久し振りにブルゴーニュ ラ・コルヴェ・オ・プレートレ2006年赤を飲みました。
このワイン、色はとても薄いのですが、味わいが深くとても旨いのです。私がワインの勉強を始めた頃『ブルゴーニュはボルドーと比べると色が薄い、なぜかと言うと果皮の醸しの期間が短いからである。』と教わった頃を思い出します。20年以上前の話ですかね。
今、そんな風には教えないでしょうね。ブルゴーニュもボルドーと変わらない濃さのワインがほとんどです(笑)。いかに果皮から色素やアントシアニンを多量に抽出するかが、技術の常識となっています。意地悪く言えば、もともと薄い果汁からいかに濃い色のワインを造る技術に傾斜することにもなります。濃縮果汁機の登場普及でヴィンテージに左右されないほどの技術が確立されたと言えます。
うーん。
技術の進歩は大事なことですが、飲み手に還元されてないような気がします(笑)。まあ、ボルドーよりはましですか?
そんなことより、今年もコストパフォーマンスに優れたレアなワインを見つけることです。
マスキューの使命です!
Written on 2010 01 11
20年前と比べる技術の進歩
Jan 11, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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