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サンプル取り寄せちゃいました

May 08, 2010 by toshiaki |
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ふふふ。
サンプル取り寄せちゃいました(笑)。

今回はイタリアワイン専門のインポーターさんのものです。前回良かったワインがあったのですが、あっという間に売れてしまい売り損ないました(笑)。とはいえやはり飲まないで仕入れる訳にはいきませんから、取り寄せることにしました。

モリーゼのアリアニコ、バジリカータのアリアニコ、シチリアのプチ・ヴェルド、エミリア・ロマーニャのメルロと飲んでみたいワインばかりです(笑)。

モリーゼのアリアニコは価格も手頃なミドルクラス。品質も良いクリテルニア共同組合のワインですから、手頃なアリアニコとして期待しています。

バジルカータのアリアニコは人気の高いバジリスコのアリアニコ・デル・ヴルトレですから、期待が高まります。

シチリアのプチ・ヴェルド100パーセントの変わり者はマウリージの『ルー』銘柄のカッコいいラベル。

エミリア・ロマーニャのメルロはジョヴァンナ・マドニアがつくる超稀少品です。

並べて眺めるとワクワクします。ましてや有料ですから、期待が高鳴ります(笑)。

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ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション

May 07, 2010 by toshiaki |
昨日の続きなのですが、シャトー・ムーラン・デュ・リュック2000年は元詰めでした。
生産者名の表記『ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション』という会社の所有らしいです。このワインはバリックで樽熟成したのちステンレスタンク(多分)で保存されていたようです。そして何年かタンク内で寝かしたのち瓶詰されたようです。まるまる瓶熟成していませんから、品質も安定していますし、コルクもしっかりしてます。ボトル内の液面が高いのも納得できます。
やはり2000年は良い作柄ですから、生産者も扱いを変えるのですね(笑)。
タンク内でワインを保存する方法はボルドーではあまり聞きません。(ネゴシアンが安いワインをストックする場合は良くある話ですが)ローヌや南フランス、イタリアなどのいわゆるポンティカ系ブドウ産地ではあることなのですが。
ポンティカ系より熟成の早いオキシデンタル系ではあまり聞きません。
うーん。
まあ、美味しく熟成したワインがお手頃な価格で飲めますから、良しとしましょう(笑)!
ヴィンテージのアドバンテージを見事に付加価値としたということなんでしょうね。
立派!

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ボルドー右岸のバックヴィンテージワイン

May 06, 2010 by toshiaki |
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シャトー・ムーラン・デュ・リュック2000年好評です。

先日仕入れたボルドー右岸のバックヴィンテージワインです。

ラベルはあまりパッとしませんが(笑)、割りと美味しいのです。

ボルドーACの規格のワインですから、強烈な濃さはありませんが、ふくよかで癒されます。右岸らしいメルロがとてもまろやかになっており、実直なワインつくりが想像されます。このランクだと5年くらい持てば良しとされるクラスなのですが、ちゃんとつくられた良いヴィンテージのワインは持ちますね。

こうして無名でもコツコツとワインをつくっている人々がいることは嬉しいですね。このワイン、ラベルを良く見るとシャトー元詰めではなく、生産者集団のように表記されています。会社化された協同組合なんですかね?美味しかったので良く調べる前に仕入れちゃいました。(歳のせいか小さい文字が見えません。)明日でもインポーターさんに問い合わせてみます。
 
 
 

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木樽発酵してるとは!

Mar 31, 2010 by toshiaki |
あのアメリカ、ワシントン州のレコールNO41のセミヨンがあまりにも美味しいので、評価本を調べました。
ヒュー・ジョンソンのワインブックを見ましたら、載ってました!
生産者は★★★ですね。それとセミヨンのことも良質と褒めてました。あと樽発酵しているとも書いていました。

うーん。

やはりトップの生産者でした。しかも木樽発酵してるとは!あの価格のワインでは考えられません。カリフォルニアの樽発酵したシャルドネなんか最低でも5000円はします。それでいてくどいだけのワインが多いのが現実です。

やはりこのワインお買い得です!

将来ワシントン州のセミヨンが有名になったら、とんでもない価格がつくはずです。そうなる前に飲むべきワインですね。だってまだ2340円ですからね(笑)。
濃厚でありながら、バランスが良く、果実味が明瞭で締まっています。しかも味わいのベクトルがしっかりしています。
なかなかお目にかかれないレベルのワインだと思います。

よーく考えてみると、フランスではセミヨン主体の辛口白ワインで、これほど旨いワインに当たった記憶がありません。

結構スゴいと思うのですが…。

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春向きの白ワイン見つけました

Mar 12, 2010 by toshiaki |
ここのところ花粉がよく飛んでますね。薬を飲まないといられませんが、飲むと喉が渇いてしょうがありません。

春向きの白ワイン見つけました(笑)。まださっき開けたばかりで第一印象なのですが。
またまたロワールワインです(笑)。
ラングロワ‐シャトーがつくるソーミュール・ブランです。
酸がとてもカワイイのです。白や黄色の花の香りがします。酸もたっぷりあります。
同じロワールでもシャトー・ド・フェルのような大人な感じではなく、元気で清楚な少女のような趣です。品種は同じシェナン・ブランですから不思議です。
まだ、開けたばかりですから、もう少し時間の経過を待ってから判断しないと分かりませんが、良さそうな予感(笑)がします。

ここのところ取り寄せたサンプルが外れつづいてますから、今回は期待が胸を膨らませます(笑)。

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とりあえず取って飲んでから販売を決めます

Mar 10, 2010 by toshiaki |
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来ましたよ。来ましたよ。
なにがって?
ラングロワ‐シャトーのワインです。あのロワールの優良生産者です。

特別提供品ですから、取りあえず1ケースずつ取り寄せました。試飲会がありませんから試飲してから選ぶ間がありません。とりあえず取って飲んでから販売を決めます。

ダメなワインだったら12本全部飲まなくてはなりません(笑)。(笑い事じゃないですね。)

あのラングロワ‐シャトーのワインですから外すことはないとはおもいますが、やはり飲まなくては売価を決められません。いくら良くとも見合う価格でなければ売れません。いつものことながら、飲んでみるまでドキドキしますね。

今晩が待遠しいです(笑)。

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シャトーダマーズに見るミラード社の力量

Mar 04, 2010 by toshiaki |
それにしてもシャトーダマーズ2005年良かったですね。
ボルドー右岸でネゴシアン業を営むミラード社が所有するプチ・シャトーの一つです。
桝久のロングセラーワインですが、いつのヴィンテージでも失望したことはありません。ひょっとして一番長く売り続けている定番ワインかも知れません。
いままでメルロ100%をうたっていましたが、2004年からカルムネールが10%入ったとのことでした。基本的に右岸らしいメルロの味わいは変わりませんが、より早く飲めるような傾向があるようです。もっともミラード社のつくるワインは、20年くらい平気で熟成しますから、つまらないグラン・ヴァンを飲むよりは遥かに満足感があります。
また2005年は嫌でもレベルが高いヴィンテージですから、パワーが違います(笑)。またダマーズは、ボルドーでも比較的クラシックなつくりのワインですから、タンニンが多い分味わいが開くのに時間がかかります。マセラシオンにかける時間が長いためでもあります。

安心できる麗しい果実味に加え、腐葉土やトリュフ、海っぽさがあり、バランスが素晴らしい!いままで飲んだダマーズの中でも最高レベルのヴィンテージです。

特にこのワインがブレークした2004年を飲んだ方は、是非とも飲んでいただきたいものです。2005年の良さとミラード社の力量が解るはずです。
ただ澱がとても多いことを付け加えておきます(笑)。

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梅といえばメルロ!

Feb 24, 2010 by toshiaki |
だいぶ暖かくなりましたね。
梅の花も満開になりそうですね。今年はまだ腰を据えて梅見をしてません。梅林で梅の香りに包まれると幸せな気分になりますよね。色よし、香りよし、姿よしの三拍子揃ったのは梅ですね。香りの割に花が控え目なところも良いのです。こうして考えると桜より風情があるかもしれません。まあ、どちらも楽しみには違いありませんが(笑)。
そうそう、梅といえばメルロ!(毎年いってますね。)メルロ種のあじわいってプラム―梅ですよね。日本食で梅肉を使った料理が多いですから、どうにかしてメルロとあわせてみたいです。比較的あっさり目の料理が多いですから、ボルドーのメルロではなく、もっと軽くフルーティーなメルロが良いですね。
うーん。
南フランスに薄いメルロはありますが、フルーティーさに欠けることが多いですね。ロワールのメルロはちょっと土臭いですよね。以外と和食の梅に合うメルロが頭に浮かびません。フランス以外の北イタリアなんか良いかも!もともと濃厚なスタイルではありませんし、果実味がピュアですから、良いかも!
少し捜してみます。

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ジロラートの2005年

Feb 14, 2010 by toshiaki |
ふふふ。
見つけました。

なにがって?

ジロラートの2005年です!

あのシャトー・モン・ペラで有名なデスパーニュさんがつくる最上級銘柄です。新樽の中に選りすぐったブドウ粒を投入して、回転させながら発酵させ、その後また新たな新樽で熟成させるという常軌を逸脱したモンスターワインです。たしか2001年にファーストリリースされてからボルドーのカルトワイン(ガレージワインですね。)になりました(笑)。高いことは高いのですが、コストを考えると安いワインです。デスパーニュさんもジロラート単体だと赤字だと言ってましたね。

実はあるインポーターさんの受注輸入のリストで見つけました。もちろん海外在庫ですし、数も少なかったので確保することは難しいと思っていましたが、12本だけ確保できました(笑)!
やったぁ!
デスパーニュファンの私からしますと、彼の年齢を考えても2005年のようなビッグヴィンテージに、デスパーニュさんが巡り逢うことはもうないはずです。実際にもう引退しているか、引退間際です。

4月の入荷が楽しみです(笑)。

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ブドウの樹も今は我慢のしどころ?

Feb 13, 2010 by toshiaki |
昨日、今日と寒いですね。昼間オートバイに乗る気がしません(笑)。

ブドウの樹も今は我慢のしどころなんでしょうか?このあと3月になれば芽吹きますが、それまではしっかりと休眠するようにDNAに刻まれている訳です。単純に実をならす植物ですから、休眠期間が必要なんですかね?ちゃんと一年サイクルで繰り返しますから、不思議です。我々の季節感と同じです。しかも手入れと剪定を上手くすれば100年以上生きますから、スゴい!まるで人間と一緒です。ちなみに剪定せずに生やし放題にして、とことん限界までブドウを大量に成らすと、10年もたないで枯れてしまうそうです。人間も無理し過ぎると寿命が短くなりますから同じですね。
すべての生き物に共通する法則のような気がします。
我が身の不摂生を反省しなければいけません。やはり出来ればまっとうしたいですよね(笑)。

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人のハードワークによって貴腐ワインはできます

Feb 05, 2010 by toshiaki |
いやー、良かったです!
シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年375ml再入荷しました(笑)。
試飲会で大好評いただいたロワールの貴腐ワインです。
やっぱり本物の貴腐ワインは飲み手を選びません。試飲会では皆さん感激してくださいました。

ちょうどテレビで見たのですが人間の甘さに対する欲求は何百万年にもさかのぼる古いものらしいです。DNAに刻み込まれているのですね。

このワインはもちろんとっても甘いのですが、糖分以外の酸やグリセリンなどが多量に溶け込んでいますから飲み飽きしません。
砂糖菓子のようなベタとした後口ではなく、果実の香りがすーっと引くように、しかも長い余韻となっていつまでも口の中に残ります。
美しいのです。
貴腐ワインこそ甘美の世界遺産だと考えている私は変でしょうか(笑)?

ただし、現実には甘いだけの貴腐ワインもどきがかなり流通してますからご注意を!

ワインを凍らしたり、単に畑に放っぽらかしたり、機械的に濃縮したり、甘いだけのワインをつくることは容易です。
限られた畑で天候の奇跡に恵まれた時にのみ、人のハードワークによって貴腐ワインはできます。ですからあまりにも安い貴腐ワインには手を出さない方が賢明だと思います。

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カルチェロ

Feb 05, 2010 by toshiaki |
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カルチェロなかなか良いです。
スペイン、フミーリアのワインです。
モナストレルの比率は40%ですが、モナストレルの良さがとても良く出ています。本来モナストレルは何十年も熟成が可能な長期熟成向きの品種です。また独特の風味があるため単一でワインになることが多いです。とはいえ早飲みに造ってしまえば経済効率は良いですから、薄く造って製品化されることもありますが、薄く造ると台無しになる気難しい品種でもあります。
ちょっとややこしくなりましたが、要は濃くて旨いのですが、旨くなるまでに時間がかかる品種なのです。

モナストレルはフランスでムールヴェドルとよばれバンドールの主要品種として有名です。どちらも私は好きですが、バンドールの滑らかなフローラルさとフミーリアの飲み応えがある特徴は拮抗してますね。ただ寿命はフミーリアに軍配が上がりますか、フローラルさはバンドールですか。
まあ、いずれにせよ大好きなワインなのです(笑)。
カルチェロは他の品種とアッサンブラージュすることでモナストレルの良さを表現した新しいスタイルです。そこには低収量と畑でのハードワークが欠かせませんが、恐らくミクロ・オキシダシオンなどの新技術も導入されていると思います。

それにしても良く出来ています!

ラベルもカッコいい(笑)!

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ドメーヌ・カミュ

Jan 25, 2010 by toshiaki |
ドメーヌ・カミュのワインのドメーヌ在庫の受注リストが来ました。
ブルゴーニュのシャンベルダン村の著名ドメーヌです。
ラインナップはシャンベルダン、ラトリシエール・シャンベルダン、シャルム・シャンベルダンすべて揃ってます。しかもバックヴィンテージも15年ほどさかのぼってます。

おー!
こりゃ凄い!

カミュのワインはとてもクラシックで私は好きです。醸しの期間が短いので、色が薄く軽いのですが、驚くほど香りが出ます。今時の黒いほど濃いブルゴーニュとは異質のワインなのです。ですから「薄くて軽い!」と誤解されます(笑)。
じつは究極の薄旨ブルゴーニュなのです(笑)。私はカミュの一番好きなワインはシャルム・シャンベルダンです。もともと果実味のまとまりが良く、エレガントさが身上のグランクリュ。この畑こそカミュの良さが一番現れると思っています。
エレガントの極み!

すかさず発注しましたが、取れますかね?

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乾燥・コルク・耐久性

Jan 23, 2010 by toshiaki |
ここのところ暖かくなったり、寒かったり天候が安定しませんね。

この間知ったのですが、『乾燥注意報』って火事に注意するように発令されるのですね。単に湿度が上がっても建物の木材はすぐに湿気を吸わないため雨の翌日でも『乾燥注意報』は簡単に解除されないらしいです。完全に乾燥した木材は水をかけたくらいでは湿気を吸わないらしいです。湿った陽気が続かないと解除されないのです。

当店のワインセラーもこの時期常に加湿器が回ってます。タイマーをつけて加湿量は調節しますが、毎日一度水の補充をしなくてはなりません。梅雨時は放っておいても80%近い湿度になりますが、この時期は加湿器の水が切れたりするとすぐに20%にもなりますから毎日水の補充をします。

短期的には湿度が多少変わってもワインに影響ないでしょうが、長い熟成する場合にはコルクの寿命に関わるようです。

あまり乾燥するとコルクが固まり弾力を失い、蓋の役割を果さなくなります。

コルク以上に耐久性に優れた材質の蓋が開発されるのはいつ頃でしょうか?スクリューキャップもかなり進歩したようですし、合成や樹脂コルクもだいぶ見かけますし。
じつはもうすでに出来ていたりして(笑)、我々が気付いていないだけだったり。すでに使う方(消費者)の慣れの問題だけだったりして?
コルク栓の長い歴史は使う側にも染み付いていますから、取って代わる材質があっても、実際それがコルク栓の変わりになるには時間がかかりそうです。いつの間にコルク栓が無くなっていた!こんな日がもう間近だったりするものです。

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マコン、ヴィレ・クレッセの至宝

Jan 13, 2010 by toshiaki |
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ふふふ。
サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
ちょっと高いんですが。
マコン、ヴィレ・クレッセの至宝と呼ばれるドメーヌ・アンドレ・ボノームの最高キュヴェとクレマン・ド・ブルゴーニュです。
クレマン・ド・ブルゴーニュが10年振りにリリースされたと聞いて、いてもたってもいられず、取りあえず1本取り寄せちゃいました。10年前に飲み損なったクレマンなのです。2006年から、マコン・ヴィラージュの畑をクレマン用に樹を選定して転用したそうです。(このためマコン・ヴィラージュはラインナップから消えたようです。)
シャルドネだけのブラン・ドゥ・ブランなのですが、ストロベリーやフランボアーズの香りがするという、お化けなワインなのです?
ピノ・ノアールでつくられるブラン・ドゥ・ノアールならいざ知らず、シャルドネで赤いベリー系の香りがするはずありません!
嘘か?お化けか?確かめる必要があります。ワインの考え方が変わるかも知れません。

それにしても瓶からしてカッコいいですね(笑)。

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20年前と比べる技術の進歩

Jan 11, 2010 by toshiaki |
久し振りにブルゴーニュ ラ・コルヴェ・オ・プレートレ2006年赤を飲みました。

このワイン、色はとても薄いのですが、味わいが深くとても旨いのです。私がワインの勉強を始めた頃『ブルゴーニュはボルドーと比べると色が薄い、なぜかと言うと果皮の醸しの期間が短いからである。』と教わった頃を思い出します。20年以上前の話ですかね。

今、そんな風には教えないでしょうね。ブルゴーニュもボルドーと変わらない濃さのワインがほとんどです(笑)。いかに果皮から色素やアントシアニンを多量に抽出するかが、技術の常識となっています。意地悪く言えば、もともと薄い果汁からいかに濃い色のワインを造る技術に傾斜することにもなります。濃縮果汁機の登場普及でヴィンテージに左右されないほどの技術が確立されたと言えます。

うーん。

技術の進歩は大事なことですが、飲み手に還元されてないような気がします(笑)。まあ、ボルドーよりはましですか?

そんなことより、今年もコストパフォーマンスに優れたレアなワインを見つけることです。

マスキューの使命です!

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ポール・ガロデのワインがここのところ気になります。

Jan 07, 2010 by toshiaki |
2005年から2~3年使用のバリックで樽発酵・熟成を50パーセント、残りの50パーセントはステンレスタンク発酵・熟成し、両者をアッサンブラージュする今のスタイルになったそうです。2005年以前はすべてバリックの2~3年樽で発酵・熟成していたようです。

たしか酒商タルデュ・ローラーンがバリックの新樽発酵後新たなバリック新樽で熟成し『新樽20パーセントのワイン』として一世を風靡したのは今から10年ちょっと前でしたか?
ピュリニー・モンラッシェの大御所は昔からバリックによる樽発酵をやっていたところもあり、バリックによる発酵はもともとある技法なのですね。そこで贅沢に新樽を使うことはバリエーションの一つと考えた方が良さそうです。

元来発酵槽にステンレスタンクを使うようになったのは1980年代になってからですから。
1000リットル位の容量のステンレスタンクは数百万円しますから、ワインの醸造設備としてはかなり高価なものです。バリックの古樽を使えば安上がりですし、ワインに良い風味を与えることも可能ですから、一石二鳥なんですね(笑)。
ただし使い方の塩梅が難しいのでしょう。新しいバリック樽を使用すると過剰な樽風味が付き、ワイン本来の果実味を台無しにしてしまいます。樽風味に負けない果実味があるブドウを栽培しなくてはいけません。
そして、なにも新樽でなくてはならない必要はありません。
新樽を購入すると10万円として、入るワインは225リットルということは、750ml瓶に換算すると300本ですから、ワイン1本333円位のコストがかかることになります。
それでも新樽を使うことでワインが高く売れた時代には、1000円でしか売れないワインが3000円位でも売れましたから(特にアメリカ人がこの新樽風味を好みました。)やたらと新樽風味のブルゴーニュワインが流行ったことがありましたね(笑)。

話がそれました。バリックなどの古樽を使って発酵させることは資本力に乏しい小規模生産者や新規参入した生産者には福音であり、ワイン生産が初源的な農産物であることの証だと思います。
こうでなくては夢がありません(笑)。
アッと驚かすニュースターが現れるから面白いのです。ワイン造りは本来つまらない量産品を生み出す装置産業ではありません。(可能ですし、その様につくられているワインのほうが量的には多いですが。)
ロマネ・コンティも1本500円のワインも畑から取れる農産物という意味においては同じものです。(さすがに500円だと美味しいワインはありませんが。)

飲めば飲むほど勉強することが増えます(笑)。
だからこそ楽しいのです(笑)。
酔うためだけに飲むものでないのがワインですね。

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ムルソー1996年ヴィエイュ・ヴィーニュ

Jan 06, 2010 by toshiaki |
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昨日の続きなんですが、今ポール・ガロデのムルソー1996年ヴィエイュ・ヴィーニュをあけました。キャップシールをとると漏れもなく、コルクもしっかりしています。抜栓してもコルクは脆さがありません。かなり良いコルクを使っています。
色は想像通りの輝くゴールドです。
香りは…
やはり、シェリー香がします。熱のダメージを受けていましたね。
飲むとまるっきりドライシェリーです。
ただし酸があり、なかなか本場のドライシェリーでも味わえない濃厚さです(笑)。
こりゃ旨い!?
良い白ワインは酸化するとシェリーみたいになるのです。たしかに白ワインとしての寿命は終わってますが、なかなかこれが旨い。

うーん。

やはり酸のありようは、昔から変わらずにボリュームがありました。ただし、2007年のようにバリックによる樽発酵・熟成をやっていたかは判断できません。完全に樽香が溶け込んでいます。それにしても香りが良く立ちます。
シェリーとしても立派なものです(笑)。

良い勉強ができました。

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ワイン、グローバリゼーションの勢いを強めています

Dec 17, 2009 by toshiaki |
シャトー・ド・フェル 2006年 アンジュ・ブラン無くなっちゃいました。
やはり皆さん良いワインはご存じです(笑)。

実はこのワインを飲んでからロワールの白ワインに私はまってます(笑)。フランスの庭園と言われ、宮廷文化を育んだロワールの地は侮れません。実にバラエティー豊富で、しかもワインの完成度が高いのです。またワインと食べ物がとても密接に結び付いているのも魅力です。まさにフランス文化です。

近年ワインはいままでワインが造られなかった地においても成功をおさめるワイナリーが出現するなど、ワインの世界が地理的にも広がり、さながらグローバリゼーションの勢いを強めています。世界の知らない地でつくられたワインが品評会などで優勝することも稀なことでなくなりました。それはそれで歓迎すべきことで、ワインの可能性にまだまだ伸びしろがあるということです。

ただ、このような新興のワイナリーのワインは強烈な濃さだけに頼りがちな点で共通しており、ある意味画一的と言えます。単にワインだけが一人歩きしているような気がします。

またビジネスとしても1本何万円もの値が付けばビッグビジネスになりますから、そのあたりをねらっているようです(笑)。買う方がいれば良いだけの話ですから、それはそれで良いのですが。

話がそれましたが、新たな生産地においてもその地独自な消費のパターンがあるはずですから、そういったワインに伴う付加価値も一緒に紹介して欲しいですね。

勉強しなくては!

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シャンパン権力闘争宣言!

Dec 06, 2009 by toshiaki |
一般にスパーリングワインと言えばシャンパンをヒエラルキーの頂点にして考えられます。

確かにシャンパンは美味しいですし、或る意味正しいです。それは特に土壌によるところもありますが、冷涼な気候によるところが大きいようです。天然アルコール分も11パーセントくらいしか上がらないのも通例のようですから。温暖化が進んだ昨今、とても濃いシャンパンが造れるようになり、新たな生産者の試みも市場では歓迎されています。
ブランド力があり、世界中からの需要があります。フランスらしいビジネススタイルの象徴だと思います。
確かにシャンパンの黄金色の液体、途切れることのないキメ細かな泡立ち、見ただけでも人の心を捕らえる神秘な力があります。
世界のほとんどの人はシャンパンに唯一無二の神話をもっているのも事実です。

しかし、シャンパーニュ以外の地でも高品質なスパーリングが造れる可能性があるのです。それが同じフランス国内か、イギリスかもっと冷涼なドイツか?はたまた日本か?可能性も競争力もあると思います。

取りあえずフランス国内でも、実際探して見ると幾つかあります。

クレマン・ド・ブルゴーニュやクレマン・ド・ロワールには明らかにプレステージシャンパンレベルのものがあります。まだまだ無名ですが、その分安い!
ドンペリ、クリュッグ、サロン、たしかに旨いと思います。
でめ高過ぎて買えません(笑)。

うーん。

でも美味しいスパーリングは飲みたい!

そんな訳でまだブランド力のないシャンパーニュのリコルタン・マニュピュラントやシャンパーニュ以外の産地の無名スパーリングに夢を託そうと思います。

ここにシャンパン権力闘争宣言いたします(笑)。こうでなくっちゃ面白くない(笑)。

頑張って捜します!

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リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨンは本来倍値だった!

Nov 27, 2009 by toshiaki |
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リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨン2008年好評です。

前回の試飲会で皆さんを驚かしたオーストラリアのスーパーコストパフォーマンスワインです。

インポーターさんから聞いた話なのですが、この生産者とは初めての取り引きだそうで、最初値段が折り合わなかったそうです。あまりにも提示価格が高かったため、一か八かで半額なら買うと強気につっぱねたそうです。そうしたらその価格になっちゃったそうです(笑)。

うーん。

我々酒屋の感覚では分からない交渉ですね。

ただこのワインの段ボール箱を見ると、これがショボい(笑)。いまどき見ないほどショボいんです。(段ボールの底から瓶が見えちゃいます。)あまりにも安いから生産者が怒ったのかも?

そうするとこの価格は続きませんね。いくら円高といっても有り得ない品質です。

まだありますから、気に入った方はお早めに!

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シャトー・ド・フェル高く評価されてます

Nov 26, 2009 by toshiaki |
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先月再入荷したロワール、ボンヌゾーの名門シャトー・ド・フェルのワインです。
、白ともにコストパフォーマンスに優れていますが、プロの方は特にを絶賛されます。
幅広く料理に合うこととシェナン・ブラン種のポテンシャルの高さに新鮮な驚きを感じてくださるようです。

「木樽を使ってないのにバターの香りがする。シャルドネみたい。でも明らかに酸の現れ方はシャルドネじゃない!いままで経験したことがないです。」

「シェナン・ブランって甘いだけであまり良いイメージなかったんですよ(笑)。こんなにドライでありながら緻密なワインになるとは…。」

「なんて完成度が高いんだろう!貴腐のハニーな香りがかすかにするのが、深みにつながってますね。」

あとプロの皆さんはさすがにこのワインをどう生かすかアイデア豊富です。

「何と合わすか次々とアイデアが浮かぶワインこそ良いワインですよ。(笑)」

そう言われると冥利につきます。

これほど幅広く料理に合う白ワインも珍しいです。

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意見の相違?

Nov 25, 2009 by toshiaki |
良くある事です。まあ、政治や信条などから食べるものまで、人それぞれが違うように微妙な差から大きな違いまでありますね。

マスキューでも、頑固なスタッフ2名による意見の差があります。
今回はローヌの2大巨頭ガントランディオードランについてです。
家内曰く「やっぱりガントランディーのワインはグルナッシュの比率が高いだけあってオードランより分かりやすいよね。」
私曰く「うーん。でもオードランのスタイルはローヌの王道だよ。シラーが入るから、逆に整った飲みやすさがあるとおもうんだけど…。オードランの方が飲みやすいと思うよ。」
そこにプロのソムリエKさん曰く「いやー、僕もガントランディの柔らかな飲みやすさが好きなんですけど…。」
うっ。まずい。二対一で窮地に追い込まれる私。「まあ、オードランの方がリリースが遅い分、飲みやすく感じるのかなぁ。」こうした場合とっとと煙にまくべし(笑)!

ガントランディーとオードランどちらも旨い!
意見は一致してるのですが?

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カンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボ

Nov 20, 2009 by toshiaki |
いまさっき昨日開けたカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボを飲みました。
崩れませんね(笑)。
ほのかにジャムっぽさが香り、しっかりしています。酸も落ち着き甘みがチャーミングです。
基本的に細いワインですから、なかなか良い出来だと思います。

一般にボジョレーヌーボは、補糖することが多く水っぽさとバランスの悪いワインがほとんどです。ですからボジョレーヌーボというと「酸っぱい水」みたいな言われ方がされてしまいます。
悲しいのですが、その様に感じることは正しいと言わざるを得ません。

売る方も「どうせ年に一回しか飲まないんだから、分かりゃしない。」とたかをくくり、生産者も現金の良い収入源の上、量造ればそれだけ収入が増えますからこたえられません(笑)。品質より量で勝負できますから。

末期的になってきました。

この先日本でボジョレーヌーボが売れなくなったらボジョレー地区の面積が半分になってしまいます。(なんたってボジョレーワインの半分はヌーボですから。)生産者がいなくなる危険があります。

日本でボジョレーヌーボが売れなくなったら、中国でブームをつくるしかありませんね(笑)。

ありそうですから怖い。

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もうすぐボジョレーヌーボも解禁

Nov 17, 2009 by toshiaki |
ここのところ寒いんだか暖かいんだか分からないような陽気ですね。
もうすぐボジョレーヌーボも解禁ですから、らしい陽気になって欲しいですね。

日本酒には新酒の解禁日はありませんが、ワインだとなぜあるのですか?と、あるお客様に聞かれました。

当たり前にあるものと思っていました。よく、単なるプロモーション、バレンタインデーのようなものと言われがちですが、多少違います。
もともとワインは年に一度しか生産されません。それとワイン自体何年も寝かせてから飲むことは最近の習慣であり、技術的にも可能になったのもそんなに古い昔ではありません。せいぜい特殊なグランヴァンが熟成の対象でしかありませんでした。一般の市民は市内にワインが無くなり、今か今かと新酒が来るのを待ちわびていました。(当日パリなどは城壁都市で、ワインの一大消費地ですが生産地ではありませんでした。)そうなると、当局は関税をかけたり、政治力により、早い販売をどの産地に認めるか?など利権・商売の対象となった訳です。
早くパリに持って行ければ、良い商売になりました。

まあ、その名残がフランスにはまだあると言う訳なのです。

日本酒も寒い時期にしか造れませんし一年サイクルで消費されますから、ボジョレーヌーボのような祭り事があっても良いような気がしますが、新酒が売り文句になったのは最近ですし、あまり消費者の記憶にはないと思います。

昔マスキューの初代が「春に着た新酒は秋口になると旨くなる。」なんて言っていたそうです。もちろん瓶詰めでは無く、樽で酒を仕入れた頃の話ですが。

ワインも日本酒も同じアルコール飲料ですが、根源的に違うようです。

日本酒は米さえあれば誰でも、何処でも(寒ければ)造れます。畑や田んぼは酒造りに直接は要りません。ワインは畑と醸造所が近接してなくてはなりません。穀物原料の酒と、果実原料の酒との違いが決定因子ですね。

今年の出来はどうでしょうね?

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シャトー・ド・フェルのようなワインを飲むとホッとします

Oct 28, 2009 by toshiaki |
そうそう、シャトー・ド・フェルのアンジュ・ルージュ飲んで思ったのですが、やはりフランスワインって良いですね。

あれほど濃厚でありながらアルコール分を感じないところです。

ここ10年位のトレンドなのですが、収穫を遅らせてワインを濃く造る風潮が主流です。

収穫を遅らせれば、果汁の糖度は高くなりますから、出来上がるワインも高いアルコール分になります。なかには15パーセントを越えるほどのワインも見受けられるほどです。とくに日照に恵まれるニューワールドのワインに顕著です。

でも大概アルコール分の高いワインは香りにアルコールの刺激があり、口に入れると円やかさに欠けます。雑な感じがする場合が多いのです。

フランスワインでも20年位前は12.5%ほどのアルコール分があれば立派だったような気がします(笑)。

温暖化の影響もあると思いますが、濃く造ることでワインが似通ってしまったような気もします。

話を元に戻すと、フランスでも南部以外は14%以上のワインはあまり見受けられません。無理にアルコール分を上げなくても、濃密さ、甘さ、タンニン、酸のバランスの良いワインができます。このシャトー・ド・フェルのようなワインを飲むとホッとします(笑)。

無理な作為がないのです。
濃くてエレガントなのです。
浸れるんです(笑)。

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ソムリエ協会の認定試験の結果発表

Oct 10, 2009 by toshiaki |
陽が落ちると寒いくらいですね。
そういえば昨日ソムリエ協会の認定試験の結果発表でしたね。
努力が報われた方、心より拍手いたします。
当店のお客様の中、57歳でエキスパート試験に挑戦したKさん。見事合格されました!
さすが!
やはり取組みが真剣でした。見習わなくてはいけません。

残念にも合格に届かなかった方、諦めないで続けてチャレンジしてください。
特に職業として資格にチャレンジした方は、一生にかかわると思って諦めないで下さい。
普段遅くまで仕事していますし、大変だとは思いますが、御自身のために必ずなります。
諦めずにチャレンジする姿勢こそ、サービス業にたずさわる人間に一番大事なことです。

全てはお客様の為です。その為に努力を続けることは、使命なのです。
今大変でも、きっと後々自分にかえってくるはずです。

頑張れ!

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スペインワイン

Oct 05, 2009 by toshiaki |
昨日はスペインワインの試飲サンプルを飲みました。
このワイン、ペネデス産でセパージュがパレリャーダ、チャレロ、マカベオのスペイン在来品種の三銃士(笑)だけでつくられてます。
最近のスペイン白ワインはこれら在来品種にフランス品種を混ぜたりするスタイルが主流であったり、単一もしくは二つくらいの品種を混醸するのが伝統的なスタイルです。
このワイン旨いには旨いのですが、今風のバランスのとれた白ワインになれた私には、ちょっとクドク感じられました。濃さだけが目立ってしまいます。
うーん。
このワイン旨いとは言えない何かがある?単なるやり過ぎ?
かと言って、不味いと簡単に言えない良さもある。
かと言って店頭に並べて、皆さんを納得させられるとは思えません。
そんな訳でラインナップには加えませんが、良い勉強が出来ました(笑)。
知らないところでいろいろな生産者が様々な試みをしているのですね。

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2007年ヴィンテージのワイン

Oct 02, 2009 by toshiaki |
ここのところ2007年ヴィンテージのワインがだいぶ出回ってきました。

ボルドーはまだあまり飲んでいませんが、なんとなくヴィンテージの輪郭が見えてきました。
ブルゴーニュなのですが、全体にあまり良くありません。アルコール分はあるようですが、力強い凝縮感に欠けるきらいがあります。夏場に問題があった感じです。日照量や低温の影響だと思われます。ただし生産者によっては成功していますから、ひどいヴィンテージという訳でもありません。生産者を選んでワインを捜す必要があると思います。
ボジョレーまで含めた地域で共通のようです。

ただしシャブリは例外みたいです。中には2005年を凌ごうかというほどのワインがあります。
南フランスのローヌは素晴らしい出来のようです。まだワインの旨さとなっていませんが、長期熟成が望めるワインが生産されたようです。ここ何年か素晴らしいヴィンテージが続いてます。
2007年のローヌはスケールが大きく2005年を凌ぐ年と言えそうです。
あと北のロワールですが、非常にバランスが良くすべてを健全に過ごしたヴィンテージの感です。ワインに無理が無い上、酸がしっかりしていますから、早くからでも飲めますし、熟成にも耐える品質のヴィンテージですね。

ボルドーが気になります。

どうなんでしょうかね?

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昨日の試飲会は面白かったです

Sep 03, 2009 by toshiaki |
いやー昨日の試飲会は面白かったです。
アメリカのオレゴンとワシントンのワインが中心だったのですが、なんと!ボルドーの第3級格付けシャトー、ランゴア・バルトンの1998、1997、1994、1992年と第2級格付けシャトー、レオヴィル・バルトンの1998、1994年を試飲しちゃいました(笑)。

ラッキーでした。

インポーターさんの話ですと、所有者が同じであることや地所がくっついていることなどで両者は同じとのことでした。ですからセカンドワインも共通でレディー・ランゴアとなっているそうです。

くっついているのなら、生産設備をそれぞれ別に持つことは非効率ですから当然と言えば当然です。ようはブランドの問題なのですね。
新しい情報を仕入れちゃいました(笑)。

テイスティングした印象なのですが1998は素晴らしい出来です。ワインそれぞれの要素が凄いスケールです。少なくともあと10年くらい後に一度飲みさらに10年後にも飲んでみたいレベルのワインです。

1997年は今一度目のピークに入ったところです。全体的に整ったワインでエレガントさがあります。

1994年は一度目のピークが過ぎ少し落ちている感じです。ただし数年後には上昇するはずです。このままでは終わらない血統の良さがあります。

1992年は今まさに古酒になる寸前です。おそらく近いうちに変身しますね(笑)。どんなブーケを出すのか楽しみです。ここで気が付いたのですが、このワイン、シャトー・レ・ゾード・ポンテの1992年にそっくりなのです!
そんな訳でシャトー・レ・ゾード・ポンテ1992の良さを確信しました。値段は半分以下ですからお買い得です。
まだ在庫あります(笑)。

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