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Written on 2010 06 29

生産者の顔が浮かんでくるようなワイン

Jun 29, 2010 by toshiaki |
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今日ドメーヌ・デュ・ビシュロンのマコン・ペロンヌVV2007年とヴィレ・クラッセVV2008年を飲みました。どちらも土曜日の試飲会の残りです(笑)。今日は火曜日ですから抜栓後まる3日たってます。しかも店のテーブルの上に無造作に置いただけです。ワインにはちょっと過酷な状況です。

飲んでビックリ!

ペロンヌは相変わらず艶やかで膨みがあります。果実の香りはやや落ちていますが、滑らかさが増し、旨いのです。

ヴィレ・クラッセは相変わらずのボリューム感にしっかり酸が入り込んでおり、タイトさが崩れていません。温度が高いのでやや酸が突出気味ですが、冷やせば問題は全くありませんね。

うーん。

補糖や補酸をしていない証拠です。しかも果実味が明瞭で奥行きがありますから、酸化防止剤や農薬やらの影響もありません。
良いワインはちゃんともちますね。もちろん畑での低収量とハードワークが前提です。簡単に農薬に頼って楽してつくったワインだとこうはいきません。

生産者の顔が浮かんでくるようなワインなのです(笑)。

この姿勢が続く限りマスキューはビシュロンを追いかけます。でもスターになってワインが法外に高くなったら諦めますが(笑)。

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