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Written on 2026 09 28

桝久 試飲会リポート 後半

Sep 28, 2026 by weblogland |


●❴限定品❵『パルピト』2021年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 I.G.P. トスカーナ•ロッソ 750ml 2380円税込
私「このラ•コロンビーナはブルネロの生産者です。マスキューでもブルネロ•ディ•モンタルチーノ、ロッソ•デ•モンタルチーノを試飲会でお出ししたことがあります。今回はブルネロ種にカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロを加えたI.G.P. トスカーナ•ロッソのご紹介です!」
「あ~、濃くて滑らか(笑)。いかにもイタリアン(笑)。しかも上等(笑)。」
家内「飲みやすくするために発酵途中の果汁をバットに広げて空気に触れさせて酸化を促進するようです(笑)。」
「へぇ~、そんなことやるんですか!」
「かなり手間暇かけて飲みやすくするのですね(笑)。」
私「ブルネロ•ディ•モンタルチーノでそんなことをするのは憚れる(笑)。自由なI.G.P. トスカーナ•ロッソだからこそかな(笑)。」
「ブルネロって10年は最低でも待たなくてはならないワイン。でもこれはすぐ飲める。何処に価値を置くかだな(笑)。」
「もともとの葡萄の凝縮感はレベルが高いですよね(笑)。雑味もないし、綺麗だし、丁寧さを感じる(笑)。」
「余韻、大きさ、説得力あるワインだよね(笑)。」
「う~ん。かなり上等かな(笑)。高いワインの味わい(笑)。」
「肉肉した肉に合わせたい(笑)。」
「イノシシのサラミ!」
私「うわっ!まさに…。でも日本には無いですよね(笑)。」
「そっかぁ。だったらボタン肉!そうそう先日知ったのですが(笑)、ラム肉を赤味噌やら醤で味付けした中華料理なんか合うだろうなぁ(笑)。」←K先生、ホント良くご存知。
「ザ•イタリア(笑)。健康的でしかも噛めるような味わい。」
私「スーパータスカンを目指してますよね(笑)。」
「でもさぁ、スーパータスカンって樽樽してて下品なんだよね(笑)。その上酷く高い(笑)。」
「サッシカイアだっけ、何万円もするよね。」
「カベルネ・ソーヴィニヨンを使ったお金の臭いのするワイン(笑)。」
「このワイン、とても濃いけど過剰感がなくて良い。しかも安い!2380円?超お買い得だよね(笑)。何故こんなに安いの?」
私「実はこのワイン、アグリさん扱いでして…、お察しくださいませ。」
「マスキューさん、ラ•コロンビーナは先々何処のインポーターさんに移行するんですか?」
私「解りません。良いワイナリーなのでまた輸入されるとは思いますが…。」

◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
●ピノ・ノワールv.v. 2022年 ドメーヌ・ウルスト フランス アルザス 赤 A.C. 750ml 3480円税込
それでは本日のメイン•イベント!
ピノ・ノワールとそれを作る過程で出来たロゼ•ワインの比較試飲でございます(笑)。ほぼほぼ同じワイン。マスキューが1年間温めた試飲でございます(笑)。よーやく実現!

「このロゼ香りにやられますよね(笑)。薔薇の花束みたい(笑)。」
「マスキューさん!このロゼ沢山飲みましたよ(笑)。でももう飲めないのは悲しい(笑)。」
「香りはゴージャスなピノ・ノワール(笑)。味わいは旨味の塊の白ワイン(笑)。」
「ピノ・ノワールのタンニンを排除して香りだけ残した 純化したワインなんだよね(笑)。」
私「飽きずに懲りずにほぼ1年間販売続けましたが、いよいよファイナルでございます。多分インポーターさんの在庫の半分くらい消化したかと(笑)。」
「このロゼ•ワインとてもドライ。だから飽きないんですよね(笑)。食事にも合わせやすいしね。」
「そうそう、スイート•チリ•ソースを使えば魚介から肉までオッケー(笑)。でも、高級な魚介類…、オマール海老のメリケン•ソースなんかで食べ合わせてみたい!」
「星付きレストランならベスト!でも私は高級な冷凍食品でやります(笑)。十分美味しいはず(笑)。」
「お金に糸目をつけず、高級総菜で勝負したいと思います(笑)。オマール海老でも伊勢海老でも怯みません(笑)!」

さてさて、赤のピノ・ノワールもどうぞ!

「うわっ、凄い!只者じゃない(笑)。でもロゼの香りはしませんよ(笑)?」
「膨大なタンニンと旨味が渦を巻いている。かといって渋くない(笑)。強いんだけど意地悪なところがない…。香もあまり立たない。」
「深くて大きいけれどピノ・ノワールとは解らない。少なくともブルゴーニュのピノ・ノワールとは違う。でもロゼはブルゴーニュの一流品みたいなんだよね(笑)。」
「同じワインとは思えませんよ(笑)!」
家内「1年前に飲んだ時より大部飲みやすくなっては来ましたがまだまだですね(笑)。これでも大部柔らかくなってきました(笑)。」
私「この赤を発酵させて2日目に果汁の25%を抜いたのがロゼです。そうすることで赤をより濃くすることが出来ます。言わばロゼは副産物。ただし量が少ないので2021年と2022年ヴィンテージのものをブレンドしております。」
「え~と、赤は2022年ヴィンテージかぁ。だからほぼほぼ同じワインなんですね(笑)。」
私「あと発酵期間がとても長く約1ヶ月かけます。ブルゴーニュのほぼ倍です。」
「タンニンタップリなんですね(笑)。」
私「しかも房ごとの全房発酵ですから、酸の量も半端でない(笑)。発酵が収まってから古いプードルで1年以上寝かして自然に澱を落とします。」
「ブルゴーニュみたいに小樽で熟成させないんですね。」
家内「ですからブルゴーニュのピノ・ノワールとはちょっと違う印象です。フードルを使用することで酸とタンニンの角を取ってますね。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールと比べると落ち着いているが閉じてる印象かな(笑)?でも収斂性は無く意地悪ではない。」
「ブルゴーニュみたいにサクッと作らないのは何故ですか?」
私「アルザスはブルゴーニュより冷涼なので果皮が色付くのに時間がかかります。より多くのタンニンを引き出す必要があります。」
「飲みにくくはないんですけれど、香りが出るまでに待つ必要がある?」
私「作用かと。」
「マスキューさん!グラスが空になったのを比べると似た香りがします。エキゾチックなスパイスのような…。あと小粒の梅みたいな…。」←素晴らしいティスティング能力!(金曜日終了間際)
私「赤のほうが強いかな?八角やシナモンみたいな香りしますよね(笑)。」
「このスパイスの香りは何由来なんですか?」
私「葡萄の種や皮のタンニンかと。ロゼは樽を使いませんから葡萄のアロマだと思います。」
「赤にはロゼの薔薇の香りがしませんが、薔薇は何処に行ったのですか(笑)?」
私「何処に行ったのでしょうか(笑)?赤の膨大なタンニンと酸にマスキングされてます。長い熟成の果てに出てくるとは思いますが…。その時は大変なことになるはず(笑)。」
家内「赤の香りを楽しむには熟成させる必要がありますね。何十年か…、10年後、20年後に飲んでみたいピノ・ノワールですね(笑)。」
「熟成って酸化させることだから、赤を抜栓して放おっておけばそうなりますか?」
私「残念ながら時間をかけた熟成を経たものとはなりません。」
「抜栓後何時まで経っても変わらないんだよね(笑)。そして開かないまま終わる(笑)。不思議なんだよね(笑)。」
「う~ん。赤、ロゼともに梅酒のニュアンスがありますよね(笑)。子供の頃母が作ってしまって置いたのを盗み飲みしたのを思い出しましたよ(笑)。」←土曜日朝一番のKさん談。
私「赤とロゼ、やはり同じワインですね(笑)。
作り方でこんなにも変わるのが実感出来ました(笑)。ちょっとワインのことが解った気がしました(笑)。」
「マスキューさんがウルストの比較試飲にこだわった訳が解りましたよ(笑)。経験値上がっちゃったかな(笑)?」

ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Sep 28, 2026 by weblogland |
昨日、一昨日とパラパラ雨が降る中ご来店ありがとうございました!涼しくなりようやくワイン•ラヴァーの飲みたいスイッチが入ったかな(笑)?


○ランソス•ブランコ•ヴェルデホ 2025年 アルバレス•イ•ディエス スペイン ルエダ V.D.L.T.D.カスティーリャ•イ•レオン 白 750ml
1414円税込 スクリュー•キャップ
「あっ!美味しい(笑)。しかもお値段も手頃。旨安大賞決定(笑)!」
「シンプルで飲みやすい。この点欠点がないよね(笑)。」
「マスキューさんがブログで書いてた『癒されるグレープフルーツの味。』理解出来ましたよ(笑)。まさにそれ!」
私「ヴェルデホって濃く作ると麝香の香りが付いてきます。それが無いヴェルデホを探してました(笑)。」
「グイグイ飲めるワインって必要なんですよね(笑)。安いからグイグイ飲める訳ではないんだよね(笑)。」
「そうそう、安いからグイグイ飲めるって前提が間違ってる(笑)。お腹のなかに落ちるまで抵抗が無い。しかもお財布にも優しい(笑)。こうでなきゃ(笑)。」
「逆に高いワインって主張が強いからグイグイ飲めない(笑)。ケース•バイ•ケースだね。」
「安い割に良い!これが私の真実(笑)。」
「グレープフルーツのピュアな香りに旨味が程良くある。塩梅がイイね(笑)。」
「ほんのりとハニーさがあるのが繊細で良いですね。冬場にあっさりした塩味のシンプルな鍋。鶏肉と野菜だけの鍋を食べながらコレを飲む!」
私「あ〜、それ良さそう(笑)。」
「作り手の意図や技術があるんだよね。でも、とてもさりげないから素通りしちゃう。『飲み易い』って一言でね(笑)。」
家内「このアルバレス•イ•ディエスは地元の超名門でもともとはカスティーリャ王国御用達(笑)。1980年代に初めてステンレス•タンクを導入したことが小学校の郷土誌の教科書に載っているそうですよ(笑)。」
「なるほど!しっかりしたレンジのワインを作っているからこそ、こういう低価格帯でも良いワインが作れるんだよね(笑)。」
「さすが名門!安い葡萄を買い集めて安いワインを作るんじゃないんだな(笑)。」
「うんうん。効率重視の工業的なワインじゃないよね。」
「どれ飲んでも一緒なワインね(笑)。まあ、時には必要だけどね(笑)。」
「王国御用達の極上のワインを飲んでみたくなりましたよ(笑)。」
「ところでマスキューさん、ステンレス•タンクの導入は教科書にも載るほど画期的だったんですか?」
私「私の知る限りでは1978年にシャトー•ラツールが初めて導入してから広かったように思います。当初は『ラツール牛乳屋でもやるのか?』って笑われたらしいですよ(笑)。その後80年代の終わり頃温度調節が出来るステンレス•タンク
が開発されて一気に広がりました。」
「へぇ~、画期的だったんですね(笑)。」
私「特に白ワインの品質が劇的に改善されました。品種の特徴的な香りと味わいが変質することなく商品化出来たのが大きかったです。」
家内「特に多品種の葡萄があるイタリア。今の流れが一気に加速しました(笑)。」
「う~ん。そう言えば昔は美味しいイタリアの白って飲んだことなかったし、美味しくもなかったよね(笑)。今ではそんなこと誰も疑わないだろうなぁ。」
私「我々は浦島太郎状態かな(笑)?」


●ロス・コンデス 赤 2024年 ラモン・ロケッタ スペイン カタルーニャD.O. 赤 750ml
1130円税込

●ロス•コンデス•クリアンサ 2022年 ラモン・ロケッタ スペイン カタルーニャD.O. 赤 750ml 1697円税込
比較試飲始め!
「マスキューさん、この赤大定番ですよね(笑)。いつもお世話になってますよ(笑)。」
「飽きないし、美味しいし、安い!このくらいの価格ではないクオリティー。」
「普通に美味しいんですよね(笑)。何も考えずに美味しく飲める。濃くてフレンドリー(笑)。」
「マスキューさんがよく言う『ケチ臭くない。』んですよね(笑)。」
「テンプラリーニョらしい赤いベリー•チェリーの香りがあるし、薄さが微塵もない(笑)。安いワインって薄いんだけど、コレ薄くない。軽やかな飲み口なんだけどね(笑)。」
「そうそう、ザ•テンプラリーニョ!(笑)。」
「パエリア食べながらグイグイいけますよね(笑)。」
私「焼肉のお友達でもございます(笑)。」
「う~ん。このワインはアルコール分は14%と高いのですが、そんなに高く感じない。折り合いが良いですね(笑)。」
「折り合いが良い…、それって飲み易いこと?だとしたら何故14%のアルコール感を感じないのですか?」
私「エキス分やタンニン、酸が高いアルコール分に負けないほど入っているからかと(笑)。」
「と言うことは(笑)…、葡萄が良い?」
私「その論法は大正解かと(笑)。」
家内「次のクリアンサは樽と瓶内で2年以上熟成したものです。お試しください(笑)!」
「あっ、美味しい(笑)。クリアンサの方が高級ですよね(笑)。安いティントとは全然別物ですよ(笑)。」
「ラベルは同じでも中身は別物(笑)?」
「クリアンサの方はスペインぽくない(笑)。フランス•ワインみたい。とても美味しいし、美味しさのレベルもクリアンサの方が上かな(笑)。」
「安いティントは焼肉、高いクリアンサはステーキかな(笑)。」
「クリアンサはローストビーフや鴨なんか合わせやすそうですね(笑)。」
「ティントとクリアンサって方向性が違うんだね(笑)。もちろん品質も違うんだけどね(笑)。」
「ティントはデイリーな若向け(笑)。ティントは渋い大人向け(笑)。」
「ティントは若々しいよね。クリアンサは落ち着いていて品が良い(笑)。私のようだな(大爆笑)。」
「そうするとティントいつまでも若々しくて可愛い私のようかな(大爆笑)?」←ナイスな関西風夫婦漫才、座布団1枚!
「普通スペイン•ワインって ティント→クリアンサ→レゼルバ→グラン•レゼルバって尻上がりにランクが上がりますよね。同じ葡萄園でより出来の良いものがエスカレートする流れ。でもロス•コンデスはティントとクリアンサは別物ですよね(笑)。」
家内「生産者のラモン•ロケッタはカタルーニャに特化していて、所有する畑はすべてカタルーニャ州内にあります。それ故ワインのバリエーションが豊富。しかもほとんど自前ですから品質も担保されています。」
私「実はあまりにスタイルが違うのでインポーターさんに問い合わせたところラモン•ロケッタ
からメールが来ました。調達先と醸造法が違っておりました。ティントはしっかりタンニンを抽出するスタイルですが、クリアンサは低温で12日間しか醸しません。ブルゴーニュ並の短期間です。本来の葡萄果自体が濃く良くないと出来ません。」
「なるほどね。だからクリアンサは薄旨い感じなんだな(笑)。出来上がりのスタイルも違う訳だ。」
「そうそうティントより旨さが際立ってる(笑)。値段の差かな(笑)?」
家内「ティントは内陸部産のテンプラリーニョ100%。クリアンサは同じ内陸部産テンプラリーニョ60%、海岸部のカベルネ・ソーヴィニヨン40%。醸しが短いので骨格を補うためにカベルネ・ソーヴィニヨンを入れたようですね(笑)。」
私「カベルネ・ソーヴィニヨンはカタルーニャのあちこちで栽培されているようです(笑)。ただし、自前と契約栽培したものだけでワインを作ります。」
「工夫してるんだな(笑)。工夫のパーツも自前なのが凄いよね。簡単に買ってきたりしない(笑)。」
「売ってる葡萄は良いものがないだろうしな(笑)。良ければ自分でワイン作るもんね(笑)。」
家内「ラモン•ロケッタの強みは良質な葡萄の調達量です。カタルーニャに特化した戦略が功を奏したようです。全国展開しないところが賢いです(笑)。」
「広げるだけのビジネスって駄目なんだよね。崎陽軒も賢い(笑)。」
「ちゃんと目の届く範囲でやるのは正解(笑)。」
「ハートは中小企業(笑)。」

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