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Written on 2010 01

アンドレ・ボノーム

Jan 20, 2010 by toshiaki |
昨日は引き続きアンドレ・ボノームのワインを確認しながら飲みました。あまりに美味しくて、一昨日全部飲んじゃいそうだったのですが、そこはちょっとこらえて少し残しました(笑)。ワインのほんとの良さは翌日また飲むことで判ります。

うーん。

液体の中から美しいハーモニーが聞こえるかのようです。溶け込みがものすごく良く、トコトン凝縮された果実味が押しつけがましくありません。これは一重に樽の使い方の上手さによります。
木樽の使用率は40%でそのうち新樽は25%ということです。ステンレスタンクの60%と最後にアッサンブラージュするようです。最近の白ワインの名手は木樽に頼りきらずにこの手法をとることが多いようです。(ポール・ガロデも似ています。)果実味に明瞭さとしっかりしたコクを求めるとこのスタイルの造り方になるのですね。

やはりグレートワインでした。何ものにも動揺しない品格があります。
是非取り扱いたくなりましたが、入荷価格が希望売価より高いのでちょっと無理です(笑)。
こればかりはしょうがありませんね。新たなコストパフォーマンスに優れたワインを捜さねば!

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アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセの一番良いワイン

Jan 19, 2010 by toshiaki |
昨日はこの前サンプルとして取り寄せたアンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセの一番良いワインを飲みました。良作年の2005年ですから、嫌でも期待は高まります(笑)。
驚くほど濃厚で、柔らかな緻密さはさすがです。香りの中心はトロピカルな柑橘類と桃やアプリコット。やや暖かみを感じます。それはトコトン低収量でつくられたワイン。緩さがなく、スケールの大きな奥行きがあります。

うーん!

ヴィレ・クレッセの立役者と高く評価されるだけあります。マコンのワインですから、コート・ドールのシャルドネのようなタイトな酸はありませんが、チャラいブルゴーニュの白は平伏さなくてはならない出来のワインです。
明らかで明瞭な特徴があります。マコン最良の白です。
いまではマコンもブルゴーニュのアペラシオンに入りますが、やはり別物と考えた方が良いですね。そうしないとヴィレ・クレッセの必然性が無くなってしまうような気がします。
ヴィレ・クレッセの認定とマコンがブルゴーニュに組み入ったことはま逆の行為であった感を強く感じました。このねじれが将来のマコンの足を引っ張らなければ良いのでしょうが。ラベルにブルゴーニュと書ければ売れるには違いありませんが、短絡的です。
マコンはマコンたるべきだと、思いたらしむアンドレ・ボノームのワインでした。

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『ヴィサン村』のなせる技

Jan 18, 2010 by toshiaki |
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風邪も良くなり、昨日はガントランディーのワインを飲みました。
ローヌ、ヴィサン村の巨頭のワインです。あのロッシュ・オードランのライバルです。

やはり2007年のローヌは良いですね。自然な凝縮感が素晴らしいです。そして散漫さがないところが凄いです。
飲んだワインはランクの一番低い「ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・ド・グリニャン2007年」なのですが、素晴らしさが表に出ています。
このワイン、グルナッシュとシラーが50%ずつの割合なのですが、グルナッシュの良さが際立っています。もともとローヌの優良ワインはシラーを入れることでバランスと複雑さを表出させます。(この王道をいくのがロッシュ・オードランです。シラーの良さを全面に出すスタイルです。)ガントランディはグルナッシュの良さにこだわりがあるようです。ともすれば単調で密度感に欠ける嫌いがあるグルナッシュもガントランディの手によると、完成度の高い単一品種のようになります。
うーん。
やはりローヌ・ヴィラージュ最良と言われる『ヴィサン村』のテロワールがなせる技としか思えません。この上のランクの「ル・デヴェス」もそろそろ目覚めているかも知れません。こんど飲んでみます。

ワインを美味しく飲めることで、健康の有り難みを感じました。
ワインが美味しく感じられない不幸は、一日だけでも辛かったです(笑)。人生の終わりってこんなものかと思っちゃいました(笑)。ちょっと大袈裟でした。失礼しました。

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アンドレ・ボノームのクレマン・ド・ブルゴーニュ

Jan 15, 2010 by toshiaki |
昨日アンドレ・ボノームのクレマン・ド・ブルゴーニュ2006年、飲みました。
さすがの出来でしたね。バランスの良さは特筆ものです。瓶内2次発酵させるため原料ワインのアルコール分は10パーセント切る程度に押さえていますから、アンドレ・ボノームの特徴的な濃厚さとは別のスタイルです。

うーん。
エレガント!

キメ細かでとても美味しかったです。シャンパン同様むやみに糖度を上げないように造ることは、暖かいマコンにあっては逆に難しい作業だと思います。このためクレマン用にした畑では剪定法を変えたそうです。

また残糖が少なくドライに仕上がっているのもグッドです。それから課題の(笑)ピノ・ノアールのようなチェリーやフランボアーズの香り確認しました!

ブラン・ドゥ・ブランでは有り得ないことなのです。

飲んで思ったのですが、どうやら酸から由来する香りだと思います。ピノ・ノアールのフェノール由来のアロマチックな香りではなく、甘く感じるアミノ酸系の味わいに由来していると思います。でもこれほど顕著な現れ方は初めてです。

良い勉強になりました。知らないことの多さを知りました(笑)。

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快気祝いとなれば?→シャンパン

Jan 14, 2010 by toshiaki |
昨日は友人の快気祝いをしました。まあ、会合のついででしたが(笑)。
快気祝いとなれば?→シャンパンです。
ピエール・ジモネのフルーロン2002年とスーティランのパール・ノアール飲んじゃいました。もちろんブラン・ドゥ・ブランのジモネが先でスーティランが後です。
フルーロンの繊細で緻密なフローラルさを堪能したあと、スーティランのスケールの大きさと密度感を十分楽しめました。
みんな好みが分かれるところですが、どちらも良さのベクトルが違いますから、比べられませんね(笑)。
フルーロンには皆さん共通して「綺麗だ!上品。花みたい!」
スーティランは「凄い力!説得力十分だね(笑)。」
ブラン・ドゥ・ノアール好きの私はちょっぴりスーティランに魅かれちゃいますね(笑)。さすがアンボネイだけあって密度感が素晴らしいです。欲を言えば、ベリー系の果実味にもう少し明瞭さが欲しいですね。それと残糖がもう少し少なくても良いと思います。これだけしっかりと酸がありますから、もっとドライにしても十分美味しいと思うのですが…。
あー!
私はブラン・ドゥ・ノアール好き!

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マストロベラルディーノのマストロ・ロッソ

Jan 09, 2010 by toshiaki |
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昨日はマストロベラルディーノのマストロ・ロッソを飲みました。
イタリア、カンパーニャ『タウラジ』の巨匠のワインです。

やはりおおらかな味わいは良いですね(笑)。

フランスの品種とは違った良さがあります。このアリアニコという品種はイタリアにギリシャから移植されてから2000年は経っています。私が今美味しいと感じている部分は、少なくとも2000年前と同じような気がします。いや、それ以前にギリシャにあった時も同じだったと思います。

うーん。

ボルドーやブルゴーニュの主要品種はローマ人が品種改良しながら北上しており、時間の経過とともに品種改良が重ねられて現在の形になりました。もともとワインの栽培地ではなかったところで栽培した訳ですから、当初ローマ人が持ち込んだブドウと今のカベルネやメルロは味わいにもかなりの隔りがあります。

このワインを飲むと、2000年の時を越えたプリミティヴな経験ができます(笑)。
そんなこんな考えているうちに寝てしまいました(笑)。

皆さんもどうぞ!

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ドメーヌ・ポール・ガロデのムルソー1996年ヴィエイュ・ヴィーニュ

Jan 05, 2010 by toshiaki |
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見つけました!
ドメーヌ・ポール・ガロデのムルソー1996年ヴィエイュ・ヴィーニュです。家内が倉庫の中を棚卸した際に見つけました(笑)。


うーん。


倉庫の中でもエアコンが効かないところの片隅で見つけましたから、果たして飲めるか?

まあダメージは確実に受けているはずですが、良いワインは以外と強かったりするものです。もちろん売る訳にはいきませんが、ワイン造りの実力を推し量るにはもってこいなのです。

外観はグリーン瓶ですから中の色の正確な判断はつきません。ラベルもだいぶ汚れてます。当時の値札には3990円と書いてあります。昔は安かったですね(笑)。ただコルクの液漏れは無く、液面も気になるほど低下していません。コルクはしっかり生きています。

瓶底には澱がうっすらあるていどです。色は太陽光に照らしてみた感じ、恐らくゴールドに近い黄色だと思います。まだ輝きがあります。
さあ、あとは開けて確認するだけです!

私はポール・ガロデを高く評価していますが、これで真の力量がわかるはず?ちょっと乱暴で意地悪な手法ですが、我々の裏技です(笑)。

家内が来たら開けてみますので、ご報告は後ほど!





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テッラ・プラナ

Jan 04, 2010 by toshiaki |
ポルトガルのワイン、テッラ・プラナを昨日飲みました。

このワイン、ポルトガル南部のワイン産地アレンテージョのワインです。2006年のヴィンテージで去年の春に入荷したものです。

うーん!

ようやく飲む頃に入った感じです。渦巻いていた果実味にはっきりした方向性が見えたかのようです。停滞していた台風が向かう先を決めて動き出したかのようです(笑)。いかにもポルトガルらしい重厚で硬質なワインです。これと比べるとダンのアストロラビウムは、ポルトガルワインらしからぬまとまりと柔らかさがあります。ワインとして出来上がった感があります。

テッラ・プラナがクラシックでアストロラビウムが今風なのですかね。

そうなるとドゥロのジンブロはそうすると中間ですか?

まあ、いずれにせよ高いポテンシャルを持つ産地には違いありません。今年はポルトガルの頂点と言われる赤ワインを飲んでみたいものです。
ワイン宗主国ですからスゴいワインがありそうです!

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