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Written on 2025 04 23

試飲会のラインナップ

Apr 23, 2025 by weblogland |
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今月末4月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
連休前の週末とぎりぎりセーフかな(笑)?
25日(金)は17∼20時
26日(土)は11∼20時
いつも通りのスケジュールでございます!

◑ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 
ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 
イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml  1771円税込スクリュー・キャップ
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るロゼのフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造るロゼのフリザンテです。ちなみにプロセッコにはロゼの指定がありませんので、I.G.T. となります(笑)。
  
このフリザンテ、ピノ・ネロ70%、ピノ・ビアンコ30%。圧力式ステンレス・タンクで10~15日間16~20℃で発酵したのち30~40日熟成させてから瓶詰め。アルコール分10.5%で残糖分が10g / L。総アルコール分は11%強ですからプロセッコ同様酸を残すスタイルです。ですからフリザンテにしては少ない残糖分でドライに感じる仕上がりです。計算され尽くしてますね(笑)。
 
甘酸っぱいチェリーのニュアンスが美しく、ひたすらフルーティーでフレッシュ。アメリカンチェリーではなく、日本のサクランボのニュアンスです。辛い麻婆豆腐や酢豚なんかには鉄板かな(笑)。
基本味わいに質感がありますから飲み応えがあります。泡持ちが良くスクリュー・キャップを閉めておけば翌日も十分楽しめます。
 
質感のある軽やかな美しさ。
 
さすがスペシャリスト!
 
ラベル・デザインとロゼ色がとても綺麗(笑)。今回のメイクはちょっと色が濃い印象です。味わいも以前のストロベリーからチェリーの印象なのは作柄の性かと。

トスカーナ・ロッソ 2022年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1414円税込
 
アジェンダ・アグリコーラとは農園の意味。
 
トスカーナはフィレンツェの南東、アレッツォ近くのモンテ・サン・サヴィーノに位置するサン・ルチアーノ。海抜300~350mの丘の側面、南向きに約100haを所有するツィアントーニ家のワイナリーです。

ツィアントーニ家は本来はローマの家系。フラスカティの近く、マリーナでワイン造りをしていましたが、土地がなくて価格が高かったといいます。現オーナーのオヴィーディオは新しい可能性を見出すべく、他の場所を探すようになり、キアンティ地区をはじめとするトスカーナ中を回ったが、それまでの経験と勘で納得できる場所がありませんでした。ようやく見つけたのが、それまで全く開拓されていなかった現在のワイナリーがある場所。保水力に優れた肥沃な土壌が広がる絶好の地所。1972年頃からローマから(トスカーナにしばしば訪れるようになり、1974年、現在の場所へ完全移住しました。(モトックス資料より)
 
うーん。規模からすると完全なワイン・ベンチャーですね。家族経営で100 ヘタールは広すぎる(笑)。しかもお金持ち(笑)。ただし、造るこのトスカーナ・ロッソはとてもプリミティブな味わい、地元で消費されるシンプルで美味しいワインなのです。イタリアの場合 美味しいワインはまず自分用で飲みますから 安くて美味しいワインは海外に回らない ラテンの伝統があります(笑)。海外向けはあくまで海外向けなのです。
 
このワイン、サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ30%、チリエジョーロ10%とトスカーナ伝統のブドウを使って、力強く明るい香味をよく表現しています。プルーン、ブラックベリー、オレンジ、コーヒーチョコレートにスパイス、そして可愛らしく軽やかに甘酸っぱいチェリーの風味。少しおてんば気味のタンニンがよく似合っています(笑)。
 
抜栓直後から全開で美味しいトスカーナ・ロッソ毎日でも楽しめる味わいです(笑)。


●『ボスキ・アンティーキ』2017年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T.750ml 2592円税込

マスキューの大定番の『牛ラベル』のトスカーナ•ロッソの兄貴分のワインです(笑)!
 
『ボスキ・アンティーキ』はエントリー•キュヴェ『トスカーナ•ロッソ』の上のキュヴェ。 
このワイン、サンジョヴェーゼ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%のセパージュ。ステンレスタンクで発酵後ステンレス•タンクで5カ月熟成し、新樽比率50%のバリック樽で更に9カ月熟成、アッサンブラージュしてから瓶詰め。かなり繊細な熟成をしています。無理な熟成感が無いのが程よくて嬉しいですね。全然古びていないし、抜栓してからずっーと美味しい(笑)。サンジョヴェーゼらしい赤い果実味の輪郭もより綺麗になってゆく。液体の濃度感、旨味の濃度感との折り合いが宜しい(笑)。ちょっと粉っぽいからアリエ産のオーク樽かな?チョコレート風味が塩梅良いです。オリジナリティーを感じる出来栄え(笑)。
しかも、いかにも上物で素直に美味しく感じます(笑)。
う~ん。
エリア的にはキャンティの南寄りですから、キャンティのサンジョヴェーゼとはあり方が違いますね。もっと重心が低くスパルタンな印象。カベルネ・ソーヴィニヨンを30%入れているのはその意図とシンクロしてますね(笑)。しっかりしていながらバランスも取れている点秀逸です。
実直でイタリアらしいスローな有り様に惹かれます(笑)。今時見かけなくなったスタイルですね。ちょっと気張った時に飲むワインかな(笑)?

●ネグロアマーロ 2023年 ジウスティーニ•アヴォリア イタリア 赤 プーリアI.G.P. 750ml 2168円税込

最近ちょっとネグロアマーロやネロ・ダーヴォラに注目しているマスキュー。暖かい産地のワインであるにもかかわらず酸があるのです。さあ、いつものメンバーでティスティングです(笑)!

私「甘くて濃い(笑)。ネグロアマーロだぁ(笑)。でもコレちょっとエレガントではないですかぁ(笑)?」
Kさん「雑味が無いですよね(笑)。綺麗。樽は使ってないのかな?」
家内「ステンレス•タンクのみで低温管理して作ってる感じ。」
私「除梗も100%だね(笑)。撰果も完璧だよね。ホント綺麗。しかも果実味が真っ黒じゃないよね(笑)。」
Kさん「杏みたいな甘酸っぱい酸。ディテールも以外なほどハッキリしている。」
私「たしかに!でもプリミィディーヴォの杏のニュアンスとはちょっと違うんだよなぁ。過熟してない。」
家内「野原にあるスグリ…、桑の実みたいな…。ジューシーですよね(笑)。」
Kさん「そうそう、野性味もちゃんと感じる(笑)。綺麗なだけではないですよね(笑)。」
家内「フランボワーズのチョコレート•ケーキみたいで美味しい(笑)。」
私「若いプーリアの赤ってこれ程輪郭はハッキリしないよね(笑)。やはり進化してるのかな?ワインとして出来上がってますよね(笑)。」
家内「ありがちな押し付けがましさがないよね(笑)。タンニンはたしかに強いけど、それに見合う旨味の酸味がある!」
私「あ~、それが肝だな(笑)。訴求力は酸!」
Kさん「折り合い良いですよね(笑)。アルコール分はいかほどですか?あまり高く無さそうですよね。」
家内「え~と、13%です!無茶に高くない(笑)。昔のプーリアはこんな感じだった(笑)。」
私「しかもヴィンテージは2023年と若いのにすぐ飲める(笑)。一昔前では考えられない!」
Kさん「濃くて軽やかなんだけどしっかりしてる
。葡萄自体の本来的な良さが生きてる(笑)。斬新てはありますが(笑)。」
私「なんだかんだやっても、元の葡萄が良くないとダメですもんね(笑)。」

◑『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』 ジビッボ 白(オレンジ) 2024年 (カンティーナ・オルソーニャ) イタリア シチリア テッレ・シチリアーネI.G.T. 750ml 2451円税込

家内「私の大好きなオルソーニャ、しかも大好きなジビッポのオレンジ•ワインです(笑)!」
私「このオルソーニャのワイン、インポーターさんが違うんですよね(笑)。まあ、よくある話なのですが(笑)。」
Kさん「大人の事情かな(笑)。あれ?このワインはシチリアですよね。オルソーニャってダブルッツォ州でしたよね?」
家内「シチリアにも進出したようです(笑)。シチリア好きの私にとって朗報です(笑)。」
私「オルソーニャのワインって美味しくて安いんですよね(笑)。」
Kさん「う~ん。たしかに美味しい(笑)。マスキューさん定番のマルヴァジアのオレンジ同様に美味しい(笑)。ジビッポの香りも良いですねぇ(笑)。特徴的な香りですね(笑)。」
私「強烈な甘夏ですよね(笑)。品種の特徴を出すのがホントに上手(笑)。」
家内「甘夏…、伊予柑の香りが香水みたいに溢れ出ている(笑)。」
私「完熟…、熟しきっているよね(笑)。砂糖漬けみたいな香り。大きくて広い。オルソーニャらしい出来栄え(笑)。やられちゃうよね(笑)。」
Kさん「余韻、広がりが素晴らしいですよね(笑)。」
家内「時間が経つと複雑なニュアンスが増しますよ(笑)。スパイシーさがまず際立つ(笑)。」
私「凄くドライなんだよね。香草っぽさもあるし。」
家内「生姜っぽいよね(笑)。あとコリアンダーみたいなカレーみたいなスパイシーさもある。」
Kさん「全体のボリューム感由来の甘さにマスキングされてるのですね(笑)。実はかなり複雑ですね(笑)。シチリアらしいオレンジっぽさもありますね(笑)。」



この『ブリガータ・ヴェルデ•ラーメ』はオルソーニャがワインを販売するに当たってのメイン•ブランド。日本では幾つかのインポーターさんが輸入しておりますので『ブリガータ・ヴェルデ•ラーメ』ブランドだけでは都合が悪いようですね(笑)。まあ、マスキューにはどうでも良いことですが(笑)。
『ブリガータ・ヴェルデ•ラーメ』は銅の緑青の意味。ベト病(カビ)を防ぐため緑青を水に溶いたものを畑で散布していた古代からの知恵にちなんだネーミング。言わばボルドー液(亜硫酸銅))のプリミティブなもののようですね(笑)。
もちろん、通常よく使われる亜硫酸は全ての工程で使わない徹底ぶりはビオの本来形です。
オルソーニャはダブルッツォ州だけの共同組合かと思っていましたら、さにあらん(笑)。このワインはシチリアの生産者と立ち上げた新たなプロジェクト。やはり同好の有志はいるようです(笑)。
ホームページを調べると本拠のダブルッツォ以外にもシチリア、カンパーニャ、トスカーナでもオルソーニャの仲間は増殖(笑)していてラインナップに並んでいます。もともとビオ•ディナミ自体『貧者の武器』的なものですから、ちゃんとレギュレーションを守れば可能。基本ビオ•ディナミは労力さえ厭わなければ、お金はかかりません(笑)。安ワインを大量に生産する旧式の共同組合から、優良な葡萄を使ったワインを量産出来る新たなスタイルの共同組合なのですね(笑)。きっと葡萄の買上げ基準が葡萄の量ではなく畑の面積なのがミソなはず。当然等級はあるとは思いますが、品質基準をクリア出来れば安定した高収入に繋がります。(マスキューの愛する南フランスのフォンカリュもその流れなのかな?)1ユーロにも満たない価格
で買い叩かれることもないはず。
出来上がった葡萄が良質ならば消費者とはウィンウィンの関係を築ける新たなアプローチがカンティーナ•オルソーニャなのですね(笑)。ビオだからといって法外な価格をつけないところが我々にとっては嬉しいのです(笑)。まともに作って過度の欲をかかない(笑)。コレとても大事ですね(笑)。


●コート•デュ•ローヌV.V. 2023年ラ・バスティード・サン・ヴァンサン フランス ローヌ
赤 750ml 2828円税込

いつものメンバーでティスティング開始!

私「香りが重くて心地良い(笑)。いかにも良いワインっぽいよね(笑)。」
Kさん「あ~!旨いローヌですなぁ(笑)。香り、舌触り、全てが心地良い(笑)。とにかく優しい(笑)。」
家内「エレガント!とても上品(笑)。逆にヴィラージュではこうならない(笑)。あくまでコート•デュ•ローヌなんだけど、こんな品の良いヴィラージュは無い(笑)。」
私「最初このワインはジゴンダスのハネ酒だからローヌにしては高いのかな?って思っていたんだけど、ハズレた(笑)。渾身のコート•デュ•ローヌなんだね(笑)。」
Kさん「旨味の濃さがタップリあって…、ねっとり…、ちょっとソースっぽいよね(笑)。美しい。透明感と両立してるよね(笑)。」
私「うんうん。ひたすら優しい(笑)。とても優しい。慈しまれた古樹、徹底的な撰果、その結果こうなる。この方程式のお手本(笑)。」
Kさん「ワインにストレスが無いですよね(笑)。樽も使っていないのかな?」
家内「コンクリート•タンクだけで醸造•発酵してますね。きっと低温でゆっくり時間をかけて醸してるはず!」
私「うんうん。プレスもしてないよね(笑)。発酵用のコンクリートタンクから熟成用のコンクリート•タンクに重力を利用して移すだけ。ホースでワインだけを熟成用のコンクリートタンクに流すだけなはず。」
家内「コンクリート•タンクで12ヶ月熟成させてから瓶詰めするようだね。コンクリートタンクでしっかり熟成したワインって好きだなぁ(笑)。木樽で熟成させるより出来上がりがニュートラルで良い(笑)。」
私「ローヌのワインって、割とコンクリート•タンク使うよね(笑)。コンクリートは多孔質だから自然なエア•レーションをするし、温度が安定しているし、しかもコンクリートはアルカリ性だから衛生管理にも適してる(笑)。汚い大樽使うよりはるかに良いはず(笑)。」




以下インポーターさん資料より

グルナッシュ70%、シラー25%、ムールヴェードル5%のブレンド。ヴィオレ村とボーム・ド・ヴニーズ村に合計3.7ha。粘土石灰質・泥土質土壌。平均樹齢40年のVV。収量は28hl/ha。コンクリート製タンクで発酵後、12ヶ月間熟成。清澄は行わず、軽くフィルターをかけてビン詰め。
南ローヌのヴィオル村に18世紀から続く名門のぶどう栽培家で、1988年にドメーヌを設立して自社ビン詰めを開始しました。2001年以降、7代目のローラン・ダニエルが運営しています。コート・デュ・ローヌ、ヴァケラス、ジゴンダスなどに合計23ヘクタールの畑を所有しており、ローランが継承した2001年以降、その全面積で厳格なリュット・レゾネ栽培を実践しています。
 「200年以上にわたって先祖たちが代々受け継ぎ、大切にしてきた畑を愛しています。黒ぶどうの樹はすべて平均樹齢40年以上のヴィエイユ・ヴィーニュで、中には60年以上の区画もあります。ローヌでは極めて少なくなったヴィエイユ・ヴィーニュの長所を最大限活かすべく、長年のリュット・レゾネ栽培によって土をふかふかに保ち、土中の微生物の活性化に努めてきました。周りの生産者たちに比べてヘクタールあたりの収量はかなり低くなってしまいますが、その分ぶどうの品質はどこにも負けない自信があります」。
 「醸造においては、何よりもまずは選果に注力し、完璧なぶどうだけを使用することを徹底しています。あとは発酵温度を低めに保つことを心がけながら、赤はコンクリート製タンクを、白はステンレスタンクを使用してぶどうが自然にワインに変わるのを見守っています」。
 その洗練された味わいと相対的なコストパフォーマンスの高さから、フランス人の間で「プティ・ブルゴーニュ」とも呼ばれるローヌのワインですが、彼の作品はこのド真ん中に該当します。口当たりはみずみずしくフレッシュで、優しく官能的な果実味が口の中にふんわりじんわりと広がるそのワインは、多数のEU加盟各国はもちろん、イギリス、スイス、アメリカ、オーストラリア等々、世界中の食卓やレストランで美味しいお料理とともに愛されています。

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今週末25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Apr 23, 2025 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今週末25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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今回はイタリア5本とフランス1本!

あ~、中でも3番目の牛。眺めていると笑いが止まりません(笑)。
この牛、トスカーナのキアナ牛。トスカーナ名産のTボーンステーキの素。こんな風に言うと残酷かな。でもですね(笑)、とても強面でイイ(笑)。しかも牛が沢山並んでいるのが更に楽しさを増幅(笑)。

「おい、お前ら人間!有り難く俺を食え!」

と凄んでいる(笑)?グラスのワインがちゃんと着色されているところ芸が細かい(笑)。
こんなことを言うとヴィーガンの方達に怒られそうですが(笑)、この諧謔味は楽しむべきかと。
そうそう、それからサブリミナルの仕込みも完了(笑)!
あ~、ダメ!牛が目に入ると笑いが止まらん(笑)。

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