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Written on 2012 05

試飲会にご参加いただきありがとうございました

May 28, 2012 by weblogland |
昨日はマスキューの試飲会にご参加いただきありがとうございました。
ワインもドメーヌ・デュ・グラン・オルモー2005年以外は2本目に突入いたしました。

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まずはウェルカムのロゼ・スパーリング ヴァルフォルモサのクラシック・ブリュット・ロゼ。昨日は暑かったですから、作戦通りでした(笑)。
「ぷはー!最初はこうでなきゃ(笑)。」
「シャンパンほど泡は強くないけど、赤い果実のニュアンスが良く分かってイイよね。」
私「たしかに(笑)。一応12ヶ月の瓶内熟成をしてますから、ジェネリックのシャンパン並ではあります。」
「それで、泡が優しいんですね。癒し系の泡立ち(笑)。」
家内「甘さもありますけど、冷やして飲むにはちょうど良いかなと。」
「変にべたつかないよね。いつのまにか1本飲んじゃいますね(笑)。」
「サラダなんか食べながら、しっかり冷やして飲みたいな。」
このワイン1本空になるまで崩れませんでした。造りはしっかりしてました。

さて、次もロゼ。
スペイン イエクラのドミニオ・エスピナル ロゼ2010年です。
「あー!このロゼ、私沢山飲んでるよ(笑)!」
私「ばれましたね(笑)。この季節には良いかと…。まあ、ヴィンテージも変わりましたし…(笑)。」
「赤いフルーツの盛り合わせ(笑)。」
「ジュースみたい(笑)。こりゃ飲みやすくで危険だな(笑)。」
「アセロラジュース(笑)!」
私「このワイン、モナストレル種で造られています。いままでのイメージからは想像できないアロマチックなワインになってます。」
「モナストレルって10年経っても固い赤ワインですよね?」
家内「はい。でもこれは別物ですよね(笑)。ニュー・スパニッシュというべきです。」
「このロゼ、色が濃いですよね?」
私「赤ワインを造る途中早めに、皮と果汁を分離して造ったようです。セニエ法という方法です。果皮のタンニンがしっかり入ってますから、ワインも崩れない頑強さがあります。冷蔵庫に入れて置けば、開栓しても1週間くらいなんでもありませんよ(笑)。」
「甘く感じますが、これは糖分をあとから足したのですか?」
「インチキなロゼワインはよくやる手ですね(笑)。これはおそらく残糖分として若干残したのでは?12グラムくらいですか?インポーターさんに聞いてみますね。」
家内「このロゼ、ミモレットのジェンヌにとても良く合います。」
用意したミモレットを食べながら飲んでいただきました。
「あー。化学変化した(笑)!」
「なるほど!ミモレットは赤ワインと相性が良いチーズですから、このロゼは赤ワインに近い証なんですね。」
私「さすが!そーなんです。こんなにフルーティーなんですけど(笑)。」
家内「ミモレットは、もっと熟成期間の長い味わいの濃厚な物もありますが、味が濃すぎると逆に合わせる範囲が狭まります。このジェンヌくらいが一番使い勝手が良いと思います。切りやすいし(笑)。」
私「ジェンヌでサンドイッチつくると旨いですよ(笑)。このワインなら2本くらい飲んじゃいます(笑)。」
「危険なワインですね(大爆笑)。」
価格がお手頃なのもあって今回のトップセラーワインとなりました。最後は足りなくなり、ご迷惑をおかけしました。週明けの火曜日には再入荷しますので、しばしお待ちくださいませ。

さて、これから赤ワインです。
新入荷のアルゼンチン ドーニャ・パウラ エステート・シリーズのマルベック2010年、ヴィンテージが変わって再入荷しましたシャトー・フォンデュース『キュヴェ・ジュリエット』2002年、そしてボルドーの新星ドメーヌ・デュ・グランオルモー2005年と一気に注いで飲み比べていただきます。
「マルベック強いねぇ(笑)。いかにもアルゼンチン。マスキューさんこのワインいままで扱ってなかったっけ?」
「はい。エステート・シリーズはカベルネ・ソーヴィニヨンを扱い、この下のランクでマルベックは売っていました。今回、このマルベックがかなりポテンシャルが高いので扱うことにしました。」
家内「まだ着たばかりなので調子が出てませんが、これからどんどん良くなるかと。」
「調子が悪いってどういう状態のことなのですか?」
私「長い船旅で揺らされてきましたから、落ち着きがないとでも言いましょうか。バランスが取れてない。うーん。バレルサンプルを飲んだ感じかな。」
「それは回復するのですか?」
私「しない場合もあります(笑)。でも、このワインは回復して伸びます。ゆっくりお飲みになれば解りますよ。」
家内「時間の経過とともに明瞭さが増します。本当は明日飲んでみるとビックリするくらい良くなります(笑)。」
「たしかにまだ不明瞭ですよね。でも隠れている部分が大きそうですね。」
「うん。ワインが大きいのは解るなぁ。甘さもだんだん増してくるような感じありますよね。」

さて真円の熟成をほこる『キュヴェ・ジュリエット2002年』は?
「素直に旨い!口に当たる部分がない。」
「このワインカリニャンが入っているんですか?でもチープさがない(笑)。ラングドックでもこんなに長くもつワインがあるんですね…。驚きました。」
「香りはフローラルじゃないけれど、かなり複雑で深いですよね。」
「チョコレートにもマリアージュしますよ(笑)。基本的には肉の煮込み系が良く合います。」
家内「カスレなんかもイイですね。」
「私2000年のジュリエットかなり飲みましたが(この常連の方はおそらく10本は飲んでおられます。)、2002の方がスケールが大きいですね。でしゃばらない強さがあるね。」
「そーいえば、じっくり飲むと強いかも。」
「このワインまだまだ良くなりそうですよね?」
私「熟成は完璧ですが、まだ伸び代がありますね。」
2002年も代わるもののない味わいでした!

さてさて、トリのドメーヌ・デュ・グラン・オルモー2005年です。
「マスキューさんラランド・ポムロール好きですよね(笑)。」
私「お見通しですね(笑)。マイナーアペラシオンを捜さないとお買い得がないものでして(笑)。いかがですか?」
「複雑だね~。プラムやベリーの赤いフルーツ、腐葉土や苔、なめし皮、杉、ミント、木の香り。威風堂々だね(笑)。」
「バランスが素晴らしいよね。」
私「ありがとうございます。でもメルロっぽくないんですよね?」
「そうなんだよね。カベルネのニュアンスなんだよね。」
私「杉やミントっぽさはカベルネなんですが、カシスっぽさはあまりないんですよ。このワインはメルロが80%ですから、謎は深まる(笑)。」
「メルロじゃないニュアンスが強いですよね??」
「右岸というより左岸のスタイル?」
私「少なくとも、ラランド・ポムロールとは思えないんですよ。」
「でもグラン・ヴァンのレベルではあるなぁ。」
「まだまだ熟成しそうだし。かといってエレガント。」
ボルドーの新星ということで、更に追いかけます。

ところで今回より試飲台紙を導入しました。家内がコンパスで丸を描いたものをコピーしただけですが(笑)。これがあるとワインの順番を間違えない。あと、色とグラ、ディスクの厚みが比べられます。お客様の中では資格試験を目指す方がおられますので、少しはお役にたてばと。
ちなみに今回の赤ワインでどれが一番強いか?ディスクの盛り上がりが一番立派な(笑)ワインをお聞きしたところ、一番はキュヴェ・ジュリエットでした。アルコール分はなんと14.5%。皆さん正解でした(笑)。
ワインって外観からでもかなり解るものです。

それでは、ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ありがとうございました。

May 26, 2012 by weblogland |
今日は大勢お越しくださいまして、ありがとうございました。
ワインもドメーヌ・デュ・グラン・オルモー 2005年 以外はすべて2本目に突入いたしました(笑)。

取り急ぎ、御礼申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日5月26日はマスキューの店内試飲会です

May 25, 2012 by weblogland |
明日5月26日(土曜日)はマスキューの店内試飲会です(笑)。
あるお客様からお問い合わせいただきました。
お客様「どうもいつもお世話になります。明日の試飲会子供を連れて行っても良いですか?」
私「どうぞどうぞ。ウェルカムです(笑)。」
マスキューにはお腹の中にいる時からご来店いただいているお子様が沢山います。お母さんお父さんがワイン・ラヴァーですと、そのお子さんが手のかからない年齢になるまで一緒にご来店してくださります。ですから、成長著しい頃を我々は定点観測できます(笑)。 ワイン好きのご両親とそのお子さんですから、成人した日にマスキューのワインを飲んでいただけたら、冥利に尽きます。また将来お子さんが「よく親とワイン屋さんに行ったな。マスキューでワイン選んでた。」なんて記憶に留めてくれたら、我々の商売の目的が果たせたようなものです。20年計画なのです(笑)。
桃・栗3年、柿8年、鶴見のマスキュー20年なのです(笑)。

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試飲会のラインナップ決まりました!

May 20, 2012 by weblogland |
今月5月26日(土曜日)の試飲会のラインナップがようやく決まりました。実は、取り寄せたサンプルがほとんど不発(笑)。頭かかえちゃいました。
そこで、マスキュー定番のワインで再入荷したものやヴィンテージ変更で味わいが変わったワインを織り交ぜることとなりました。意外な発見があります(笑)。

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まずはウェルカムはロゼのカーヴァです。
〇ヴァルフォルモサ クラシック ブリット ロゼ 2010年 スペイン カーヴァ 発泡性 ロゼ 750ml 1650円税込み
マスキューでは長い扱いのヴァルフォルモサのロゼ・スパーリングです。別にまずいから使わなかった訳ではありません。たまたま重なるワインがあったもので…。
このカーヴァ香りがとてもアロマチックなのです。チェリーやラズベリーなどの赤いベリーの香りが鮮烈。
カーヴァって、割にあっさりしたり、モッサリしてたりするスタイルが多いのですが、これは別物ですね。
しっかり酸を残しています。

そして次はスティルのロゼワインです。マスキュー定番のドミニオ・エシピナルです。
ドミニオ・エスピナル・ロゼ 2010年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.ロゼ 750ml 850円税込み
たしか2009年ヴィンテージがマスキュー初登場でした。アロマチックで飲み応えのあるスタイルは変わらず。これからの季節、毎日でも飲めそうな味わいなのです。

さて、ロゼ2本飲んでスッキリしていただいてから赤ワインに突入です(笑)。
『ドニャ・パウラ』エステート・マルベック 2010年 ヴィーニャ・ドーニャ・パウラ アルゼンチン メンドーサ ルハン・デ・クージョ 赤 750ml 1350円税込みマスキューではカベルネがお馴染みの『ドニャ・パウラ』エステート シリーズのマルベックの初入荷です。まだ、到着したばかりなので、全開とは行きませんが、高いポテンシャルはさすが!アルゼンチンのマルベック質の高さに驚いていただきます(笑)。

そして2002年ヴィンテージで再入荷したラングドックの良心
シャトー・フォンドゥース『キュヴェ・ジュリエット』2002年 赤 ドメーヌ・ド・フォンドゥース 南フランス V.P.D.オック 750ml 1650円税込み
2001年は造られなかったようで、2000年の次は2002年となりました。
真円の熟成を!

そしてトリはボルドーのニュー・スターです。
●ドメーヌ・デュ・グラン・オルモー 2005年 フランス ボルドー ラランド・ポムロールA.C.750ml 2470円税込み
かねてからマスキューではラランド・ポムロールのワインには注目していました。だってネームヴァリューで価格が高くなりませんから(笑)。
このワイン、スタイルは今風ですが、ラランド・ポムロールらしい頑強さがあります。かといって固い訳じゃありません。
なかなか深いのです(笑)。

いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきの時間にお越し下さいませ。

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5月26日マスキューの店内試飲会

May 19, 2012 by weblogland |
来週の土曜日(5月26日)はマスキューの店内試飲会です(笑)。

よくお客様から、「マスキューさんは本当に楽しそうに仕事してますよね。」と言われます。
たしかに!
楽しいんですよ(笑)。
好きな事やってますから、そう見えるんですね。でも、たまたまワインが好きになっただけで、最初からワインが好きで好きでしょうがなかった訳ではありません。初めて赤ワインを飲んだ時「こんな渋いもの売れるのか?」と暗澹たる気持ちになりました(笑)。でも、忘れもしないルイ・ラツールのロマネ・サンヴィヴァンを飲んでズッポリ赤ワインにはまりました。
こんな訳で、どうしてもルイ・ラツールのワインがセラーの棚にないと落ち着きません(笑)。

皆さんもきっと私と同様な体験をされているのでは?まだされてない方はご一報ください。はまるお手伝いいたします(笑)。マスキューで買ったワインで、ワイン好きになって下さったら、冥利につきます。

お待ち申し上げます。

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1994年とは思えないフレッシュネス!

May 15, 2012 by weblogland |
一昨日のワイン会の続きですが、1994年のシモン・ビーズのサヴィニ・レ・ボーヌ『レ・ヴェルジェレス』も飲みました。ビーズの看板ワインです(笑)。
ビーズのワインってサヴィニ・レ・ボーヌを体言してますから、若い内は酸が目立ち、酸っぱく感じます。ですから、好みの別れるところでもあります。私は比較的好きなタイプなので、しかも熟成した有様を経験できそうなので、渡に船(笑)。

飲んでみると!
うーん。
旨い!

1994年とは思えないフレッシュネス!
酸のベクトルの力と伸びやかさが素晴らしい。凄いパワーでした。
ルモアスネの1998年のように出来上がったワインではありませんね(笑)。あと何年たったらイイんでしょうか(笑)?クラシックな手強さは予想以上。20年以上はクリアできますね(笑)。造りの良さに驚かされました。高く評価される訳も解りました。侮ってはいけない生産者なのでした。

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今日はワイン会です。

May 13, 2012 by weblogland |
いつもの仕事のテイスティングではなく、知り合いが集まりそれぞれワインを持ち寄って楽しむというやつです(笑)。
あのワイン一体どんな味がするんだろう?というワインが何本かありますから、興味津々。ワインを真剣に選ぶ仕事の試飲会とは違い、酔えますから楽しみなのです。全部で4~5本ですから、しっかり味わえます(笑)。

私はマスキューのセラーの奥からシャトー・ベイシュヴェルの1967年を持って行きます。実はこのワインちょっと古すぎて原価も解らない(笑)。中身はどうでしょう?こうなったら飲むしかない!美味しく飲めることを祈ってます(笑)。

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