さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。
予想最高気温は29℃でしたっけ。夏ですよね(笑)。でもですね、もう待てない(笑)
。そんなわけで今回は赤4本と赤が多め。
実はトップ・バッターのモナストレルが
予想を上回る売れ行きです。そんな大層なワインでは有りませんが(笑)、コスパが良いのでおそらく試飲会で完売するかと。早い者勝ちと言うことで、その節はお許しくださいませ。
明日29日(金)は17~20時、30日(土)は11~20時までのいつも通りのスケジュールでございます。
暑い中のお越し、お待ちしておりまする(笑)。
Written on 2023 09
さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。
Sep 28, 2023 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
ラインナップ
Sep 26, 2023 by weblogland |ふふふ(笑)。
今月末の試飲会のラインナップ並びました(笑)!
今回はボリューム感ありますね。棚の上も中もびっしり。やはり5種類と6種類では違いますね。あと向かって右から2、3番目のヘレラーのワインが妙にデカイ(笑)。ともに1L入りの瓶だけあって堂々としてます。そのせいでトリの左端のルケが肩身狭そう(笑)。
そうそう。気がついたのですが今回同じ生産者の赤白のコンビが二つ。オーストリアのヘレラーとボルドーのシャトー・ムーラン・ド・リクリュー。ともに白が定番ですが今回赤が加わりました。美味しいことは間違いなしなのですが(笑)、
赤と白でも作り手の共通した気風があると思います。真夏だと感じることが出来ませんが(笑)、冷静にワインを飲むことが出来る季節でこそ味わえる!
そんなこんなでございます(笑)。
今月末の試飲会のラインナップ並びました(笑)!
今回はボリューム感ありますね。棚の上も中もびっしり。やはり5種類と6種類では違いますね。あと向かって右から2、3番目のヘレラーのワインが妙にデカイ(笑)。ともに1L入りの瓶だけあって堂々としてます。そのせいでトリの左端のルケが肩身狭そう(笑)。
そうそう。気がついたのですが今回同じ生産者の赤白のコンビが二つ。オーストリアのヘレラーとボルドーのシャトー・ムーラン・ド・リクリュー。ともに白が定番ですが今回赤が加わりました。美味しいことは間違いなしなのですが(笑)、
赤と白でも作り手の共通した気風があると思います。真夏だと感じることが出来ませんが(笑)、冷静にワインを飲むことが出来る季節でこそ味わえる!
そんなこんなでございます(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Sep 23, 2023 by weblogland |今月末9月29(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
●限定品 カスターニョ・エコロジコ・モナストレル 2021年 ボデーガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O. 赤 750ml 850円税込み
ヘクラでお馴染みのスペイン・ムルシア州のボデーガス・カスターニョの限定特売品となります。どうやら荷崩れしたようでラベルにワインがかかったりしたアウトレット。中身には問題ありません。
味わいはミディアム。濃くてタニックな従来のスタイルとは違います。エレガントですらあり、飲み口スイスイ(笑)。でもしっかりとしたモナストレルらしい安定感があります。翌日になるとより美味しくなっています(笑)。
オーガニック認証をとったり、ヴィーガン認証を目指すなど、更なる進化を目指してのイノヴェーションかな(笑)。ラベル・デザインも洒落ていて格好いい(笑)
。
●『ツヴァイゲルト』2013年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 赤 1L 1885円税込み
オーストリア カンプタールで造られるツヴァイゲルト100%の赤ワインです。造り手は『グリューナー・ヴェリトリーナー』と同じヘレラー家です。
この赤ワインも『グリューナー・ヴェルトリーナー』同様にレベルが高い!
ツヴァイゲルトはオーストリアにおいてメジャーな赤ワイン品種として有名です。昔飲んだ印象ではフランスのガメイに良く似た品種だと。ランクとしたなら、クリュ・ボジョレーの良品クラスの出来。あと驚くべきは柔らかさと雑味の無さです。ガメイのような華やかなベリー系の香りはあくまでも伸びやか、それでいて有りがちな酸やタンニンの収斂性がありません。まとまりが良く欠点が見当たりません。
うーん。
白の『グリューナー・ヴェルトリーナー』同様エレガントなスタイルなのです。
もちろん同様に収穫は手摘み、オークの大樽とアカシアの樽で14ヶ月熟成後瓶詰されます。この辺りに秘密が隠されているかもしれませんね。
これまた同様の1リットル瓶のスクリューキャップにての登場です(笑)。ちょっと冷やして美味しさが冴える、嬉しいハイコストパフォーマンスの赤なのです。
〇『グリューナー・ヴェルトリーナー』 2022年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 白 1L 1885円税込み
上品で風味豊か!カンプタールの『グリューナー・ヴェルトリーナー』です。
大河ドナウ川に流れ込むカンプ川から名付けられた葡萄産地カンプタール。ハンガリーに通じるパノニア平原にあり、山塊からの冷気と平原の熱気により寒暖差により、酸のある風味豊かなワインがつくられます。
生産者のヘレラー家は200年以上続く古い家族経営のワイナリー、ワイナリーを切り盛りするアロイス・ヘレラーさんはクロスターノイブルグ・ワイン・アカデミーを卒業後、南アフリカとドイツで修業し、1998年よりワイナリーを任されるようになりました。
このワインまず一番に感じたのは、酸のキメ細やかさです。飛び抜けたフローラルさはありませんが、柑橘系の爽やかな香りはまとまりが良く、舌を刺激するものがありません。綺麗に角の取れた丸い酸が密にしかも統率のとれた形を成しています。ヴェリトリナーらしい白胡椒のようなスパイスの香りが全体のアクセントとなり、完成度を高く演出しています。
雑味もなく、栽培、選果、醸造にアラがありません(笑)。すべてに手を抜いていません。面白いのは熟成にステンレスタンクと若干の大樽を使っています。きっとネオ・クラシックな造りなのですね。経験とセンスの良さを感じます。
1リットル瓶入りのデイリーユースなワインとして提供されていますが、そのレベルの高さにはビックリのハイコストパフォーマンスワインの出現です(笑)。
癒されます。
〇シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2021年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込み
皆さん!
ソーヴィニヨン・グリ100%のボルドー・セックを飲んだことありますか?
私は飲んだことがありませんでした(笑)。
飲んでビックリ!
桃、桃なのです(笑)。
たしかにサンセールなどのソーヴィニヨン・ブランを使ったコテコテの白ワインは桃の香りが強く出ますが、このワインのセパージュはソーヴィニヨン・グリ。
ソーヴィニヨン・ブランにみられる独特の臭みはありますが、それを凌ぎ折り合いをつける大きさを持っておりその桃の香りは圧巻。飲んだ瞬間思わず絶句しました(笑)。供出温度が高いと白桃、黄桃 いわゆる桃(笑)。供出温度が低いと缶詰の白桃!もちろん桃の香りには麝香やマンゴー、パイナップルのトロピカル・フルーツやスパイスのニュアンスは付随するのですが、桃なのです(笑)。
ほんと驚かされました(笑)。もちろん辛口です。それも残糖分は1L中なんと0.5g
!とんでもない辛口です。それでも総酸が3.95gと低めなので甘く感じるマジックが成立してるようです。
あまりにも斬新でユニーク!
醸造・熟成過程で木樽は使っておらず低温で管理。マロラクティック発酵をコントロールしていますから、ソーヴィニヨン・グリの特性を熟知した作り手であることは明らか。完全な確信犯ですね(笑)
。ただ、インポーターさんに聞くと2019年のメイクはこれほど桃の香りが顕著ではなかったとのこと。
う~ん。
この2020年がフロックなのか?たまたまなのか?奇跡なのか?判断するにはまだ時間がかかりそうです(笑)。
それにしてもボルドーの白を飲んで驚かされたのは何十年ぶり。初めてR・ド・リューセックを飲んだ時以来かな(笑)。
●シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2019年 フランス ボルドー赤 ブライ コート・ド・ブライA.C. 750ml 2545円税込み
シャトー・ムーラン・ドゥ・リュクリューは、17世紀から続く地所。その昔風車(ムーラン)があったことからその名前が付けられています。現地に行くと、風車の面影が残る塔を見ることが出来ます。1980年から現オーナーの父親の代になり、本格的にワイン造りを始めました。シャトーはコート・ド・ブライ内にありますが、数キロメートル先はコート・ト・ブールのエリアになる為、ブライに12ha,ブールに10ha、合計22haを所有しています。オーナーのギヨーム氏は2006年~2009年スパグロ(国立農業科学高校)卒業後、2011年にはランゴンのワイナリーにて醸造長を務めた経歴の持ち主です。2013年にビオの畑を購入し、それ以降徐々に転換しています。
2014年にファースト・ヴィンテージをリリース。マスキューではソーヴィニヨン・グリの白2020年から扱い開始。サンセールのような桃の香りで大人気(笑)。いわゆるボルドー・セックとしては異例のスタイル、出来映えでした。
今回の赤は2019年にてマスキューデビュー(笑)。セパージュはメルロー95%、マルベック5%。セメント・タンクとステンレス・タンクで熟成したもの。ティスティングするとわずかに木樽のニュアンスも感じます。(ひょっとしたら裏技があるかもしれませんね(笑))キメ細やかでディテールがはっきりしており、集中力がありとても緻密。生命力に通じる伸びやかさに心奪われます(笑)。ちゃんとしたビオ系ですね。
最初ブラインドでティスティングしたおり、メルロー90%とカベルネ・フラン10%ほどをブレンドしたものと判断。でも蓋を開けるとメルロー95%になんとマルベック5%(笑)。う~ん。赤い鮮烈な小粒の果実のニュアンスはマルベックでした。ただし、5%ほどでこれほど強烈な印象を与えるとは!ちょっと驚きました。
基本マルベックだけでなくメルローも同様の尽力を払ったもののはず。低収量由来の締まった感じはとても好感が持てます。しっかり撰果されており、作り手の実直さが伝わってくる今時珍しいボルドー・ワインしかも斬新なのでございます(笑)。
●ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2017年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 3300円税込み
マスキューの愛するモンフェラートのルケ。その中でもっともトラディショナルなのがこのクラシック。
今回2017年のバック・ヴィンテージが限定入荷いたしました(笑)!
簡単にすぐに手の内を見せない頑固なルケ。2022年5月のます試飲会では解りやすい『ブリック・ド・ビアンク2019年』を弟、『ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック2019年』を兄貴として紹介させていたしました(笑)。思い出していただけましたか?
ようやく飲み頃に入りました(笑)。果実味は熟した山桃、スグリ、オレンジ系に香木やリコリス、キノコ等の山の湿った香り。その一方でなめし革やエスニックなスパイス等の乾いた香り。それらが折り重なり、香りだけでも壮麗。もちろんアルコール分は15%の限界値(笑)、それに伴った膨大なタンニンやエキス分との折り合いは抜群で無理がない高次元な姿。
ユニークなグレート・ワインでございます。
この2017年ヴィンテージを飲んで、ようやくルケが解ったような気がします(笑)。きっとこれでも、かつてより解りやすく作られているような気がしました(笑)。10年くらいを目安に作っているのかな?
以下2019年ヴィンテージの記載
皆さんこの ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G 知っていましたか(笑)?
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
ルケをちょっと調べるとかるくて飲みやすい品種とありましたが、実際に飲むととんでもない(笑)。経験したことのない迫り来る個性でございました(笑)。野性味満々(笑)。果実味は鮮烈な赤や黒のスグリやリコリス、ワイルド・ベリー。ちょっと経験したことのないもの。それにハーブや漢方薬や甘草のニュアンスが伴う。しかもアルコール分は15%のフル・プルーフですから圧巻なのです(笑)。とは言えアルコリックでない折り合い。残糖分を感じさせないタンニンと酸とアルコールの高度な折り合いの良さは特筆もの。小粒の巻き貝の肝や熊の肝、完熟葡萄の種由来のフェノールは複雑で深みを与えています。マスキュー扱いの個性派ワイン『ペラベルガ』が似たような立ち位置のワイン。同じピエモンテの赤ワインです。家内曰く「熊
の匂いのするワイン」でございます(笑)。
あとワイン自体がとてもしっかりしており抜栓から1週間ほど変化を楽しみながら飲めました。さすがトレ・ヴィッキオリを取ったワインでございます(笑)。
以上久しぶりの6本となります!
●限定品 カスターニョ・エコロジコ・モナストレル 2021年 ボデーガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O. 赤 750ml 850円税込み
ヘクラでお馴染みのスペイン・ムルシア州のボデーガス・カスターニョの限定特売品となります。どうやら荷崩れしたようでラベルにワインがかかったりしたアウトレット。中身には問題ありません。
味わいはミディアム。濃くてタニックな従来のスタイルとは違います。エレガントですらあり、飲み口スイスイ(笑)。でもしっかりとしたモナストレルらしい安定感があります。翌日になるとより美味しくなっています(笑)。
オーガニック認証をとったり、ヴィーガン認証を目指すなど、更なる進化を目指してのイノヴェーションかな(笑)。ラベル・デザインも洒落ていて格好いい(笑)
。
●『ツヴァイゲルト』2013年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 赤 1L 1885円税込み
オーストリア カンプタールで造られるツヴァイゲルト100%の赤ワインです。造り手は『グリューナー・ヴェリトリーナー』と同じヘレラー家です。
この赤ワインも『グリューナー・ヴェルトリーナー』同様にレベルが高い!
ツヴァイゲルトはオーストリアにおいてメジャーな赤ワイン品種として有名です。昔飲んだ印象ではフランスのガメイに良く似た品種だと。ランクとしたなら、クリュ・ボジョレーの良品クラスの出来。あと驚くべきは柔らかさと雑味の無さです。ガメイのような華やかなベリー系の香りはあくまでも伸びやか、それでいて有りがちな酸やタンニンの収斂性がありません。まとまりが良く欠点が見当たりません。
うーん。
白の『グリューナー・ヴェルトリーナー』同様エレガントなスタイルなのです。
もちろん同様に収穫は手摘み、オークの大樽とアカシアの樽で14ヶ月熟成後瓶詰されます。この辺りに秘密が隠されているかもしれませんね。
これまた同様の1リットル瓶のスクリューキャップにての登場です(笑)。ちょっと冷やして美味しさが冴える、嬉しいハイコストパフォーマンスの赤なのです。
〇『グリューナー・ヴェルトリーナー』 2022年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 白 1L 1885円税込み
上品で風味豊か!カンプタールの『グリューナー・ヴェルトリーナー』です。
大河ドナウ川に流れ込むカンプ川から名付けられた葡萄産地カンプタール。ハンガリーに通じるパノニア平原にあり、山塊からの冷気と平原の熱気により寒暖差により、酸のある風味豊かなワインがつくられます。
生産者のヘレラー家は200年以上続く古い家族経営のワイナリー、ワイナリーを切り盛りするアロイス・ヘレラーさんはクロスターノイブルグ・ワイン・アカデミーを卒業後、南アフリカとドイツで修業し、1998年よりワイナリーを任されるようになりました。
このワインまず一番に感じたのは、酸のキメ細やかさです。飛び抜けたフローラルさはありませんが、柑橘系の爽やかな香りはまとまりが良く、舌を刺激するものがありません。綺麗に角の取れた丸い酸が密にしかも統率のとれた形を成しています。ヴェリトリナーらしい白胡椒のようなスパイスの香りが全体のアクセントとなり、完成度を高く演出しています。
雑味もなく、栽培、選果、醸造にアラがありません(笑)。すべてに手を抜いていません。面白いのは熟成にステンレスタンクと若干の大樽を使っています。きっとネオ・クラシックな造りなのですね。経験とセンスの良さを感じます。
1リットル瓶入りのデイリーユースなワインとして提供されていますが、そのレベルの高さにはビックリのハイコストパフォーマンスワインの出現です(笑)。
癒されます。
〇シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2021年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込み
皆さん!
ソーヴィニヨン・グリ100%のボルドー・セックを飲んだことありますか?
私は飲んだことがありませんでした(笑)。
飲んでビックリ!
桃、桃なのです(笑)。
たしかにサンセールなどのソーヴィニヨン・ブランを使ったコテコテの白ワインは桃の香りが強く出ますが、このワインのセパージュはソーヴィニヨン・グリ。
ソーヴィニヨン・ブランにみられる独特の臭みはありますが、それを凌ぎ折り合いをつける大きさを持っておりその桃の香りは圧巻。飲んだ瞬間思わず絶句しました(笑)。供出温度が高いと白桃、黄桃 いわゆる桃(笑)。供出温度が低いと缶詰の白桃!もちろん桃の香りには麝香やマンゴー、パイナップルのトロピカル・フルーツやスパイスのニュアンスは付随するのですが、桃なのです(笑)。
ほんと驚かされました(笑)。もちろん辛口です。それも残糖分は1L中なんと0.5g
!とんでもない辛口です。それでも総酸が3.95gと低めなので甘く感じるマジックが成立してるようです。
あまりにも斬新でユニーク!
醸造・熟成過程で木樽は使っておらず低温で管理。マロラクティック発酵をコントロールしていますから、ソーヴィニヨン・グリの特性を熟知した作り手であることは明らか。完全な確信犯ですね(笑)
。ただ、インポーターさんに聞くと2019年のメイクはこれほど桃の香りが顕著ではなかったとのこと。
う~ん。
この2020年がフロックなのか?たまたまなのか?奇跡なのか?判断するにはまだ時間がかかりそうです(笑)。
それにしてもボルドーの白を飲んで驚かされたのは何十年ぶり。初めてR・ド・リューセックを飲んだ時以来かな(笑)。
●シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2019年 フランス ボルドー赤 ブライ コート・ド・ブライA.C. 750ml 2545円税込み
シャトー・ムーラン・ドゥ・リュクリューは、17世紀から続く地所。その昔風車(ムーラン)があったことからその名前が付けられています。現地に行くと、風車の面影が残る塔を見ることが出来ます。1980年から現オーナーの父親の代になり、本格的にワイン造りを始めました。シャトーはコート・ド・ブライ内にありますが、数キロメートル先はコート・ト・ブールのエリアになる為、ブライに12ha,ブールに10ha、合計22haを所有しています。オーナーのギヨーム氏は2006年~2009年スパグロ(国立農業科学高校)卒業後、2011年にはランゴンのワイナリーにて醸造長を務めた経歴の持ち主です。2013年にビオの畑を購入し、それ以降徐々に転換しています。
2014年にファースト・ヴィンテージをリリース。マスキューではソーヴィニヨン・グリの白2020年から扱い開始。サンセールのような桃の香りで大人気(笑)。いわゆるボルドー・セックとしては異例のスタイル、出来映えでした。
今回の赤は2019年にてマスキューデビュー(笑)。セパージュはメルロー95%、マルベック5%。セメント・タンクとステンレス・タンクで熟成したもの。ティスティングするとわずかに木樽のニュアンスも感じます。(ひょっとしたら裏技があるかもしれませんね(笑))キメ細やかでディテールがはっきりしており、集中力がありとても緻密。生命力に通じる伸びやかさに心奪われます(笑)。ちゃんとしたビオ系ですね。
最初ブラインドでティスティングしたおり、メルロー90%とカベルネ・フラン10%ほどをブレンドしたものと判断。でも蓋を開けるとメルロー95%になんとマルベック5%(笑)。う~ん。赤い鮮烈な小粒の果実のニュアンスはマルベックでした。ただし、5%ほどでこれほど強烈な印象を与えるとは!ちょっと驚きました。
基本マルベックだけでなくメルローも同様の尽力を払ったもののはず。低収量由来の締まった感じはとても好感が持てます。しっかり撰果されており、作り手の実直さが伝わってくる今時珍しいボルドー・ワインしかも斬新なのでございます(笑)。
●ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2017年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 3300円税込み
マスキューの愛するモンフェラートのルケ。その中でもっともトラディショナルなのがこのクラシック。
今回2017年のバック・ヴィンテージが限定入荷いたしました(笑)!
簡単にすぐに手の内を見せない頑固なルケ。2022年5月のます試飲会では解りやすい『ブリック・ド・ビアンク2019年』を弟、『ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック2019年』を兄貴として紹介させていたしました(笑)。思い出していただけましたか?
ようやく飲み頃に入りました(笑)。果実味は熟した山桃、スグリ、オレンジ系に香木やリコリス、キノコ等の山の湿った香り。その一方でなめし革やエスニックなスパイス等の乾いた香り。それらが折り重なり、香りだけでも壮麗。もちろんアルコール分は15%の限界値(笑)、それに伴った膨大なタンニンやエキス分との折り合いは抜群で無理がない高次元な姿。
ユニークなグレート・ワインでございます。
この2017年ヴィンテージを飲んで、ようやくルケが解ったような気がします(笑)。きっとこれでも、かつてより解りやすく作られているような気がしました(笑)。10年くらいを目安に作っているのかな?
以下2019年ヴィンテージの記載
皆さんこの ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G 知っていましたか(笑)?
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
ルケをちょっと調べるとかるくて飲みやすい品種とありましたが、実際に飲むととんでもない(笑)。経験したことのない迫り来る個性でございました(笑)。野性味満々(笑)。果実味は鮮烈な赤や黒のスグリやリコリス、ワイルド・ベリー。ちょっと経験したことのないもの。それにハーブや漢方薬や甘草のニュアンスが伴う。しかもアルコール分は15%のフル・プルーフですから圧巻なのです(笑)。とは言えアルコリックでない折り合い。残糖分を感じさせないタンニンと酸とアルコールの高度な折り合いの良さは特筆もの。小粒の巻き貝の肝や熊の肝、完熟葡萄の種由来のフェノールは複雑で深みを与えています。マスキュー扱いの個性派ワイン『ペラベルガ』が似たような立ち位置のワイン。同じピエモンテの赤ワインです。家内曰く「熊
の匂いのするワイン」でございます(笑)。
あとワイン自体がとてもしっかりしており抜栓から1週間ほど変化を楽しみながら飲めました。さすがトレ・ヴィッキオリを取ったワインでございます(笑)。
以上久しぶりの6本となります!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
今マスキューは今月末の試飲会のラインナップを決める佳境です
Sep 21, 2023 by weblogland |明日の木曜日は最高気温が30℃を下回るようですね(笑)。やっとですね(笑)。
ところで今マスキューは今月末の試飲会のラインナップを決める佳境です(笑)。
試飲会は9月29、30日ですから、明日には決めたいところです。今晩、今日取り寄せたボルドーの赤を飲んでみて決まれば嬉しい(笑)。
気温が30℃を下回るようになると試飲会のワイン選びの選択肢が増えます。コテコテの赤ワインを酷暑の中お出ししてもミスマッチですもんね。どうしても爽やか系を選び勝ち。今月末こそはしっかりとした赤も出したいところです。今月末って、もう10月のちょっと前ですもんね(笑)。10月にはリリースの早いヌーボーが届き始めます。
でもですね(笑)、長期予報だと10月も30℃を越す残暑の日々が多々あるとか。
秋を待っていられないマスキューでございます(笑)。
ところで今マスキューは今月末の試飲会のラインナップを決める佳境です(笑)。
試飲会は9月29、30日ですから、明日には決めたいところです。今晩、今日取り寄せたボルドーの赤を飲んでみて決まれば嬉しい(笑)。
気温が30℃を下回るようになると試飲会のワイン選びの選択肢が増えます。コテコテの赤ワインを酷暑の中お出ししてもミスマッチですもんね。どうしても爽やか系を選び勝ち。今月末こそはしっかりとした赤も出したいところです。今月末って、もう10月のちょっと前ですもんね(笑)。10月にはリリースの早いヌーボーが届き始めます。
でもですね(笑)、長期予報だと10月も30℃を越す残暑の日々が多々あるとか。
秋を待っていられないマスキューでございます(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
サンプル第一陣届きました!
Sep 08, 2023 by weblogland |今日マスキューが日頃お世話になっているインポーターのアズマさんと稲葉さんから取り寄せたサンプル来ました!
なかなか1,000円代のワインが少なくはなりましたが、コストパフォーマンスが良ければ問題なし!かな(笑)?
そんな訳でこれ飲んでみたい!ワイン中心で取り寄せました(笑)。当然今まで扱った生産者のものもありますので、外すことはないだろう(笑)。きっと美味しいに違いない!絶対に美味しいに決まってる!
となればイイなぁ(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ