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Written on 2011 08

サン‐ロックのロゼを飲みました

Aug 16, 2011 by toshiaki |
まだ皆さんお盆休みのようですね。マスキューの前の国道15号線はガラガラです。
昨日はサン‐ロックのロゼを飲みました。あのラファージュさんがルーションのモーリーで造っているワインです。果実味が明瞭でしっかりしています。なかなか飲み応えがあって美味しいのです。こんなロゼを飲むと、赤ワインと白ワインの中間というより、ロゼのロゼたる存在理由を感じますね(笑)。清涼感と旨味の狭間にこそ存在感あります。このバランスを知るとロゼワインが味覚の引き出しに入ります(笑)。選択肢が広がります。
ワインはT.P.O.に合わせて飲むものですから、一年中ボルドーの赤ばかり飲んではいられません。ですから、『どんなワインが好きですか?』と聞かれると困ります(笑)。場合によってはブルゴーニュの高級白ワインよりピックプール・ド・ピネの方が旨い時があります。これって酒文化の差なんでしょうね。

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アナケナの副社長リカルド・レトリエさんです

Aug 04, 2011 by toshiaki |
来たよ来ましたよ(笑)。
アナケナの副社長リカルド・レトリエさんです。輸出部長のロドリゴさんとご一緒です。お二人ともどうみても30代前半です。リカルドさんは背は低いのですがゴツく、極真空手の有段者とのこと。著名なKー1選手フランシス・フィリオに帯同して来日した経験もあるとか!

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今日は、わざわざパソコンで映像を見せながらアナケナのプレゼンテーションをしてくれました(笑)。自然も美しく、畑も美しく、栽培・醸造技術もあり、旨いワインが出来るのも納得です。

フィロキセラはいないし、雨も少なく、寒暖差もある。微気候によるテロワールの多様性もあり、ワイン造りの理想郷です(笑)。

あと一番大事な収穫量です。細かく聞いても解りませんから「一本の葡萄の木からどれだけワインを造りますか?」

リカルドさん「葡萄の木1本からワイン1本です。」

素晴らしい!

「売上を伸ばすために、買い葡萄で増産しますか?」

リカルドさん「しません!(キッパリと)安易な手法はとりません。」

あと驚いたのは、グリーンハーベストをしないようなのです。質問で「グリーンハーベストしてますか?」と聞いても「何それ??」。そこで質問を変えて一房の葡萄の重さを聞きました。「とても小さくて100グラムを越えることはありません。」これは凄い!グリーンハーベストしないと1本の葡萄樹から11房くらい収穫できます。樹勢の調整により、小さい葡萄房を造ることでワインの収量を減らせます。1kgの葡萄房から700mlくらい搾汁できますので、計算は合います。(でも簡単に出来ることではありません。)

安心しました。チリの大手のビジネスライクなスタイルにこれまで何度も苦い目にあってきましたから、一安心です。

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