昨日、一昨日と酷暑の中ご来店ありがとうございました!
先月6月のマスキュー試飲会では予想外の暑さ。チョイスも普通のボルドーワインを出すなどちょっとミスマッチ(笑)。今回は白も赤も冷やして美味しいがテーマとなってます(笑)。
☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
「マスキューさん!泡ください(笑)!」
「う~ん。たまらん(笑)!」
私「思いっきり冷やしてますからか(笑)、まっ、まっ、どうぞ(笑)。」
「あ~、体温下がる(笑)。」
「甘すぎず、辛すぎず、誰が飲んでも美味しいと思うよね(笑)。」
「まさにタイムリー(笑)。コレだよねコレ(笑)。」
「うん。時節柄ピッタリ(笑)。」
「泡がキメ細かい。しかも中から沸いてくる。炭酸系の飲料とは違うんだよね(笑)。」
家内「この泡立ちと泡持ちがの良さがコンテッセの真骨頂なのです(笑)。」
「コカ・コーラとは違う(笑)。」
「最初はひたすら爽やかな味わいなんだけど、二口目三口目になると柔らかい柑橘のかおり…、桃(笑)?」
「桃…、あとメロンっぽさもあるかな(笑)。」
私「エキストラ•ドライのプロセッコは大人のラムネと称していました。リンゴ酸が引き立つからです。でもブリュットでは桃。コンテッセも日本人は何故エキストラドライに拘るのか?ブリュットでこその桃の果実味がプロセッコなのだ!と言うことでした(笑)。」
「マスキューさんが冷やした桃を食べながら飲めと言うのも解る(笑)。絶対に美味しいはず(笑)。」
「暑い真っ昼間溶けそうになりながら帰宅して、冷えた桃食べながらコレを飲んだら昇天しそう(笑)。」
「マスキューさん、気がついたのですが(笑)、最初の一杯はグビッと喉越しで飲めましたが(笑)、その後はゆっくり楽しめる(笑)。ビールみたいにガブガブ飲めない(笑)。スパークリングもやはりワインなんですね(笑)。」
「プロセッコって?爽やかさと旨さ、しかも厳格ではない(笑)。」
家内「主にグレーラ種ヴェネトの北のエリアで作られます。おっしゃる通り(笑)。肩ひじ張らない、かといってクオリティーは高い。イメージとしてはちょっとおしゃれな野外パーティーかな(笑)。」
「シャンパンの下位互換としては十分(笑)。役割も違うかな(笑)?」
私「昨日開けたものがありますので、ちょっとお試しください(笑)。注ぐとさほど泡は立ちませんが…。」
「あっ!!中からあわが沸いてくる(笑)。抜けていない!」
私「クオリティー高いんですよ(笑)。」
「よくプロスポーツで優勝したらシャンパンファイトするけど、プロセッコで十分だよね(笑)。シャンパンだとバチが当たる(笑)。」
「日本のプロ野球はビールかけでちょうど良い(笑)?」
私「いわゆるシャルマ方式で作る規定があります。原料ワインを密閉タンクに入れて糖分を添加して再発酵させます。それにより泡を得るという塩梅です。ただこの流れをもっとも効率的に行っているのがコンテッセのようです(笑)。ワイナリーもカリフォルニアみたいで(笑)、縦にそびえるステンレスタンクがダンダン(笑)!その横には横に寝かせたステンレスタンクがゴロゴロ(笑)。聞くと縦のタンクは0℃で管理された果汁。横に寝てるのは熟成中のプロセッコ。横に寝かることでシュール・リーがしっかり行われるとか。コレも0℃で管理されています。瓶詰めではおそらくプラントを5気圧に保ち作業をしてますね(笑)。それにより泡は失われず、澱引きも自然に出来るはず。」
○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
家内「コレはコンテッセが作るシャルドネのスティル•ワインです(笑)。」
「あっ!飲みやすい(笑)。しかも濃い(笑)。」
「マスキューさん曰くのシンメトリーって解った(笑)。左右対称でしたっけ。整ってますよね(笑)。しかもシャルドネらしい。」
「レモンみたいな酸っぱさが良い(笑)。しかもエレガント。飲みやすい(笑)。」
「レモンピールみたいな苦味。アクセントになってますよね(笑)。」
家内「ジャバラみたいなニュアンスですよね。後味に続きますよね(笑)。」
「あ~、確かに特徴的。この苦味は酸っぱさと合うっていうか?役にたってますよね。ワインが単調にならない。」
「そうそう。でも何処のシャルドネ?って聞かれても困る(笑)。」
私「フランスのシャルドネで該当するようなシャルドネってないですよね(笑)。」
「と言うことはコンテッセのシャルドネ?」
家内「それ正解かも(笑)?あとラベルに仕掛けがあります。指でラベルをなぞってみてください(笑)。」
「あれ?なにこれ?ゴツゴツしてる(笑)。」
家内「えへへ(笑)。でしょ(笑)。土壌をイメージしてます(笑)。」
「本当だぁ(笑)。土を触ってるみたい(笑)。写真通りかな(笑)?」
「コンテッセって凄いですよね。設備も凄いし、出来上がるワインの質も高い。単なる大量生産ではないんですね。装置産業的な長所と質を両立している。」
「大量生産型だとどうしても質を上げることが難しい。ニューワールドがまさにそれ。」
「そうそう。良いワインを作ったりもするけど、全く別の生産方式。別のブランドだし別物なんだよね。」
私「コンテッセは200ヘクタールほどの自社畑を管理しています。鶴見区の住人目線だと總持寺が50ヘクタールですからその四倍です(笑)。」
「總持寺四つかぁ(笑)。それはそれで広すぎて分からない(笑)。」
私「しかも平らですから。平野1枚分くらいあるのかなぁ(笑)。」
「あっ!東京ディズニーランドは51ヘクタールってなってる(笑)。」
「マスキューさん!1番目のプロセッコと2番目のこのシャルドネはインポーターさんが違いますよ?」
私「うわっ!鋭い!白状いたします(笑)。インポーターさんにも特質がありまして(笑)、量販向けのインポーターさんやレストラン等の細かなお店をターゲットにしたインポーターさん等があります。このプロセッコは量販向けのインポーターさんの扱いなのですが、量販向けとしてはちょっと高級。輸入中止となりました。このためマスキューにも声がかかった訳です(笑)。」
○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
「マスキューさん!このワイン、昔から扱ってますよね(笑)?」
私「日本に輸入されてからずっと扱ってます(笑)。」
「そうそう。たしかご夫婦でやってるんでしたっけ(笑)。他にもアイテムありますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ルーセット•ド•サヴォワやシニャン ベルジュロンが白の最上品で、赤だとモンデュースを使ったものが最上かな(笑)。」
家内「どれも美味しいのですが、今回の『レ・アビーム』2023年はここ10年で一番の出来です(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ(笑)!」
「あ~!コレ凄いね(笑)。美味いし…、特徴的(笑)。」
「色も濃いし、一つ前のシャルドネは美味しかったんだけど、ピューンと超えた(笑)。」
「バーン!と超えた(笑)。ギア•アップしてる(笑)。マスキューさんが10年で一番の出来と言うのも分かる(笑)。」
「コレってヴィンテージの差なのですか?特別このワインの出来が良かったということなんですか?」
私「2番目のシャルドネと3番目のジャケールを同じには比べられませんが、価格帯はかなり近いので、規格としては似てると仮定するならば、2023年のレ•アビームは突出してます。ですが作りの基本規格は同じですから、作柄が良かったとしか思えません(笑)。」
「暑さがちょうど良かったのかな(笑)?」
私「この濃度感でアルコール分が11.5%です(笑)。メリハリのある気候で暑すぎなかったようです。昔のワインを思い出しました(笑)。」
「この価格帯のワインではないですよね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
「店長!余韻なが~い(笑)。キレとコクが凄い(笑)。」
「何ていうか…、液体の密度が圧巻(笑)。」
「ジャケール種でしたかっけ?とてもオイリー。オーストリアのワインにも似てるかな?」
私「グリュナー•ヴェルトリーナーですね(笑)。穀物っぽくて白胡椒のニュアンス。ジャケールはナッツィですよね(笑)。」
家内「カシュー•ナッツのニュアンスですねコレ(笑)。」
「そうそうカシュ•ーナッツ!独特だね(笑)。」
「生姜にも合いそうな気がする(笑)。」
「コレに何を合わせますか?」
私「シェーブルとか癖があって濃厚なチーズかな(笑)?」
家内「トリプルチーズみたいな濃厚な乳脂肪分の高いもの…。クリームソース系かな。」
私「思い出しましたぁ!彼の地はチーズ•フォンデューの本場(笑)。」
Written on 2025 07 28
桝久 試飲会リポート 前半
Jul 28, 2025 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

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