はぁー、よーやく並びました!
明日、明後日の試飲会のワインです(笑)。
う~ん。
眺めていると、4番目のパッシートの色が異常に濃い(笑)。完全に褐色(笑)。さっきインポーターさんが送ってくれた資料を見ると、残糖分は150g/L。アルコール分は13.5%。
トロッケンベーレンアウスレーゼも良いですが、これはこれで良いのです。楽しみにしてくださいね(笑)。普通の辛口ワイン→遅く摘んだ辛口ワイン→それを陰干しして造ったデザート・ワイン 同じ畑で生産者も同じ。試す機会は少ないですよ(笑)!
Written on 2018 03
明後日の試飲会のワインです 201803
Mar 30, 2018 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201803
Mar 28, 2018 by weblogland |今月3月30、31日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
日程的には余裕がありましたが、いつもながらのバタバタで、いつも通り間際になってしまいました。
お許しくださいませ!
まずは新着の白。
〇ボーヴィニャック シャルドネ 2016年 レ・コスティエール・ド・ポメロール 南フランス 白 I.G.P.ペイ・ドック 750ml 1388円税込み
マスキュー定番の『ピック・プール・ド・ピネ』と同じ銘柄ボーヴィニャックのシャルドネです。
造り手は南フランス ラングドック地方に1932年から続く歴史ある生産者組合ポメロール。地中海沿いのラングドックで温暖な気候のもとで育つ良質なブドウを用いて品質の高いワインを生産しています。これはシャルドネ100%の白。
明るく深い色合い、南のワインらしくふくよかで滑らかな質感が印象的。蜜入りのリンゴや桃、パイナップルの香りがフルーツ・キャンディのよう。あと、特筆すべきはミルキーさ。熟成に木樽を使ったかのようです。でも、造りはステンレス・タンク100%。シャルドネ自体の品種特性です。ちょっとデフォルメされた感じもしますが(笑)、シャルドネのアロマです。ラングドックのラグーン周辺の生産者で、以前マスキューが扱っていたフェリーヌ・ジョルダンにも共通したニュアンスが見られましたね(笑)。彼の地でシャルドネを造るとこうなるのかしら?
もちろんバターやクリームを使った料理には鉄板(笑)。デイリーで使い勝手の良い高品質なワインなのです。
そしてイタリア エミリア・ロマーニャの白三連発。辛口→遅摘みの濃い辛口→さらにそれを陰干しした極甘口のデザート・ワイン ヴィンテージは違いますが
、同じ生産者の同じ畑のものです(笑)!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1527円税込み
美食の地エミルア・ロマーニャ。桝久はこの地のワインをあまり扱っておりませんでした。ワインの種類、バリエーションともかなりの数がありますが、なかなか「これぞ!」というワインにあたりませんでした(価格も含めて)。水っぽくて線が細かったり、良くても異常に高かったりとあまり縁がありませんでした。
ようやく良いのが見つかりました(笑)。
今では大定番です(笑)。
ふくよかで質感のある舌触り、奥行きのあるフローラルな香り。いかにもアルバーナ種らしい味わいです。後味にハニーさが加わり美しい余韻。遅摘されたコストパフォーマンスに優れた良品です。
生産者のファットリア・モンティチーノ・ロッソは2000年にワインセラーをつくり、近代的な醸造設備を設置しました。そして、新な投資により飛躍的に品質が向上し、一躍脚光を浴びるワイナリーとなりました。
もちろんそれはエノロゴ、ジャン・カルロ・ソヴェルキアの指導と、オーナーのゼオリ兄弟の努力によるところです。
一流の巨匠と呼ばれる前の今こそ、気軽に楽しめるワインです(笑)。
種のタンニンが溶けていますから、温度が上がるとやや苦く感じますが、冷やすことで解消します。良く冷やして飲むことをお勧めします。しっかりした味わいですから、冷やしても充実感があります。
この2013年はいつも通り(笑)。アルコール分も13.5%。味わいもいつも通りのぶれないもの。気候の優位性と造り手ファットリア・モンティチーノ・ロッソの並々ならぬ尽力を感じます。近年ではガンベロ・ロッソあたりで高い評価を得ているのも納得。
お願いだからこのままでいて(笑)!
〇『コドロンキオ』2012年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 3240円税込み
マスキュー定番ファットリア・モンティチーノ・ロッソがつくるアルバーナ・ディ・ロマーニャの上級キュヴェです。この『コドロンキオ』は通常より10-14日ほど遅摘みしており、貴腐のニュアンスがあります。アカシアのハチミツの香りがくどくなく、全体のボリューム感をアップさせています。アプリコットやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘類や白い花のアロマがもの凄い分量ありながら、調和しています。
うーん。
グレートワインです。
造りは温度管理できるステンレスタンクで発酵後、ステンレスタンク90%、10%は木樽でバトナージュしながら熟成させています。余分な樽香が付かないように配慮しています。芸が細かいですね。
モンティチーノ・ロッソが目差すリッチで複雑な葡萄のアロマ一杯のワインなのです。
到達点ですね。
こんな凄いワインがポッと出てくるなんて…。
イタリアワインの層の厚さとエネルギーを感じます。
かのポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』とはスタイルが若干違いますが、衝撃度は同様です(笑)。
合わせる料理も高級さが要求されますね(笑)。フォアグラでも買ってきて楽しみたい(笑)!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ パッシート 2011年 イタリア エミリア・ロマーニャ 白 デザート・ワイン 500ml 3240円税込み
エミリア・ロマーニャ州ボローニャ近郊のD.O.C.G.アルバーナ・ディ・ロマーニャ
。はつらつとして明瞭な柑橘類の香味を持つブドウ アルバーナ種から、辛口、半甘口、甘口ワインが造られます。生産者モンテチーノ・ロッソは、所有畑が20ヘクタールと小規模ながらガンベロ・ロッソなどで常に高評価されるトップ・ランナー。マスキューのど定番でもあります(笑)。
これはモンテチーノ・ロッソのラインナップの中の極甘口のデザート・ワイン。
パッシートはコドロンキオの収穫後、11月になって陰干しされ(パッシート)さらに貴腐化したブドウで造られた極甘口ワインです。褐色と表現してよい濃い色合い。オレンジ、アプリコット、パイナップル、桃、干しアンズ。濃厚で複雑な蜂蜜。苦味のある柑橘類の皮、ナッツ、香辛料、バラの花、バニラ
。次々にあらわれる香味の要素は圧倒的で表現が追いつかないほど。ドイツのモーゼルのトロッケンベーレンアウスレーゼやソーテルヌは開くのに何十年もかかりますが、これは早く気軽に飲める点グッド(笑)。
デザートとして楽しんだり、またスティルトンやゴルゴンゾーラといったブルー・チーズに合わせるも良し。
甘露な味わいはDNAを刺激するのです(笑)。
これより赤、まずは新着のピノ・ノワール!強烈な白ワインの後で大丈夫かな(笑)?
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015年
ドメーヌ・デュ・ビシュロン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2453円税込み
マスキューの定番 マコン・ペロンヌのビシュロンが造るピノ・ノワールです!
このドメーヌはマコンのヴィレクレッセの西に隣接するペロンヌ村にあります。もともとは兼業農家(日本の兼業農家とは意味が違います。)でしたが、1965年よりワインづくりのドメーヌを専業とするようになりました。現在20ヘクタールほどの畑を所有しています。
このドメーヌはなにが良いかというと、基本的に低収量を徹底していることです。シャルドネだとブドウの樹1本からワインを1本作り出すほどなのです。
これは近隣のアゼに近い南向きの1.75ヘクタールの畑で年間6000本ほど造られます。ダブル・グイヨで仕立てられますから、葡萄樹1本の収穫量は多いのですが、
徹底的にグリーン・ハーベストをして、1級並みの低収量にしているはず。きっと樹勢が強いのでしょうね。
収穫量制限がブルゴーニュと比べると緩いマコンの地では、あまりみかけないレベルの低収量を実行している数少ない生産者なのです。
開けると始めは閉じた感じですが、徐々にそのピノ・ノワールらしい美味しさがあらわれます。赤い小粒のベリー類、草の匂い、リンゴの酸味、フレッシュで生き生きとした香味と程好い重さ・甘さが素敵なバランスです。しかし、単に可愛らしく親しみ易いものではなく、しっかりとした酸と豊富なミネラルの存在で、伸びやかさ・強さ・緻密さも十分に表現されています。木樽を使っていないために隠しようのないブドウの質が出ている直球勝負のスタイルは拍手(笑)!
う~ん。
かなり良いワインですね(笑)。
ワイン自体がしっかりしており、質感と滑らかさを備えたタンニンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールのよう。ミュルソーやモンテリのピノ・ノワールが近いかな(笑)。
さて、今月のトリはケチなマスキューらしくなくボルドーのプピーユいっちゃいますね(笑)!
●プピーユ 2012年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 4350円税込み
かつてシャトー・ペトリュスより濃くて美味しいとコンテストで評判を集めたボルドー右岸のシンデレラワインです。
シャトー・プピーユの特醸品として、メルロ100%でつくられています。
実際のところ、良い年のプピーユはペトリュスをも凌ぐことがあると言うべきですね(笑)。常にペトリュス以上というには歴史がまだ足りないのが現実のようです。
コンクールタンクで発酵後、新樽比率70%で36ヶ月もの樽熟成を経てようやくリリースされました。アルコール分は14.35%でまさに怪物!液体は毒薬レベルの濃さ。それでいて飲みやすい。果実味が樽に負けていません。メルロの良さが全開です。
ボルドー最強かも?
衝撃的なワインです。
ボルドーにも、まだお買い得ワインがありました(笑)。
今月30日(金)は17~20時30分、31日(土)は11~20時30分。いつも通りとなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
日程的には余裕がありましたが、いつもながらのバタバタで、いつも通り間際になってしまいました。
お許しくださいませ!
まずは新着の白。
〇ボーヴィニャック シャルドネ 2016年 レ・コスティエール・ド・ポメロール 南フランス 白 I.G.P.ペイ・ドック 750ml 1388円税込み
マスキュー定番の『ピック・プール・ド・ピネ』と同じ銘柄ボーヴィニャックのシャルドネです。
造り手は南フランス ラングドック地方に1932年から続く歴史ある生産者組合ポメロール。地中海沿いのラングドックで温暖な気候のもとで育つ良質なブドウを用いて品質の高いワインを生産しています。これはシャルドネ100%の白。
明るく深い色合い、南のワインらしくふくよかで滑らかな質感が印象的。蜜入りのリンゴや桃、パイナップルの香りがフルーツ・キャンディのよう。あと、特筆すべきはミルキーさ。熟成に木樽を使ったかのようです。でも、造りはステンレス・タンク100%。シャルドネ自体の品種特性です。ちょっとデフォルメされた感じもしますが(笑)、シャルドネのアロマです。ラングドックのラグーン周辺の生産者で、以前マスキューが扱っていたフェリーヌ・ジョルダンにも共通したニュアンスが見られましたね(笑)。彼の地でシャルドネを造るとこうなるのかしら?
もちろんバターやクリームを使った料理には鉄板(笑)。デイリーで使い勝手の良い高品質なワインなのです。
そしてイタリア エミリア・ロマーニャの白三連発。辛口→遅摘みの濃い辛口→さらにそれを陰干しした極甘口のデザート・ワイン ヴィンテージは違いますが
、同じ生産者の同じ畑のものです(笑)!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1527円税込み
美食の地エミルア・ロマーニャ。桝久はこの地のワインをあまり扱っておりませんでした。ワインの種類、バリエーションともかなりの数がありますが、なかなか「これぞ!」というワインにあたりませんでした(価格も含めて)。水っぽくて線が細かったり、良くても異常に高かったりとあまり縁がありませんでした。
ようやく良いのが見つかりました(笑)。
今では大定番です(笑)。
ふくよかで質感のある舌触り、奥行きのあるフローラルな香り。いかにもアルバーナ種らしい味わいです。後味にハニーさが加わり美しい余韻。遅摘されたコストパフォーマンスに優れた良品です。
生産者のファットリア・モンティチーノ・ロッソは2000年にワインセラーをつくり、近代的な醸造設備を設置しました。そして、新な投資により飛躍的に品質が向上し、一躍脚光を浴びるワイナリーとなりました。
もちろんそれはエノロゴ、ジャン・カルロ・ソヴェルキアの指導と、オーナーのゼオリ兄弟の努力によるところです。
一流の巨匠と呼ばれる前の今こそ、気軽に楽しめるワインです(笑)。
種のタンニンが溶けていますから、温度が上がるとやや苦く感じますが、冷やすことで解消します。良く冷やして飲むことをお勧めします。しっかりした味わいですから、冷やしても充実感があります。
この2013年はいつも通り(笑)。アルコール分も13.5%。味わいもいつも通りのぶれないもの。気候の優位性と造り手ファットリア・モンティチーノ・ロッソの並々ならぬ尽力を感じます。近年ではガンベロ・ロッソあたりで高い評価を得ているのも納得。
お願いだからこのままでいて(笑)!
〇『コドロンキオ』2012年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 3240円税込み
マスキュー定番ファットリア・モンティチーノ・ロッソがつくるアルバーナ・ディ・ロマーニャの上級キュヴェです。この『コドロンキオ』は通常より10-14日ほど遅摘みしており、貴腐のニュアンスがあります。アカシアのハチミツの香りがくどくなく、全体のボリューム感をアップさせています。アプリコットやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘類や白い花のアロマがもの凄い分量ありながら、調和しています。
うーん。
グレートワインです。
造りは温度管理できるステンレスタンクで発酵後、ステンレスタンク90%、10%は木樽でバトナージュしながら熟成させています。余分な樽香が付かないように配慮しています。芸が細かいですね。
モンティチーノ・ロッソが目差すリッチで複雑な葡萄のアロマ一杯のワインなのです。
到達点ですね。
こんな凄いワインがポッと出てくるなんて…。
イタリアワインの層の厚さとエネルギーを感じます。
かのポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』とはスタイルが若干違いますが、衝撃度は同様です(笑)。
合わせる料理も高級さが要求されますね(笑)。フォアグラでも買ってきて楽しみたい(笑)!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ パッシート 2011年 イタリア エミリア・ロマーニャ 白 デザート・ワイン 500ml 3240円税込み
エミリア・ロマーニャ州ボローニャ近郊のD.O.C.G.アルバーナ・ディ・ロマーニャ
。はつらつとして明瞭な柑橘類の香味を持つブドウ アルバーナ種から、辛口、半甘口、甘口ワインが造られます。生産者モンテチーノ・ロッソは、所有畑が20ヘクタールと小規模ながらガンベロ・ロッソなどで常に高評価されるトップ・ランナー。マスキューのど定番でもあります(笑)。
これはモンテチーノ・ロッソのラインナップの中の極甘口のデザート・ワイン。
パッシートはコドロンキオの収穫後、11月になって陰干しされ(パッシート)さらに貴腐化したブドウで造られた極甘口ワインです。褐色と表現してよい濃い色合い。オレンジ、アプリコット、パイナップル、桃、干しアンズ。濃厚で複雑な蜂蜜。苦味のある柑橘類の皮、ナッツ、香辛料、バラの花、バニラ
。次々にあらわれる香味の要素は圧倒的で表現が追いつかないほど。ドイツのモーゼルのトロッケンベーレンアウスレーゼやソーテルヌは開くのに何十年もかかりますが、これは早く気軽に飲める点グッド(笑)。
デザートとして楽しんだり、またスティルトンやゴルゴンゾーラといったブルー・チーズに合わせるも良し。
甘露な味わいはDNAを刺激するのです(笑)。
これより赤、まずは新着のピノ・ノワール!強烈な白ワインの後で大丈夫かな(笑)?
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015年
ドメーヌ・デュ・ビシュロン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2453円税込み
マスキューの定番 マコン・ペロンヌのビシュロンが造るピノ・ノワールです!
このドメーヌはマコンのヴィレクレッセの西に隣接するペロンヌ村にあります。もともとは兼業農家(日本の兼業農家とは意味が違います。)でしたが、1965年よりワインづくりのドメーヌを専業とするようになりました。現在20ヘクタールほどの畑を所有しています。
このドメーヌはなにが良いかというと、基本的に低収量を徹底していることです。シャルドネだとブドウの樹1本からワインを1本作り出すほどなのです。
これは近隣のアゼに近い南向きの1.75ヘクタールの畑で年間6000本ほど造られます。ダブル・グイヨで仕立てられますから、葡萄樹1本の収穫量は多いのですが、
徹底的にグリーン・ハーベストをして、1級並みの低収量にしているはず。きっと樹勢が強いのでしょうね。
収穫量制限がブルゴーニュと比べると緩いマコンの地では、あまりみかけないレベルの低収量を実行している数少ない生産者なのです。
開けると始めは閉じた感じですが、徐々にそのピノ・ノワールらしい美味しさがあらわれます。赤い小粒のベリー類、草の匂い、リンゴの酸味、フレッシュで生き生きとした香味と程好い重さ・甘さが素敵なバランスです。しかし、単に可愛らしく親しみ易いものではなく、しっかりとした酸と豊富なミネラルの存在で、伸びやかさ・強さ・緻密さも十分に表現されています。木樽を使っていないために隠しようのないブドウの質が出ている直球勝負のスタイルは拍手(笑)!
う~ん。
かなり良いワインですね(笑)。
ワイン自体がしっかりしており、質感と滑らかさを備えたタンニンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールのよう。ミュルソーやモンテリのピノ・ノワールが近いかな(笑)。
さて、今月のトリはケチなマスキューらしくなくボルドーのプピーユいっちゃいますね(笑)!
●プピーユ 2012年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 4350円税込み
かつてシャトー・ペトリュスより濃くて美味しいとコンテストで評判を集めたボルドー右岸のシンデレラワインです。
シャトー・プピーユの特醸品として、メルロ100%でつくられています。
実際のところ、良い年のプピーユはペトリュスをも凌ぐことがあると言うべきですね(笑)。常にペトリュス以上というには歴史がまだ足りないのが現実のようです。
コンクールタンクで発酵後、新樽比率70%で36ヶ月もの樽熟成を経てようやくリリースされました。アルコール分は14.35%でまさに怪物!液体は毒薬レベルの濃さ。それでいて飲みやすい。果実味が樽に負けていません。メルロの良さが全開です。
ボルドー最強かも?
衝撃的なワインです。
ボルドーにも、まだお買い得ワインがありました(笑)。
今月30日(金)は17~20時30分、31日(土)は11~20時30分。いつも通りとなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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