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桝久 試飲会リポート 後半
Oct 27, 2025 by weblogland |「うわっ!トロっとしてる(笑)。美味しい
!『梅』の『エスク』より上ですね(笑)。」
「素晴らしいですね(笑)。旨味たっぷり(笑)。しかも品が良い(笑)。」
「大きい!しかも整っている(笑)。マスキューさん、アルコール分は如何ほどですか?」
家内「アルコール分は14.5%で『エスク』と同じです。ただ『エスク』よりヘクタール当たりの収穫量は少ないです。」
「と言うことはワインの濃さはアルコール分の高さだけではないんですね(笑)。とても良く解る比較ですよね(笑)。同じ生産者で同じヴィンテージ。勉強になりましたよ(笑)。」
家内「ありがとうございます(笑)!でも畑は違います。『エスク』は平地、『サブレ』は緩傾斜地。共に沖積地ですが『サブレ』の方が水捌けは良さそうです。」
私「共に木樽は使っておらず、作りセパージュもほぼ同じなので比較するには持ってこいでございます(笑)。」
「とてもスパイシー…、黒胡椒ですよね(笑)。あと『サブレ』の方がよりココアっぽいかな。」
「旨味の酸味が膨大(笑)。密度感も付け入る隙がない。」
「とっても綺麗。透明感がある(笑)。タンニンも多量だけど全く渋くない(笑)。」
「ちょっと鉄みたいなニュアンスがありますよね。生々しい(笑)。」
私「フェノールっぽさもあります(笑)。種の中まで完熟してますね(笑)。あと特徴的に土臭い。腐葉土っぽさがあります。」
「私田舎育ちなので土臭さ解ります(笑)。雨上がりに森の中に入って遊んだ時の香りです(笑)!」
家内「きっとムールヴェードル由来かな(笑)。このキュヴェだけムールヴェードルが入ります。良いムールヴェードルの特徴としてワインに深みが出ます。」
「ムールヴェードルって?」
家内「フランス国内ですとバンドールや海側のフィトゥー、ルーションのコリウールで銘醸ワインとして有名です。深みのあるグレート•ワインです(笑)。」
「いわゆるコート•デュ•ローヌの完成形って言って良いのでしょうね(笑)。欠点が無い(笑)。あっ、コレはローヌ•ヴィラージュか(笑)。」
「マスキューさん!このワインは牛肉ですよね(笑)。塩胡椒だけしたステーキ!」
「もちろんヴェリー•ヴェリー•レアで焼く(笑)。血の滴るような焼き具合!」
「部位はヒレ!」
家内「穀物飼料を食べて育った牛ではなくて、1日中歩き回って牧草を喰んで育った牛!」
「そうそう(笑)。『お前歩いたことあるのか?』みたいなA5の霜降りじゃないんだよね(笑)。」
●ヴァケラス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ヴァケラスA.C. 750ml 3205円税込
私「『松』の登場でございます(笑)。」
「鰻重のランク『松』『竹』『梅』は鰻の量だけど(笑)、このワインの差は質なんだな(笑)。」
「うわ~、甘くて美味しい(笑)!さすが『松』(笑)」
「『サブレ』より更に濃くて甘い(笑)。圧巻(笑)。」
私「グレート•ワインの範疇かと。渾身でございます(笑)。」
「バランスが良くて飲みやすい(笑)。しかもすべてが高度。」
「生々しい獣の香り(笑)?ベーコンみたいな肉のニュアンス…、香りもする(笑)。」
「真っ黒になっていないし、変な突出感が無い。ヴァケラスって初めて飲むけど、パフにこだわる必要がないかな(笑)。」
「有名なシャトー•ヌフ•デュ•パフって今では○万円の世界。そうするとヴァケラスってお得かも(笑)?」
「マスキューさん、このヴァケラスのアルコール分は如何ほどですか?」
家内「15%です。限界理論値ですね(笑)。」
「ふ~ん。でもこのヴァケラスはドライですよね?」
私「完全に発酵してますよね(笑)。酸も充分残っているし。葡萄の管理技術は完璧ですね(笑)。過熟感もないし、無理もしていませんね(笑)。」
家内「糖度が15%超えると舌に残糖分がベタつくし、酸が足りなくなってスカスカになったりします。ギリギリの戦いですね(笑)。」
「果実味が真っ黒になってないのも凄い(笑)。」
「暑苦しくないんだよね(笑)。」
私「多分ビュルルが一番腐心したところだと思います(笑)。赤い果実味をしっかり残しています。全房発酵しているかもしれませんね。」
「私チョコレート好きなんですが(笑)、『エスク』→『サブレ』→『ヴァケラス』の順でカカオ分50%→70%→90%とエスカレートさせて合わせてみたい(笑)!」
私「良い考えですね(笑)!『ヴァケラス』には90%のチョコレートの中にペースト状のフランボワーズの入った高級チョコレートなんか合いそうですよね(笑)。バレンタインデーに究極のコンボを楽しめたら最高!」←余計なことをスミマセン。
●❴限定品❵ピノ・ノワール 2021年 アドリア・ヴィンヤーズ ポーランド ドルヌィ・シロンスク 赤 750ml 2981円税込
私「このポーランドのピノ・ノワールは以前2019年ヴィンテージで限定販売いたしました。今回は2021年にての限定販売となります!」
「うわっ!凄い香り(笑)!」
「香りも強いがワイン自体も強い(笑)。芯がしっかりしてる。」
「でも色はとても薄い。タンニン入ってるの?のレベルですよ(笑)。」
「ビュルルのワインとは真逆(笑)。」
「チェリー、ストロベリー、フランボワーズ、誰が飲んでもピノ・ノワールと言うね(笑)。」
「ブルゴーニュの古典的な味わいだな(笑)。懐かしいくらいですよ(笑)。」
「うんうん。今ではブルゴーニュでこのレベルのピノ・ノワールなんてとても買えない(笑)。」
家内「以前の2019年のメイクはアメリカのオレゴンのピノ・ノワールみたいでしたが、2021年は古典的なブルゴーニュのピノ・ノワールみたいな出来です(笑)。」
「枯れ葉…、紅茶、番茶、みたいな香りがする(笑)。いかにも秋深い味わい(笑)。でも強い(笑)。しっかりしてる(笑)。」
私「全房発酵して短い醸し、そしてプレスしないでフリーランのみで作っている感じはまさに古典的なブルゴーニュのピノ・ノワールです。」
「男性的なしっかりしたスタイルよね。」
家内「抜栓後1週間経っても揺らぎません。筋金入りです(笑)。」
私「さあ、ここで問題です。このピノ・ノワールのアルコール分は如何ほどでしょうか?ちなみにヴァケラスは15%でしたね(笑)。」←ちょっと意地悪。
「え~!飲んだ印象ではヴァケラスより強いんだよね(笑)。でも寒いポーランドだし15%以下には違いないのだろうけど…。」
「ピノ・ノワールは強いんだけどアルコリックではないんだよね。」
家内「正解は12%です!」
「え~!そんなに低いんだぁ(笑)。そうか!ワインの強さはアルコール分だけではないんですね(笑)。酸なんだ(笑)!」
「あと多量のタンニンだけでも無いのですね。」
「ポーランドでワイン作ってるのも知らなかったし(笑)、温暖化の恩恵かな(笑)?」
家内「緯度はブルゴーニュ並みですが、大陸性気候なのでかなり寒いはずです。」
「ビュルルのワインは香りがあまり立ちませんが、ピノ・ノワールは物凄く香りが立ちます。何故?(エスク?)(笑)。」
私「一般に暑い産地の葡萄は蒸発から実を守るために皮を厚くします。逆に冷涼な産地の葡萄はそのリスクが低い。そのため冷涼な産地のピノ・ノワールは香りが良く立ち、暖かな産地のローヌのワインは香りの立ちが劣る。と言われております。例外的な品種もありますが。」
「マスキューさん!このティスティング問題でワインの資格試験に目覚める方がおられるかも(笑)。」←さすが有資格者。
お寒い中ご来店ありがとうございました!
あと、土曜日の夕方は混雑して行き届かなかったことお許しくださいませ。
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Oct 26, 2025 by weblogland |お寒い中、しかも雨降りの中、ご来店ありがとうございました!

○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2023年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込
「マスキューさん!これ定番のモルドヴァの白ですよね(笑)。何本も飲んでますよ(笑)。」
「そうそう(笑)。とても美味しい(笑)。割と高級な味なんだよね(笑)。」
「フェティアスカ•アルバ?地場品種ですか?」
家内「はい!この下のランクのワインはカベルネ等の国際品種のラインナップとなっております。どれも飲みやすくフレンドリーです。」
「そう言えば、私この前カベルネ買って飲んだぁ(笑)。あれはあれで美味しかったでした。と言うことは、今日は誘導されてる(笑)?」
私「深く考えてはイケマセン(笑)!」
「飲んだの忘れてまた買っちゃう(笑)。でも後悔はしない(笑)。コスパが良いからかな(笑)。」
「出しゃばらないからね(笑)。香りは華やかなんだけど、白い花…、柑橘類、蜂蜜、ミュスカ系の香り…。まとまりが良いんだよね(笑)。」
「あと、ビシッとしてるんだよね(笑)。柔らかいけど軟じゃない(笑)。かな?」
「合わせることの出来る料理も幅広いよね。魚介類…、中華料理…。」
家内「鴨…、ノルウェーサーモン…、ホタテ…、クリーム系の味付けだと何でもオッケーかな(笑)。」
「そうそう、しっかり出汁を取った和食(笑)!オデンなんかも良さそう。」
私「茶碗蒸し(笑)!」
「リンゴ酸がしっかりしてるから大根おろし!」
「東欧らしく豚肉ですよね(笑)!」
「豚肉のしゃぶしゃぶ+紅葉おろし!完璧かな(笑)?」
私「使う油は穀物系なら何でもオッケーかな。」
さて、これより本日のトラップ発動(笑)!仕込みはオッケーでございます(笑)。
私「え~と、コレ10月12日に開けた同じワインです。比べてみてくださいませ(笑)。」
「あっー!美味しい(笑)。同じだけど何処が違うか?それが問題(笑)。」
「落ち着いてる。だから飲みやすい?」
「昨日開けた方はまだまだハチハチした溌剌さがあるけれど、開けてから2週間経ってる方は凪の海みたいな…、旨味が水面(笑)。」
「共にバランスは良いよね(笑)。」
「2週間経った方も香りはしっかりある。この実験の意味は何ですか?」
私「ワインは抜栓すると酸化が一気に進みがちですが、ワイン自体の中身がしっかり詰まっていると酸化のスピードは遅くしかも酸化が良い方向に向かいます。開けたらもうすぐに駄目になるワインは元々が詰まっていない 薄いワインと言うことになります。」
「なるほどね(笑)。で、マスキューさんは何故こんな実験をするのですか?飲み忘れたとか(笑)。」
私「たまに飲み忘れることもありますが(笑)。基本ティスティングするときはそのワインの底が見えるまでします。『もうコレで駄目かな?』というところまでします。このワインはまだ底までいっていないかと(笑)。」
家内「そのワインのポテンシャルや品質の確認です(笑)。」
「我が家で開けたら2週間待てないけれど、それは我が家で飲むこととマスキューさんのティスティングとは趣旨が違うと言うことだな(笑)。」
私「左様かと(笑)。でもですね(笑)、ティスティングは仕事ではありますが、趣味と実益を兼ねてもおります。天職でございます(笑)」
○モンテファルコ•グレケット 2023年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤白モンテファルコ・グレケットD.O.C.750ml 2451円税込
私「中部イタリアの海無し州ウンブリアのワインです!え~と、ペルージャのある州と言えば解り易いかな(笑)?」
「サッカーとバレーボールですね(笑)。ピンと来ました(笑)。」
「サグランティーノ•モンテファルコ…、すごく濃くてヘビーなワイン。マスキューさん!アダンティってサグランティーノも作ってましたよね?」
私「大好きなワインです(笑)。渾身の赤ワイン
。今回はアダンティの作る『グレケット』100%の白です。」
「『グレケット』って聞いたことがない(笑)。」
家内「はい。大体がブレンドされます。特にオリヴェート•クラッシコではトレビアーノの補助的な役割をします。頭の中の印象ではトレビアーノもグレケットも大人しい品種のイメージでした。」
「そうそう、トレビアーノはよく聞く品種ですよね。」
「この白ワインは2023年ヴィンテージですよね…。でも色は古いワインみたいに濃い(笑)。」
「見た目2023年じゃなくて、10年くらい熟成したワインの色ですよ(笑)。」
「う~ん。オレンジ•ワインみたいな色(笑)。」
家内「ほとんどSO2は使わない上にシュール・リーの状態で熟成してから瓶詰しているようです。オレンジ•ワインに近いかな(笑)。」
「ビオ系なんだろうけど、味はビオビオした癖がない(笑)。」
「なんか凄いレベルのワインのような気がする(笑)。取り付く島もないけど(笑)。経験したことがない味わい(笑)。」
「どれどれ…。あ~、濃い。でも飲みやすい(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出た『タルパカ』に似たワインですよね(笑)。」
「でも何か迫りくるものを感じる(笑)。」
「うんうん。たしかに飲みやすい(笑)。中に膨大な何かが隠れてる(笑)。凄いワインかも?」
私「開けたてでも飲みやすいのですが、尋常ならざるポテンシャルを感じますよね(笑)。」
「甘さ、深さ、複雑さを予感しますよね(笑)。」
家内「金柑みたいなしっかりしたリンゴ酸。黄桃の缶詰めみたいな果実味。あとハーバルですよね(笑)。」
「う~ん。キノコみたいな香りもする。山や森の香り…。深みに通じるかな(笑)。」
家内「キノコの旨味みたいですよね(笑)。」
「新鮮な青野菜…、葉っぱのニュアンスもある(笑)。」
家内「パセリの苦みみたいな…。」
「大きくて深くて複雑。山のワインではあるよね(笑)。このワインはどうなるのですか(笑)?」
私「開けてから3∼4日経つと過熟したリンゴや梅酒みたいな香りがします。それも強烈(笑)。たじろぎました(笑)。」
「え~!そんなになるのですかぁ?」
私「衝撃的でベックラこきました(笑)。」
「こんなワインを楽しめる私は幸せ者(笑)。」
私「このワインを飲んだ時、絶対にこの方々は好きなはず!と思って仕入れました。ティスティングしてる時お客様の顔が浮かぶワインは当たりの確率が高いのです(笑)。それも女性2名でした(笑)。←2人とも達人」
「コレ、何に合わせましょうか?思いつかない(笑)。」
「チーズでも…、少なくとも牛ではない(笑)。シェーブルやペコかな?」
私「このワインを飲んで、ちょっとイタリア•ワインの経験値が上がった気がしました(笑)。」
●ビュルル『エスク』2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス ローヌ 赤 V.D.P.(I.G.P.)ヴォークリューズ 750ml 1602円税込
私「今回のテーマの1つローヌのドメーヌ•ビュルルの『松』『竹』『梅』の3段階スライド•ティスティングでございます(笑)。まずは『梅』のヴァン•ド•ペイ『エスク』でございます!」
「暖かみがあって美味しい(笑)!待っていた寒い季節とベスト•マッチ(笑)!ほんわか温まる!」
「危険な飲みやすさ(笑)。ホントに『梅』ですかぁ?」
私「プラムやプルーンみたいないかにもコート•デュ•ローヌ味(笑)。」
「ストロベリーっぽくて好きだな(笑)。」
「『果実爆弾!』ってブログで書いていた通り(笑)。でも破調ではなく王道のスタイル(笑)。」
「マスキューさん!このワインの何処が『梅』なのですか?エスク?」
私「ホント『なんで?』なのです(笑)。通常のヴァン•ド•ペイの半分ほどの収穫量まで落としています。しかも、いわゆるAOCコート•デュ•ローヌ以下の底収量です。」
「へぇ~、大盤振る舞いですね(笑)。」
「採算合うのかしら(笑)。」
家内「ビュルルのホームページを見るとこの『エスク』は載っていません。すべて海外向けかもしれませんね。ビュルル全体の8割ほどは海外に輸出されています。」
「へぇ~、海外もやはりアメリカ向けですか?」
私「イギリス、アメリカ、カナダ、日本、シンガポールと多極。フランス自体の消費量が落ちていることから海外展開をビジネスの軸にしています。家族経営でもやれるのですね(笑)。」
「日本の米農家も追随して欲しいな(笑)。」
「この味わいでこの価格。『梅』とは思えないレベルですよね。」
家内「撰果が完璧。だから雑味がありません。あと発酵中にエアレーションをしっかりやる。完全に発酵させタンニンの角も取る。ですから渋くないのです(笑)。熟成もちゃんとゆっくり丁寧に行います。」
「ちゃんと手間暇かけてるんだぁ(笑)。効率化一辺倒ではない味わいなんだな(笑)。」
「タンニンたっぷりだけれど、渋くない(笑)!
なるほどね(笑)。」
私「あと後口にココアパウダーのようなザラツキがあります。コレは低地のグルナッシュと特徴です。」
「旨味も綺麗だよね(笑)。無理なプレスをしないのかな。ケチ臭くない(笑)。」
「そうそう。エントリークラスの『梅』と言えどもケチ臭くない(笑)!マスキューさんの本領発揮(笑)?」
私「ありがとうございます(笑)。そう言ってくださると冥利に尽きます(笑)。」
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1週間後ジゴンダスのティスティング
Oct 19, 2025 by weblogland |
1週間後ジゴンダスのティスティングのためKさん再招集。ありがとうございます!
Kさん「前は2019年でしたよね。コレは2021年ですか(笑)。どれどれ。あっ!前と違う!開けてから何日ですか?」
家内「ちょうど1週間ですね。昨日はちょっと落ち気味でしたが、今日は回復してます。強さ旨さが尋常ではないです。」
私「酸の量が凄い。2019年とは明らかに違う。全房発酵してフリーランだけで作ってますね(笑)。古典的なブルゴーニュ•スタイルです。」
Kさん「このピノ・ノワールを飲む前にジゴンダスの大物をティスティングしてますが、全然負けていない。むしろこのピノ・ノワールの方が強い(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。」
家内「アドリアのピノ・ノワールはアルコール分12%、ジゴンダスの大物は15%です。絶句しました(笑)。」
私「このピノ・ノワールはグランクリュ並みと言ってよろしいかと(笑)。」
Kさん「枯れ葉のニュアンスもあるけど…、木樽の影響とは思えない。高級でクラシックなブルゴーニュのピノ・ノワールの世界だぁ(笑)。もうこんなピノ・ノワールは飲めないと諦めていたけど、奇跡が起きました(笑)。」
私「標高の高いジゴンダスはピノ・ノワール的なんですが、昔、クロ•ヴイージョにブレンドされました。アドリアのピノ・ノワールに10%ほどこの高地のジゴンダスを混ぜるとどうなるか(笑)?ちょっとやってみましょう(笑)。う~ん。旨いですよ(笑)。やはり親和性ありますね。」
家内「アドリアの酸味が円味に変わる!ヴォーヌ•ロマネのワインみたいだぁ。」
Kさん「アドリアのピノ・ノワールに厚み柔らかさが加わる(笑)。罰当たりな実験(笑)。」
私「冷涼な産地のグルナッシュはチェリーっぽくなり、シラーは小粒の赤いベリー。ピノ・ノワールとは親和性ありますよね(笑)。」
私「あと気になったのはアドリアのピノ・ノワールのコルク。ショボいんですよね(笑)。」
家内「何十年寝かせるワインのコルクではないよね(笑)。」
Kさん「これだと途中でリコルクが必要ですな(笑)。」
謎が謎を呼ぶ?
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ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね
Oct 17, 2025 by weblogland |ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね(笑)。
ジゴンダスをメインにしたローヌの生産者。今月末のマスキュー試飲会の本命ですね(笑)。一番下のIGPヴォークリューズは果実爆弾(笑)。次のコート•デュ•ローヌは明日来ます(まだ飲んでない)。その上のローヌヴィラージュのサブレはローヌらしさ全開(笑)。とても美味しい。そしてその上のヴァケラスは尚美味しい。ヴァケラスを理解することが出来ました(笑)。そしてそして上級品のジゴンダスは標高の低い畑キュヴェと標高の高い畑のキュヴェがあります。どちらも期待できそうです(笑)。ジゴンダスに限り全房発酵してるようなのでワクワクです。土曜日にはすべてティスティングする予定。
今資料作りに大わらわ。暇になったのでちょうど良い(笑
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コトー・デュ・レイヨン
Oct 13, 2025 by weblogland |毎年のこの時期恒例のことですが、普段暇馴れしてるのでタマに忙しいと疲れます(笑)。でもですね(笑)、毎晩のティスティングは欠かしていません(笑)。いくら疲れていてもコレを無くしたら私が私でなくなります(笑)。もちろんマスキューがマスキューでなくなる(笑)。美味しいワインを探してこそ!

今晩ティスティングするのはコトー・デュ・レイヨン。ロワールでシェナン•ブランを使った甘口の貴腐ワインです。辛口のセックも良いのですが、シェナン•ブランのポテンシャルが解るのは貴腐。とんでもない熟成能力があります。シェナン•ブランが高貴品種と言われる所以でもあります。良いヴィンテージならば50年以上平気で持ちます。しかも安い(笑)。解りやすくてゴージャスなソーテルヌも良いのですが、頑固で開くのに時間のかかるシェナン•ブランこそケチでへそ曲がりなマスキューにピッタリ(笑)。確信しております。
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マスキュー 試飲会リポート 後半
Sep 29, 2025 by weblogland |「私このリアス•バイシャス好きなんですよ(笑)。マスキューさんのお勧めで飲んでハマりました(笑)。試飲会では初登場でしたっけ(笑)?」
私「そ~なんです。出そうと思うと数が無かったりでなかなか出せませんでした。」
家内「この下のキュヴェ『コントラ•プント』は以前お出しして大好評でしたが、『コントラ•プント』が高くなりこの『エチケタ・ヴェルデ』と値段がさほど変わらなくなりました。それではいっそのこと頂上作戦ということになりました(笑)。」
「リアス•バイシャスも高くなりましたよね(笑)。まあ、ご時世かな(笑)。」
「一時期めちゃくちゃ流行りましたしね(笑)。」
「でもコレがベストですよね(笑)。コレを買うと料理を自分で考えないと収まりがつかない(笑)。つまらない食材では納得いかないんですよね(笑)。」
「あ~、美味しい(笑)!文句が出ない(笑)。陶酔する(笑)。」
「酸がバッチリ入っているけど目立たない。たっぷりしたボディーに包みこまれる(笑)。」
「そうそう。マスキューさんが決定版と言うのも頷ける(笑)。」
「柑橘系の香り…、粘りのある舌触り…、旨味の広がりと分量が圧巻(笑)。」
「圧巻なんだけどとても飲みやすい(笑)。バランスが良くて品が良い(笑)。高度なんだろうなぁ(笑)。」
「朝からゆっくりコレを飲んでいたい(笑)。貴族的(笑)。それ以上の贅沢はない(笑)。バチが当たるかも(笑)?」
「体にすべてが染み込む(笑)!」
「一つ前のギリシャのシャルドネと変わらない強さ。酸だけでも同じようなパワーがあるんだけど、それ以上に飲みやすい不思議(笑)。」
「日本人向きだよね(笑)。出汁っぽいし…。ワカメの酢の物飲みたい!」
私「新潟柏崎の『岩モズク』食べたくなるんですよね(笑)。」
「魚介類が必須なワインですよね(笑)。う~ん。しっかり出汁を取った湯豆腐…、茶碗蒸しも良いかも(笑)。」
家内「新樽熟成したりするリアス•バイシャスも見かけますが、やはり木樽を使わないシンプルなスタイルがベストかと(笑)。」
「リアス•バイシャスって棚仕立てだから畑の写真を見ると日本みたいなんですよね(笑)。味わいも日本人好みだし(笑)。」
私「降雨量も年間1000mm越えるほどですから、日本でも良いアルバリーニョ出来そうなんですが…。」
「日本だと収量が多いのかな?水っぽいアルバリーニョなんですよね。」
家内「『エチケタ・ヴェルデ』は真ん中の最も良いエリアのようです。他と比べると、凝縮感が桁外れです。」
●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?いきなりお安い赤ワインですかぁ(笑)。しかも特売品?」
私「インポーターさんが輸入中止するとのことでこのような運びとなりました。」
「う~ん。普通な味わい(笑)。でもこの価格ではあり得ない(笑)。」
「うんうん。普通に飲める。不味くない(笑)。ゴメンナサイ(笑)。普通にちゃんと飲める。安酒ではないよね。ちゃんとしてる(笑)。」
「薄すぎず、軽すぎず、重すぎず、飲みやすい(笑)。ミィディアムとしては十分役割を果たしている(笑)。」
「ところでセパージュは何ですか?飲んだ感じメルロでもないし、サンジョヴェーゼでもなさそうだし(笑)…、割と硬質ですよね。」
家内「ウヴァ•ロンガネージです。初めて飲みました(笑)。チェビコのメンバーのロンガネージさんが見つけた品種だそうです。『ロンガネージさんの葡萄』と表記されてます(笑)。忘れ去られた品種のようです。」
私「ほぼ野生化していた品種を今風の仕立てで再興したようです。私も聞いたことがない品種です(笑)。」
「イタリアって数千種類の品種があるって聞くけど、いまだに未知の葡萄があるのですね(笑)。」
「たしかにしっかりしてはいるけど華はない(笑)。単一よりもブレンド向きなのかな?ガッチリ感を活かせそう(笑)。」
「このくらいの価格帯のワインって、酸っぱかったり甘すぎたりするんだけど、コレちゃんとワインしてますよね(笑)。今時珍しい(笑)。」
家内「開けたては無愛想でちょっと硬いのですが、翌日は甘さが増して良くなって来ます(笑)。」
「なるほど!ジャムっぽさもあるよね(笑)。」
「サンザシみたいな赤い香りがしますね(笑)。」
「翌日も良くなる(笑)。この価格帯では異例ですな(笑)。もともとスローな品種なんですね。」
「キャッチーな品種ではないですよね(笑)。」
「だから逆に飲み飽きしないかも(笑)。」
「マスキューさん!以前似たようなラベルのワインありましたよね?」
私「えへへ(笑)。白のファモーゾです。このチェビコは地場品種の扱いに長けています(笑)。」
「ファモーゾ美味しかったよね(笑)!」
「今回はファモーゾはないのですか?」
私「前回の2022年ヴィンテージと比べると趣がちょっと違ったので今回は赤のウヴァ•ロンガネージにしました。」
「店長!ウヴァ•ロンガネージはとてもコスパの良いワインなのですが、前後にグレート•ワイン
に挟まれていてどうなることかと心配してましたよ(笑)。」
「そうそう(笑)。普通どう考えてもこの並びは理不尽(笑)。ウヴァ•ロンガネージが可哀想(笑)。でも違和感無いんですよね。逆にリセット出来る(笑)。」
私「えへへ(笑)、でしょ(笑)。」
●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込
「店長!ブログ見ると品種名であたふたしてましたよ(笑)!」
私「そ~なんです(笑)。ローマ字読みで読めるのですが全く頭に入りません(笑)。皆さん!リ•オ•ニ•ナ•厶でございます(笑)。」
家内「絶滅しかかった葡萄をザフェイラキスが復興しました。」
「おー!旨い!デカい、とにかくデカい(笑)。」
「言葉を失う広がり…。深い…凄い深み。こりゃ凄いな(笑)。」
「懐が深い!」
「マスキューさん曰くのグレート•ワインですな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。左様かと。」
「でもとても飲みやすいんだよね(笑)。不思議なほど(笑)。」
「色々なニュアンスを感じるけど雑味ではなく透明な印象なんだよね(笑)。逆にそれが不思議なほど(笑)。」
私「プレス果汁は使わないような味わいですよね。」
「ピノ・ノワール的かな(笑)。」
「あと、タンニンが軟らかい!」
「旨味の分量が物凄い。一つ一つが突出したレベルなんだけど、全体のバランスが取れているから何処までも美味しい(笑)。」
家内「低温でゆっくり注意深く醸した印象ですね(笑)。無理していませんよね。」
「そうそう、無理に引き出していない。」
「う~ん。ギリシャ•ワインとは思えない!」
「ギリシャ•ワインってもっと鈍重なイメージなんだけど(笑)…。コレはスタイリッシュでもある
(笑)。凄いね。」
「うわっ!香りが折り重なる!凄い(笑)。グレートワインって香りの段階で違う(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。」
「特徴、オリジナリティーに溢れるワインですね。オールド•ワールドなのは察しがつくけどギリシャとは思えない(笑)。」
「経験を上回っているから(笑)、産地や食べ合わせも思いつかない(笑)。赤紫蘇っぽいのが手がかりかな(笑)。ジビエに合わせるのかな?」
私「赤紫蘇…、チェリーかな。飲み頃になったタウラジ…?」
家内「近いのは飲み頃になったカオールかな?」
「イタリア•ワインっぽい雰囲気ありますよね(笑)。それもグレート•ワイン(笑)。う~ん。ピエモンテ辺りにありそう(笑)。でもバローロではないんだよね(笑)。」
私「ピエモンテのルケ?」
家内「ペラベルガ?ロンバルディアのボナルダ?」
私「そうだ!醸造家のオーナーはトリノ大学でワインを学んだそうです。だからピエモンテっぽいのかな(笑)?オリジナリティーもあるし(笑)。」
「ボルドー大学の臭いはしない(笑)。」
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Sep 29, 2025 by weblogland |金曜日は暑かったのでボツボツのご来店でしたが、その分土曜日に集中(笑)。まあ、汗を拭うようでもなく過ごしやすかったです(笑)。ようやくワイン飲みたいスイッチが入りましたね(笑)。
○リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠 750ml 1508円税込
「マスキューさんコレってプロセッコではないのですか?セパージュはグレーラですよね?」
家内「プロセッコはタンク内二次発酵ですが、コレは瓶内一次発酵です。」
「瓶の中で発酵させるのですか?」
私「はい。一次発酵終了間際で瓶詰めしているようです。ですから澱引きはやっていませんので、ちょっと濁ります。」
「へぇ~。あの手この手かな(笑)?」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!すごい辛口(笑)!」
私「ベリー•ベリー•ドライでございます(笑)。アルコール耐性が強い酵母を使っていると思います。」
「何故こんなにドライなのですか?」
家内「通例泡を作る場合、瓶内もしくはタンク内で糖分添加して泡を作りますが、このワインはそれをしていません。ですからアルコール分も11%と控え目です。」
「凄くドライなんですけど、ほんのり旨いんですよね。すべてが控え目なんですけど足りなくはない(笑)。」
「とても綺麗なフルーティーさ。透明感があるから際立つかな(笑)。変に詰め込まないのがイイ(笑)。」
「逆に泡も強くないのがかえって良いかな(笑)。優しさが逆に際立つ(笑)。面白いアプローチですよね(笑)。日本人好み(笑)。」
私「泡は2気圧程度なのですが、中からじわじわ出てきます。翌日になると見た目は泡立ちませんが中からじわじわ出てきます(笑)。とても優しいんですよね(笑)。」
「シャンパンみたいにしっかりした泡も良いけれど、コレはコレで良いんだよね(笑)。ケース•バイ•ケース(笑)。」
家内「オデンなんか合いそうですよね(笑)。」
「綺麗な旨み…、和食っぽいよね(笑)。」
「出汁っぽいよね(笑)。」
「お寿司!鯖の押し寿司!もちろんガリは必須(笑)。」
「コレ絶対にガリに合う(笑)!」
「ちゃんとグレーラらしい桃っぽさはあるけれど、ピンとした酸があるから全然くどくない(笑)。泡って温度が上がると糖分の影響で重甘くなるけど、コレにはそれがない(笑)。」
「コレ、香りも強くないし…、かといって薄くはないんだよね。」
「甘さがないのと、香りが強くない。お寿司屋さんの定番であったらイイですね(笑)。カウンターで光り物を食べながらこのワインを飲む!カッコいい(笑)!」
私「『孤独のグルメ』状態(笑)。いや、一人『ダンチュウ』状態ですよ(笑)!」
○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
「おっ、可愛いラベルですね~(笑)。アルパカ?」
「凄いね(笑)。今流行の無添加ワインですか?」
私「こん生産者ステファナゴはもともとそれを目指しているようで、変なラベルを貼られるのが嫌なようです(笑)。十把一絡げにされるのが嫌みたいです(笑)。」
家内「貴族の家系なのでそこら辺のプライドと言いましょうか…、矜持があります(笑)。」
「畑で葡萄を齧っているような気になる(笑)。」
「目を瞑ってこのワインを飲むと、畑に瞬間移動(笑)!」
「広がり余韻…、フレッシュ•ネス…、どれも凄く大きい(笑)。圧倒的(笑)。」
「完熟してますよね(笑)。雑味もないし。とても甘く感じるけどベタつかないし…。辛口なのかしら(笑)?」
「マスキューさん!前に女性のラベルのナチュラル•ワイン扱ってましたよね。それに似てますよ(笑)。好きだったんですよアレ(笑)。」
私「アレはオーストリアのミューラー•グロース•マンが作る『ビー•ナチュラル』でございます(笑)。このワインをティスティングしたおり、『ビー•ナチュラル』のファンの方々のお顔が走馬灯のように私の頭を駆け巡りました(笑)。」
家内「『ビー•ナチュラル』マスカット•オットネルでマスカッティー(笑)でしたが、これは柑橘系のモヤモヤたっぷりの香り(笑)。」
「オレンジ•ワインってモヤモヤしてるよね(笑)。」
「甘いけどドライ(笑)!」
私「安納芋みたいな甘いニュアンスありますよね(笑)。」
家内「揚げたてはとんでもなくフルーティーで甘く感じますが、丸一日経つとドライさが引き立ちます(笑)。」
「アルコール感が無い(笑)。ジュースみたいにスイスイ飲めるけど、水っぽさは微塵もない。完成形なんだろうな(笑)。」
「アルコール分が7%くらいで瓶詰したワインみたいな感じはするけど、アレとは違うんだよね。アレは半製品でコレは完成品かな(笑)。」
「マスキューさん!コレってオレンジ•ワインとは違うのですか?」
家内「実はオレンジ•ワインと同じ作りです(笑)。でもオレンジ•ワインと括られるのが嫌みたいですね(笑)。」
「なるほどね(笑)。流行りでワインは作ってない!ってことかな(笑)。」
「見た目色は濃いし、澱もあるし、オレンジ•ワインだよね(笑)。」
「店長!このワイン、もともとの良さ全開ですよね(笑)。ところで葡萄品種はブロンナー?
聞いたことがない品種ですよね。イタリアは品種が多いから知らない地場品種ですか?」
家内「交配品種なのですが一部アムレンシス種が交雑しているようです。気候や環境変化に対応できるような準備のようです。」
「交配と交雑って違うのですか?」
私「基本ヨーロッパのワインはヴィニフェラ種と呼ばれる黒海沿岸が原産の葡萄です。氷河期の終わりに広かったものです。あと別に氷河期以前に遡るアムレンシス種(山葡萄)やアメリカ原産のラブルスカ種が有名です。ヨーロッパではラブルスカ種が移植されてフィロキセラ禍が発生して全滅した苦い歴史があるので、基本ラブルスカ種はご法度です。」
家内「ただし、ヴィニフェラの欠点であるカビの耐性の弱さを補うのがアムレンシス種やラブルスカ種なので何代での交配を重ねることでこれらの欠点を薄め、より耐性のある品種を作る交配交雑が行われています。特に環境の厳しいドイツが率先してます。」
「日本の甲州やマスカット・ベーリーAはどうなんですか?」
私「甲州はヴィニフェラの遺伝子が強いようです。マスカット・ベーリーAは生食•ワイン用を目指したハイブリッド種です。近年はアムレンシス種との交雑種が良い結果を出しているので
そちらが伸びますね。」
「このワイン、限定販売となってますが?」
家内「もともとステファナゴのラインナップとしても実験的なリリースだったようです。あと最初の価格設定が高かったので売れ行きがイマイチ(ゴメンナサイ)。4000円ほどだとちょっと難しかったようです。」
○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
「おっ!立派なシャルドネの味わいですな(笑)。ホントにギリシャ産ですか(笑)?」
「色も黄金色。高級そう(笑)。」
「凝縮感…、長い余韻…、旨味。こりゃ凄いね(笑)。」
家内「アルコール分は12.5%と控え目に仕上げています。」
「へぇ~、もっと高いと思った(笑)。」
「場所だってギリシャ本土の暑いところだしね(笑)。この点明らかにギリシャらしくない(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出したギリシャ•ワイン凄くギリシャっぽくて美味しかったんですが、アレもたしかアルコール分は12.5%でしたよね。」
私「モスコフィレロですよね。アルコール分は同じ12.5%です。よく覚えておられますね(笑)。さすが聡明!アルコール分を抑えるのがトレンドのようですよね(笑)。」
「過熟させないでより酸を残す。→アロマティックになる。この方程式かな(笑)?」
「ラベルには大きく『フット•ヒルズ』カリフォルニアかしら(笑)?」
「でもさあ、飲んでみるとニュー•ワールドではないよね。樽香プンプンのB&○のカリフォルニア•スタイルではないし…。オールド•ワールドだよね(笑)。旨味もしっかりあるしね。」
「樽香を抑えたブルゴーニュ•スタイル(笑)。しっかりシャルドネなんだよね。」
「ちょっとスモーキーなんだけどバランスは悪くない。アプリコットの果実感もあるしね(笑)。」
「燻製した魚に合いそう(笑)。」
「柑橘系のフレッシュ•ネスなんだけど深みがある。」
「バターっぽさ。樽でくっつけたようなバターっぽさじゃなくてもともとシャルドネの持つバターっぽさかな。でもギリシャだとオリーブ•オイル文化圏だからちょっと困る(笑)。」
家内「合わせる油はオリーブ•オイルじゃなくてバターですよね(笑)。」
「魚介類+タルタルソース!」
「デカい海老フライにたっぷりタルタルソースをかける!」
「海老フリャー(笑)!」
私「木樽は酸の角を取ることを目的に使っていますよね(笑)。調べるとオーストリア産のオーク材で作った大樽•大桶を使うようです。凝ってます(笑)。」
「レモン•ピールの香りがして、ちょっと不思議なシャルドネではあるかな(笑)?」
「レタスなんか使ったサラダ良さそう(笑)。アレンジの幅があるから楽しいね(笑)。」
「レモンは必須(笑)?」
「マスキューさん!コレも限定品?」
私「左様でございます(笑)!」
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家内と反省会です
Sep 07, 2025 by weblogland |
先週の試飲会、ご来店ありがとうございました!
家内と反省会です(笑)。
私「今回は思った以上にお客さんが来たよね。あんなに暑いのにありがたい。でもなんでかな(笑)?」
家内「ティスティングシートが途中で足りなくなったのも久しぶり(笑)。ようやくコロナ前に戻ってきたのかな?」
私「そうかもね。でもさぁ、ちょっと疲れた(笑)。酷暑とのダブル•パンチだね。」
家内「水道水はホットだから真冬に比べればグラス洗いは楽なんだけどね(笑)。」
私「今回は4番目の甘いイタリアの赤は意見が分かれると思ったんだけど、割に皆さん一致して支持。やはり冷やして飲めるのがタイムリーだったのかな(笑)?」
家内「ちょっと前なら10℃でも飲める赤なんて無かった。作り手の意図と市場の要求が一致したのかな。トレンドも少しずつ少しずつ変わってくるってこういうことかもしれないね(笑)。気づくと景色が変わってるなんてね(笑)。」
家内「そ~だよね。いつの間にか景色が変わっていることに気づくのかな(笑)。その頃マスキューはどうしてるのか?」
私「見届けたいけどもうその頃はマスキュー無いかも(笑)。」
家内「大丈夫!私は残ってるから(笑)。」
私「無くなるのはマスキューじゃなく俺のことね(笑)。」
私「あとモスコフィレロとピックプールは評判良かったよね(笑)。」
家内「モスコフィレロは特売のシャルドネの次に売れたよね。山査子餅作戦が功を成した(笑)。ピックプールは玄人筋(笑)。一捻りしてお店で使うんだろうなぁ(笑)。」
私「プロも唸るワインだよね(笑)。」
家内「あっ、そうそう。さっきサンプル届いたよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。それ特売用のサンプルなんだよね。」
家内「またそんなの仕入れたの?」
私「まあ、飲んでみてさ…(笑)。二匹目のドジョウはいるかな(笑)?」
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桝久 試飲会リポート 後半
Sep 05, 2025 by weblogland |家内「このワイン、去年の今頃試飲会で使ったものです。同じヴィンテージで1年経って大変身しました(笑)!」
「うわっ!凄い凝縮感(笑)。一つ前のモスコフィレロも相当だったけど、コレはそれ以上(笑)。渾身ですな(笑)。」
私「1年前はもっとスパルタンに感じたのですが、ふっくら感や香りが追いついてきた感じです(笑)。」
「うんうん。桃…、ネクタリンみたいな味香りがねっとりクリーミー(笑)。圧巻ですね(笑)。」
「すべてが巨大(笑)。品が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない(笑)。」
家内「ピックプールって『刺すように痛い酸』が特徴なのですが、1年経ってこんな香りが出るとは…、絶句しました(笑)。」
「酸っぱく感じませんよね(笑)。グレート•ワイン(笑)。でもブルゴーニュみたいに樽を使っていない。使う必要がない(笑)。」
「ピックプールってロワールのグロ•プランのシノニムですよね?」
私「はい!あとフォール•ブランシェもシノニムかな。ややこしい(笑)。」
家内「ピックプール•ド•ピネはラングドックの塩水湖の近くの石灰岩質とちょっと内陸に入った粘土質の土壌に分かれるようです。コレは塩水湖の近く。どうやら塩水湖寄りの方がヘビーになるようです。」
「塩味と酸味でフリッターのお友達(笑)。とてもシンプルでデイリーな印象なのですが、コレを飲んだらイメージが変わりましたよ(笑)。ここまでやるか!こんなになるのか!(笑)。」
「きっと地元では知る人ぞ知るピックプールなんだよ(笑)。」
「合わせる料理も高級そうだよね(笑)。岩牡蠣のデッカイのとか(笑)。1個5000円くらいするような岩牡蠣(笑)。」
「あとこのピックプールとてもクリーミーなんだよね(笑)。高級岩牡蠣は鉄板かな(笑)。」
「あとグラタン!魚介類をたっぷり使った高級なグラタン!オマール海老なんかどう?アワビも良さそう(笑)。」
「ガストロノミーの世界(笑)。『ダンチュウ』の世界(笑)。」
「きっと地元のお金持ちが地元の星付きレストランで堪能するんだろうなぁ(笑)。妄想しちゃう(笑)。」
「そうそう、『この店でミュルソー頼むのはアマチュアだな(笑)。シャブリなんて持ってのほか』なんてね(笑)。」
私「このワインを飲んで思ったのですが、評判が高まると木樽熟成したりするような予感がします。そうすると高く売れるんですよね(笑)。リアス•バイシャスみたいにならないことを祈ります(笑)。」
●ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込
「あっ!飲みやすい(笑)!女子大好きなワインですよ(笑)。」
「冷やしてちょうどイイ(笑)。」
私「10℃前後でも大丈夫です(笑)。」
「甘いんだけどキレがあるからくどくない(笑)。」
「しかもしっかり赤ワイン(笑)。」
「シナモン、ナツメグ、八角…。いかにも中華料理に合いそうな香り(笑)。」
「中華料理の甘ダレ、いやいや中華料理に限らず甘ダレには鉄板かな(笑)。」
「今日トーロンポー作るからコレに合うかな(笑)?う~ん。この香り五香粉(ウーシャンフェン)みたい!」
私「ウーシャンフェン?スマホで調べると『花椒(ホアジャオ)やクローブ、シナモンの3種にスターアニス、フェンネル、陳皮(ちんぴ)のうち2種を加えてブレンドしたミックス•スパイスです。』なるほど!山査子餅と言い、ウーシャンフェンと言い、ホント良くご存知で!あっ、Mさんは元々プロでしたね(笑)。」
「鰻や焼き鳥(笑)。」
「お好み焼き!焼きそば!おたふくソースのお友達(笑)!」
「焼きながら飲めるね(笑)。」
「コレだけでちびちび飲むのも良さそう(笑)。」
「私コレ大好きです(笑)!今日のNo.1!」
「フレンドリーな優しさとイージーな易しさが混在してますね(笑)。イタリアらしい良さがある(笑)。」←ティスティング•スタッフKさんの金言
炸裂!
「プリミィディーヴォに良く見られるチョコレートぽさ…、紹興酒やシェリーに通じるような…、面白いワインですよね(笑)。しかも冷やして飲めるし(笑)。」
「甘いには甘いんだけど、サラッとした甘さ。メイプルシロップに似ている(笑)。ベタつかない(笑)。」
私「アルコール発酵が完全に終了する前に発酵を止めてますね(笑)。それゆえ葡萄の残糖分を残す。そしてついでに(笑)、リンゴ酸も残る(笑)。甘くてリンゴ酸がある分冷やしても美味しいですよね(笑)。あと、タンニンを過剰に抽出しない工夫がされていると思います。」
家内「アブルッツォのモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼにチリエジョーロのブレンド。ファンティーニらしい質の高いワイン。決して寄せ集めをイジったワインではありません(笑)。」
「マスキューさん!ファンティーニのワインは他にも扱ってますよね?」
私「はい!サルデーニャとシチリアがあります。小規模な契約農家から葡萄を調達していますが、葡萄の重量ではなく面積で買います。指導通りに作れば少量でも決められた価格で買いますから農家にとってはメリットがあるし、質の良い葡萄を調達出来ます。両者ウィンウィンです(笑)。」
どうやら今日の変化球はビーンボールにならずに済みました(笑)!
●コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込
「ピノ・ノワールではありませんか?しかもブルゴーニュ(笑)。どれどれ(笑)。」
「あ~、しっかりしてる!」
「凝縮感が違うなぁ(笑)。」
「うんうん、高級な味(笑)。」
「がっちりしてるよね(笑)。」
「2021年ですか。今飲むとまだまだ行けそうですよね(笑)。まだフレンドリーにはなっていない(笑)。と言うよりは後2∼3年は待ちたい(笑)。」
家内「2021年は数の少ない年でした。ちゃんと保存•熟成してくれてありがたい(笑)。誠実なドメーヌですね(笑)。」
「以前の試飲会でオジサンのピノ・ノワール美味しかったですが、アレよりも硬い感じですよね。」
私「はい!ギィ•シモンのブルゴーニュ•オートコート•ド•ニュイ2022年ですね。アレの方が出来上がった感がありますね(笑)。コレはまだ待つべき感じです(笑)。」
「マスキューさん!ドメーヌ•シュミットはどこら辺のドメーヌですか?」
私「モレ・サン・ドニが本拠でシャンボールとジュヴレ・シャンベルタンにも畑を持ってます。小さいドメーヌです。このワインはモレ・サン・ドニの外れにある1ヘクタールのものだそうです。」
「コトー•ブルギニオン表記だと一番下のA.O.C.ですよね。」
家内「ブルゴーニュ版のヴァン•ド•フランス(笑)。ボジョレーやマコンまで含めた葡萄ならなんでもオッケーです(笑)。」
「でもコレはピノ・ノワールなんですよね(笑)。とてもちゃんとしてるし(笑)。」
私「多分自家消費用かと(笑)。」
私「でもですね(笑)、一般にドメーヌ所在のモレ・サン・ドニ味になるのですが、コレはちょっと違う(笑)。シャサーニュやモンテリのピノ・ノワールのニュアンスなんですよね(笑)。」
「タイトでシリアスなピノ・ノワールですよね(笑)。」
「なるほど!自家消費用なら真面目に作るよね(笑)。不味いもの飲みたくないしね(笑)。」
私「はい!ドメーヌの好意を感じます(笑)。どう考えても村名レベルです。もしくは準1級並み
。」
「準1級って?」
私「村名でも畑名を名乗れるワインです。作りは1級並みとなります。」
家内「実際飲んでみて開けてから3日経っても変わらないほどしっかりしています(笑)。ですからマスキューの試飲会だと開けた当日と翌日の試飲ですから、実際の良さが伝わるかどうか不安になります(笑)。」
「うんうん。クラシックなピノ・ノワールって硬いんだよね(笑)。開けてすぐ美味しいのはちょっと違うんだよね(笑)。昔のピノ・ノワール思い出しました(笑)。」
お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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ピクプール・ド・ピネ比べです
Aug 07, 2025 by weblogland |
○ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白
○ピクプール・ド・ピネ 2024年 ドメーヌ•フェリーヌ•ジョルダン 南フランス 白
Kさん「私、ピクプールがグロ•プランのシノニムとは知らなかったですよ(笑)。」
私「私も後から気づきました(笑)。シノニムはあとフォール•ブランシェでしたね。まあ、言われてみれば酸が強くて似てますよね(笑)。痛いくらい酸が強い(笑)。」
家内「グロ•プランを2種類扱う気はしませんが(笑)。大好きなフェリーヌ•ジョルダンのものですからマスキューの定番フローレのピクプール・ド・ピネと比べて確認したかったのです(笑)。」
私「フェリーヌ•ジョルダンのビッグプール旨いね(笑)。ピックプールらしい味わいだけど、バランスが良くて飲みやすい(笑)。抜ける、抜ける、突き抜ける(笑)。」
Kさん「思った以上にフローラル(笑)。白い花のニュアンス(笑)。コク、旨味と突き抜ける酸(笑)!」
家内「フレッシュだしね(笑)。いかにも出来立ての2024年だね(笑)。」
私「フローレのどうかな(笑)?おっ!これはイイ(笑)。バランスがより良い(笑)。ヴィンテージは2023年かぁ。出来てから2∼3年くらいで飲むのが良さそう(笑)。ワイン自体の品質の差は感じないけど、熟成の差は感じる(笑)。」
Kさん「う~ん。ピックプールのこと少し解った気がします(笑)。どちらも渾身のピックプール。あとは好みかな(笑)?」
家内「フローレの方はすり下ろしリンゴみたい(笑)。フェリーヌ•ジョルダンは白い花。フェリーヌ•ジョルダンのピックプールは生牡蠣、フローレの方は牡蠣のグラタンかな(笑)?」
Kさん「何かの本で読んだんですけど、向こうの人は牡蠣をバケツ1杯食べる(笑)。胃袋が違いますよね(笑)。当然この強いピックプールをグビグビ飲みながらバクバク牡蠣を食べるんだろうな(笑)。」
家内「日本人だと『牡蠣のグラタンにフローレのピックプール』だけど、そんな軟じゃない(笑)。食べる量が違うんだろうな(笑)。」
私「でもさあ、バケツ1杯のグラタンは無いよね
(大爆笑)。」
Kさん「バットいっぱいにグラタン焼いたのを好きなだけ取り分けたりするからね(笑)。」
私•家内•Kさん「食べる量、飲む量は我々の倍はありそう(笑)。我々もう高齢者だからね(笑)。」
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桝久 試飲会番外編 その2
Aug 01, 2025 by weblogland |○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

家内「さすがに試飲会が終わるとグッタリだね(笑)。今日は簡単に晩御飯は済ませるよ(笑)。」
私「そりゃそ~だよね(笑)。お世話になります(笑)!」
家内「お刺身とスーパーで買ってきたモッラレラ!」
私「鰹のお刺身かぁ。美味しいんだよね(笑)。タレにつけていただきまーす(笑)。ミョウガやネギもたっぷり入っていて美味しい(笑)。」
家内「藻塩が入ってる。ちょっと失礼して藻塩だけお味見(笑)。」
私「じゃあ僕もお味見(笑)。」
私•家内「おー!旨い!ミネラリー!」
家内「藻塩舐めてワイン飲むと、凄く引き立つ(笑)!白ワインの良さがバーンと出る(笑)。」
私「ワインのディテールがはっきりするし、ワイン自体がもともとミネラリーなんだけど更にミネラリーになる(笑)。藻塩って鹹水を海藻にかけて出来るからミネラルの塊だもんね(笑)。」
家内「ではモッラレラにかけてっと(笑)。うわっ!めちゃくちゃ美味しい(笑)!」
私「あ~!高級モッラレラと高級ワインのマリアージュだぁ(笑)。」
家内「う~ん。スーパーの安いモッラレラでもこんなに良くなるんだ(笑)。」
私「藻塩をかけるとモッラレラの牛乳っぽさがグ~ンと増す。更にワインを口に流し込むことで口中爆発(笑)。」
私•家内「モッラレラ+藻塩+白ワイン=大感激!」
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桝久 試飲会 番外編
Jul 30, 2025 by weblogland |
私「日本だとマスカットベリーAはラブルスカ種の特徴を強く残す交雑種ですが、レゲントは
ラブルスカ種の癖を上手く消しています。千枝ちゃんは若干糖分を残すことで完璧に癖をマスキングしています。先程のお客様が『昔甲州で飲んだ。』と仰ったことで氷解しました(笑)。」←あんたの妄想だろ(笑)。
この『昔甲州で飲んだ。』と仰ったのはIさんの奥様。家のルーツが山梨なので山梨にお詳しい(笑)。ですからIさんの奥様が多分出来立てのマスカットベリーAを飲んだはずと、勝手に妄想を広げました(笑)。間違っていたらゴメンナサイ!
ここから話が飛びますが(笑)、実はIご夫妻は同級生(学校は違いますが)、私も学校は違いますが同級生(笑)。しかもたまたま来ていた私の幼馴染のU君も同じ(笑)。たしかU君とIさんの奥様は同じ高校なのを思い出し『そう言えば同じ県立○○高校の同級生ですよね。』と話を振ると
共通の知り合いの話で大盛り上がり(笑)。もちろんIさんの旦那さんと私も加わり、更に話は広がり盛り上がる(笑)。
「どこどこのお店の誰々と誰々が従兄弟同士(笑)。」
「いや、兄弟じゃなかったかな?」
「親戚なのはたしか。」
一気に50年以上タイムスリップしちゃいました(笑)。同窓会状態(笑)。こんなたまたまがあるのは地元ならでは(笑)。良いものですね(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半
Jul 29, 2025 by weblogland |さあ、後半の赤は全てワインセラーから出してすぐ飲める夏向きの赤ワインでございます(笑)!
●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ
「マスキューさん、ベルンハルト•コッホのワインって扱いありましたっけ?」
私「はい(笑)!シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、カベルネ•ドルサがございます。コレは日本人醸造家坂田千枝ちゃんが日本人向けに特別に作ってくれたものです(笑)。」
「うわっ!生の葡萄齧ってるみたい(笑)!」
「赤いベリーの香り満載(笑)。」
「ボジョレーっぽい(笑)。ちょっとキャンディーっぽい。マセラシオン・カルボニックで醸してるはず(笑)。」
私「御名答(笑)!ガメイっぽいですよね(笑)。」
「華やかで複雑。ベリーの香りが様々な顔になってる(笑)。」
「ベリーの香りの変化は悪くない(笑)。楽しめる(笑)。」
私「時間が経ってもワイン自体は崩れません。基本ちゃんとしております(笑)。」
「昔、甲州で飲んだ赤ワインの香り(笑)。」←実はとても核心を突いてます。
私「出来立てのマスカットベリーAかな(笑)?ただし、マスカットベリーAはこんなに濃くはなりません(笑)。」
「あま~い焦げ臭とベリーの香りがたまらん!」
家内「残糖分を少し残しながら発酵をピシャリと止める塩梅がさすがです(笑)。いかにも日本人好みですね(笑)。」
「ドイツの赤ワインって味も色も薄いイメージだったんですけど(笑)、コレは違う。こんなに濃厚な赤ワインができるとは!絶句しましたよ(笑)。温暖化の影響もあるのかなぁ(笑)?」
「マスキューさん!味わいはレゲント種だからこそ?でも、レゲント種って聞いたことがない(笑)。」
「そう言えば、カベルネ•ドルサも驚くほど濃かったでしたよね?」
私「そーなんです(笑)。千枝ちゃんは日本でカベルネ•ドルサの受けが良かったことが念頭に入っていますね(笑)。」
家内「レゲント種はアメリカのラブルスカ種との交雑種です。ただ半々での交雑ではなくヴィニフェラ種の方が優勢。果肉も黒い。認可されたのが1996年と比較的新しいのですが、ドイツでは1000ヘクタール以上作付けされているようです。調べると日本でも数件のワイナリーが栽培しているようです。」
「へぇ~、最近の温暖化の影響でドイツ•ワイン
も赤ワインに活路を見いだしているのかな?可能だよね(笑)。」
「ドイツって様々な交配種がありますよね。イタリアなんかはもともとたくさんある中を上手く育てる(笑)。」
「レゲント種は日本でも行けそう(笑)。」
「ちょっと甘みがあるから中華料理や和食洋食、幅広くマリアージュしそうですね(笑)。」
「デミグラスソースと相性良さそうですね(笑)。」
「ちょっと甘じょっぱい…、え~と、台湾料理のルーローなんか合うかな(笑)。」
「トンカツなんかもオッケーかな(笑)?」
「ブルドッグソースが合うようなものだったら大体合いそう(笑)。」
「うんうん。豚肉だよね(笑)。」
「醤油でも合うね(笑)。」
「豚肉の生姜炒め(笑)!」
「日本人にとってはオールマイティかも(笑)。」
キック•インサイドのワインでした(笑)。
●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?このワインの方がレゲントより色が薄い(笑)。」
私「醸しの期間が短いのと、プレスをほとんどかけていないからかと。コテコテのミネルヴォアではなくあっさりのミネルヴォアかと(笑)。」
「あ~、エレガント!旨味とタンニンのバランスが高度。」
「ゴージャスではないけれど、いかにも南フランス(笑)。ユーカリ?木のニュアンス。」
「シナモンみたいな香りもする。樽熟成してるのかな?」
「香木のニュアンス?」
私「粉っぽさもあるし、木樽熟成してるかも知れませんね。細かいデータが無いので想像するしかありません(笑)。」
「店長!凄くミネラリーで良いですね(笑)。いかにもガリーク(笑)。」
家内「塩味もありますよね(笑)。」
「ベーコンみたいなニュアンスありますよね(笑)。シラー?」
私「グルナッシュ80%、シラーが20%。ベーコンのニュアンスはシラー由来なのかな(笑)。」
「真っ黒じゃないのがイイ(笑)。ブラックチェリーや赤いベリーの果実味がたっぷり(笑)。」
私「いわゆるコート•デュ•ローヌよりは赤さ明るさがありますね(笑)。」
「凄くフレンドリーで好きだなぁ(笑)。バーベキューに持っていったら皆喜びそう(笑)。」
「まずプロセッコ飲んで渇きを癒やして、上カルビ食べながら飲みたいね(笑)。」
「かなり質の高いバーベキューですね(笑)。」
「マスキューさん!レゲントもこのミネルヴォアもタンニンに意地悪なところが無いですよね(笑)。ちょっと冷やしてちょうど良く飲める。かといって薄くない(笑)。そうすると夏向きの赤ってありですね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます!先月のリベンジ出来たかな(笑)?」
「マスキューさん!このワイン、コルク栓とスクリュー•キャップの2種類混じってますけど…。
何故(笑)?」
家内「並べて気づきました(笑)。一箱はコルク栓、あと一箱はスクリュー•キャップでした(笑)。」
私「こんな事は今までありませんでしたから、パニックになりました(笑)。」
家内「生産者が小さいので当然生産量も少ない。中身が同じなので、まあしょうがないと思うしかありません(笑)。」
私「インポーターさんもスクリュー•キャップで注文してるのでびっくり(笑)。知らなかったようです(笑)。まあ、もうどうしようもありませんから、あまり文句言っても仕方ないかと(笑)。」
●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込
「おっ!オジサンのピノ・ノワールですね(笑)。」
「ピノ・ノワールって酸っぱいからあまり好きじゃない(笑)。酸っぱくないピノ・ノワールなら良いけど高すぎる(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!酸っぱく無い(笑)!美味しい(笑)。」
「昔のオート•コートのワインって酸が強くてエレガントじゃなかったけど(笑)、温暖化からなのか凄くバランスが良くて整ってるよね(笑)。」
「旨いね(笑)。バランスが良いよね。すぐに美味しい(笑)。」
家内「持ちも悪くありません。」
「うんうん。コレ昨日の抜栓ですね。美味しい。開けたてはどうでした?」
私「あまり変わりません(笑)。」
「やはりブルゴーニュのピノ・ノワールは良いね(笑)。」
「2022年って良いですね(笑)。」
私「ブルゴーニュの2022年は数は少ないようですが良い作柄ですね(笑)。ちなみにアルコール分は13%です。」
「そうそう、白はどうなのですか?」
私「シャルドネの方はかなりの大物。アルコール分は14%です。でも今開けるには勿体ない。長熟タイプだと思います。ちょっとアンリ•ジャイエのオート•コートに似てるかな(笑)?」
「サブリミナルで並んでますね(笑)。」
「今時3000円代でまともなピノ・ノワール無いんだよね(笑)。ギィ•シモンだって値上がりしてるけどまだ良心的(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、最初は2000円くらいでしたよね(笑)。」
私「そーなんです。しかも今では人気が上がり年に一度の入荷。今回入ったばかりなのですぐに無くならないと高をくっていたら、あっという間にインポーターさんの在庫完売。ちょっと抜かりました。ゴメンナサイ!」
「そっかぁ。マスキューさんの在庫だけなんですね。」
「僕初めて飲んだのがピノ・ノワールなんですよ。ピノ・ノワール好きのオジサンに飲ませて貰いました(笑)。一発でハマりました(笑)。」
私「さてはグラン•クリュかな(笑)?」
「私のピノ・ノワールのイメージってお祖父さんなんですよ(笑)。」
私「素敵なお祖父さんなんですね(笑)!オシャレで身綺麗。私も孫にそう言われたい(笑)!」←家内の冷やかな目線を感じる(笑)。
とてもお暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Jul 28, 2025 by weblogland |先月6月のマスキュー試飲会では予想外の暑さ。チョイスも普通のボルドーワインを出すなどちょっとミスマッチ(笑)。今回は白も赤も冷やして美味しいがテーマとなってます(笑)。
☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
「マスキューさん!泡ください(笑)!」
「う~ん。たまらん(笑)!」
私「思いっきり冷やしてますからか(笑)、まっ、まっ、どうぞ(笑)。」
「あ~、体温下がる(笑)。」
「甘すぎず、辛すぎず、誰が飲んでも美味しいと思うよね(笑)。」
「まさにタイムリー(笑)。コレだよねコレ(笑)。」
「うん。時節柄ピッタリ(笑)。」
「泡がキメ細かい。しかも中から沸いてくる。炭酸系の飲料とは違うんだよね(笑)。」
家内「この泡立ちと泡持ちがの良さがコンテッセの真骨頂なのです(笑)。」
「コカ・コーラとは違う(笑)。」
「最初はひたすら爽やかな味わいなんだけど、二口目三口目になると柔らかい柑橘のかおり…、桃(笑)?」
「桃…、あとメロンっぽさもあるかな(笑)。」
私「エキストラ•ドライのプロセッコは大人のラムネと称していました。リンゴ酸が引き立つからです。でもブリュットでは桃。コンテッセも日本人は何故エキストラドライに拘るのか?ブリュットでこその桃の果実味がプロセッコなのだ!と言うことでした(笑)。」
「マスキューさんが冷やした桃を食べながら飲めと言うのも解る(笑)。絶対に美味しいはず(笑)。」
「暑い真っ昼間溶けそうになりながら帰宅して、冷えた桃食べながらコレを飲んだら昇天しそう(笑)。」
「マスキューさん、気がついたのですが(笑)、最初の一杯はグビッと喉越しで飲めましたが(笑)、その後はゆっくり楽しめる(笑)。ビールみたいにガブガブ飲めない(笑)。スパークリングもやはりワインなんですね(笑)。」
「プロセッコって?爽やかさと旨さ、しかも厳格ではない(笑)。」
家内「主にグレーラ種ヴェネトの北のエリアで作られます。おっしゃる通り(笑)。肩ひじ張らない、かといってクオリティーは高い。イメージとしてはちょっとおしゃれな野外パーティーかな(笑)。」
「シャンパンの下位互換としては十分(笑)。役割も違うかな(笑)?」
私「昨日開けたものがありますので、ちょっとお試しください(笑)。注ぐとさほど泡は立ちませんが…。」
「あっ!!中からあわが沸いてくる(笑)。抜けていない!」
私「クオリティー高いんですよ(笑)。」
「よくプロスポーツで優勝したらシャンパンファイトするけど、プロセッコで十分だよね(笑)。シャンパンだとバチが当たる(笑)。」
「日本のプロ野球はビールかけでちょうど良い(笑)?」
私「いわゆるシャルマ方式で作る規定があります。原料ワインを密閉タンクに入れて糖分を添加して再発酵させます。それにより泡を得るという塩梅です。ただこの流れをもっとも効率的に行っているのがコンテッセのようです(笑)。ワイナリーもカリフォルニアみたいで(笑)、縦にそびえるステンレスタンクがダンダン(笑)!その横には横に寝かせたステンレスタンクがゴロゴロ(笑)。聞くと縦のタンクは0℃で管理された果汁。横に寝てるのは熟成中のプロセッコ。横に寝かることでシュール・リーがしっかり行われるとか。コレも0℃で管理されています。瓶詰めではおそらくプラントを5気圧に保ち作業をしてますね(笑)。それにより泡は失われず、澱引きも自然に出来るはず。」
○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
家内「コレはコンテッセが作るシャルドネのスティル•ワインです(笑)。」
「あっ!飲みやすい(笑)。しかも濃い(笑)。」
「マスキューさん曰くのシンメトリーって解った(笑)。左右対称でしたっけ。整ってますよね(笑)。しかもシャルドネらしい。」
「レモンみたいな酸っぱさが良い(笑)。しかもエレガント。飲みやすい(笑)。」
「レモンピールみたいな苦味。アクセントになってますよね(笑)。」
家内「ジャバラみたいなニュアンスですよね。後味に続きますよね(笑)。」
「あ~、確かに特徴的。この苦味は酸っぱさと合うっていうか?役にたってますよね。ワインが単調にならない。」
「そうそう。でも何処のシャルドネ?って聞かれても困る(笑)。」
私「フランスのシャルドネで該当するようなシャルドネってないですよね(笑)。」
「と言うことはコンテッセのシャルドネ?」
家内「それ正解かも(笑)?あとラベルに仕掛けがあります。指でラベルをなぞってみてください(笑)。」
「あれ?なにこれ?ゴツゴツしてる(笑)。」
家内「えへへ(笑)。でしょ(笑)。土壌をイメージしてます(笑)。」
「本当だぁ(笑)。土を触ってるみたい(笑)。写真通りかな(笑)?」
「コンテッセって凄いですよね。設備も凄いし、出来上がるワインの質も高い。単なる大量生産ではないんですね。装置産業的な長所と質を両立している。」
「大量生産型だとどうしても質を上げることが難しい。ニューワールドがまさにそれ。」
「そうそう。良いワインを作ったりもするけど、全く別の生産方式。別のブランドだし別物なんだよね。」
私「コンテッセは200ヘクタールほどの自社畑を管理しています。鶴見区の住人目線だと總持寺が50ヘクタールですからその四倍です(笑)。」
「總持寺四つかぁ(笑)。それはそれで広すぎて分からない(笑)。」
私「しかも平らですから。平野1枚分くらいあるのかなぁ(笑)。」
「あっ!東京ディズニーランドは51ヘクタールってなってる(笑)。」
「マスキューさん!1番目のプロセッコと2番目のこのシャルドネはインポーターさんが違いますよ?」
私「うわっ!鋭い!白状いたします(笑)。インポーターさんにも特質がありまして(笑)、量販向けのインポーターさんやレストラン等の細かなお店をターゲットにしたインポーターさん等があります。このプロセッコは量販向けのインポーターさんの扱いなのですが、量販向けとしてはちょっと高級。輸入中止となりました。このためマスキューにも声がかかった訳です(笑)。」
○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
「マスキューさん!このワイン、昔から扱ってますよね(笑)?」
私「日本に輸入されてからずっと扱ってます(笑)。」
「そうそう。たしかご夫婦でやってるんでしたっけ(笑)。他にもアイテムありますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ルーセット•ド•サヴォワやシニャン ベルジュロンが白の最上品で、赤だとモンデュースを使ったものが最上かな(笑)。」
家内「どれも美味しいのですが、今回の『レ・アビーム』2023年はここ10年で一番の出来です(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ(笑)!」
「あ~!コレ凄いね(笑)。美味いし…、特徴的(笑)。」
「色も濃いし、一つ前のシャルドネは美味しかったんだけど、ピューンと超えた(笑)。」
「バーン!と超えた(笑)。ギア•アップしてる(笑)。マスキューさんが10年で一番の出来と言うのも分かる(笑)。」
「コレってヴィンテージの差なのですか?特別このワインの出来が良かったということなんですか?」
私「2番目のシャルドネと3番目のジャケールを同じには比べられませんが、価格帯はかなり近いので、規格としては似てると仮定するならば、2023年のレ•アビームは突出してます。ですが作りの基本規格は同じですから、作柄が良かったとしか思えません(笑)。」
「暑さがちょうど良かったのかな(笑)?」
私「この濃度感でアルコール分が11.5%です(笑)。メリハリのある気候で暑すぎなかったようです。昔のワインを思い出しました(笑)。」
「この価格帯のワインではないですよね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
「店長!余韻なが~い(笑)。キレとコクが凄い(笑)。」
「何ていうか…、液体の密度が圧巻(笑)。」
「ジャケール種でしたかっけ?とてもオイリー。オーストリアのワインにも似てるかな?」
私「グリュナー•ヴェルトリーナーですね(笑)。穀物っぽくて白胡椒のニュアンス。ジャケールはナッツィですよね(笑)。」
家内「カシュー•ナッツのニュアンスですねコレ(笑)。」
「そうそうカシュ•ーナッツ!独特だね(笑)。」
「生姜にも合いそうな気がする(笑)。」
「コレに何を合わせますか?」
私「シェーブルとか癖があって濃厚なチーズかな(笑)?」
家内「トリプルチーズみたいな濃厚な乳脂肪分の高いもの…。クリームソース系かな。」
私「思い出しましたぁ!彼の地はチーズ•フォンデューの本場(笑)。」
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ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年経過観察です(笑)。
Jul 17, 2025 by weblogland |
経過観察です(笑)。
この2024年のモリエールのヌーヴォー、いつもと違ってました。いつもより出来上がりのアルコール分が少し低い。それ故か圧倒的な甘さがなくとても硬い。要経過観察なのです(笑)。
7月13日から始めましたが、15日になってようやくバランスが取れ始めた感。破顔ではなくフッと口元に笑みが見えかけたくらい(笑)。我が家の日中温度は30℃を超えますから過酷。でもですね(笑)、ワインは涼しい顔で知らんぷり(笑)。
う~ん。
悪くはないのは解りましたが、まだ解りません(笑)。
だって出来上がりのアルコール分が10.5%なんですよ!しかも無添加。
私の経験からは予測がつきません(笑)。
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今日はいつもの3人で試飲会用のワインのティスティングです。
Jul 10, 2025 by weblogland |私「暑い中ご足労いただきありがとうございました!」
Kさん「いや~、確かに暑い(笑)。」
家内「今日は白6本、赤3本です(笑)!」
私「これだけ暑いと白に行きがちなんですが、冷やして飲める赤も探してます(笑)。」
Kさん「そう言えばブログで書いてましたね(笑)。」
家内「とりあえずプロセッコが1本決まりましたが、今日4本くらい決まるとラッキー(笑)。」
私「そうは問屋は卸してくれるかな(笑)?」
大きなバケツを用意してワインの供出温度に差を出しながらのティスティングです(笑)!
Kさん「全体的には悪いワインは無かったですよね(笑)。あと供出温度は大事ですね(笑)。実感(笑)。」
私「ホッとしました(笑)。コレ、全滅なんてなったら泣けますよ(笑)。」
Kさん「私もホッとしました(笑)。お二人の落ち込む姿を見ると私も引き込まれます(笑)。」
私「この暑い中ダークサイドに落ちると這い上がれない(笑)。」
家内「なんとなく目鼻はたったかな?でもハズレがほとんど無いのは久しぶりですよね(笑)。まあ、全てが試飲会のエントリーと言う訳ではなかったですが(笑)。」
私「不味いと泣けてくる(笑)。」
Kさん「ブログの前振り通りドイツの赤良かったですね(笑)。いかにも冷やして飲むような作りですよね(笑)。」
家内「ちょっとランブルスコに似た意識ですよね(笑)。あと試飲会に赤を何本出せるか?ですね(笑)。」
私「フランスのサン•スフルの赤で軽めの飲みやすいワインがあったので今度サンプル取っておきます。」
さあ、もうチョイかな(笑)?
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桝久 試飲会リポート番外編
Jul 02, 2025 by weblogland |お暑い中ご来店ありがとうございました!
試飲会に来て下さった方、今回のトップバッターのグロ•プランでまず涼をとって頂きました(笑)。そんな訳で皆さんの涼の工夫の話でひと盛り上がりしました(笑)。
私「とりあえずこの強く冷やしたグロ•プランで一息ついてください(笑)。」
「あ~、生き返る(笑)。昼間飲むわけにいかないから染み染み美味しい(笑)。」
私「そ~ですよね(笑)。昼間はどうされますか?」
「私は紅茶のティーバッグにソーダを注いで飲みます(笑)。」←達人のKさん
私「えー!紅茶のティーバッグですか?」
「最後にはコーラみたいな色になりますが(笑)、なかなか飽きなくて良いですよ(笑)。」
家内「ハイビスカスティーなんかも良いかも(笑)
。」
「ちょっとお高いお茶を急須に入れて水を入れて冷蔵庫で一晩寝かせて飲む(笑)。美味しいんですよね。お茶が安いとダメなのが玉にキズ(笑)。」
「私は外出する時は常にソーダを持ち歩きます。冷えて無くてもそれなりに爽快感があるんですよね(笑)。」
「職場はエアコンがガッツリ効いているので、暖かいお茶かな(笑)。」
今年は夏が1ヶ月伸びたようですから工夫が必要ですね。春と秋が無くなる恐れに戦々恐々です
。取れる魚が変わってくるし、食べる野菜も変わりそうですね。我々のライフスタイルも変わりそうです。
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桝久 試飲会リポート番外編
Jul 01, 2025 by weblogland |Mさん「ワインでよく表現されるスミレの香りって実際のスミレの香りとは違うんですよね(笑)。」
私「私もMさんに教えていただきました(笑)。スミレの香りって和三盆のような上品で甘い香りなんですよね。」
「ワインのスミレの香りってスミレではない?」
私「ワインでスミレの香りと表現する時はインクや鉛筆のような香りを指すようです。」
「何故でしょう?」
私「ボジョレーなんかその典型だと思いますが、どうやら色に由来するような気がします。ボジョレーの色は薄めるとスミレみたいです。正確なところは解りませんが(笑)。」
私「Mさん!去年いただいたスミレ庭に植えたのですが新しく生えました。でもですね(笑)、ちょっと離れた場所なんですよね?」
Mさん「あ~、嬉しいなぁ(笑)。スミレって匍匐茎なんですよ(笑)。」
私「ほふくけい?匍匐前進の匍匐ですか?」
Mさん「そうです。茎が横に這うのです。イチゴとか芝みたいに(笑)。だから離れた場所に生えてたりします。」
私「へぇ~、それは知らなかった。種が風で飛ばされたのだと思ってました(笑)。ホントに良くご存知!」
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桝久 試飲会リポート 後半
Jun 30, 2025 by weblogland |●レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml
3300円税込
「マスキューさん!このワイン以前試飲会で出しましたよね(笑)?」
私「えへへ(笑)。ちょうど1年ほど前のマスキュー試飲会で2021年ヴィンテージでお出ししました!」
「あの時美味しくて買った(笑)。」
私「今回は2022年ヴィンテージでございます。思い出して比べていただけると助かります(笑)。」
「うわっ!凄い香り…、言葉を失う。広がる広がる(笑)。」
「チェリー!すんごい(笑)。」
「フレッシュネスが伴っているんだよね(笑)。」
「鮮烈で強烈なチェリーの香り。ノック•ダウンだぁ(笑)。」
「本物のチェリーだってこんなに香りは出ない(笑)。」
「痺れる美味しさ(笑)!前の2021年より強烈かな?飲んだ瞬間ビビッと痺れた(笑)。」
「香木…、シナモンのようなニュアンスがチェリーの香りの下にある(笑)。」
私「2022年より酵母臭が抑えられてますね。枝豆臭が気にならないし分からない。あと強いですね(笑)。ひょっとして100%全房発酵してるかも?」
家内「酸も香りも2022年の方が強いかな(笑)。」
「2022年はどんな作柄だったのですか?」
「夏は全く雨が降らなかったようです。それ故畑での葉っぱの調整など尽力が要求されたようです。2021年は雹等の被害があり収穫量は少なかったようですが、2022年も収穫量は多くはなさそうです。」
「強さがあるんだけどとてもエレガントでもある不思議(笑)。アルコール分は如何ほどですか?」
家内「12.5%です。」
「おー!思ったより低い。酸がしっかりあるんですね(笑)。」
「ザコルのランデーブを飲むと藤の花の香りを連想しちゃいます。あと、飲むたびにどんどん美しさが増す。映画『プラダを着た悪魔』の主人公の2人がどんどん綺麗になって行くのと重ねちゃうんですよね(笑)。」←クローバーのお兄さんことMさん。
「カッコいい(笑)!」
「よく思いつきますね(笑)。」
私「彼はプロですから(笑)。IT農園もやっておられますし(笑)。」
私「Mさんが藤の花の盆栽持って下さった時の香りは凄かった。不思議なもので藤棚の下で嗅いだ香りより強烈だったんですよね(笑)。もちろん店の中は香り充満(笑)。」
Mさん「僕はランデーブ2021年を油淋鶏に合わせたんですよ(笑)。とても美味しかったでした(笑)。」
「マスキューさんがブログでピノ・ノワールてきと言っていたのが解りましたよ(笑)。最初グルナッシュが何故ピノ・ノワール的なのか解りませんでしたが、飲んで納得(笑)。ちょっと土臭いのも良い(笑)。」
「ビオ的な香りもしますが、すぐに慣れて気づかなくなる不思議(笑)。」
家内「2021年よりビオ臭は少ないですね。枝豆臭くない(笑)。あれはあれで心地良いのですが(笑)。」
「ビオ臭って微妙なんですよね(笑)。『臭さと旨さは紙一重!』なんですよね(笑)。」←硫黄系の温泉でミオセヌを楽しんだ恐るべきDr.Fさん
私「腐れかかってアンモニア臭のするチーズのフルーティーで美味しいこと(笑)と同じかな(笑)。」
家内「ザコルはラルロのバリック樽のお下がりを使いますから、それで若干のビオ臭がするんだと思います。」
私「ザコルにとってラルロは分身みたいなものですからねぇ(笑)。今度日本に来たら聞いてみよう(笑)!聞き方を違えると怒られそうだから上手く聞こう(笑)。」
●ミオセヌ・デ・ザコル 2022年 ドメーヌ・ド・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml 5028円税込
「あれ?コレ飲んだことありますよ(笑)。前にマスキューさんコレ売ってましたよね(笑)?」
私「ピンポン!2016年ヴィンテージをこっそりと売っていました(笑)。数がなかなか揃わないので試飲会にお出しするのは今回が初です。」
「ミオセヌ以前はグルナッシュ100%ではなかったけど100%になってから更に美味しくなりましたよ(笑)。」
私「ホントにDr.Fさんは良くご存知(笑)!温泉に浸かってミオセヌを楽しむだけあります。敵いません(笑)!」
「あ~!凄いなコレ!」
「ランデーブ同様グルナッシュなのは解りますが、二回り巨大(笑)!マスキューさんがピノ・ノワール的と言うのが解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュに例えるとランデーブは村名の上等なレベル、ミオセヌは渾身1級の上物かグラン•クリュ並だね(笑)。」
「グルナッシュって濃くて黒い…、プルーンや粒の大きなプラムみたいなイメージなんだけど、こんなに明瞭な味わいになるんですね(笑)。」
私「標高の高い寒暖差のあるところでグルナッシュを作るとこんな感じになるようです(笑)。」
「なるほど!コート•デュ•ローヌ
「ランデーブ飲んで痺れたけど、コレ飲んでトドメを刺されました(笑)。」
「付け入る隙が無い(笑)!」
「全てが大きい(笑)。なかなか飲めないレベルの高級ワインですな(笑)。ポンソのワインに似てるかな(笑)。」
「店長!しかもミネラリーですよ(笑)。」
私「上等のシャンボール•ミュズィニーみたいに妖しい感じしますね(笑)。」
「えっ!ミュズィニーですか?」
私「ボンヌ・マール寄りかな(笑)。」←言い過ぎかな(笑)。
家内「1970年代までクロ•ヴィージョにジゴンダスのグルナッシュを混ぜていたのも解りますね(笑)。」
「渾身だよね(笑)。この点先月の試飲会に出てたボルドーの『ブリュット』に共通してますよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!我が意を得たりでございます(笑)。」
「そうそう(笑)。ブリュットの方がビオ臭はまるっきり感じなかったかな?ザコルの方はクレーム•ド•ブリュレ(笑)。好きだなぁ(笑)。」
家内「ザコルの方は旧樽を熟成に使うのでそれが影響してるのかも知れませんね。」
私「2022年を飲むと樽熟成の比率が低下したような気もします。後で調べてみますね(笑)。」
私「さあ、ここで問題です(笑)。ランデーブ2022年はアルコール分は12.5%ですが、2022年のミオセヌは如何ほどでしょうか(笑)?」
「う~ん、常識的に考えるとミオセヌの方が濃いからアルコール分はミオセヌの方が高そうなんだけど…。」
「そうそうミオセヌの方が濃いんだけどアルコール感が無いんですよね(笑)。比べるとランデーブの方がアルコール感がある。困ったなぁ(笑)。」
「思い切って勝負に出ます(笑)。同じ12.5%!」
「う~ん。セオリーに則って13.5%!」
「間をとって13%!(笑)。」
私「え~と、正解は14%でしたぁ!」
「ミオセヌは14%もあるんですかぁ。」
「ランデーブに惑わされたかな(笑)。」
家内「2022年は暑かったようです。真夏にほとんど雨が降らなかったみたいです。」
私「2022年と2021年を比べると2021年はエレガント、2022年の方が果実感をより感じます。あと2022年の方が酸が強い印象かな。」
「ランデーブとミオセヌは何故アルコール分が違うのですか(笑)?」
私「畑が違うとしか…。それ故規格も違ってくるのかと。ミオセヌは樹齢が70年のかなり古い区画のようです。生産本数がランデーブの1/6くらいです。ランデーブが一番生産本数が多いキュヴェですね。」
家内「ザコルの畑は買い足し買い足しですから分散してます。それ故かキュヴェ数が多い(笑)。それを全てで無添加を目指しますからレベルが高い。トップ•ランナーですね(笑)。」
お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Jun 29, 2025 by weblogland |○グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2023年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1697円税込
私「まずは当店の定番ワイン、ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リーの名手、ドメーヌ・マルタンのグロ・プランです。」
「ぷっふぁー!生き返る(笑)。」
「まさにクエン酸チャージだね(笑)。」
「店長!夏が1ヶ月前倒し、今日はバテました(笑)。まずはビールなんですけど(笑)、コレで通しても良いかも(笑)。」
「フルーティーでファットな白は良いのだけれど、今日みたいな暑い日は辛口の目の覚めるようなコレが良い(笑)。」
「レモン、ライム…。完熟した果物じゃなくても良い(笑)。用途が違うよね(笑)。」
「何処までも突き抜ける爽快さ!コレなんだよねコレ(笑)!」
私「特に複雑でもなく一本調子なのですが…(笑)
、今日はそれを必要としてますよね(笑)。」
「ミュスカデの近くですか。」
家内「エリアは重なるかな。グロ•プランのシノニムはフォール•ブランシェとラングドックのピックプール•ド•ピネですね(笑)。」
「あ~、ピックプールですかぁ。実は今日はピックプールを買おうと思っていました(笑)。あの肉厚なピックプール好きなんですよね(笑)。」
私「おー!さすが!パリではグロ•プランを飲みながら生牡蠣を食べ、ラングドックではピックプールを飲みながら生牡蠣を食べます(笑)。」
「このワイン、天ぷら…、塩で食べながら飲みたいですね(笑)。」
家内「ワインに若干の塩味があるので、それはベスト(笑)!」
「ワサビ塩なんかでも試してみたいなぁ(笑)。」
「あっ、それやってみたい!」
私「あと鉄板なのはフリッター(笑)!それプラス レモンに塩!」
家内「天ぷらのかき揚げ、小海老のかき揚げ!」
「家でまったり『カッパえびせん』食べながら飲もうかな(笑)。イヒヒ(笑)。」
「マスキューさん!マスキューさんは真夏でもワインしか飲まないのですか(笑)?」
私「いえいえ、まず取り敢えずビールの大瓶を1本飲みます(笑)。」
家内「コップ一杯ずつ飲めば満足(笑)。あとはワイン(笑)。」
「どのくらい飲みますか?」
私「家は二馬力なので1本750mlでは足りません(笑)。1リットルくらいは飲んでるかなぁ(笑)。」
「毎日?」
私「はい(笑)!」
「大丈夫?」
私「調子が悪いと飲む量は減るかな(笑)?先週2日続けて寝起きに胸焼けしまして、ちょっと心配して家内に相談したら『飲み過ぎ!』、そ~言えばそうだと妙に納得。夜の試飲のペースを上げたのが原因です(笑)。勿体なくてついつい(笑)…。」
●シャトー•ガデ•クィペ 2019年 ボルドー メドックA.C. 赤 750ml 2074円税込
「ボルドーですな(笑)。久しぶり(笑)。」
家内「ちょっと前に扱っていたシャトー•ラルジャンテールのオーナーが新しく始めたものです
(笑)。」
「おー、なるほど。しっかりしてる(笑)。懐かしいなぁ(笑)。」
「いわゆるメドックのプチ•シャトーのワインって軽いんだよね(笑)。コレ飲みやすいんだけどしっかりしてる。」
家内「熟成はコンクリートタンク。木樽は使ってません。」
「樽で誤魔化さないスタイルだね(笑)。ボルドーって基本バリックで熟成させるけど、バリックを使わないでコンクリート•タンク熟成させるのは果実味や酸がしっかりある証なんだよね。果実の密度を感じる(笑)。」
「コレってセパージュは?」
私「メルロ、カベルネ•ソーヴィニヨン、プチ•ヴェルド。締まった感じ…、小さなプラムやフランボワーズみたいな印象。逆にメドックっぽくない(笑)。」
「安めぐみじゃないな(笑)。もっとコンパクト(大爆笑)。」
「そうそう、果実のニュアンスとタンニンのきめ細かさがマッチしてる(笑)。」
「凛としたところがあって、品が良いかな(笑)。」
「特別に濃くなくても良いんだよね(笑)。2019年のボルドーって良い作柄として有名だけど、コレ飲むとバランスの良い作柄だと思える。」
「アルコール分は如何ほど?」
私「13.5%です。ちょうど良い印象ですね。まあ、昔からするとちょっと高いかな(笑)。」
「そうですよ(笑)。昔のボルドーって12.5%あると高目って言われてた気がする(笑)。」
「と言うことは、逆に13.5%でも折り合う作りに変わったと言う事(笑)。」
「そうそう、先月のボルドーのブリュットなんかアルコール分が15%で完結してたもんね(笑)。
私「言われて思い出しましたが、このシャトー•ガデ•クィペ2019年は1990年頃だとアルコール分が12%くらいで収まっていたボルドーワインの印象に近い気もします。記憶と妄想の狭間かな(笑)。それとも私のアルコール耐性の変化かな?」
家内「アルコール分が高いと酸やタンニンなどもそれなりに強くないとバランスが取れません。生産者はいかに美味しく飲めるか?を意図しますから温暖化の進行に合わせるしかないのでしょうね。イノヴェーションと言えると思います。」
私「私のアルコール耐性の向上は温暖化ではなく、アルコール中毒重篤化かな(笑)?」
●シャトー•ラ•ブランド•ルージュ•トラディション 2016年 フランス ボルドー フロンサックA.C. 赤 750ml 2640円税込み
「あ~、綺麗…、とても綺麗に熟成してる。しかも全然古くない(笑)。」
「うんうん。純粋に旨い(笑)!とてもスパイシーだし…、」
「ドライなんだけど旨味の甘さが際立つ(笑)。熟成して美味しいボルドーって最近飲んだこと無いなぁ(笑)。」
「昔はたまに当たった味わい(笑)。2016年だからほぼ10年かぁ。」
家内「このワインも木樽熟成しません。コンクリートタンクで2年強熟成してから瓶詰めしています。多分2019年くらいに瓶詰めしたと思います。」
「そうするとちょっとチョコレートっぽいのは樽由来ではない?」
私「チョコレートっぽさありますよね。ただし、チョコチョコしていない(笑)。ほんのり隠し味的な出方です。タンニン由来かと。品が良いですよね(笑)。」
「夕陽ですよね。夕陽を眺めている気分になりますね(笑)。話は飛びますが(笑)、先日ウマい棒のバーベキュー味を食べたんですが(笑)、このワインと絶対にマリアージュしますよ(笑)。」←
達人の発言なので信用いたします!
「マスキューさん、このワインのセパージュは?」
家内「メルロ70%、カベルネ•フラン30%です。」
「う~ん。フランの30%がキーですね(笑)。しっかりしてる(笑)。カベルネ•ソーヴィニヨンより効果的だよね(笑)。」
「しっかりしてるから絶対にカベルネソー•ヴィニヨンがちゃんと入ってると思った(笑)。違うんだ。」
「ボルドーってカベルネ•ソーヴィニヨンではないのですか?」
私「はい。カベルネ•ソーヴィニヨンがメインのところはほんの少しのグラン•ヴァンだけで、基本メルロがメインで補助的にカベルネ•ソーヴィニヨンを使うのがほとんどです。ただカベルネ•ソーヴィニヨンは暑さに弱く、温暖化の昨今緩くなりがちです(笑)。」
家内「コレを飲んでメルロ+カベルネ•フランの組み合わせの方がかえって古典的なボルドーに近い気がします(笑)。」
「カベルネ•ソーヴィニョンは最適産地は北上しそうよね。イギリスが最適産地になったりね(笑)。」
私「ありえます(笑)。ブルゴーニュのキンメリッジアンはドーバー海峡を越えてイギリスでまた突き出ますからね(笑)。今やシャンパンに引けを取らないものも出来るし(笑)。」
家内「あと寒い東欧のカベルネ•ソーヴィニョンも期待出来ますね(笑)。」
私「また、カベルネ•フランは栽培期の温度帯がカベルネ•ソーヴィニョンより広いようです。ですからフランは暖かなトスカーナなどでも良い結果が出ています。」
私「ここで問題です(笑)。2番目のメドックはアルコール分が13.5%でしたが、コレは如何ほどでしょうか?」
「う~ん、同じくらいかな?」
「13%!」
「メドックより高くはないかな(笑)?」
私「正解は14%です。熟成することで全体の折り合いが良くなり、アルコール分が低く感じます。ですから低く見積もったことは正解です(笑)。」
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2022年は思った以上のポテンシャルありかな
Jun 18, 2025 by weblogland | 
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ワインの中からチェリーの香りが…
Jun 17, 2025 by weblogland |ザコルのランデーブ2022年早速飲みました(笑)!

開けたては還元臭がしますがすぐに気にならなくなります。するとワインの中からチェリーの香りが…、いつものあの香りです(笑)。たまらん!旨味もしっかりありますからいきなり陶酔トップ•ギア(笑)。基本ランデーブは早く飲めるスタイルですね。
あと、心配した過度の暑さも乗り越えてますね。徹底した管理尽力を感じます。
ザコルのグルナッシュを飲むといつも惹きつけられるのはチェリー…、サクランボのような甘みと酸味の美しいハーモニー。やはり寒暖差の優位性かな。低地のグルナッシュはこうはなりませんよね。黒くぼやけがち。
さて、今晩も引き続き楽しめるかな(笑)?
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ポムロールの上物のような圧倒的なメルロの果実味
Jun 15, 2025 by weblogland |
そこで思い出したのですが、ボルドーのカスティヨンのプピーユです。←思い出すのが遅い(笑)。かつて専門家によるブラインド•ティスティングで最期までペトリュスと競り合った伝説のワイン。中でもプピーユの最高級品『アティピック』。これはSO2無添加の最高級品。思い出すに実は『ブリュット』が似ている(笑)。6年ほど前にマスキューにプピーユさんがご来店した折に、『アティピック』を持参してくださり一緒にティスティングしました。一言で言うととんでもない飲みやすさ。ワインはアルコール飲料なのですが、そんなこと微塵も感じさせない完璧な飲みやすさ(笑)。たまたま我が家に逗留していた義母に飲ませたところ「あら!美味しい!」とグビグビ(笑)。普段アルコール飲料を飲まない義母が美味しく飲んでいる様を
見て、ワインってワインなんだなと妙に感心しました(笑)。
そうそう、話がそれました。『ブリュット』と『アティピック』、濃度感•舌触りは似たようなもの(笑)。『ブリュット』の方がフレッシュな果実感は強いが、『アティピック』の方が落ち着きがあってシルキー。品質の差ではなくスタイルの差かな。
『アティピック』『ブリュット』ともにメルロでSO2無添加だったのを思い出し、脳内の記憶の棚を整理しました(笑)。年をとると時間がかかるのです(笑)。
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試飲会に出すワインの導入部分のリーズナブルなワインが見つかりません
Jun 14, 2025 by weblogland |今週のティスティングでは幾つか決定(笑)。でもですね(笑)、試飲会に出すワインの導入部分のリーズナブルなワインが見つかりません(笑)。
私「なかなか2000円以下の良いワインが見つからないねぇ。」
家内「全部2000円以上のラインナップは避けたいよね。」
私「さすがに1000円以下は無理だけどね(笑)。」
家内「見つからなければ、マスキューの定番の1000円代のものから再登場させても良いしね。前に試飲会に出したとしても、ヴィンテージが違えばそれなりに再確認•再発見の楽しさあるしね(笑)。」
私「そ~だよね。選びに選んだワインばかりだもんね(笑)。当然ヴィンテージが違えば味も違うしね。まあ、今日一縷の望みをかけて数本サンプル発注したから、それ飲んでから決めよう(笑)!」
このしつこさがマスキューの身上なのです(笑)。
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サントリニ島のアシルティコ種で作った白ワイン
Jun 08, 2025 by weblogland |
ドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年です。
やはり、現地仕様。SO2の量が少ないですね(笑)。開けるとマロラクティック発酵の余韻の泡が少し残っていました。無理にマロラクティックを終わらせていません。あと、味わいはお約束のギリシャ味(笑)。果実味の輪郭はぼやけているが、それが良い(笑)。ただ、膨らみや余韻が素晴らしい!ヒュージョンソンが激賞してるだけありますね。時を忘れさせてくれるような浸れる味わい。非凡な凡庸とでも言えましょうか(笑)?我々の生活とは時の流れのスピードが違いますね(笑)。
あと独特な仕立て、バスケット仕立ての映像を見つけたので添付しておきます。そりゃ量は取れないですね(笑)。
 
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桝久 試飲会リポート 後半
Jun 03, 2025 by weblogland |私「2013年に収穫したネロ•ダーヴォラを2015年に瓶詰め熟成し2025年に出荷したものです。ただし、出荷前に補酒、リコルクしてから出荷します。念には念が入っております。」
家内「セラーで長く寝かした証拠は瓶にへばりついた澱。瓶口から横に見られます。」
「古いネロ・ダーヴォラって飲んだことがない(笑)。」
「そうそう。割と早く飲まれちゃうかな?濃くて甘くて重くて飲みやすい(笑)。」
「飲みやすい濃いワインって印象かな。果実の味わいがどうのこうのと覚えていない(笑)。」
「さて、あっ!凄い香り…!シロップみたいな甘い香り。」
「ベリーのシロップ。でもとてもドライ。香りの分量、広がりが凄い。」
「ネロ・ダーヴォラってこんな香りなんだぁ(笑)。コレを飲み手に伝えるために生産者は念には念を入れたんですね(笑)。」
私「ピンポン!左様かと。」
時間が経つとプラムの香りが加わります。とても美しい(笑)。」
「あー、赤い…、サンザシの香り!」←クローバーのお兄さんことMさん
「サンザシかぁ…。よく表現出来ますね!」
私「この方IT農園で植物栽培しているプロですから(笑)。」
Mさん「ワインの香りの表現って割といい加減(笑)。例えばスミレの香りってよく表現されますけど、実際のスミレの香りって違います。」
私「そ~なんですよ(笑)。Mさんが栽培したスミレいただいたときの香りって、和三盆みたいな上品な甘い香りでした。ボジョレーなんかで表現されるスミレの香りって、実はインクの香りなんですよね。ついつい惰性でスミレって表現してました。」
「香りって一度覚えると頭に残りますよね(笑)。記憶回路が違うみたいですよね(笑)。それを整理•認識するのは生活の積み重ねなんだろうな。環境に左右されますよね。」←さすが聡明なWさん
Mさん「実は我が家はアロマパレットがあり、子供と遊びます。最近は組み合わせて○○の味が出来た!なんて子供は遊んでます(笑)。」
私「恐るべし(笑)!将来が楽しみですね。お酒の感性って、実は幼少期に出来上がっているのかな?」
Wさん「家の主人はお酒がダメなんですけど、割とワインの香りに敏感。だから勿体ない(笑)。」
「う~ん。このワイン、多量のタンニンが熟成によって削ぎ落ちて香りだけ残ったような感じ(笑)。香りを飲んでるような錯覚に落ちますね(笑)。」
「北イタリアの熟成したワインにも似てるかな(笑)?」←グラッパ大好きなお客様
私「バローロなんか似たような香りになりますよね(笑)。」
家内「バローロはコレにチェリーやストロベリーのようなちょっと涼しげなニュアンスが加わるかな(笑)。」
「似てますよね(笑)。もう少し涼しげで複雑だとバローロ(笑)。」
家内「畑もちょっと変わっていて(笑)、海抜0mの海岸近く(笑)。」
私「基本葡萄は塩分を嫌いますが、地山に湧水があって保水力があるのかもしれませんね(笑)。それ故灌漑していません。」
「ヨーロッパでは灌漑は禁止ですよね?」
私「はい!仰る通りでございます。ただ、近年の温暖化の進行で、例外的に認められるようです。イタリアも南フランスも葡萄樹が枯れない程度の灌漑は認められているようです。」
家内「ヨーロッパは冬季に雨が降りそれを土壌が保水するのですが、それだけでは足りないようです。」
私「ニューワールドみたいな砂漠ではないので年がら年中水を撒く必要なないようですが(笑)。」
「彼等の合言葉は『水さえあれば何でも出来る!』ですからねぇ(笑)。」
●『ブリュット』2022年 メゾン•マウリス•ビエル ボルドー ラランド・ド・ポムロールA.
C. 赤 750ml 4572円税込
「おっ、お〜!真っ黒(笑)。光を通さない。見るからに濃い(笑)。」
「ネットリ、トロトロ(笑)。しかも飲みやすい!凄いなコレ(笑)。」
「圧巻!言葉を失う(笑)。」
家内「明日になると、より飲みやすくなります(笑)。」
「たしかにメルロ。プラム系…、全てがみっしり(笑)。」
私「開けたては黒トリュフのようなフェノール臭がしますが、翌日になると気になりません。ですから最初はまるっきりポムロールの上物としか思えませんでした(笑)。」
「何となくマスキューさんが言うことが解りましたよ(笑)。比べるとポムロールのメルロしか無い(笑)。でも伝統的なアプローチではこうはならない(笑)。」←さすが野毛のプロARGOさん
私「かつてシャトーペトリュスを所有するムエックスがフロンサックやラランド•ポムロールで第2のペトリュスを作るチャレンジをしましたが失敗して撤退しましたね。」
「お腹一杯になる(笑)。食べ物要らない(笑)。」
「噛むように飲むワインですな(笑)。」
「ブログに畑で葡萄を齧ったような味わい。って書いてありましたが、納得しました(笑)。で、実際にワインの葡萄は齧るとどんなですか?」
私「甘過ぎます(笑)。畑で齧るなら日本の巨峰の方が美味しいですね(笑)。」
「そうすると発酵を経て飲みやすくなるんですね(笑)。」
私「ここで問題です(笑)!このワインのアルコール分はいかほどでしょうか?」
「アルコリックではないよね。」
「残糖分は無さそう。」
私「ヒント!無添加ですから糖分は完全に発酵されています。」
「う~ん、13%前後かな…。」
「12.5%!」
「いくらなんでも14%以上とは思えない。」
私「正解は15%!とても折り合いが良いので私も外しました(笑)。葡萄の糖度がアルコール発酵の理論限界値です。ちなみに2021年は13.5%
でもう少し軽やかでした。」
家内「2022年は特殊なヴィンテージだったのかも知れません。」
「この手のワインでフレッシュなのが不思議かな(笑)。マロラクティックの形跡がちょっとありますよね。」
「うんうん。逆に2022年と若くても美味しく飲めるのは不思議かも(笑)。」
「このメルロ、たしかに『安めぐみ』じゃないな。」←料理研究家家Aさんの旦那様
私「大輪の女優ですよね。」
Aさん•私「ガハハハ(大爆笑)」←両名お約束のギャグ。
「しかも無添加…、ビオ臭がしない。ここまでの物が作れるようになったんですね。」
「チョコレートやカカオの香りがしますが、樽熟成?」
家内「樽は一切使っていません。コンクリートタンクでゆっくり熟成しています。葡萄由来の
風味です。」
私「カカオパウダー。舐めてる感じですよね(笑)。」
「このワインはどのくらい持つのですか?」
私•家内「解りません!早く飲めるように工夫はしていますが、尋常ならざる生命力を感じますよね(笑)。」
どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Jun 02, 2025 by weblogland |昨日、一昨日と思いがけない寒さの中、ご来店ありがとうございました!
○ファブリツィオ・ヴェッラ ビアンコ 2024年
ファブリツィオ・ヴェッラ テッレ・シチリアーネI.G.P. 750ml 1555円税込 スクリュー•キャップ
「おっー、イイねぇ。シチリアらしいね(笑)。」
「レモン…、レモン•ピールの弾ける香り•味わい。」
「そうそう、それに広がり余韻がマッチしてますよね(笑)。」
「たしかに強いには強いんだけど、過剰な強さではないよね(笑)。程良い強さかな(笑)?」
「これから暑くなってから、クエン酸チャージにはもってこいかな(笑)。」
私「明日になると旨味の酸味が出てきて落ち着きが出ます。飲むと涎が止まらなくなります(笑)。」
「じゃあこの飲みやすさは開けてから二日目だからなんですね(笑)。」
家内「1本目が空きましたから、2本目を開けます。比べてみてくださいね(笑)。」
「たしかに揚げたての方が酸っぱく感じる(笑)。」
「私は開けたての方が好きかな(笑)。」
私「好みですよね(笑)。」
「フリッター、イカのフリッター!ワインに若干の塩味があるから、塩とレモンを降ってこのワイン。飲みながら食べる!(笑)」
家内「このワインはヴィンテージが2024年ですから出来上がったばかりです(笑)。やはりフレッシュ感が強いですよね。」
「マスキューさん、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と…、12%ですね。飲んだ印象より低いですね。」
「一般にシチリアのワインってアルコール分は高いですよね?」
私「このワイン、味わいはドライですから、収穫期の糖度目標をしっかり決めて収穫してますね。」
「なるほどね(笑)。計画的、意図的なんですね(笑)。」
「私のカタラットのイメージとはちょっと違うかな?」
私「私もそう思いました(笑)。クズマーノのカタラットなんか肉厚でオレンジのニュアンスでしたよね。」
「そうそう、完熟感があった。と言うことは同じ品種でも収穫のタイミングや発酵で出来上がりが違うんですね(笑)。」←さすが!Kさん。
「リンゴ酸をしっかり残した仕上がりを目指した訳だな(笑)。」
私「そ~なんですよ(笑)。仰る通りかと。あと驚くべきはこの生産者ファブリツィオ・ヴェッラは葡萄を買ってワインを作っている。いわゆるネゴス系。ビックリしました(笑)!」
「う~ん。いわゆるネゴスのワインって安くてあまり特徴の無いワインが多いんだけど…。このワインはその域を超えてますね(笑)。」
家内「栽培者との良い関係が伺えますよね(笑)。小さな栽培農家は沢山ありますから、そことの関係が上手く行けばチャンスありますよね。」
「マスキューさん!このワイン、ビオロジックって書いてある。この値段でもビオロジックなんだぁ(笑)。とてもお安いですよね(笑)。」
私「そ~なんですよ(笑)。基本買い葡萄でビオロジックなんて無理ですよね(笑)。原料葡萄調達のアプローチにも秘密がありそうですよね(笑)。」←かなり妄想が進む(笑)。
○シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2023年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込
「マスキューさん!このワインよく飲みましたよ(笑)。王道のボルドー•セック(笑)。」
私「はい!今回はヴィンテージが2023年になって味わいがちょっと変わりましたので、ヴィンテージのお勉強を兼ねて試飲会にお出ししました(笑)。」
「どれどれ…、うん。香りはソーヴィニョン•ブランですなぁ(笑)。青くて、葉っぱみたいなニュアンス。」
家内「ソーヴィニョン•ブランの亜種ソーヴィニョン•グリ100%です。自分の畑で見つけた亜種を接ぎ木で広げたそうです。」
私「葡萄果が灰色故にグリと呼ばれます。2021年、2022年と果実の芯が桃の香りでした。今回は開けたてには桃の香りがあまりしません。ただワイン自体の大きさ力が通年より勝っている気がします。」
「うんうん。リンゴ酸が目立つ。品は良いんだけどね(笑)。」
私「そこなんですよね(笑)。」
「マロラクティック発酵はやっているのですか?」
私「はい。通常通りマロラクティック発酵はやっています。」
「だから硬く感じるのかな?」
私「桃の香りは明日、明後日になると増していくはずです(笑)。」
「桃のニュアンス感じますよね。サンセールのソーヴィニョン•ブランを連想する(笑)。」
「これも1番目同様にまだ硬いですよね。とは言え上品なんだよね(笑)。」
家内「このワイン、高級フレンチの定番ワインです。」
「口の中に入れて喉を通る時に凄く品の良さを感じます。広がりがエレガント。」
「まだ若くて硬いんだろうけど、エレガントなんだよね(笑)。ちょっと不思議(笑)。」
「葉っぱぽい植物のニュアンスがあるから、前菜の野菜に合わせるんだろうなぁ。」
「レタスなんかの葉っぱものに合うね(笑)。」
私「王道のアキテーヌのホワイト•アスパラ!」
家内「ドレッシング…、マヨネーズをアレンジすればとても楽しめます(笑)。」
「あ~、私アスパラ大好きです(笑)。ホワイトアスパラってグリーンアスパラより緑のニュアンスが強くなくて高級(笑)。」
「肉と一緒に焼いたり炒めたりするんだったら逆にグリーンアスパラの方が良いかな(笑)。」
「ホワイトアスパラは日に当てないからコストはかかる。でも日に当てないなんてちょっと残酷な発想(笑)。」
「そりゃフランス人ですからねぇ(笑)。」
「フォアグラも然り(笑)。」
「クジラ食べて何処が悪い(笑)!」←変なところで話が盛り上がる(笑)。
●ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 2168円税込
「あっ!懐かしい(笑)!私がマスキューさんの試飲会に来始めた頃に飲んだから良く覚えてますよ(笑)。何に合わせるのか?聞いたら、『カレー』って仰ってたのが印象的でしたっけ(笑)。」←浦和からお越しの強者Wさん。聡明な方なので迂闊なことは言えません(笑)。ちょっと冷や汗。
「スパイスとフォンドヴォー併せたようなちょっと肉肉したカレーかな(笑)?」←居合わせたMさんに助けられる(笑)。
「サンタクローチェ、チェなんですよね(笑)。」←Wさん、愛情溢れるご意見ありがとうございます!
「このランブルスコ、辛口で良いですねぇ(笑)。」
家内「ファンタグレープにはなっていませんね(笑)。」
「そうそう。ジャンクな味ではないんだよね。」
「ファンタグレープやコーラ飲みながら食事する人には甘いランブルスコでオッケーかもしれないけどね(笑)。」
「小粒のベリーの香りがみっちり入っている(笑)。」
「そうそう。それがとてもきめ細やかなんですよね(笑)。タンニンも柔らかだしね。上物のランブルスコなんだろうな。」
「ワインの香りに肉の香り…、ベーコン臭がしますね(笑)。あ~、肉食べたくなったぁ(笑)。」
「生ハム食べたい(笑)!個人的にはプロシュートよりハモン・セラーノ。でもランブルスコだから敬意を払ってプロシュートかな?う~ん、悩ましい(笑)!」
「熟成肉!」
私「日本じゃ食べられない!残念!」
「塩辛い脂のある肉!甘いランブルスコだったら焼き鳥のタレでもオッケーなんだろうけど(笑)…、そうだ!ジンギスカン!」←閃いてます(笑)!
私「おー!思いつきませんでした(笑)。冴えてますねぇ(笑)。」
「マスキューさん。このランブルスコは昨日開けたのですか?泡持ちが凄く良いですよね。」
家内「タンク内の熟成期間が長いためだと思います。安いランブルスコだと熟成期間が無い(笑)。ガス吹き込んで出来上がり!ファンタやコーラと同じです(笑)。」
「マスキューさん、このランブルスコ、『ガンベロ•ロッソ』のトレヴィッキオリ取ってるんですよね。それだけでも凄い(笑)。」
私「左様で…。『ガンベロ•ロッソ』はイタリアでは一番信頼出来るワインガイド誌ですから。このランブルスコは長い間ツー•グラス評価でようやくこの2024年最上位の評価を受けました。」
「トレ•ヴィッキオリを取れるワインってそのゾーンの中でベストのものしか取れません。2000円そこそこのトレ•ヴィッキオリは素晴らしいコスパ。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
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来週末のマスキュー試飲会のワインがほぼ届きました!
May 24, 2025 by weblogland |来週末のマスキュー試飲会のワインがほぼ届きました!

取り敢えずホッとしました(笑)。だってねぇモノが無ければ話にならない(笑)。物が来てもチェックしたらNGアイテムだったなんてたまにある。今回1アイテム該当(笑)。まだ試飲会までは日数的に余裕があるのでジタバタせずにそれもクリア(笑)。
今回個性派ばかりの5アイテム。箱を見るだけでもワクワク(笑)。先日トリのワイン『ブリュット』を紹介しましたが、トリの前のシチリアの赤もなかなかかな(笑)。2013年のネロ・ダーヴォラ。無灌漑のプリミティブなもの。しかも熟成したネロ・ダーヴォラってあまり飲んだことがない。でしょ(笑)。しかもリコルク、ウイヤージュ(補酒)した蔵出しワインですからイタリアワイン好きはお見逃しないように!
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出張試飲会で大好評だったのが、コンテッセのロゼ•フリザンテ
May 16, 2025 by weblogland |
このワインは私の大好物なのですが、供出温度で印象が異なります。そこで一計(笑)。まずワインのティスティング、説明時には10℃ほどの温度で供出しました。このくらいの温度ならこのワインの果実味の複雑さを堪能出来ます。サクランボに小梅、それにちょっと塩味が加わりふっくら甘い。でもですね(笑)、ティスティングが終わり本格的に飲む際にグッと温度を下げビールに近い温度で供出。昼下がりですから暖かで、皆さんお酒も回り始めています(笑)。しかも乾杯で再スタートですから、これは完全な罠でございます(笑)。
皆さん共通しての第一声は『プハ∼!旨い!』。
『やっぱりサクランボよね!』
うつむき加減でしたり顔の私に気づいた方はおられないはず(笑)。
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今日またサンプル届きました(笑)!
May 15, 2025 by weblogland |今日またサンプル届きました(笑)!

ちょっとご紹介しますね。右はボジョレーのシャルドネ。美味しいシャルドネがなかなか見当たらない昨今。家内の勘が当たるか(笑)?
左はローヌ•ヴィラージュの赤。正確にはヴァン•ド•フランス。何故かと言えばカラドック種を90%使用。カラドックなんて知らなかったですから、それだけで飲んでみるべし(笑)!
さあ、今月はこんなところにしておいてやろうか。今月はこんなところで済むかな?コレで決まれば良いのだが(笑)…。お願い!決まって!←
切実なのです(笑)。
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