前月   December 2016   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



Written on 2016 12

こんなとき冥利に尽きます

Dec 16, 2016 by weblogland |
残念! マルケージ・ディ・バローロの1967年、皆さんにご紹介する前に無くなってしまいました。

「大事な方へプレゼントしたいのです。」

なんて言われたら、
「どうぞ、どうぞ」
となっちゃいますよね。(私はダチョウ倶楽部?)

1967年ですから来年ちょうど50年。大きな節目のヴィンテージですから、実はずっと探していました(笑)。でもさすがに簡単には見つからない(笑)。ラベル表記が1967だったら何でも良い訳じゃありませんからね。

必要な方にお届けできて良かった!
こんなとき冥利に尽きます(笑)。

でもせっかく書いたホームページ用の原稿がもったいないので、それだけご紹介しますね。これでお許しを!

----------------

バローロ 1967年 マルケージ・ディ・バローロ イタリア ピエモンテ 赤 720ml 16,300円税込み

マスキューのブログで確認したのですが、2010年11月のマスキュー試飲会でマルケージ・ディ・バローロの1964年を飲みました。

その時のブログを振り替えってみますね(笑)。

さて最後のサプライズはマルケージ・バローロ1964年です!
私も飲んだことがないオールドヴィンテージのバローロです。
注意深く抜栓しましたが、コルクの下が切れてしまいました。幸にボトルには落とさずに済みましたが、ヒヤヒヤものです(笑)。
グラスに注ぐとあたり一面に香りが漂います。
『シェリーみたいだけど、もの凄い香り。吹き出てる。』
『こんなになるんだ!?』
私曰く『アモンティリアードやオロロソに近い香りですが、これほど吹き出すようなシェリーはないような気がします。また、複雑さもパゴ・コルタドを凌ぐレベルなのでは?』
『ワインとしては老境ですが、もの凄いですね。さすが王様のワイン、バローロ!』
『たしかに老境かもしれないけど、ぜんぜん揺るぎがない!凄いパワー!』
『10年前に一度飲んでみたかった!あと10年後にも飲んでみたかった!』
今回のようなレアなオールドヴィンテージのワインを飲むことは、実はワインが飲み手を選ぶような気がしました。ワインに知的好奇心があり愛情のある方を、ワインが選んでいるのでは?さいわい皆さんそんなワインラヴァーばかりで良かったです(笑)。

今回入荷の1967年は作柄はかなり良い(笑)。しかも状態も良い(笑)。
蔵元でリコルクしたものかもしれません。
楽しみなワインでございます(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ツワモノ登場!

Dec 05, 2016 by weblogland |
マスキューのお客様なのですが、先月イタリアのバルバレスコ・マラソンにご夫婦で参加された横浜在住のTさん。出発前にお話を伺い、後日談を聞かせていただくお約束を取りつけました(笑)。もちろんブログに紹介させていただくお許しを得ました(笑)。

昨日メールいただきました。
早速ご紹介させていただきます‼

「バルバレスコマラソンはイタリア的にかなりいい加減な運営でしたが(笑)、良かったです。
給水場はワイナリーで、ドルチェット、バルベーラ、バルバレスコ、アルネイス、モスカートビアンコが飲み放題。
グラスはきちんとしたものを準備しているのがイタリア的だなと感心しました。
葡萄畑をウォーキングしていると、同行しているイタリア人が勝手に残った葡萄を食べたり、この葉っぱはドルチェット、あれがネッビオーロと、皆さん良く知っているのにびっくりしました。
アルバの街は白トリュフの香りで溢れ、どのレストランも美味しく非常に楽しく過ごせました。
ちなみに地元の方はバルベーラが好きなようで、それもかなり獣臭いようなタンニンがかなり過剰ななものが好きなようです。レストランではモダンなワインは全く見かけませんでした(笑)。
手前味噌ですが写真を添付させて頂きます。」

とのこと。ありがとうございました!
秋の葡萄畑って素敵ですね。葡萄って品種によって紅葉するんですよね(笑)。
あと驚きの白トリュフ。おじさんがお皿の上に載せてる巨大なもの(笑)。あんなにデカイのあるんですね。
価格は100万円以上とか!

一般に白トリュフは黒トリュフの10倍の値段。人工栽培出来ないらしいです。香りはニンニクみたいかな?恥ずかしながら私は臭いを嗅いだことがあるだけ(笑)。食べたことありません(笑)。写真のパスタ一体いくらするんでしょう?

食べてみたい(笑)!

葡萄畑をウォーキング
葡萄畑をウォーキング

給水場はワイナリー
給水場はワイナリー

特大白トリュフ 数百万円とか
特大白トリュフ 数百万円とか

アルバ特産麺に白トリュフ
アルバ特産麺に白トリュフ

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ジュ・ド・レザンの生命力

Dec 03, 2016 by weblogland |
ジュ・ド・レザン
昨日の続きです(笑)。
なぜジュ・ド・レザン2015年はあれほどの生命力があるのか?
もちろんヴィンテージのせいもあるとは思いますが、それにしても異常なほど(笑)。

う~ん。

考えるに基本的にアルコール発酵しませんからマロラクティック発酵も起きてないはず。マロラクティック発酵はいわゆる減酸発酵。リンゴ酸を減らしながら乳酸を造る発酵です。一般にアルコール発酵とマロラクティック発酵は一緒に起きますから、発酵が起きていないジュ・ド・レザンには大量の糖分とリンゴ酸が残っていることになります。特にリンゴ酸は坑酸化力に優れています。よくビタミンCが食品の保存料として使われているのがそれです。
ジュ・ド・レザン2015年は作柄に恵まれかなりパワフルな出来でしたから、リンゴ酸の量も多量。そのため開けてから1年経っても飲めた可能性があります。ワイン以上に保存力があったのはこのためだとしか思えません。

あと解らないのが、二次発酵しなかったこと。瓶詰めまでの処理が完璧だったことは言うまでもありませんが、それにしても抜栓してから1年の間には何か起きないことの方がおかしい(笑)。実際去年の12月9日に同じように抜栓したものは液面にカビが生えていました。もちろんそれはティスティングしていません(笑)。

う~ん。

そうすると去年の12月23日抜栓してほったらかしていたジュ・ド・レザン2015年がまだ生命力を保っていることは奇跡なのかもしれません。だって冷蔵庫にも入れずシャンパン・ストッパーしただけで完全密封出来る訳がありません(笑)。

ということは、今回解ったことは奇跡があったということだけも(笑)?
とってもスゴく驚かされましたが、解ったような解らないことでした(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ