マスキューではイタリアとフランスの新酒を恒例のように取り扱います。
まずは11月6日解禁のイタリアの新酒ノヴェッロです。
●ノヴェッロ・トスカーノ2011年 グラヴェペーザ イタリア トスカーノ IGT 航空便 赤 750ml 1680円税込み
キャンティ・クラシッコ地区の名門グラヴェペーザが造るサンジョヴェーゼ100%で造る新酒です。
ここの新酒はバランスが良く、あまり新酒新酒していません(笑)。新酒独特の癖をあまり感じない造りです。コンクリート・タンクでマセラシオン・カルボニックをするためガス臭くならない為かと思います。
ですから、作柄をよく反映します。私は、毎年このワインを飲みながらトスカーナの作柄を推察しています(笑)。
●ノヴェッロ・サレント2011年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT 航空便 赤 750ml 1680円税込み
南イタリア プーリアの優良生産者コンティ・ゼッカの新酒です。
毎年外さない味わいなのです(笑)。南イタリアらしい十分な甘さ、新酒らしい果実味のフレッシュ感はさすが!在来品種ネグロ・アマーロの良さは今年も全開でしょうね(笑)。
本当は半年くらい経ってから飲むと旨さがましてきますが(笑)。安定度は抜群の品質なのです。
●ティニ・マルケ IGT 2011年 ガロフォリ イタリア マルケ 航空便 赤 750ml 1890円税込み
マルケ随一の生産者として高名なガロフォリが造る新酒です。ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。
ガロフォリはヴィンテージの悪い年でも補糖はしないため、アルコール分は11.5%~13.5%ほどの範疇で収まります。いつも13%ということはありません(笑)。また作柄の悪い年に11.5%のアルコール分しか上がらない場合でも、驚くほど濃密なワインを造ります。神業としか言えません。
こんなところに惚れてマスキューでは長年扱ってきました。
ただこのワイン、リリース後一年くらい経ってから飲むのがとても旨い(笑)。購入された方はじっくり三日くらいかけて味わうことをお勧めします。モンテプルチアーノ種らしいラズベリーの香りが、途方もない量詰まっているのが実感できます。
さてヌーヴォの本家フランスの ボジョレー・ヌーヴォは11月17日が解禁日です。マスキューでは安定度の高いジャン・ルイ・カンソンのヌーヴォをお届けします。
●ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ2011年 ジャン・ルイ・カンソン フランス 航空便 赤 750ml 1650円税込み
マスキューでは、カンソンのヌーヴォはかなり永く取り扱ってます。なぜかと言えば、いつもワンランク上のワインを詰めてくれるからです。良い作柄の時はジャムっぼさがありクリュ・ボジョレーかと思えます。また、悪い作柄でも酸っぱくて飲めないことは一度もありませんでした。失敗のない選択なのです。今年は暑い夏でしたから、期待できますね(笑)。
●ボジョレー・ヌーヴォ2011年 ジャン・ルイ・カンソン フランス 航空便 赤 750ml ペットボトル入り 1280円税込み
去年飲んだペットボトルのヌーヴォの中ではベストでしたね(笑)。
980円では売れませんが、お値段以上の味わいはするはずです。特に今年は暑い夏でしたから、酸っぱいだけのことはないはず。容器にこだわらない方には朗報の作柄かと…。
ご予約お待ち申し上げます。
Written on 2011 10 17
いよいよヌーヴォの季節です。
Oct 17, 2011 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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