ソムリエ協会の雑誌を読んでいました。中でも面白い記事がありました。なんでもイギリスの調査機関IWSR(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・レコード社)というのがあって、2012年のワイン消費の動向を予測しています。
ワインビジネスに携わる人間はちょっと気になる話です。
2007年の時点でのワイン総消費量の国別ランキングはイタリア、フランス、アメリカの順となっています。それが2012年になるとアメリカ、イタリア、フランスの順に変わるそうです。
アメリカは市場としては凄いのですね。(生産量でも2007年では4位です。)そして総消費量でずば抜けた伸びが考えられているのが、中国とロシアです。やはり人口の多い国の伸びは侮れませんね。
ちなみに日本は生産量、消費量ともにトップ10外ですが、国別消費金額では10位となるそうです。更にちょっとややこしいのですが、2007年の輸入金額ではイギリス、ドイツ、アメリカの順ですが日本はなんと6位です。地理的にはヨーロッパからは極東の辺境の地ですが、たいしたものです。
ある意味ワイン文化が爛熟しつつあるようにヨーロッパからは見えるはずです。
人口も少なく一人当たりの消費量も少ない日本ですが、更にワイン消費は確実に伸びます。なんといっても2007年では飲酒人口に換算すると、一人当たり年間2Lしかワインは飲まれていませんから。
ちゃんとした良いワイン選びこそ必要です!
頑張らなくては!
Written on 2009 03
ソムリエ協会の雑誌
Mar 24, 2009 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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マストロ
Mar 02, 2009 by toshiaki |昨日、試飲会の残りのマストロ飲んだのですが。
やはり旨いです。
この価格帯のアリアニコですから、ヘビー級の作りではないのですが。
一般にアリアニコはとことんヘビー級に作らないと、あの柔らかで豊かな味わいになりません。
難しい品種なのです。
ここ数年イタリアは地場品種が見直され在来のアリアニコ種などを使ったワインが増えました。I.G.T.に良くあるカベルネ・ソーヴィニヨンなどのフランス品種の流行に対する反動です。
とはいえもともと土地にあった品種ですから、フランス品種より成果が出て当たり前なのです。ただカベルネ・ソーヴィニヨンだと高く売れるだけなのです(笑)。
話がそれてしまいました。そんなこんなで私にとってマストロは待望のアリアニコなのです。
その良さは一言でいうなら、「幸せになれる。」ワインなのです。
アリアニコのタンニンの優しさは比類がありません。
やはり旨いです。
この価格帯のアリアニコですから、ヘビー級の作りではないのですが。
一般にアリアニコはとことんヘビー級に作らないと、あの柔らかで豊かな味わいになりません。
難しい品種なのです。
ここ数年イタリアは地場品種が見直され在来のアリアニコ種などを使ったワインが増えました。I.G.T.に良くあるカベルネ・ソーヴィニヨンなどのフランス品種の流行に対する反動です。
とはいえもともと土地にあった品種ですから、フランス品種より成果が出て当たり前なのです。ただカベルネ・ソーヴィニヨンだと高く売れるだけなのです(笑)。
話がそれてしまいました。そんなこんなで私にとってマストロは待望のアリアニコなのです。
その良さは一言でいうなら、「幸せになれる。」ワインなのです。
アリアニコのタンニンの優しさは比類がありません。
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