昨日はラングロワ‐シャトーのソーミュール‐シャンピニー『ラ・ブルトニエール』2007年を飲みました。
大分調子が出てきました(笑)。到着直後は硬くて閉じていましたが、持ち前のフローラルさが出だしました。カベルネ・フランらしい土臭い濃密さも感じられ、どんどん良くなりそうです。
あー良かった。
実は2007年のロワールの赤はバラツキがあり、ちょっと心配だったのです。またラングロワ‐シャトーのスタイルは瓶熟成することで本領を発揮しますから、3年くらいは時間がかかります。とは言え、本当に良くならなくては売り物にはなりません。
ここが我々の商売の難しいところでもあります。生産者を信じ、自分の経験を信じても、100%大丈夫という保証はありません。良くなるはずだと思ってもダメだったり、ダメだと思っても逆に良くなったりします(笑)。
ワインは生き物であり、農産物ですから思ったようにならないのが当たり前と言えば当たり前なんでしょうが…。やはり只ではありませんから(笑)、右見て左見て前後左右に注意してとりかかればリスクは低くなりますが、そうすると良いワインを買いそびれます(笑)。
痛し痒しなのです(笑)。でも楽しみながらやってますから、良しとしなきゃいけませんね。
Written on 2010 08
ソーミュール‐シャンピニー 『ラ・ブルトニエール』2007年
Aug 31, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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アトランティコ凄いです
Aug 30, 2010 by toshiaki |アトランティコ凄いです。
今土曜日の試飲会の残りを飲みました(笑)三日目ですか。赤いベリー系の酸はハイビスカスのような酸に支えられ、しっかりと状態をキープしています。
うーん。
恐るべし!
相変わらず土臭さや革のような生々しい香りがありますが、バランスが良いため品種の特徴として作用しています。
マディラ香などのへたった感じがしないのです。冷蔵庫に入れておいた訳ではなく、試飲会のテーブルにそのまま立てて置いていましたから、ビックリです(もっともエアコンは入ってますが。)。
もともと暑い産地のワインですから、暑さに耐性があるのは確かですが。それにしても、素直に品質の高さを認めるべきです。
アトランティコは凄い!
断言します(笑)。
断言出来るまで時間がかかっちゃいましたが、お許しを。どんなワインでも、その味わい評価を断定するには、勇気と慎重さと愛情が必要なのです。
迂闊さはそのワインを殺しかねません。
今土曜日の試飲会の残りを飲みました(笑)三日目ですか。赤いベリー系の酸はハイビスカスのような酸に支えられ、しっかりと状態をキープしています。
うーん。
恐るべし!
相変わらず土臭さや革のような生々しい香りがありますが、バランスが良いため品種の特徴として作用しています。
マディラ香などのへたった感じがしないのです。冷蔵庫に入れておいた訳ではなく、試飲会のテーブルにそのまま立てて置いていましたから、ビックリです(もっともエアコンは入ってますが。)。
もともと暑い産地のワインですから、暑さに耐性があるのは確かですが。それにしても、素直に品質の高さを認めるべきです。
アトランティコは凄い!
断言します(笑)。
断言出来るまで時間がかかっちゃいましたが、お許しを。どんなワインでも、その味わい評価を断定するには、勇気と慎重さと愛情が必要なのです。
迂闊さはそのワインを殺しかねません。
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スペイン、ルエダの白ワイン
Aug 19, 2010 by toshiaki |昨日はスペイン、ルエダの白ワインを飲みました。ヴェルデホ100%のワインです。
ヴェルデホというと肉付きが良く、とてもフルーティな味わいのワインが出来る品種です。
ところがこのワインちょっと違います。
ボディーの豊かさよりもしっかり詰まった酸が特徴的なのです。
えっ!こんな鮮烈なヴェルデホは初めてです。
アルコリックなところもありません。
ミネラル感もあり、緩さがありません。
うーん。
サクサク飲めるワインではありません。侮っていました(笑)。
このワイン入荷したばかりのワインなのですが、リオハからルエダ、リベラ・デル・ドゥエロまで幅広くワインをつくっている『ヴァルサンソ』という生産者のものです。
なんかスター誕生の予感が…。
とりあえず今日も昨日の残りを飲んでみて判断します。簡単には解りません(笑)。
ヴェルデホというと肉付きが良く、とてもフルーティな味わいのワインが出来る品種です。
ところがこのワインちょっと違います。
ボディーの豊かさよりもしっかり詰まった酸が特徴的なのです。
えっ!こんな鮮烈なヴェルデホは初めてです。
アルコリックなところもありません。
ミネラル感もあり、緩さがありません。
うーん。
サクサク飲めるワインではありません。侮っていました(笑)。
このワイン入荷したばかりのワインなのですが、リオハからルエダ、リベラ・デル・ドゥエロまで幅広くワインをつくっている『ヴァルサンソ』という生産者のものです。
なんかスター誕生の予感が…。
とりあえず今日も昨日の残りを飲んでみて判断します。簡単には解りません(笑)。
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火曜日まで夏休みとなります。
Aug 15, 2010 by toshiaki |桝久も明日から火曜日まで夏休みとなります。まあ、特別何をしようという訳ではないのですが(笑)。
でも夜に飲むワインは決まっています。
何って?
泡ですよ泡(笑)!
ここのところマスキューは泡づいていまして(笑)、特にラングロワ‐シャトーの泡なんか仕入れちゃいましたから、これはもう飲まなきゃ!ということなんです(笑)。
スタンダードのブリュトは普通に旨いのです。フルーティーで、タイトさがあり、とても飲みやすい優れたクレマンです。このクレマン18ヶ月の瓶熟成をしていますから、泡も素晴らしく細やかなのです。
それでいて1980円ですから、この8月イチ押しのスパーリングです(笑)。
売るためには味わいに惚れなくてはなりません!
家内と一晩に2本飲む覚悟です。普段はそんなには飲めませんから、翌日の仕事を考えなくて良い連休でこそ出来る荒業なのです(笑)。
天職なのです!(アルコール中毒ではありませんので。念のため。)
でも夜に飲むワインは決まっています。
何って?
泡ですよ泡(笑)!
ここのところマスキューは泡づいていまして(笑)、特にラングロワ‐シャトーの泡なんか仕入れちゃいましたから、これはもう飲まなきゃ!ということなんです(笑)。
スタンダードのブリュトは普通に旨いのです。フルーティーで、タイトさがあり、とても飲みやすい優れたクレマンです。このクレマン18ヶ月の瓶熟成をしていますから、泡も素晴らしく細やかなのです。
それでいて1980円ですから、この8月イチ押しのスパーリングです(笑)。
売るためには味わいに惚れなくてはなりません!
家内と一晩に2本飲む覚悟です。普段はそんなには飲めませんから、翌日の仕事を考えなくて良い連休でこそ出来る荒業なのです(笑)。
天職なのです!(アルコール中毒ではありませんので。念のため。)
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リンカーン・エステートのシラーズ
Aug 11, 2010 by toshiaki |昨日は久しぶりにリンカーン・エステートのシラーズを飲みました。
濃いワインですから、夏場飲むにはちょっと重過ぎるような気がしましたので、少し冷やして飲みました。
おっ!甘い。旨い。
もともと完熟した果実の甘味とコクがありますから、冷やし過ぎなければ美味しく飲めますね。
オーストラリアのワインはマロラクティック発酵を途中で止めますから、リンゴ酸も割と残っています。ですから、濃いけれどもフルーティーさがハッキリしたタイプが多いのです。
リンゴ酸が多い分、冷やして飲める訳です。ミュスカデやドイツワインが冷やすと旨いのと原理は同じです。とは言え赤ワインですから、あまり冷やし過ぎるとタンニンが口の中にへばり付きますからご注意を(笑)。
過ぎたりは及ばざるが如しですね。
13度前後がベストだと思いますが、如何でしょうか?
濃いワインですから、夏場飲むにはちょっと重過ぎるような気がしましたので、少し冷やして飲みました。
おっ!甘い。旨い。
もともと完熟した果実の甘味とコクがありますから、冷やし過ぎなければ美味しく飲めますね。
オーストラリアのワインはマロラクティック発酵を途中で止めますから、リンゴ酸も割と残っています。ですから、濃いけれどもフルーティーさがハッキリしたタイプが多いのです。
リンゴ酸が多い分、冷やして飲める訳です。ミュスカデやドイツワインが冷やすと旨いのと原理は同じです。とは言え赤ワインですから、あまり冷やし過ぎるとタンニンが口の中にへばり付きますからご注意を(笑)。
過ぎたりは及ばざるが如しですね。
13度前後がベストだと思いますが、如何でしょうか?
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アトランティコ
Aug 06, 2010 by toshiaki |安くて美味しいワインが入荷しました!
ポルトガルの南部の地酒アレンテジャーノの赤ワインです。
ブランド名が『アトランティコ』と言います。ラベルとキャップシールのデザインがカッコイイのです(笑)。とくに洒落たキャップシールのデザインがラベルと妙に合っていて、カッコイイのです。
また味わいも鮮烈な赤い果実ですから、デザインカラーとピッタリの心憎さ!
やられました!
ちょっとニューワールドスタイルではありますが、酸からくる果実味の明瞭さ複雑さは造りの良さの証。
あと900円の値段にまたビックリ。
二度やられました(笑)。
捜せばあるもんですね(笑)。ワイン宗主国ポルトガルの逆襲です。こんな逆襲だったら、もっとして欲しいものです。ポルトガルの奥深さを知った思いです。今後もポルトガルは期待出来そうですね(笑)。
要チェックです。
ポルトガルの南部の地酒アレンテジャーノの赤ワインです。
ブランド名が『アトランティコ』と言います。ラベルとキャップシールのデザインがカッコイイのです(笑)。とくに洒落たキャップシールのデザインがラベルと妙に合っていて、カッコイイのです。
また味わいも鮮烈な赤い果実ですから、デザインカラーとピッタリの心憎さ!
やられました!
ちょっとニューワールドスタイルではありますが、酸からくる果実味の明瞭さ複雑さは造りの良さの証。
あと900円の値段にまたビックリ。
二度やられました(笑)。
捜せばあるもんですね(笑)。ワイン宗主国ポルトガルの逆襲です。こんな逆襲だったら、もっとして欲しいものです。ポルトガルの奥深さを知った思いです。今後もポルトガルは期待出来そうですね(笑)。
要チェックです。
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『私を楽しんで』って言っているような木箱
Aug 04, 2010 by toshiaki |ふふふ。
この木箱すごいでしょ(笑)。
さて中身は何でしょう?
答はマストロベラルディーノの『モレ・マイオルム』2000です。
箱とワインの味わいは別物ですから、箱でえばる必要ありませんね(笑)。失礼いたしました!
この白ワインイタリア、カンパーニャの「タウラージ」の巨匠マストロベラルディーノがつくったフィアーノ・ディ・アヴェリーノです。マストロベラルディーノが見出だして今日DOCGにまでなった南イタリア在来の地場品種なのです。この2000年ヴィンテージはまだDOC表示で昇格前のものです。
肉付きが良く深みがありフローラルなフィアーノ種ですが、熟成したものはまだ飲んだことがありません。ですから今回蔵出しでのバックヴィンテージの初入荷に飛びつきました(笑)。
美味しいんでしょうね(笑)、きっと。
箱が『私を楽しんで』って言っているような…。
妄想が掻き立てられます(笑)。
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