
ギリシャのシャルドネがコルクにDIAM10を使っていたと狛江のKさんよりご指摘いただき皆さんにお知らせしましたが(笑)、早速反応あり(笑)。
「マスキューさん!DIAM10って10年間保証の合成コルクですよね。」
私「はい!10年間はブショネが起こらないことを保証しています。ですからコルク自体は10年以上は持ちます。」
「ブショネってカビ臭い臭いですよね。特殊な加工がされている?」
私「超高圧•高温下でコルククズに炭酸ガスを注入することで、コルクの中まで炭酸ガスが浸透し菌や微生物を消毒•不活性化させます。そして取り出し成形したものです。最長DIAM30まであります(笑)。」
「ホントに30年もつのですか?しかもブショネ保証期間が30年!」
私「30年は理論値かと(笑)。保証期間が長いとコルクの長さが増すようです(笑)。DIAM10は経験上有効だと思います。」
「中には見栄張ってDIAM30を使う不埒な生産者もいそうですね(笑)。」
私「はい(笑)。居るかもしれませんね(笑)。でもそれやって恥をかくのは本人ですし(笑)、ワインの寿命は生産者が一番良く知ってます。」
「そうすると最低10年はもつシャルドネってことですね。どうなるんですか?」
私「多分トロミが出てくると思います。」
「へぇ~、熟成の果て?」
私「シャブリのグラン•クリュだとそうなるには最低10年くらいかかります。コルトン•シャルルマーニュだと15年くらいかな?」
「シャルドネってそんなにもつのですか?」
私「作り次第です(笑)。渾身の作りのブルゴーニュのシャルドネの話です(笑)。」
「そうするとこのギリシャのシャルドネもそのクラス?」
私「おそらく左様かと(笑)。」