ここのところ皆さんもようやくワインシーズンに入ったようで、ちょっとだけ忙しくなってきました。食べ物が美味しくなるのと比例しますね(笑)。
ところで先日シャトー・オー・サン・マルタン2003年を飲みました。ボルドー右岸のプチシャトーです。サンテミリオンの中心リブヌルの近郊で造られたボルドー・スーペリュール級のワインです。
味わいはじつに旨い!
右岸らしいラズベリーの香りがシットリと感じられます。到着した時より落ち着きが増しました。重いワインではありませんが、とても密でキメ細やかなスタイルです。全体の溶け込みの良さは秀逸です。
グラン・ヴァンなどの大物に見られる圧倒的な主張はありませんが、なんとはなしに日常飲んで安堵できる上質な品の良さがあるのです。しみじみボルドーワインは旨いと思えます。日常的に、こんなワインが飲めることは幸せだと思います。
私は幸せ者です(笑)。
Written on 2011 10
シャトー・オー・サン・マルタン 2003年
Oct 12, 2011 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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エルマセット vs シャトー・サン‐ロック
Oct 11, 2011 by weblogland |ここ二日ばかりかけてドメーヌ・ラファージュのエルマセットとシャトー・サン‐ロックを飲み比べました。あの南フランス、ラングドックのラファージュさんが造る赤ワインです。ラファージュ教の教祖を勝手に名乗っている責任上、ワインが今どのような状態であるか確認する必要があります(笑)。
エルマセットは2008年です。開けたばかりでは、まだ開くには時間がかかりそうな風情です。グルナッシが50%ですから、もっと軟弱でも良さそうですが(笑)、タイトさがありますね。翌日になるとシンプルな甘さ全開です。やはり雑味のない味わい。集中力が素晴らしいですね。より早く飲めるように工夫はしていますが、栽培の段階でズルしていないです(笑)。
さてラファージュさんの新しい試み、シャトー・サン‐ロックは2009年です。
飲んでビックリのエレガント。実にバランスが良い!果実味の綺麗なこと、ラングドックとは思えません。酸の在り様がグッドですね。シラーらしいスパイシーさは時間の経過とともに増し、翌日はペバーミント。しっかり詰めて造られたシラーに見られる特徴です。それでいて有りがちな硬さがないところが凄い!エルマセットが造られる地所から内陸部に20キロメートル入った所にシャトー・サン‐ロックはあります。このスタイルの違いはテロワールとしか思えません。我々はラングドックという言葉でテロワールを一くくりにしがちですが、それは間違いだと確信できます。
だいぶ手の内が解ってきました(笑)。
エルマセットは2008年です。開けたばかりでは、まだ開くには時間がかかりそうな風情です。グルナッシが50%ですから、もっと軟弱でも良さそうですが(笑)、タイトさがありますね。翌日になるとシンプルな甘さ全開です。やはり雑味のない味わい。集中力が素晴らしいですね。より早く飲めるように工夫はしていますが、栽培の段階でズルしていないです(笑)。
さてラファージュさんの新しい試み、シャトー・サン‐ロックは2009年です。
飲んでビックリのエレガント。実にバランスが良い!果実味の綺麗なこと、ラングドックとは思えません。酸の在り様がグッドですね。シラーらしいスパイシーさは時間の経過とともに増し、翌日はペバーミント。しっかり詰めて造られたシラーに見られる特徴です。それでいて有りがちな硬さがないところが凄い!エルマセットが造られる地所から内陸部に20キロメートル入った所にシャトー・サン‐ロックはあります。このスタイルの違いはテロワールとしか思えません。我々はラングドックという言葉でテロワールを一くくりにしがちですが、それは間違いだと確信できます。
だいぶ手の内が解ってきました(笑)。
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