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Written on 2009 02

キュヴェ・サントネール

Feb 26, 2009 by toshiaki |
ラファージュさんの白ワイン、キュヴェ・セントネールを飲みました。
近々ヴィンテージが2007年に変わりますので2006年の味を記憶にとどめるつもりで飲みました。

うーん。
豊かです!

その豊かさが旨味であり、品の良さとなっています。南フランスにあっては出色の出来です。
南フランスの白ワインは濃さに頼りがちなのです。そしてそれは味わいが一辺倒になり、エレガントさに繋らないことがありがちです。ブドウ品種にシャルドネを使っても、かえって間が抜けてしまいます。ところがこの在地のグルナッシュ・ブランとルーサンヌの素晴らしさは、比類を見ないほどの完成度です。

キュヴェ・サントネール2006年はやはりこの地域ではナンバー1なのでしょう。
紛れもないグレートワインです。

気候が安定している南フランスですから2007年も良いに違いありません。味わいが落ちるとしたら、作り手に問題が…。ラファージュさんですから有り得ませんか(笑)。

ヴィンテージ変わりましたらお知らせします。

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オーストラリアのピノ・ノアール

Feb 20, 2009 by toshiaki |
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この前取り寄せたサンプルなかなか良かったです。
オーストラリアのピノ・ノアールなのですが、あのローガンさんのつくったワインです。
ブルゴーニュっぽさがあります。若いブルゴーニュのピノ・ノアールによくあらわれるライム香が感じられます。
おっ!
酸がしっかりあって、ピノ・ノアールらしい新鮮さがあります。
冷涼なオレンジ地区こそピノ・ノアールに向いているのですね。
ブルゴーニュの村名レベルの味わいです。
取り扱い決定です!
ミネラル感がもの足りなかったり、翌日には味わいが落ちることに欠点はありますが、つまらないブルゴーニュのピノ・ノアールよりマシです(笑)。

なんたって1665円ですから!

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大好き、カスティーリョ・デ・アリカンテ

Feb 19, 2009 by toshiaki |
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私このワイン大好きなんです。
スペインの赤ワイン、カスティーリョ・デ・アリカンテ 2005年です。
スペインのワインにありがちな強い樽香がなく、豊かでフレッシュな果実味が良いのです。口に含むと邪魔するものがない上、噛み締めるような果実味があります。
うーん。
スペインワインの豊かさ健全さがダイレクトに伝わってきます。ケチ臭くないのです(笑)。
これほど大量の酸を、バランス良く表現しているワインはそうそうありません。しかもちょっとやそっとでは崩れないしっかりした構造があります。ちょっと見はさりげなく見えますが、かなり真剣につくったワインに違いありません。

しかも今回の値下げで1280円ですから、是非お試しを!

このワインの凄さは4日かけて1本を飲むことでわかります。

恐るべきワインなのです!

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オーストラリアのピノ・ノアール

Feb 17, 2009 by toshiaki |
今日は花粉かなり飛んでますね。
今、薬飲みました。

ところで今日サンプルで取り寄せたワインがきました。オーストラリアのピノ・ノアールなのですが、この前のインポーターさんの試飲会で出品されていなかったワインです。あのローガン・ワイナリーのピノ・ノアールです。オーストラリアで最も冷涼なオレンジ地区のワインです。メルロがあれだけ良かったので、ピノ・ノアールも良いのではないかと思い、試飲会で飲むのを楽しみにしていたのですが、当日は出品されていませんでした。

担当者に「黙っても売れるから今日は出さないんでしょう?」と聞いたら

「そーです…。失礼しました。」と言っていましたので

「じゃあ、有料でいいからこんど1本もらってのむことにするよ(笑)」という訳で届きました。

ローガン・ワイナリーは酸のあるワインをつくりますから、美味しいピノ・ノアールが期待出来そうなのです。今晩楽しみです(笑)。

当店で売ることがなかったら、ダメだったと思って下さい。あえてブログでは触れませんから(笑)。

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コペルチーノ・リゼルバ2005年

Feb 16, 2009 by toshiaki |
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コペルチーノ・リゼルバ2005年美味しいですね。

当店の定番イタリアワインです。南イタリア、プーリア産の赤ワインでネグロ・アマーロ80パーセント、マルバジア20パーセントでつくられています。

2003年から2005年にヴィンテージが変ってもうだいぶ経ちますが、相変わらず美味しいですね。

ホッとする甘みと柔らかなタンニンの調和が良いのです。この価格帯ですから、ゴージャスなワインではないのですが、結構癒されます。昨日は新ジャガイモを使った肉じゃがを食べながらコペルチーノを飲んだのですが、新ジャガイモのねっとり感とベストマッチしました!もちろん牛肉の脂分も忘れてはいけません。

新ジャガイモ=牛肉=コペルチーノ

これって黄金のトライアングル(笑)!?

是非お試しを!

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フライヘル・フォン・ベレップシュ

Feb 13, 2009 by toshiaki |
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昨日久し振りにウェターのフライヘル・フォン・ベレップシュ飲みました。オーストリアのリンゴジュースです。
美味しいですね。
濃厚で、味わい深く、甘くないのです。やはり酸がたっぷりあるからですね。
このジュース良いワインづくりと同じく、グリーンハーベストを行ない低収量に収穫を抑えてつくられますから水っぽくないのです。ですから、飲む時は氷など入れてはいけません。喉の乾きを癒す水代わりのジュースではないですね。
日本だと落下したリンゴを使ったり、ギズが付いたり市場に出しにくいリンゴがジュースに使われるようですが、このジュースはジュース専用に栽培されており、落下したリンゴは使いません。また、無農薬無添加ですから基本的に発想が違うようです。
同じジュースといえば同じジュースですが、依って立つところがちがいます。文化の違いが味わいに表われていますね。王朝文化の影響ですかね?
ワインのような感覚で飲めるのです。

なんたって食べ物とマリアージュしますから(笑)。
もちろん調味料としても使えます。

初めての経験でした。
恐るべしハプスブルグ(笑)!

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アップル・ツリー・フラット メルロ

Feb 07, 2009 by toshiaki |
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どうやら花粉が飛び始めたようですね。目や鼻がムズムズします。
私の場合薬を飲んでいればとりあえず収まりますし、いつの間にか薬を飲まなくなって終わります。重症の方が気の毒です。

ところで今日は新着ワインが5種類ほど入荷しました。スペイン、イタリア、ポルトガル、オーストラリアなどフランス以外のワインが中心です。どれもなかなか機会がなく、いままで入荷できなかったワインばかりです。

新着ヴィンテージは徐々にご紹介するつもりですが、まずは1本。

オーストラリアのアップル・ツリー・フラット メルロ 2006年1260円税込みです。このワインいままでのオーストラリアの枠を越えています。オーストラリアのワインって濃くて美味しいのですが、ワンパターンになりがちで飲み飽きしがちです。ところがこのワインは新境地を開いちゃいました。詳しくはまた後ほどホームページでお知らせいたしますので。

私、結構このワインに思い入れがあるんです。
取扱えて嬉しいのです(笑)。

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レ・カニータ

Feb 06, 2009 by toshiaki |
レ・カニータ
レ・カニータ2004年旨いです。

あのボルドーのミラード社がジロンド河右岸に所有するシャトー リクーニェでつくっているワインです。
もともと良いとは思っていましたが、昨日飲んで更に良くなっていました。濃くていてエレガントなのです。今のトレンドの濃いワインとは違う濃さです。第三世界や南フランスのワインに良く見られるとんでもなくアルコール分の高い濃いだけのワインとは一線を画していますね。このワインアルコール分が12パーセントと普通なのですが、それでいて果実味が濃くて豊かなのです。ましてやメルロ100パーセントでつくられていますから、プラム系の果実味がとても明瞭なのです。メリハリもあり、余韻が美しいのも特徴です。
こういったスタイルのワインこそ、ボルドーワインが本来もっていた美点を受け継ぐ正統派と思います。
つくり手がとても一生懸命つくっているのが伝わりますが、その努力を感じさせないほど整っています。昔の漫画「巨人の星」で『白鳥は優雅に水面を泳いでいるように見えるが、実は水中では懸命に水をかいている。』という一説がありましたが、まさにそれです(笑)。

自然に美味しいのです。メルロの比率が高いワインを飲むといつもおもうのですが、醤油や味噌との相性がとても良いのです。メルロって日本人好みに違いありません!

自宅でこのワインを飲みながら食事すると幸せになれます(笑)。
なんたって1480円ですから。
例えばグラン・ヴァンを1本買って飲むより、このワイン4本買うことを間違いなく選ぶ私はただの貧乏性ですかね?

一度飲まれた方も是非もう一度お試しを!経験値上がりますぞ(笑)。

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いやー、ビックリしました!

Feb 05, 2009 by toshiaki |
実は1月の当店の試飲会で飲んだA&Dドーヴィサの2007ボーロワが瓶に少し残っていました。まあ抜栓後10日以上経ってますから、怖い物見たさで飲んでみました。

「えっ!」
「旨い?」

それもシャルドネの良さが全開なのです。

「一滴、一滴が滋味深い。」
「アプリコットや白桃、バターの味わいがある!」
「あーシャルドネってこうあるべきだよね。」

あの大量の酸からくる角が無くなり、湖の水面のような静謐さがあるのです。
抜栓後バキュバンなどせずに冷蔵庫にも入れず、ただコルクを逆さまに瓶口にさして、部屋の隅に置いておいただけです。酸化したようなランシォっぽさもないのです。昨日飲んだワインを今日飲んでいるかのようです。
2007年のこのワインはとんでもない怪物でした!
20年以上ワインを飲み続けていますが、最強のシャブリです。最低でも10年以上寝かせて飲んでみたい衝動に駆られました。
ワインって奥深く難しいものです。
2007年に秘められた力の一端を見ました。
想像を越えたワインなのです。まさにヤラレました。ここまで凄いとは試飲会では見抜けませんでした。
2006年より価格が高い理由がありました。
だってスケールの大きさは2005年を凌いでいますから。

勉強になりました。
ふー。

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レイシス 1ティスティング レポート

Feb 01, 2009 by toshiaki |
先日、あるお客様から「レイシス1を飲んでみてください。」とのことで1本いただきました。

なんでも友人から分けて貰ったそうですが、味わいが最初の頃と比べると落ちてるのかもしれないから、飲んでみてくださいとのことでした。

すると、抜栓後3日目に驚くべき変化が!

レイシス1のティスティング レポート全文はこちらからお読み下さい。

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