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Written on 2010 05

試飲会にお越し下さり、どうもありがとうございました

May 30, 2010 by toshiaki |
昨日は試飲会にお越し下さり、どうもありがとうございました。

まずは一番手のブルゴーニュのシャルドネです。『切れるねぇ(笑)。シャブリみたいだね。』
瓶の底には沢山の酒石酸。スゴい酸の量です。
『フルーティーで爽やか!』
『2007年てあんまり良いヴィンテージじゃないって聞きますが、美味しいですよね?』
『やはり、つくり手によるところが大きいのでは?』
そーなんです。このワインじつは100%ビーズの畑のブドウではありません。扱い量が増えたため、ブドウを外部から若干調達したようです。とはいえ相変わらずのスタイルは守ってますから、恐らく近所の安心できる生産者から分けてもらったと思います。
『この味でこの価格だったら問題ないですよ(笑)。』
御墨付きをいただきました(笑)。

そしてドイツの爽やかキャビネット。名門ターニッシュの上等なリースリングです。
『懐かしいね。桝久さんドイツワイン久し振りじゃない(笑)?リースリングってイイですよね。』じつはドイツワインをしいれるのは何年かぶりなのです(笑)。
私曰く『Kさんには隠せません(笑)。とても久し振りなんです。良くて手頃なモーゼルのリースリングがなくて、ずっと諦めていたんですが。ここのところ暖かくなるにつれ、猛然と飲みたくなりました(笑)。たまには良いかと…。』
『何に合わせると良いですか?』
私曰く『おいなりさんなんか良いかと思います。あと甘酢を使った酢のものや、お寿司には最高です。』
『おいなりさんやってみます(笑)。』
『わたしにはちょっと甘いかなぁ?』
たしかにキャビネットとしては甘さがちょっとあるかもしれませんね。さらに温度を下げたほうが良いかも。
ドライな辛口ワインが主流になり、忘れ去られがちなドイツワインですが、皆さん概ね新鮮に感じて下さいました(笑)。

つぎが問題?のレゼルヴ・デュ・プチ・コロンビエ2002年です。中味が例のサン・コロンブというワインです。
『ミッシェル・ローランのサン・コロンブって鳩のラベルのワインですよね?あれって2000円以下じゃ買えないワインですよね?』
『このワイン整ってますよね。でも次のムーラン・デュ・ラック2000年のほうが豊かで良いかと…』
抜栓後しばらくは次のボルドーAC、シャトー・ムーラン・デュ・ラック2000年の豊かなメルロの味わいの前にレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年はかすみがちでした。
『やはり2002年は作柄が悪いからサン・コロンブとして販売するには無理があったんですかね?』
ところがビックリ。抜栓から3時間が過ぎた頃からレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年に異変が(笑)。
『あれ?濃くなっていない?』
隠れていた酸が現われてきたようです。
ちょうど狛江からお越しのKさん。
『これって私が飲んだサン・コロンブより美味しいです!』真剣にワインを飲まれていますから、反応が鋭いです。さすが!ワインには飲むタイミングがあるということです。
よくミッシェル・ローランのワインはワンパターンでどれも同じと悪口をいわれますが、今回のレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002の味わいには驚きました。恐るべしミッシェル・ローラン!
まさかこんなに深いワインをつくるとは!簡単なワインじゃありません。
そしてビッグヴィンテージ1995年、渾身のボルドー・スペリュール シャトー・テレフォール・カンカール プレステージ1995年です。
『スゴい!こりゃレベルがちがうね(笑)。まだまだ先がありそう。』
『10倍の値段の有名なワインと変わらないよね。』
まさにグレートワイン。名もないシャトーがこんなスゴいワインをつくっちゃうんですから、ボルドーの産地としての奥深さを感じます。

最後がシャトー・ド・サランソー1989年 サン‐テミリオンAC。
力強く、しかも美しく熟成した珠玉のようなワイン。
『言葉を失うね(笑)。』『でも香りが生々しすぎて私無理かも?』
たしかに熟成香ってそういうところがあります。でも小羊などのちょっと臭い肉を焼いて合わせると旨くて死にそうになりますよ(笑)。
このワインまだ古酒に完全になりきっていませんから、まだまだ楽しめそうです。
個人的にはこのワインをシャトー・ラツールに重ねてしまいます(笑)。しかも良いヴィンテージのラツールです(笑)。
だから私は幸福なんですね(笑)。
笑いが止まりません。

それでは皆様どうもありがとうございました。

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土曜日の試飲会のトリのワイン

May 27, 2010 by toshiaki |
悩みます。
なにがって?
こんどの土曜日の試飲会のトリのワインのことです。

うーん。

ルモワスネの1997のシャブリ『フルショーム』か?
サン‐テミリオンのシャトー・ド・サランソー1989年か?
じつはシャトー・ド・サランソーってシャトーラツールににているんです。しかも81、83、84、87ヴィンテージのラツールより良いような気がしています。

未だにタイトさがあり、タンニンの硬さがラツールのスタイルによく似ているのです。たんに私の妄想でしょうか?
そんな訳で皆さんに飲んでいただきたいのですが、ルモワスネも捨てがたい!なかなかお目にかかれないクラシックなシャブリですし、ましてやリアルタイムの熟成中ですからね。

もうルモワスネの遺産のオールドヴィンテージワインも、彼はいませんから、そうそうこの先簡単に手に入る訳ではないでしょうし。

悩むなぁ~。

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もう今週の土曜日は試飲会です。

May 23, 2010 by toshiaki |
一ヶ月あっという間ですね。
さあ今回はどうしましょう?新入荷がだいぶありますので、それを中心にやろうと思っています。ボルドーの手頃なバックヴィンテージはなかなかの良さ。味良し、価格良しの優等生ですから決まりです。
えーと。久し振りのドイツワイン、ターニッシュのバードスチューベKABは是非とも試して頂きたいワインです。あとスペイン、フミーリアのワインもコストパフォーマンスが高くお勧めですね。味わいはもちろん素晴らしいのですが、ラベルがイカしています(笑)。それからブルゴーニュのシモン・ビーズのお手頃白ワインは外せません。うーん。
あまり数多くになると大変なことになりますから、ほどほどにしなくてはいけません。やはり6本くらいが無理が無くて良いですからね。7本を越えるとやっている我々も訳が分からなくなります。
家内と作戦会議をしなくては(笑)。

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ブドウの『芽かき』

May 17, 2010 by toshiaki |
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今日午前中にKさんがご来店くださいました。

なんでも昨日山梨のワイナリーに行き、ブドウの『芽かき』をされてきたそうです。

『えっ!芽かき?』

Kさん曰く『これ昨日掻いたブドウの蕾です。天ぷらにして食べると美味しいらしいですよ!』

わざわざおもちくださいました。

家内と私『おー!スゴい!』このままでも食べられるというので早速かじってみました。『リンゴの皮みたいな味!』『食べれるんですね。こんな味がするんですね。』『たしかに天ぷらにしたら美味しいですね。青臭くないのがビックリです。』

なんでも、毎月一度そのワイナリーへ行って農作業を手伝うツアーに参加されているとのこと。

来月はブドウの花見らしいです(笑)。

さすが筋金入りのワインエキスパートです!

取組みが違います。脱帽です。わざわざありがとうございました。

そんなツアー参加してみたいですね(笑)。

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