昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
⚪プレステージ ブリュット スプマンテ カンティーナ・ディ・カルピ イタリア エミリア・ロマーニャ コッリ・ボロニェージ・ピニョレットDOCG 発泡性 白 750ml 2074円税込み
「はぁ、今日は暑いですね!」
私「いかにも蒸し暑い梅雨ですよね。」
「真夏になったらどうなるの(笑)!」
私「まっ、まっ、どうぞコレを(笑)。」
「ぷはぁ~!汗が引っ込む(笑)。こりゃイイ(笑)。」
私「思い切り冷やしてます(笑)。」
「そうこなくっちゃ(笑)!ビールくらい冷たく冷えてちょうど良い!(笑)」
「泡がイイね(笑)。かなりしっかり泡してる(笑)。」
家内「3.5気圧ですから低い方です。一般にスプマンテだと5気圧くらいです。」
「ふ~ん。低くは感じない。案配が良い(笑)。」
「シャンパンは美味しいけど、今日はコレに限る(笑)。あの強いトースト香は今必要じゃない(笑)。TPOは大事(笑)。」
「マスキューさん。ガス圧はどうやって調整するのですか?」
家内「これはステンレスタンクに貯蔵する過程でタンク内の炭酸ガス圧を3気圧以上に上げて低温で貯蔵しています。でもとても泡が綺麗なのでひょっとしてしたらタンク内二次発酵させているかも知れません。」
私「ガス吹き込みだとしても、貯蔵期間は長いはずですね。丁寧さを感じます。泡持ちが良いです。翌日になっても泡はしっかり出てきます。たいしたものです(笑)。」
「とてもドライに感じますよね。キレキレ(笑)。」
私「残糖分は13g/Lですから、思った以上に多いですよね(笑)。酸もしっかり入ってますね(笑)。ですから甘く感じません。」
「残糖分があっても酸がたくさんあれば辛口感じるんだな。」
「あと、しっかり冷えてるから甘く感じない(笑)。」
「この爽やかさはワインのトータルバランスに依るんだね(笑)。濃くはないんだけど、スイスイ飲める(笑)。しかも飲むとリフレッシュ出来る(笑)。」
家内「作り手の意図ですよね(笑)。DOCGだけあるのかな(笑)?しかもピニョレット種だけのDOCGなんですよね。」
「粗製乱造(笑)?」
私「あいたたた!痛いところを突かれました(笑)。
「マスキューさんがブログでハチミツレモンって書いていたけど、まさにハチミツレモン(笑)!」
「でもさあ、ジュースみたいに単調じゃないんだよね(笑)。オレンジっぽさや青い草…、ハーブ…」
家内「小麦のような穀物っぽさがあります。ピニョレットの特徴かと。パスタ系には鉄板の相性です(笑)。」
「単純にトーストしただけのパンでも合いますよ(笑)!」
「なるほどさすがエミリア・ロマーニャのDOCG(笑)!」
●カスティーリョ・デ・エンゲラ クリアンサ 2020年 ボデガス・エンゲラ スペイン バレンシアD.O. 750ml 1602円税込み
「あれ?泡のあとがいきなり赤ですかぁ(笑)?なんか意図を感じますよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。感じますか(笑)?どんな感じかな(笑)?」
「あれ?飲みやすい(笑)。スペインの赤だから強さに身構えてたけど(笑)、飲みやすい(笑)。」
「スペイン·ワインっぽくないほど飲みやすい(笑)。かと言って薄い訳では無いし、中身は程良く充実してる(笑)。」
「クリアンサだからもっと樽香が強いと思いましたけど、割と大人しいですよね。だからエレガントに感じるのかな?」
「アルコール分はいかほどですか?」
家内「しっかり14%あります。」
「そんなにあるとは思えない!マスキューさん曰くの『折り合いが良い』ですな(笑)。」
「ワインの液体濃度とアルコール分がマッチしてる?」
私「左様かと。」
「コスパ良いですよね(笑)。」
「マスキューさん!いわゆるモナストレル…、バレンシアやイエクラのモナストレルって昔は途方に暮れるくらい濃くて頑強でしたよね。最近は磨かれて飲みやすいスタイルになってきましたけど(笑)、このワインは違った飲みやすい方向ですよね?」
私「昔2007年ヴィンテージのエンゲラの同じクリアンサを飲みましたが、いかにもスペイン·ワインでした。でも今回のこのメイクをサンプルで飲んでみて、ちょっと驚きました。スペインスペインしていない(笑)。そこで調べると熟成に使う樽材がハンガリーのオークに変わっていました。」
家内「しかも驚くことに2007年と同じセパージュなんですよ!」
「スペイン·ワインってハンガリーのオークなんか使うんですか?」
家内「通例はアメリカン·オークです。ハンガリアン·オークで熟成させたスペイン·ワインは初めてです。」
「スペイン·ワインってビターチョコレートみたいな強い樽香が特徴だけど、これってビターチョコレートじゃなくてフルーツチョコレートみたいな印象ですよね。」
「うんうん。柔らかくて赤い果実を感じるフルーティなチョコレート(笑)。」
「真っ黒くなっていないよね(笑)。ローヌ辺りのワインかと思えるほど(笑)。エレガントでもあるしね(笑)。こんなに暑い時飲んでも苦じゃない(笑)。あっ!これがマスキューさんの作戦かぁ(笑)。」
私「バレちゃいました(笑)。」
●I.G.T.トレヴェンツィエ メルロ 2022年 レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 赤 スクリュー・キャップ 750ml 1810円税込
「あっ!コレしっかりしてる(笑)。緩くなくてみっちり(笑)。しかもシームレスだよね(笑)。」
「旨味がしっかり感じる。値段の割にしっかりしてる(笑)。コスパ良いよね(笑)。」
家内「発酵·熟成の過程で木樽は使いませんから、果実味の直球勝負です(笑)。」
「うんうん。樽熟成したボルドーのメルロってカカオなんかの香りがついてくるけど、コレはそんなニュアンスないよね(笑)。」
「ポムロールなんかのネットリとしたメルロじゃないけど(笑)、もっと濃く作ったらそんな感じになりそう(笑)。」
「2022年ですか。飲んだ感じもう少し落ち着いた感じしますよね。雑味がないんだね。綺麗だよね(笑)。」
「でも特徴的ではあるかな。土のニュアンスするもんね。」
「暖かい産地の明るいメルロとは違いますよね。でも真っ黒じゃない(笑)。」
「かと言って小粒のプラムで一杯というわけでもない(笑)。実直ですよね(笑)。」
私「少なくとも派手ではないですよね(笑)。コンテッセは赤のスティルでカベルネ·ソーヴィニヨンとフラン半々の『カベルネ』銘柄の赤もリリースしてます。この『メルロ』と共通して地味(笑)。重心が低いイメージ(笑)。」
「あ~、思い出した!そういえばありましたね(笑)。」
家内「コンテッセはプロセッコやフリザンテの優良生産者。マスキューの大定番です。旨味があってアロマティックな泡はトップクラス(笑)。」
私「でもですね(笑)、赤のスティルは共に地味で実直(笑)。同じコンテッセとは思えない(笑)。」
家内「この『メルロ』翌日になると開いてきて香りもふわ~んと出てきますが、スロー。この点コンテッセの『カベルネ』同様かな(笑)。」
「うんうん。最初酸味を感じるけど、飲んでいくと分からなくなる。良いワインですよね(笑)。アルコール分はいかほどですか?」
家内「12%です。」
「全体の大きさからしたら、もっと高いかと思いましたよ(笑)。たいしたものですよ(笑)。」
「店長!温暖化の影響でメルロなんか特に収穫が早まる傾向ですけど、コレはしっかり樹上で成育した感じ。無理がない味わい。」
私「さすが!」
「アルコール分が高ければ良い訳では無い!の代表選手(笑)!」
「なるほど、だから過剰感が無いのですね。」
私「左様かと。」
「このワイン、鰹と合うかも?臭くない新鮮な鰹のタタキなんか合いそう(笑)。う~ん、赤身の肉!カラシ使うのも良いかも(笑)?」
私「ホースラディッシュも良さそうね(笑)。」
「でも、暑い時期飲むにはちょっと重いかな(笑)。」
私「グッ…!核心を突く発言(笑)!仰る通りでございます(泣)。」
「秋のキノコが美味しくなる時期に飲みたいワイン(笑)。」
私「う~ん。タイミングが悪かったかな(笑)?」
家内「仕切り直り!」
私·家内「インポーターのAさん!ゴメンナサイ!」
Written on 2024 07 01
桝久 試飲会リポート 前半
Jul 01, 2024 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ