
休みが空けたら早速追加注文をしなくては!
まだあるかなぁ?

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試飲会 リポート

May 01, 2011 by toshiaki |
昨日はありがとうございました。

2時からのスタートでしたが、最初は誰も来ず3時になってからお客様が来はじめました。家内ともども一時はどうなることかと案じましたが(笑)、途中グラスが足りなくなるほどでした。また、グラスを買い足しますのでお許しを。

まずトップバッターはアリバーナ・ディ・ロマーニャです。
「おっ、これイイね。真っ昼間にパスタ茹でて、このワイン飲んだら最高だね(笑)。」
「生ハムのサンドイッチもイイね。」
「カロリー高くて太りそう(笑)」
「旨いものはカロリー高くてもイイんだよ(爆笑)。」
皆さん抵抗無く、このワインを受け入れて下さいました。
「マスキューさん、なんでアルバーナ・ディ・ロマーニャいままで取り扱わなかったんですか?」
私「美食の地エミリア・ロマーニャの白ワインですから、すごく美味しいワインも沢山あるのですが、ビックリするほど高くてディリーワインと呼ぶにはちょっと無理でした。かといって価格の安いお手頃なワインも沢山あるのですが、旨いものが見つかりません。安くて美味しいワインは地元で優先的に消費されるようです(笑)。そんな訳でなかなか売れるワインに当たりませんでした。」
「なるほど。このワイン飲みやすくてフルーティーだけど、厚みがありますもんね。」
私「そーなんです。明日になると厚みがさらに増します(笑)。」
「オリーヴ・オイルには合いますねぇ。」
「塩辛さにも合う訳だ。」
大人気のうちピッタリ完売してしまいました。インポーターさんはまだ在庫がありますので、月曜日に発注をかけますからご安心を。

さて、つぎのシャトー・オー・サン・マルタン2003年です。
「かわいい!花みたい。」
私「ラズベリーみたいですよね。右岸のメルロの特徴です(笑)。一般的なプラムのニュアンスとはちょっと違います。あと、熟成の状態がかなり良かったように感じられます。」
とはいえ実は、最初にお越しくださった筋金入りのワインエキスパートのKさんとボルドーラヴァーのOさんとワインの並び順で相談していただきました(笑)。はじめシャトー・オー・サン・マルタン2003年は後のシャトー・ラコンブの前でした。マズールのローヌ、ステファンのオート・コート・ド・ニュイの後でした。前の2本が強いですから、オー・サン・マルタンの繊細なニュアンスが伝わらないのではと?
私「オー・サン・マルタン2003年とても良いと思うのですが、いかがでしょう?」
Kさん「確かに、らしい良いワインですよね。でも回りが主張の強いワインばかりだから、見落としちゃうな(笑)。」
Oさん「私はすごく好きなワイン。実に良くできてる。うーん。でもこの順番はちょっと可哀相かも(笑)。」
そんな訳で急遽オー・サン・マルタンを赤ワインの一番目に並べました(笑)。
抜栓直後はまだ還元臭が強く果実味が隠れていますが、2時間も経つと絶好調。熟成により、ピノ・ノアール的な味わいとなっています。
「このワイン安くないですか?なんでこんなに安いの?」
「2003年って良い年だったんですよね?」
私「今、ボルドーワインは高いイメージが定着してますが、有名どころ以外にはまだまだ掘り出し物があるようです(笑)。お褒めいただきありがとうございます。」

さて、久しぶりのマズールのコート・デュ・ローヌ2000年、素晴らしい熟成状態です。
「うわっ!あま~い!でもこれグルナッシュですか?独特の嫌な感じがない(笑)。」
私「グルナッシュ70%、シラー30%です。雑味がないのです。栽培から仕込みまでの管理が完璧だったようです。」
「そうそう、雑味がない!」
「うーん。ハーモニーが素晴らしい!単一品種で造ったみたいだよね。これって熟成しているからですか?」
私「やはりこうした形で古酒を市場に出せるマズールは大したものです。」
説得力十分でした(笑)。

次はお待ちかねのブルゴーニュのピノ・ノアールです(笑)。今やシャブリの一流生産者となったブロカール家の長男ステファン・ブロカールが立ち上げたネゴシアン、『クロズリー・デ・アリズィエ』のオート・コート・ド・ニュイ2009年です。
「ピノ・ノアールらしいなぁ(笑)。酸がしっかりしていて、飲むと元気がでるね(笑)。」
私「通常のブルゴーニュが造られるところより高台に畑がありますから、その分、酸が強くなります。でも泥のついたフランボアーズのような香りもしっかり出ています(笑)。アペラシオンの特徴がとても良く表現されています。」
「2009年って良いヴィンテージみたいですよね?」
私「はい。少なくとも2007、2008年より良さそうですね。」
「オート・コートって悪い年はまずさが目立つ(大爆笑)。」
「私、ネゴシアン物ってあまり信用してないんですが(笑)、このワイン旨いですね(笑)。」
「安いピノ・ノアールってあるにはあるけど、かなりまずいよね(笑)。」
皆さんのご不満解消できましたか?さすがステファン、育ちが良い!

そして久しぶりのシャトー・ラコンブ2005年。
「うわっ!旨いなこのワイン!香りが凄い。」
「濃いんだけど、くどくない(笑)。」
私「マスキューでは1990年ヴィンテージ頃から扱ってますが、2005年はまさに1990年を彷彿させる出来栄えです。」
「確かに何度もマスキューさんで買った(笑)。いつも変わらない旨さだよね。確か昔は2000円しなかったですよね(笑)。」
私「ドッヒャー!良く覚えてらっしゃる。お許しを!」
「でも2005年は香りのボリューム感が凄いですね。まだまだ寝かしていた方が良さそうですね。」
「ところでラベルに書いてある『ボルドー・オー・ベナージュ』ってなんですか?ラコンブのアペラシオンはボルドーA.C.ですよね?』
家内「ラコンブのあるところはアントゥル・ドゥー・メールの真ん中で、白の『ボルドー・オー・ベナージュ』という比較的有名なアペラシオンです。逆にいくら良い赤ワインをつくってもこの地ではボルドーA.C.しか名乗れません。」
私「オー・サン・マルタンはボルドー・シュペリュゥールA.C.ですからこれより格が落ちる訳です。まあ、法律上の話ですが。」
家内「それが許せないんでしょう。でもややこしいですね(笑)。」

トリはマスキューの隠れ定番『フィトゥ』つくるは名手シャトー・ド・ヌーヴェル。
「うわっ!濃い!旨味が詰まってる!」
私「ここまで濃厚だとリキュールに近いですよね。」
「前のラコンブは香りでしたが、これは味わいですねぇ。」
私「さすが!地中海系の葡萄だと香りより味わいに特徴が出ます。」
「でも、ハーブみたいな香草の味わいもして複雑!」
家内「ここのワインは毎年変わらずに安定してて、ハズレがないんです。でもいつの間にか瓶形が変わりましたが(笑)。」
私「非常に良い状態になってからリリースしますから、安心して飲めます。」
「お腹が一杯になりそうなワインですね(笑)。」
私「個人的にはカリニャンが嫌いなのですが(笑)、このシャトー・ド・ヌーヴェルのワインだけは別です。あのチープな感じがありません。不思議なのです。」
圧巻でした。


ここのところの自粛で皆さんも我々もストレスが溜まっていたようで、盛会となりました。ワインは飲み手の心を動かすもの。酔うためだけの酒ではありません。楽しく好奇心を刺激し、心を揺り動かすものと、改めて実感いたしました。単なる加工食品でもあるワインに生命力や自然を感じられる感性の素晴らしさ、豊かさ。そしてそれは、ワインが無い人生、生活があまりに無味乾燥なものと強く思いました。
どうもありがとうございました。

それから、レコールNo.41からいただいたチャリティ・ワインも無事完売いたしました。また改めてご報告いたしますが、取り急ぎ御礼申し上げます。

昨日はどうもありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

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久しぶりにドイツワインが入荷します

Apr 26, 2011 by toshiaki |
今度の試飲会には間に合わなさそうなのですが、久しぶりにドイツワインが入荷します(笑)。
もともとドイツワインは好きなのですが、昨今美味しいものは高くて手がでません。かといって中途半端なワインではイヤです(笑)。
うーん。
優良なドイツワインは畑と生産者が決まってしまってますから、なかなかニュースターが現れません。そうなると選択肢は限られてきますから、難しい。
でも、たまには美味しいリースリングを飲みたくなります。レモンやライムの香りが強く、照りと切れのあるスキッとしたドイツワインが飲みたくなりませんか?

そこで!

ベルンカステラー『ドクトール』KAB2009年
シャルツホーフベルガーQba2009年

ドクトールはもちろんターニッシュ、シャルツホーフベルガーはもちろんエゴン・ミューラーです(笑)。ホントはシュペートレーゼやアウスレーゼが欲しかったのですが、桁が違ってしまいます。
近々お知らせしますから、ドイツワインファンの方楽しみにお待ちくださいませ(笑)。

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ワインは生き物ですから...

Apr 25, 2011 by toshiaki |
今日は一日中ホームページに載せるワインの調べ事や、原稿書きをしていました。同じような事を何回も調べる作業なのですが、ワイン法が変わったりしますから、その度新たな勉強になります。頭の中で去年の知識を改定しなくてはいけない事がザラです。まあ、記憶力の無い私には、その度その度調べる法が向いていますが(笑)。

ここのところ去年から注文していたワインがまとまって入荷しています。もちろん味わいが気に入って仕入れたワインですから、間違いはないと思いますが、念には念を入れて再試飲して確認しなくてはなりません。ロットが違ったり、輸送中のアクシデントにより、味わいが変わっていることがあります。特に初めて取引するインポーターさんや初めて日本に輸出する生産者の時は、注意が必要です。ワインは生き物ですから、ちょっとしたことでダメージを受けたり、機嫌が悪くなったりします。
でも、それも可愛いところと思っている私はヘンでしょうか(笑)?

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バルベーラのワイン

Apr 14, 2011 by toshiaki |
いやー、ビックリしました。
何がって?
アメリカ、ワシントン州で造られているバルベーラのワインです。飲んだ印象はピエモンテのトップ生産者がつくる渾身のバルベーラにひけをとりません。アメリカなどのニューワールドでは、あまり有名でないバルベーラを、ここまで一生懸命に造る生産者はいません(笑)。
最近はカベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノアールばかりでなくシラーなどの品種で良い結果を出す生産者もだいぶ現れてきましたが…。まさかバルベーラもとは!
このバルベーラは衝撃です。ちなみに生産者の名前はウッドワード・キャニオン・ワイナリーと言います。場所はワシントンのワラ・ワラ・ヴァレーです。エステートもので生産量も250ケースの少なさ!あまり他の人に教えたくありません(笑)。

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グラン・カウス

Mar 10, 2011 by toshiaki |
グラン・カウス1988年美味しかったですよ(笑)。

あのスペイン、ペネデスの赤ワインです。かなり液面が低下していたので、心配でしたが、色も明るく褐色になっていませんでした。エッジはほんのりレンガ色になっていましたが、味わいはまったく衰えがありません。まだ二回目のピーク前です。生き生きとしながらも、まとまりがあり、複雑な香りと相まって素晴らしい状態でした。甘みが徐々にましてきてグッド!

液面があれだけ下がっていても、影響を感じません。不思議ですね?

もともとのワインの出来が良いことに原因があると考えるべきかもしれませんね。このグラン・カウスの生産者カン・ラフォラス・デルス・カウスはペネデスでは筆頭格のワイナリーです。このワイナリーでグラン・カウスはミドルクラスの位置づけです。ミドルクラスでも平気で20年以上の熟成に耐えますからスゴイ!あと、あのカヴァ 1+1=3の設立時に資金を出しています。

うーん。

名生産者にして名家なのです。

奥が深いのです!

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ヴィーニャ・サンソ ルエダ

Mar 10, 2011 by toshiaki |
昨日の続きなんですが、ハビエル・ロドリゲスさんのルエダのヴェルデホ、『ヴィーニャ・サンソ ルエダ 2008年』をまた飲んでみました。

旨い!柑橘類とくにグレープフルーツの香りが凄いですね。あと液体が非常に密。隙がない密度感ですね。バランスが良く、しかも高密度。なかなかないレベルの高さです。生命力もかなりあるはず。

ワインを飲みながら、ハビエルさんが毎日自分で樽の中味を、ぐーるぐるぐーるぐる回して撹拌していると思うと、楽しくなります(笑)。やはり私はワインを造るより、飲んで販売することに向いていますね(笑)。この情熱だけはハビエルさんに負けない!本気です(笑)。
それからハビエルさんにも、当店のワイン・セラーの扉にサインしてもらいました。彼の字もバランス良く整っていて、しかも力強いように見えます。彼のワインに通じる?

スイマセン、また妄想してしまいました!

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>『ドンナルーチェ』恐るべし!

Mar 04, 2011 by toshiaki |
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『ドンナルーチェ』恐るべし!

今日ワイン・エキスパートのKさんがお見えになりました。

Kさん「こないだの試飲会行けなくてすいませんでしたね。」

私「いえいえ、とんでもございません。土曜日の試飲会の残りですが、『ドンナルーチェ』がまだちょっと残ってますから、一舐めしませんか?」

そんな訳で試飲です(笑)。

Kさん「あー、例の辛口のハニーなワインですね。丸六日目ですか。」

私「たぶん大丈夫だとは思うんですが。」

相変わらずハニー、かなり落ち着いた風情です。グレープフルーツなどの柑橘類の香りはしっかりしています。

Kさん「これはスゴイ!こんなワインあるんだね。」

私「ワインはたしかに力は落ちてきている感じはしますが、全然崩れませんね。普通はもう壊れていても不思議ないんですが。」

Kさん「マルヴァジアって不思議な品種だね。」

私「そうですね。とくにポッジョ・レ・ヴォルピのマルヴァジアは特殊ですよね。」

Kさん「そうだよね。このワイン長持ちしそうだけど、こんなマルヴァジア経験したことないなぁ。」

私「ポッジョ・レ・ヴォルピでもこの『ドンナルーチェ』ができる区画は特別なのでしょうね。こんなに糖度が高そうなのにアルコール分が13%で納めています。」

Kさん「うーん。恐るべし!」

気がついたのですが、このワイン、女子会なんか最適かも?でも飲みすぎるかもしれませんね(笑)。

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試飲会へのご参加ありがとうございました。

Feb 28, 2011 by toshiaki |
昨日は大勢お越しいただきありがとうございました。

まずはアルゼンチンのヴィーニャ・ドーニャ・パウラの『ロス・カルドス』シャルドネ2010年です。
「おっ!イイじゃないですか。トロピカルだね。」
「でもくどくないよね。フルーティーで美味しい!これって木樽熟成してますよね?」
私曰く「基本的にこの『ロス・カルドス』銘柄は木樽は使っていないということですが、後に飲むマルベックを含め若干木樽熟成したワインのニュアンスがありますね。少しアッサンブラージュしているかも知れません。」
「あれ?2010年ということは?南半球だから去年の三月頃の収穫ですよね。」
私曰く「そーなんです。でもワインは完全に出来上がっています。」
「酸もしっかりあるし、ある意味パーフェクト(笑)。南のシャルドネっぽい香りがするけど、緩くないよね。」
私曰く「新技があるんですかね(笑)。」

続いて『ロス・カルドス』のマルベック2010年です。
「私アルゼンチンの濃いマルベック好きなんですよね。噛めそう位の奴が好きなんですよ(笑)。」
「あれ?こんなにエレガントでしたっけ?」
「華やかで飲みやすい!私は逆にこんなスタイルがイイな(笑)。」
「そうそうフローラル!広がり方もしっかりしている。」
「後味も綺麗だよね。」
私曰く「たしかにスタイルが都会的になりましたよね(笑)。進化してるんですかね?」
好みが別れるところのようでした。
そして一緒に『ドーニャ・パウラ』銘柄のエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン2009年です。木樽熟成させた上級キュヴェです。
「うわっ!凄く濃い!でもうんまい(笑)。」
「ボルドーだな。どうみても(笑)。それも大物(笑)。アルゼンチンって凄いカベルネ造るんですね。」
「うーん。ラツールみたいだな。でも良い年のラツールは渋さがないんだよね。でもこれなら悪い年のラツールより良いな!」
私曰く「ボルドーの聖地のカベルネの特徴カシス・リキュールのような香りが明瞭にします。少なくともニューワールドのカベルネではあまりお目にかかれないと思います。」
「うーん1680円か。ボルドー危機だな。」
私曰く「ちょっと力ずくのところがありますが、まあ許せるかと…。」
「このワインどれくらい熟成するんですかね?」
私曰く「ラツールのようにはいかないでしょうが。5~10年くらいかな?10年は無理かな?難しい判断です(笑)。たしかに素晴らしい凝縮感はありますが、もうワインが出来上がっています。この点を考えると、いわゆるボルドーのセカンドくらいは熟成しそうですね。」
このワインが本日のトップセラーでした(笑)。

さてイタリア、ピエモンテの巨匠アルド・コンテルノのドルチェット2008年と2009年の垂直試飲です。
「えっ!同じものとは思えない!」
私曰く「ヴィンテージが違うだけなんですけど(笑)。」
「2008年は整っている上、香りの出方が素晴らしい! 2009年は厚みがすんごい!」
私曰く「ドルチェットという品種はどちらかと言えば日常的で、ボジョレーのガメイみたいなものです。年内に早く飲まれるようです。ただアルド・コンテルノはかなり本気にドルチェットを造ります。これ以上は出来ない限界のレベルです。」
「そうですよね。2008年は2009年と比べると、たしかに熟成している。」
「2009年の方は後ろに何か潜んでいるみたい(笑)。」
私曰く「2009年はアルコール分が14.5%で2008年より0.5%高いのです。」
「それって糖度が2009年の方が糖度が高かったということですよね。アルコール分が0.5%だけ高いだけでこんなにも違うんだ!」
私曰く「たんにアルコール分0.5%だけでなくそれに付随する要素もすべてが高いと考えると、この0.5%の差が理解できると思います。」
「ピエモンテの2009年は良さそうですね(笑)。」
私曰く「少なくともアルド・コンテルノのバローロは、きっと素晴らしいでしょうね。
「ところで2008年を欲しいのですが?」
私曰く「2008年はこの私物の一本だけです。申し訳ございません。」

さて本日のトリはイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』2009年です。
私曰く「この白ワインは残糖分のないドライ。いわゆる辛口です。」
「えっ!ウソー!甘いですよ(笑)。」
「香りがめちゃくちゃ複雑で派手(笑)!溢れ出てくる!」
「このハチミツの味わいは何故ですか?貴腐ワインみたい。」
私曰く「遅摘みするとハニーな香りがします。貴腐が付くとほんのり苦さが加わって、果実味がもっと強く出ます。あと、甘い貴腐ワインだとほんのちょっとで満腹になりますが、これはガンガン飲める(笑)。」
「こんな白ワインがあるんですね!いままで経験したことのない味わいです。料理にも合いそうですし、これだけでもイイですね。」
家内曰く「熟したフルーツ食べながらなんかイイですよね。」
私曰く「フォアグラなんか鉄板ですね(笑)。」
「レバーペーストをカナッペにしても良いですね。安いし(笑)。」流石!
「ところでマスキューさんは、なんでこんなワイン捜せたんですか?」
私曰く「あるお客様に教えていただきました。人の話は聞くものですね(大爆笑)。」

どうもありがとうございました。

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シャトー・サン-ロック ロゼ

Feb 24, 2011 by weblogland |
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サン-ロック ロゼ 2009年美味しいですね。
あのラファージュさんがモーリーで新たに取得したドメーヌのワインです。先日二日にわたり飲んだのですが、実に旨かったです(笑)。
まずアセロラやグレナデン、赤いベリーの香りがしっかり感じられます。かといって甘ったるさや出過ぎたところがありません。果皮と接触しないように造られていますから、赤ワインのタンニンがほとんどありません。しかし、ほんのりあるタンニンが全体をバランス良くつなぎ止めているかのようです。
うーん。
シラーの比率は高いのですが、シラーにこれほど複雑な果実味があったとは!もちろんシラーの堅牢さがあってこそ、崩れない良さがあります。
食べ物に合わせるのがベストだとは思いますが、これだけでもジンワリ楽しめます。バンドールのシャトー・ビバルノンのロゼを思い出しました!
スタイルは良く似ていますね(笑)。
あれも旨かったです。

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カルチェロ DO フミーリア

Feb 21, 2011 by toshiaki |
今日は昼間暖かかったですが、夜になって冷え込んでますね。冷たい雨もいっそうです。

昨日からカリチェロ飲んでます。あのスペイン、フミーリアの赤ワインです。カッコいいラベルデザインのワインです。
濃厚でありながら、飲みやすい。果実味が明瞭で今までのスペインワインとはスタイルが違います。日本ではワイン雑誌に大きく取り上げられブレークしました。
ヴィンテージが2009年になってからまだ飲んでいなかったので、そろそろ味わいを確認しようと思いました。到着してから時間も経ってきましたから、ちょうど落ち着いた頃です。

一言でいうと飲み易さが増した感。きっちり飲み頃です。
さすがですね(笑)。
その分モナストレルらしさが後退しているかと…。好みの問題もありますが。
もう少し経ってからまた飲んでみなくては!
簡単に判断できませんね(笑)。

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『ドンナルーチェ』やはり凄かったです。

Feb 13, 2011 by toshiaki |
思った以上に複雑さがありました。もちろん華やかさは想像を超えます(笑)。ポッジョ・レ・ボルピはマルヴァジア種のすべてを知り抜いているのですね。
他のマルヴァジアを使ったワインですと、あれほどアロマチックではないのですが、ポッジョ・レ・ヴォルピの手にかかるとビックリするほどフローラルでアロマチックな味わいになります。香水でも入っているんじゃないかと錯覚しそうです(笑)。まあ、香自体はゲヴァルツトラミネールに近い味わいなのですが…。
イタリアなどで多く生産される葡萄品種はいわゆる「ポンティカ系」と呼ばれます。これはリースリングやカベルネ、ピノ・ノアールなどの「オキシデンタル系」とは違い、出来上がったワインがあまり芳香性がない特徴があります。どちらかと言えば味わいで勝負とでも言えましょうか?
でもポッジョ・レ・ヴォルピのワインは真逆で恐ろしくフローラルなのです。
???
考えられることは技術による克服しかありません。低温の発酵管理、完璧な衛生管理、酸化を防止する工夫。これらを追随出来ないレベルで成し遂げたとしか思えません。
ポッジョ・レ・・ヴォルピのことを、もっと知りたくなりました!

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シャトー・アンティアン2005

Feb 01, 2011 by toshiaki |
今日は昼間だいぶ暖かかったですね。バイクに乗っても震えませんでした(笑)。毎朝バイクに乗る用があるので、寒さには敏感になります。

ところで昨日はボルドーのシャトー・アンティアン2005年を飲みました。オー・メドックのブリジョワ級シャトーです。昔飲んだ印象では、整ったボルドーらしい味わいを記憶しています。今回2005年ということで、期待してサンプルを取り寄せました。
たしかに相変わらず整ったエレガントなスタイルです。2005年ですからもう少し強さがあって良い気もしますが…。今日また飲んでみれば、わかるはずです。ボルドーは2006、2007年と恵まれないヴィンテージが続きましたから、「しっかりしたボルドーワインを飲みたい!」というリクエストがここのところ増えています。2008年はまだ早過ぎますし、そうなると2005年や2003年を捜すことになります。とはいえワインショップはどこも同じように考えますから(笑)、なかなか当たりません。高くても良ければありますが、マスキューのプライドが許しません(笑)。
心に響くようなお手頃ボルドーはありませんかね?

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『マイ・ラヴ』2008年

Jan 27, 2011 by toshiaki |
今日は寒いですね。さっき雪がちらついていました。さきほど電車の踏み切りで開くのを待っていたら、白いものがチラホラ。電車の通過を待っていた人々も、『あっ!雪だ。』と声をあげました。その瞬間、踏み切り待ちの人達の心が一瞬繋がったような気がしました(笑)。皆さん寒い中、ご苦労様です。

ところで先日『マイ・ラヴ』2008年を飲みました。今度の試飲会で皆さんに飲んでいただくワインです。フランス、バンドールのワインです。ただバンドールACの規格に合わせると高いワインになりますから、ムールヴェドルの比率を下げ、樽熟成期間を短くしたいわばバンドールの廉価盤です(笑)。
廉価盤とはいえ、ブドウの糖度・熟度ともに申し分なく、エスプレッソのようなニュアンスもあります。早く飲めるバンドールと考えれば、なかなかのものかと。良いバンドールは最低でも5年くらいは待ちたいものですし、価格も高い!
そんな訳で、しばらくバンドールとはご無沙汰でしたので、喜びもひとしおでした(笑)。

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フィリップ・コランのブルゴーニュ・ルージュ2008年

Jan 23, 2011 by toshiaki |
今日は寒さがだいぶ和らぎましたね。でも空気が乾燥していますから、風邪やインフルエンザが流行しているようです。

昨日、関内のバータウザ
お客様『ねえねえ。私はまだ花粉症にかかってないんだけど、熱っぽくて鼻がグズグズするんだけど…。これって花粉症かな?』
バーテンダー君『私は花粉症じゃないんでなんとも…。』
私、「花粉症は治りませんが、風邪は治ります!昨日経験いたしました!」声を大にして言いたかったです(笑)。

ところで昨晩飲んだワイン美味しかったです。フィリップ・コランのブルゴーニュ・ルージュ2008年です。シャサーニュの白の名手、コランの長男が造る赤ワインです。じつは、シャサーニュでも少ないながら赤ワインは造られています。これは葡萄が若木のため、ブルゴーニュA.C.で販売されたそうです。味わいは非常にクラシック!芯の強靭さがあります。タニックではなく、男性的とでも形容したら良いかも?今風でない良さがあります。
こりゃ、良い!鼻腔を通り抜けるピノ・ノアールの麗しい香り。たまりません(笑)。風邪から立ち直ってワインライフは早全開です。
これはブルゴーニュA.C.の規格のワインではありませんね。今月末の試飲会に登場決定です(笑)。

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ダマースの2006年イイね

Jan 18, 2011 by toshiaki |
今日は鼻がぐずぐずします。花粉症のせいですかね?花粉症にしては例年より少し早いような気もしますが…。街を歩く方々でマスクをしている人はあまり目立ちません。風邪ですかね?
私の場合花粉症ですと薬を飲むしかありません。喉が渇いて困りますが、ワインの味わいがわからなくなるよりましです。

ところで2006年のシャトー・ダマース好評です(笑)。定番として使って下さるレストラン等のお客様は2005年より逆に使い易いとのご意見が。
Mさん「ダマースの2006年イイね。最初から全開だよ。それでいて伸びがある。」
私曰く「ポテンシャルとしては2005年には及ばないですが、明瞭さと飲み易さの点では良いかと。」
Mさん「そーなんだよね。いくら良いワインでも飲み頃ってあるからね(笑)。ましてや料理を食べながらとなると、これくらい開いていた方が安心だよ。」
私曰く「飲んでいただいて、美味しく感じなければ、どんな良いワインでも意味がありませんよね。」
Mさん「まっ、そーいうことだな(笑)。」

こうして冷や汗をかきながら、私は仕事をしています(笑)。教えられることが、まだまだ多いのです。

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ジュ・ド・レザン2010年売り切れちゃいました。

Jan 08, 2011 by toshiaki |
ジュ・ド・レザン2010年売り切れちゃいました。
最後に近くなって、シャンパン好きのNさんがご来店くださいました。
Nさん「おっ、あぶないあぶない。ジュ・ド・レザン無くなりそうですね。いつも友達にプレゼントしなきゃいけないので、頂いてきます。」
私「無くなる前で良かったです(笑)。」
Nさん「ジュ・ド・レザン毎年子供に飲ませてるんですが、子供は『今年は味が違う!』なんて言うようになっちゃいましたよ(笑)。」
私「それは毎年毎年のお父様のご薫陶の成果です(笑)。将来が楽しみですね(笑)。かけがえのない財産になりますよ!」
Nさん二世の成長が楽しみです(笑)。
まあ、年中子供に飲ますには贅沢過ぎますが、年に一度と決めて続けることは素晴らしいですね。
まさに食育!
人間食べることは大事ですし、自然に本物が分かるようになるなんて素敵ですよね(笑)。

2010年のジュ・ド・レザンは完売しましたが、今年の2011年のジュ・ド・レザンが早くも待ち遠しいです。
ありがとうございました。

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シャトー・ダマース新ヴィンテージ

Jan 08, 2011 by toshiaki |
ようやく年が明けて、業務が正常化しました(笑)。
インポーターさんの業務が動かなければ、我々はお手上げです。暮れに欠品になったワインが、棚に並ぶようになりました。
あー、良かった。
でもヴィンテージ変更になっているワインがあります。急いで飲んでホームページの記述を直さなくてはいけません!
実は定番のシャトー・ダマースが2005年から2006年に変わりました。常に安定したボルドー右岸のプチシャトーです。たしか日本に輸入されはじめた頃からずっと使っています。派手なワインではありませんが、実に旨いのです。
ボルドーの老舗ネゴシアン、ミラード社が所有するシャトーで、醸しが長く低い収穫量で丁寧につくる良品です。2004年ヴィンテージが『一個人』でトップの評価をされ、日本でブレークしました。
でも、新しいヴィンテージですから、飲まなくてはなりません。これはもう仕事というより、反射に近い(笑)。
今晩飲みます。

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ソーミュール・シャンピニー

Dec 26, 2010 by toshiaki |
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今日は今年最後の日曜日ですね。皆さんいかがお過ごしですか?


私は仕事です(笑)。

とは言っても、店のシャッターは降ろしていますから、気楽なものです。雑用やら、前から頼まれていた配達やらこなしています。夕方には忘年会も入っていますから、正確には半分仕事と言えば良いですね。

ところで昨日はソーミュール・シャンピニー2007年を飲みました。フランス、ロワールで生産される赤ワインです。造り手はラングロ-シャトーです。ロワールも2007年は作柄があまり良くなく、全体に細い印象がありました。このワインも最初はいつものイメージとは違い硬さが目立ちました。造りはちゃんとしてはいるのですが…??

これは定点観測せねば!

滑らかさが出てきてらしい味わいになってきました。やはりラングロワ-シャトーのワインは瓶の中でしばらく寝かす必要がありますね。この点アンジュのシャトー・ド・フェルも共通です。そうするとカベルネ・フランの品種特性と理解すべきです。もっとも最良の造り手が造ったカベルネ・フランに限りますが(笑)。薄い量産型のカベルネ・フランはダメですから、念のため。

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2010年心に残った赤ワイン

Dec 25, 2010 by toshiaki |
うーん。これは数が多いですね(笑)。一本だけ選ぶのは無理かも(笑)?
フランスだとボルドーの『シャトー・ダマース2005年』は定番ながら素晴らしいですね。このダマースは10本以上飲んでますが、常に向上しています。ただ2005年は輸入元の在庫が尽きたようですから、楽しめるのもあとわずか。あとコート・ド・フランの『シャトー・ギヨン・ナルドー1996年』にはびっくりさせられましたね(笑)。まさにボルドーの奥深さ!
ブルゴーニュはあまり新たな感動はなかったのですが、『ドメーヌ・ド・ラ・プレット』のクラシックなスタイルは外せませんね。あとブロカールの息子さんステファン・ブロカールの設立した新なネゴシアン、『グロズリー・デ・アリズィエ』は目が離せません。今ブルゴーニュ随一良心的なネゴシアンです(笑)。飲み頃のオールドヴィンテージの良品を驚くほどの価格で提供してくれます。
フランスは2007、2008とあまり作柄が良く、今市場に新しく出ているのがこれらのヴィンテージなのでいまひとつですか。
それでも南フランスだと『ドモワゼル・クレア』 2009年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバンなんか目から鱗のワインでしたね。メルロとシラーのミスマッチの妙?
スペインはやはりプリオラートの『メメント・ネグロ2006年』ですね。完全に私の趣味(笑)。『カスティーリョ・デ・エンゲラ クリアンサ 2007年』 ボデガス・エンゲラ スペイン バレンシアには癒されました。地味なんですが、実に旨かったです。
イタリアになると俄然数が増しますね(笑)。まずピエモンテのアルド・コンテルノのランゲ・ドルチェット2008年には驚かされました。さすが!
それからバジリカータ州のアリアニコ・デル・ヴルトレ2005年は良かったです。今は無きバジリウムの忘れ形見です。来年もリリースされませんかね?私の大好きなワインで、少なくとも1ダースは飲んでます(笑)。
そうなるとやはり一番印象に残ったワインはヴァレ・ダオスタ州の超新星オッテンのつくる『フメン2008年』ですね。総てに新鮮な驚きがありました。このままいけば、名だたるワインメーカーになるはず!『フメン』がNo.1です(笑)。

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2010年『心に残ったワイン‐白ワイン‐』

Dec 22, 2010 by toshiaki |
うーん。
スペイン、ルエダのヴゥルデホなんか新鮮でしたね。グレープフルーツのような酸がみっちり詰まり、いかにもパエリアやオリーブオイルと合いそうで。ハッとしましたね。
あとフランスのジェランソン・セックも2008年ヴィンテージながらも、素晴らしかったです(笑)。あの隙の無さはたまりません。さすが名手ボルドナーヴでしたね。

ラファージュさんの新しいドメーヌ、サン‐ロックの白も出色でした。実に緻密に出来ていました。

そうそう同じ南フランスの『ピックプール・ド・ピネ』も外せませんね。こんなに個性的で美味しい白ワインがフランスにあったとは!

ついこの間入荷したスペイン、ガルシアのゴデーリョ2009年 も旨かったですよ。日本人向きの白ワインとしてはピカイチ。

イタリア、タウラージの巨匠マストロベラルディーノのフィアーノのオールドヴィンテージは確かに感動しました。セラーにとっておくべきですね(笑)。

うーん。

いろいろ考えましたが、いままで経験したことが無く、飲んで言葉を失ったのはやはりイタリア、マルケ州のヴェルディッキオ・ディ・マテリカですね。ひれ伏しました(笑)。物凄いワインでしたね。やはりこれが白ワインNo.1です!

明日は試飲会で皆さんにお会いできますが、皆さんの心に残ったワインを教えてくださいね。

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ジュ・ド・レザンを飲むと目が醒めて元気がでます

Dec 19, 2010 by toshiaki |
流石に土曜日ともなると、ちょっと体が疲れますね(笑)。忙しい12月と歳のせいですかね?
こんな時は栄養ドリンクが一番です。
そーです。
ジュ・ド・レザンを飲むと目が醒めて元気がでます。
うーん。活力源です。
ただ欠点はワインを飲みたくなることです(笑)。ジュ・ド・レザンを飲むと、腰を据えてこんどは赤ワインを飲みたくなります(笑)。
これってセールストークになりますかね?

ジュースには違いありませんが、抜栓した後もバランスが崩れません。やはり濃縮還元で造ったり、成分調整しませんから、揺るがない芯があります。
この点、ワインと共通します。いい加減に造ったり、工業製品のように造ったワインは不自然で美味しくありません。再び飲む気になれません。
まあ、当たり前と言えば当たり前のことですが。でも慣れは怖いもので、成分調整したワインしか知らないと本物が解らなくなります。それは人生の損失に繋がります。
知らない方が幸せな世の中になったらイヤですね。

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今年のジュ・ド・レザンは今までで一番強烈です

Dec 18, 2010 by toshiaki |
ジュ・ド・レザン2010年飲みました!
濃い!
いままでで一番強烈です。甘さも強く、酸もしっかりしています。最初に紅茶のようなエキゾチックな香りがハニーな香りとともに立ちのぼります。甘さはヴァン・ド・ナチュレを想わせるほど。これをワインにしたらどうなるんだろう?コクのあるエキゾチックで複雑な味わいのワインになりそう(笑)。
2010年のコニャック地方はかなり良いヴィンテージですね。
ジュースにするのがもったいない(笑)!
もっともこれだけ濃厚ですからグビグビとは飲めませんね(笑)。ポール・ジローはやはり『ワイン栽培家』と、いまさらながら確認しました。飲料向けのジュースではなく、コニャックの原料ワインの果汁です。
今年のジュ・ド・レザンはデザート向けかも(笑)?これだけ味わいがしっかりしてますから、カクテルの繋ぎには最適かも?料理のソースに使えば凄いことになるかも?

妄想が止まりません(笑)。

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シャトー・オームリナ2009年

Dec 16, 2010 by toshiaki |
だいぶ冬らしくなってきました。陽が落ちて6時頃にもなれば寒さが増しますね。
昨日はシャトー・オ‐ムリナ2009年を飲みました。ボルドーA.C.の早飲みの赤ワインです。この秋入荷したワイドなのですが、いくら早飲みといっても入荷当初はまだ落ち着きがありませんでした。昨日飲んでみて、ゴー・サイン出ました(笑)。
上手にできてます。
口の中であたるものがなく、かといってワインを飲んでいる満足感があります。軽いが薄くない液体自体のバランスが心地好いのです。
気がついたら、あっという間に2/3飲んでしまいました(笑)。
頭が空の状態で飲むには最適ですね。あと新聞を丹念に読んだり、軽い文章を読みながら飲むにはうってつけのワインです。ワインもT.P.O.に応じて選ぶ必要があります。グラン・ヴァン飲みながら新聞読んだら、バチがあたります(笑)。
まあ、それだとなによりもワインを楽しめないですか(笑)。

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ワインの飲み頃、ハラハラします(笑)。

Dec 07, 2010 by toshiaki |
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エル・マセット2008年旨くなりましたね(笑)。

あのフランス・ルーションのドメーヌ・ラファージュの赤ワインです。2008年は今年の6月頃入荷しました。アルコール分は13.5%と通常より控えめですが、酸があるため入荷当初はくぐもった感がありました。船旅によるボトルショックと重なり、夏場が明けてから飲み頃に入るかなと思っておりました。

先月飲んだ印象では、飲み易さと明瞭さがあり、らしい味わいになっていました。そしてまた昨日飲みました(笑)。さらに深みが感じられ、素晴らしい状態でした。基本的にはしっかりしたワインなのですが、それでも早飲みに設計されています。今まさにラファージュさんが想定した味わいになった、というべき状態です。

やはりちゃんと造られたワインは違いますね(笑)。とはいえこの状態で飲んでいただけないと誤解されます。この塩梅が難しいですね。ワインの飲み頃を見極めることは、簡単ではありません。我々は在庫をかかえますから、ハラハラします(笑)。良い生産者は裏切らない!

あー良かった。

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ドモアゼル・クレア

Nov 25, 2010 by toshiaki |
足りなくなりそうです。
ドメーヌ・カザバンの『ドモアゼル・クレア』です。
南フランス、ミネルヴァのとなりのカバルデスというあまり馴染みのないアペラシオンのワインです。

セパージュもシラー60%、メルロ40%とかなり変わっています。

まだまだ将来性はあると思いますが、角の無いタンニンと構成が素晴らしいのです。もちろんボリューム感やグリセリンの甘さも圧倒的なのですが、有りがちな甘いだけのワインではありません。
品があるのです。

南フランスのワインではあまり経験したことのないスタイルです。不思議です(笑)。セパージュが作用しているのか?アペラシオンのせいか?それとも作り手か?

うーん。

なんででしょうか?妄想癖がうずうずします(笑)。

他の生産者のカバルデスのワインも飲んでみたいですね。

はっきりしているのは、近いうち在庫が無くなることです(残念!)。

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だからメメント・ネグロが人気ある

Nov 25, 2010 by toshiaki |
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メメント・ネグロ2006年やはり人気ありますね(笑)。

ラファージュさんがプロデュースしたスペイン・プリオラートの赤ワインです。

プリオラートのワインってやはり特別ですよね。自然な濃さ、酸の濃さがあります。良く比べられるリベラデル・デュエロはたしかに品の良いエレガントさがありますが、プリオラートのワインは力強さとエレガントさの両方があります。

でもあまり、あれやこれやと手を加えると個性を失うような気がします。明瞭さと飲み易さだけを追求すると、逆にグローバルな有りがちなワインになってしまいます。

このワインはそうなるギリギリのところで踏み止まっているような気がします。

うーん。

飲みやすくて、美味しいワインはたしかに良いワインに違いないですが、少なくともそれに個性が必要です。比類ないような個性があってこそ、飲み手の心が動きます。

だからメメント・ネグロが人気あるんですね(笑)。マスキューのお客様は目が高い!

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