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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Aug 26, 2019 by weblogland
今月8月30(金)、31(土)日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
去年よりはましですが相変わらず暑いですね。そんな訳で今回は冷やして美味しいものを中心です(笑)!

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まずはとても美味しいイタリアのロゼ・フリザンテ。先月白のフリザンテが大好評でしたので、ロゼも美味しいよ!ということでございます(笑)。
◎ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 
販売価格(税込): 1,388 円
イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml スクリュー・キャップ

イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るロゼのフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造るロゼのフリザンテです。ちなみにプロセッコにはロゼの指定がありませんので、I.G.T. となります(笑)。
  
このフリザンテ、ピノ・ネロ70%、ピノ・ビアンコ30%。圧力式ステンレス・タンクで10~15日間16~20℃で発酵したのち30~40日熟成させてから瓶詰め。アルコール分11%で残糖分が11.6g / L。総アルコール分は12%弱ですからプロセッコ同様酸を残すスタイルです。ですからフリザンテにしては少ない残糖分でドライに感じる仕上がりです。計算され尽くしてますね(笑)。
 
ストロベリーやラズベリーのニュアンスが美しく、ひたすらフルーティー。また、味わいに質感がありますから飲み応えがあります。泡持ちが良くスクリュー・キャップを閉めておけば翌日も十分楽しめます。
 
質感のある軽やかな美しさ。
 
さすがスペシャリスト!
 
ラベル・デザインとロゼ色がとても綺麗(笑)。春だけの特別価格品ですからお見逃しなく!


暑いこの時期赤の泡もよろしいかと(笑)。マスキューの大定番 大人のファンタグレープ!
●ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ 
販売価格(税込): 972 円
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡性 赤 ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P. 750ml

甘さ加減が日本人向きでとっても飲みやすい!ガス圧は2kgほどでランブルスコとしてはやや強めかな(笑)。フランボワーズのような香りが飲み込んだ後に、ふっくら口中に漂い心地好い。暑い盛り、これをうんと冷やしてグビグビ(笑)。生ハムでもあれば完璧(笑)!

エミリア・ロマーニャ州のパルマ、レッジョ・ネッレミリア、モデナ、ボローニャの『美食街道』にランブルスコはDOP(C)として4つあります。

このワインはモデナの町の南側でグラスバロッサ種100%で造ったもの。ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P.。ランブルスコはD.O.C.として認定されたのは1970年とわりに古く、アメリカで大成功(笑)。ただ、甘さのはっきりしたものが多く、日本人だとパワー負け(笑)。とはいえ最近の辛口セッコ表示のものには食事に合わせやすい日本人好みのものが出てきました(笑)。

セッコ(辛口)ですが、残糖分は1L中17~32gと規定されています。これは20gくらいかな?甘くは感じますが、冷やして飲むとちょうど良いレベル。日本酒よりは甘くない感じかな。また、ノン・ヴィンテージですが、品質には関係なし(笑)。あとイタリアのワインガイド『ガンベロ・ロッソ』誌が発行するリーゾナブルで美味しいワインを特集した『ベレベーネ・ガイド2017』誌の中で、12ユーロ以下の部でオスカー賞受賞。さもありなん
(笑)。


私の大好きな赤ワインなのですが輸入終了。それ故大特売セール。ちょっと悔しいなぁ(笑)。
●カバルデス 『ジャン』2016年 プリウレ・フォン・ジュヴェナル
販売価格(税込): 1,373 円
フランス ラングドック 赤 カバルデスA.C. 750ml

このカバルデスA.C.は1999年にAOCに昇格した比較的新しいものです。場所はラングドックの最西端、南西地方の東端にあり、地中海と大西洋の間といったところです。そのためかカバルデスA.C.ではグルナッシュやシラーを40%以上、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン及びメルロなどのボルドー品種を併せて40%以上の割合でつくることになっています。オキシデンタル系とポンティカ系を混ぜる変わったワインをつくります。気候的には、夏場雨が降らない割に乾燥しない恵まれたところなのです。

生産者のプリウレ・フォン・ジュヴェナルはもともと農園のようですね。総面積は115ヘクタールもありますが(なんとカバルデスの2割強!)渓谷沿いの傾斜地ですから、一枚の畑は狭く分散しておりあまり効率的ではありません。おそらく登記上も『プリウレ・フォン・ジュヴェナル』ではなく、当主のジョルジュ・カサデスさん個人だと思われます。ワイン専業というよりは様々な作物を栽培する専業農家と言う感じかな。しかも代々続く地元の大農家の予感(笑)。

このワイン『ジャン』はメルロー50%、グルナッシュ30%、シラー10%、カベルネ・フラン10%のセパージュ。発酵・熟成はすべてコンクリート・タンク。区画ごとに収穫したものを個別に発酵させてからアッサンブラージュします。
味わいは一言で言うとネクター(笑)!
プラムや赤や黒のベリーがふっくら、しかも透明感がある。あとから黒胡椒やペパーミントのようなスパイシーさが湧いて深みを演出します。過熟した無理な印象がなく、ありがちなアルコールっぽさとは無縁。もともとの飲みやすさが時間の経過とともにさらに飲みやすくなることは本物の証。変にいじってなく、葡萄本来のプリミティブな良さ全開です。

う~ん。

サラミなんか噛りながらチビチビ飲んでみたいですね(笑)。煮込んだシチューを食べながらグビグビ飲むのもイイかな(笑)。


昨日サルデーニャ島の番組をテレビで見ましたが、とても美しい処。ワインだって美味しい。サルデーニャ島唯一のDOCGの登場です!
〇ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ スペリオーレ 2017年『クカイオーネ』ピエロ・マンチーニ
販売価格(税込): 1,851 円
イタリア 白 サンデーニャD.O.C.G. 750ml


以下インポーターさん資料より

1965年に設立されたこのワイナリーは、ピエロ・マンチーニ氏がスタートさせました。
マンチーニ氏は、もとは歯科医でしたが、以前から抱いていたブドウ作りへの興味が高じて、畑を購入。当初、ブドウは地元の組合に販売していましたが、1979年に息子のアレッサンドロ氏がピアチェンツァの農業大学を卒業すると同時に、自身のカンティーナを造ることを決心。そして1989年に初めて自社瓶詰を行い、1990年から販売も開始しました。
現在ではガッルーラ地域のブドウ畑の90%を所有し、その自社畑で収穫されたブドウが、ここの高品質なワインの根底を支えています。また、現在はアレッサンドロ氏が社の指揮を執っています。


イタリア サルデーニャ島と言えばヴェルメンティーノで造った白ワイン。中でも島の北東側のガッルーラ地域のものは秀逸。基本ふくよかなボディーにみっちり詰まった硬質なミネラルと酸。突き抜けるような爽快感と重厚さが織り成す矛盾した折り合いの妙(笑)。サンデーニャで唯一のD.O.C.G.なのも納得なのです。
以前マスキューでは地元の共同組合カンティーナ・ガッルーラの造る『カナイリ』銘柄のものを扱っていました。とても良いワインでしたが、ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎました(笑)。

ガッルーラ地域は、今日ではイタリア有数の美しい海岸リゾート、コスタ・ズメラルダで知られていますが、島の中心から真逆の北東部。それ故交通の便が悪く内陸輸送費がかさむためワインが割高になりがち。ですからワインは地元のリゾート消費用もしくは外地のレストランやホテル向け。しかもEUの補助金の関係で栽培も下火傾向。そんなこんなであまり日本では見かけないワインとなっております(笑)。
そんな逆風の中、一人気を吐くピエロ・マンチーニ(笑)。世界市場に打って出るクオリティーとコスト・パフォーマンスを実現。これは木樽熟成しない真っ向勝負のもの。いかにもガッルーラらしい味わい。オリーブ油やレモンをふんだんに使った料理にはぴったり(笑)。肉料理まで行けそう(笑)。質実剛健でユーシフルな味わい。飲み手による好みはありそうですが、気に入ると止められないワインなのです(笑)。
あと、余談なのですが、この上の木樽熟成したものもありますがこれよりちょっと高い程度。木樽の価格だけ上乗せしただけ(笑)。造るワイン同様、質実剛健掛け値無し!なのです(笑)。


とっても美味しいソーヴィニヨン・ブラン!コスト・パフォーマンス高し!
〇ソーヴィニヨン 2018年 ケットマイヤー 
販売価格(税込): 2,237 円
イタリア 白 アルト・アディジェ-シュードチロルD.O.C. 750ml

イタリア最北部のワイン産地アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C.。トレンティーノ‐アルト・アディジェ州に属していますが、トレントを中心とした南のトレント県とボルツァーノを中心とする北のボルツァーノ自治県に別れます。また、北のアルト・アディジェはドイツ語表記のジュートチロル‐南チロルと言われ、民族的・文化的にはドイツ語圏。過去オーストリアに編成されたりした複雑な国境地域です。

ケットマイヤー社は1919年にジュゼッペ・ケットマイヤーにより創業した家族経営のワイナリーです。1981年にカ・デル・ボスコを傘下に持つサンタ・マルゲリータ・グループに属することとなりました。自社畑も持ちますが、ケットマイヤー醸造所の名の通り、長く付き合いのある契約農家から葡萄は調達しているようです。この点共同組合的なのですが、出来上がったワインの質の高さは共同組合のレベルをはるかに凌ぎます。小規模生産者が多く、しかも栽培に多大な尽力を要する彼の地の特殊性。厳しい自然環境の中それを成し遂げる勤勉なゲルマン人気質。こうしたすべての結晶なのです。

カルダーロとサロルノの海抜350~500mの丘陵地。有機物に富んだ粘土質を含む石灰質。ケットマイヤーの特徴なのですが、生産するワインは単一品種のバリエーションがとても豊富。それも通例では一つの醸造場やワイナリーでは似たような環境で育つ品種は限られるものなのですが、それを越えています(笑)。もちろん自社畑だけではないのですが、それでも幅が広い(笑)
。もちろん単一品種ワインを好む嗜好もありますが(ドイツ人らしい)、ドロミテ渓谷の標高差のある地形と、地中海から流れてくる気流のためもともと寒過ぎない。葡萄栽培に基本的に適しています。あと近年の温暖化のため葡萄畑の標高が従来の倍も高くなっています。
実際このソーヴィニヨン・ブランを飲むと思っているほど冷涼さを感じません。ソーヴィニヨン・ブラン独特の癖よりも豊かな果実味を感じます。とても飲みやすくフレンドリー(笑)。実際のアルコール分は13.5%もありますが、豊かで柔らかな果実味によりマスキングされています(笑)。

う~ん。

とてもフルーティーでシンメトリーなソーヴィニヨン・ブランなのです(笑)。
ワインの印象とは真逆に、ケットマイヤー恐るべしなのです(笑)。


さてトリはピエモンテで一番美味しいと私は勝手に思っている白ワイン(笑) ミナイヤ。2016年が入りましたので、飲んでミソ(笑)。
〇『ミナイア』2016年 ニコラ・ベルガリオ
販売価格(税込): 3,702円
イタリア ピエモンテ 白 ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィD.O.C.G. 750ml

イタリア ピエモンテを代表する白ワイン ガヴィ。そのなかでも格付け指定されたコミューン『ミナイア』のものです。

生産者のニコラ・ベルガリオは1945年に設立され、現在は息子と甥がワイナリーの運営にあたっております。ワイナリーはガヴィ村のロヴェレート地区に位置し所有する畑は15ヘクタール。樹齢50年のコルテーゼが植わった『ミナイア』の7.5ヘクタールと樹齢30年の7.5ヘクタールの併せて15ヘクタールの古樹の畑を所有しているガヴィの専業生産者です。

金色に輝く麦わら色。見るからに濃厚。青リンゴやトロピカルフルーツや桃の香りは、さまざまな草花の中にあるよう。時間の経過と共にコルテーゼらしい桃の香りが支配的になって行きます。

膨大な旨味が溶け込んだ液体は舌の上で厚みをなし、それ自体が香りの余韻となりいつまでも続く様は圧巻。並のブルゴーニュのグラン・クリュでもこうはいかない(笑)。

唯一無二のガヴィ。

これ以上のものは望んではいけないレベルなのです。

造りは発酵熟成共にステンレス・タンクを使用。20℃の温度で15日間発酵したのち6ヶ月熟成し1ヶ月瓶熟成させてリリース。木樽はまったく使いません。

収穫量はコルテーゼにしてはかなり少ない。それでも1本の葡萄樹からワイン2本分ほどの果汁を得ています。それでグラン・クリュ並の濃度感のあるワインを造るとは!テロワールの特殊性とイタリア自体のワイン造りにおける優位性を感じます。

最後に一緒にティスティングしてくださった筋金入りのワインエキスパートK さんのコメントを一部載せますね(笑)。

『柑橘系の香りは穏やかで桃の香りがはっきりしてきました。
ワインに馴染みの浅い人からベビーユーザーまで「ワインの良さ」を実感できる逸品と思います。
開けて3日目でもパワー落ちないです。』

以上6本
冷やして美味しいワインを中心となっております。

皆様のご来店お待ちしております!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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