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昨日は暑い中、ご来店まことにありがとうございました。

Aug 29, 2010 by toshiaki
やはり皆さん夕方に集中してしまいました(笑)。悪いことに私も夕方近所の配送が入ったりしたものですから、ピーク時に家内一人になってしまい行き届かなかったことお詫び申し上げます。

まずラングロワ‐シャトーのクレマン・ド・ロワールでウェルカムです。
「あー、生き返る(笑)。夏は泡だよね~。」
「暑いからより旨く感じるけど、このスパークリングもともとかなり美味しいですよね?」
そーなんです(笑)。当店の自慢の定番クレマンです。スタンダードシャンパン1本の値段でこれなら2本買えます(笑)。
「質・量ともに追い求める私向きですね(笑)。」
実は今回の試飲会で飲まれた方全てが美味しいと言って下さりました。これこそこのクレマンの真骨頂なのです。
次ぎは意見の別れた赤のスパーリングです(笑)。
「うーん。甘いなぁ?でも甘過ぎる訳じゃないけど…」
「これくらいの甘さだったら食事で最初から最後まで大丈夫じゃないかな?」
「私はイタリアのランブルスコの方が良いかな。」
「確かに経験したことのない味わい。」
意見が別れますね。
「フランス人は人と同じことに価値を見出ださないんですよ。斬新なものや発想を良しとし、ちょっとアレンジしたくらいの物はなんとも思わない人種なんですよ(笑)。」フランス人とよく仕事をするエンジニアのMさん。説得力がありました。

そして初体験のスペイン、ルエダの白です。
「凄い香り!柑橘類、グレープフルーツ・レモン、ピールの味もしっかりでてますね。なによりもバランスが良い!しっかりタイト!ありがちな緩さがないよね。このルエダのヴェルデホ、ソムリエ世界大会のブラインドテイスティングに出されたんですよ。でも正解者無し(笑)。飲んでみたかったんですよ。」さすが筋金入りのワインエキスパートKさん。良くご存知で!
私曰く「飲んでなきゃまず分からないですよね。ちょっとヴェルシュ・リースリングに似てるような気がしますが、これほどタイトで複雑じゃないし…。」
「旨かったよこのワイン!ドライトマトとアンチョビのパスタに合わせたんだけど、凄く美味しかったよ!」美食家のOさん。
私曰く「それは良かったです!ところでパエリアなんかとても合うと思うのですが。どうでしょうね?」
「たぶん鉄板(笑)。」
「レモンたっぷり絞って合わせたら最高でしょうね。」
皆さん激賞の初体験でした(笑)。

さて後半戦の赤に突入です。ポルトガルの新星『アトランティコ』です。
「おっ!この土臭さたまらん(笑)。」
「うわー!濃くて美味しい!きゅうひゃく円??」
私曰く「探せばあるんですね(笑)。アレンテジャーノは産地としては新しいのですが、ポルトガルはワイン産出国としての古い歴史があります。チャレンジャーがいました(笑)。」
「濃いだけじゃなく、酸がしっかり入っているね。だから複雑さがあるんだね。」
「ベリーやプラムの香りがたっぷり!」
おっしゃる通り!
私曰く「果実味に明瞭さがあります。この手のワインにありがちな黒くくすんだ感じがありません。」
「抜栓後どのくらい持ちますか?」
家内曰く「翌日は充分に美味しいですよ。そのあとは多分大丈夫だと思います。美味しくて飲んじゃったから、我が家では計測不能です(笑)。」
私曰く「早くお飲みになりたければデキャンタしても良いですよ。もの凄い勢いで香りが吹き出ます。」
衝撃の試飲会デビュー(笑)です。本日のトップセラーでした。複数本購入された方がとても多かったです(笑)。
さて続いてスペイン、リオハの新星、『ラクリムス』です。
「旨い!これって高級ワインですよね。」
「確かに旨いしグレード高いけど、リオハワインってこんな味だっけ?」
私曰く「リオハでも新しく開墾された地域のようです。造りも伝統的なスタイルではなく、いわば今風なんでしょうね。海外の飲み手を意識してますね。」
「でもテンプリーニョの味はしっかりしますね(笑)」
「そうそうオレンジっぽさがらしい味わいですよね。」
アトランティコとセットで購入された方がほとんどでした(笑)。ありがとうございました。

さて最後の飛び入りはドメーヌ・ラファージュの赤のデザートワイン、リヴサルト2004年です。
「美しい!」
「ドメーヌ・ラファージュって甘口ワインもつくっているんですか?」
私曰く「もともとリヴサルトのアペラシオンですから、これが本業かもしれません(笑)。若いリヴサルトがこんなに美味しいとは目から鱗です(笑)。」
家内曰く「完全に熟成したリヴサルトの真円のような味わいこそ全てだと思ってましたが、違いましたね(笑)。若いリヴサルトにありがちな雑さや荒さがラファージュのリヴサルトにはありません!」
「そうそう。味が凄く透明ですよね。最初から最期まで美味しい。」
「これってバニラアイスにかけて食べると死ぬほど旨いんだろうな(笑)。」
「完熟したフルーツなんかかじりながら飲んでみたい。」
「アップルマンゴーなんか良さそうですね。このリヴサルトでソース作ったら良いかも!オレンジソース作って鴨!」さすが達人Sさん、アイデア豊富です。
「ドメーヌ・ラファージュのグルナッシュはこのリヴサルトに繋がってるのが解りますね。ところでこの甘苦さはなんの由来ですかね?」Kさん鋭い!
家内曰く「木樽それも古い樽じゃないかな?」
私曰く「貴腐のグルコン酸?」
休み明けにインポーターさんに確認してみなきゃ。また課題ができました(笑)。

昨日は暑い中、大勢のお越しありがとうございました。

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