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Written on 2024 05

試飲会の続きです(笑)。

May 31, 2024 by weblogland |
試飲会の続きです(笑)。

「あっ!ファモーズが凄すぎてリースリングのこと忘れてた(笑)。そっかあ、だからリースリングとファモーズを離したんですね(笑)。」
私「左様でございます(笑)。直接比べないような苦肉の策です(笑)。」
「でも、リースリングはリースリングで別ジャンルですよね(笑)。」
私「そう言ってくださると有り難く存じます。」
家内「リースリングを飲んだ後にファモーズが来るのは…。ちょっとリースリングが可哀想です(笑)。」
「う~ん。そうですよね。ファモーズはマスキューさん曰く『すべてを凌駕するワイン』でしたからね(笑)。」
「ファモーズの前が美味しいサルタムールでよかったらと思いますよ(笑)。サルタムール飲んだときは、『後の白大丈夫かな?』って実は思ったんです(笑)。」

作戦成功かな?
リースリングはリースリングでしっかり皆さんの心を掴んだようです(笑)。
あ~、良かった!

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桝久 試飲会リポート 後半

May 29, 2024 by weblogland |
サンタムール 2020年 パコー・ヴィニロン フランス ボジョレー 赤 750ml 3960円税込み
「あ~あ!これ美味しい(笑)!」
家内「先だって飲んだときにはちょっと還元臭がしましたが、これはほとんど感じませんね(笑)。まあ、開けてからちょっとすれば還元臭は飛んでしまいますが。」
「とにかく飲みやすいんですが、凄くしっかりしている(笑)。しかも高級感がある(笑)。」
「まとまりが愛くるしい(笑)。可愛い!」
「上等なピノ・ノワールみたいですよね(笑)。」
私「ピノ・ノワールの親はガメイですから
このレベルだと違いが解りませんよね(笑)
。作り方は基本同じですし(笑)。」
「本当にボジョレーなんですか?僕はボジョレーと言えばボジョレー・ヌーヴォーのイメージしかありません(笑)。キャンディーやバナナの香りがガメイの香りだと思ってました(笑)。」
「そうそう(笑)。これは薔薇やストロベリーの香りだよね(笑)。ヌーヴォーとは違う(笑)。」
「作り方が違うのですか?」
私「基本的には同じですが、これはちゃんと熟成させたものです。あの香りがなくなってガメイ本来の果実味が出ています。」
「ヌーヴォーも置いておけばこうなるのですか?」
「汎用品的なヌーヴォーは残念ながらこうなりません。ただし、ヌーヴォーとしてリリースされても渾身の作りのものは何年か経つとピノ・ノワール的な香りに変わります。」
「マスキューさん得意のモリエールのヌーヴォーなんかそれだよね。ヌーヴォーとしてすぐに飲むにはもったいない(笑)。」
私「ありがとうございます!ちょっと特殊なほどですが(笑)。」
「香りと液体の味が一致してるよね(笑)。」
「大きいんだけど凸凹がないですよね(笑)。上品(笑)。」
家内「ずっとこの状態が続きます(笑)。とてもしっかりしています。飲みやすく軽くも感じますが(笑)、もともとの葡萄の良さを感じます。」
「うんうん。旨味が膨大でそれが出しゃばらない。」
「最近家で昆布だしを取ったのですが、『60℃で取るととても上品に取れる』と聞いてやってみたらその通しでした(笑)。このワインの旨味と共通してますよ!」
家内「一般に古い葡萄樹からのワインはしっとりとして旨味がとても感じられますので、最初このワインも古樹だと思ってましたが、実際は樹齢10年ほどと知り驚きました(笑)。グリーンハーベストや撰果を丁寧に何度もした結果だと思います。」
私「しかもこのドメーヌはマコンがメインでクリュ・ボジョレーは最近始めたばかり。新進気鋭のドメーヌとして高く評価されている訳です(笑)。」
「雑味が無いんだよね(笑)。」
私「プレスしないで上澄みだけでワインが作られているからです。」
「タンニンは沢山入っているけど全然タニックには感じませんね(笑)。とにかく綺麗なタンニン。」
「マルセル・ラピエールのボジョレーに似てますよね?」
私「良くご存知で!マルセル・ラピエールのボジョレーより醸しがちょっと長いように思います。微妙な塩梅と意図したスタイルだと思います。」
「あの薄旨いボジョレー!好きでだいぶ飲みましたよ(笑)。」
私「マルセル・ラピエールはブルゴーニュのカミュみたいですよね(笑)。これはもっとクラシックなスタイルだと思います。」
「香りと味わいの伸びが圧巻(笑)!これもビオ系のワインですか?」
私「ご名答!でもビオ、ビオしてませんよね(笑)。」
家内「フランスの国家認証の『ヴァン・メソッド・ナチューレ』を取っているようです。ラベルには全く謳ってませんが(笑)。」
「『普通にワイン作ってるんだから』ってプライドなんだろうね(笑)?」
私「リヨン辺りのワイン・ショップで『ブルゴーニュらしいワインを下さい。』なんて聞いたらコレを薦められるかもしれません(笑)。」
「マスキューさん!このワイン飲み干してグラスの底にちょびっとだけ残ってますが、香りが変わらない(笑)。一滴口の中に入れても美味しい。ひとつ前のスペインのガルナッチャは酸っぱくなってる(笑)。」
私「品質の差かと(笑)。」



〇ファモーズ・クリュ・アルティジャナーレ 2019年 サンタ・ルチア イタリア エミリア・ロマーニャ 白 IGTルビコーネ 750ml 3677円税込み
「コレが今回のトリですね。ラベルがキンキラキン(笑)!」
「液体もキンキラキンだぁ(笑)。」
「マスキューさん!先月はティントーレとピエディロッソと赤の地場品種でしたけど、今回はファモーズ!ニッチなところ突いていて宜しい(笑)!」
「イタリアって品種が多いからそれだけでも楽しめますよね(笑)。赤は様々な品種が先行して入っていたけど、白も沢山の品種があるのですね(笑)。」
私「白はステンレス・タンクの使用、温度管理や衛生管理が進んだため80年代の後半から品質自体が良くなりました(笑)。」
「白は特に温度管理が重要だから、それが出来ないと大した白ワインは作れませんよね(笑)。」
「そうだよ(笑)。昔フィッシュ・ボトルの白を有り難く飲んでたけど、そんなに旨い物じゃなかった(笑)。」
家内「ヴェルディッキオ・ディ・カステーリョ・イエージですよね。いつの間にか見なくなりましたね(笑)。」
「あと藁巻きのキャンティ(笑)。」
私「もともと多様な品種がイタリアにはありますから、それを使った唯一無二の白ワインが狙い目かと(笑)。ケチでへそ曲がりのマスキューじゃない戦略です(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しください。」
抜栓してから気づきました!
ちょうどイタリア・ワイン・ラヴァーのMさんに聞きました。
私「Mさん!今このワイン常温で飲んでいただいてますけど、どうでしょう?ちょっと冷やしてみますからお試しくださいませ。」
Mさん「う~ん。絶対にちょっと冷やした方が良い!常温だと強さが目立つ。あと、もわーっとなる(笑)。」
家内「20℃以下が良いかな?」
私「15~20℃の範囲ならオッケーですね(笑)。全体のディテールとバランスが取れますね(笑)。ご協力ありがとうございました!」

そうしていよいよ準備万端開始です(笑)。

「あ~あ!コレ凄いね!『ファモーズ』なんて知らなかったけど、凄いワインが出来るんだね。」
「まさに言葉を失う味わい。旨味と香りの塊だね(笑)。」
「エミリア・ロマーニャの何処ですか?」
家内「ボローニャの近くです。地元ではこの新酒を使うと美味しい白ワインが出来るとこだわる少数の生産者がいるようです。近年遺伝子解析をしたら亜種ではなくオリジナルの品種と判明してから力が入ったようです(笑)。」
「桃…、メロン…、果実味の凝縮感は凄い
、圧巻。その広がりや余韻も含めて巨大。」
「なかなかお目にかかれないレベル(笑)。」
「やはり世界最古のボローニャ大学があるだけのことはある(笑)!」
「変に香りが突出してないところがまた凄い。トロピカルと言うほどではないし。」
「ひとつひとつのワインの要素は飛び抜けているのだけど、全体としてしっくり来ている(笑)。単一品種とは思えない。」
「深い…。」
私「折り合いが高度かと(笑)。ここで問題です!このワインのアルコール分はいかほどでしょう?」
「う~ん。濃いけれどぶっきらぼうなところはない。13%くらいかな?」
「無理に遅摘みしてはいない。ハニーさが強調されていない。13.5%かな?」
私「私もそれくらいだと思いましたが、正解は14.5%でした(笑)。思いっきり外しました(笑)。きっと特殊な晩熟タイプの品種なんでしょうね。『ファモーズ』のオリジナリティーなのかと思いました(笑)。まあ、グレート・ワインかと(笑)。」
「マスキューさん曰く『渾身』のワインですな(笑)。」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます。」
家内「香りの構成がマスキュー定番のローヌの白 シャトー・ド・バステの『アエリス』に似ています。マルサンヌとルーサンヌとヴィオニエの混植混醸したものです。」
「店長!ファモーズってヴィオニエに似てますよね(笑)。桃、ネクタリン、メロン…
ヴィオニエとしてもかなりの高級品(笑)。

「コンドリューみたい(笑)!木樽は使ってますよね?」
家内「一部使ってます。」
「使いすぎてない。タルタルしてない(笑)
。」
私「北ローヌのヴィオニエは樽を使い過ぎていて…。〇〇〇なんですよね(笑)。昔のシャトー・グリエに近いかも?あれほどメロンっぽくはないか?」
私「このワイン、ザコルの白『リーナントデュ』にも香りの構成は似ています。ただ『リーナントデュ』とは熟成のスパンが違うかな。」
「樽のニュアンス…、クリームっぽさがあるからクリーム系の料理には合う。」
「これだったらボロネーゼも大丈夫(笑)?」
私「生ハムメロンしか思い浮かびません(笑)。発想が貧困でスミマセン!」
家内「あとになるとソーヴィニヨン・ブランのような樟脳のニュアンスも出てきます。」
「う~ん。和のニュアンスもあるんですよね。膨大な旨味だけじゃなく(笑)。」
「ところでIGPにルビコーネってありますが、ルビコン川?」
「ちょっと調べると…。おっルビコン川ですよ。え~と、汚い小さな小川ってある
(笑)。」
私「堂々たる大河じゃないんですかぁ(笑)?」
「埋め立てたりして川がなくなったりすることはありがちですが(笑)。」
「かなり昔のことですしね(笑)。」

あと、今回の並びどうしてもリースリングとファモーズを離したかったのです。
ご理解いただけたかと(笑)。

どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
最近物忘れが良くて良くてご迷惑おかけしております。『あれ』、『それ』、誤字、脱字連発中。アルツ利秋、ハイマー昭子、二人合わせてアルツハイマーでございます!
ありがとうございました!

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桝久 試飲会リポート 前半

May 27, 2024 by weblogland |

昨日、一昨日と暑いなかご来店ありがとうございました!


〇キードリッヒャー ザントグルーブ リースリング キャビネット 2021年 ワイングート・クラス ドイツ ラインガウ 白 スクリュー・キャップ 750ml  2168円税込み

「いやー!今日は暑いですね(笑)!汗かいちゃいましたよ。」
私「今日はシャッターを下ろし、エアコンをつけて、強く冷やしたリースリングがウェルカム代わりでございます(笑)。」
「ドイツのリースリングですか。凄く久しぶり(笑)。」
「昔は、まずドイツの甘口ワインが登竜門
(笑)。」
「最近はとんとご無沙汰(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ!」
「あ~あ!うんまい(笑)。」
「店長!生き返りましたよ(笑)!イイですねぇ(笑)。」
「リースリングは冷やすべし!」
「リースリングって一口飲むといかにもリースリングなんですよね(笑)。」
私「ペトロール香がしますからね(笑)。」
「そうそう。そのペトロール香が白い花やグループフルーツ、レモンなどの果実と上手く調和するんですよね。私、ペトロール香は個人的に嫌ではありませんから(笑)。」
「ペトロール香って?」
私「ちょっと灯油みたいな香です。」
「あ~、なるほど!解りました(笑)。私も気にならないタイプかな(笑)?」
「甘いけど切れがあってイイ(笑)。」
「これジュースですよ(笑)!」
家内「ちなみにアルコール分は7.5%と抑えて仕上がってます。」
「レモネードみたいですよ(笑)!」
「スプリッアーみたいにして飲むも良し!」
「そうそう。ドイツのビールをあまり飲まない地域ではワインを炭酸で割って飲みますよ(笑)。」
「それを狙って企画したワインかも(笑)?」
私「このワイン、完全発酵するとアルコール分は12%近く上がります。7.5%で仕上げると残糖分が70g/Lほど残ります。」
「かなり甘いですよね。」
家内「昔の感覚だとアウスレーゼ並みです
(笑)。」
「そんなに糖分があるとは思えないですよね。驚いた(笑)。」
「酸がある?」
私「総酸は9.5g/Lとかなり立派な部類です(笑)。ラインガウらしいです。」
「急傾斜の畑ですか?」
家内「ラインガウに注ぐ支流の川沿いの緩傾斜地です。畑名『ザントグルーブ』は『砂の穴』、土壌は砂と急傾斜地から落ちてきた砕石のようです。」
私「水捌けも良く、下層は保水力もありそうです。量も取れそうですね(笑)。」
「飲んだ感じだとモーゼルに似てますよね
。甘重くないし、伸びやかだし(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「コレ単純に冷奴食べながら飲んだら美味しそう(笑)。正油じゃなくてポン酢正油!」
「そうそう(笑)。ネギ、生姜、茗荷をたっぷり、しかもその上に鰹節!完璧かな(笑)
?」
家内「豚の角煮作るときリンゴを一緒に煮ると美味しい。それをこのワイン飲みながら食べたら美味しいでしょうね(笑)。盛岡に旅行に行った時に居酒屋さんで教わりました(笑)。」
私「あー!あれね(笑)。思い出した(笑)。」
家内「先日このワインを飲みながら春巻き食べたら凄く美味しかったでした(笑)。」
私「7:3の酢醤油(笑)!ちなみに穀物酢ではなくワイン・ビネガー使いました。甘口のリースリングでも酢醤油を使う中華料理なら何でも美味しくいただけますね(笑)。」
「中華料理って酢や砂糖をよく使うから甘口のリースリングでもオッケーですよね
(笑)。」
「そうそう、紹興酒だって甘いもんね(笑)。」
「青唐辛子を使った中華のサラダで『虎が怒るくらい辛いサラダ』があるんですが(笑)、それ絶対に合う!青唐辛子が辛ければゆず胡椒を使って和風にアレンジしても良いですよ(笑)。」
「このワインたしかに甘いのですが、酸がある。酸っぱい系だけではなく旨味系の酸もちゃんと入っている。そうすると食事にも合う!甘いワインは食事には合わないなんてセオリーは絶対に嘘ですよ(笑)
!」
私・家内「そーなんです(笑)!実はこのリースリング、10日くらいたつと醤油をかけたオカカみたいな香がします!驚きでした!」
「オカカ?」
家内「鰹節に正油降っておにぎりにするオカカです(笑)。」
「えー!10日後ですかぁ!そんなに待てませんよ(笑)。」
私「我々は職業柄ワインの最期の姿まで確認しないと納得出来ませんので(笑)。でも美味しくて途中で飲み干すこともしばしばです(笑)。」
家内「実際、食卓に20本も飲みかけのワインが並んだ日にはホント邪魔です(笑)。でもしょうがない(笑)。」
私「夜中に私がけつまずいてストライクを出すし(笑)、大変でした。」

〇【限定品】ニエトロ・デ・ソモス マカベオ 2020年 ボデガス・ソモス・ガルナッチャ 白 スペイン アラゴン D.O.カラタユド 750ml 1500円税込み
「おっ!これはこれで辛口、厚みがあって美味しい。前のリースリングの強い酸とは違った意味で良いかな(笑)?」
「マカベオ?香はあまりしないけど、柔らかな厚みが程好い(笑)。」
「香が強くないから、和食にはかえって良さそう(笑)。ちょっと生姜っぽさもあるから天ぷらなんか合いそう(笑)。」
「1,500円ですか、コスパ良いですよね(笑)。」
「上質なデイリーですよね(笑)。」
「そうそう、お寿司屋さんなんかコレ1本でオッケーかな(笑)。あるお寿司屋さんがワインはピノ・グリージョ1本だけで
対応してました(笑)。不勉強の謗りは受けていませんでした(笑)。ある意味正解であるかもしれませんね。」
「ぼやけたシャルドネみたいだけど(笑)、程好い厚みがあってグッド(笑)。」
家内「マカベオ自体が香ではなく、厚みに品種の訴求力があります。」
「南フランスのユニブランやルーサンヌみたいですよね。」
私「最初にこの白を飲んだときに南フランス…、ラングドック辺りのワインかと思いました。」
「全然スペインしてませんよね(笑)。斬新(笑)?」
「カラタユドでしたっけ、産地としてはどうなんですか?」
家内「無名に近い産地。人も住みにくい過酷な環境です。標高1,000mほどの荒涼とした台地です。写真だと…コレ!」
「あっー!畑はあるけど人家がない(笑)!
砂漠に近い。」
「寒暖差が30℃なんてこともザラのようです。人は住めない。」
「人は谷あいのもっと標高の低いところに住んで、坂を登って作業するのかな?いずれにせよ大変だよね。」
「そうなると無名の産地だよね(笑)。」
私「近年は大資本の参入により畑の集約化、設備の近代化が一気に計られて脚光を浴びてきました。」
「そうだよね、土地は安そうだし(笑)。ワイン・ツーリズムなんかやれば人が集まりそう(笑)。」
「そうそう。基本自然しかないもんね(笑)。」
「マスキューさん!このあとは同じ生産者の赤ですよね?」
私「左様でございます。(なにやら感づかれたかな?)」
「白、白と続いたからそのままラスボスの白に行くかなと思ったんです(笑)。」
「でも、同じ銘柄の赤だからそれはそれでイイんじゃない(笑)?」
私「まっ、まっ、ラスボスの白は白で最期のお楽しみということで…。(今手の内は明かせませんから誤魔化す。)」
「マスキューさん!ブログで読んだんですけど、マイナンバーカード怒ってます?」
私・家内「えへへ(笑)。読まれました?我々基本ケチでへそ曲がりですからね(笑)。まず利権の臭いがぷんぷんだし(笑)、現実あんなカード作ったら逆に危ない。」
「そーなのよね!だから私絶対に作らない!」
私・家内「ナンバーは必要かもしれないけど、カード作る必要性って後付けですよね。しかも銀行口座にヒモつけるなんて冗談じゃない。危ない危ない。」

同士がいて変に盛り上がる(笑)。高齢者になると経験的に胡散臭さに敏感になります(笑)。ましてやワイン・ラヴァーですから臭いには敏感なのです(笑)。


●【限定品】ニエトロ・デ・ソモス ガルナッチャ 2019年 ボデガス・ソモス・ガルナッチャ 赤 スペイン アラゴン D.O.カラタユド 750ml 1500円税込み
「マスキューさん!この赤ワイン、以前試飲会で出ましたよね(笑)!」
私「左様でございます(笑)。あの時は2018年の赤でした。お値段が1880円税込みで販売いたしました。今回は限定品ということで1,500円税込みでの特別価格での販売となります(笑)。」
「ということはもう止めるのかな(笑)?」
私「インポーターさんは何も仰って無かったですが…。在庫調整かもしれません。」
「なるほど、いずれにせよこの価格は嬉しい(笑)。」
「果実味もしっかりしてるし、とても飲みやすい(笑)。」
「これって南フランスのグルナッシュですよね(笑)。スペインのガルナッチャだともっとごついですよね。」
「ちょっと待って!グルナッシュとガルナッチャって同じ品種なんですか?こんがらかってきた(笑)。」
「そうそう。サルデーニャ島だとカンノナウって呼ばれてる(笑)。」
家内「私は原産地原理主義者なので、このガルナッチャを認めたくありません!(きっぱり)」
私「このワインを最初に飲んだときは、ローヌのグルナッシュと思いました(笑)。逆にスペインのガルナッチャでも、南フランスのローヌと同じような味のワインが出来ることに驚きました。原産地って一体何?と思うほどでした(笑)。」
「うんうん。良くできてるじゃないですか
(笑)。アルコール分はいかほど?14.5%くらいかな?」
私「ピンポン!大正解です(笑)。さすがプロ。」
「飲みやすさ、売りやすさを追及してるのかな(笑)?アメリカ人好きそうな味だし(笑)。」
「少なくとも地元消費用のワインではないよね(笑)。」 
「このワイン、焼き鳥なんかのタレにはぴったり(笑)。タレを使った料理なら何でもオッケー(笑)。」
家内「昆布の佃煮のヨードっぽさ、ミネラル感があります。」
私「単純にカツサンド食べながらこれ飲みたい(笑)!」


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今回の試飲会のサブリミナルは何ですか?

May 23, 2024 by weblogland |
お客様「マスキューさん!今回の試飲会のサブリミナルは何ですか?」
私「それはサブリミナルですから言えませんが(笑)!特別お教えしますね(笑)。」
お客様「特別にお願いします(笑)。」

とうとう完全なる予定調和のサブリミナルになったようです(笑)。合わせてくださるお客様に感謝!

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私「ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリェブルゴーニュ・ピノ・ノワール2021&2022年です!」
お客様「2021年と2022年ですか。久しぶりですよね?」
私「2021年の数があまりに少なく、2022年と同時に入荷しました。それにしても割り当てで予約制となりました。」
お客様「数も少ないし価格も高いですよね。」
私「そーなんです。申し訳ありません!このワインもとうとう4525円税込みとなりました。かといって愛するロシニョル・フェヴリェですから、全くないのは忍びない。ですからちょっとだけ(笑)。」
お客様「2021年と2022年ではどうなんですか?お値段は同じですよね?」
私「ロシニョル・フェヴリェのこのワインはまだ飲んでいませんが…、2022年の方が作柄はレギュラー。すぐに飲むには2022年の方が良いような気がします。」
お客様「値段が同じと言うことは良心的なのかな?」
私「はい!このドメーヌはそんなに大きくはありませんが、やはり名門。矜持があります。特に2021年がとんでもない値段が付いているところが多いです。」
お客様「う~ん。無茶しないんですね(笑)。」
私「ポマールやヴォルネイなんかもかなり良心的ですよ(笑)。(すかさず)」

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『犬』どんな味でしたか?

May 16, 2024 by weblogland |
お客様「マスキューさん!『犬』どんな味でしたか?」

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私「あっ!マルティルデの『イル・ジガンデ』2018年ですね(笑)。」
お客様「そう!それ!マルティルデのボナルダ(クロアチーナ)の3アイテムのラス・ボス(笑)。ボナルダ2019年はタンニンたっぷり、『ザッフオ』はめちゃくちゃ旨い、そして最後の『イル・ジガンデ』はどうなんですか?」
私「そーなんです。どう来るか?同じ品種で3度美味しい(笑)?実は甘いのです(笑)。意表をつかれました。だってアルコール分は14%ありますから、まさか甘いとは!絶句しました(笑)。」
お客様「へぇー、甘い!デザート・ワインなんですか?」
私「そんなにめちゃくちゃ甘い訳ではありませんが、甘い。食後にチーズを噛りながら飲むような…、食後に飲む赤ワインのような気がします。」
お客様「そんな家庭の団欒に犬が『オレも混ぜて!』と来るわけですね(笑)。」
私「左様かと(笑)。」

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リーナントデュ2019年の続きです!

May 15, 2024 by weblogland |
リーナントデュ2019年の続きです!


2024年5月10日より15日にかけて試飲継続中

今さっきこのワインを開けました(笑)!
ドメーヌ・デ・ザコルの白リーナトンデュ2019年です!
飲みたかったんですよ(笑)。
もちろんケチでへそ曲がりなマスキューにとっては高級ワイン(笑)。とても手が出ないランクですが、愛するザコルを知るためには飲まなくてはなりません(笑)。
そこで思いきって1本だけ取り寄せました
(笑)。太っ腹(笑)!
味わいは想定内の予想外(笑)。
絶対にグラン・クリュのレベルで作った渾身の白ワインであることは想定内だったのですが、味わいは今まで経験したことのない予想外のものでした(笑)。
すべてが巨大で強烈・強力(笑)。まず野菜をたっぷり煮込んだウスターソースのような香りにびっくり。それもコルクの異臭確認の際に気づく(笑)。
大丈夫かなコレ?
グラスに注いでワインからもウスターソースの香り。揮発性の立ち上る甘味が圧倒的。隠れているものが物凄く言葉を失う。最初の一口目は口当たり良く、スッと飲み込む刹那跳ね返される(笑)。こんなことは今までになかったとたじろぎました。
じっくり恐る恐るティスティングしなければ!
まずアルコール感、木樽熟成のニュアンスをまるで感じません。とても折り合いが良い。香りを支配するトロピカルフルーツは白から黄色の果肉。開け立てば白桃、ネクタリンのネクターのよう。アクセントにマルメロのニュアンス。それが複雑に絡み合いながらグリセリンの甘味でデフォルメされる。天に昇る竜巻のよう(笑)。その渦巻きは膨大な酸を伴う。それゆえ飲みながら正確に分析すらことが出来ないレベルとなります(笑)。とても飲みやすいことが地雷もしくはトラップのようなのです(笑)。
基本、ずっーと飲みやすいのですが、ずっーと強い(笑)。数日経っても1週間経っても変わりはあまり感じません。
ウスターソースの香りは薄まって行きますがエステル香が強くなります。きっと果実味が重すぎて立ち上らない。開いた状態になるにはまだまだ途方もない時間を要するワインだと直感。
想定内だが予想外の味わいにたじろぎました(笑)。
私の存命中にこのワインの真価を知ることは出来ないかもしれませんね(笑)。もっともまだ誰も知らないはずだから許しましょう(笑)!null

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さあ、最後の一あがきです(笑)!

May 14, 2024 by weblogland |
来週末がマスキュー試飲会。最後のサンプルが届きました。

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もうコレで決めなくては!
イタリア4本、フランス3本。
すべて3~4000円代ですから、まさか外すことはなかろうと大いに期待しております(笑)。ケチなマスキューらしからぬブルゴーニュの白もあります(笑)。
あと、実はスペインのワインが2本来ます。まだ家内には話していませんが、抑えの特売ワインを見つけました。やはり特売ワインも必要ですよね。いや、特売ワインもあってこそのマスキュー試飲会ですよね。勇気を出してそう言います!

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ドメーヌ・デ・ザコルの白リーナトンデュ2019

May 11, 2024 by weblogland |
今さっきこのワインを開けました(笑)!

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ドメーヌ・デ・ザコルの白リーナトンデュ2019年です!
飲みたかったんですよ(笑)。
もちろんケチでへそ曲がりなマスキューにとっては高級ワイン(笑)。とても手が出ないランクですが、愛するザコルを知るためには飲まなくてはなりません(笑)。
そこで思いきって1本だけ取り寄せました(笑)。太っ腹(笑)!

味わいは想定内の予想外(笑)。

絶対にグラン・クリュのレベルで作った渾身の白ワインであることは想定内だったのですが、味わいは今まで経験したことのない予想外のものでした(笑)。
すべてが巨大で強烈・強力(笑)。まず野菜をたっぷり煮込んだウスターソースのような香りにびっくり。それもコルクの異臭確認の際に気づく(笑)。
大丈夫かなコレ?
グラスに注いでワインからもウスターソースの香り。揮発性の立ち上る甘味が圧倒的。隠れているものが物凄く言葉を失う。最初の一口目は口当たり良く、スッと飲み込む刹那跳ね返される(笑)。こんなことは今までになかったとたじろぎました。
じっくり恐る恐るティスティングしなければ!
まずアルコール感、木樽熟成のニュアンスをまるで感じません。とても折り合いが良い。香りを支配するトロピカルフルーツは白から黄色の果肉。開け立てば白桃、ネクタリンのネクターのよう。それが複雑に絡み合いながらグリセリンの甘味でデフォルメされる。天に昇る竜巻のよう(笑)。その渦巻きは膨大な酸を伴う。それゆえ飲みながら正確に分析すらことが出来ないレベルとなります(笑)。とても飲みやすいことが地雷もしくはトラップのようなのです(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

May 01, 2024 by weblogland |
●シャトー・カリヨン 2008年 ボルドー フロンサック 赤 750ml 1480円税込
「マスキューさん!この赤、試飲会のラインナップに入ってなかったですよね?」
私「はい!急遽ラインナップに入れました(笑)!26日(金)の当日の午前中に入荷しました(笑)。当然ホームページにも販売アイテムとしてはアップしていません。」
「そんな話を聞くと、想像出来ちゃいますね(笑)。」
私「読み通りだと嬉しいのですが(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「う~ん。本当に2008年ですかぁ!全くくたびれてない(笑)。」
家内「しっかり瓶熟成をした本物です(笑)。」
「あ~あ、昔こんなボルドー飲んだよね(笑)。懐かしいし、癒される(笑)。」
「右岸らしいメルロー(笑)。もともとは硬質だったんだろうな(笑)。」
家内「メルローが95%、カベルネ・ソーヴィニヨンが5%です。飲んだ印象ではカベルネではなくプチ・ヴェルドかなと思いましたが。」
「溶け込みが良い!熟成の意味はコレなんですよね。コレ!」
「2008年かぁ。僕はまだ現役のサラリーマンだったな(笑)。」
「このワイン、若い頃飲んだら渋くてダメな人いるだろうね(笑)。」
「色は若干煉瓦色入ってるけど、とてもワインの状態が良いですよね(笑)。まだ古酒にはなっていない。」
私「ちょうど古酒の入口のように思います。」
「強くて渋くて飲みやすい(笑)。」
家内「フロンサックのワインはとても濃く凝縮感があります。でも硬くすぐに飲み頃になりません。一時期ポテンシャルの高さに目をつけ第二のペトリュスを目指し(笑)、注目の産地となりました。」
私「その結果、確かに濃くて飲みやすい今風のスタイルのフロンサック・ワインが増えました。ニュー・ワールドっぽいワインです。このワインはそれに追随しないクラシックなスタイルです(笑)。」
「澱もぺったり瓶についているし、ちゃんとしてるよね。最近澱がないオールド・ヴィンテージのボルドー見るけど…。あれは何故ですか?」
私「タンクで熟成…、正確には保存していたものです。」
「あんまり美味しくないんだよね。」
家内「タンクで熟成することは悪くはありませんか、それは熟成に向いているワインに限ります。」
「澱も全然ないし…、古いだけなんだよね。まあ、安いんだけどね(笑)。」
私「あと裏技ですが…、瓶詰め前に新しいワインを足すことがあります。」
「えー!そんなの許されるんですか?」
私「規定では90%同じヴィンテージならばヴィンテージは名乗れます。」
「そうするとコレは本物なんだ(笑)。」
私「左様かと。」
「コルクも安物じゃないし、保存状態も良い。でも値段は昔のママ(笑)。何故?」
私「このシャトー・カリヨンは老舗ネゴシアンのジネステの創業家の所有するものです。シャトーもそのワインも大事にされているような気がします。インポーターさんとパイプが太いので好意で販売してくれているとしか思えません。」
「今時考えられない!」
私「そーなんです(笑)。ですから無くなる前に皆さんにご紹介しなくてはと。焦りました(笑)。」

※ちなみに用意していた数が予約等で完売しましたが、追加が間に合いました(笑)。ほっといたしました。(4月30日)

ラゼロール・ヴィエイユ・ヴィーニユ 2020年 レイモン・ジュリアン フランス ミネルバA.C. 赤 750ml 2545円税込み
「おっ!マスキューさんの定番ですね(笑)。」
私「はい!前回の2019年ヴィンテージに引き続き2020年ヴィンテージのお披露目でございます(笑)。」
「うわっ!濃い(笑)!ぎっちり。でも飲みやすい(笑)。」
「広がりも凄いし、余韻が消えない(笑)。」
「私カリニャン大好きなんですよ(笑)。とても美味しい。クラクラする(笑)。」
私「私も同感でございます(笑)。」
「いつもより濃い(笑)。たしか2019年は薄旨かったけど、ダイレクトに濃くて美味しい(笑)。」
「う~ん。グレート・ワインと言っても良いレベルですな(笑)。」
「ココアの後味。」
「フルーツ食べてるみたい(笑)。」
私「カリニャンらしいスモモの香りが徐々に強くなってきます(笑)。」
「開けたてはタンニン・甘さでマスキングされていますが、酸はしっかりあるね(笑)。」
「基本的な排気量がいつもと違う(笑)。アルコール分は14.5%!」
私「さすが!大当たり!」

翌日の土曜日になると良さ全開(笑)!

「う~ん。スモモにフランボワーズ、プラム、小粒の赤いベリー系の果実がみっちり(笑)。まさにカリニャン!」
家内「昨日より香りが増してます。落ちないですね(笑)。」
「味と香りが一致している。」
「ベリー系のドライフルーツ。」
「グレート・ワインですな(笑)。」
「マスキューさん、このワインとてもレベルが高い高級なワインだと思います。2019年はもちろん美味しかったのですが、何故こんなにレベルアップしたのですか?」
私「2020年は極端に収穫量が減ったように感じます。少なくなった葡萄に養分が集中したのかと。」
「作柄…、天候の性なんだ?」
私「基本作り方は変わらないと思います。」
家内「自然に成り行き任せの部分が大きいようです。」
「同じ規格とは思えない出来映えですね(笑)。」
私「このドメーヌは葡萄だけではなく、他にも様々な作物を栽培しております。葡萄専業ではないので、量が少なくてもダイレクトに価格を反映しないで済むようです。専業のブルゴーニュのように収穫が半減したら価格は倍なんてことは無いようです(笑)。」


●『トラムンテ』 2017年 カンティーナ・タリアフィエッロ イタリア カンパーニャ 赤 コスタ・ダマルフィーD.O.P. 750ml 3111円税込み
「これまた個性的で圧巻(笑)。経験したことのないワイン(笑)。」
「パワフルだけどきめ細かく磨かれている。若々しい。」
「カンパーニャにしてはエレガントですよね。磨かれている(笑)。」
「隙間継ぎ目がなく折り重なるようだし、舌触りはビロード…、シルク。壮麗(笑)!」
家内「2017年ヴィンテージです。」
「えー!もっと若い印象ですよ!もともとの生命力からして違うんだ(笑)。驚いたぁ
(笑)。」
「果実の感じはフレッシュでもあり可憐でもある。」
「それと、この香り…。なんて言えば良いのだろう。特徴的ですよね(笑)。」
「エスニックな香草、香木かな(笑)?」
「葡萄の品種は何ですか?」
家内「ティエディー・ロッソとティントーレです。ティエディー・ロッソはラクリマ・クリスティに使われているようです。ティントーレは解りません(笑)。」
「マスキューさんは変な品種をよく見つけますよね(笑)。」
「しかもカンパーニャ(笑)。突いてきますなぁ(笑)。」
私「ホームページの載っていた映像を確認するととんでもなく古い葡萄樹がありました(笑)。樹齢200年は越えてますね。もちろんフィロキセラ以前の木ですね(笑)。」
「イタリアって、特に南部はそんなものが残ってるし、今も使われている(笑)。本当にイタリアンなんだよね(笑)。」
「そうそう。前にもカンパーニャのとんでもないワインが試飲会に出ましたよね(笑)。高さ10mの葡萄樹(笑)。」
「梯子かけて命懸けで収穫するヤツ(笑)。」
「マニアック過ぎる(笑)!」
私・家内「えへへ(笑)。」
「この香り…、コチジャンに合いそうですよね。そうするとブルコギなんか合いそう(笑)。」
私「アリアニコに似たニュアンスも感じます。アリアニコってお線香みたいなところがありますし…、ちょっと粉っぽさもあるし…。直感的にニンニクには合いそう(笑)。」
「臭い系の肉?」
私「トリッパなんかどうでしょう?」
家内「開けてから4~5日経って気づいたのですが。カラブリアのワインに似てると思ったんです。チロやコーラ…。ガリオッポが一番近いと思います。」
私「それを言われて思い出しました。この独特な香りは月桂樹!」
家内「馬刺しの霜降り…馬肉の入ったコンビーフが合うかと(笑)。」

どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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