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Written on 2008 06

ボルドーワインが飲みたい

Jun 22, 2008 by toshiaki |
普通のボルドーが飲みたい!

珍しくボルドーワインが飲みたくなりました。

べつにグランヴァンじゃなくていいのです。
重過ぎず、軽過ぎず、べつに新樽の香りなどしなくていいのです。

柔らかで、メルロに由来するプラムや白い花の香りがするまとまりの良いワインが飲みたい!

いわゆるプチシャトーのワインになりますが、近年のワイン高騰はこんなデイリーなワインにも影響が及んでいます。

そういえば、桝久のイチ押しバリューボルドーだったCHダマーズなどいまでは、1870円で売ってるほどです。
まあ、価値があるワインとは思いますが。
まえから比べると500円も値段が上がった訳ですから、ゾッとしますね。
また悪いことにはCHダマーズの味わいが、ボルドーワインを飲む際の味のスタンダードとなっていますからこまります。
うーん。

何がいいかな?

CHムーラン・ド・マレ2005年か、レカニータ2004年ですね。
レカニータはCHダマーズと同じミロードの所有するシャトーですから、味わいに共通するところがあります。
いわば洗練さにおいてはCHダマーズより劣るかもしれませんが、果実味のボリュームは遜色はありませんからね。

よし。
今晩はレカニータを飲むことにします

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おとといの「うるるん~」見ました?

Jun 17, 2008 by toshiaki |
そうです。スペインのシェリーの特集でした。
家内とテレビに釘付けです。
「うわー! エミリオ・ルスタウだぁ!」
「おー!スンゴイ。」
「ベネンシアドールカッコいい!闘牛士みたい!」

あこがれのエミリオ・ルスタウですからたまりません。
写真では伝わらない様子を映像は伝えてくれます。

ただ欲を言えばシェリーの畑と栽培風景が見たかったです。

あと気が付いたのですが、ベネンシアドールって特殊ですね。
蔵人でありながらサービスもするんですね。

もともとシェリーは樽で取り引きされますし、樽を幾つ持っているかが富の象徴となります。
ですからエミリオ・ルスタウは大金持ちですし、基本的には畑仕事はしません。
いいものだけ買い集めて、自分の好む最高級品のシェリーを蔵で熟成ブレンドする訳です。
とても貴族的ですね。
その意味でもベネンシアドールもかなり特殊な職業なのですね。
居酒屋でサービスするような職業ではないのでしょうね。
御当家付きのワイン管理人なのですね、もともとは。

とはいえ時代は変わりますからエミリオ・ルスタウも商売として成り立てるよう努力しなくてはならないのでしょう。
素晴らしいシェリーを持っていても、なかなか簡単には販売量を増やせないのでしょう。

スペインは国を挙げてシェリーがもっと日本で売るよう一生懸命ですね。もっといろいろなシェリーが輸入されたらいいですよね。

樽で輸入されたらいいですよね。
そうなるとソレラごと輸入しなきゃダメですね?
ちょっと無理かな?

ソムリエ協会からベネンシアドール認定試験の案内が届いていましたが、私が取ったら笑いものになりそうですから、止めました。(笑)
絶対みんなからインチキ扱いされます。(笑)

胸の内に秘めた野望にしておきます。

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フランケッティーさんの新しい情報

Jun 09, 2008 by toshiaki |
フランケッティーさんの新しい情報が入りました。
先日インポーターさんの試飲会にいった折、フランケッティーさんのエージェントをしてる林さんという方にお話を伺うことが出来ました。

なんでも元々ニューヨークでワイン商を営んでいたそうです。(なるほどマーケティングには明るいはずだ!)

彼自身、爵位を持っている上ロートシルトの縁戚らしいです。
なるほど一流を目指す志は、その貴族的出自によるものなのですね。
行動力に曇りのないことにも、うなづけますね。多少のことには動揺しないのでしょうね。

また、林さん曰く
「ワインのことは、なんでも知っている。」
単なる生産者というより、プロデューサーなんですね。

飲み手の心を知り、畑の力を知り、そしてイタリアでは誰もやっていない事に気付いていたのです。
ある意味全て緻密な計算がなされています。

その上、あの怒濤のパワー。
恐るべしフランケッティーさん!

フランスボルドーの思想とブリュゴーニューの思想をイタリアで純化させたのですね。

ようやく少しわかった気がしました。

▼フランケッティーさんのワイン
パッソピッシャーロ 2006年
テヌータ・ディ・トリノーロ2003年
レ・クーポレ・ディ・トリノーロ 2006年

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