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Written on 2010 02

ヴィーニャ・サマランカ2005年

Feb 15, 2010 by toshiaki |
ヴィーニャ・サマランカ2005年スゴく美味しくなりました!
スペイン、カスティーリャ・イ・レオンの赤ワインです。格付けはヴィーノ・デ・ラ・ティアラとテーブルワインの格ですから、いわゆる銘醸ワインではありません。と言っても、早飲みの安ワインではなく、しっかりした緻密な造りのワインです。
それでも味わいが開くまで5年かかりました。

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うーん。
味わいはイチゴ!
それもコンポートやジャムのような濃密なイチゴです。はっきりした明瞭感がありながら、濃密さが重苦しさとならないエレガントさも併せ持っています。やはりそれなりにつくられたワインですから、5年くらいの時間は必要なのですね。ただ5年の時間が長く感じないほどの良さがあります。あと5年たって枯れてゆく様を見てみたい気になります。
近年ワインがどんどん早飲みになる傾向があり、このワインも同じだと思います。ただスペイン人の早飲みの時間感覚は我々とは違うようです。こんな早飲みのワインはもっと歓迎されるべきです!
一度目のピークです(笑)。数があまりありませんから、お早めに!

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シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年

Feb 10, 2010 by toshiaki |
シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年凄かったですね。
抜栓して1週間たってから飲むと、隠れていた酸が現れていました。リンゴやレモンの鮮烈な酸がぎっしりでした。ワイン自体のポテンシャルは凄まじいレベルです。

うーん。

でもこのワインの本当の凄さはエレガントなところだと思います。貴腐ワインは濃縮に濃縮を重ねてできますから、基本的なエキス分はとんでもないレベルになります。そうなると液体自体が密度を増し、トロミが強くなり、重さが先行しがちです。でもフェルのワインにはそれがありません。サラッとして口中に当たるものがありません。ワイン自体の主張が目立たないのです。めちゃめちゃ品が良いのです。
やはりガストロミーの本場、宮廷文化の中心ロワールの神髄だと納得させられます。
力はあるのですが、力づくではありません。料理とのマリアージュが前提のワインと言えます。

ニューワールドにはない部分です。

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シャトー・ド・フェル - ボンヌゾー2005年

Feb 02, 2010 by toshiaki |
やはり貴腐ワインは美味しいですね。シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年良かったですね。

でも土曜日の試飲会の折はまさか売れ切れるとは思いませんでした。世界的にもそうですが日本でも、甘いワインが敬遠される傾向がここ20年ほど続いています。甘さイコール肥満の方程式が席巻しています。私が子どもの頃からそれ以前、味覚としての甘さは、豊かさの象徴であり憧れでした。あの頃アメリカ製の大きな板チョコを驚愕のまなざしで見ましたね(笑)。断っておきますが戦後のギブ・ミー・チョコレートの世代ではありません(笑)。40年位前の話です。

スイマセン話が脱線しました。

試飲会で皆さんに飲んでいただいたボンヌゾー美味しかったですね。私も久し振りに貴腐ワインを飲みましたが、感動しました。
甘露さはたまりませんね。でも明瞭なマンダリン・オレンジの果実味が芯となっているから、美味しく感じたのですね。糖分だけの甘い味わいだけでしたら飽きます。
あれだけ甘さがあるのに後口がべたつかないのが凄いです。食べ物とマリアージュしますし、ワインそれだけで楽しむこともできます。
アルコールに糖分や果実エキスなどを加えてつくったリキュールではこうはいきません。どうしても作り物っぽくなってしまいます。
貴腐ワインの偉大さを実感しました。

ところであのボンヌゾーまた再注文しようと思ってます。インポーターさんにまだ在庫があれば入荷しますので、入荷次第お知らせいたしますので。お楽しみに(笑)。

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