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Written on 2023 02

試飲会の続き(笑)。

Feb 28, 2023 by weblogland |
「マスキューさん!何故こんなに長いティスティングするのですか?ドンナルーチェ抜栓してから一週間以上経ってるでしょ。我々では開けてから一週間も持たない(笑)。せいぜい2~3日で飲みきっちゃいますよ(笑)。」
私「これはもう職業病です(笑)。普段サンプルを取り寄せてティスティングする際
、そのワインの終わりが見えるところまで続けます。いくら美味しくてもすぐに飲み干さず、我慢(笑)。」
「あー!それが出来ない(笑)!」
私「お客様の立場では、それでオッケーでございます(笑)。ワインの品質はその生命力がいかに長く持続するかに比例します。」
家内「極端に言うと、レストランで食事したとき最初がいくら美味しくとも、終盤に落ちるのではダメ。少なくとも1日2日は良い状態をキープしないものは扱えません。」
私「そんなこんなでございます(笑)。」

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桝久 試飲会リポート 後半

Feb 27, 2023 by weblogland |


〇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 2019年 マルトノ・マラール ブルゴーニュ 750ml 3300円税込み
「う~ん。正銘のブルゴーニュのシャルドネだぁ(笑)。」
「旨味があって、樽香とのバランスが良い
。溶け込んでいる」
「このワインはこれだけで充分(笑)。何も食べないでワインの味わいに浸りたい(笑)。」
「そうそう。樽香が過剰ではない。タルタルしてない(笑)。」
「高いシャルドネに有りがち(笑)。」
家内「このワインは樽発酵・樽熟成してますが、ステンレス・タンクを併用したり、新樽比率を25%程度に抑えたり、過剰にならないように細心の注意を払っています。」
「マルトノ・マラールって聞かないよね?」
私「ここ10年くらい海外に輸出するようになったようです。」
家内「1300年くらいから続く家系で、お隣のサン・ローマン村にあります。現当主は20何代目(笑)。」
私「瓶詰めを始めたのはフランス革命直後というから、それなりの家系ですね(笑)。」
「美味しいものはまず国内かな(笑)。」
私「畑も10ヘクタール未満のようですから
、簡単に増産出来ません(笑)。まずは顧客優先でしょうね。」
「マスキューさん、このワイン、アペラシオンはオート・コート・ド・ボーヌですけど、オートらしい酸っぱさが無いですよね?」
私「サン・トーバンに新しく開墾した畑の葡萄を使って作られたようです。それでも樹齢は20年。きっと矜持があるのですね!」
家内「サン・トーバンはプュリニーやサシャーニュなどのスターと比べると知名度が落ちます。かつてはアペラシオンの1/10程度しか植樹されていませんでした。」
私「プュリニーやサシャーニュより標高が高いのですが、近年の温暖化によりアドバンテージが生まれたようです。」
「え~と。アルコール分はと、13%!適正
ですね(笑)。」
「村名名乗ってもおかしくない。立派なシャルドネ。商売、商売していない(笑)。今ブルゴーニュ高いから便乗して値上げしないんですね(笑)。」
「私昔、昔、マスキューさんでサン・トーバン買いました(笑)。その時のキャッチコピーが『ブルゴーニュの至宝』。サン・トーバン知らなかったから、勉強しちゃいましたよ(笑)。」

〇ドンナルーチェ 2021年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 3017円税込み
試飲会の2日前の2月22日にドンナルーチェをこよなく愛するAさんがご来店。
Aさん「マスキューさん、ドンナルーチェ2021年ありますか?」
家内「はい。試飲会でお出ししますよ(笑)
。」
Aさん「ドンナルーチェは瓶が重いので、とりあえず1本買って、試飲会でストック用にもう1本買います(笑)。」
家内「Aさん、何ヴィンテージお持ちなんですか?」
Aさん「6ヴィンテージかな(笑)。垂直試飲をやるのが夢です(笑)!」
マスキュー随一のドンナルーチェ・マニア認定でございます!

「おっ!ライチ全開(笑)!」
「香りはあまーいけど、辛口なんだよね(笑)。」
「このヴィンテージはキレキレ(笑)。」
「ライチ、薔薇、グレープフルーツ。香りの分量が半端ない(笑)。」
「香りの分量は凄いけど、乱暴ではない。飲みやすいよね(笑)。」
「旨味の慈味深さがあるから、惹き込まれる(笑)。」
「代わるものがないワインだよね(笑)。ユニークでしかも圧倒的に美味しい(笑)。」
「基本強いワインなんだけど、意地悪じゃない(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネールに似てるんだけど、甘さがないんだよね(笑)。」
「口の中に入れると香りとともに広がり・余韻がシンクロする(笑)。完成したドンナルーチェ・スタイル(笑)。」
「2021年ヴィンテージは飲みやすいよね
(笑)。」
私「実は2月16日に開けたドンナルーチェ2021年があります。試してミソ(笑)。」
「今日は24日だから、開けてから8日ですか。どれどれ…。う~ん。香りはあまり変わらないかなぁ。でも古い方が飲みやすいかな。」
「古い方が濃い、。落ち着きがある。」
「深みもある。」
「家で開けてから8日も待てない(笑)。」
「う~ん。まだまだ行けそう(笑)。」
「開けたてはピールの苦味があるからパクチーなんかを使った料理が合いそう。オリーブオイルやバターを使った魚介類は鉄板かな(笑)。古い方は杏仁豆腐なんかどうでしょう?」
私「トロピカルなニュアンスはもともとありますから合いますね(笑)。」
「古い方はオレンジのニュアンスを感じる。」
私「この2021年ヴィンテージのドンナルーチェは最初の頃のスタイルに似ているんですよね(笑)。開けてから10日~2週間経ってマーマレードみたいになる予感がします(笑)。」
「ワインって10年くらいでトレンドが変わりますよね(笑)。試行錯誤があるんでしょうね(笑)。」
「ドンナルーチェの欠点を挙げるとしたら
、まず瓶が重い!あと太すぎてセラーの一番上にしか収まらない(笑)。瓶が棚の間仕切りの規格外(笑)!」

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Feb 26, 2023 by weblogland |


昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!

まずはバルドリーノのキアレット(ロゼ)と赤。基本同じもの。赤を作る過程で色が付き始めた果汁を抜き取ったもの。元々は同じものでございます。

◎バルドリーノ・キアレット 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト ロゼ キアレット・バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ
「おっ、春らしいロゼ色だね。心華やぐ(笑)。」
「味もチャーミング(笑)。すいすい飲めちゃう。制限なく飲んだら3本くらいいけそう(笑)。」
「確かに軽やかで飲みやすい。でも、わりと余韻もしっかりしていて長い。」
私「さくらんぼですよね(笑)。」
「そうそう。チェリーと言うよりさくらんぼ(笑)。」
「マスキューさん曰くの『香りのディテールがはっきりしてる。』ですね(笑)。綺麗ですよね(笑)。」
「高級ではないけど、ちゃんとしてますよね?」
家内「はい。今飲んでいただいてるものは昨日抜栓したものですが、より飲みやすくなってます。」
「チェリー、さくらんぼ…桜餅のニュアンス(笑)。日本人にも親しみ易いですよね
(笑)。」
私「トマト使ったりすれば何でもオッケーですよね(笑)。」
「山菜の天ぷら合いそうですよ(笑)。春の野菜もイイかな(笑)。」
「梅肉なんかも使えばより楽しめそう(笑)。」
「明日葉!」
「この間山菜摘みの達人に山菜摘みに連れていってもらったんだけど、あまりに沢山収穫し過ぎて食べるのに往生しました
(笑)。」
私「何を摘んだのですか?」
「物忘れが良くて思い出せない(笑)。とにかく沢山(大爆笑)。」
「店長!カプレーゼは鉄板(笑)。モッツァレラをそばつゆに浸けておくと凄くイイですよ!是非お試しください(笑)。」
私「そのKさんの得意技、やりましたけどグッドでした(笑)。」
家内「桜えびを使ったかき揚げ!絶対美味しい(笑)。」
「相模湾や駿河湾の名産品ですね(笑)。桜えびを使ったパスタなんか食べながらコレ飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。」
「このワイン、お寿司のガリに合いそう。ひな祭りのちらし寿司食べながら飲んだら楽しそう(笑)!」

●バルドリーノ 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ
「コレもあまり色濃くない。ボジョレーくらいの赤ですな(笑)。」
家内「開けてからちょっと時間を要します。

「確かに(笑)。最初のキアレットと同じものとは思えない。」
私「ゆっくりお試しください(笑)。初めはまだ出来立てっぽい。だんだん果実味が出てきます。」
「でも、コレも軽やかで飲みやすいスタイル。意地悪なところは無いよね(笑)。」
「旨味もちゃんとあるし、綺麗だよね(笑)
。」
「広がりもちゃんとしてるし、軽いけど薄くはない(笑)。共通してるよね(笑)。」
「このワインの産地はクストーツァではないのですか?」
家内「D.O.C.としてはクストーツァと重複します。バルドリーノが西よりになるのかな。」
「バルドリーノって幅広いですよね。安いデイリーなものから、アマローネの高級品まであるもんね(笑)。」
「これはデイリー(笑)はでもさあ、ビストロなんかでこのレベルのワインが出てきたら嬉しいよね(笑)に」
「いわゆるイタリアンだったらこの赤で何でもオッケー(笑)。」
「トマト使えば何でもオッケー(笑)。」
「スパゲッティーナポリタンなんて鉄板(笑)。」
私「チェリーやスモモのニュアンスが出てきました(笑)。確かにバルドリーノです(笑)。」
「うんうん。マスキューさん、でもキアレットの方が香りは強くてはっきりしてますよね。これは赤のロゼの差ですか?」
私「はい。赤の方がタンニンが多いために香りをマスキングします。」
「キアレットも赤もレストランで飲めるとイイなぁ。」
私「ラベルもレストラン向けですよね(笑)
。」
「そうそう。このラベル気になってたんですよ(笑)。ジャケ買いしたい(笑)。」
家内「キアレットがピノキオの冒険、赤は赤ずきんちゃんとか。」
「え~と、ちょっと待って…。スマホで検索すると…。ピノキオって言うとイタリアの児童文学、赤ずきんちゃんはグリム童話って書いてある。」
家内「長く受け継がれることへの願いを込めたブランドのようです。今度他のアイテムも飲んでみます(笑)。」

〇シニャン・ベルジュロン 2020年 フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2489円税込み
家内「このAOCには往生しました(笑)。正確にはヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.C.です。」
私「マスキューの定番のヴァン・ド・サヴォア・レ・アビームを作っているドメーヌのラインナップの一つです。」
家内「ヴァン・ド・サヴォアのクリュの一つシニャン村で作られるベルジュロン種100%のワインを差します。しかもベルジュロン種はルーサンヌのシノニム別称です。あー、疲れた(笑)。」
「ルーサンヌってこと南フランスで主に作られる葡萄品種ですよね?」
私「ワインをふくよかにする補助品種です
。まあ、ルーサンヌ100%にしてコッテリした白ワインを作ることはありますが。」
「店長!ルーサンヌ、マルサンヌのルーサンヌですよね?」
私「はい。左様でございます。」
「う~ん。特別香りは個性的ではないけど
、濃密。南フランスのものとは明らかに違う(笑)。」
「キレ、キレ(笑)。とてもミネラリー!それでいてスケールが大きい(笑)。」
「細くて濃い(笑)。」
私「細い背骨は鉄筋ですね(笑)。」
「うんうん。鉄筋入ってる(笑)!」
「広がり、余韻がとても長い。しかも優しい(笑)。」
「う~ん。マスキューさん曰くの『完璧なフィネスのあるワイン』ってこういう事なんですね(笑)。」
「高級なブルゴーニュのシャルドネにある意味似てる(笑)。」
私「個性はしっかりあるのですが、欠点がないかと(笑)。」
「柑橘類ですよね。でもがっちりしてるし…。凝縮もしてる。」
「後味がハニーでナッツィー。バターっぽくもある。」
私「多分、スロヴェニア・オークの古い樽
トノーくらいの大きさのもので熟成してるような気がします。」
家内「コンテやボーフォール食べながら飲んだら美味しいでしょうね(笑)。他の料理が浮かばない(笑)。」
「あー、地元の高級チーズですな(笑)。絶対に合いますね(笑)。でも高いんですよね(笑)。」
「山の食材をふんだんに使ったクリームシチュー!うわっ、涎が出ちゃう(笑)。」
「隠し味でコンテ入れたりしてね(笑)。」
「フォンデュにするにはもったいない(笑)。」

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

Feb 20, 2023 by weblogland |
イタリア・ラツィオのマルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ。その作るワインの中でもっとも好きな白ワイン『ドンナルーチェ』。自称ドンナルーチェ・マスターのマスキューのロングラン・ティスティングでございます(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

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初日(2月16日)
私「アルコール分は13%といつも通りだね
(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

2日目(2月17日)
私「ハニーというよりは蜂蜜だよね(笑)。しかも落ち着いている。なんか昔のドンナルーチェを思い出す。」
家内「ハーブ、青い葉っぱのニュアンスがあって自然な感じ。夏場が暑すぎない印象かな。」
私「ここ数年パワーがありすぎたから(笑)、年寄りの我々にはこのくらいがちょうど良い(笑)。2週間くらいしたらマーマレードみたいになるかも?強すぎるとマーマレードみたいになるのに時間がかかる。」
家内「店長の好きなドンナルーチェのスタイル(笑)?」
私「さっきアルコール分をチェックしたんだけど、13%のアルコール分はやはりレギュラーだった。そうすると夏場の天候の性でエレガントに仕上がったのかも。そのお陰で元々のスタイルに戻れた(笑)
。ここ数年のドンナルーチェとは違う。むしろ本来的なのかも(笑)?」
家内「ドンナルーチェは、ここ数年の温暖化の影響がもろに出ていたよね(笑)。まあ、途方もない生命力だったけどね。」
私「後でブログのアーカイブを観てみるよ。」

3日目(2月18日)
私「旨味がしっとりしていて美味しいな(笑)。独特な世界観だよね。ドイツのアウスレーゼを辛口にして、しかも甘さを感じさせるみたいな(笑)。」
家内「ところでアーカイブはどうだった?」
私「そうそう。ブログを遡ると2009年くらいまでしか記載されてなかったんだけど。あまり作柄のよろしくないヴィンテージを私は好むようでした(笑)。良い年は変化のスピードが物凄く遅い(笑)。それとアルコール分は常に13%だったよ。」
家内「私それが気に入らない(笑)。作柄によって変わるべきだよ!」
私「ドンナルーチェの肝って甘さと酸だと思うんだ。そしてその甘さは糖分じゃなくてグリセリン。きっとアルコール・ターゲット13%のグリセリンの量と、多量に残したリンゴ酸との折り合いがベストという設計図があると思うんだよね。」
家内「確かにアルコール分はいつも13%でもヴィンテージの差違はあるね。いつも辛口に仕上げるためにもアルコール分が13%というのがベストなのかも知れないね。」
私「そこにテロワールの特徴・縛りがあるのかもね(笑)。」

4日目(2月19日)
私「水仙みたいな香り。心地好いなぁ(笑)。あまりトロピカル、トロピカルしてないけど、飲むと癒される。」
家内「私クドイの嫌いだから、コレ良いね(笑)。奥行きが素晴らしい。」
私「しばらくこの状態が続きそうだね(笑)。」
私「そうそう、調べたんだけど、ドンナルーチェは2011年にルカ・マローニでトップ評価を得てから大ブレーク。マスキューでは2008か2009年ヴィンテージから扱っていたよ。」
家内「そうすると足掛け12年(笑)。あと何年やるのかなぁ(笑)。」

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

Feb 17, 2023 by weblogland |
イタリア・ラツィオのマルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ。その作るワインの中でもっとも好きな白ワイン『ドンナルーチェ』。自称ドンナルーチェ・マスターのマスキューのロングラン・ティスティングでございます(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

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初日
私「アルコール分は13%といつも通りだね
(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー
。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

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棚の奥の段ボールを開けると古いワイン発見!

Feb 11, 2023 by weblogland |
暇だったもので昨日は倉庫整理(笑)。用は探せばある(笑)。
棚の奥の段ボールを開けると古いワイン発見!

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ドイツ・ラインガウのシュロス・シェンボーンのQba1998年です。

ラベル不良でしまったままになっていたもの。とはいえ早く飲んでしまえば良かったと反省。飲めなくしてしまうのは痛恨。管理不足、愛情不足なのです。

捨てるにしても中身を出さなくてはいけませんから、取り敢えず抜栓。コルクは生きていました。グラスに注ぐと色はアンバー。やはり温度管理していませんから、色に出ます。香りを嗅ぐと、おっ!良い熟成したリースリングの香り。若干ペトロール香はしますが、リースリングのしっかりした柑橘類の香りと違和感なく調和しています。飲んでも美味しい(笑)。深み強さがあり、生命力を感じるクラシック・リースリング(笑)。

う~ん。

さすがシュロス・シェンボーン!

ラインガウのごついリースリングの本領発揮です。いまのリースリングでこんなにしっかりしたものはないですね。だってコレQbaなんですよ(笑)!

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