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この前サンプルで取り寄せたトスカーナのワイン、ちょっと変わっていました

Jun 09, 2010 by toshiaki
この前サンプルで取り寄せたトスカーナのワイン、ちょっと変わっていました。セパージュはサンジョベーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったいわゆるIGTのトスカーナなんですが、異常に濃いのです。

うーん。

まるでペーストです!
どっかで飲んだことがあるような?
カリフォルニアのケイマスです!
翌日になるとペーストっぽさは無くなりますが、相変わらず濃い(笑)。果実味はありますが、黒くて明瞭さに欠けます。どちらかと言えばブラックベリーですか?時間の経過により味わいが変化するというよりは、だんだんやせてゆく感じです。
断定はできませんが、真空蒸留器使ってますね。
高い機械ですから、貧乏な生産者は買えませんし。ワイン造りの歴史を変えるほどの発明品らしいです。が、かと言って使い過ぎるとダメですね。
タンニンの雑味も増幅していました。

でも価格は2500円ほどでしたから、あこぎな商売はしてませんね。
カリフォルニアだと何万円も吹っ掛けてきますから(笑)。

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Comments

Jun 09, 2010, 02:11:59 PM Blairfindy1号2号 wrote:

真空蒸留によって、果汁を濃縮して醸造するという事なのでしょうか。以前、GROS Freres が導入していると聞いた事があります。
真空蒸留で無理に凝縮感を演出する位なら、他にやるべきことはあるだろうと思います。雨が多い等の理由で凝縮した果実が実らなかった様な時には、有効なのかもしれませんが、そんな技術を使えば、非常に不自然で作為的かつ深みにかける物が出来るのは仕方ないと思います。ただ、濃さを追求したワインがもてはやされる状態で、この様な機械に手を出す人達を一方的に責められるでしょうか?
幼稚な味覚を持ったまま大人になる人が、日本のみならず世界で粗製乱造されていて、調味料の味に頼った様な食べ物がこれだけ蔓延していれば仕方ないのかもしれません。

Jun 09, 2010, 03:44:23 PM 岡本 wrote:

ブレアフィンディ様

いつも御意見ありがとうございます。

おっしゃる通りです。

ただフランスの場合は天候不良時時に補糖をアルコール換算で2%まで行います。これを基準に真空蒸留器を使っているようです。
ただしニューワールドでは規制がありませんから、スゴいことになっているようです。補糖や補酸はもちろん、真空蒸留器の導入により果汁濃度を上げアルコール分を下げる果汁調整までやっています。こうなるとワインとは言えない代物です。またその使用を秘密にしていますから始末が悪い。
ですから我々はテイスティングの際、見破る必要があります。まあ、作り手が節度ある使い方をしていれば問題はないのですが。

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