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Written on 2011 10

ただワインを売るだけではありませんね。見習わなくては!

Oct 19, 2011 by weblogland |
今日オルカ・インターナショナルのマスキュー担当のIさんから連絡がありました。あのアメリカ オレゴンのドメーヌ・セリーヌの輸入元です。

Iさん「もしもし、いつもお世話になります。マスキューさんのブログ見ました(笑)!ドメーヌ・セリーヌを書いていただきありがとうございます。ところでグレースはドメーヌの東側の斜面の畑で、マーク・ブラッドフォードは西側の斜面に位置します。」

私「でもあのスタイルの違いは驚きですよね。グレースはふくよかで薔薇の香り満載のブルゴーニュ的王道で、マーク・ブラッドフォードはトロピカルなシャルドネ的ピノ・ノアールですよね。この前のオルカさんの試飲会でビックリしました(笑)。私はテロワール以外にも違いがあるんじゃないかと…。」

Iさん「実はクローンが違います。グレースはディジョン・クローンでマーク・ブラッドフォードはバーデンス・クローンとポマール・クローンなのです。」

私「初耳です(笑)!トロピカルなピノ・ノアールはヴォルネィで経験したことはありますが、あれほど顕著なピノ・ノアールは初めてです。私はどうしても木樽の違いが影響しているような気がしてなりません。」

Iさん「それではこんど樽の使い方や種類の違いがあるのか聞いてみますね。」

私「ありがとうございました。よろしくお願いします。」

さすがIさん!

ただワインを売るだけではありませんね。私も見習わなくては!

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ジュ・ド・レザン2011年の入荷予定日

Oct 13, 2011 by weblogland |
お待たせいたしました。
ジュ・ド・レザン2011年の入荷予定日の連絡がありました!

コニャックのグラン・クリュと呼ばれる中心のグラン・シャンパーニュ地区のユニ・ブラン100%で造られるジュースです。
マスキューでは初輸入以来続けて販売しております。
ノンアルコールの微発泡のジュースですが、ワインを飲んでるようで、これが旨い!私の大好物なのです。もちろん毎年これを楽しみにしている方も、だいぶ増えてきました。

11月10日にマスキュー着の予定です!

今年はなんと一ヶ月以上も早い到着です。開花が早まったのと夏場に雨がほとんどなかったため、葡萄の熟度が早く上がったからのようです。
また、雨に恵まれなかったので葡萄果粒が通常よりだいぶ小さいとのこと。このため生産量が減ったようです。インポーターさんによると、初めて注文の数に足りない生産状態になったそうです。
このためマスキューも注文数を15%カットされました。
うーん。
限られた畑から造られる農産物ですから、しょうがありません。ポール・ジローに文句を言う訳にはいきません。逆によくぞ造ってくれたと感謝せねば!
どんな味わいでしょう?
かなり濃密なのでは?
酸がたぶん多めでしょうから、あまり甘く感じないのでは?
楽しみです。今や私にとってはボジョレー・ヌーヴォ以上の楽しみとなっています(笑)。

価格は1350円税込みとなります。

ご予約をご希望の方はお申しつけ下さいませ。

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ルージュ・ガランスのラベルに描かれている鳥

Oct 06, 2011 by weblogland |
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判明しました!
何がって?
ルージュ・ガランスのラベルに描かれている鳥についてです。先月の試飲会で、
「この鳥は鳩ですか?」
「いやいや良く見ると鳩じゃないですよ。猛禽みたいですよ。」
「そうですな。ジビエの雉や鴨じゃないしね?」
と謎をふりまいたラベルの鳥です。
インポーターさんに連絡して聞いてみました。
Sさん「あのラベルの鳥ですか。そういえばマスキューさんのブログに書いてましたよね(笑)。生産者に早速聞いてみますね。」

しばらくして連絡をいただきました。
Sさん「じつはなんの鳥か特定していません。協同組合から独立して羽ばたくという意味らしいです。」
なるほど!
やはり意図がありましたね(笑)。
Sさん「オーナーの一人が知り合いの画家に頼んで描いてもらったそうです。」
なんでもフランス映画『男と女』で主演した俳優さんがオーナーらしいです。
ラベルの鳥は、みんなの夢を載せて羽ばたいているのですね。
質の高いワインですから、何処まで羽ばたくか楽しみです(笑)。

それにしてもインポーターのSさん、よくウチのブログ見てましたね。恐るべし(笑)!

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ボルドーと言っても一くくりにはできませんよね

Oct 04, 2011 by weblogland |
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やっぱりボルドー・ワインは根強いファンがいますね。
先月仕入れたポイヤックのシャトー・パダルナック1999年、サンテミリオンのシャトー・ミクー1995年、オー・メドックのシャトー・ミクー1995年が何気に売れています。もちろんどれも無名のプチ・シャトーですから、文献を当たっても載っていません。とはいえ味わいは本物!捜した甲斐があったワインですから、私にとっては嬉しい限りです(笑)。

先日もあるお客様からお問い合わせいただきました。
「マスキューさん、こんど入ったボルドーのオールドヴィンテージはどうですか?」
私「基本的にどれもアペラシオンの基準はしっかり越えています。あと、どれもクラシックなスタイルですから、しみじみ旨いですよ(笑)。ミクーは滑らかさがあり、クイロンはタイトな凝縮感、パダルナックに到っては下位のグラン・ヴァンにひけを取らない出来栄えです。まあ、どちらかと言えばどれも派手なワインじゃありませんから、この点は好みに依るところではありますが…。」
「ミッシェル・ローランのスタイルじゃない訳ですね(笑)。じゃあ、買おう(笑)。」
私「ありがとうございます。」

ボルドーと言ってもヴァリエーションは多く、スタイルだけとっても、一くくりにはできませんよね。

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ドメーヌ・セリーヌのグレースとマーク・ブラッドフォードって、どう違う?

Oct 03, 2011 by weblogland |
先日、ドメーヌ・セリーヌの大ファンのAさんからお問い合わせいただきました。
あのアメリカ オレゴンの麗しいピノ・ノアールを造ることで世界的な評価を受けているドメーヌです。

Aさん「どうもご無沙汰してます。ところでドメーヌ・セリーヌのグレースとマーク・ブラッドフォードって、どう違うのですか?」
私「簡単には畑が違うのですが。味わいはグレースはご存知のようにひたすら優美で肉付きが良く、マーク・ブラッドフォードはちょっと変わっていてシャルドネ的な味わいがあります。トロピカルなニュアンスが強くします。この二つの畑は離れている訳でなく、敷地の斜面違いですから、評論家はそれゆえテロワールの違いを認めています。」
Aさん「やはりテロワールの差ですか。」
私「マーク・ブラッドフォードもグレースも基本的な造りは一緒ですから、そのように理解されているようです。たしかにブルゴーニュのピノ・ノアールにもトロピカルなニュアンスがあるものはありますが、マーク・ブラッドフォードほど強いものは経験したことがありません。」
私「ただ、木樽の種類による影響も考えられます。機会があれば聞いて調べてみます。」
また、課題ができました(笑)。

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フリザンテ - 恐るべし炭酸ガス

Oct 01, 2011 by weblogland |
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恐るべし炭酸ガス!

皆さん炭酸ガスご存知ですよね。コーラなんかのシュワっとするガスです。ビールやスパーリング・ワインももちろん炭酸ガスです。
ある本に書いてありましたが、ジュース果汁をタンクで保存する場合タンクに炭酸ガスを注入することで全く酸化しない状態での保存が可能だとのことでした。ガスの圧力はかなり強めとのこと。

実は夏に開けて中身が半分以上残ってたフリザンテを飲んでみました。この夏、レトルト・カレー『リーの5倍』に合わせて飲むと旨いことを発見したやや甘口のスパーリング・ワインです。思い出していただけました(笑)?

まる二ヶ月は経ってます。外観はまだグリーンが残っており、ゴールドやアンバーにはなっていません。見た感じ酸化した様子はありません。

グラスに注ぐとさすがに泡立ちは衰えていますが…。

あっ!

普通に飲めます。

たしかに、あのアロマチックなモスカートの甘い香りは健在です。

うーん。

フリザンテはガス圧が低く2気圧以下ですが、スクリュー・キャップでガスが漏れることなく保存されていたようです。あと冷蔵庫の中に置いたままでしたから、炭酸ガスが気化しにくい状態にあったことも幸いしたようです。それと比較的多く瓶の中にワインが残っていたことも有利に作用したようです。

それにしてもまだワインとして飲めるとは!造り手ボッターの確かなワイン造りが明かされた思いです。

マスキューの冷蔵庫に置いてありますから、ご興味のある方は是非お声がけ下さいませ。

一度飲んでミソ(笑)。

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