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スパークリングワインの季節ですね
Jun 12, 2012 by akiko |というわけで 注文しておいたスパークリングワインがどっさり 届きました。
昔は シャンパーニュやスパークリングって お祝いかクリスマス限定という感じでしたが、
いまは 日常的に ごく普通に 飲まれるようになってきたようです。
とはいえ、シャンパーニュやフランチャコルタは 値が張りますから そうそう簡単には飲めないけれど、
クレマン、ゼクト、スプマンテ、カヴァetc と 選択肢がたくさんある日本は幸せですね。
で、私がいま気に入っているのは カヴァ。
最近は 熟成期間の長いものとか、シャルドネの比率が高いもの、レコルタンマニピュラン的なもの
などなど よりどりみどりです。
特に いいなぁと思うのは ドサージュ ゼロの エクストラブリュット。
シャンパーニュでエクストラブリュットだと ちょっと細すぎる、或いは 鋭すぎるということもありますが、
さすが スペイン、ふっくらとした果実の印象・華やかな香り・豊かなボディで 飲みやすいし、
なにより 食事にあわせやすい。軽めメニューなら お肉でも良いと思います。
乾杯で終わりにしては もったいない強さがあるのです。カヴァのエキストラブリュット。
スパークリングワインそれぞれの 特徴を生かして 楽しみたいですね。
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カベルネフラン
Jun 08, 2012 by akiko |とても美味しいです。ボディがしっかり、ふっくら。厚みがあります。凝縮感も相当なもので、奥行きも十分。
過去に経験した ソミュール・シャンピニーとは 一線を画しています。
私の印象では、むしろブルグイユに共通する力強さがあるように思います。
もうちょっと 落ち着いかせて、今秋あたり 旬のきのこに鴨肉、牛肉なんかにあわせてみたいですね~。
楽しみなワインです。
個人的にもマスキュー的にも カベルネフランが好きで、みつけるとついつい手が出てしまいます。
いま注目しているのが イタリアワインでカベルネフランをつかったもの。最近、増えていますよね。
タイプとしては カベルネフラン100%使用の赤と イタリアの品種とのブレンドの赤に大別できると思います。
まだまだ 飲み始めたばかり。フランスの カベルネフランとの違いを探している際中ですが、
イタリアのフランは より香辛料の印象が強く出るんじゃないかな~ なんて感じています。
一方 フランスのフランは 鉄錆びの味や鉛筆の芯を 強く感じますね。
そんな違いが どこから来るのか、まだまだ判りませんが
ほんと ワインって楽しいです。
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『エル・マセット』2010年が1155円になりました
Jun 06, 2012 by weblogland |フランス ルーションのドメーヌ・ラファージュのスタンダード・キュヴェ『エル・マセット』2010年が1155円税込みとなりました!
マスキューでは日本初輸入から扱っていますが、たしか発売当初は1500円以上したような気がします。
円高の恩恵極まれり?
現行が2010年ですが、振り返ってみると『エル・マセット』はエレガントで飲みやすいスタイルを目指して進化してますね。ルーションですから、濃いワインは自然にできますが(笑)、クリアネスをワインの特徴とするためには尽力しなくてはなりません。しかも効率的でないと手頃な価格は無理です。
やはりワインは飲まれてナンボ。この点、ラファージュさんは心得ていますね。
基本は良心的!
私がラファージュさんを好きな訳なのです。
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ジャメってピノ・ノアール的で美味しいですよ
Jun 03, 2012 by weblogland |今日は久しぶりにSさんがお越しになりました。
このSさん、ワインだけでなくモルトにも詳しく、ついつい話しに花が咲いてしまいます(笑)。
先日取り寄せたジャメもSさん情報です(2本しか無かったですが。)
Sさん「ジャメってピノ・ノアール的で美味しいですよ(笑)。」
私「私は今までジャメを飲んだことが無かったので、Sさんが美味しいと言ってたのを思い出し、見つけると同時に速攻発注しちゃいました(笑)。でも数がないから、売るべきか?飲むべきか?悩みます(笑)。」
Sさん「私も久しぶりに店頭で見ました(笑)。数がもともと少ない上、行き先もほとんど決まっているようですから、酒屋さんではあまり見かけないですね。」
私「たまたまのラッキーですね(笑)。」
私「あとついでに、サンプルも取り寄せちゃいました(笑)。どうですか?マニアックでしょう(笑)。」
Sさん「飲んだら、味わいを教えてくださいね(笑)。」
私「もちろんです。美味しいとイイんですが…。」
家内「ラベルデザインからすると、かなり美味しそうなんですけど(笑)。」
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昨晩、夢の中でマリアージュしちゃいました(笑)。
Jun 01, 2012 by weblogland |レアチーズケーキを前に「もっと徹底しないとダメだ!」と叫ぶと、造る過程にいきなりフィードバック。レモン汁をたっぷり入れ、さらに出来上がったケーキに高級なクリームをたっぷり載せて出来上がり!
原価のかかった豪華なレアチーズケーキに変身しました(笑)。
もちろん飲むワインは『遅摘みの小宇宙ドンナルーチェ』です(笑)。
私の愛するポッジョ・レ・ヴォルピの白ワインです!
旨かったですよ(笑)。
あまりに旨過ぎて倒れそうになりました。
夢に見ただけで実際には食べていませんが、なんか食べた気がしてなりません(笑)。どうやら、旨さが想像を飛び越したようです。
こうなるとほとんど病気に近い(笑)?
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『ジュリエット』とは娘さんの名前とか
May 24, 2012 by weblogland |前回2000年は好評のうち完売しました。今回は2001年をジャンプして2002年です。味わいは変わらず旨い!
ワイン名の『ジュリエット』とは娘さんの名前とか。良い作柄だけ造るスペシャル・キュヴェですから、気合いが入ってます。でも南フランスにありがちな力づくじゃなく、出来上がったワインは真円を連想する完璧さがあります。
うーん。
先月のガスコーニュのプレモンも同様ですが、手軽な価格で飲み頃のオールド・ヴィンテージが出回ることにフランスワインの奥深さを感じます。
探せばあるんですね(笑)。でも探してもない産地の方が多いですから、やはりフランスは凄い!
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準備 整いました
May 21, 2012 by akiko |ということは リミットぎりぎりまで DMに記載する内容も決まらずで ちょっと胃が痛くなっちゃいました。
そのうえ 辞書を引きつつ読んだ英文が 役に立たず、あの数時間を返して!ですが、
苦労した分 しっかり 身についたと思うことにします。
今回の試飲会では スペインのロゼが入りました。個人的にはすっごく嬉しい。
私、ひっそりと ロゼワインを浸透させる運動 というのを ず~っと 実行中で。
チャンスがあれば すかさず ロゼをお勧めしてきたんです、じつは。
ロゼワイン 最近は様々なタイプが輸入されており 甘口から辛口まで揃っているし、使用品種も様々で
で実に楽しい。
ロゼワインを お勧めする一番の理由は 和洋中色々出てくる日本の家庭料理に合わせやすいと考えているから。日本の主婦は 勉強熱心ですからね。それに プロが作るようなしっかり強烈な味付けは
やはり 毎日の家庭の食卓には あがらない。やさしい お母さんの味、であります。
赤よりもタンニン・渋みが やわらかいロゼはもってこいなのです。
と いうことで スペイン ドミニオ・エスピナル ロゼ どうぞ お試しください。
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『コルトン・シャルルマーニュ』より『キャバ嬢』
May 17, 2012 by weblogland |先日ポッジョ・レ・ヴォルピのファンのお客様が話されるには…。
お客様「マスキューさん!漫画では『サラリーマンのコルトン・シャルルマーニュ』って大絶賛されましたけど、私にはあのマスキューさんのキャッチコピーが頭から離れないんですよね(笑)。」
私「あれですか?お恥ずかしい(笑)。でも、注目されるワインになって良かったです。」
お客様「やっぱり私には『コルトン・シャルルマーニュ』より『キャバ嬢』の方が馴染み易い(大爆笑)。マスキューさんネーミングの才能ありますよね(笑)。」
私「いやいや、とんでもありません。あんまり広めちゃダメですよ(笑)。」
お客様「いいじゃありませんか。別にキャバ嬢が悪い訳じゃないんですから(笑)。」
私「たしかに共通してシッカリもしてますし?」
失礼いたしました。
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ルガーナ良いね
May 16, 2012 by weblogland |今日もあるお客様から…
お客様「マスキューさん、ルガーナ良いね(笑)。とてもトレビアーノとは思えないよね。」
私「そーですよね(笑)。」
お客様「トレビアーノっていうと、シャバイ安酒のイメージがあるんだよね(大爆笑)。」
私「確かに(苦笑)。このワインがトレビアーノだと飲んで分かる方はいないでしょうね。」
お客様「ビックリするくらい濃密でフレッシュなんだよね。」
私「異色の白ワインですよね。ロンバルディアのルガーナD.O.C.でも、あんなワインを造ってる生産者はいないでしょうね。」
お客様「イタリアって沢山D.O.C.やI.G.T.があるけれど、どれほど意味があるのか疑問だよね。」
私「あの数の多さは自由の表れなんでしょうね。選ぶべきは生産者ですね。」
お客様「また変なワイン見つけてくださいね(笑)。」
私「ありがとうございました(笑)。」
ワインを売るのって楽しいのです。
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フランス ローヌの孤高の白ワイン
May 13, 2012 by weblogland |シャトー・グリエはヴィオニエ種ですから、香り自体はルガーナとは違いますが。あの形容しがたい豊かな膨らみが、似ているのでは?ルガーナを飲んでいたらフッと思いつきました(笑)。あとポンティカ系葡萄に良くみられる芋っぽさ(笑)も共通かと。
ただワインの強靭さはルガーナは勝ってます。あんなにフルーティーなのに崩れないワインはなかなかありません。もちろん造り手の意図が反映されていますが、意図やテクニックだけではワインは出来ません。やはりテロワールがそこにはあるとしか思えません。
でも逆も真で、テロワールだけでもダメですね(笑)。ハートがなきゃ!
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どうやらサン・モン村は勝負に出たようです
May 09, 2012 by weblogland |もちろん有料ですよ(笑)。ただでもらうと断りにくいから、当たり前と言えば当たり前ですか?
じつは、好評いただいているフランス ガスコーニュのプレモン協同組合のワインです。
マスキューでは『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 と『コレクション・プレモン』 2001年 の2種類を扱っています。ようやく飲み頃となったタナ種のワインです。手強いには手強いのですが、オールドファンや今風のワインに飽き足らない方にはご好評いただいております。逆に拒絶反応を示す方もおられるとは思いますが(笑)。それは好みとして。
またプレモンのワインを見つけました。こんどは1995年です!違うインポーターさんですが、どうやらサン・モン村は勝負に出たようです。熟成したタナ種の代わるものの無い味わいを世に知らしめて、一気にA.O.C.への昇格を狙っているか?はたまた成熟しつつある日本市場こそ、新たな市場となると踏んだか?
私の妄想は止まりません(笑)。
とりあえず飲んでみますね。
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リピーターが思った以上に多い-モントーナル・ルガーナ
May 09, 2012 by weblogland |たしかに試飲会の時も完売寸前になりましたが、リピーターが思った以上に多いです。
あまりにも飲みやすいので、かえって通り過ぎてしまうのでは?
どうやら杞憂に終わりそうです(笑)。
葡萄果の皮由来のニュアンスを排除した、いわば果肉だけのイメージのワインですから、ある意味アバンギャルド(笑)?とは言え、飲んだ方総てが好むとは限らないのは、嗜好品の宿命です。なにしろ新しい試みですから。
マスキューでは、このワインを扱うに当たって、「うん。たしかに面白い!斬新だし。」
「新しいものは受け入れられないこともあるけれど、基本的な質の高さはあるからきっと大丈夫。皆さん解ってくれるハズ。」と、腹を括って売る決心をした甲斐がありました。
皆さん、善し悪しが解っておられました。
あー。良かった(笑)。
こう言うと独善的に聞こえるかもしれませんが、ワインを選ぶワインショッブの我々には、必要な独善なのです。この点がソムリエの技術とは違うところです。でもマスキューはお客様をマインドコントロールしている訳ではありませんから、ご承知おきくださいね(笑)。
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試飲会 ご参加 ありがとうございました
Apr 29, 2012 by akiko |個性派ぞろいのラインナップでしたが、皆さんの 様々な感想をお聞きできて 楽しい一日でした。
マスキュー試飲会で、ワインと料理のマリアージュをあれこれ 話すのが
毎回 私の楽しみなのですが、昨日のお客様のご提案は 大ヒットの予感。すごく良さそうです。
その ご提案とは・・・
伊ロンバルディア州の白ワイン DOCルガーナ モントゥーナル2010とウニのクリームソースのパスタ。
トレッビアーノ・ディ・ルガーナ種を使用した フルーティな辛口白ワインですが
時間が経つと綺麗な酸味と適度な重さ・コクがでてきます。
それが、ウニクリームの濃厚な旨みに 絶対 合うこと 間違いなし。
ぜひぜひ お試しください。
また、次回の試飲会でも ワインと料理のマリアージュで 盛り上がりましょうね。
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ランブルスコ あります
Apr 26, 2012 by akiko |そうですね~。そろそろ ランブルスコが美味しい季節ですね。
ランブルスコはイタリアのエミリアロマーニャ、ロンバルディアでつくられている赤の発泡酒。
発泡といっても それほど強いものではないので 食事中もOK。むやみにおなかが膨れません。
甘口から辛口まで ありますが、食事だったら辛口が私好み。ほどよく冷やして飲みたいですね。
おつまみは 塩気がほどほどの生ハムとか、ピザ、ソーセージなど 気軽なものも良く合います。
ランブルスコ・ディ・ソルバラみたいに ちょこっと上等のランブルスコだったら
やはり 上等のサラミや上等のモッツァレラチーズを 用意したいところです。
これからの 爽やかな季節にピッタリですね。
ゴールデンウィーク中の休日ランチで 楽しんだら素敵!!
見逃した映画のDVDと 宅配ピザ そして ランブルスコ なんて 休日は いかがでしょう?
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試飲続きでした
Apr 23, 2012 by akiko |私が 一番楽しみにしているのが フランス南西地方 サンモンの赤ワイン。
サンモン、イルレギー、マディラン、カオール この辺のワインが大好きなんですよね。
いわゆる都会のスタイリッシュなワインではありません。地方色 がっちり出ています。
頑強で長熟、ガチガチのタンニン、強烈な酸。一筋縄でいかないワイン。頑固一徹です。
なんか しっかり足を踏ん張って生きてるって感じるんですよね。
それが ある時点から やわらかく ふかく しかも 可愛らしい花の香りまで伴うんですから・・・。
たまらなく 魅力的です。
今回 ご試飲いただくサンモンは 1999と2001の2種類。それぞれの個性がしっかり異なって
それがまた 興味深い。ぜひ 比較試飲してみてください。
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スーパータスカン仕入れちゃいました
Apr 18, 2012 by weblogland |スーパータスカン仕入れちゃいました(笑)。
なんとマスキューとはミスマッチなワインを!と言うなかれ(笑)。
だってファルキーニの『カンポラ』なんですもの。しかも1998年!
何ヶ月か前にインポーターさんから打診されました。一回こっきりのスペシャル・オファーでしたから、即答。考えている暇は無し!
箱をしみじみと眺めています。
まだ来たばかりですから、今度の試飲会で初お披露目しましょうか?でもあまり数がないから、困ってます。
うーん。
どうしよう?
ファルキーニのワインってくどくなくて、とってもエレガント。特にヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノなんかイタリアを代表する白ワインですし、キャンティーなんか滋味深く上品で美味しいんですよ。
『カンポラ』も、ボルゲリのスーパー・タスカンみたいな下品さがないんですよね(ボルゲリごめん!)。
うれしいなぁ(笑)。
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ツヴァイゲルトを飲みました
Apr 16, 2012 by weblogland |うんまいですね(笑)。
もともと雑味がない綺麗なスタイルですが、タンニンがより一層美味しく感じました。マスキューに到着直後より進化していますね。
あと、飲んでみて思ったのですが、このツヴァイゲルトは白のグリューナー・ヴェルトリーナー同様に日本人の嗜好に合いますね。味噌を使った料理には、きっとマリアージュするはず。
もう時期外れになりましたが、味噌を使った鍋物には鉄板のはず(笑)。
ナメロウなんかも合いますね~。
今度振り返しの寒さがきたら味噌キムチ鍋で試してみたいです(笑)。豚肉も入れたいですね。それと胡麻油を隠し味に使えば完璧かも?このツヴァイゲルトはバターやオリーブオイルよりも植物系の油の方が相性が良いような気がします。
試してみなくては!
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『ムスケン』の美味しさについて
Apr 15, 2012 by weblogland |実は今風のワインは様々な技術が寄与してつくられますが。ムスケンも同様、特にタンニンのクリアネスは除梗によるものかと。除梗することで、まず醸造時のリスクを減らせます。あとワインのタンニンかま果実由来のタンニンだけとなりますから、梗由来のタンニンの特徴である収斂性が無くなります。その結果、若いヴィンテージでもすぐ飲めるスタイルのワインとなります。除梗しないクラシックなスタイルのワインですと、10年位待たないと飲み頃にならない事はザラです。
ただ除梗したワインは似たようなワインになりがちです(笑)。甘くジューシー、複雑さに欠けます。
こんな訳でムスケンを高く評価しています。何か訳がありそうです。好奇心がうずいてきました(笑)。
除梗しているのに、なぜあんなに複雑なのか?
私の妄想は止まりません。
きっと技があるはず!
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けっしてゴージャスなワインではありませんが、実に素晴らしい
Apr 14, 2012 by weblogland |ところでさっきムスケンを飲んだのですが、美味しいですね(笑)。
イタリアのマルケ州でセルヴァグロッサが造るワインです。
うーん。
たしかに今風なんですが、ゆで卵みたいにツルッとしたところがありません(笑)。へんな例えでスミマセン。立体的で壮麗さにつながる有様と言うと誉め過ぎですか?ファーストアタックの甘さで押し切るようなところがないと言えば伝わりますか。
果実味はもちろん明瞭でしっかりしていますが、メルロ由来のプラムやサンジョヴェーゼ由来のベリー系果実が複雑なハーモニーを奏でています。
樽熟成してませんから、けっしてゴージャスなワインではありませんが、実に素晴らしいのです。私はムスケンを飲むと幸せになれます(笑)。良質な上質があります。
毎日こんなワインを飲めたらイイと、素直に言えます。
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お花見用ワイン
Apr 06, 2012 by weblogland |やはり皆さんお花見用ワインを探しているようです。
昨日ブログで取り上げたアルゼンチン パタゴニアのボデガ・デル・フィン・デル・ムンド のエクストラ・ブリュットのお問い合わせがありました。
「マスキューさんブログのスパーリングある?ところでつまみは何が良いですか?」
私「結構しっかりしたものが良いです。サンドイッチにレバーペーストを塗ったりしたら、マリアージュしますね(笑)。」
「それではゴージャスなサンドイッチ造らなくては(笑)!」
私「『ドトール』のミラノサンドイッチでもよろしいかと(笑)。これだったらランブルスコなんかでもマリアージュします(笑)。ちなみに去年のブログネタです(大爆笑)。」
「マスキューさん、あのパタゴニアのスパーリング ロゼスパーリングで良いんですよね?」
私「味わいは基本的には白と言うべきかと。でも色はロゼですよね。うーん。」
「意図的なんですか?」
私「黒ぶどうで白ワインを造ると赤みや黒さが残る傾向があります。ですから最初からロゼを目指して造った訳ではないと思います。」
面白いワインが思わぬ産地で造られ、それをリアルタイムで楽しむことが出来る我々は幸せです。
普通に世界中のワインが飲める経験は、かつての王侯・貴族ですらないはずです(笑)。
良い時代の日本に生まれたことに感謝!
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花見、オススメはやはりあのパタゴニアのスパーリング
Apr 05, 2012 by weblogland |去年は花見どころではなかったのですが、今年は馬鹿騒ぎはせずにジックリ花見といきたいところですね。
桜の花見にはロゼ・シャンパンと言いたいところですが、ちょっと高い(笑)。そうなるとオススメはやはりあのパタゴニアのスパーリングです。
アルゼンチン パタゴニアでボデガ・デル・フィン・デル・ムンド がシャンパン方式で造るロゼ色のスパーリングです。香りも赤い果実から白い果実まで感じ、しっかりした立体的構成は立派なものです。
瓶内熟成期間が24ヶ月ほどと長く、泡の舌触りは柔らかくキメ細か。
エキストラ・ブリュットですから最期の糖分添加もしません。切れが良く、しかもピノノアールの重量感がバッチリありますので、満足感はお値段の3倍はあります(笑)。
今年のお花見用ワインはこれ1本でいきます!
ハイグレードな気分に成れること請け合います。
ガスがちょっと弱いですが、その分果実味をしっかり楽しめます(笑)。
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サクラが咲きました 春ですね。
Apr 02, 2012 by akiko |心配したのですが、皆様 ほんとうにありがとうございました。
ウチの近所でも サクラが咲き始めました。厳しい冬の後ですから、目に沁みるようです。
春らしい食材が ようやく 手頃な価格で 売られるようになりましたね。
それを意識しての 白ワイン中心 試飲会だったのですが いかがでしたでしょうか。
春野菜は できるだけ時短で できるだけ薄味で 野菜そのものの味を楽しみたいと考えている私。
ですから 今回 試飲していただいた中で選ぶとすれば
やはり オーストリアのグリューナーフェルトリーナーですね。
味わいの自然さ・伸びやかさは 絶品。香りや甘み、歯ごたえの強い 春野菜を
でしゃばることなく しっかり受け止める 素直さ・優しさが 素敵なワインです。
新鮮なお野菜、たっぷり 楽しみたいですね。
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フェルのシェナン・セックは良いですね。
Mar 29, 2012 by weblogland |明後日の土曜日の試飲会で皆さんにお披露目いたしますが、私はこのワインすでに2本飲みました(笑)。
タイトで緻密、香りのベクトルは半端ないですね。しかも果実味の複雑さやら、しっとりしたバターのような風味はたまりません。ちゃんとしたレストランの料理で味わいたいワインですね。鰈のバターソテーなんか美味しいでしょうね。今や幻となった柳鰈があった日には、美味しさのあまり卒倒するかも(笑)。私が子供の頃、40年くらい前は東京湾で柳鰈が捕れました。から揚げにすると背骨以外は全部食べることが出来ました。上品で旨味があって、しかもタンパク。忘れられない味わいです。私の味わいの原体験となっています。
皆さんも記憶に染み込んだ忘れられない味わいがお有りかと。もっとも子供に贅沢をさせる必要はありませんが、経験しているとその子供の人生を豊かにしてくれるような気がします。
動物が餌を食べるのと、人間の食事は訳が違います。食事を楽しめると楽しめないのでは、人生の価値すら変わってしまいますよね。
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メメント オールド・ヴァイン2008年
Mar 14, 2012 by weblogland |やはり時間がかかりますね。もともと早く飲めるように設計はされていましたが、時間の経過により、こんなに良くなるとは…。2008年はアルコール分が14%と高くタンニンの分量が多いヴィンテージ。やはりポテンシャルは高かったですね。
また、いつも通りかなり真面目に造られた証ですね。
バランスと膨らみの良さによって、価格以上の品質はさらにパワーアップ(笑)。
スペインのワイン造りの優位性を認めざるを得ません。
現在、私の敬愛するラファージュさんはこのワインには関わっていないようですが、彼の残したアッサンブラージュの技が花開いた感です。
なんと言ってもバランスが素晴らしいのです。
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マスキューのウマ安コンビ
Mar 08, 2012 by weblogland |何に?って。
マスキューの旨安コンビです(笑)。
アルゼンチンのロス・カルドスのマルベックと、スペインのロス・セニョーレスです。
今日もお客様が
「マスキューさん!あの犬の肉球のワインあります?」
私「肉球ございます(笑)。あれは外せませんね(笑)。変なワインをブレンドした安いワインではありません。自分のところのブレンドですから崩れませんし、果実味も明瞭で無理がありません。」
「マスキューさん、あの肉球のワイン良かったですよ(笑)。いつの間にか1本空けちゃいました。よく探しましたね。」
私「ありがとうございました。そう言っていただけると冥利につきます(笑)。」
「あとロス・カルドスのマルベックはレベルが違いますよね。信じられないコストパフォーマンスだよね。」
私「じつは昨晩もロス・カルドス飲みました(笑)。我が家の家計にも優しいので助かります(笑)。我が家は異常にエンゲル係数高いものでして(笑)。」
「ロス・セニョーレスのキャップシールに肉球がデザインされてますが、これは犬がワインを開けようとしてるんですかね?」
立派なワイン妄想族に認定いたします(笑)。
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春 近し グリューナーフェルトリナー
Mar 07, 2012 by akiko |野菜売り場にも ぞくぞく 春の野菜が登場しつつありますね。
お昼のお惣菜に 菜の花のおひたし を買ってみました。
ほのかな苦味と あおくささが 春を感じさせます。お出汁も効いてます。う~ん、おいしい。
この 苦味・あおくささとカツオだしに 合うワインは・・・?
このまえ 日本の食事には 日本のワインが合うと実感したばかりなので 試してみたいところですが、
残念ながら マスキューには 国産ワインは ない。
と すると オーストリアのグリューナーフェルトリーナー が合いそうですね。
伸びやかな果実味と程よいボディが 菜の花を引き立てそうです。苦味とも調和しそう。
おひたしから始まって 天ぷらなどに移行しても グリューナーフェルトリーナーで 対応できますね。
・・・なかなか いい組み立てじゃありませんか。最後に たけのこの炊き込みご飯なんか出てきたら
最高ですね!!はまぐりのお吸い物も 添えちゃって。
春の おしゃれ献立 出来上がりです。
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ロワールの良さを実感しました
Mar 07, 2012 by weblogland |ところで、シャトー・ド・フェルのワインが到着しました。フランス、ロワール、アンジュのワインです。貴腐ワイン、ボンヌゾーの造り手として有名なドメーヌです。マスキューでは2006年ヴィンテージを以前販売していました。ご記憶の方もおられるかと。
今回入荷したのは、赤のカベルネ・フランを使ったヴィエイユ・ヴィーニュは2010年、白のシェナン・ブランの『ラ・シャペル』は2009年です。
特に白の『ラ・シャペル』は物凄いことになってます。まさに高貴!でも割に安いのです。
???
改植でもしたのかな?
早速インポーターさんに問い合わせましたが、担当者が不在でした。私の妄想は膨らむばかり(笑)。
やっぱりフェルのワインは良いですね。
ロワールの良さを実感しました。
もう少しテイスティングに時間がかかりますが、お許しを。
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マスキュー推奨、日本人の口に合う白ワイン
Mar 06, 2012 by weblogland |うーん。
素直に旨いと言えるワインですね。
独特の白胡椒のニュアンスがあります。ラーメンなんか良いかも、白胡椒をたっぷり入れたらグッドですね(笑)。
赤ワインに良く見られる胡椒は黒胡椒のスパイシーさです。白ワインにはあまり胡椒っぽさはありませんから、このワインを飲むとエキゾチックに感じます。
あと滑らかさがイイですよね。別に重厚なスタイルのワインではありませんが、キメが細かくとても上品に感じます。日本人の味覚に合うワインだと思います。
スペインのリアス・バイシャスの『ディルヴィオ・アルバリーニョ』2010年と共に、「マスキュー日本人の口に合う白ワイン」として皆さんにお勧めしたい白ワインなのです。
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バランスの良さがラングドックらしからぬ、コート・ド・トング 2005年 ドメーヌ・ド・フォンデュース
Mar 03, 2012 by weblogland |バランスの良さがラングドックらしからないのは、もう皆さんご承知ですが(笑)。
飲んでいて思ったのですが、『土』臭い(笑)。でもその有様が気に入っています。
よくワインを評するに「腐葉土や苔、森の下草の香り」なんて言ったりします。でもこのワインは土臭いのですが、ちょっと森の土臭さとはイメージが違うと思います。
良く耕され、手入れの行き届いた、フカフカの畑の土のような感じです。もちろん農薬は使っていません(笑)。
明るさと健全さがある畑の土。自然の恵みを最大限吸収し、しかもそのために耕作者は最大級の尽力をした。というイメージなのです。
私の妄想は止まりません。
飲んだ方、いかがでしたか?
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試飲会 ご参加 ありがとうございました
Feb 27, 2012 by akiko |今回は コート・デュ・ローヌ3種の飲み比べ(いずれも2009)という企画、
ルージュ・ガランス、クロ・デュ・カイユ、シャルヴァン 注目の生産者です。
栓を抜いて 2時間ほどでは 3本それぞれの 持ち味が ほのかに区別できる程度でしたが、
そうですね~、夕方6時を過ぎる頃 それぞれが 絶好調!個性が明確に現れてきました。
私の感じでは・・・
ルージュ・ガランスは 赤い果実のイメージが強い。3本のうちで もっとも生き生きとした果実味が感じられます。鮮度が高いって言えばいいのか、香りも華やかで かんきつ類のような綺麗な酸が豊富です。
クロ・デュ・カイユは 力強くやや凝縮した果実味。優しい甘みが ローヌのグルナッシュをよく体現しています。グラスを手のひらであたためると、グレナデンや熟した柿の甘さや 花の香りが立ち上がります。
シャルヴァン これは舌触りがすごい。オリーブオイルのような滑らかな印象があります。そこへ、若干
動物の皮脂を想像するような 独特の香り。ローヌらしい豊かな果実の甘さ。更に少しスパイス。
曲者です。
三者三様。甲乙つけがたい 良いワイン。どれを 選ぶかは ほんと、お好みですね~。
この三本を 比べただけでも こんなに個性豊かで奥深い。
最近 ローヌの特に南部にはまりつつある私。もっと 色々試してみたいです。
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