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">桝久 試飲会リポート 後半
Nov 28, 2022 by weblogland |
「マスキューさん!こんなのやってますよ(笑)。」

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実際はほとんど語らず「これ」という感じで映画のパンフレットをいただきました。物静かでエレガントなMさん(笑)。
実は情報通の強者です(笑)。
単館上映の映画「ソウル・オブ・ワイン」、ヴオーヌ・ロマネの大御所のドキュメンタリー仕立ての映画とか。これは観ない手はない(笑)。横浜のジャック&ベティーで12月24日より上映予定です。
皆さんにもお知らせいたしますね(笑)!


●バルベラ・ダルバ 『マチネ』2020年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルベラ・ダルバD.O.C.G. 750ml 2229円税別2451円税込み
「おっ!バルベラですね(笑)。ネッビオーロの弟分だね(笑)。」
私「先月ご好評いただいたバルバレスコの生産者グラッソ・フラテッリが作るバルベラでございます(笑)。」
「ヴィンテージはどれどれ?2020年ですか。バルバレスコは2012年で飲み頃でしたけど、これはまだ若いのかな(笑)?」
私「バルベラは早く飲めるように作ってますね。品種特性によるものです。」
「香りはさほど立たないようだけど、重い感じがしますね(笑)。」
「うわっ!なにこれ(笑)!凄い!」
「凝縮されてる!」
「舌触りも練っとり(笑)。凝縮されてる(笑)。」
「色は紫が入ってるから若いんだけど、飲みにくくはない(笑)。引っ掛かりがないから飲みやすい(笑)。」
「洗練されてますよね。雑味がないですね
(笑)。」
「そうそう、バルベラだとネッビオーロよりランクが下だからちょっと雑味野性味みたいなニュアンスがあるんだけど、これほどクリーンなのは初めて飲みましたよ(笑)。」
「赤い小粒のベリー フランボワーズなんかの香りが溢れ出る(笑)!」
「小梅(笑)。」
「ローズマリー観たいな香りが余韻にある
。ハーブっぽさあるよね。」
「タンニンはしっかりしてるけど全く渋くない。和食にも合わせられそう(笑)。」
「バルベラ好きでかなり飲みましたが(笑)
、これはベストですな(笑)。」
私「渾身の作りかと。」
家内「このバルベラにしても毎年リリースされないようです。良い年しかリリースしないとか。そんなバルベラは聞いたことがありません(笑)。」
「『マチネ』って区画なんですか?」
私「意味は『早起きする人』とか(笑)、もともとの生産量が少ないようですから、特別区画という訳でもなさそうです(笑)」
「早起きして畑仕事を一生懸命した結果のワインと言うことかな(笑)。」
「マスキューさん!そんな話を聞いたら、ここのドルチェットも飲みたくなりましたよ(笑)。あるんですか?」
私「多分作っているとは思いますが、日本には輸入されていません。」
「ドルチェットを所望したら、『厚かましいヤツ』って思われちゃうかも(笑)。」
「そうそう(笑)。『ドルチェットは我々の飲み物だ!』なんてね(笑)。」
「きっと、自分が美味しく飲むことが第一前提のワイナリーだよね(笑)。」
家内「あまり積極的に輸出しないようです
。地元消費を優先してるようですね。」
「鰻の蒲焼き食べながら飲みたい(笑)!」
「それも良さそうですね(笑)。でも肉!やはり肉!牛肉!」
私「バルサミコ・ソースで合わせれば何でもオッケー(笑)!」
「バルサミコかぁ。それ必殺技(笑)!」


●ル・サンドル 2019年 レイモン・ジュリアン 南フランス ラングドック 赤  ミネルヴォアA.C. 750ml 2828円税込み
「あー!コレ深くて美味しい。染み入る(笑)!」
「濃厚だけど綺麗で飲みやすい(笑)。」
「品格があるよね(笑)。」
「深い、とても深い。引き込まれる(笑)。

「見た目は真っ黒だけど(笑)、飲むと軽やかでジューシー。果実味に赤さもある。真っ黒になってませんね!」
「コート・ロティのスパルタンなシラーとは違うよね。こっちの方が早く飲める。」
私「このワイン、実は1年前に到着していました(笑)。その時の印象はもう少し待ってから飲んだ方が良い。とワインが言っていました(笑)。丸1年経って本調子となり、皆さんにお披露目となりました(笑)。
ちなみに白いラベルのラゼロールの兄貴分です。」
「なるほどね(笑)。あれ美味しかったですよ!似てると言えば似てるのかな?」
私「ラゼロールはヴィンテージは同じ2019年でしたが、より早く楽しめました
(笑)。セパージュはカリニャンがメインです。」
「じゃあラゼロールも買って比べてみよう(笑)。」
家内「これは南フランス ミネルヴァ独特のシラーと考えるのが良さそうですね(笑)。」
「産地が暖かい分早く飲めるシラーなんだろうな。」
「でも、緩さはなくてバランスは完璧(笑)
。」
「ひたすら飲みやすいけれど、複雑なんだよね。」
私「プレス果汁は使っていませんから、旨味がダイレクトにしかも多量に押し寄せて来ます(笑)。」
家内「グルナッシュだとこのような品格のある味わいにはならないんですよね。やはりシラー!」
「そうそう、グルナッシュだけだと一本調子になり勝ちですよね。この深みは出ない。」
私「グルナッシュ好きの私は肩身が狭い(笑)。」
「これは森を連想するワインですよね。ハーブのニュアンス、湿った感じで、適当に日が射す感じ(笑)。一つ前のバルベラはまさに陽光降り注ぐ感じ(笑)。面白い試飲ですね(笑)。」
私「ありがとうございます!」
「マスキューさん!このワインは肉の煮込み料理のためのワインだね(笑)。」
家内「カスレなんか最高でしょうね(笑)。」
「そうそう。肉の煮込み料理って一度冷凍すると美味しいですよ(笑)。」
私「それ知りませんでした!」
「冷凍する事で組織が壊れてホロホロになるから味が染み込んでとても美味しい(笑)。」
「あと、バゲットやドイツパンなんかも一度冷凍してから食べると実に美味しい(笑)
。」
私「Tさんご夫妻はホント良くご存知ですね(笑)。煮込み料理を冷凍すると美味しいのは解りますが、パンも一度冷凍した方が美味しいのは知りませんでした!」
「焼きたてより一度冷凍した方が美味しい
。より外がカリカリで中はふっくら。」
私「今度やってみます(笑)!」

◎ジュ・ド・レザン 2022年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース 750ml 1,980 円税込
私「ちょうど今日25日にジュ・ド・レザン2022年届きました!」
「ラッキーですな(笑)。」
「シャンパン瓶ですね(笑)。」
私「注ぐと香りが凄く立ちます。回り中に
広がります(笑)。」
「強烈な甘い香り!こんなジュースありませんよ(笑)。」
「泡が立ってるのは発酵しているからですか?」
家内「いえいえ。保存のためにわざと炭酸ガスを溶け込ませています。ですからノン・アルコールです(笑)。」
「飲む前の香りだけでも圧倒的(笑)。濃縮還元ジュースとは別物だね。」
「あれ、甘いには甘いけど、いつもほど甘くないかな(笑)?」
「紅茶みたいな枯れ葉のニュアンスはするけど、いつもほど顕著ではないかな。」
私「暑い年は安納芋みたいな味がしますが
、今年はそんな感じでも無いですよね。」
「色はさほど濃くはないけど…。強さ、複雑さが凄い。去年とは趣が違いますよね
?」
家内「いつもとは違いますよね。」
私「葉っぱや茎のニュアンスしますよね(笑)。」
「緑のヒントするね(笑)。」
「ハニーさがしつこくない。でも去年より濃いかな?」
「店長!強くて複雑です。天候の性かな?

家内「去年はアップルティーみたいでしたけど、今年は青リンゴにハチミツかけたみたい?」
私「それにグリーミントが加わる(笑)。」
「貴腐ワインのアルコール抜きみたい。とても強烈、鮮烈。こんなジュースあるんですね(笑)。」
家内「今年の物は小学生以下のお子さんに飲ますには刺激が強すぎるかも(笑)。」
「こどもに飲ますのはもったいない(笑)!」
「田舎の法事のお土産にしたらお年寄りには大人気でしたよ(笑)。」
私「フォアグラなんかともマリアージュしますから、某有名レストランでは必須アイテムにしているところもあります。」
「ドイツワインの伝説に、『死にかけた旅人がワインを飲んだら生き返った。』なんてありますけど…。コレ飲むとまんざら嘘ではないような気がしますね(笑)。」
私「ベルンカステラー・ドクトールの伝説ですね(笑)。」
「実際、飲むブドウ糖点滴みないなものかな(笑)?」
「元気にはなる(笑)!」
「一滴も残さず飲み干しても、グラスから香りがバンバン立ってる(笑)。凄いね(笑)。」
私「何年も熟成しますよ(笑)。」
家内「日本の食品衛生法だと二年の賞味期限を設定されますが、そんな柔ではありません(笑)。」
私「飲みかけの物を一年間常温でほったらかしてティスティングしましたが、全然大丈夫でした。オススメしませんが(笑)。」

ジュ・ド・レザン2022年が生産されたことに感謝!

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Nov 28, 2022 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!

まずご来店トップのWさん
「マスキューさん!私も先週アメリカに出張してきました。高い、すべてが高い(笑)!」
私「やっぱりそうなんですね。」
「着いてから朝の腹ごしらえにサンドイッチ食べたんですが、10ドルですよ!」
私「1,500円!ですかぁ!」
「それもコンビニで売ってるほどのサンドイッチですよ!」
私「そういえば航空運賃も高いんですよね。効くところによると燃料サーチャージだけでも10万円以上とか。いったい幾らかかるんですか(笑)?」
「会社負担ですけど(笑)、ビジネスだと往復150万円くらいです。会社の規定でビジネスでしたが(笑)。」
私「ビジネス・クラスだと良いワインが出ますよね?」
「それがですね(笑)、私もブルゴーニュのピノ・ノワールくらいは出るだろうと思っていたのですが、なんとアメリカ、ニュージーランド、オーストラリア ニューワールドのワインばかりでしたよ(笑)。」
私「えー!そんな高くて世知辛いんですか?」
「高くてもサービスを削っているので、航空会社は楽ではないようですね。」

う~ん。
考えさせられました!

それでは考えもなくマスキューの試飲会始め!

〇Dai Dai オレンジ・ワイン 2021年 カンティーネ・インペラトーレ イタリア 白 I.G.T.プーリア 750ml 2168円税込み
「マスキューさん!先月もオレンジ・ワインやりましたよね(笑)。」
私「はい!ご好評いただきました。あれはチリのペドロ・ヒメネスでしたが、今回はイタリア プーリアのオレンジ・ワインです!」
家内「これはパンパヌート60%、マルヴァジア40%。低温で果皮とともに50日醸したものです。」
「色がまるでオレンジ(笑)。凄く綺麗。」
「そうそう。オレンジ・ワインってちょっと原始的なところがあって、こんな洗練されたオレンジ色じゃないんだよね。臭かったり(笑)。」
「ラベルにDai Daiって書いてますけど、これは?」
私「イタリア語で『早く早く』の意味があるそうですが、インポーターさんが色に驚きダイダイ色と引っかけてリクエストしたそうです(笑)。」
「リアル橙色だぁ(笑)!」
「どれどれ、香りは柑橘類…、みかんだぁ(笑)!」
「みかんワイン(笑)?」
「店長!これ面白いですよ!経験したことがない味わい(笑)。」
私「マルヴァジアはオレンジピールの香りがありますから、それかと。マスキュー定番のドンナルーチェを思い出していただけると宜しいかと。」
「綺麗!香りに濁りがないですよね。あと厚みがありますよね。」
「口中での広がりが良い。とても心地好くかんじる。」
「単純におでん食べながら飲みたい!(笑)」
「麹っぽさ、出し汁っぽさ。を感じますね。」
家内「パンパヌートの役目だと思います。
ワイン作りの意図を感じます(笑)。」
「なるほどね(笑)。そこにブレンドの妙ありだね(笑)。でもこうして飲むとブレンドしたような感じがしないんですよね。一つの形になっている(笑)。」
私「折り合いが宜しいかと(笑)。」
「先月のチリのオレンジ・ワインは『切り山椒』に合うんでしたっけ(笑)。これも共通しそうですね(笑)。」
家内「これは鎌倉の豊島屋さんの『きざはし』に合うはず!ちょうど友達からお土産でいただいて食べたばかりです(笑)。」
「はとサブレのお店ですね(笑)。『きざはし』って高級和菓子ですよね(笑)。」
私「よくご存知で(笑)!」
「和食に合わせやすそう(笑)。湯豆腐?淡白なものは良さそうですね(笑)。ほうれん草のお浸しも良いかな?」
私「干し椎茸の高級品『どんこ』を出し汁に使えば面白そう(笑)。」
「べったら漬け!癖になりそう(笑)。」
「柚を使えば何でも行けそう(笑)。」


◎ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み
「マスキューさん!これ定番のワインですよね?」
「そうそう、ランブルスコっぽくなくて美味しいんだよね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもですね、輸入が終わるそうなんです。然るに残りの在庫を全部いただきました。」
「そんなこと聞いたら買っちゃいますよ(笑)。」
「何故止めちゃうのかな?」
私「諸般の事情があったようです。」
「赤のランブルスコも止めるのですか?」
私「赤はまだ辛うじて続いてますが…。」
「このご時世だからなぁ。」
「私初めてこのランブルスコ飲みますが、とても辛口(笑)。ランブルスコって甘いイメージがありましたけど、これは違いますね。」
「ランブルスコって赤だけかと思ってました(笑)。ドライで赤い果実が弾けてイイね(笑)。」
「これいわゆるランブルスコとは違いますね(笑)。甘いシロップみたいな後味が無い(笑)。」
家内「それをお伝えしたく、常温でお試しいただいてます(笑)。」
「なるほど!マスキューさん、芸が細かい(笑)。」
「うんうん。あとミネラリー。鉄っぽくもある。」
「もっと冷やしたらキレキレなんだろうな
(笑)。」
「冷やさなくてもべったりしていないところが凄い(笑)!」
「もっと冷やすとフランボワーズの香りが引き立つね(笑)。」
「口の中をすっきりさせる(笑)。タレをつけたレバーなんか絶対に合うはず!」
「内臓系の料理に合いそう(笑)。」
「そうだよね。味噌煮込み、ホルモンの味噌煮込みなんか美味しいだろうなぁ(笑)。
涎が出ちゃう(笑)。」
「店長!一番目、二番目も食欲をそそりますよ(笑)。」
私「畳みイワシに梅肉を塗って海苔を張り、それを焙る。オレンジ・ワインやランブルスコのロゼ飲みながら食べたら美味しいだろうなぁ(笑)。妄想が止まらない(笑)。」
「それ高級なお酒のツマミですね(笑)。高そう(笑)。でも美味しそう(笑)。」
家内「どちらも共通して和食に合わせやすそう(笑)。」


●イル・ボスコ ロッソ・トスカーナ 2019年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア 赤 トスカーナ・ロッソ 750ml 1404円税込み
「エキゾチックな甘い香り(笑)。」
「香りに重さ、詰まった感じがする。良いワインの証かな(笑)。」
家内「前回は2015年ヴィンテージのものを扱いました。毎年作らないようでして、久しぶりの入荷は2019年となりました。」
私「実は春先に飲んだ時は、まだ旅の疲れがあったようでイマイチ。先日また飲んだところとても良くなっていました(笑)。」
「うんうん。美味しい。重さがしっかりあり、コスパが良い(笑)。1,500円以下で美味しいワインを探すのが難しくなって来たもんね。」
私「先ほどアメリカではコンビニ程度のサンドイッチが1,500円もすると聞きましたが、このワインの値段は喜ぶべきか?複雑な気持ちです(笑)。」
「そりゃ安いに越したことはない(笑)。逆に幸せかも(笑)。」
「品種はサンジョヴェーゼですよね?キャンティと同じとは思えない。」
家内「キャンティだともっと軽くて明るいですよね。ちょっとオレンジっぽくて。」
私「キャンティのサンジョヴェーゼより重心が低い感じかな。」
「かといって黒くはない(笑)。酸もしっかりしているしサンジョヴェーゼですよね
(笑)。誰がなんと言おうとサンジョヴェーゼです!」
家内「この家はヴィーノ・ノビレがメインですので、使うサンジョヴェーゼはブルネッロで使われる系統のものです。それの若木で作ったものです。収穫の多い年に作ってるようです。」
「なるほどね!2015年と2019年ですもんね(笑)。」
「ボジョレー・ヌーボーだと今世紀最良のヴィンテージだよね(笑)。」
「でも、若木っぽくないんですよね(笑)。若木だとワインがちょっと暴れる。」
「落ち着いた美味しさですよね(笑)。」
「旨味が綺麗で重さがある。」
私「栽培や果粒の選別を徹底してるようですよね。雑味がありません。」
「この家の最高級のヴィーノ・ノビレと比べてどうですか?」
私「値段は倍以上違いますが(笑)、繋がる味わいだと思います。」
「基本高級な味わいですよね(笑)。」
家内「なめし革や樟脳、薔薇などの香りが時間が経つと出てきます。」
「そう聞くと益々お買い得感が出てくる(笑)。」
「実際に安いブルネッロ買うよりこっち買った方が良いですよ(笑)。」
「3~4000円のブルネッロ買ってシメシメと思って飲んだらガッカリしたよな(笑)。」
「これ2本買った方がましだよね(笑)。」
「和風ハンバーグ食べながら飲みたいな(笑)。」
「それ、なんとなく解りますね(笑)。コテコテの牛肉じゃなくてね(笑)。」
「ハツやタン塩をレモンたれで食べながら飲む!絶対に美味しいはず(笑)。」

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新物が3点

Nov 16, 2022 by weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこうなっております(笑)。

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新物が3点。

このあとジュ・ド・レザン2022年が並ぶとコンプリート(笑)。

今年はボジョレーやノヴェッロの航空便の輸入を止めるインポーターさんが多く、然るにマスキューも航空便の新物の扱いが激減。船便のラングドックのピノ・ノワール・ヌーヴォーでお茶を濁しております(笑)。でもですね、お値段が割安なのであれよあれよと残り1ケースを切りました。ボジョレー・ヌーヴォーの到着まで持たないかもしれません(笑)。

味わいもファットなボジョレーみたいですから、ボジョレー・ヌーヴォーに固執する必要もないかな(笑)。それは飲み手が決めること。大きなお世話ですね。失礼いたしました(笑)。

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今年2022年の南フランスのヌーヴォーを飲みました!

Nov 12, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今年2022年の南フランスのヌーヴォーを飲みました!
ボジョレー・ヌーヴォーのように解禁日は決まっていませんから、本日到着即ティスティングでございます(笑)。
まず、色は濃いですね。ヌーヴォーといっても南フランス・ラングドックのものですから紫がかっていません。濃いルビー色。
香りはボジョレーです(笑)。ボジョレーと同じようにマセラシオン・カルボニック法で作っていますからガス臭い(笑)。キャンティのような甘い香りは共通。見分けがつきません(笑)。
ただ暖かい産地らしく酸っぱくない(笑)。同時に酸もないので甘く感じます
(笑)。とても飲みやすくスイスイ行っちゃいます。ジュースに近い。でも、アルコール分は13.5%しっかりあります。ブラインドで飲んでもボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー?と答えてしまいそうです(笑)。
まあ、収穫が8月中ですから出来上がったワインを船便で日本に送ってもボジョレー・ヌーヴォーより早い。しかもお値段は1,508円税込みとお安い。へそ曲がりのマスキューらしいアイテムでございます(笑)。ボジョレー・ヌーヴォーにこだわらない方はどうぞ!
今回はお試しでしたのであまり沢山ありません。マスキューの店頭でこそこそ販売しております(笑)。ご入り用の方はご連絡くださいませ。

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桝久 試飲会リポート 後半

Nov 01, 2022 by weblogland |
●シュペートブルグンダー トロッケン 2019年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2074円税込み スクリュー・キャップ
「マスキューさん!今回はチリといいドイツの赤といい意表を突きますね(笑)。」
「ドイツ・ワインには赤もあるんですね(笑)。白だけかと思った。」
「え~と。シュペートブルグンダーと言うことは、ピノ・ノワールですな(笑)。」
「おっ!飲んでもピノ・ノワール(笑)。」
「誰が飲んでもピノ・ノワール(笑)。もっと冷涼なスタイルかと思いましたが、そうでもない(笑)。ブルゴーニュっぽい。」
「そうそう、ボーヌじゃなくてニュイっぽいかな?」
「ブラインドでティスティングしても当たらないね(笑)。」
私「ちょっと粉っぽさがあってニュイっぽいですよね(笑)。」
「この粉っぽさは何ですか?」
私「木樽熟成の影響だと思います。」
家内18カ月熟成させていますが、古いバリックで10%、あとはステンレス・タンクで熟成させてます。開けたては木樽のニュアンス感じます。」
私「でもですね、翌日は木樽のニュアンスが全然出しゃばらなくなります(笑)。」
土曜日
「あー、飲みやすい!」
「バランス良いね。マスキューさん曰くの『折り合いが良い』かな(笑)。」
家内「昨日は甘さが強く感じ、オレゴンのピノ・ノワール的でしたが、今日は果実味がはっきりしてきました。」
「植物っぽさ…。紫蘇…。青っぽい感じもする(笑)。深みもあるし、余韻も綺麗。そうするとコレ安い(笑)!」
「ブルゴーニュの生産者には脅威ですね(笑)。」
家内「産地のプファルツはフランスの銘醸地アルザスの地続きですから土壌に恵まれており、緩傾斜の畑では良いワインが出来ます。もともとのテロワールのポテンシャルの高さが生きています。」
私「あと畑がブルゴーニュほど細分化されていないのも魅力。伸び代大です(笑)。」
「今ブルゴーニュのピノ・ノワール高いもんね。4,000円以上する。それもブルゴーニュ・ルージュだよ(笑)。」
私「2020年ヴィンテージ以降かなり高騰してます。絶対量が少ない影響かと。」
「ドイツでこんなに完成度の高いピノ・ノワールが作れるんですね(笑)。温暖化の影響ですか?」
家内「はい!それと作り手の意識の変化ですね(笑)。」
「ドイツのピノ・ノワールって美味しいのがあるけど凄く高いんだよね。コレはそれを突き破ってる(笑)。」
私「このワイン、開けてから旨味が増します。それと伴ってタンニンのしっかり感も増し、4日目には美味しくて飲み干しました(笑)。」

初日の金曜日は売れ行き今一つでしたが、翌土曜日は人気沸騰のピノ・ノワールでした。



●カベルネ・ドルサ トロッケン 2020年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2168円税込み スクリュー・キャップ
「カベルネ・ドルサ?聞いたことない(笑)。」
私「私も初体験でございます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ(笑)。」
「あ~!ねっとりしてる(笑)。濃い!緻密
!」
「とても充実したワインですな(笑)。コスト・パフォーマンス高いですよ(笑)。」
「噛めるような赤ワイン(笑)。」
「広がり、余韻、大きくて渾然一体となってる(笑)。高級ワインみたい(笑)。」
「旨味も膨大(笑)。どんどん良くなる。飲むほどに旨い。」
「柔らかいしボリュームがある。焼き鳥や鰻の蒲焼きのタレに合うよ(笑)!」
「余韻が独特ですね。ビター。それにパワーがある後味なんですよね。心地好い(笑)
。」
「独特で驚くほどクオリティーが高い!」
「ちょっと寒いアメリカのジンファンデルみたいな感じ(笑)。存在しないかな(笑)。」
「ねっとりしてて緻密。ちょっとポムロールっぽいけど、もっと酸がある感じ。」
「確かにメルローみたいな…、とても濃いメルローみたいだけど、果実がプルーンやプラムじゃない。」
「小粒の黒や赤の果実がみっちり入ってる
(笑)。」
「これはブラインド・ティスティングしたら絶対に解らないですよ(笑)。産出国すら当たらない(笑)。」
「当たるのは美味しいってことだけ(笑)。」
「スグリ…、だからカベルネかな(笑)?」
家内「そーなんです(笑)。カベルネっぽさはあるのですが、カベルネは入っていません(笑)。様々な交配品種を3度も交配したものです。ブレンドして美味しいと交配させるような感じ(笑)。とてもドイツ的
(笑)。あとオーストリアやハンガリーで良い結果の出ているブランフレンキッシュが交配中に2度入れられてます。ブランフレンキッシュの滑らかでしっとりしたタンニンの味わいをターゲットにしているようです(笑)。」
「醸造長が日本人女性でしたっけ?これほど美味しくてコスト・パフォーマンスに優れていれば、単純に日本人女性関係なく大拍手ですよ(笑)。」
私「世界に通じる赤ワインだと思います。」


●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2012年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込み
「2012年ですか。色からして熟成感ありますね(笑)。ガーネット色。」
「あ~あ!美味しい!言葉を失う。」
「色は熟成したような色ですが、ワインは全然古びていない!」
私「ようやく飲み頃の入口に入った感じです(笑)。あと数年するともっと果実味が明瞭になってくると思います。」
「あ~、高級ワインの味(笑)。くらくらする(笑)。」
「濃くて飲みやすくて、すーっと入ってくる(笑)。」
「飲みやすいんだけど、リキュールのような強さがある。」
「凄く飲みやすいんだけど、グビグビなんて飲めない。襟を正してじっくりチビチヒ味あわせていただきます(笑)。そんな感じ(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
家内「14.5%あります!」
「13%位だと思いましたよ(笑)。すべてがハイ・レベルなんだけど、折り合いもハイ・レベルなんだな(笑)。」
「コレって充分グレート・ワインですよ(笑)。この価格ならバローロ要らない(笑)。」
「バルバレスコはバローロの弟分と言われますが、コレの兄貴を名乗るには何万円もするグレートなバローロじゃなきゃ納得出来ないですよね(笑)。」
家内「この生産者はほとんど輸出していませんので『ガンベロ・ロッソ』や『ルカ・マローニ』などのワイン評価本には載っていません。困りました(笑)。バルバレスコでも南の方です。わりと標高の高いところですね。あと、樽熟成は60ヶ月します。クラシックな作り手ですね(笑)。」
「完全ななリゼルバ・クラス。でもリゼルバとは表記しないんですね(笑)。それが普通なんだな(笑)。」
私「地元ではバルバレスコの王道を守る生産者として高く評価されているようです。」
「このワインはどのくらい持ちますか?」
家内「通例15年以上持つバルバレスコを作っているようです。」
「マスキューさん、コルクが合成で短い(笑)。」
私「そうですよね(笑)。どれどれ。あー!
DIAM10ですね。と言うことは2012年に収穫してから2018~2019年に瓶詰めしているはずですから2030年くらいまでは充分持つはずですね(笑)。」
「他のヴィンテージはどうなのでしょう?」
家内「一緒に2013年もティスティングしましたが2013年はかなり手強い(笑)。まだまだ硬い。それで2012年を選びました。」
私「2013年はかなり暑く、大柄のワインが出来た良い年ですね。トスカーナ辺りも良かった年です。」
「ヴィンテージの特徴を反映したワインを作るのですね。」


ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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