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ドンナルーチェ 2019年

Sep 09, 2020 by weblogland |
あれ?
まだ2018年のティスティングが終わらないうちにドンナルーチェが2019年に変わっています?

基本ドンナルーチェは12ヶ月ほどの樽熟成をしますから、計算すると2019年ヴィンテージは7ヶ月ほどしか樽熟成していないことになります。だいたいドンナルーチェのヴィンテージが変わるのは年末から翌年にかけてですから意表を突かれました(笑)。
2019年は暑すぎて酸が少ないため樽熟成期間を短くしたのかな?同じような酷暑の2018年が樽のニュアンスが強かったことを考えると、ありなん!
そんな訳で2019年ヴィンテージのティスティング開始となりました。まだ2018年飲んでるのに(涙)。

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9月1日
今日はドンナルーチェ・マニアのMさんがご来店されました。試飲会の蜜を避けて、わざわざ平日にお越しくださいました。
私「Mさん、いつもお世話になっております。ドンナルーチェ2018年(7月13日抜栓)と2016年(2018年1月27日抜栓)がありますからお試しくださいね(笑)。」
Mさん「それはそれは(笑)。」
私「2018年ようやく美味しくなりました(笑)。」
Mさん「うんうん。ドンナルーチェ味(笑)。開けてから50日かぁ。相変わらずすごいですね(笑)。私2018、2017、2016年と
とってあります(笑)。」
私「ありがとうございます!さすがドンナルーチェ・マニア!ところで2016年もお試しを。」
Mさん「開けてから2年半以上!どんな…、
う~ん。シェリー(笑)!でもちゃんとオレンジが鎮座してる(笑)。これは美味ちい
(笑)。」
私「左様で(笑)。これはもう、美味しいではなく美味ちいのです。」
Mさん、私、家内「美味ちい(笑)!」
私「ドンナルーチェ・マニアのMさんがこられましたから2019年も開けてみましょう!」
家内「香りはマルヴァジア!綺麗で明瞭な立ち上がりですね(笑)。」
Mさん「うんうん。とても飲みやすい(笑)
。爆発的じゃないけどイイですね。」
私「2018年は樽の香りがかなり強く感じましたが、2019年はフレンドリー(笑)。
マルヴァジアの香りがダイレクト(笑)。飲みはじめから折り合いがとれてますね。樽熟成期間を短くして正解ですね。2018、2019年は同様に暑すぎたのかな?

Mさん「生産量も少なそうですね。2020年はどうなのかしら?」
家内「同じような酷暑のようです。一部の生産者は酷暑に耐える品種に切り替え始めたようです。」
「葡萄果を覆うように葉が繁る株仕立てのものは耐熱性が高く大丈夫なようですが
、カベルネなどの垣根仕立ての葡萄樹は
ダイレクトに日が当たるので温暖な地では栽培が出来なくなっているようです。

Mさん「ドンナルーチェのスリー・ヴィンテージの垂直試飲ができるとは(笑)!ラッキー(笑)。」
私「ありがとうございます!でも気分はトホホでございます(笑)。」

9月2日(2日目)
うわっ、飲みやすい(笑)。柑橘類を連想する酸と味わいが一致。オレンジっぽさもあり、複雑で折り合いが良いですね。2018年とはスタートから趣が違います。

9月3日(3日目)
2018年のように樽のニュアンスが強くなく快適にスイスイ飲めますね(笑)。でもドンナルーチェとしてはこんなに軽いヴィンテージは初めてですね(笑)。

9月4日(4日目)
今日はゲストに筋金入りのワイン・エキスパートKさん(笑)。
Kさん「おっ、ドンナルーチェですね(笑)。私もドンナルーチェ・マニアなので3ヴィンテージほど持ってますよ(笑)。」
私「もちろん存じ上げておりまする(笑)。これは問題の2019年です。2016年と2018年も開いてますから、まず2016年いきましょうか(笑)?」
Kさん「え~と。2016年のボトル缶には2018年1月28日と書いてあるから2年半以上前の抜栓ですね。あーっ!こんなになるんですか。言葉を失う(笑)。」
私「まあ、酸化は進んでシェリーっぽいのですが(笑)…。」
Kさん「たしかにシェリーっぽいけど、こんなに果実味がしっかりしたシェリーはありませんよ(笑)。オレンジがある。美味しい(笑)。なんか一線を越えたものを飲ませてもらいました(笑)。」
私「では2018年を!これは2020年の7月13日に開けたものです。」
Kさん「そうすると開けてから50日ほどですね。う~ん。マスキューさんが言うようにいつもとは違いますね。飲みやすくはなっているんでしょうが、いつもならもっとバランスが良いですよね?」
私「左様かと。樽のニュアンスが邪魔してますよね。酸もいつものような圧倒的な量とは思えません。これ以上良くならないように思えます。」
Kさん「う~ん。暑すぎたのかな?それからこれは2019年ですね。開けて3日目ですね(笑)。うんうん。これは飲みやすい
(笑)。マルヴァジアの香りがはっきり(笑)
。樽の苦味もない。でも、いつものような怒涛のドンナルーチェとは違いますね
(笑)。」
私「2019年ヴィンテージは樽熟成期間を半減したようです。」
Kさん「いつもは新樽で1年ぐらいでしたっけ?」
私「はい。2018年の轍は踏まないような配慮かと。」
Kさん「なるほど。2018、2019年ともに暑かったからねぇ。今年2020年も暑いから
どうなることやら。」
私「そーなんです。何かを大きく変えないといけないかもしれません。」
Kさん「生産者は大変だ。我々の呑気に文句言いながら飲んでりゃイイけど(笑)。」
私「私はハラハラしておりまする(笑)。」

9月5日(5日目)
う~ん。重さが出てきました。あと、オレンジのニュアンスもかなり顕著かな。開けて1週間くらいは、いつもだとグレープフルーツなんかの柑橘類が支配的なはず。そうすると変化が早い。2018年も同じようにオレンジのニュアンスが出るのが早かった。基本似てるかな。

9月6日(6日目)
う~ん。
ドンナルーチェと言うと、ラベルに描かれている太陽のような圧倒的な香り、味わいの放出。求心力のある味わいとでも言いましょうか。2019年はそれに欠ける。まあ、ワインは自然の賜物と逆に実感しました。ドンナルーチェは出来上がりのアルコール分はいつも13%。収穫のターゲットとする糖度は同じ。でも出来上がった味わいの差がある。特に2018、2019年は顕著でした。今までこんな経験はしたことがなく、いつも変わらず美味しいワイン。いつも変わらず美味しく出来る生産者であり産地であると錯覚しておりました。でも、2019年だってまだ先を観測する必要があるほどですから、そこら辺の白ワインとは違います。この点誤解なきようお願いします(笑)。

9月7日(7日目)
う~ん。
マーマレードっぽさが増しましたね(笑)
。今まで飲んだドンナルーチェの中でマーマレードに到達したのが最速(笑)。だいたい2~4週間くらいでなります。ちなみに、ここ5ヴィンテージはマーマレードにならずじまい(笑)。久しぶりにドンナルーチェのマーマレードへの移行を確認(笑)。

9月8日(8日目)
やはり、マーマレード(笑)。ちょっとバランスに欠けるような気もしますが、ヴィンテージの性かな。私ドンナルーチェが何時マーマレードのようになるか?それがヴィンテージ毎に違うことに気づいてからロング・ラン・テイスティングをするようになりました。あと、このマーマレードの有り様が好きなのです(笑)。まあ、何故そうなるか解りませんが(笑)、ドンナルーチェはそうなる。そして何時なるかはその生命力の証であるように思っております。ここ数年はマーマレードみたいにならず仕舞い。ただ2016年のような異常な生命力を発揮する場合にそうなる。酸が有りすぎるとマーマレード状にはならないようですね(笑)。ドンナルーチェを10ヴィンテージは続けて飲みましたが、ようやく解ってきたのかな(笑)?

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桝久 8月のエア・試飲会 番外編

Sep 04, 2020 by weblogland |
8月のエア・試飲会番外編です(笑)。
実は先日アップした試飲会リポートでとても大事なことを放念(笑)。うっかりしちゃいました。ゴメンナサイ!実はジネストラのロゼで異常に盛り上がっていました。


ラ・ヴァッレ・デル・ヴェント 2017年 ラ・ジネストラ イタリア ロゼ トスカーナI.G.T. 750ml 2357円税込み

私「このロゼとても強いですよね(笑)。料理を選ばないほど。でも何に合わせると良いのでしょう?」
家内「パンチェッタやサラミなんてオーソドックスで外さないかな(笑)。」
私「肉の味がしっかりしててもオッケーだよね(笑)。」
Kさん「いっそのことトスカーナ名物Tボーン・ステーキでもいけそうですよ(笑)。」
私「おっ!それ良いアイデア(笑)。ドイツのザール・ルーヴァーでアウスレーゼ飲みながらステーキ食べるのに似てるかも(笑)。」
家内「私個人的に好きじゃないんだけどシェーヴルなんか良く合いそう(笑)。」
Kさん・私「それ絶対イイ!絶対合う!」
Kさん「長野の白馬山麓で外国人がシェーヴルを造っているのですが(名前忘れましたが)、それとても品が良い。日本的なシェーヴルと言っても良いかと(笑)。このロゼも基本的には強いのだけど知的な整い方をしていますから、あのシェーヴルに合わせてみたい!」
私「Kさん!さずが良くご存知で(笑)。これは良いこと聞きました。後で調べてみますね(笑)。」
家内「私の苦手意識も無くなるかな笑い?」
Kさん「シェーヴルの癖が気にならないんですよ(笑)。飼育している山羊にストレスがないからだとか。味に透明感がありました。」
家内「そういえば佐渡バターも透明感があって美味しかった(笑)。共通するのかな?」
私「前にお客様でアレルギーがあって乳牛で作ったチーズが食べられない。だからシェーヴルを食べる。なんて仰った方がおられました。何年か前に安曇野に引っ越されましたからご存知かも?聞いてみようかな?」

これをリポートに載せないのはバツですよね(笑)。失礼いたしました!

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ドンナルーチェが2019年に変わっています?

Sep 03, 2020 by weblogland |
あれ?
まだ2018年のティスティングが終わらないうちにドンナルーチェが2019年に変わっています?

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基本ドンナルーチェは12ヶ月ほどの樽熟成をしますから、計算すると2019年ヴィンテージは7ヶ月ほどしか樽熟成していないことになります。だいたいドンナルーチェのヴィンテージが変わるのは年末から翌年にかけてですから意表を突かれました(笑)。
2019年は暑すぎて酸が少ないため樽熟成期間を短くしたのかな?同じような酷暑の2018年が樽のニュアンスが強かったことを考えると、ありなん!
そんな訳で2019年ヴィンテージのティスティング開始となりました。まだ2018年飲んでるのに(涙)。

9月1日
今日はドンナルーチェ・マニアのMさんがご来店されました。試飲会の蜜を避けて、わざわざ平日にお越しくださいました。
私「Mさん、いつもお世話になっております。ドンナルーチェ2018年(7月13日抜栓)と2016年(2018年1月27日抜栓)がありますからお試しくださいね(笑)。」
Mさん「それはそれは(笑)。」
私「2018年ようやく美味しくなりました(笑)。」
Mさん「うんうん。ドンナルーチェ味(笑)。開けてから50日かぁ。相変わらずすごいですね(笑)。私2018、2017、2016年ととってあります(笑)。」
私「ありがとうございます!さすがドンナルーチェ・マニア!ところで2016年もお試しを。」
Mさん「開けてから2年半以上!どんな…、
う~ん。シェリー(笑)!でもちゃんとオレンジが鎮座してる(笑)。これは美味ちい(笑)。」
私「左様で(笑)。これはもう、美味しいではなく美味ちいのです。」
Mさん、私、家内「美味ちい(笑)!」
私「ドンナルーチェ・マニアのMさんがこられましたから2019年も開けてみましょう!」
家内「香りはマルヴァジア!綺麗で明瞭な立ち上がりですね(笑)。」
Mさん「うんうん。とても飲みやすい(笑)。爆発的じゃないけどイイですね。」
私「2018年は樽の香りがかなり強く感じましたが、2019年はフレンドリー(笑)。
マルヴァジアの香りがダイレクト(笑)。飲みはじめから折り合いがとれてますね。樽熟成期間を短くして正解ですね。2018、2019年は同様に暑すぎたのかな?」
Mさん「生産量も少なそうですね。2020年はどうなのかしら?」
家内「同じような酷暑のようです。一部の生産者は酷暑に耐える品種に切り替え始めたようです。」
「葡萄果を覆うように葉が繁る株仕立てのものは耐熱性が高く大丈夫なようですが、カベルネなどの垣根仕立ての葡萄樹は
ダイレクトに日が当たるので温暖な地では栽培が出来なくなっているようです。」
Mさん「ドンナルーチェのスリー・ヴィンテージの垂直試飲ができるとは(笑)!ラッキー(笑)。」
私「ありがとうございます!でも気分はトホホでございます(笑)。」

9月2日(2日目)
うわっ、飲みやすい(笑)。柑橘類を連想する酸と味わいが一致。オレンジっぽさもあり、複雑で折り合いが良いですね。2018年とはスタートから趣が違います。



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桝久 8月のエア・試飲会リポート 後半

Sep 02, 2020 by weblogland |
後半の3本はトスカーナの共同組合のもの。なーんだ共同組合かぁ。なんて思われるのは重々承知(笑)。
この共同組合ラ・ジネストラは言わば、
ビオ・ディナミストの梁山泊!

サン・テレーロ 2016年 ラ・ジネストラ イタリア 赤 イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 2074円税込み
Kさん「おっ、強くて深い!広がりがスゴいね。私いわゆるビオのワインってあまり好きじゃないんですよ。いわゆるビオ臭が嫌いなんですが、これくらいだと気にならない(笑)。」
私「ピエモンテのロ・ゼルボーネに良く似てますよね(笑)。香りはちょっと大きめのプラムかな。ゼルボーネは小粒のプラムだったけど、同様なニュアンスですね。
あと森のようなニュアンス、鉄っぽさ、複雑さが漂いますね(笑)。」
Kさん「あれ、ゼルボーネはセパージュはドルチェットでしたよね。これはサンジョヴェーゼ。同じセパージュかと一瞬思いました(笑)。」
家内「サンジョヴェーゼ独特のオレンジの香りがまだ出ていないのかな?でもサンジョヴェーゼにある暖かみを感じる。」
私「ゼルボーネのワインはたしかに素晴らしいのですが、やはり所詮ドルチェット。高貴にはならない。でもジネストラのサンジョヴェーゼって高貴になりそう(笑)。サンジョヴェーゼのポテンシャルの高さを感じますよね(笑)。深みがある。」
家内「ゼルボーネって商品としてワインを作っていない(笑)。ホントに好きなように作ってる(笑)。ジネストラはお客さんが飲むことを意識してるよね(笑)。」
Kさん「澱も無いね。ちゃんと澱引きしてる(笑)。」
私「瓶詰め前に少しだけSO2を加えてるからワインが安定するし、ビオ臭も抑えられる。」
Kさん「もともとしっかり作ってあるワインってあまりSO2やら加えなくとも持つ。変な添加物やテクニックを使わなくてもワインとして美味しく出来上がるんだよね(笑)。」
私「リスク回避のために色々やるようですが、もともとが良ければそれほど過度にこねくり回す必要はないみたいですよね(笑)。」
家内「極力自然に沿ってワインを作るのが基本ですもんね(笑)。」
Kさん「このワインも栽培収穫した時点でもう決まっているんだよね。駄目な葡萄から良いワインは出来ないからね。発酵の際には除梗しているんですか?」
私「細菌汚染のリスクを避けるために除梗しているようです。このため発酵前にSO2を添加しないで自然な発酵が出来ているようです。」
Kさん「クズマーノのベヌアラといい、このサン・テレーロといい2,000円前後のワインでもコスト・パフォーマンスの良さにビックリしましたよ(笑)。イタリアはまだ知らないお買い得ワインがありますね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもですね、このサン・テレーロはこれにて完売となります。だからあまり大きな声でセール出来ません。」
Kさん「だからエア・試飲会で開けなかったんですね(笑)。」
私「左様でございます。ゴメンナサイ!」


ロ・ゼルボーネのロゼが無くなり途方に暮れていました。でもですね、ありました!双璧と言ってよろしいかと(笑)。
ラ・ヴァッレ・デル・ヴェント 2017年 ラ・ジネストラ イタリア ロゼ トスカーナI.G.T. 750ml 2357円税込み
家内「今日は大日本ロゼ・ワイン普及協会の会長こと私、会頭のKさん、理事長の店長が揃ったところで垂涎の御披露目でございます(笑)!」
Kさん「う~ん。プラム、ラズベリー、香りの広がり強さ。まるで畑で取れた果実を煮込んだよう(笑)!」
私「ゼルボーネのキアレットに似てる(笑)
。もうゼルボーネはキアレット作っていないから、これこそマスキュー一押し!
酸の緻密な密度感は立派。最良の域に達している。」
家内「この圧倒的な姿はペラベルガの赤を連想しちゃう(笑)。」
私「なるほど果実のニュアンスは似てるしね(笑)。」
Kさん「このロゼは色が淡いけれど、ブラインドで飲んだら赤ワインって言っちゃいそう(笑)。強烈に旨い(笑)。」
私「ゼルボーネのキアレットは澱が多くて濁っていたけど、これは澱引きしてるから濁りがない(笑)。」
家内「その分都会的・知的にも感じる(笑)。」
さて、会員の皆さんのご感想は?(勝手に会員にしてゴメンナサイ!)
「あー、圧倒的。強いけど旨い(笑)。」
「アセロラっぽさもありとてもフルーティーなんだけどチャラくない(笑)。」
「ロゼ・ワインって言うとあまりイメージが良くない(笑)。昔飲んだ甘ったるいイメージがトラウマになってますよ(笑)。これは辛くてイイ(笑)。」
私「そーなんです。あの甘いロゼ・ワインのお陰でロゼ・ワインを敬遠する方ってかなりおられます。ロゼ・ワインをリピートから遠ざけたのがロゼ・ワインと言う皮肉な結果になっています。これは我々酒屋にもかなり責任があります。」
「マスキューさん!今回ロゼが最後から2番目、赤2本の後。なんか仕掛けがあると思ってましたよ(笑)。普通ロゼは赤の前じゃないですか?飲んでみたら実感(笑)。前の2本の赤ワインだってとってもしっかりしたグレードの高いもの。それを差し置いてのロゼ。このロゼを飲んでみなきゃ解らない(笑)。比べられるのは良い勉強になります。早く6本続けて飲みたいですね(笑)。」

イタリアでは蛇は豊穣のシンボル。変なラベルと思わないでくださいね(笑)。
トゥット アンフォラ 2016年 ラ・ジネストラ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 3770円税込み
「この蛇可愛いじゃないですか(笑)。愛嬌ありますよ(笑)。」
「色が赤いから毒蛇かな?」
家内「サンジョヴェーゼ100%。アンフォラ(甕)で作った凝ったワインです。」
「今流行りのオレンジ・ワインだな(笑)。」
私「白もありますが、今回は赤の初御披露目でございます(笑)。イタリア北東部辺りでは伝統的にアンフォラでワインを仕込み熟成させます。」
「アンフォラで仕込むと良いことがあるのですか?」
私「解りません。ゴメンナサイ(笑)。容量が少ないので酸化させやすい。(ワインが早く仕上がる。)そのくらいしか思いつきません(笑)。」
家内「微生物によるリスクの方が大きいのではないかと心配になります。」
私「でも、面白いワインを造っているのは事実。もともとの低収量や完璧な栽培が必要。それあってのアンフォラ作りなのかな(笑)。」
「う~ん。これスゴいね(笑)。」
「サンジョヴェーゼってこんなに立派になるんだ(笑)。」
家内「このジネストラはキャンティーDOCGのエリアです。もちろんキャンティーも作っていますが、このワインはキャンティーのサンジョヴェーゼを一線越えてますよね(笑)。」
「飲みやすくてフレンドリーなキャンティーとは違う(笑)。眉間にシワをよせ言葉を失うか。涎を垂らして忘我するか。どっちかだな(大爆笑)。」
「大きい。とにかく大きい。深いとにかく深い。でも後半のジネストラの3本は共通するものがありますよね(笑)。サンジョヴェーゼだから?」
私「最後のトットゥ・アンフォラはプラム系、ロゼもその前のサン・テレーロもプラム系で共通しています。ただサンジョヴェーゼらしさはオレンジの香り。それが隠れてまだ出ていません。」
家内「夕日に照らされたオレンジこそサンジョヴェーゼ!」
「え~と。サン・テレーロとこのトットゥ・アンフォラが2016年ですよね。畑は同じなんですか?基本似てますが根本的な強さが違いますよね。アンフォラの性(笑)?」
私「畑は1枚で5ヘクタールほど、おそらく
セレクションによる違いだと思います。」
「トットゥ・アンフォラは買っておいて秋に飲もう!この暑いなか飲むにはもったいない。涼しくなって集中力が高まってから飲むぞ(笑)!」

お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 8月のエア・試飲会 前半

Sep 01, 2020 by weblogland |
さぁ。
8月のエア・試飲会の始まり、始まりー!
メイン・ゲストはお馴染みの、筋金入りのワイン・エキスパートKさんでございます。いつもありがとうございます!

まず、最初の2本はイタリア・シチリアの優良生産者クズマーノの白と赤。どちらも特売価格の限定品となっております!
〇インソリア 2018年 クズマーノ
イタリア シチリア 白 750ml 942円税込み ヴィノ・ロック 
Kさん「いかにもシチリア(笑)。明るくて濃さがあって健康的だよね(笑)。潮の香りもする(笑)。」
私「相変わらずの出来映えです(笑)。このランクのワインとしてはいつも外しません(笑)。さすがクズマーノでございます。

家内「同じクズマーノのラインナップでカタラットもあります。カタラットはオレンジ系、インソリアはレモンなんかの柑橘類のニュアンスかな。」
Kさん「これいかにもシチリアなんだけど
、アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と。12.5%ですね。しっかり管理していますね。」
私「昔はクズマーノももっとアルコール分は高かったんですが、近年は抑え目。無理に糖度は上げません。でも完熟してますからヨード 海藻のニュアンスも出てます。」
Kさん「そういうアプローチする生産者増えて来てますよね。そうしないと酸が残らないから、オリジナリティーを出すにはそれしかない(笑)。海苔とか海藻、塩辛さもあるし、いかにもシチリア(笑)。好きだな(笑)。」
私「仰る通りでございます。葡萄果もしっかり完熟してますので収穫の管理は完璧なんでしょうね。」
家内「当然、最新のIT制御・管理。畑のポイントに温度・湿度管理するセンサー置いてコンピューターに繋ぐ。トップ・ランナーかな(笑)。味わいも白身魚のカルパッチョなんか鉄板ですし(笑)、特に魚介類とはぴったり。シチリアのデイリーな白として完成度高いです(笑)。」
Kさん「クズマーノって資本もあるんですね(笑)。零細な生産者打倒こうはいかない。」
私「そーですよね。小さい生産者だと畑も小さいですから、それはそれで面白いワイン、スペシャルなワイン造りには向いているのですが、クズマーノのような質と量を兼ね備えた生産者はあまりいませんね(笑)。」
Kさん「インポーターさんはフードライナーさんですか?」
家内「フードライナーさんは規模と質が両立した生産者を見つけるのが上手い。我々としても扱い易いのです(笑)。」
私「ある程度の数が確保出来る。これって
特にレストラン・アイテムとしては重要です(笑)。あとたまに今回のような特売セールもしてくれます(笑)。」

今回エア・試飲会にも拘わらず、もちろんどなたも試飲していないのに拘わらずに完売!トップ・セラーとなりました。休み明けに追加発注しますからご安心を!


●ベヌアーラ 2017年 クズマーノ イタリア シチリアD.O.C. 赤 750ml 1964円税込み
家内「これはシチリアの北側、カナイリなんかのある方の畑のものです。ネロ・ダーヴォラ70%、シラー70%のセパージュ。」
Kさん「あれ、クズマーノって島の南側アルカモの近郊にあるんですよね?」
私「はい。北側は後から購入した畑です。その後にエトナにも買ってますから、南側に拠点があったほうが効率的なのかな
(笑)?」
Kさん「ふむふむ。なるほど。戦略だな(笑)。」
家内「ちなみにエトナの赤は物凄く美味しいですよ(笑)。」
Kさん「ネレッロ・マスカレーゼでしたっけ。それも飲んでみたい!」
私「まっ、まっ、その前にこれ(笑)。驚きますよ(笑)。」
Kさん「飲みやすいねぇ、しかも高級な味わい(笑)。」
私「完成度高いんですよ(笑)。しかもエレガント。シチリアとは思えない。」
家内「ネロ・ダーヴォラが70%入っているとは思えない。」
Kさん「うんうん。ちなみにアルコール分は?」
私「それが驚きの14.5%。しっかりシチリアしてます(笑)。14.5%とは思えない折り合いの良さ。」
Kさん「それにしてもネロ・ダーヴォラっぽくない(笑)。シチリアらしくないし(笑)
、かといってプーリアでもないし(笑)。香りにベリーのニュアンスがあるからシラーが作用してるのはなんとなく解るんだけどね(笑)。」
私「ネロ・ダーヴォラのイメージって、もっと黒くてプラムの沈んだ果実のニュアンスですよね(笑)。」
家内「都会的どもあるし、洗練されている
。レベルの高さ感じます(笑)。」
Kさん「雑味がない。う~ん。雑味が感じられない。スパイシーなフェノール臭はするけど、これもシラーっぽい(笑)。」
私「完熟してるけど、過熟した感じはしませんよね。完璧な収穫時期に収穫してますね。」
家内「品種や畑の違いを反映した収穫なんだねキット。このワインを評論家達が高評価するのも解りますね(笑)。」
Kさん「たしかに、万人受けするね(笑)。」
私「島の北側でこんな赤ワインが作られているとは!驚かされましたよ(笑)。あの辺りどは白のヴェルメンティーノしか作ってないと思ってた(笑)。」
Kさん「う~ん。この価格帯でこの出来映えなんだから、上のランクのネレッロ・マスカレーゼはいかほど美味しいか?興味がそそられますね(笑)。」

●ケークフランコシュ2015年 ヴィンツェレール  ショプロニ ハンガリー ショプロン 赤 750ml 1854円税込み
Kさん「ハンガリーですか。あれ、割りと安いですよね(笑)?」
家内「前に飲んだ時はまだ良さが出ていなかったので扱いを見合わせました。ちょうどイルシャイ・オリヴェールを扱い始めた頃です。」
Kさん「え~と。ヴィンテージは2015年ですね。そうするとある程度熟成期間が必要なワインですね。軽いけど緻密さ密度感がありますから、血筋の良さがありますね(笑)。」
家内「500Lの木樽で丸2年間熟成して、瓶詰め後さらにしばらく寝かせてようやく飲み頃になった感じですね(笑)。
Kさん「それまで持っていないといけないインポーターさんは大変ですね。金利分を載せて高く売っても良いくらいですね(笑)。」
私「今ようやく全開でございます(笑)。」
Kさん「思い出した(笑)!たしか植物臭が強くて、あまり特徴的でもなかった(笑)。
う~ん。あれがこうなるのか!」
私「このタンニンの有り様素晴らしいかと(笑)。」
「前々回渋くない!口の中で邪魔するものがない!」
「これは危険(笑)。いくらでも飲めそう(笑)。」
「ボジョレーの高いワインに似てるけどちょっと違う。飲み飽きしない味だよね(笑)。」
家内「開けて2~3日経ってから飲むとスパイシーさが現れ、実はしっかりした骨太な部分が出てきます(笑)。」
「軽いんだけど薄くない(笑)。後のヘビーなジネストラのワインを飲んでから戻っても違和感がなく楽しめる(笑)。」
「渋くないから冷やしても大丈夫そうですよね?」
私「タンニンと旨味のバランスの取り方がいかにも中欧。旨味の分量が多く感じますよね(笑)。」
「今日は暑くて溶けそう。痛いくらい。とても赤ワインを飲む気になれない。でも、これだったらイイね(笑)。自然に体に吸い込まれそう(笑)。」
「35℃なんて外に出る気にならない。今日は来ちゃったけど(笑)。このワイン、食べ物も幅広く合いそうだよね。」
「マスキューさん!カウンターの上の写真の料理、いかにもこのワインに合いそう(笑)。レストランじゃなくて、自宅の食卓でも使い易そう。もちろんちょっと冷やして飲みたいね(笑)。」

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エア・試飲会の番外編

Aug 28, 2020 by weblogland |
エア・試飲会の番外編

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ドメーヌ・クロード・ネル
今回、たまたまフランス・ロワールのドメーヌ・クロード・ネルが特別価格での入荷!
興味をそそられる4アイテムを試飲いたしました!
その試飲レポートでございます。
テイスターは私、家内、そして筋金入りのワイン・エキスパートのKさんの3名。
横須賀在住のKさんはコロナ感染を気遣い、わざわざ空いている各駅停車に乗ってのご来店。痛み入ります!

クロー・ド・ネル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004年 赤 フランス ロワール 赤  アンヌ・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス 赤  ヴァン・ド・ターブル 750ml 3205円税込み
Kさん「う~ん!こりゃ、凄い!タンニン、酸の分量が計り知れない。暴力的ですらある。しかも2004年!まだまだ造ったばかりみたいに若い。こんなワインあるんだ(笑)!」
私「収穫年から16年も経っているのに、全然こなれていない(笑)。反則ですよね(笑)。飲み手に全く媚びていないワイン(笑)。」
家内「途方に暮れちゃいますよね(笑)。」
私「これ飲んでカベルネ・ソーヴィニヨンだと解る人いないと思います(笑)。」
Kさん「このワイン、一体何時になったら飲み頃になるのかな(笑)?余分なパワーが収れんし、貴婦人のような妖艶な姿のワインになるとは思えない(笑)。あと10年スパンで見ないとダメかな?」
私「う~ん。昔はこんなワインがよくあったような気がします。少なくとも90年代以前。」
Kさん「でも、これ除梗してるんですよね?」
私「はい。除梗はしています。ただ採算の取れる収穫量、生産量ではありませんね(笑)。」
家内「理想のワイン造りに殉じたのもわかりますね。」
Kさん「マスキュさん!私様々な濃いワインは飲んだつもりですが、これはそれを越えています。良いのか悪いのか判断つきません(笑)。」
家内「シュ・ド・ウェストにこんなタンニンのワインが昔はあったような気がします。イレルギーとかカオールとか。少なくともロワールにはない(笑)。」
Kさん「たしかにロワールとは思えないし、思いたくない(笑)。」
私「カオールのシャトー・コマンダリー!あれだぁ!」
家内「あっー!コマンダリー!似てる(笑)。20年以上経ってようやく飲めるワイン(笑)。30年くらい経つと凄く美味しかった(笑)。」
Kさん「クーリー・ディテイユみたいですか?」
私「熟成したクロ・ド・エコーよりパワーがもっとある感じ?香りを含めた全体のパワーは圧巻。もちろんタンニンは気にならなくなる。」
Kさん「これも30年経つとそうなるのかな(笑)?」
私「解りません(きっぱり)!(大爆笑)
私にとって、ずっーと気になって気になってしょうがないワイン。まだあったのも何かの縁。決めました!給付金が入ったら1ケース買います(笑)!死ぬのが先か、このワインのことが解るのが先か解りませんが(笑)。悔いは残らない(笑)!」



クロー・ド・ネル グロロー 2011年   クロー・ド・ネル フランス  赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
家内「これは2011年のグロロー100%のワイン。舌触りが特徴的(笑)。」
Kさん「グロローってロゼ・ダンシュの主要品種ですよね?甘くて飲みやすい。昔流行りましたね(笑)。」
家内「あんまり誉められない品種ですよね(笑)。」
私「2011年ですから完全にルフレーブに経営が移った後のキュヴェなんですが、もともとクロード・ネルが持っていた畑です。」
Kさん「おー!変わってる(笑)。凄く滑らか(笑)。わりと飲みやすいですよ(笑)。深みもあるし、これ、イイんじゃない(笑)。まだ香りのディテイルははっきりしてないけど、熟成もしそうだし。グロローの赤、今回が初体験ですが面白い(笑)!」
家内「チャレンジャーですよね(笑)。グロローで熟成する赤ワイン造ってる生産者いないのでは?」
私「まだ香りが閉じているのか?もともとあまり香りがしないのか?解りませんが(ゴメンナサイ)、こんなにタンニンが滑らかで質感もあるとは!品種特性ですね。ちょっとプラムっぽいかな。」
家内「ルフレーブの経営になってから木樽熟成の期間が1年、以前の1/3になりましたが、この滑らかなタンニンは品種由来のような気がします。」
Kさん「キャップは蝋止めだし、まだまだもちそうですね。成長の途上の感だね(笑)。」
家内「2017年ヴィンテージは良いですね。いかにも長熟しそう(笑)。」



クロー・ド・ネル 『キュヴェ・ヴィオレット』2012年 アンジュ・ルージュ  クロー・ド・ネル フランス ロワール  赤 アンジュA.C. 750ml 3080円税込み
家内「これはカベルネ・フラン70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%のワインです。」
私「この『キュヴェ・ヴィオレット』はルフレーブの代になってからリリースしたものです。」
Kさん「おっ!凄い!迫り来るね(笑)。たしかにロワールのカベルネ・フラン。広がりがある。もちろんパワフル。」
私「2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンとは全く別物(笑)。かといってすいすい飲めるものじゃない(笑)。かなり上物のカベルネ・フラン(笑)。」
Kさん「このセパージュの割合がミソですな(笑)。ソーヴィニヨンよりフランが多い方が解りやすい(笑)。」
私「そーなんです。2003年のフラン100%のものも果実味が明瞭でした。たしかにルフレーブの所有になってからワインは飲みやすくなったけれど、飲みやすいと言ってもコレ(笑)。」
家内「2012年ですが、まだまだ行けますね
(笑)。でも20年は無理かな(笑)?ちょっと青臭さがあってロワールのフランらしいです。ピーマンを塩焼きしたものを食べながら飲んだらとても美味しかったですよ(笑)。」
私「これだってもう少し待った方が良いくらいだよね(笑)。」
Kさん「未熟な青さじゃないんですよね(笑)。生き生きした青さとでも言えば良いかな(笑)?」
私「クロード・ネルのワインって無理に遅摘みしないんですよね。アルコール分も12%ほどで仕上げます。」
Kさん「それでこれほど凝縮感が出るのは凄いことですよね(笑)。収穫量を落としてこそですね。あとテロワール由来かな?」
家内「フラン100%のキュヴェに比べると硬さ強さをより感じますね。ワインの色も全然古びていない。こっちのキュヴェの方が、よりクロード・ネルらしいと言えますね(笑)。」


シェナン・ブラン 2017年 クロード・ネル フランス ロワール 白 I.G.P.デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 4478円税込み
私「このシェナン・ブランはルフレーブに移ってから取得した畑のものです。」
Kさん「ほっほぉー(笑)。ルフレーブと言えば白!ブルゴーニュの白と言えばルフレーブ!期待出来ますなぁ(笑)。」
家内「シェナン・ブランって高貴な品種ですからね(笑)。」
私「シェナン・ブランはシャルドネより酸がありますけども香りのニュアンスはとても似ています。」
Kさん「おー!シェナンの味だぁ(笑)。ミネラリーで切れがある。凄いパワー。」
私「2017年らしい酸のあるスタイルですね(笑)。これでもっとトロミがあると良いのですが(笑)。時間が解決するのかな?」
家内「ワイン自体はグラン・クリュ規格ですよね。少なくともシャブリのグラン・クリュには匹敵する。」
Kさん「コルクもDIAM10だし(笑)、10年くらい経ってから飲むとトロトロになるのかな(笑)?」
私「すぐに飲めるルフレーブ・スタイルじゃないんですよね。やはりシェナンは手強いのかな(笑)?」
家内「でもルフレーブがシェナンに目をつけたのは流石、慧眼だと思うな(笑)。マダム・ルフレーブらしいチャレンジだよね。シュナンのポテンシャルって凄いもんね(笑)。」
Kさん「マダムが亡くなったのは2015年でしたっけ?」
家内「そーなんです。年齢は我々とあまり変わらない。ショック!」
私「クロード・ネルは、今は旦那さんのドメーヌになっているようですね。」
Kさん「偉大な辛口シェナンを造り上げるのがマダムの供養になるよね。」
私「辛口のグレート・シェナンってあまりないですよね。どうしても甘口のグレート・シェナンになってしまう。」
Kさん「そうそう。やはりとことん濃いシェナンを造ると酸が制御出来ないのかな?やはり甘さで酸の強さをマスキングするしかないのかな?」
私「きっとサンセールの辛口グレート・ワインに匹敵するものを目指してるのでしょうね。いやいや、どーんと『レ・ピュセル』かな(笑)。でも、得意の木樽発酵、木樽熟成もピュリニー・モンラッシェと同じではシェナンを御しきれない。まだ試行錯誤を積まないといけないのかもしれませんね?」
Kさん「木樽のニュアンスが全く気にならない。手強い(笑)。」
家内「私は辛口のグレート・シェナンは、ドメーヌ・バブリュのオルドビシアンが唯一認めるところですが(笑)、将来クロード・ネルもその一つになりそう(笑)。」
Kさん「このシュナンとても高価ですが、いつか将来はとんでもない価格で取引されるようになるかもね(笑)。」
私「マダム・ルフレーブの夢を飲んでいるような




情念のドメーヌ・クロード・ネル セット

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ドンナルーチェ2018年のティスティング

Aug 26, 2020 by weblogland |
よーし!
明日から始めます!
何を?って、
ドンナルーチェ2018年のティスティングです(笑)。

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これ始めると、とてもとても時間がかかります(笑)。数ヶ月続くこともザラ。だから、本音を言えばやりたくない(笑)。
でもですね、難しい2018年をポッジョ・レ・ヴォルピがどう乗り越えたか?とても気になります。そう想い始めたらレッツ・ゴー(笑)!
え~と、明日は7月の13日。ちゃんと記録してと。マスキューにお立ち寄りの際は
『ドンナルーチェどうですか?』と合言葉(笑)を言ってください。そうするとエア・試飲会に自動的に出演していただきます(笑)。もちろん出演拒否もありですから(笑)、その節は更にエアでお願いしますね(なんのこっちゃ?)。


7月13日(初日)

それでは始まり始まり(笑)!
まずコルクを開けてと、しっかり入ってます。良いコルク(笑)。
グラスに注ぐと、色は薄いかな。
香りはマルヴァジア(笑)。開けたてはいきなり全開になるわけではありません。この点いつも通り(笑)。でも重い香り(笑)。
でもですね、果実味がわりにはっきりしてる。果実味が前に出てますね(笑)。
セラーから取り出してすぐに飲んでますから、液温は15℃。
種のタンニン由来のほろ苦さ。ファットな飲みやすさ。いつものスタイルとはちょっと違いますね(笑)。ワインをマスキングする圧倒的な酸や乳酸より果実味の方が前に出てる(笑)。アルコール分は13%ですから通例かな。
う~ん。
ドンナルーチェ2018年は2017年と比べると酸は少な目。2018年の特徴ですね。
ひょっとしてマーマレードみたいになるかも(笑)?

7月14日(2日目)
あっ、強い!
バランスはとれてませんね(笑)。先々手強いぞ(笑)。カオス状態(笑)。ただ香りは昨日と変わりませんね。まだ、助走段階なのかしら?ピールのような苦味が強いなぁ。

7月15日(3日目)
昨日よりバランスがとれてきたかな?曇天が薄らいだ感(笑)。
水仙のような香り。他にもちょっと大ぶりな花のニュアンスもする(家内談)。
苦味が気にくわない(家内談)。
きびしぃー(笑)!
後味にハニーな柔らかさが出てきた(笑)。

7月16日(4日目)
だいぶ飲みやすい方向にはいってますけど、まだまだ(笑)。もっと爆発的な香りの開きを期待しちゃいますね。アルコリック。

7月17日(5日目)
粘度が増してきたような…、ねっとりしっとり。いつもとは様相が違うかな?
バランスはとれてきた。ちょっと不思議な感じですね(笑)。

7月19日(7日目)
う~ん。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類の果物のニュアンスがはっきりしてきました。苦味もピールのように感じられてきましたね(笑)。徐々にバランスがとれてくるかのよう。

7月21日(9日目)
さてさて、今日はどんなんかな(笑)?
おっ、液体の濃度感が増した。
ぎゅっと詰まって求心力が増してきたのかな。波動砲発射準備チャージ中(笑)?
マルヴァジアらしい香りに落ち着きを感じます。付いて回った苦味も気にならなくなってきた。

7月23日(11日目)
う~ん。全体に纏まりが出てきた(笑)。甘さが良い感じに纏めてる。ただし通例の大きさには達していないかな?ちょっと小ぶり?飲みやすいには飲みやすくなってはいます。

7月25、26日(13日目)マスキュー試飲会当日
さてこれからエア・試飲会番外編に突入

今月7月13日に開けたドンナルーチェ2018年。開けてから12、3日経ちますが
お試しを!
「えー、開けてからそんなにたっても飲めるんですか(笑)?」
「いやいや。これはマスキューさんの得意技(笑)。以前半年たったドンナルーチェ飲まされて驚いた(笑)。」
「あつ、美味しい。香りが綺麗…くちなしの香り?」
「薔薇?トロピカルな果物のニュアンス。
だけどドロドロしてない(笑)。」
「凄くフローラル。花の香り一杯(笑)。」
私「ライチっぽいですよね。」
「後味も戸手も綺麗。10日以上経っているとは!」
「そうそう。驚き(笑)。白ワインってこんなに持つものなのですか?」
家内「酸がしっかり入った白ワインは開けてからもかなり持ちます。ただ、ドンナルーチェは別格ですね(笑)。」
「マスカットさん!これ開けたてからこんな感じですか?」
私「いえいえ。開けたてはかなり荒かったです。毎年しつこい試飲をしていますが、2018年は例年とはちょっと趣が違いました。なかなかこのようなバランスが出ないです。」
「それってどういうことですか?」
私「まだよく解りませんが、酸の少ない作柄かもしれません。」
「でも、今飲んでドンナルーチェは酸がかなり多いと感じますけど…。」
私「もともと異常なくらい酸が多いワインではあります。それでいてバランスがとれるところが尋常ではないかと(笑)。」
「なんでこんなに長いティスティングをするのですか(笑)?」
私「丸々1本ティスティングするときは、そのワインの底が見えるまでやります。たまたまドンナルーチェは底が見えるまで時間がかかったという訳でございます
(笑)。ちなみに2016年の開けたドンナルーチェがありますから、ちょっと試してみますか(笑)?」
「そんなのあるんですか(笑)?」
私「もう別物になっていますが(笑)。お腹は壊しませんから(笑)。」
「え~と、ラベルに開けた日付が書いてますね。2018年1月27日!」
家内「もうちょっとしか残ってませんから、ちょっとだけ(笑)。」
「おっ、色が金色!」
「濁ってないし綺麗。」
「飲んでみると…、シェリー!でも普通のシェリーとは違う!コクがあって、オレンジの香りがする。美味しい!」
「これ凄い!死んでないどころか…。香りが凄い。確かに今飲んだドンナルーチェとは別物だけど…。これは熟成?」
「どうやって熟成させたんですか?」
私「セラーにこうして置いておいただけです。」
家内「酸化熟成かな(笑)?」
「シェリーとワインはお友達という訳ですね(笑)。でもこんなにフルーティーなシェリーは飲んだことないですよ(笑)。」
私「もうこれ以上は熟成しないとは思いますが(笑)。ワインって生き物だし、それも不思議な生き物ですよね(笑)。」
「我が家じゃこんなに待てない!」

7月27日(15日目)
あれ?甘夏っぽくなってきた(笑)。パワーアップ?求心力が出てきた?

7月29日(17日目)
う~ん。
オレンジっぽいニュアンスが出てきましたね。研ぎ澄まされ、静謐な落ち着き。
パワーはあるのですが、一昨日感じた求心力がこの方向なのかな?

7月30日(18日目)
う~ん。
ちょっと麹の香りがします。旨みなのかな?
2017年や2016年と比べると酸が少ないのかな?パワーがいつもより落ちますね。まあ、困難な2018年でこのレベルのワインを造ることを誉めるべきですね(笑)。

8月3日(22日目)
少し間が空いちゃいました(笑)。
液体の濃度が増したような粘りねっとり感。酸とのバランスも良い。なんか違う方向に向かっている(笑)?でも、美味しいには美味しい(笑)。」

8月5日(24日目)
あまり変わらず。このヴィンテージは大人し目かな。酸が通例より少ないからか
、バランスを取るのが大変だったよう。
今日発注したら2019年が届きました。早い(笑)!2018年は生産量も少なかったようですね。今までで一番飲んで難しいドンナルーチェでもありました(笑)。
これから2019年のティスティングも始めなきゃいけない?参ったなぁ(笑)。

8月10日(29日目)
うんうん。揮発性のものに香りが乗って、しかも濃度と上手くマッチしてますね(笑)。オレンジ系の味わいが、すーっと広がる。

8月12日(31日目)
丸々1ヶ月ですね(笑)。
あっという間に1ヶ月。でもですね、ドンナルーチェ2018年はここのところあまり変化無し(笑)。
オレンジ、しかも過熟したような感じ、液体はしっとり落ち着いています。
終わった感じはまだしませんから、もう少し追いかけましょうか(笑)。

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ドンナルーチェ!

Aug 21, 2020 by weblogland |
う~ん。
愛するドンナルーチェが2019年になってました!

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今は8月。インポーターさんに確認すると
7月の入荷時に2019年になっていたとか。そうすると樽熟成期間は6~7ヶ月ほどです。通例は12ヶ月は樽熟成しますから、これは大問題でございます!

私といたしましてはまだ2018年のテイスティングが終わっていませんから(笑)、大問題でございます(笑)。
ひょっとして彼の地も夏場が暑すぎたのかも?
これは2019年を飲んで確認すれば良いのですが、素直に2019年をテイスティングするのにちょっと抵抗感が(笑)。

でも、飲まなきゃ解りませんからね。
う~ん。
嫌な予感。

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このカウンターの上のワインってお買い得品なんですよね(笑)?

Aug 11, 2020 by weblogland |
今日は休み前ですから、ワインの補給にお客様がちらほらお見えになりました。
お客様「マスキューさん!このカウンターの上のワインってお買い得品なんですよね(笑)?」

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私「ご察しの通りでございます(笑)!開いたのありますから、お試しになりますか?」

お客様「この白、いかにも夏向き(笑)!」

私「海っぽいミネラル感がします(笑)。」

お客様「塩っぽさ。海藻っぽいかな(笑)?」

お客様「濃さがあるから氷浮かべても大丈夫だね(笑)。」

お客様「クラッシュ・アイスなんか一気に冷えて良い(笑)。」

家内「これでアルコール分が12%と控え目なのが凄い!」

私「シチリアの2018年が良いのか?クズマーノの手腕が凄いのか?どっちもかな(笑)。」

赤は皆さん飲んで『にんまり』多くは語りません(笑)。今日、まさかちょっと価格の張る赤が無くなるとは!休み明けに再発注いたします!

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ロングランのティスティング継続中のドンナルーチェ

Aug 05, 2020 by weblogland |
あー、参ったなぁ。

ロングランのティスティング継続中のドンナルーチェ2018年。在庫が無くなって来ましたので発注。すると、なっなんと!来たのが2019年!

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がーん、ショック!

じつは2018年の生産量が少ないとは薄々知っておりました。でもですね、まだ2018年のティスティングが終わっていない(笑)。
しくしくしく(涙)。

しかも2019年も生産量は少ないはず。どうなっちゃうのかな(笑)?

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桝久 7月のエア・試飲会 後半

Jul 28, 2020 by weblogland |
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クロー・ド・ネル グロロー 2011年   クロー・ド・ネル フランス  赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
「おっ、これ旨いね(笑)。」
私「抜栓して翌日の方がより美味しいですよ(笑)。」
「独特。滑らかで口の中で当たるところがない。飲み出すと止まらない(笑)。」
「ぐびぐび飲めるけど、薄くないんだよね(笑)。経験したことのないワイン(笑)。」
「これが2011年ヴィンテージとは信じられない。古さが全くない。」
私「キャンプ・シールにロウ止めしてますから、かなりの長期熟成が想像されますね(笑)。」
「インクの香りがする(笑)。心地好い若さすら感じる(笑)。」
家内「造りの良さ、血統の良さを感じますよね(笑)。」
「南イタリアやニュー・ワールドのワインみたいな濃さじゃないんだよね(笑)。濃さに品がある(笑)。ちなみにこれはアルコール分何%ですか?」
私「12%です。」
「えー!12%でこんなに濃いワインが出来るんだぁ!」
「う~ん。フランスの優位性なんだな(笑)。」
「暖かでワインが良く熟せばオッケーと言う訳じゃないんですね(笑)。」
「私誤解してました(笑)。暑ければ良い訳じゃないんですね(笑)。」
家内「寒くてはダメ、かといって暑すぎるとダメ。四季も必要。これはテロワールを感じるワインです(笑)。」
「マスキューさん!グロローって聞いたことない品種ですが?」
私「はい。ロゼ・ダンシュの主要品種です。」
「えっ!ロゼ・ダンシュですかぁ(笑)。甘くてプラムの香りがする軽いロゼ・ワインですよね(笑)。昔ずいぶん沢山飲みましたよ(笑)。」
「あー、あー、ロゼ・ダンシュね(笑)。しばらく飲んでないなぁ(笑)。甘いから飽きちゃうんだよね(笑)。それにしても辛口の赤にするとこんなになるとは!絶句(笑)。」
家内「グロローをこんなにしっかりした赤に仕上げるのはクロード・ネルくらいしか知りません(笑)。最初にドメーヌを立ち上げたビシャールさんの意欲ですね。チャレンジです。」
私「ビシャールさんが造っていた頃のグロローはもっと凄かった。」
「えっ!もっと凄かったんですか?」
家内「ワインの濃さが尋常ではありませんでした。異次元の濃さ。もっとも飲み頃になるのにどれ程時間がかかるか解りませんが(笑)。」
私「これはルフレーブに代替わりしてからのもの。比べると安全運転かな(笑)。」
「ビシャールさんでしたっけ。その頃のワインって一体どんなだったんですか?」
私「あまりこんな例えはしたくないのですが、ビオの殉教者。すべてをワイン造りに捧げた。情念のワインだと思います。」
家内「3年続けてワインが出来なく破綻してしまいました。もう少し融通がきいていたら…。」
私「まあ、運もなかったし、ベンチャーでしたからストックも無かった。」


◎1+1=3 (ウ・メス・ウ・ファン・トレス)レゼルバ・ファミリア・ピノ・ノワール ブリュット・ロゼ スペイン ペネデス カヴァ発泡性 ロゼ  750m 2734円税込み
「おっ、カッコいい!でも、ボトルがでかい(笑)。」
「1+1=3はロゼの泡が美味しいんだよね
(笑)。一番下のブリュットだって相当美味しい(笑)。」
「う~ん。苺!」
「こりゃイイ(笑)!うんまい(笑)!」
家内「ブリュットなのでかなり強めに冷やしても大丈夫です(笑)。ちなみに今5℃くらいです。」
「これは真夏に朝から飲みたい(笑)。何本でもいけそう(笑)。」
「完璧(笑)。旨くて残せない。泡がキメ細かで、中から湧いてくる。こんなに泡がしっかりしたカヴァは初めて(笑)。」
「ホントにスペインのピノ・ノワールなんですか(笑)?これほどピノ・ノワールらしい泡はシャンパンでもなかなかお目にかかれない。」
「細やかな泡の層が薄ピンクに泡が染まる。なんて綺麗なんだろう。」
家内「開けてから翌日までしっかり泡持ちします。瓶熟成期間は極端に長くありませんが。」
「何ヵ月ですか?」
家内「14ヶ月です。」
私「この前のブリュット・ナチュレは30ヶ月でしたが、今回は14ヶ月です。」
「ブリュット・ナチュレはもう造らないのですか?」
家内「はい。このピノ・ノワール100%のカヴァはすべてブリュットになったようです。ブリュット・ナチュレを例年造ることが難しいようです。温暖化の影響のようです。」
「ブリュット・ナチュレは確かに魅力的だけど、このブリュットの方が使い勝手は良いかも。食事なら最初から最後までいける。」
「あと、うんと冷やしても大丈夫だしね(笑)。香りがボケない。」
「華やかというより派手やか(笑)。後味も綺麗。香りが口の中にずっと残る(笑)。完成度高いですよね(笑)。」
「それにしても大したものですよね。これほどピノ・ノワールの果実味をしっかり表現するには、長い作り込みが必要なはず。」
私「ありがとうございます(笑)。スペインのピノ・ノワールでもこれほどピノ・ノワールらしいのはここくらいではないかと思います。ペネデスの標高の高い冷涼な地で、冬場は雪が積もるとか。テロワールを感じます。」
「カヴァの大手のフルシネやコドルニュなんかの高いキュヴェは確かに美味しいけれど、やはりカヴァ。これは特殊ですね(笑)。」



さてこれからエア・試飲会番外編に突入!
今月7月13日に開けたドンナルーチェ2018年。開けてから12、3日経ちますが
お試しを!
「えー、開けてからそんなにたっても飲めるんですか(笑)?」
「いやいや。これはマスキューさんの得意技(笑)。以前半年たったドンナルーチェ飲まされて驚いた(笑)。」
「あつ、美味しい。香りが綺麗…くちなしの香り?」
「薔薇?トロピカルな果物のニュアンス。
だけどドロドロしてない(笑)。」
「凄くフローラル。花の香り一杯(笑)。」
私「ライチっぽいですよね。」
「後味も戸手も綺麗。10日以上経っているとは!」
「そうそう。驚き(笑)。白ワインってこんなに持つものなのですか?」
家内「酸がしっかり入った白ワインは開けてからもかなり持ちます。ただ、ドンナルーチェは別格ですね(笑)。」
「マスカットさん!これ開けたてからこんな感じですか?」
私「いえいえ。開けたてはかなり荒かったです。毎年しつこい試飲をしていますが、2018年は例年とはちょっと趣が違いました。なかなかこのようなバランスが出ないです。」
「それってどういうことですか?」
私「まだよく解りませんが、酸の少ない作柄かもしれません。」
「でも、今飲んでドンナルーチェは酸がかなり多いと感じますけど…。」
私「もともと異常なくらい酸が多いワインではあります。それでいてバランスがとれるところが尋常ではないかと(笑)。」
「なんでこんなに長いティスティングをするのですか(笑)?」
私「丸々1本ティスティングするときは、そのワインの底が見えるまでやります。たまたまドンナルーチェは底が見えるまで時間がかかったという訳でございます
(笑)。ちなみに2016年の開けたドンナルーチェがありますから、ちょっと試してみますか(笑)?」
「そんなのあるんですか(笑)?」
私「もう別物になっていますが(笑)。お腹は壊しませんから(笑)。」
「え~と、ラベルに開けた日付が書いてますね。2018年1月27日!」
家内「もうちょっとしか残ってませんから、ちょっとだけ(笑)。」
「おっ、色が金色!」
「濁ってないし綺麗。」
「飲んでみると…、シェリー!でも普通のシェリーとは違う!コクがあって、オレンジの香りがする。美味しい!」
「これ凄い!死んでないどころか…。香りが凄い。確かに今飲んだドンナルーチェとは別物だけど…。これは熟成?」
「どうやって熟成させたんですか?」
私「セラーにこうして置いておいただけです。」
家内「酸化熟成かな(笑)?」
「シェリーとワインはお友達という訳ですね(笑)。でもこんなにフルーティーなシェリーは飲んだことないですよ(笑)。」
私「もうこれ以上は熟成しないとは思いますが(笑)。ワインって生き物だし、それも不思議な生き物ですよね(笑)。」
「我が家じゃこんなに待てない!」

ありがとうございました!
なかなか皆さんと一緒に飲んで共有することが出来なく、心苦しい日々が続きますが、ワインを愛することは人と繋がることだと、逆にこんな状況だと実感いたしました。
早く試飲会がいつものように開けることを祈るしかございません。
いつもお気にとめてくださり、誠にありがとうございます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 7月のエア・試飲会 前半

Jul 27, 2020 by weblogland |
さて、今月7月のエア・試飲会の始まり始まり(笑)。
最初の3本は丸っきりのエアとなります(笑)。

トカイ フルミント ドライ 白 2018年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1178円税込み
私「まずはマスキューの大定番の白ワイン、トカイ・フルミントでございます(笑)。」
家内「このワイン、いつも変わらないスタイル(笑)。しっかりした酸が基本だね(笑)。」
私「あれ?2018年、いつもと違うよ(笑)。」
家内「あっ、ホントだぁ。すんごくフルーティー!酸味が先に来ない(笑)。」
私「涼しげなニュアンスがいつもより弱い。暑かったのかな?」
家内「2018年はかなり暑かったみたいだよね。こんなに完熟感があるのは初めて。」
私「真西で造られるイルシャイ・オリヴェールほどのフルーティーさは無いけれど、それにしてもフルーティー(笑)。飲みやすいには飲みやすい(笑)。」
家内「温暖化の影響なのかな?」
私「うんうん。アルコール分はいつも通りのくらいの12.5%だから、無理に遅摘みしていない。ということは、かなり暑かったんだろうね。」
家内「今日は並べているだけなんだけど完売しちゃった!皆さん良く知ってる(笑)。
ちょっとお安くなったし(笑)、期待は裏切らない(笑)。」
私「参ったなぁ。明日早く届いてくれれば良いのだけど。抜かった!」

ソーヴィニヨン・グリ 2018年 ドメーヌ・デュ・コロンビエ フランス ロワール 白 V.D.P.デュ・ソーヴィニヨン・グリ 750ml 1568円税込み
私「これは特売品だから、数は大丈夫(笑)。追加も上手く出来たしね(笑)。」
家内「これもトカイ・フルミントと同じ2018年。共通な特徴を感じる。」
私「これはロワールの下流だから、もともとそれほど冷涼という訳じゃないけど、
果実味が先に出るね。」
家内「マスカットみたいな完熟した果実のニュアンスだね。もともと厚みと旨みがあるから違和感は無い。」
私「液体の粘性もあるから、南フランスっぽくもある(笑)。やはり暑かったようだよね。」
家内「これも無理にアルコール分は上げてないスタイルなんだけどね…。」
私「12.5%。もっとアルコール分が高い印象だよね。」
家内「種のタンニンが完全に溶けてるから、冷やす過ぎると苦味が出る。」
私「うんうん。あまり冷やし過ぎるとバランスが良くない。10℃以下にならないようにすればとても高級な感じするよ(笑)。」
家内「コストがかかっている感じ(笑)。もともとの厚みは立派(笑)。」
私「長く熟成はしないだろうけど、ダイレクトに美味しく感じる(笑)。その点ユーシフル(笑)。」
私「2018年と2019年は注意して選ばないといけないね。特に2019年(笑)。」
家内「2018年よりさらに2019年は暑かったしね。」
私「2018年はだいぶ飲んだけどギリギリの感じ。生産者の力量が問われるヴィンテージだよね。」
家内「2019年はかなり厳しいかもね。しかもコロナの影響でワインが売れない。
今年の収穫したワインを入れるタンクが空かない。だからアルコールに蒸留してしまう生産者がかなり出てるらしいよ。」
私「世界的に消費量は落ちるからね。ましてや早飲みのスタイルのワインが多いから、余計だぶつく。」
家内「多難。」
私「ボルドーの2019年のプリムールは3割ぐらい価格が落ちてる。コロナと世界的な景気低迷が直撃したのは事実だね。今までの高騰の反動も含めると大打撃になってもおかしくない。」
家内「中には強気のグラン・ヴァンもあるけど、それはそれで凄いことなんだろうね(笑)。」
私「売れれば勝ち(笑)。みたいなところがワイン・ビジネスにはあるからね(笑)。でもさぁ、小さくて広告も出さないような生産者、良心的な生産者は心配だよね。」
家内「特にもともとのストックがない新規参入の生産者は特に心配。」
私「それなりに良いワインが出来ていれば大丈夫だよ。それを祈るしかない。」


ティレヌス・ティント 2017年 ボデカス・エステファニア スペイン 赤 カスティーリャ・イ・レオン州 ビエルソD.O. 750ml 2074円税込み
私「これ困ったよね。先日飲んだらびっくりするほど美味しかった。確実に熟成向上している。」
家内「ミルキーな乳酸っぽさが果実味に変わり、十分なタンニンとバランスが出ていた。大物に通じる良さを感じた(笑)。」
私「さすがラウル・ペレス!一番安い価格帯のワインがこれほど良いとは!驚かされた(笑)。」
家内「でもさぁ。数がない!」
私「抜かったんだよね。もう2017年はなくて現行が2018年。しまった!」
家内「ここはじっと黙って『美味しくなりました。』としか言わない。ごめんなさい!」


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今月7月24、25日のマスキュー・エア・試飲会のラインナップ

Jul 23, 2020 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今月7月24、25日のマスキュー・エア・試飲会のラインナップ・ワインです。

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よく考えるとエア・試飲会ですからワインを並べる必要はありませんが(笑)、それはそれやはり並べておく習性には逆らえません(笑)。
ちょっと数が少ない!明日の23日はマスキューはお休み。然るに24日に追加分は到着します。ご安心くださいね(笑)。でもですね、とっても美味しくなったビエルソのティレヌス2017年は在庫分しかありません。どうせ売れ残ってあるはずとタカを括っていたのですが(ごめんなさい)、インポーターさんに在庫がありませんでした。いつまでもあると思うなお金とワイン。実感いたしました。

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明日から始めます!

Jul 20, 2020 by weblogland |
よーし!
明日から始めます!
何を?って、
ドンナルーチェ2018年のティスティングです(笑)。
これ始めると、とてもとても時間がかかります(笑)。数ヶ月続くこともザラ。だから、本音を言えばやりたくない(笑)。
でもですね、難しい2018年をポッジョ・レ・ヴォルピがどう乗り越えたか?とても気になります。そう想い始めたらレッツ・ゴー(笑)!
え~と、明日は7月の13日。ちゃんと記録してと。マスキューにお立ち寄りの際は
『ドンナルーチェどうですか?』と合言葉(笑)を言ってください。そうするとエア・試飲会に自動的に出演していただきます(笑)。もちろん出演拒否もありですから(笑)、その節は更にエアでお願いしますね(なんのこっちゃ?)。

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7月13日(初日)

それでは始まり始まり(笑)!
まずコルクを開けてと、しっかり入ってます。良いコルク(笑)。
グラスに注ぐと、色は薄いかな。
香りはマルヴァジア(笑)。開けたてはいきなり全開になるわけではありません。この点いつも通り(笑)。でも重い香り(笑)。
でもですね、果実味がわりにはっきりしてる。果実味が前に出てますね(笑)。
セラーから取り出してすぐに飲んでますから、液温は15℃。
種のタンニン由来のほろ苦さ。ファットな飲みやすさ。いつものスタイルとはちょっと違いますね(笑)。ワインをマスキングする圧倒的な酸や乳酸より果実味の方が前に出てる(笑)。アルコール分は13%ですから通例かな。
う~ん。
ドンナルーチェ2018年は2017年と比べると酸は少な目。2018年の特徴ですね。
ひょっとしてマーマレードみたいになるかも(笑)?

7月14日(2日目)
あっ、強い!
バランスはとれてませんね(笑)。先々手強いぞ(笑)。カオス状態(笑)。ただ香りは昨日と変わりませんね。まだ、助走段階なのかしら?ピールのような苦味が強いなぁ。

7月15日(3日目)
昨日よりバランスがとれてきたかな?曇天が薄らいだ感(笑)。
水仙のような香り。他にもちょっと大ぶりな花のニュアンスもする(家内談)。
苦味が気にくわない(家内談)。
きびしぃー(笑)!
後味にハニーな柔らかさが出てきた(笑)。

7月16日(4日目)
だいぶ飲みやすい方向にはいってますけど、まだまだ(笑)。もっと爆発的な香りの開きを期待しちゃいますね。アルコリック。

7月17日(5日目)
粘度が増してきたような…、ねっとりしっとり。いつもとは様相が違うかな?
バランスはとれてきた。ちょっと不思議な感じですね(笑)。

7月19日(7日目)
う~ん。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類の果物のニュアンスがはっきりしてきました。苦味もピールのように感じられてきましたね(笑)。徐々にバランスがとれてくるかのよう。

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ドンナルーチェ2018年のティスティング

Jul 13, 2020 by weblogland |
よーし!
明日から始めます!
何を?って、
ドンナルーチェ2018年のティスティングです(笑)。

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これ始めると、とてもとても時間がかかります(笑)。数ヶ月続くこともザラ。だから、本音を言えばやりたくない(笑)。
でもですね、難しい2018年をポッジョ・レ・ヴォルピがどう乗り越えたか?とても気になります。そう想い始めたらレッツ・ゴー(笑)!
え~と、明日は7月の13日。ちゃんと記録してと。マスキューにお立ち寄りの際は
『ドンナルーチェどうですか?』と合言葉(笑)を言ってください。そうするとエア・試飲会に自動的に出演していただきます(笑)。もちろん出演拒否もありですから(笑)、その節は更にエアでお願いしますね(なんのこっちゃ?)。

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エア・試飲会の番外編

Jul 09, 2020 by weblogland |
ドメーヌ・クロード・ネル

今回、たまたまフランス・ロワールのドメーヌ・クロード・ネルが特別価格での入荷!
興味をそそられる4アイテムを試飲いたしました!
その試飲レポートでございます。
テイスターは私、家内、そして筋金入りのワイン・エキスパートのKさんの3名。
横須賀在住のKさんはコロナ感染を気遣い、わざわざ空いている各駅停車に乗ってのご来店。痛み入ります!

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クロー・ド・ネル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004年 赤 フランス ロワール 赤  アンヌ・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス 赤  ヴァン・ド・ターブル 750ml 3205円税込み

Kさん「う~ん!こりゃ、凄い!タンニン、酸の分量が計り知れない。暴力的ですらある。しかも2004年!まだまだ造ったばかりみたいに若い。こんなワインあるんだ(笑)!」
私「収穫年から16年も経っているのに、全然こなれていない(笑)。反則ですよね(笑)。飲み手に全く媚びていないワイン(笑)。」
家内「途方に暮れちゃいますよね(笑)。」
私「これ飲んでカベルネ・ソーヴィニヨンだと解る人いないと思います(笑)。」
Kさん「このワイン、一体何時になったら飲み頃になるのかな(笑)?余分なパワーが収れんし、貴婦人のような妖艶な姿のワインになるとは思えない(笑)。あと10年スパンで見ないとダメかな?」
私「う~ん。昔はこんなワインがよくあったような気がします。少なくとも90年代以前。」
Kさん「でも、これ除梗してるんですよね?」
私「はい。除梗はしています。ただ採算の取れる収穫量、生産量ではありませんね(笑)。」
家内「理想のワイン造りに殉じたのもわかりますね。」
Kさん「マスキュさん!私様々な濃いワインは飲んだつもりですが、これはそれを越えています。良いのか悪いのか判断つきません(笑)。」
家内「シュ・ド・ウェストにこんなタンニンのワインが昔はあったような気がします。イレルギーとかカオールとか。少なくともロワールにはない(笑)。」
Kさん「たしかにロワールとは思えないし、思いたくない(笑)。」
私「カオールのシャトー・コマンダリー!
あれだぁ!」
家内「あっー!コマンダリー!似てる(笑)。20年以上経ってようやく飲めるワイン(笑)。30年くらい経つと凄く美味しかった(笑)。」
Kさん「クーリー・ディテイユみたいですか?」
私「熟成したクロ・ド・エコーよりパワーがもっとある感じ?香りを含めた全体のパワーは圧巻。もちろんタンニンは気にならなくなる。」
Kさん「これも30年経つとそうなるのかな(笑)?」
私「解りません(きっぱり)!(大爆笑)
私にとって、ずっーと気になって気になってしょうがないワイン。まだあったのも何かの縁。決めました!給付金が入ったら1ケース買います(笑)!死ぬのが先か、このワインのことが解るのが先か解りませんが(笑)。悔いは残らない(笑)!」


●クロー・ド・ネル グロロー 2011年   クロー・ド・ネル フランス  赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み

家内「これは2011年のグロロー100%のワイン。舌触りが特徴的(笑)。」
Kさん「グロローってロゼ・ダンシュの主要品種ですよね?甘くて飲みやすい。昔流行りましたね(笑)。」
家内「あんまり誉められない品種ですよね(笑)。」
私「2011年ですから完全にルフレーブに経営が移った後のキュヴェなんですが、もともとクロード・ネルが持っていた畑です。」
Kさん「おー!変わってる(笑)。凄く滑らか(笑)。わりと飲みやすいですよ(笑)。深みもあるし、これ、イイんじゃない(笑)。まだ香りのディテイルははっきりしてないけど、熟成もしそうだし。グロローの赤、今回が初体験ですが面白い(笑)!」
家内「チャレンジャーですよね(笑)。グロローで熟成する赤ワイン造ってる生産者いないのでは?」
私「まだ香りが閉じているのか?もともとあまり香りがしないのか?解りませんが
(ゴメンナサイ)、こんなにタンニンが滑らかで質感もあるとは!品種特性ですね。ちょっとプラムっぽいかな。」
家内「ルフレーブの経営になってから木樽熟成の期間が1年、以前の1/3になりましたが、この滑らかなタンニンは品種由来のような気がします。」
Kさん「キャップは蝋止めだし、まだまだもちそうですね。成長の途上の感だね(笑)。」
家内「2017年ヴィンテージは良いですね。いかにも長熟しそう(笑)。」


クロー・ド・ネル 『キュヴェ・ヴィオレット』2012年 アンジュ・ルージュ  クロー・ド・ネル フランス ロワール  赤 アンジュA.C. 750ml 3080円税込み

家内「これはカベルネ・フラン70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%のワインです。」
私「この『キュヴェ・ヴィオレット』はルフレーブの代になってからリリースしたものです。」
Kさん「おっ!凄い!迫り来るね(笑)。たしかにロワールのカベルネ・フラン。広がりがある。もちろんパワフル。」
私「2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンとは全く別物(笑)。かといってすいすい飲めるものじゃない(笑)。かなり上物のカベルネ・フラン(笑)。」
Kさん「このセパージュの割合がミソですな(笑)。ソーヴィニヨンよりフランが多い方が解りやすい(笑)。」
私「そーなんです。2003年のフラン100%のものも果実味が明瞭でした。たしかにルフレーブの所有になってからワインは飲みやすくなったけれど、飲みやすいと言ってもコレ(笑)。」
家内「2012年ですが、まだまだ行けますね(笑)。でも20年は無理かな(笑)?ちょっと青臭さがあってロワールのフランらしいです。ピーマンを塩焼きしたものを食べながら飲んだらとても美味しかったですよ(笑)。」
私「これだってもう少し待った方が良いくらいだよね(笑)。」
Kさん「未熟な青さじゃないんですよね(笑)。生き生きした青さとでも言えば良いかな(笑)?」
私「クロード・ネルのワインって無理に遅摘みしないんですよね。アルコール分も12%ほどで仕上げます。」
Kさん「それでこれほど凝縮感が出るのは凄いことですよね(笑)。収穫量を落としてこそですね。あとテロワール由来かな?」
家内「フラン100%のキュヴェに比べると
硬さ強さをより感じますね。ワインの色も全然古びていない。こっちのキュヴェの方が、よりクロード・ネルらしいと言えますね(笑)。」


シェナン・ブラン 2017年 クロード・ネル フランス ロワール 白 I.G.P.デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 4478円税込み

私「このシェナン・ブランはルフレーブに移ってから取得した畑のものです。」
Kさん「ほっほぉー(笑)。ルフレーブと言えば白!ブルゴーニュの白と言えばルフレーブ!期待出来ますなぁ(笑)。」
家内「シェナン・ブランって高貴な品種ですからね(笑)。」
私「シェナン・ブランはシャルドネより酸がありますけども香りのニュアンスはとても似ています。」
Kさん「おー!シェナンの味だぁ(笑)。ミネラリーで切れがある。凄いパワー。」
私「2017年らしい酸のあるスタイルですね(笑)。これでもっとトロミがあると良いのですが(笑)。時間が解決するのかな?」
家内「ワイン自体はグラン・クリュ規格ですよね。少なくともシャブリのグラン・クリュには匹敵する。」
Kさん「コルクもDIAM10だし(笑)、10年くらい経ってから飲むとトロトロになるのかな(笑)?」
私「すぐに飲めるルフレーブ・スタイルじゃないんですよね。やはりシェナンは手強いのかな(笑)?」
家内「でもルフレーブがシェナンに目をつけたのは流石、慧眼だと思うな(笑)。マダム・ルフレーブらしいチャレンジだよね。シュナンのポテンシャルって凄いもんね(笑)。」
Kさん「マダムが亡くなったのは2015年でしたっけ?」
家内「そーなんです。年齢は我々とあまり変わらない。ショック!」
私「クロード・ネルは、今は旦那さんのドメーヌになっているようですね。」
Kさん「偉大な辛口シェナンを造り上げるのがマダムの供養になるよね。」
私「辛口のグレート・シェナンってあまりないですよね。どうしても甘口のグレート・シェナンになってしまう。」
Kさん「そうそう。やはりとことん濃いシェナンを造ると酸が制御出来ないのかな
?やはり甘さで酸の強さをマスキングするしかないのかな?」
私「きっとサンセールの辛口グレート・ワインに匹敵するものを目指してるのでしょうね。いやいや、どーんと『レ・ピュセル』かな(笑)。でも、得意の木樽発酵、木樽熟成もピュリニー・モンラッシェと同じではシェナンを御しきれない。まだ試行錯誤を積まないといけないのかもしれませんね?」
Kさん「木樽のニュアンスが全く気にならない。手強い(笑)。」
家内「私は辛口のグレート・シェナンは、ドメーヌ・バブリュのオルドビシアンが唯一認めるところですが(笑)、将来クロード・ネルもその一つになりそう(笑)。」
Kさん「このシュナンとても高価ですが、いつか将来はとんでもない価格で取引されるようになるかもね(笑)。」
私「マダム・ルフレーブの夢を飲んでいるような

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情念のドメーヌ・クロード・ネル セット

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桝久 エア・試飲会リポート 後半

Jun 30, 2020 by weblogland |
〇ピノ・グリージョ 2018年 レ・コンテッセ イタリア ヴェネトD.O.C. 白 スクリュー・キャップ 750ml 1697円税込み
私「イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造る白ワインです。」
家内「私の愛するコンテッセの白(笑)。プロセッコNo.1の生産者です(笑)。」
Kさん「知ってますよー(笑)!前に扱った時から比べるとラベルがカッコいい(笑)。重厚で高級そうに見えますね(笑)。
スクリュー・キャップだけど安そうに見えない(笑)。」
家内「前回の田舎臭いラベル・デザインは個人的には好きだった(笑)。素朴で良かったんですけどね…。」
私「白も赤も凄く良いワインなんですけど、前回は売れなかった(笑)。今回リベンジでございます(笑)。」
Kさん「おー、ピノ・グリージョにしては派手(笑)。う~ん。旨いね(笑)!」
私「基本軽やかなんだけれど全然薄くない(笑)。」
Kさん「これとても折り合い良いけど、アルコール分はいかほど?」
私「えーと。12%ですね。」
Kさん「全体のボリュームからするともう少しアルコール分が高くても良いレベルなんですよね(笑)。」
家内「コンテッセのコンテッセたる所以ですね(笑)。だから品が良い(笑)。」
私「清涼感もこのアルコール分だからこそ
なんでしょうね(笑)。」
家内「青い香りが押しつけがましくないんですよね(笑)。」
Kさん「私コンテッセのフリザンテ好きなんですけど、こっちの方が造りは上だね(笑)。締まりがあってしかも優しい。」
私「ピノ・ノワールの変種って共通してあまり香りが立ちませんよね(笑)。それほどアロマチックじゃない(笑)。でも、旨みに秀でてるんですよね。う~ん。これはわりに香りが立つんだけど、明瞭って訳でもない(笑)。」
Kさん「そーですよね(笑)。ピノ・ブランやピノ・グリって香りが強くないからお刺身なんかでもいけますね。酢飯とも相性が良いですから、お寿司屋さんだとこの手のワインが1本あればオッケー(笑)。」
ご近所のKさん「お寿司屋さんで使いやすい、いわゆる和食に合うワインって国産じゃダメなんですかね?」
私「もちろん可能だと思います。ただし国産ワインはコストが高いので料飲店で出すとなると5,000円以下だと無理かと。ルミエールなんか頑張っているんですけどね…。」
ご近所のKさん「同じ産地の食べ物とワインが合うのは鉄則なんですけどね(笑)。」
私「出来るのですが、マスキューだと高級過ぎて扱えません(笑)!」


●I.G.T. マルカ・トレヴィジアーナ カベルネ 2018年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト 赤 スクリュー・キャップ 750ml 1697円税込み
Kさん「第一印象は細マッチョ(笑)!面白いですね(笑)。」
私「今風のファットな赤ワインではございません(笑)。ピンとしていて好きなんですよね(笑)。」
Kさん「ラベルにはカベルネとだけ書いてあるのがミソかな(笑)。フランかソーヴィニヨンかどっちでもイイ(笑)。ボルドーとは違うし、ロワールとも違う。」
家内「どちらかと言うと、私はトゥーレーヌに近いような…(笑)。」
私「カベルネの青臭さはあるんだけど、未熟感はないんですよね(笑)。それより整っていて美しさを感じます(笑)。綺麗ですよね(笑)。
Kさん「飲み口、香り、どちらにも雑味がありません。ちなみにアルコール分は?」
家内「12%です。エレガントですよね(笑)。」
私「赤、白共通のアプローチですよね(笑)。共通の意識を感じます。」
家内「フラン50%、ソーヴィニヨン50%なんて発想もそれに由来するのかな(笑)?」
Kさん「凛としてる。酸とタンニンのバランスの取り方がオリジナル。とてもエレガント。あつ、マスキューさん曰く『ピン』でしたっけ(笑)。」
私「そうそう。『ピン』(笑)。派手じゃなく、キャッチーでもないのですが良いかと。暑い夏場セラーの温度で飲みたい赤ワインだと思います。」
家内「締まりがあってしかも優しい。バテた夏場にはもってこい(笑)。」
Kさん「軽いけど中にしっかり詰まっている。詰まり方も整然としてるんだよね(笑)
几帳面(笑)。」
私「同じイタリアでも南部だと絶対に無さそうなスタイルですよね(笑)。」
Kさん「絶対にない(笑)!ない(笑)!」

以上6本、渾身のエア・試飲会でございました(笑)。7月こそエアじゃなくちゃんとした試飲会をやりたいところです。祈るのみでございます!
ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

あと狛江のワイン・エキスパートKさんから心暖まるティスティング・コメントいただきました!
ご本人のお人柄が浮かぶ楽しいコメントです。以下ご紹介しますね。ありがとうございます!Kさん!

今宵は早速、Le Contesseのピノグリージョ18をご相伴に預かりました、みんなのエア試飲会ですよね😊
白いお花、赤い林檎、穏やかなハーブ、大地のミネラル。酸は丸みを帯びて、つんつんしてなくて。でもクリーンさが際立ちます、MLFなしですよね。度数12%でも味わいに厚みを感じています、この厚みの塩梅が良いです。大葉を散らしたお蕎麦とかに。。常温でもバッチリですね。余韻はほんのりですが、このうっすらな儚さ、呑む程にキニなるピノグリージョです。
お心遣い有難うございます、皆さまもご健勝で居て下さいませ。


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桝久 6月のエア・試飲会 リポート前半

Jun 29, 2020 by weblogland |


今月もマスキュー試飲会はエアとなりました。実況・解説は私、家内、ゲストは筋金入りのワイン・エキスパートのKさんとなります。あと飛び入りで無理やり何名かの方に強制参加していただきます(笑)。

●アップル・ツリー・フラット メルロ 2016年 ローガン・ワインズ オーストラリア 赤 セントラル・レンジG.I. 750ml
1226円税込み スクリュー・キャップ

Kさん「あれ?マスキュウさん、オーストラリア・ワインなんて珍しいですね(笑)。

私「そーなんです(笑)。これ普通に美味しいんですよね。」
Kさん「うんうん。ブラインドでやったら解らない(笑)。品種も当たらない(笑)。」
家内「残糖分がない上、酸もある。目立って甘くない。しかも樽とステンレス・タンクで4年近く熟成させてます。」
私「ありがちなスタイルだと、残糖分を残してハイ・トーストした木樽でちゃっ、ちゃっ、と熟成させてリリース(笑)。」
Kさん「うんうん。イエロー〇〇〇なんかね(笑)。飽きるんだよね。飲み続けるには辛い(笑)。これはシンプルなんだけど甘さもシンプルだから、涼しいオーストラリアのスタイルですよね。」
家内「オレンジ地区はオーストラリアでは一番標高が高いですね。」
私「冬場には雪も積もるようです。このローガン・ワイナリーのワインは割りと酸がある。果実味も赤く明瞭です。」
家内「以前のものは鮮烈。オーストラリア
らしい黒いワインではありませんでした
。」
私「そうそう。これは最近リリースされたものですが、今までとはスタイルが違う
。大人っぽくなったと言うか、オールド・ワールドのワインっぽい。」
Kさん「基本フラットなんだけど飲みやすい。飽きない飲みやすさなんだよね。とは言え薄くはない。冷やしても行けるかも(笑)?」
私「ではでは、液温をセラーの温度にしてみますね。」

液温が15℃になったところでティスティング再開!

Kさん「おっ!バランスがベスト!」
家内「タンニンと酸の折り合いがベスト!
スッゴク飲みやすい。」
Kさん「タンニンが口の中で感じられない
!」
私「今流行りの高級ポテトチップス食べながらダラダラ飲んでいたいワイン!下世話かな?」
Kさん「その下世話さ、とても宜しい(笑)
!温度が高めだとオージービーフのバーベキュー連想したけど(笑)、この抵抗のなさは特筆すべき!」
家内「確かに!液温が高いと血の味がする
脂身の少ないヒレ肉なんか欲しくなるけど、このニュートラルな酸とタンニンのバランスはイイ!最初に感じた苦味や甘味が気にならない。」
私「このワイン、翌日になるとプラムのニュアンスがとてもはっきり出ます(笑)。メルロなんだとよく解ります。思った以上に構造がしっかりしております。」
Kさん「価格が素晴らしい!コスト・パフォーマンス高いですな(笑)。オーストラリア・ワインも新たなスタイルを模索してるんですね。」
私「従来のスタイルだと、新興国のワインには価格で勝てません。」
家内「あと、温暖化が進んでいるのでオーストラリア自体ワインの産地特に量産地
がダメになってきていることが問題になっているようです。」
Kさん「それって大きな動機ですよね。ワインのスタイルが変わる時って、人的・自然的な変化の複合が引き金になるのが常。」
私「ワイン界の世界史的変化の一つかもしれませんね。」


●『エグジット』2018年 レ・ヴィニュロン・ド・ビュゼ 南西フランス 赤 ビュゼA.C. 750ml 1509円税込み
「あれ?ラベル・デザイン変わりませんか
?なんかすっきりしたような?」
私「よくお気づきで(笑)!」
家内「あっ、本当だ。」
私「これからの3本は再入荷アイテムです
。どれも定番なのですが、いつも途中でなくなります。」
家内「このエグジットは前回の2017年ヴィンテージが去年の春に入って夏前に完売(笑)。たまたまノコッテイタ2016年ヴィンテージを分けてもらい細々と販売していました(笑)。」
親子3代でお越しのH君ファミリー「これ濃くて美味しい。渋くもないし、スイスイ行けちゃう(笑)。割りと安い(笑)。」
H君ファミリー「今日はワインを買おうと来たんですが(笑)。5人だから3密かな?

私「いえいえ。他にお客様もいませんし、2本だけの試飲ですから(笑)。試飲会と言うほどでもないほとんどエア・試飲会でございます(笑)。」
ファミリー「これ、なんかエキゾチックな香りがする。なんとも言えない深くて上品な香り。」
私「開けたてははっきりしませんが、翌日になると香木みたいな香りですよね。」
家内「場所はビュゼ。ボルドーの川を遡った内陸部です。あの辺りのワインは若いうちは堅くて飲みにくいのですが、これはとても飲みやすいスタイルです。」
H君ファミリー「飲みやすいけど、全然薄くない!品種は何ですか?」
私「ボルドー系を混ぜて作っていますが、味わいはボルドーっぽくないですよね。かなり独特。」
Kさん「これってビオでしたよね。でもビオの変な癖がないんですよね(笑)。」
私「そーなんです。。SO2無添加で、しかもこの価格で販売するのはこのワインだけだと思います。」
家内「ワインを変にいじったインチキっぽさもないし(笑)。」
H君ファミリー「裏のラベルには亜硫酸って書いてありますけど?」
家内「醸造・熟成の工程で自然に作ってしまいます(笑)。それゆえ表記されます。」
Kさん「日本酒は表記義務がないんですよね(笑)。誰か文句言わないかな(笑)。」
家内「本来的な無添加でワインが出来るということはワイン自体が安定している。すなわち高品質でないと無理なのです。」
私「このワイン、元々の良さがあるのでレストランなどの人気アイテムでもあります。」
Kさん「プロは嗅覚が鋭い(笑)!」
家内「しかもこのワインは協同組合が作っています。」
私「普通協同組合が作るワインって無尽蔵
(笑)。協同組合ですから原料にはこと欠きません(笑)。でもこのエグジットは違います。無くなります(笑)。」
Kさん「ほっ、ほっー。寄せ集めじゃないのですね(笑)。ドメーヌ的な協同組合なのかな?日本ではあり得ない!」
家内「この協同組合は必要善ですよね。」
私「一般に協同組合で質を上げるの大変だし、オリジナルな味わいのワインを作っているのも凄い!」
家内「ここの上級品があったら是非試してみたい気持ちになります。」
私「協同組合のワインって上級品が美味しくないのが通例(言っちゃったゴメンナサイ。でもここの上級品あれば飲んでみたい!」
ご近所のKさん「ヴィーガン認証も取っているんですね。かなり厳しい認証らしいですよね。肥料も植物性じゃなきゃダメ
(笑)。」このご近所のKさん、凄く博学な方。単に知識があるというよりは博学。物事を理論づけて話してくださいます。偏見もなくリベラルで話を聞いていて楽しい(笑)。
私「そーなんです。糞もダメ(笑)。」
ご近所のKさん「ヴィーガンって理屈じゃないですよね。宗教的な教義に近い。」
私「半捕鯨も似たようなものですよね。理屈じゃないから議論にならない(笑)。」
ご近所のKさん「今のタバコ規制も似た匂いしますよね。私はタバコ吸わないし好きでもない。吸い殻をポイ捨てするのも
見てて良い気分はしません。でもタバコ排除のやり方は良くないですよね。」
私「同感でございます。魔女狩りに近い。

ご近所のKさん「今回のコロナでも似たようなことありますよね。何かを槍玉に上げて溜飲を下げるようなところありますよね。」
私「もっとも大事なことから目をそらすような力を感じますよね。」
ご近所のKさん「タバコの次はアルコール
。でも100円でチューハイ買えることの方が病巣が深いと思うのですけれど…。まあ、極端な規制はする必要はないし、その辺は適当な塩梅で大人の対応するのが望ましいですよね(笑)。」
私「そーなんですよね。右と左に世の中別けられないですもんね(笑)。私の人生なんて右往左往の連続ですから(笑)。」


●『クロス・ロヘン 』2019年 ボデーガス・イ・ヴニェードス・ポンセ スペイン 赤 マンチュエラD.O.750ml 1414円税込み
●『デパウラ 』2019年 ボデーガス・イ・ヴニェードス・ポンセ スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャ 750ml 1414円税込み
私「この2本は2019年ヴィンテージで先日通関を切ったばかり(笑)。若いのと輸送のダメージを差し引いても宜しいかと(笑)
。」
「『クロス・ロヘン』と『デパウラ』どう違うのですか?」
家内「同じ生産者なのですが『クロス・ロヘン』はボバル種100%、『デパウラ』は
モナストレル種100%です。」
Kさん「はっきりとした違いありますね(笑)。どちらも赤い小粒な果実のニュアンス。しかもとても明瞭。若干落ち着きがありませんが(笑)。これは時間が経てば差し引けるか。『クロス・ロヘン』はプラム、『デパウラ』はフランボワーズやブルーベリーかな。こんなに鮮烈な果実味のスペイン・ワインって経験したことがありませんね。」
私「そーなんです(笑)。斬新かと(笑)。昔のモナストレルなんていつまでたっても果実味が出ない(笑)。平気で20年くらいかかりました(笑)。どちらもピノ・ノワール的なスタイルかと。」
ご近所のKさん「もともとボバルもモナストレルもブレンド用ワインですよね(笑)
。どちらも濃いからブレンドのベースとして作られバルクで売られていたワイン
。」
Kさん「スペインらしからぬ酸がありますよね。産地は『マンチュエラ』でしたっけ?」
家内「バレンシアから内陸に入った高地
で寒暖差の大きい産地です。」
Kさん「オーストラリア同様に高地がポイントのようですね(笑)。」
家内「はい(笑)。酸が残ったユニークでオリジナルなスタイルを造ろうとする流れ
ですね(笑)。」
私「実は2019年は飲むまで不安がありました。ヨーロッパが酷暑で、パリが40℃
越えたり、葡萄樹が枯れたり、酸のないワインが多いと予想しておりました。」
Kさん「マンチュエラ辺りだと日中は平気で40℃くらいいっちゃいそうですよね。

私「はい。思い出したのですが、スペインだと葡萄樹の仕立てが株仕立てです。そうすると葡萄果を覆うように葉が繁って日陰になる。彼の地は日陰はかなり涼しい。ビエルソのメンシア種なんかその特性を利用しているようです。」
家内「フランスやニュー・ワールドだとわざと葡萄果を日に当てるように仕立てる
所があります。」
私「いわゆる除葉です。そのスタイルだと
2019年の酷暑は乗りきるのが難しいような気がします。」
家内「『デパウラ』は去年リリースされませんでした。葡萄が基準に合わなかったそうです。2018年も暑かったので2019年も作られないかとヒヤヒヤしていました
(笑)。」
Kさん「2019年の『クロス・ロヘン』はアルコール分が12.5%なんですね。思ったより低い!この点だけでも従来のスペイン・ワインとは趣が違いますね(笑)。」
家内「『デパウラ』は13%。微妙に違いますね(笑)。意図があるはず(笑)。」
私「そうだよね。絶対意味がある(笑)。品種特性によるのかな?」
Kさん「同じ生産者で同じヴィンテージのものを比べるのって面白いですよね(笑)。
勉強になりますね(笑)。」

私「来たばかりなのであと1~2ヶ月置いておくと本来のしっとり感や落ち着きが出て、もっと美味しくなりますよ(笑)。その頃飲んで確認しなきゃ(笑)。」
Y夫妻「それにしても飲みやすい!これだってかなりのもの(笑)。ラベルに1ヶ月待て!って書いておかないと(笑)!」
Y夫妻「いやいや、ラベルだと見落とす可能性があるからキャップに貼っておかないと(笑)!」
私「完璧でございます(笑)!」



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マスキュー 5月のエア・試飲会 後半

May 30, 2020 by weblogland |
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〇フィアーノ・ディ・アベリーノ 2015年
テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア 白 カンパーニャ DOCG 750ml  2357円税込み
Kさん「え~と。こっちがフィアーノですね(笑)。う~ん。共通したところがあるよね。」
家内「ハニーさ、後味のアーモンドっぽさナッツィーさ、でもフィアーノの方がレモンっぽさが強いかな?とてもミネラリー。」
私「フィアーノの方が固くて強いかな。口の中で広がりが物凄い(笑)。」
Kさん「さすがDOCGですな(笑)。余韻の長いこと長いこと。これもボンゴレ食べてる場合じゃないね(大爆笑)。」
家内「どっちも魚なんかイメージに湧かない(笑)。肉、サラミとか、香辛料をたっぷり使った豚肉。トリッパなんかも良いかも?どちらも山のワインですよ(笑)。」
私「トリッパに蜂蜜を使った料理あったよね。試してみたいな!」
Kさん「マスキュウさん、このフィアーノもグレーコみたいに梗も使っているのですか?」
私「フィアーノはすぐに圧搾するようで、発酵後2ヶ月ほどシュール・リーするようです。」
Kさん「なるほどね。だから酵母臭がするんだね。ちょっと日本酒的な味わい(笑)
。旨味が沢山隠れている。熟成も予感しますね(笑)。フィアーノってみんなこんな感じなのですか?」
私「マストロベラルディーノのフィアーノは『モレ・マイオルム』銘柄。長い熟成能力があります。ただ樽熟成してますのでこのフィアーノとは佇まいがだいぶ違います。トロピカルで完熟したパイナップルやマンゴーのニュアンスがします。
同じ括りに出来ないかと。とはいえどちらも熟成しますからこの点さすがDOCGかと。」
家内「暖かな産地のカンパーニャでこんなに強い白ワインが造られているとは!在来品種って面白いですよね(笑)。」
私「ペペはグレーコを(ギリシャ)・ディ・トゥーフォーって表現してました(笑)
。」
Kさん「なるほどね。グレコローマンと同じなんだね(笑)。グレーコ=ギリシャだね(笑)。」
私「このペペのフィアーノは熟成したらどうなるのかな?ドイツのモーゼルのリースリングと重ねてしまいますよ(笑)。」
家内「DOCGになったのが2003年だからほとんどの人はフィアーノ・ディ・アベリーノの熟成の果ては知らないんじゃないかな(笑)?」
私「良いリースリングって20年以上時間かかるからね(笑)。これはどうなるのかな?このままってことはないと思うんだけど(笑)。」


●イルピニア ・アリアニコ  2012年 テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア カンパーニャ 赤 イルピニア・ アリアニコDOC 750ml  2168円税込み
Kさん「おっ、アリアニコにしては安いですね(笑)。」
私「アリアニコ大好きなんですが、なかなか美味しいのに当たりません(笑)。とにかくこれめちゃくちゃ飲みやすいですよ(笑)。」
家内「このアリアニコ、そんなに重くないんですよね(笑)。中庸(笑)。でもヴィンテージは2012年ですから、さすがアリアニコだと(笑)。色にも古さがありません。」
Kさん「う~ん。飲みやすい!雑味がない!フレンドリーですね(笑)。」
私「アリアニコって果実味のディテイルが明瞭になるのに時間がかかりますよね。これは割りと早飲みスタイルですが丸7年はかかっています。」
家内「3年ほど前に日本に輸入されたようなのですが、お蔵入りしていたようです。フィアーノとグレーコも同様。それが幸いしました(笑)。」
私「日本に初めて輸入されたときティスティングしましたが、若すぎる印象でした。忘れた頃に取り寄せたらとても美味しかったので今回の登場となりました(笑)。」
Kさん「我々はラッキーですが、インポーターさんは大変だよね(笑)。」
私「そーなんですよ。でも売れないで終わるのは社会悪!こんなに美味しいのに。」
Kさん「マスキュウさん、そういうの探すの上手いですよね(笑)。」
私「ありがとうございます!高いワインをうやうやしく売ることが嫌いなものでして(笑)、本領発揮でございます(笑)。」
Kさん「今のワインって開けてすぐ解る解りやすいものが全盛だけど、本来的な良いワインってスローだし、簡単には解らないものが多いよね(笑)。飲み頃になったベストのワインを探すのは難しいですよ(笑)。」
家内「良いものと売れるものは違うんですよね(笑)。残念ながら…。」
私「ダメなものはダメなんですけど(笑)。」
家内「ところでこのアリアニコ、カカオ分の高いチョコレート食べなから飲むと異常に美味しい(笑)!」
私「どれどれ、おっー!口の中で大爆発!
しかもアリアニコらしいチェリーのニュアンスが飛び出る!アリアニコの粉っぽさがイイ(笑)。お香っぼさも出ている。」
家内「これ!このチェリーの香りが熟成したアリアニコ!」
Kさん「この飲みやすさ!思わずゴックン(笑)。いつの間にか喉を通っている(笑)。」
私「ティスティングの際は飲み込みませんが、思わずゴックンしちゃいました(笑)。
これは反則ですね(笑)。」
家内「面白いのはイルピニアDOCが出来たのは2005年です。先にタウラジが1996年、フィアーノとグレーコが2003年にDOCG指定されてからイルピニアがDOCになってます(笑)。」
Kさん「う~ん。タウラージは有名だけど、他のワインってほとんど知られていませんよね(笑)。」
家内「ワイン造りの歴史は古いのですが、ワイナリーが無かった。特に戦後の一時期はマストロベラルディーノ1軒しか無かったようです。」
Kさん「カンパーニャの光と影ですね。ナボリ王国は大変なところでもありますからね。」


●タウラージ  オペラ・ミア 2012年 テヌータ・ カヴァリエル ・ペペ イタリア カンパーニャ 赤 タウラージDOCG 750ml 4980円税込み
Kさん「真打ち登場ですね(笑)。」
私「前のイルピニア・アリアニコと同じ2012年ヴィンテージでございます(笑)。」
家内「中でもタウラージは自社の一番良い畑。いわばペペの核心です(笑)。」
Kさん・家内・私「凄い!言葉を失う!」
私「このアリアニコの葡萄樹見てくださいよ!コルドン仕立てなんですが左右に伸びる誘導枝の太いこと(笑)。コルドン・シュペリュールって言うらしいのですが、コルドン・シッパナシですよ(笑)!」
Kさん「松の古木みたいだぁ(笑)!」
家内「古いお屋敷の門や玄関口にアーチみたいに植えている樹齢何100年の松みたい(笑)。」
私「コルドン整枝だと22房の葡萄が成りますが、写真を見ると10房以下です。半数以上落としてますね(笑)。」
Kさん「アリアニコって樹勢が強そうですね(笑)。飲んでみても納得。計り知れない生命力。一体何時飲み頃になるんだろう?」
私「凄いタンニンですよね。途方もない。」
家内「2012年って彼の地の作柄はかなり良かったみたいですよね(笑)。巨大だし、伴う酸もある。」
Kさん「これは2012年ですよね。あと3~5年は待たなきゃダメかな?いっそデカンターしたらどうでしょう?」
家内・私「う~ん。デカンターするより2~3時間前に抜栓した方が良いような気がします。デカンターは空気を入れるには手っ取り早いのですが、ワインのバランスを壊すことにもなります。特にこのワインは長い瓶熟成の期間が必要なワインだと思います。デカンターしてもまだ開かないような気がします。」
Kさん「若いけれど、熟成状態の良さを感じますね(笑)。良い状態のままもっと寝かせたら更に良くなる予感はしますね(笑)。」
私「タンニンが成長する入道雲のように感じますよね(笑)。」
家内「マストロベラルディーノの年代もののようになるにはまだまだ時間がかかりそうですよね(笑)。」

ここでSさん登場!このSさんスーパー趣味人(笑)。お酒に関しては『なんでこんなに知ってるの?』と私が思うほどです(笑)。

Sさん「私マストロベラルディーノ好きなのですが2000年代に入ってから調子が落ちてると思うのですが、何故ですか?」
豪速球を投げ込まれました(笑)。
私「そーなんですよ。ですからマスキューもラディーチ・レゼルバの扱いを止めました。実は2000年頃からロータリー・ファウメンテーションやミクロ・オキシダシオンを導入したようです。その結果ラディーチなどのリリースが早まりました。」
家内「爆発的に売れるのでワインの供給が間に合わないようになったのが原因のようです。」
Kさん「ポンペイの遺跡とともにマストロベラルディーノは大発展してるもんね(笑)。」
Sさん「なるほど、有りがちな話なんですね(笑)。現行は何年でしたっけ?」
私「ラディーチ・レゼルバは現行が2011年くらいですか。このワインより出来上がりは早いですよ(笑)。(言っちゃった!ゴメンナサイ。)」
Sさん「薄くなっちゃったんだ(笑)。」

私「マストロベラルディーノもペペも同じイルピニアにあるのですが、見ている風景が違うような気がするのです。上手く言えませんが、マストロベラルディーノはポンペイ遺跡に住んでいた貴族市民の末裔。ペペはイルピニアの山麓に住む山の民の末裔みたいな感じかな(笑)。ともに古代品種に執心していますが、目指しているワインの形が違うような気がします。」
家内「マストロベラルディーノ無しに彼の地のワイン造りは考えられないほどの貢献したワイナリーですが、最近はちょっと洗練されてきたのかな?」

最後にエアで狛江のKさんに登場していただきます(笑)。
Kさん「店長!このアリアニコ凄い!」

来月はエア・試飲会ではなく、リアル・試飲会にしたいものです(笑)。でも、くれぐれもコロナの第二波にはご注意ください!特効薬やワクチンが出来て単なる新種のインフルエンザになることを祈るのみ!
ポンペイみたいにはなりません!

エア・試飲会にご協力いただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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マスキュー 5月のエア・試飲会 前半

May 30, 2020 by weblogland |


えー、今回のエア・試飲会は特別ゲストとして筋金入りのワイン・エキスパートのKさんに参加お願いいたしました。
Kさん「どうもどうも(笑)。コロナが怖いので各駅停車に乗ってきました(笑)。移しちゃいけない(笑)。」
私「ご無理言ってすみません。今日はよろしくお願いいたします(笑)!」
●ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ 2017年 ドメーヌ・ペスキエ フランス ローヌ 赤 V.D.P. 750ml 1461円税込み
私「訳あってヴァン・ド・ペイなんですが…。」
Kさん「どれどれ(笑)。う~ん。ローヌ(笑)
。」
私「はい。コレ飲んだら誰でもローヌって思いますよね。実際ローヌのワインだし(笑)。」
家内「そんな言い方したら身も蓋もない(笑)。では問題です。主要品種はなーんだ
?」
Kさん「グルナッシュですよね(笑)。」
私「はい。グルナッシュとしか思えない。」
家内「メルローなんですよ(笑)。あとマルセラン。正確にはメルロー45%、シラー30%、マルセラン25%です。」
Kさん「メルローってプラムっぽいからグルナッシュに似てる。でもシャトー・デュックのヴァンダンジュ・シェフのメルローとは違うね。」
私「あのメルローは滑り感があった。このワインはリンゴの皮みたいな爽やかなニュアンスがある。」
家内「最初は獣の皮みたいな感じ(笑)。」
Kさん「そうそう。獣臭(笑)。ゆっくり渦巻いてる(笑)。バランスも良いし、高そうですよ(笑)。」
私「黒トリュフのニュアンスもちょっと感じますね(笑)。高級感ありますね(笑)。」
家内「ローヌらしい甘さもあるんだけど、
嫌味じゃない。私いわゆるローヌのあのベタつく甘さが嫌いなんですよね(笑)。」
Kさん「酸がある。だから深みもある(笑)。それにしてもメルローとはね(笑)。こりゃ解らん(笑)。あとマルセランって聞いたことあるけど?」
私「カベルネ・ソーヴィニヨンとサンソーの交配品種です。」家内「前にガスコーニュのタリケが造ったマルセラン100%のロゼがありました。」
Kさん「あー!思い出したぁ!あれフレッシュで美味しかった(笑)。」
家内「あのフレッシュさとこのリンゴっぽさが似てると思うんです(笑)。サンソーも
フレッシュさがあるから好きなんです(笑)。」
私「ちゃんと造ったサンソーって美味しいよね(笑)。」
Kさん「うんうん。サンソーもローヌじゃなくてラングドック辺りの山の中で造った凝縮したものは格別ですよね(笑)。」
私「いわゆるローヌのサンソーって鬼っ子みたいな存在で(笑)ブレンドの足しみたいに思ってたんですが(ゴメンナサイ!)このフレッシュな酸味がサンソーやマルセランだとしたら、斬新ですね
(笑)。あと気になることが一つ。ワインの一部分をマロラクティック・コントロールしているかも?そんな気もします。」
Kさん「飲みやすいだけのローヌ・ワインってたくさんあるけど(笑)、ペスキエのこのワインは安っぽくない(笑)。でも値段は今回の試飲会では一番安い(笑)。私このワイン好きですね(笑)。」
家内「私もとても好きなワインです(笑)。」
私「私はどちらかを選べと言われたら次のセグリエスの方かな(笑)?」


●コート・デュ・ローヌ 2017年 シャトー・ド・セグリエス フランス ローヌ 赤 コート・デュ・ローヌA.C. 750ml 1650円税込み
Kさん「おっ!ペスキエと比べるとセグリエスの方が色が薄いね(笑)。」
私「でも、グラスにくっつくグラは凄いですよ(笑)。」
家内「う~ん!詰まってる(笑)。全体が大きい。そして強い!」
Kさん「旨味が詰まってるね(笑)。いわゆる色も味も濃いローヌ・スタイルじゃないよね(笑)。」
私「セグリエスの上のキュヴェのリラック2017年と比べて遜色ないんですよね(笑)。なんでこのレベルでコート・デュ・ローヌなのかな(笑)?」
家内「セグリエスとペスキエ飲んで思ったんだけど2017年ってとても良い作柄ですよね(笑)。」
私「セグリエスのピノ・ノワール的なスタイル好きなんですよ(笑)。余分なものがワインにない(笑)。」
Kさん「凝縮感もあるし酸もある。大きさ深さももちろんある。欠点を感じさせませんね(笑)。」
私「2017年はフランス全般に数が少なかったようです。そのためノー・マークに近い(笑)。気がつく頃にはなくなっている
はず(笑)。」
家内「数が少ない年は煽らないもんね(笑)。」
Kさん「ボジョレー・ビジネスの『何十年に一度のビッグ・ヴィンテージ』ってやつだね(笑)。そうすると2017年はお買い得。ブルゴーニュなんか見ると2017年は数が少ないから割りと高い。でも、品質からすると無茶なほどの価格はついていませんね(笑)。」
私「長熟タイプのワインはポテンシャル高そうですよね(笑)。」
Kさん「長熟タイプのワインってそれだけで心惹かれるよね(笑)。でも私、飲まないで待つのが惜しい年齢なんですよね(笑)。」
私「お客様でお孫さんの産まれ歳のヴィンテージのワインを捜される方がおられます。我々はグラン・ヴァンのプリムールに飛びつくことだけは止めるようにアドバイスします(笑)。」
家内「ゆっくり確実に熟成に耐えるワインは大概後から出てきます。」
私「実は去年孫が産まれまして(笑)、なんでそんなに孫が可愛いのか?氷解いたしました(笑)。それまでは自分の子供でもないのに何故かな?と思っておりました(笑)。孫かわいさに2019年ヴィンテージのワインを考えてますが、2019年はあまり期待が持てそうにない(笑)。」
家内「まあ、それはそれは(笑)。思わぬところから出てくるかもね。くらいに思っておいた方が良い(笑)。」

さぁ、これからがマスキュウ趣味の域(笑)
。イタリア・カンパーニャの4連発でございます。
〇グレコ ・ディ ・トゥーフォ  2015年
テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア 白 カンパーニャ DOCG 750ml  2357円税込み
Kさん「『グレーコ・ディ・トゥーフォー』資格試験の時覚えましたよ(笑)。でも飲んだ印象がない(笑)。そもそも飲んだこともない(笑)。フィアーノ・ディ・アベリーノも然り(笑)。」
私「そーですよね(笑)。まずカンパーニャと言えばマストロベラルディーノのタウラジ知っていれば恥をかかない(笑)。」
家内「この二つの白のDOCGだって指定されたのは2003年。その当時もマストロベラルディーノの功績を讃える意味での昇格なんて陰口言われていた(笑)。」
私「なんでグレーコでDOCG?なんて思ってました。グレーコって果実味は豊かなんですが基本早飲み。決して熟成に耐える葡萄品種ではないと否定的でした。マストロベラルディーノのグレーコ飲んでも?でした(笑)。」
Kさん「マスキュウさん、これ凄いね(笑)。樽熟成はしてませんよね?」
私は「はい。木樽は一切使っていません。」
Kさん「確かに暖かな南イタリアのワインなのですが、圧倒的!ボンゴレ食べながらグビグビ飲むようなワインじゃないよね(笑)。」
私「いい加減なナポリの人が造ったとは思えないんですよね(大爆笑)。」
家内「巨大でありながらシリアスかな(笑)
。ハニーさや後味のアーモンドっぽさはいかにも南イタリアっぽいですけどね(笑)。あと洋梨。」
私「ちょっと塩辛さも感じませんか?」
Kさん「さすがDOCGですな(笑)。熟成能力もありそう(笑)。」
家内「開けてから1週間経っても美味しい(笑)。酸が落ち着くから丼ド飲みやすくなる(笑)。しかも崩れない!」
私「こんなに密度感のあるワインはあまり経験したことがありません。香りは確かにグレーコなんですが、これほど酸があるとは…。絶句しましたよ(笑)。」
Kさん「マスキュウさん、ということは特殊なんですか?」
私「はい。少なくとも私は経験したことがないほどです。あと調べたのですが、低温浸漬が終わるまで梗が付いたままのようです。このため梗から多量の酸が出ているのかもしれません。」
Kさん「オレンジ・ワインなんかの手法かな?ジャイエ・ジルなんかも全房発酵で白ワイン作ってましたよね(笑)。」
私「さすがスペシャル・ゲスト!一技加えないとこれほどのグレーコは出来ないと思うんですよね(笑)。」



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あまりの旨さに感激(笑)。

May 20, 2020 by weblogland |
ふふふ(笑)。
これ、なーんだ?

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イタリア カンパーニャのワインでございます。
実は先日、このカヴァリエル・ ペペ のアリアニコとグレーコをサンプル試飲した折、あまりの旨さに感激(笑)。調子にのってタウラージとフィアーノとファランギーナを追加サンプル発注(笑)。
ちょっと高いのですが(笑)、絶対に美味しいはず(笑)。特にタウラージは期待大。下のクラスのイルピニア・アリアニコ2012年が感激の美味しさでしたから、2010年のタウラージがどれほど美味しいか?
あー!
考えただけで涎が出ちゃう(笑)。

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桝久 エア・試飲会リポート(笑)?

Apr 24, 2020 by weblogland |
エア・試飲会の始まり始まり(笑)!

プティット・シラー 2017年 ボーグル・ヴィンヤーズ アメリカ 赤 カリフォルニアA,V.A. 750ml 2337円税込み

家内「ボーグルのプティット・シラー面白いよね(笑)。」
私「シラーじゃないんだもんね(笑)。」
家内「味わいはプラムやブルーベリー。ちょっとオーストラリアのシラーズに似てるんだけどちょっと違う(笑)。」
私「シラーのようでシラーじゃない(ベンベン)、シラーズのようでシラーズじゃない(ベンベン)。それはなにかと尋ねたら~、プティット・シラー、プティット・シラー!」
家内「プティット・シラーって品種として固定されてないみたいだよね。『昔から植えている粒の小さい葡萄。』(笑)。カリフォルニアにこんなプリミティブな品種があるとは知らなかった(笑)。」
私「生育がイイからずっとイタリア人が入植以来栽培されていて、いつの間にかナチュラルにセレクションしたんだろうね
(笑)。」
家内「つく花粉はいろいろな品種、それで自然に変化し在地化、土地に合うかたちを進化続けたのかな(笑)。だから固定しない(笑)
。」
私「固定したとしても、その畑だけ(笑)、違う農場のプティット・シラーとは同じ
じゃない(笑)。」
家内「プティット・シラーの畑って1980年以前の古いものが多い。引っこ抜けないからそのまま(笑)。ワイナリーによってプティット・シラーがそれぞれ違うことになる(笑)。ましてやジンファンデルのブレンド・パートナーだしね(笑)。」
私「カベルネやピノ・ノワールなんて1980年代以降の金儲けの臭いプンプンだもんね(笑)。(言っちゃったぁ。ゴメンナサイ
)」
家内「ボーグルって大きなワイナリーだけど、先々のマーケティングを考えてるよね(笑)。しかも5代続くから老舗。」
私「ジンファンデルってわりと酸があるんだけど、このプティット・シラーもそれに次ぐくらいの酸があるんだよね。その点、フランス系の品種よりカリフォルニアの気候には合っている。あと醸造技術が進歩してるから、香りが良く出てるし、全体の折り合いがとれている。」
家内「まあ、高貴な品種じゃないけど(笑)
、けっして悪くない。バカ高いカリフォルニア・ワインの中では良心的だよね。

私「4~5000円のがっかりするようなワイン飲まむこと考えたら、断然これオススメ!」

ラ・ヴァンダンジュ・ド・シェフ 2014年ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ シャトー・デュック フランス ローヌ 赤 750ml 2640円税込み
家内「このワイン、ファースト・リリース
が2002年。それ以来ずっと扱わせてもらってる。マスキューだとあまりないこと(笑)。」
私「そうそう(笑)。ローヌでメルロ100%なのが斬新だったよね。」
家内「肉付きが良くてケチ臭くないんだよね(笑)。」
私「たしか2002年は南ヨーロッパが大洪水で畑が流されたところもあった年。急いで収穫しないと台無しになるところ、近所のレストラン一同が収穫を手伝ってくれて事なきを得ました。そのお礼としてリリースされたんだよね。」
家内「お礼にケチなワインは造れない(笑)。でもそれをその後ずっとキープしていたのが凄い。オーナーの誠実な人柄が伝わる(笑)。」
私「ベルナールさんは画家。草木から作った絵の具で描いた絵は日本でも知る人ぞ知る存在だって(笑)。」
家内「10年くらい前に奥さんのシルヴィエンヌさんを亡くしてだいぶショックを受けて大変だったらしいけど、その後息子さんと一緒に仕事することで立ち直ったんだよね。」
私「でもさあ、インポーターさんがやめるらしいよ?」
家内「えっ、そうなんだ!」
私「息子さんと不仲らしい。」
家内「ベルナールさんは芸術家だし、ワイン専業の息子さんとは意見の違いが出たのかな?」
私「どうもそうらしい。ベルナールさんが自分の描いたラベルの肖像権を主張したとか。それが原因でワインの価格が上がるそうだって。」
家内「そーなんだ。それだけ聞くとベルナールさんが悪く聞こえるけど、ベルナールさんの人柄からすると原因は他にもありそうだよね。」
私「親子の路線の違いかな?まあ、親子喧嘩ってだいたい子供が悪い(笑)。でもそうさせたのは親だから、親は親で悪い(笑)
。だから根が深くなる(笑)。我々も気をつけなくちゃ(笑)。」
家内「他人事とは思えない発言だね(笑)。

私「まあね(笑)。一般論、一般論(笑)。我が家にそんなことはありません(笑)!」


『ミナイア』2017年 ニコラ・ベルガリオ イタリア ピエモンテ 白 ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィD.O.C.G. 750ml 3770円税込み
家内「私これ好きなんだよね(笑)。」
私「前の試飲会で2016年を出して大好評
。このワイン嫌いな人はいないんじゃない(笑)?」
家内「これ飲んでコルテーゼって高貴な品種だと確認したんだよね(笑)。」
私「カ・デル・ボスコのものも凄く良いけど、ミナイアって突出してるんだよね。ピエモンテを代表する白ワインだと確信してる(笑)。」
家内「ミナイアって木樽を使わないんだよね。葡萄のアロマだけで勝負する。あのピュアなスタイルは唯一無二!」
私「あとから桃、それも白桃のニュアンスが出てくる。高級なシャルドネにも共通した感じもあるかな。これは2017年でまだ若いから香りや膨らみが出るのに少し時間はかかるけどね。」
家内「いやいや。私はシャルドネと比べるべきじゃないと思うんだよね。コルテーゼって、なんて言うか、芯になる部分は旨みだと思うんだよね。」
私「う~ん。そうだね(笑)。旨み。それも圧倒的な旨み。それでいて全体のまとまり大きさが圧倒的。ミナイア!」
家内「普通高貴な葡萄品種って小粒なんだけど、コルテーゼって一房一粒が大きいんだよね。」
私「そうそう。生産者によっては葡萄の房を切って小さくするらしい(笑)。グリーン・ハーベストじゃなく、グリーン・カット(笑)。」
家内「ミナイアって他のガヴィと比べて果実味の凝縮感が突出してるから、収量制限を徹底的にやってそうなんだよね。」
私「でもさ、調べると確かに収量制限はしっかりしているけど、1本の葡萄樹からワイン2本くらいは作っているんだよね。」
家内「そうするとテロワールの特殊性に起因するとしか思えない。」
私「そーなんだよね。もともとフランスより葡萄栽培には有利なイタリア。アドヴァンテージ感じる。収穫量も多くコストも低いんだよね。」
家内「ミナイアなんてグラン・クリュ・レベルなんだけど、値段は半分以下。」
私「ラ・ロッカなんかもそのくち(笑)。」
家内「イタリア・ワインは赤ワインより白ワインの方がよりお買い得感があるよね
(笑)。」
私「1980年代以降温度管理、衛生管理の技術が高まったから白ワインの品質は飛躍的に向上したもんね(笑)。昔のイタリアの白いワインって酷かった(笑)。」
家内「逆に高価な白ワインの歴史が短いから、イタリアの優良な白ワインはまだお買い得なんだろうね(笑)。」
私「そーすると、今のうちなのかな(笑)?」
家内「イタリアってブランド・ビジネスに長けているから、何万円もする白ワインもきっと出来るはず(笑)。」
私「あー、たまにあるよね(笑)。バカ高い白ワイン。カリフォルニア・ワインみたいなヤツ(笑)。」
家内「また、イタリアって個性を大事にするから、変わらない生産者もいる。この点助かるよね(笑)。」
私「イタリア万歳!」

1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス
ブリュット・ナトゥレ フェルメンタット・エ・バリーカ スペイン ペネデス
 発泡性 白 750ml 2734円税込み
私「フル・ボディー・シャンパン規格のカヴァ!しかもブリュット・ナチュレ。あり得ない(笑)。」
家内「まさに驚きだよね(笑)。厚みは極上
(笑)。」
私「エグリ・ウーリエみたいなトロトロなスタイルじゃないけど、旨みが凄く、バランスが素晴らしい。」
家内「ありがちな、樽のニュアンスが出しゃばらない。あとシャンパンほどナッツィーじゃない。私は別のジャンルだと思う。規格はフル・ボディー・シャンパンだけど、カヴァの到達点と言うべきだと思う。」
私「う~ん。唯一無二ではあるね(笑)。果実味重視なんだろうね。果実味の表出法が違う。う~ん。そこら辺の意識の違いみたいに感じる。」
家内「旨みの酸味がかなり残ってるよね。あとこれ一応ブラン・ドゥ・ブランなんだけど、これほど厚みのあるのはあまり無いよね。」
私「そうそう、総酸が1L中5g以上。この手の作りはマロラクティック発酵が起きるから総酸が少なくなるんだけど、5gを越えているのは立派(笑)。チャレロの旨みって凄い。シャルドネは大して入っていないけど、飲むとシャルドネの香りなのは不思議(笑)。」
家内「マロラクティック発酵をブロックしてせいぜい5gなんてのが多い(笑)。」
私「今風のシャンパンは酸を残すためにマロラクティック発酵しないのがほとんどだもんね(笑)。薄いんだけど酸の切れで誤魔化す(笑)。」
家内「カヴァに至っては悲惨(笑)。」
私「そりゃそーだよ(笑)。もともと暖かいから酸がない(笑)。それでブリュット・ナチュレなんか作ったら大変なことになる
(笑)。バンバン補酸したり、ビタミンC入れたりしなきゃならない(笑)。」
家内「1+1=3は畑の標高も高いし、雪が積もるほどだから、いわゆるカヴァの産地より冷涼だからね。」
私「このカヴァと他のカヴァを一緒にされたくない(笑)。」
家内「ブリュット・ナチュレって難しいよね。フル・ボディー・シャンパンだってブリュット・ナチュレのものは少ない。
葡萄自体の品質が相当高くないと出来ない。1+1=3はシラっとそれをやる(笑)。」
私「しかも安い(笑)。」


1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス
ブリュット・ナトゥレ・ロサード スペイン ペネデス
 発泡性 ロゼ 750ml 2734円税込み
家内「マスキューはこれで1+1=3のカヴァを4アイテム扱うことになりました(笑)!」
私「ご察しの良い方はすでにお気づきかと思いますが(笑)、これはマスキューなとってはとても異例でございます(笑)。一般にカヴァって味わいが2パターンくらいしかありません(笑)。個性的なカヴァは少ないのが現状でございます(笑)。」
私・家内「1+1=3って凄いのです(笑)!」
家内「このロゼ凄く良い。とにかく香りが素晴らしい。少し涼しげなピノ・ノワールの香りそのもの。それが全然落ちない(笑)。伸びが素晴らしい!」
私「この下のブリュット・ロゼも香りが良くシャンパン並みと好評でしたが、これはあんなものじゃない(笑)。もっと純粋で美しく力強い。」
家内「私ビルカール・サルモンとかベルエポックのペリエ・ジュエルのロゼが好きなんですが、これほどの切れと伸びはない(笑)。しかもロゼをブリュット・ナチュレで作れるのはとんでもなく難しいのに…。」
私「そーなんだよね(笑)。カロ・シャンパンのロゼを思い出したよ(笑)。でも、あれだってブリュット・ナチュレじゃないんだよね(笑)。」
家内「これ飲んでスペインのカヴァと言えるテイスターはまずいないよ(笑)。」
私「このロゼ細かいテクニカルが不明なんだけど、樽は使わないスタイルだろうね。あとマロラクティック発酵はブロックしてるはず。総酸は7g/Lくらいはあるはず(後でインポーターさんに聞いたら6.9gが正解でした。)。」
家内「ロゼ・シャンパン買うのが馬鹿らしくなる!」
私「特にグラン・メゾンのジェネリック・クラスのは酷い。ワイン法が緩くなったからセニエ法じなくてブレンド アッサンブラージュでちゃっちやっと作る(笑)。」
家内「ピノ・ノワールらしい香りが全然伸びないんだよね(笑)。」
私「しかもだよ、ムニエも混ぜちゃうんだから酷い!香りが違うもの混ぜてどうするの!」
家内「ピノ・ノワールの香りは開けてから1分くらいしかもたない(笑)。」
私「ただのロゼ色シャンパンって言えばイイ(笑)。」

過激になる一方のエア・試飲会でございました(笑)。(ストレス溜まってる。)

なかなかご来店しにくい昨今、大勢の方からお問い合わせいただき御礼申し上げます。
マスキューは不滅です。ただ今は仏滅です(笑)。
早く皆さん共々大安の日が迎えられるよう祈るのみでございます。
いつもありがとうございます!

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桝久 試飲会リポート 後半

Mar 31, 2020 by weblogland |


●ブルゴーニュ パストゥーグラン 赤 2014年 ドメーヌ・ジャイエ・ジル 750ml 1780円税込み
「おっ!これこれ(笑)。ところでこの値段は昔の値段ですよね(笑)。何で安いのですか(笑)?」
私「2018年にジル・ジャイエさんが亡くなり、オーナーが変わりました。その辺りが理由かと。」
「もう日本にジャイエ・ジルは輸入されないのですか?」
私「少なくとも他の日本のインポーターに円満に移ることはないかと。」
「なるほど円満にね(笑)。不円満を忖度しましょう(笑)。」
「う~ん。充実してるよね(笑)。まだ開ききってないけど、詰まってる感じ(笑)。さすがですね。」
「マスキューさん、パストゥーグランって最近よく見かけますが、どんなワインなんですか?」
私「いわゆるブルゴーニュ・ルージュの下のランクになります。ピノ・ノワールが1/3、ガメイが2/3の割合が要件となります。あとピノ・ノワールとガメイを混植・混醸することが決まりです。」
「ガメイが入るんですか?」
私「ピノ・ノワール100%ではありませんから、この分安い(笑)。もともと自分たちの飲む用のワインです。」
私「しかも同じ畑に植えます。」
「えー!ガメイとピノ・ノワールって収穫時期が違うんじゃないんですか?」
私「一般にはそうですよね(笑)。でも一緒に植えると収穫時期が近くなったり重なるようになったりするそうです(笑)。」
「何故?」
私「よく解りませんが(笑)、畑の花粉などは入り交じりますよね(笑)。あと同じテロワールなのも影響しているかもしれません。」
家内「ブルゴーニュだけでなく他の産地の
ワイン栽培でも同じ傾向になるようです
。」
「ブルゴーニュでガメイ種が栽培されていて、しかもそれ用の区画があるのすら知らなかったぁ(笑)。」
家内「近年ブルゴーニュ自体が高騰してますので、著名ドメーヌのパストゥーグランに人気が集まっています(笑)。」
「たしかに!これが3000円でも売ってるんだよね(笑)。凝縮感あるもんね(笑)。」
家内「ジャイエ・ジルのパストゥーグラン
はピノ・ノワールの比率が高く、アリゴテ同様に評価が高いです。」
「でもこの2014年のパストゥーグランはガメイっぽいよね。それもかなりスパルタン(笑)。」
「ピノ・ノワールっぽくはないよね(笑)。

私「そーなんです(笑)。でもこの年はピノ・ノワールが60%といつもより多く、しかも通年よりワインが強いので木樽熟成をしています。通常はステンレス・タンクで18ヶ月熟成させます。」
家内「樽のニュアンスがありますから、酸っぱさを抑えています。それでも強いですよね(笑)。カタログでは古い樽だけで熟成したと書いてありますが、新樽のニュアンスも若干感じます。」
「まだまだ先がありそう(笑)。更なる熟成をしそうな感じですね(笑)。しますか?

私「もともと10年も寝かせることは意図していませんから、年月が経つと枯れるだけだと思います。でもパストゥーグランでここまでやるか(笑)?みたいなところですかなね笑)。」
「う~ん。でもとても深みがあってイイよね(笑)。惹かれるんだよね(笑)。」
「仮にクリュ・ボジョレーだとしても2,000円以下じゃ売ってないレベル(笑)。


やはりジャイエ・ジル恐るべし!
オート・コートの赤、白を含め完売してしまいました!
ごめんなさい!



よーやく飲み頃になったか?
私の大好きなクリュ・ボジョレーです!
●モルゴン 2013年 ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール
フランス 赤 ボジョレー モルゴンA.C. 750ml 3545円税込み
「おー!美しい!」
「あれ?ピノ・ノワールみたい。それもかなりの上物(笑)。」
「パストゥーグランよりこっちの方がピノ・ノワールらしい?あれ、でもこれってガメイ種ですよね(笑)?」
私「はい。これガメイ種100%です。唄ってはいませんがバリバリのビオ・ワインです。本人に言わせるともともとのプリミティブなワイン造りわしているとのこと。」
「ガメイとピノ・ノワールの見分けがつきませんよ(笑)!」
「イチゴの香りがいっぱい(笑)。」
私「この香りはかなり持続します(笑)。さすがでございます(笑)。」
「ピノ・ノワールってガメイから分離した品種だから、ガメイをピノ・ノワール的な作り方をすると似るのかな?」
「薄旨くて、カミュのワインにも似てるかな?」
「マルセル・ラピエールのワインに似てる。」
私「さすがよくご存知で!マルセル・ラピエールは除梗していますが、これは全房で発酵しています。何年も前からストックして毎年毎年定点観測しております。ようやく飲みやすさが増しましたので、最後の放出といたしました(笑)。」
「静謐という言葉がぴったり(笑)。フランボワーズやラズベリーの果実が液体の旨みと溶け合った姿は美しい(笑)。」
家内「若干のビオ臭は残りますが、ワインの邪魔はしなくなりました(笑)。」
「余韻が綺麗だよね。私このワイン印象に残ってるんですよ(笑)。以前の試飲会に出ましたよね。ちなみに同じものですか?」
私「左様でございます(笑)。」
「より洗練された感じですね(笑)。まだまだ先もあるのかな?」
私「おそらく(笑)。定点観測の結果でございます(笑)。液体濃度で勝負する今風ではありませんが(笑)、強さ生命力はそれを凌ぐと実感いたしました(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、NHKの旅番組で黒木華がリヨンのワイン・ショップで薦められたワインですよね(笑)。ブルゴーニュらしいワインと店員さんが言ってましたっけ(笑)。」
私「あれ見てビックリしました(笑)。家内と二人でフムフムとご満悦(笑)。『あのワイン・ショップ解っているんだな!』なんて偉そうに(笑)。」


そしてトリを飾るのがコレ。
手強い曲者(笑)。これを旨いと感じる人、とてもじゃないが飲んでいられない!意見は別れるかと(笑)。でもワインとしては凄いのです(笑)。
●パラモス・デ・ニカシア ティント 2016年 マキナ・イ・タブラ スペイン カスティーリャ・イ・レオン ヴィノ・デ・メッサ 赤 750ml  2357円税込み
「うわっ!私無理!」
「独特の香りしますな(笑)。でも口の中に入ると気にならないなぁ。不思議(笑)。待てよ、ワイン自体の強さがこの最初の独特な香りを吹き飛ばすのかな(笑)?」
「マスキューさん、卵っぽい、それもピータンに通じるようなニュアンスがあります。でも私はピータン好きだから嫌ではないかな(笑)。」
私「この香りは良く言えば『クレーム・ド・ブリュレ』プリンの甘いのをバーナーで焦がしたようなデザート。悪く言うと『馬小屋臭』。いわゆるビオ系のワインに共通する香りです。ちなみに一つ前にお試しいただいたボジョレーのガメイにもあの香りはあります。」
「生きてる生物的な香りだよね。」
「むかーしのワインってこんな感じだったのかな(笑)?」
「何故ビオ系のワインに出る香りなんですか?」
家内「ビオ臭は酵母が自己溶解する過程で出るSO2(亜硫酸)由来の香りと言われています。ワインの酸化防止剤として添加されています。」
「ビオのワインって酸化防止剤SO2は入っていないのでは?」
私「酸化防止剤を入れないと自分で作っちゃいます(笑)。瓶の中で作るようですから、臭さもダイレクトになります。ただし、時間が経つと少なくなっていきます
。一つ前のボジョレーのガメイにあの香りが少ないのが証かな(笑)。」
「あれも最初はビオ臭がもっと強かったんですか?」
家内「はい。でもこれほどではありませんでした(笑)。」
私「経験的には瓶詰めされて2~3年以上経つとだいぶ減るように思います。」
「マスキューさん。私豚骨ラーメンが好きなんですが、豚骨ラーメンって臭いですよね。あの臭いだけ取り出したら臭い(笑)。」
「あー!私豚骨ラーメンはダメ(笑)。」
「でも、豚骨ラーメン好きにはあの臭さが必要なんですよね(笑)。あの臭いと旨さが
シンクロするんですよね。そう考えるとこのワインの香りって同じようなもの(笑)
。私にとっては気にならないし心地好いのです(笑)。」
私「なるほど!私も実は心地好い(笑)。」
家内「私は犬の頭の臭いが好きで(笑)、このワインのビオ臭と共通なニュアンス感じちゃうんです(笑)。」
私「私は犬の肉球の臭いが好きでして…。夫婦揃って偏愛犬フェチでして…(笑)。特にこのワインの後味に残る枝豆の臭いがまさにそれかと(笑)。」
「なんでこんな枝豆みたいな臭いするんですか?」
私「おそらく酵母臭かと、酵母がワインの中にまるっきり残った結果かと。」
「飲み込んだあと口に枝豆の香りがずっーと残る(笑)。」
「でもさ、この枝豆の臭い嫌じゃないんだよね(笑)。このワインの凄さに付随してるような感じ(笑)。」
家内「ナチュラル系のチーズが賞味期限切れそうになった頃に食べると、アンモニア臭がしますがとてもフルーティーで美味しくなるのと似てるかな(笑)。」
「このワイン東南アジアや中国なんかの香木の高貴な香りもする(笑)。ワインの中で香りが渦巻いてる(笑)。」
「香りを含めた全体のボリューム感は圧倒的。おののくほど(笑)。凄い!」
「そうそう。それを考えるとワイン自体の値段安いですよね(笑)。ビオを唄ったワインってとても高いですよね(笑)。」
家内「ビオ系のワインは本来コストが安いはずです。」
「そーだよね。自然なワイン造りなんだもんね(笑)。」
「もともとの下草も生えない、虫もいない乾燥した環境ならばコストはかからないですよね(笑)。」
私「この生産者はその辺りを狙ったベンチャーのような気がします。詳しいことが解らないのは不満なのですが、飲むと心惹かれます(笑)。」


どうもありがとうございました!

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桝久 試飲会リポート 前半 202003

Mar 30, 2020 by weblogland |


今月はすべて赤!
前半の3本はランブルスコでございます(笑)。皆でワイワイお花見は時節柄避けないといけませんが、人があまりに集まらない穴場を探してのお花見なら許されるでしょう(笑)。さもなければ庭、さもなければ桜を買ってきて家でお花見、
う~ん。桜のDVDを借りる、YouTubeでお花見を楽しむ!何でもいいけど桜を見たい!そして知らん顔してランブルスコを飲む!いや、飲みたいな(笑)。


◎ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ 
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡性 赤 ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P. 750ml 990円税込み
「マスキューさん、今日は試飲会に来た訳じゃありません(笑)。休み用のワインを買いにきました。そうしたらたまたま試飲出来る状態。しかもお客は私一人(笑)。そうしたら憚らず試飲しちゃいます(笑)。

私「ご理解ありがとうございます(笑)。」
「ところでこのランブルスコはマスキューさんの定番ですよね(笑)。去年の夏のバーベキューでは大活躍しましたよ(笑)。

私「『エバラ焼肉のたれ』にマリアージュいたします(笑)。」
「そうそう。アウトドアで焼肉食べながら飲むにはベスト(笑)。1本しか持っていかないと怒られる(笑)。」
「これ飲みやすいから危険なんだよね(笑)
。」
「家はベランダから桜がよく見えるから明日はおうちでお花見(笑)。それゆえ2本必要(笑)。」
「大人のファンタグレープなんだよね(笑)
。でもファンタほどは甘くないからちょうど良い。」
「女子受けイイんですよね(笑)。」

◎ランブルスコ コンチェルト レジアーノ2018年
メディチ エルメーテ社 イタリア エミリア ロマーニャ 赤 微発泡 750ml 1885円税込み
「あれ?これ色が濃い(笑)。一番目のランブルスコとは見た目かなり違いますよ(笑)。」
「香りも重い(笑)。濃厚な味がイメージされるよね(笑)。」
「おっ!旨い(笑)!これ飲むと一番目がお子様に見えちゃいますよ(笑)。」
「キメ細かいよね。タンニン、味わい、泡
全体のレベルが違う(笑)。」
「高級な感じしますね(笑)。」
「そりゃそーだよ。だって値段が違う(笑)
。」
「これを『エバラ焼肉のたれ』に合わしたらバチが当たる(笑)。」
「高級な生ハム!ちょっとグレードの高いイタリアン・レストランで楽しみたいなぁ(笑)。」
「甘さが気にならないよね(笑)。」
「酸がしっかりあるんだな。それにしても全体のグレードが高いよね(笑)。」
「とっても高いランブルスコって結構あるんだけど、値段の差ってあんまり感じないんだよね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。やはり赤の泡でコテコテのものを作っても意味が無いのかと(笑)。」
「逆にそんなの美味しく無いのかも(笑)?

「エグリ・ウーリエみたいな濃いランブルスコってどうよ(笑)?」
「濃い赤ワインを発酵途中で止めるのはナンセンスってことかな(笑)。」
「ランブルスコって清涼感や飲み口の軽さ
があってこそ(笑)。これって濃さの中にそれを感じますよね(笑)。」
家内「このワイナリーはワイン評論誌『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキオリを10回とり『スター・ワイナリー』を初受賞しました。もちろん『カンベロ・ロッソ』初の快挙(笑)。このワイナリーのために『スター・ワイナリー』の称号作ったのかも(笑)。」
「トップであり続けたんですね。ところでこのランブルスコはヴィンテージが入ってますが…。最初のは入っていませんよね
。それって何故?」
私「ランブルスコは量を生産する宿命があり、特に協同組合系のランブルスコはノン・ヴィンテージのものとなります。装置産業的に作る側面がある故です。」
「原料ワインをストックして次から次に作るんですね(笑)。だからノン・ヴィンテージが多いんですね(笑)。」
私「あまり大きな声で言えませんが(笑)、左様でございます(笑)。」
「でもこれは2018年って書いてある。ということは?」
私「ちゃんと管理したうえで生産している
のでございます(笑)。ヴィンテージ表記しながら毎年変わらない出来映えなのです
。きっと『ガンベロ・ロッソ』誌もそこを高く評価したのだと思います。」
家内「このメディチ・エルメテはあのメディチ家の末裔です。さすがメディチなのです(笑)。」


◎ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 1678円税込み
「あっ!これかおりが凄くイイ(笑)。ラズベリーの香りがはっきり(笑)。」
「あれ?甘くない(笑)?」
私「そーなんです(笑)。私が飲んだランブルスコの中でも一番辛く感じます。」
「酸があるよね。しかも辛口。きっと難しいんだろうな。ランブルスコってドライにすればするほど痩せるだろうし…。」
「これって旨みの酸味を感じる。程好くて
飲みやすいし、食事の邪魔しなさそうですね(笑)。デイリーに使えそう(笑)。」
「食べ物の旨みを引き立てそうだよね(笑)
。」
「生ハムだけじゃなくて(笑)、幅広く使えるね(笑)。」
「うんうん。マスキューさん曰くの『バランスの取り方の違い。』の意味が解りましたよ(笑)。」
「そうそう。こればっかりは飲んでみないと解らない(笑)。」
「しかも何本も一緒に比べないと解らないよね。マスキュー試飲会はそれが出来るから楽しいんだよね(笑)。」
私・家内「ありがとうございます!我々も
こうして何本も比べながら試飲出来るのはこんな機会しかありません。我々もとても勉強になるんです(笑)。お客様の感想も聞けますからね(笑)。」
「コロナさえなければウィンウィン(大爆笑)。」
「ところでこの3本のランブルスコはそれぞれ甘さ加減が違いますが、この差は糖分添加量の差なんですか?」
私「基本的には発酵最終段階で残糖分をどれ程残すかの匙加減です。ですから味発酵糖分を残すのでワインのアルコール分が低めになります。」
家内「ちなみに1番目は10.5%、2番目は11.5%、3番目が11%となっています。」
「するとメディチのランブルスコが一番糖度が高いんだ。」
私「どれ程残糖分を残すかにもよりますが
、もともとの葡萄の糖度はおそらくメディチのランブルスコが一番高いかと。」
「値段なりの高さですよ(笑)。これは面白い(笑)。」
私「補糖しないで造られるランブルスコを選んだ結果かな(笑)。実際には原料に補糖するものがかなり多いのが実情です。
そうすることでコストを押さえられます
。ただしバランスがとれなかったり、後味がべたついたりします。特に甘いものは要注意かな(笑)?」
「私、ランブルスコってこんなにもスタイルの違いがあると初めて知りました(笑)。

「そうそう。一応どれも辛口だけど違う。
品種、産地の差ですか?」
家内「ランブルスコは4つのDOCに分けられます。今回の3本はそれぞれ違うDOCのものです。2番目と3番目がサラミノ種、一番目がグラスバロッサ種です。サラミノが最良と言われます。」
「なるほど!それで合点がいきました(笑)
!」
「値段の差が理解出来ましたよ(笑)。」
私「ばれちゃいましたか(笑)?」
「でもさ、飲むときはTPOが優先するから
、それに合わせて選べばイイんだよね(笑)。」
私・家内「ご理解ありがとうございました
(笑)!」

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桝久 試飲会リポート 後半

Mar 03, 2020 by weblogland |


●シャトー・ル・ペラ 2014年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.
販売価格(税込): 1,180 円
「おっ!ボルドーらしい!しっかりしてる
(笑)。」
「タンニンに質感があるよね(笑)。セパージュは何ですか?」
家内「メルロー85%、カベルネ・フランが15%です。とてもクラシックなワインかと。私の好みのワインです(笑)。」
私「カベルネ・フランが入るところが特徴的ですね。カベルネ・ソーヴィニヨンdeはないところがミソですね(笑)。」
「カスティヨンって右岸ですよね。メドックみたいな軽さが無くてイイね(笑)。」
「さっきのクロス・ロヘンが女性受けしたけど、これは男性受けするね(笑)。」
私「はい(笑)。特にオールド・ファンが好まれます(笑)。」
「タンニンが緻密ですよね。この価格帯のワインじゃないね(笑)。あと、2014年のボルドーって作柄がとても良さそうですね(笑)。」
私「はい。ブルゴーニュは2015年が優位、ボルドーは2015年より2014、2016年の方が良さそうですね(笑)。」
「最初は2015年もてはやされたけど(笑)、蓋を開けたら2014、2015年の方が良かった(笑)。」
私「ボルドーは2015年を煽りすぎましたね(笑)。」
「そうすると2014、2015年のボルドーはお買い得かな(笑)?」
「私この前サン・テミリオン行きました。シェヴァル・ブランの隣のシャトー行ってきましたよ(笑)。でもワインは強くて苦手(笑)。グラーブの方が飲みやすかった(笑)。」
私「サン・テミリオンのワインはメドックより濃く造りますから、より渋く感じますよね(笑)。」
「それにしてもこのワイン安いですよね?」
家内「実はこのワイン、インポーターさんが輸入を止めるために特別価格となりました。定番としていただけに残念です。」
私「このワインは、1本の葡萄樹に8房しか実をならしません。本格派でございます(笑)。」
「マスキューさん、普通はどのくらいならすのですか?」
私「結実枝1本で11房なります。結実枝を2本伸ばすと22房。最大4本だと44房が可能かな(笑)。ニューワールドは22房が基本のようです。」
「えー!これって少ないですよね?」
私「はい。古典的な栽培です(笑)。」
「沢山実をならせるとどうなるのですか?

私「ワインが水っぽくなります(笑)。あと葡萄樹がすぐ枯れます。」
「フランスの葡萄樹で樹齢100年なんてあるのは、一年で収穫する葡萄果が少ないからなのですか?」
家内・私「左様でございます(笑)。」


●シャトー・ブリソン 2016年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.
販売価格(税込): 1,980 円
フランス ボルドー 赤 750ml
私「実はこのワインは所有者が前のワインと同じです。同じ村のものとなります。
セパージュもほぼ同じ。ただしル・ペラよりさらに収穫量を落としております。1本の葡萄樹に6房ほどです。」
家内「ブリソンはル・ペラのワンランク上のキュヴェと考えて良いと思います。」
「あー!ル・ペラよりもっと濃い。甘さもある。スケール感も大きい。」
「たしかに共通する味ですね。でも大きさ
が立派(笑)。それにまだまだ熟成しそうですよね(笑)。」
「まだ若いし、みなぎるものがある(笑)。」
家内「カベルネ・フランがとても効果的に感じます(笑)。」
「とてもタンニンが多いけれどクリアで凄い質感。マスキューさん曰くの壮麗かな(笑)?」
「グラン・ヴァン並みだね(笑)。」
家内「この二つのシャトーを受け持つ息子のセドリックさんは真面目(笑)。日本に来ても『畑が心配だから早く帰りたい! 』 とおっしゃってました(笑)。」
「マスキューさん!ル・ペラとこのブリソンは同じ所有者のものということは、両方とも同じインポーターですよね。ということはブリソンも輸入中止なんですね
?」
私「今回マスキュー試飲会にお出ししたモンテガードの白、ル・ペラ、ブリソンが輸入中止となります。長く定番としていたアイテムなので困っています。インポーターさんも心苦しく、『お世話になったお客様にお安く提供してください』とのご厚意で特価セールとなりました。」
「そういえばマスキューさんボルドーワインあまり置いてないよね。」
家内「数少ないお買い得のボルドーでしたからショックが大きい!」


●ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. 750ml 2938円税込み
「あっ!うんまい、これ!」
「今日のピカ一(笑)!図抜けている(笑)。」
「口の中に入れると破顔しちゃう(笑)。美しい!」
「これ、余韻が美しい!何故ですか?」
私「何故と言われると困りますが(笑)、プレス果汁は使っていないような気がします。それゆえクリアさがあるのかと。」
「なるほどね。だから色も薄いし過剰なタンニンもないんだ。」
「香りの広がり、美しさ、かなりの上物だよね(笑)。なかなかお目にかからないレベルだね(笑)。」
「これってサンジョヴェーゼですよね。キャンティやキャンティ・クラッシコはこうならないですよね。不思議(笑)。」
「なめし革みたいな妖しい香りがしますね
(笑)。高いワインみたいなんですよね(笑)
。」
「飲み頃になったバローロに似てる(笑)。

家内「暖かみがありますよね(笑)。」
「2016年ってイタリアも良い作柄なんですね(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「マスキュさん、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と。14.5%です。」
「思ったよりアルコール分が高いんですね
。13~13.5%くらいの感じですよね。」
私「そうですよね。エレガントに感じます
よね(笑)。たしかブルネロの南端にありますからアルコール分は高くなり勝ちなんでしょうね。でも酸があるから折り合いが良い。一般に土壌が石灰質なのもエレガントなスタイルとも言われます。」
「これって早く飲めるように造られてるんだろうけど、下手なブルネロ飲むより遥かにイイね(笑)。」
家内「通例ブルネロは4年熟成。こらは1年
くらいの熟成期間です。ワイン自体は出来上がっていますから、早く飲めるように造られています。」
「ブルネロってなると桁が変わってくるもんね(笑)。がっかりするのも多いし(笑)。」
「このロッソ・ディ・モンタルチーノはブルネロに通じますよ。マスキューさん!
実際のブルネロはどうなのですか?」
私「ヴィンテージは2012年でまだまだ先がある感じです。ほんとはブルネロも出したかったのですが、まだ開けるにはちょっともったいない(笑)。味わいは基本同じようなものなのですが(笑)、大きさは桁外れ。それでいてエレガント。言葉を失いました(笑)。壮麗なグレート・ワインでした。」
「マスキューさんブルネロも仕入れてみてくださいよ!」

時節柄ちょっと無理な開催となりましたがお許しください。また、わざわざのご欠席のご連絡痛み入ります。ありがとうございました。
皆様のご健康と3月も開催出来ることを
祈るばかりでございます。
ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 

Feb 07, 2020 by weblogland |
いまさらスプマンテ?などとおっしゃらず(笑)。飲んでビックリ。おいちいのです(笑)。
◎コッリ・ボロニェージ・ピニョレット スプマンテ ブリュット プレステージ
 カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 1850円税込み

家内「ガス圧は3.5kgとやや低めのスプマンテでございます。」
「おっ、これシャンパン方式で造ったんですか?泡がキメ細かで優しい(笑)。」
「この泡イイね。」
「柑橘類の香りが心地よい(笑)!」
「しっとりとしていて美しいですな(笑)。」
「飲んでいると旨みに涎がじゅわっと出てくる(笑)。わりと酸がありますね(笑)。」
「なるほどスプマンテって言うからもっとシュワシュワしてるかと思いましたよ(笑)。スプマンテっぽくないかな(笑)?」
私「これはタンクにて二次発酵させて泡を造っています。」
「そうそう。スプマンテってだいたいシャルマ方式だよね。シャンパン方式もあるか。」
私「スプマンテはフランスで言えばヴァン
・ムスー。3気圧以上の泡の総称です。」
「なるほどね。気軽に飲める泡か。値段が安いのも多いよね。」
「でも、このスプマンテは経験したことない味(笑)。もっと泡が強くて、かおりがプンプンしてたり(笑)。」
「アスティ・スプマンテなんか凄かったよね(笑)。今じゃあまり見かけないけど(笑)、甘すぎるから飽きられたのかな?」
「あれはまるっきりデザートワインだよね。ケーキ食べながらだったら良いけど、食事に合わせるには辛い(笑)。」
「これは甘過ぎないし、香りも派手じゃないから食事に合わせるには良いかな(笑)。」
「あと、ポイントは泡だよね。ビールみたいに喉ごしで飲むような泡じゃないよね(笑)。」
「清涼感はあるんだけど、全体に品がある
(笑)。私にぴったり(笑)。」
「マスキュさん、今日この泡は冷やさないで出していますけど、ちょうど良い(笑)。」
私「ありがとうございます。室温が18℃くらいですから、ランブルスコより低め、白ワインより高めくらいが目安かと。」
「ビールみたいに冷やす必要はなさそうですね(笑)。それにしても供出温度って大事ですよね。日本酒もそうなんだけどね(笑)
。」
「私、ビールは最初の一杯だけで十分。ビール飲みながら食事する気になれない(笑)。」
「イタリアの白ワインの葡萄品種って香りが強いイメージがあるんですけど、このピニョレットはちょっと違う(笑)。」
家内「ピニョレットは別名『グレケット』と呼ばれ、オリヴェートやエストなんかに使われます。香りより厚みを出すためにブレンドされる品種です。」
「そう言えばマスキュさん以前ピニョレット扱ってましたよね?たしかラベルに『P』って大きく描いてあった(笑)。」
私「よくお覚えで!ガチッと旨みが詰まっていて食事に合わせたいワインだったのですが、思った以上に売れませんでした(笑)。悔しい!」
「ところで後味の甘さがとても気に入ってるのですが…」
私「ありがとうございます!残糖分はg/L
と思った以上にあります。酸がしっかり入っているために甘さが目立ちません。

「なるほど!だからこの温度で出しているのですね(笑)。」
私「ご名答!」
家内「この後味の甘さに郷愁を覚える う~ん。昔子供の頃に好きだった高級な飴の甘さを思い出しちゃうんです(笑)。」
「和三盆なんかの品の良い甘さだよね。甘さの切れが良い(笑)。」
私「リキュール・タージュの際にどんな原料を入れているか調べてみますね(笑)。

ここから飴の話で大盛り上がり!

家内「栄太郎だっけ?高級な銀紙でくるまれた飴。」
私「お正月のお年始の手土産なんかでいただいたりしたよね。上等な缶に入ってた(笑)!」
家内「梅の味がしたり…」
私「水晶の結晶みたいで金色の飴。」
Mさん「あっ!それ『純露』ですよ!味覚糖の『純露』!」
私・家内「それだぁ!」
私「あの甘露な味わいって舌が記憶してるんですよね(笑)。好きだなぁ(笑)。」
Mさん「べっこう飴!屋台なんかでも売ってましたよね(笑)。安心する甘さ(笑)。」
家内「我々の世代にはDNAに刻まれている!」



〇ソアーヴェ・クラッシコ『ラ・ロッカ』2017年 ピエロパン 白 イタリア ヴェネト D.O.C. 750m 4337円税込み
私「大物の登場です!」
「ピエロパンのソアヴェって普通のランクのものでも十分美味しい(笑)。好きなんですよ(笑)。」
私「この『ラ・ロッカ』は最上級品でございます(笑)。」
家内「以前2014年ヴィンテージでマスキュー試飲会に出して好評いただきました。」
私「おいちいワインでございます(笑)。まっまっどうぞお試しください(笑)!」
「これがおいちいの知ってる(笑)!」
Fさん(30年来のお客様)「先週2本飲んじゃいましたよ(笑)。あっという間にボトルが空く(笑)。」
私「実はFさんにお買い上げいただいたとき、私も飲みたくなっちゃいました。そんな訳で試飲会に出しました(笑)。」
家内「呼ばれちゃいました(笑)。」
「う~ん。これ凄いよね。いつ飲んでも凄い(笑)。」
「これだけ樽香が強いのに果実味が全く負けていない。尋常じゃない出来映えだよね(笑)。たま~に飲みたくなるんですよね(笑)。」
「ソアヴェの範疇じゃないですよね。『ラ・ロッカ』としか言いようがない(笑)。」
私「ヴェネトを代表する白ワインかと(笑)。」
「ネクタリンのような強烈な味わい!植物っぽさ…。すべてが半端ない(笑)。」
「植物っぽさもハーブ 葉っぱじゃなくて
香木や種なんかのエスニックな感じ。」
「ヴェルモットみたいでもあるね。ゴージャスだね(笑)。」
私「ユニークだしオリジナリティーを感じますよね(笑)。」
「リンゴのような酸がしっかり。ミネラルも感じます。」
「これって2017年ヴィンテージですよね。
凄く美味しいのですが、寝かせるともっと美味しくなるのですか(笑)?」
「熟成はするだろうね(笑)。どのくらい持つのかなぁ?」
「マスキューさん!どーなのですか(笑)?

私「古いラ・ロッカを飲んだことがありませんので解りません。どうなるんでしょうね(笑)?」
家内「イタリアの白の辛口自体、ステンレス・タンクで温度管理がしっかり出来るようになってから飛躍的に品質が向上しました。ピエロパンもその走りです。」
「なるほどね。ゴージャスな白ワインはあまり歴史がないんですね。」
家内「1980年代後半になってからです。」
「でもさぁ。熟成はするんだろうね(笑)。」
「早く美味しく飲めるから待つ必要無し(笑)!かな?」
「マスキューさん。これってフランスのグラン・クリュと比べても遜色ないと思うのですが、価格は半分以下ですよね。何故ですか?」
私「大まかに言ってしまうと、フランスのグラン・クリュは1本の葡萄樹からハーフ・ボトル1本ほどの収量ですが、イタリアだとグラン・クリュ並みのワインが1本の葡萄樹でフル・ボトル1本造れます。その差が価格に反映されているようです。」
「えっ!何故ですか?」
私「正確には解りませんが、温暖な気候的アドバンテージとポンティカ系の葡萄の品種特性としか考えられません。」
家内「逆な言い方ですが、イタリアでハーフ・ボトル1本に収量を絞ってもあまり意味がない(笑)。フル・ボトル1本の収量のものと品質に差が出ないのだと思います。」


●サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2008年 コルペトローネ イタリア ウンブリア 赤 サグランティーノ・ディ・モンテファルコD.O.C.G.750ml 4714円税込み
私「ウンブリアを代表する赤ワインでございます。ようやく本領発揮となりましたので、久しぶりの再登場となります(笑)。」
「おー!これはこれで凄い。」
「言葉を失う(笑)。」
「でもさ、とても飲みやすい。停まらなくなりそう。ワインに引き込まれる(笑)。」
「ワインがするするするっと喉を過ぎる(笑)。」
「グラン・クリュだよね(笑)。高いイタリア・ワインの味わい(笑)。」
「これがサグランティーノなんですね。バローロとは違うけど、遜色ないね。」
「2008年ということは12年前ですね。疲れたところが全然ない(笑)。でも熟成してる?」
私「一度目のピークでございます(笑)。ようやくこのワインが解ったような気がします(笑)。実は毎年このワインを年末に飲んで定点観測しておりました(笑)。」
「へぇー!そんなことやってたんだぁ(笑)。」
私「趣味のようなものでして(笑)。」
「サグランティーノってあまり日本には輸入されてませんよね?」
家内「バローロやバルバレスコとは違いますよね(笑)。生産量も少ないし、飲み頃になるまで時間がかかります。ですから下のクラスは早く飲めるようにサンジョヴェーゼとブレンドされたりします。」
「現地ではミサ用だったり、陰干ししてワインを造ったり、レーズンとして食べたり。地元に根差した葡萄のようです。」
「サグランティーノ100%は手強いんですね(笑)。若い頃はどんな感じだったのですか(笑)?」
私「酸っぱい、渋い、巨大(笑)。」
「へぇー。今飲むと酸っぱさが、火を入れたバルサミコみたいで美味しいし、粉っぽさタンニンの甘さがグレート(笑)。すべてが巨大な渦(笑)。」
「カカオの酸味に似てますよね。チョコレートと合う訳だぁ(笑)。カカオ83%のこのチョコレート食べながら飲むと卒倒しそうになる(笑)。」


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桝久 試飲会リポート 前半

Jan 27, 2020 by weblogland |


新年そうそう大特価品からスタートです
(笑)!
〇シャルドネ 2015年 ドメーヌ・ド・ラ・サントリーヌ 南フランス 白 I.G.P.ペイ・ドック 750ml 974円税込み
「この白ワイン、前に試飲会でやりませんでしたか?」
私「はい。同じ生産者の『コロンバール』
をやりました。」
「そうそうマタタビに合うワイン(笑)!」
家内「剛健なワインでした(笑)。」
「あれ美味しかったんですよ。『コロンバール』はもう無いのですか?」
私「はい。ございません。この『シャルドネ』も終売アイテムとなります。」
「この『シャルドネ』は2015年ヴィンテージですよね。『コロンバールと同じかな?」
私「左様でございます。『コロンバール』はアルコール分が12%、この『シャルドネ』は13.5%です。収穫のタイミングも違うようですね。まっまっ、お試しを!

「う~ん。シャルドネ。誰がなんと言おうとシャルドネ(笑)。」
「後味のハニーさはとても上品(笑)。」
「美味しい(笑)。バランスがイイよね。バターのニュアンスがあるし…、樽熟成してるのかな?」
私「木樽熟成はしていません。特に開けたてはバターのニュアンスが強く、樽熟成してるとしか思えません(笑)。」
「マスキューさん!これが何故木樽由来ではないと解るのですか?」
私「鋭い!これは翌日飲むと樽のニュアンスが減ります。実際に木樽を使うと樽のニュアンスは減りません。」
「そうそう(笑)。時間が経つとタルタルした感じが強く出るんだよね(笑)。特に過剰な樽香は嫌になるほどだよね。」
「それってカリフォルニアでしょう(笑)?」
「でもさあ、アメリカ人は樽の強い香り好きなんだから、悪い訳じゃないよね(笑)。

家内「アメリカも最近は樽より酸に重きを置く傾向になってきています。」
「果実味が爽やかだし、切れもある。余韻も綺麗。マスキューさん曰くのシンメトリー(笑)?」
「ラングドックにしては重くないよね。過熟してない。」
私「果実味も白や黄色の果肉。マンゴーまで行ってない(笑)。」
「桃っぽい(笑)。」
「トロピカルじゃないですね(笑)。」
「かといって薄くはない。旨みもしっかりある。この値段のワインじゃないよね。なんで売れなかったのかな?」
私「当初の設定価格が少し高かったのと、すぐにワインの良さが出ていなかった性かと。」
「特別高いワインじゃないから、インポーターさんだって長くは抱えていられないよね。」
「なるほどね。え~と2015年ヴィンテージだから、丸5年かかって良さが出たんですね。でもそれって良いワインの証ですよね(笑)。
「この価格のワインだと5年後は不味くなってるよね(笑)。すぐに飲んだ方が良いし、熟成もしない(笑)。」
「今飲んで普通に美味しいし、しかも飲み頃のシャルドネだよね(笑)。」
「これってワインとしてはちゃんと造ってる証だよね。」
「このシャルドネ上手に出来てるよね(笑)。ましてやラングドック産。悔しいくらい(笑)。マスキューさん!ブラインドで飲んだら何処産だと思いますか?」
「う~ん。難しいですよね。まあ、ブルゴーニュが一番近いかな(笑)」
「ブルゴーニュの何処ですか(笑)?」
私「厳しいなぁ(笑)。まあ、ミュルソーは言い過ぎにしても、ボーヌ・ヴィラージュ辺りにありそうなワインですよね(笑)
。シャロネーズ辺りのシャルドネと言いたいところですが、もっと寒いニュアンスですからね(笑)。冷や汗かいちゃいますよ(笑)。」
「このシャルドネは良い意味で騙されますね(笑)。」
私「ありがとうございます!」



これまた嬉しい大特価品。でも現品限りの悲しさ(笑)。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2015年 ボデガス・プエンテ・デ・ルス スペイン ラ・マンチャD.O. 赤 750ml 925円税込み
「マスキューさん!これも安いね(笑)。訳あり(笑)?」
私「まっまっ、とりあえずお試しを!」
「美味しい!値段からするともっと薄いと思ってたけどしっかりしてる(笑)。」
「これスペインの何処ですか?たしかに濃いけどスペインらしくない(笑)。」
家内「ラ・マンチャの協同組合のカベルネ・ソーヴィニヨンです。濃いけど暑苦しくないですよね(笑)。」
「スペインでもカベルネ・ソーヴィニヨンを使うんですね?テンプラリーニョだけではないんだな(笑)。」
「ラ・マンチャって暑いところですよね。
でもこの赤ワインは酸がある。???」
私「ラ・マンチャでも高地がありますから
そちらの方だと思いますが、なんといっても組合員450人の巨大協同組合なので正確には解りません(笑)。」
「スペインでカベルネを使うと真っ黒になって品種がカベルネなんて解らなくなっちゃうんだけど(笑)、これとてもカベルネらしいよね(笑)。」
私「カシスというよりブラック・チェリー
のニュアンスが強いですね。熟成にアメリカン・オークを使ってますね(笑)。南アフリカのワインに似た感じがします。」
「赤い小粒の果実も感じられるし、複雑だよね。」
「うんうん。プラムっぽくもあるかな。」
「樽に負けていない良さがある(笑)。」
「店長!これレベル高いですよ(笑)。何処産と言われると困るけど、ニュー・ワールドというよりオールド・ワールド産の匂いがしますよ(笑)。」
私「アルコール分が13%ですから無理がないですよね(笑)。畑の管理がしっかりしていますね。」
「マスキューさん曰く『折り合いが良い』
なのかな(笑)?」
私「読まれてますね(笑)。」
「一般にスペインのラ・マンチャのワインってもっとアルコール分が高くて強いですよね。その点らしくないけど(笑)、素直に美味しい。イノヴェーションしてるのかな(笑)。」
「広大な畑を持ちながらちゃんと管理が行き届いている!これからはミドル・クラスのワインは協同組合が幅を効かすようになりそうですね(笑)。絶対に効率は良いし、コンピューター制御すれば更に向上するしね。」
家内「はい。EU等からの補助金や外部投資により巨大協同組合の存在感は増しています。」
「そういえば東欧なんかそうだよね。世界的なトレンドなんだね(笑)。」
「それで生産者皆が儲かればイイよね(笑)
。飲んでも役に立つ気がしますよ(笑)。」
「ブランド物飲むより賢いよね(笑)。」
「グラン・クリュレベルのワインだと協同組合にはあまり期待できないけど(笑)、こうしたデイリーの物は期待大(笑)。」
私「品質にプライドがありますから、品質の低下があまりないのも魅力です(笑)。

「自分達の組合!って意識が強いんだね。
我々日本人も見習わなくちゃ(笑)。一括で買うだけじゃ先がないもんね。」
家内「今年三浦大根が育ち過ぎて規格に合わないから出荷出来ないそうです。こんな時こそ農協が力と知恵を出さなきゃいけないのに…。情けなくなります。」
「そうだよ。やり方なんていくらでもあるはず!」
「ところでこれも2015年ヴィンテージですね。ようやく飲み頃なのに安く買えるのは悪い気がしますよ。」
私「そう言っていただけるとワインも本望かと。飲まれないでダメになるより遥かにましです。ありがとうございます!」



イノヴェーションを感じる赤ワインです!
●デーモン・ノワール 2018年 ヴィノ・ヴァリー フランス 南西地方 デュ・ロトI.G.P. 750ml 1480円税込み
「おっ!色が黒紫。いかにも若い(笑)。」
私「2018年ヴィンテージでございます(笑)
。」
「あっ!飲みやすい!」
「うんうん。悔しいくらい飲みやすい(笑)。」
「濃いには濃いけどグビグビ行けちゃう(笑)。」
「こんなマルベックは経験したことない(笑)。」
「う~ん。香りはたしかにマルベック。イチゴジャムっぽいし(笑)。でも私の知ってるマルベックじゃない(笑)!」
家内「産地はフランスのシュ・ド・ウェスト いわゆる南西地域です。カオールを中心とした協同組合です。」
「そうだ!タンニンが渋くないんですよ!
カオールってもっと渋い(笑)。」
「ましてや2018年でしょ。カオールがそんなに早く飲める訳ないですよね(笑)。」
私「おっしゃる通り!」
家内「あと、カオール独特の野趣がない。
あまりに雑味がない(笑)。でもカオールの範疇(笑)。」
「カオールの進化型(笑)?」
「アルコールっぽさもないですよね?」
私「はい。12.5%。カオールでよく行われる遅摘みして過熟させるスタイルではありませんね。」
「遅摘みしたようなくどいくらいのジャムっぽさではありませんよね。」
私「すべて計算付くで造ってますね(笑)。新しい試みですね(笑)。もちろんミクロ・オキシダシオンなどの技術を使ってタンニンを柔らかくしているとは思いますが、設計図からして従来のものとは違うような気がします。今まで白ワインしか飲んでいなかった方が初めて赤ワインを美味しく感じられるように造った意図を感じます。」
「マスキューさん。これも協同組合のワインでしたよね?」
家内「はい!原理主義者の私には気に入りませんが(笑)、意欲的ですよね。」
「店長!このワインはちょっと前から日本に輸入されてましたよね?何故このヴィンテージから扱い始めたのですか?」
私「よくご存知で(笑)!以前のヴィンテージのものは味に若干過不足があり扱いを控えていました。悪い訳ではなかったのですが…。少し物足りなかったとでも言えば。」
「なるほど。この味だとこれ単独で楽しめますよね(笑)。」
「長い熟成はしないでしょうが(笑)、すぐにダメになるほどじゃないし(笑)。」
「ラベル・デザインもカッコいい(笑)。デーモン・ノワール 黒い悪魔でしたっけ
。」
家内「ラベルに悪魔が描いてあります。地元の教会のオブジェとか。」
「あっ、ホントだ。猫かと思った(大爆笑)。」
「味わいのスタイル、ラベル・デザイン、瓶形、すべてに想いが詰まってますね(笑)
。」
私・家内「協同組合恐るべし!なのです。


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桝久 試飲会リポート 後半

Dec 25, 2019 by weblogland |

ヴィーニャ・デカーナ ティント レゼルバ 2013年 ボテガス・コヴィニャス スペイン バレンシア ウティエル・レケーナD.O.  赤 750ml 779円税込み
「あれ?7・7・9円?マスキューさん!どうかしちゃいましたか(笑)?」
私「言われると思った(笑)。」
「だってこんな安いワインはマスキューには無いじゃないですか(笑)。」
「スーパーで安いワインたくさん買いましたが、値段なり(笑)。バッタものですか(笑)?」
私「まあ、バッタと言えばバッタかな(笑)
?まっ、まっ、まずは試してみてください(笑)。」
「あれ?普通にちゃんとしたワインだよ(笑)。バッタものの味じゃない(笑)。」
「しっかりしてて美味しい。」
私「開けてすぐに全開にはなりませんが、ちゃんと作られています(笑)。懐かしい渋いスペイン・ワインなのです。」
「この価格だとだいたいロクデモない代物だけどロクデモあるワインかな(大爆笑)。」
「普通に美味しく飲めるよ(笑)。」
私「このワインをずっと何十本も飲み続けると、ワインを評価する尺度ができますよ(笑)。」
家内「チョコレート食べながら飲むととても美味しいですよ(笑)。」
「あっ!ホントだぁ(笑)!」
家内「先月の試飲会で好評いただいたヴィーニャ・デカーナ グラン・リゼルバ2010年の下のクラス リゼルバ2013年です。」
「う~ん。そう言われるとあれはもっと飲みやすかった(笑)。ボバル種が多かったっけ?」
私「はい。ボバルは味わいが出るまでに時間がかかります。これはまさにその典型です。」
「でも2013年でも全然古くなってない。これはどういう意味なんでしょうか?」
家内「生命力のあるワインということです
。」
「2013年ということは6年経ってるんだ。安いワインは2~3年くらいしか持たないもんね(笑)。」
「これあと2、3年あとに飲んだらもっと飲みやすくなっていそうだよね(笑)。」
私「ためしに1週間かけて飲みましたが(笑)、1週間後の方が美味しかったでした(笑)。」
「これ飲みながら牛肉食べたら充分楽しめますよ(笑)。」
「ところで何故こんなに安いの(笑)?」
家内「インポーターさんは倉庫にワインを置いておくだけで保管料が発生します。ですからインポーターごとに保管期間の目安があります。」
「解った!目安を越えちゃったんだ!」
私「おそらくご名答かと(笑)。」
「そうしたらこれをお金にして新しい回転率の良いワインを仕入れた方がいいもんね。」
私「仲の良いインポーターさんはそんなときに声をかけてくださいます。『お安くしますからお客様にお安く提供してください。』となります。」
「恩恵に預かった訳ですな(笑)。」
「造った方に悪い気がしますね。」
私「どんなワインも飲まれないことが一番の不幸です。」


●シラー 2017年 カーヴ・ド・タン
フランス 赤 コリーネ・ローダニエンヌI.G.T.  750ml 1413円税込み
「これ滑らかで美味しい(笑)。前のスペイン・ワインとは大違い(笑)。」
「南フランスのシラーとはだいぶ趣が違いますな(笑)。上品。ピノ・ノワール的かな。」
「そうそう。極端にスパイシーだったり、甘かったりしていない。」
「果実味がダイレクト、しかもしっとりしている(笑)。」
「たしかに北ローヌのシラー。もちろんコート・ロティーなんかと比べるものではないけど、デイリーな北ローヌのシラーって無いんだよね(笑)。これってその意味貴重(笑)。」
「硬さが無いよね(笑)。」
「ワインに凸凹が無い。すぐに飲めるように出来てはいるけど、無理やり感が無いのがイイね(笑)。」
「クールで雑味が無い。しかも薄くない。
私このワイン大好きなんですよね(笑)。何本飲んだか解らないですよ(笑)。」
「店長がよく言う『シンメトリー』かな(笑)?」
「2017年と若いヴィンテージなんだけど飲みやすいですよね。モダン?最新?」
家内「カーヴ・ド・タンはクローズ・エルミタージュの最大の共同組合です。看板のクローズ・エルミタージュはコスト・パフォーマンスに優れたものとして高い評価を受けています。これも同様だと思います(笑)。」
私「エルミタージュになると評価は分かれるのですが(笑)。」
「このワインを飲みながら鰹食べたいなぁ
(笑)。薬味無しで(笑)。」
私「ワインに血とか鉄のニュアンスがあるから合うはず!」
私「鰹にはシラーかピノ・ノワールですよね(笑)。」
「マスキュさん、たしかメルシャンの研究者が、ワインを飲みながら魚介類を食べると生臭さが発生する場合、原因がワインの鉄分にある、なんて論考してました
。」
私「へぇー、知らなかった!不勉強失礼いたしました。」
「なんでも鉄分が魚介類に含まれる物質を酸化させその結果生臭い香りの物質を造るとか言ってました。」
私「そうすると私がワインに感じる鉄っぽさは鉄じゃないのかな?実際に鰹とシラーは合いますもんね?それともハレーション起こすのかな(大爆笑)。」
家内「インターネットで調べてみよう!」
「『魚介とワインの組み合わせで発生する生臭いにおい』で検索すると出てきますよ(笑)」
さすが筋金入りのワイン・エキスパートKさん!勉強されてます。見習わなくては



●『ルナティック』 2015年 ドメーヌ・ルージュ・ブルー フランス ローヌ 赤 V.D.F 750ml 5562円税込み
「おっー!美味しい!言葉を失う(笑)。」
「店長!これ凄いですね!口の中の広がり
、折り重なるようなタンニンと味わい、途方もない余韻の長さ。」
私「壮麗ですよね(笑)。」
「ワイン自体は桁外れなんだけど、とっても飲みやすい(笑)。」
「高いボルドーワインなんか渋くて飲みやすいとは言えないんだよね(笑)。」
家内「このワイン、アルコール分表示は14.5%ですが、実際は14.9%あるとトーマさんは言っていました。ローヌ辺りではアルコール分が15%くらいの高アルコールのものはありますが、どれもアルコリックでバランスが悪い。この点このワインが優れていると思います(笑)。」
「店長曰く『折り合いが良い』なんだな(笑)。」
私「左様で(笑)。」
「私ワインの値段の差を懐疑的に思っていましたが、こんなの飲むと値段の差を実感しますね(笑)。」
「あー(笑)、でもさぁ、実際高くても『何これ?』ってワインは沢山ありますよ(笑)
。」
「そうそう。高い値段出して外した時の惨めな気持ち。辛いものがありますよ(笑)
。もう高いワイン買うのやめようと何回思ったことか(笑)。」
「そう。それでもほとぼりが覚めるとついつい(笑)。こうして飲ませてもらって決められると後悔はまずしない(笑)。助かりますよ(笑)。」
「後悔があるとしたら、嫁をどうやって誤魔化すか頭を悩ますことかな(笑)。」
「あと、ばれて『なんでそんな高いワイン買ったの!』って叱責されると後悔する(笑)。」
私「言葉に出来ません(笑)。(強者発見!
です。)」
私「ルナティックの葡萄樹は1910年に植樹されたものですから樹齢100年を越します
。そうなると1本の葡萄樹に結実する葡萄は1、2房。これがルナティックが高い原因でもあります(笑)。」
「普通何房くらいならすのですか?」
私「ブルゴーニュですと11房。摘房すると8房くらいです。」
「そんなに少ないんだぁ!」
家内「しかもなる房は小さい(笑)。」
「葡萄樹って何年くらいの寿命ですか?」
私「沢山の房をつけさせると10年くらいでダメになります。」
「ルナティックの値段が高い訳が解りました(笑)
。」
私「あと栽培に尽力しています。普通収穫後に撰果することで醸造に適さない葡萄を排除しますが、このドメーヌではその工程がありません(笑)。日常の畑仕事の一環で葡萄果のセレクションもしています
(笑)。目も手も行き届いています(笑)。10ヘクタール未満の畑だからこそ出来る技
です。」
「なるほど、大きなワイナリーでは収穫に外国人労働者を雇ってるし、まあ機械収穫のところがほとんどか。」
家内「フランスの大きなワイナリーでは、南半球から飛行機で収穫人をまとめて連れてくるとか(笑)。」
「家族でやると細かなことが出来るよね(笑)。」
私「しかも奥様は醸造家ですしね(笑)。」
家内「収穫されたルナティックの葡萄は房ごと古いバリックに入れられます。そのなかに入って嬉々として葡萄を踏むのが奥さんですからね(笑)。」
私「1ヶ月ほぼほったらかしでワインが出来ればルナティックの完成。出来が悪いとその年のルナティックは無しとなります。」
「ハードワークとリスクを背負ってるんですね。もともと家がワイン栽培をしていたのですか?」
私「それは聞きませんでしたが、このドメーヌを2012年に買ったようです。まあ、ドメーヌといっても家と畑だけ(笑)。耕作放棄地に近い状態だったようです(笑)。

「安いんだよね(笑)。日本人の感覚と一桁違う(笑)。」
「勝沼でもそんな畑を何人かで借りるか買うかして葡萄栽培をするプロジェクトがあるのですが、体が無理(笑)。心は傾いたのですが(笑)。あと共同で作業を分担するのも無理がありそうでした(笑)。」
「自営農は自営業と同じ(笑)。」
「『儲かりまっか?』と聞かれたら『ぼちぼちでんな。』と答えられなきゃ続かないよね(笑)。」


本年のご愛顧ありがとうございました!
来年もよろしくお願い申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半 201912

Dec 23, 2019 by weblogland |


昨日、一昨日ご来店ありがとうございました!
本年最後のマスキュー試飲会いかがでしたか?

まずはウェルカムを兼ねた泡です!
◎アマルテア・クラシック・ブリュット・ナチュレ・オーガニック 2015年  ロシャレル スペイン 発泡性 カヴァ 白 ペネデスD.O. 750ml 1853円税込み
「おっ!マスキューさん、ロシャレル 山羊ラベルのワイン色々扱ってますよね?

私「はい!赤、白、ロゼ そして今回カヴァのお披露目となります(笑)。」
「私、猫ラベルのロゼ好きなんですよ(笑)。でも何でロゼだけ猫なのか(笑)?」
家内「あのロゼは『大日本ロゼ・ワイン普及協会』イチ押し!ただ、ロシャレルはカヴァの生産者として現地では有名です
。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「あっ、これ美味しい!」
「レモンやグレープフルーツの柑橘類。
ピールのようなほろ苦さがありますね(笑)。」
「シャンパンとは違うんだけど、別のジャンルのカヴァとしたらかなり美味しい。
旨みがしっかり、酸味もしっかり。」
「もっとピリピリ辛いと思ったんだけど(笑)、ちゃんと甘味もある。控えめで品が良い甘味ですよね。」
「泡もしっかりしてるよ(笑)。安いカヴァって、開けたらすぐ泡が無くなる(笑)。」
「中から泡が湧いてくる(笑)。まるっきりべたっとしないしね。」
「う~ん。エキストラ・ブリュットかぁ。
わりに細く尖っていない。」
「旨みと酸味のバランスが良いよ(笑)。」
私「瓶熟成期間は15ヶ月です。」
「エキストラ・ブリュットってどういうことですか?」
私「瓶内熟成を終了するときに瓶内の澱を凍らせて取り出します。そのあと減った部分をワインと糖分を添加することで甘さを調整します。その時に糖分を添加しないのがブリュット・ナチュレ、ほんの僅かだけの添加がエキストラ・ブリュット(無添加でもエキストラ・ブリュットと言う場合もありますが。)。」
「そうするとほとんどが糖分を添加して味を調整してるんだ?」
家内「逆にブリュット・ナチュレは薄い原料ワインだと不味くなります(笑)。ブリュット・ナチュレで泡を造ることはハードルが高いです。」
私「一時期ブリュット・ゼロなんて言ってずいぶん流行りましたが、長続きしなかったですね(笑)。」
「そうそう。たしかイギリス人がブリュット・ゼロ好きなんだよね(笑)。」
私「イギリス人は食事に合わせるのに辛口を特に好む。あと、近年温暖化の影響でイギリスでも泡を造れるようになりましたから、それを売り込む戦略でもありました(笑)。」
「マスター・オブ・ワインを戦略だな(笑)
。」
私「よくご存知で(笑)!私はとやかく云えませんが(笑)。」
「カヴァのブリュット・ナチュレってあまり見かけないですよね?」
家内「はい。温暖なスペインではどうしても酸が低くなりますから、技術的に難しい。美味しいカヴァのブリュット・ナチュレはあまりありません。」
私「安いカヴァのブリュット・ナチュレを見かけますが、ビタミンCなどを添加してることが多いです。」
「なるほど!酸の代わりがビタミンCかぁ
(笑)。」
「ビタミンCは酸っぱいもんな(笑)。」
「それってナチュレじゃないじゃん(大爆笑)。」
家内「そうそう。ロシャレルはあまり余計な農薬を使うことを嫌い、スペインでは最初のビオ導入者として知られています
。」
私「ミチャンさんの造るワインはどれもふくよかで伸びやか。共通した印象があります。この写真の人です。」
「小太りで禿げたおじさんですね(笑)。」
私「愛嬌もあるんですよ(笑)。」
家内「この生産者はインポーターが変わったりしてもう日本に来ないようなこともありましたが、扱いをやめられません(笑)
。」
「そういえば以前の試飲会でもカヴァのブリュット・ナチュレやりましたよね?」
私「はい!カロリーナ・デ・マサックです
。これとはスタイルが違いますので、今回のお披露目となりました(笑)。」
家内「カロリーナ・デ・マサックは旨みが全面に出ています。これとは酸の質が違うと思います。」
「マスキューさんがお雑煮食べながら飲むってヤツでしたよね(笑)。」
私「左様でございます(笑)。カロリーナは旨み重視。ロシャレルはバランス重視のスタイルかと(笑)。共通しているのが、広がりと余韻の美しさかと(笑)。」


〇『イルシャイ・オリヴェール』2018年 ターシュナー ハンガリー ショブロン 白 750ml 1489円税込み スクリュー・キャップ
「イルシャイ・オリヴェールなんて聞いたことない品種ですよ(笑)。また、変なものみつけて来ましたね(笑)。」
私「へ、へ、へ(笑)。」
家内「定番のトカイ・フルミントはハンガリーの東端、これはハンガリーの西端。
こっちの方が気候は暖かいようです。」
「おっ!何この香り!フルーティー!トロピカル?」
「ジャスミンのような白い花の香り!」
「う~ん。洋梨、桃」
「ゲヴュルツトラミネールみたいだけど、あれほど甘くない。」
「マスカット系の香りも強いですね(笑)。

「私、口に入れた瞬間ニンマリしましたよ(笑)。」
「香りは濃密なんだけど爽やかでもあるんだよね(笑)。」
「すんごく飲みやすい(笑)。女子の好物ですね(笑)。」
「そうそう、たしかにゲヴュルツトラミネールみたいなんだけど、重くない。押し付けがましくない(笑)。」
「イルシャイ・オリヴェールでしたっけ。単一品種とは思えない複雑さがありますよね。」
私「そーなんです。こんなワイン初めて経験しました(笑)。」
「アルコール分は何%ですか?」
家内「12.5%です。さほど高くないですね
。無理に収穫を遅らせたり、早めたりした感じがありません。葡萄栽培・収穫のタイミングなどキッチリ管理しているように感じます。」
「口に含んだ時の旨みの広がり方や後味の抜けの良さは同じハンガリーのトカイ・フルミントに似てますよね(笑)。」
「そうそう。でもトカイの方が冷涼な感じだよね(笑)。え~と、リンゴ酸が多いのかな。」
私「そーなんです。暖かさと冷涼さが両立していますよね(笑)。」
「イタリアなんかの暖かいところのワインって最初から最後まで暖かなんだけど、これは違う。こんなスタイルのワインがあるんだね。これってテロワール?」
私「う~ん。これを飲むとそうとしか言えませんが、近場のワインや同じ品種のものをあまり飲んでいませんから、なんとも言いようがありません。特殊なのは確かなのですが(笑)。」
「フリッターに合わせたら良さそうですよね(笑)。塩だけ振ってレモン無し!」
私「個人的にはオニオン・リング!」
「ゲヴュルツトラミネールなんか豚肉と鉄板の相性だから、これも豚肉行けそう(笑)。」
「キノコの天婦羅なんか良さそう(笑)。」
「うんうん。和食に合わせ易そうですよね
(笑)。」
「香りは強いんだけど軽いから、中華料理もいけるんじゃないのかな(笑)。」
家内「穀物系の油 ゴマ油にも合うはずですね。彼の地は豚肉と塩と穀物油の食文化ですから(笑)。」


〇シャブリ テット・ドール 2015年 ドメーヌ・ビヨー・シモン フランス 白 シャブリA.C. 750ml 3770円税込み
「シャブリだね(笑)。たしか以前マスキューさんの試飲会でこのラベルのシャブリ出ましたよね?」
私「はい。今年の7月の試飲会でお出ししました。」
「そうだ!菩提樹の香りのするシャブリでしたよね(笑)。美味しかったんだよね(笑)。え~と、これは?」
私「ヴィンテージは同じ2015年。7月の試飲会のもののワン・ランク上のキュヴェです(笑)。」
家内「これはグラン・クリュと1級畑の間の斜面に散在する畑の葡萄を集めて造ったものです。アルコール分は同じ13%です。」
「おっ!これは上物(笑)。コク、とろみがある!」
「う~ん。ミネラリー!シャブリ!これなんだよね(笑)、コレ!キンメリッジアン!(笑)」
「良くできたシャブリ。グラン・クリュ並みだね。」
「ボーヌの1級のシャルドネと遜色ないね(笑)。」
「そうなんだよね。だからお買い得(笑)。シャブリにまだお買い得ワインがあるとはね(笑)。」
「これは樽熟成していないタイプですか?
樽のニュアンス感じませんよね?」
家内「実は樽熟成しています。明日になるとはっきり解ります。開けたては樽のニュアンス感じませんよね(笑)。」
「何故ですか?」
私「果汁の濃さで木樽の香りをマスキングしています。ここに昨日開けたものがありますから比べてください。」
「あっ、ホントだぁ。昨日開けた方がより美味しい(笑)。中から出てくる量が凄いね(笑)。」
「エキゾチックな香りしますよね。」
家内「このドメーヌの特徴的な香りです。
菩提樹と向こうの人は言います。私にはチャイハネの匂いかな(笑)。」
私「独特な植物のニュアンスですよね。樽材由来だと思うのですが。あとひょっとしたら生木由来かもしれません。」
「前に飲んだシャブリとは明らかにグレードが違いますよね。こっちの方が濃い。それってテロワールなんですか?」
私「栽培法は同じですし、出来上がりのアルコール分も同じ。と言うことはテロワールとしか言いようがありません(笑)。」
「良い畑かぁ。テロワールってあるんだよね(笑)。」
私「嫌でも騙されますよね(笑)。(失礼!こんなことは言ってはいけない。)」
家内「不思議ですよね(笑)。」


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桝久 試飲会リポート 後半

Dec 04, 2019 by weblogland |


●シャトー ピネレ 2016年 フランス カオール赤 750ml 1680円税込み
「うわっ!色が黒紫(笑)。見たからに濃い(笑)!」
「うんうん。見るからに手強そう(笑)。2016年とは思えない色ですよね。出来立てみたい(笑)。」
「あれ?たしかにタンニンはたっぷり入っているけど渋くない(笑)?」
私「噛めるような濃さです(笑)。」
「酸もしっかりしてるし、タンニンたっぷりだけど飲みやすい(笑)。」
「重すぎることはないんだけど…。あととてもクリアな感じしますよね(笑)。」
私「左様で(笑)。雑味がありませんよね(笑)。撰果がとても良い証かと。未熟果や腐敗果が入っていないかと。」
「これアルコール分は何%ですか?」
家内「13%です。高過ぎず低すぎずですね
。」
「マスキューさん!以前飲んだ記憶ではもっとジャムやコンポートっぽいイメージがあったんですけど?」
私「よくご記憶で!さすが!左様でございます(笑)。たしかに以前は2009年のものを扱っていました。これよりもっと甘かったでしたよね(笑)。クリアさが増したような気がします。あと、発酵中のエア・レーションはかなりしっかりやってますね(笑)。」
家内「以前は5年くらい経ってから飲みやすくなっていましたが、今回のものはより早く楽しめるスタイルです(笑)。」
「早く飲めるとは思いますが、まだ香りは
出てないですよね?」
私「はい!時間が経つとザクロ グレナデンの香りが出てきます。明日飲むと全開
となります。昨日開けたものが少し残ってますからお試しくださいませ。」
「あー!こんなに良くなるんですね(笑)。
凄く美味しいし、カオールらしいがっつりした厚みがある(笑)。」
「え~と。マルベックってロワールだとコットでしたっけ。比べるとこのピネレのマルベックはモダン。泥臭くないですよね(笑)。」
私「そうですよね。この差はヴィンテージや産地の性ではなく、造りの方向性のような気がします。」
「ところでマスキューさん。扱いが2009年からジャンプして今回は2016年なんですか(笑)?」
私「実は2009年以降価格が高くなったためです。ケチなマスキューとしては手を出しにくかったのです(笑)。今回の2016年は2009年と同じ価格で提供出来ましたので復活しました(笑)。」
「この味わいは牛肉にぴったり しかも焼いたヤツ(笑)。どの部位の肉がイイかな(笑)。」
私「あの辺りの方もそんな食べ方飲み方ですよ(笑)。肉食べに行こうかと思案するに、どの部位を食べるか思案します(笑)。

「我々は、焼き肉か?ステーキか?はたまたすき焼きか?なんて迷いますが、迷い方が違うんですね(笑)。」
「このワインだったら濃厚な味付けの鰻のタレに合いますね(笑)。試してみたいな!

「あっ!良いですね(笑)。強いタレに負けないよね(笑)。」
「甘口のタレに良さそう(笑)。」


●ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ 2013年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C.G. 750ml 3520円税込み
「おっ!これ旨い!高級品だね(笑)。」
「あー、全然違う(笑)。」
「口の中で広がる広がる(笑)。余韻もながーい(笑)。」
「すべてが渾然一体(笑)。」
「薔薇の香りはうっとりするね(笑)。」
私「飲み頃に入ってます。」
「美しい(笑)!」
「華やかで穏やか(笑)。」
「これってサンジョヴェーゼですよね。これほど品の良いサンジョヴェーゼってヴィーノ・ノビレだけだよね(笑)。」
「同じサンジョヴェーゼのキャンティやブルネッロとは違うんだよね。不思議だよね。」
家内「そーですよね。サンジョヴェーゼは在地化しやすいようです。枝分かれも多いようですけど。」
私「以前の試飲会でご好評いただいたイル・ボスコ2015年はこの若木で造ったものです。共通してますね。」
「イル・ボスコはセカンドですね。トップのヴィーノ・ノビレと繋がっている。ボルドーのグラン・ヴァンはセカンドとトップが繋がらないけど(笑)。これは繋がっている(笑)。」
「このワイン、待ってたんですよ(笑)。イル・ボスコをもっと大きくした感じ。イイねぇ。」
私「ボルドーはトップとセカンドは畑が違いますから味が繋がりません(笑)。」
「ヴィーノ・ノビレってブルネッロの弟分みたいに言われるけど全体違う。ブルネッロみたいなパワー勝負じゃない。品が良い。不思議だよね?」


〇レッツィーナ・オブ・メソジア 2017年 サバティアーノ・アオトン・ワイナリー ギリシャ レッツィーナ白 750ml 2640円税込み
私「このワインは松脂(マツヤニ)が入っておりますので、好みがはっきり別れると思いますので(笑)。あらかじめお伝えいたします(笑)。」
「あっー、これ何?!これもワインなんですかぁ!」
私「慣れると美味しいですよ(笑)。」
「無理、そういう問題じゃなくて絶対無理。」
私「そーかなぁ(笑)。」
「おばあちゃんのタンスの匂い(笑)。」
「樟脳」
「桧風呂(笑)?」
「田舎の松林、雨上がりのもわっとした空気を思い出しましたよ(笑)。好きだなぁ(笑)。」
「ジン飲んでるみたいで美味しい(笑)。」
「でも際ものっぽい(笑)。」
「レッツィーナは初めて飲みましたが、強烈ですね(笑)。」
家内「これでも香りを押さえた方ですよ(笑)。」
「なんで松脂なんか入れたんですか(笑)?」
私「アンフォラでワインを造るとき蓋を密封します。このシール材として松脂を使ったそうです。それがワインに溶け込んで こりゃイイわい となり、それからワインに直接松脂を入れたとか(笑)。これは通常ギリシャで飲まれているレッツィーナでも松脂の量が少ない方です(笑)。幾つか飲みましたが、他のは強すぎてマスキューで売るには二の足を踏みました(笑)。」
家内「ウゾみたいに強烈でした(笑)。」
「ウゾですか?あれは無理(笑)。」
「ギリシャ人の香りの許容量は日本人の10倍くらいあるんじゃないかなぁ(笑)。」
「これってシェリーみたいに食前酒として飲むしか思いつかない(笑)。」
「美味しいマティーニ飲んでるみたいかな(笑)。私ジン好きだから、これ好きだな(笑)。」
意外と好む女性多し(笑)。
私「実は私もジン好きでございます。シカゴ・マティーニの変形ですが、ジンと白ワインをハーフ・ハーフで楽しんだりします(笑)。ジンの種類を変えると更に楽しめます(笑)。」
「どんな白ワインでやるのですか?」
私「今までで一番楽しめたのはドンナルーチェーです(笑)。皆さんお試しあれ(笑)。」
「う~ん。これローズマリーの香り!と言うことはローズマリーをたっぷりまぶした料理に合うはず!鴨なんかとても良く合うはず!」
私・家内「なるほど!気づかなかった!さすが!」

衝撃のマスキューデビューでございました(笑)。

ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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