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レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル

Dec 11, 2025 by weblogland |
今日は良いことが一つありました(笑)。
南フランスのドメーヌ•ザコルのインポーターの営業担当の方が持ち回りに来てくれました。
持ってきてくださったのがザコルのランデヴー2022年です。

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一緒にティスティングさせてもらいましたが、やはり2022年は良いですね。前に同じ物をマスキュー試飲会で出しましたが、香りのディテールがよりはっきりして、溶け込みも良くなってます。確実に良い方向に向かってますね(笑)。
インポーターさん「今日はランデヴー2022年を持ってきました(笑)。良いですよ(笑)。」
私「あ~、グルナッシュらしいチェリーの香が爆発してる(笑)。ブラックやレッドチェリーの香が素晴らしい。独特の粉っぽさ…、チョコレートのニュアンスも出てる。2022年は良い作柄だよね(笑)。」
インポーターさん「やはり全房発酵してるワインって良いですよね(笑)。深みがある。」
私「そ~なんですよ(笑)。壮麗なんだよね(笑)。」
インポーターさん「そうそう、本家のラルロが全房発酵止めるみたいなんですよね…。」
私「全房発酵すると歩留まり悪いし、衛生管理の難易度上がるしね。」
インポーターさん「経営の主体が変わるようで…。まあ、孫娘になるようなんですが。」
私「除梗した方が解り易いワインにはなるし、売り易しね…。まあ、代替わりの時はよくある話かな。」

まあ、これから先代替わりのないマスキューには羨ましい話です(笑)。

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桝久 試飲会 番外編(その2)

Dec 04, 2025 by weblogland |
11月のマスキュー試飲会、土曜日の夕方にNさんご来店(笑)。このNさん狛江のKさんのワイン友達(笑)。
私「Nさんいらっしゃいませ。今ちょうどKさんが帰られたところです。タッチの差でした(笑)。」
Nさん「そりゃ残念!」

ちょうど私も配達に出たので、家内にバトンタッチ。

Nさん「この前、持ち寄りの試飲会をやったんですよ。その時見たことがあるワインがありました。なんとモリエールのモルゴル•レ•クラ2019年!」
家内「えー!」←多分こう言う(笑)。
Nさん「こんなのマスキューさんでしか売ってないはずだと思って、持って来られた方に聞いたんですよ(笑)。」
家内「え~…。」多分こう言う(笑)。」
Nさん「そうしたらピンポン(笑)!」
家内「誰かな?」←多分こう言う(笑)。
Nさん「川崎でバーテンダーをやっていたMさん。今は蓼科のホテルに勤めているそうです。名刺いただいてマスキューさんに届けるように頼まれました(笑)。」

このMさんは中国籍の方ですけど日本語ペラペラ(笑)。まるでネイティブ(笑)。何時ぞやシャトー•チャングーをいただいたことがあります。ワイン、お酒に対する意欲は見習いたいほどです。

う~ん。
それにしてもワイン仲間恐るべし(笑)!
その中で話題の片隅にいられたことは、とても嬉しい(笑)。


いい加減なワインを売って、『あの店どうしょうもない!』なんて言われないように全力投球せねば(笑)。



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桝久 試飲会リポート 後半

Dec 01, 2025 by weblogland |


●ジゴンダス レ•パリエルダス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 3771円税込
「マスキューさん!コレもドメーヌ•ビュルルのワインですよね(笑)。」
私「ビュルルの扱いはいつの間にか、なんと5アイテムとなってしまいました(笑)。どれも特徴的。特に低収量でプレスを無理にしませんので共通して旨味たっぷり(笑)。コスパも宜しいのでついつい増えてしまいました(笑)。」
家内「あとお安い(笑)。このジゴンダスなんて10年前の価格です(笑)。」
「うわっ!凄く甘くて飲みやすい(笑)!」
「暖かみがあって、ジューシー(笑)。」
「焦がした砂糖…、フワッと甘い(笑)。」
「チェリー…、ブラック•レッド•チェリー。」
「タンニンもたっぷり(笑)。でも果実味とのバランスが良くてスイスイ飲める。この点一つ前のモンテプルチアーノ•ダブルッツォと似てもいるかな(笑)。」
「ローヌのワインってもっと黒くてタニックなんだけどコレちょっと違うんだよね(笑)。」
「渋くないし、硬くもない(笑)。明るいし明瞭なんだよね(笑)。」
私「このジゴンダスは標高が低い畑のものとなります。低いと言っても標高150mくらいかな。」
「シャトー•ヌフ•デュ•パフなんかの平地の暑いところとは違うんだな。」
「あと、ちょっとエキゾチックな中近東のスパイスの香りもする(笑)。セパージュは何ですか?」
家内「グルナッシュ90%、ムールヴェードル10%です。ジゴンダスのワインはムールヴェードルをちょっと入れる傾向。ちょっと独特なスパイスの香りはムールヴェードル由来だと思います。」
私「あと飲み込んだ後に舌の上に粉っぽさが残りますが、それもムールヴェードル由来だと思います。」
「単純に甘いだけじゃないんだ。深みがある。だから飲み飽きしないし、スイスイ飲める(笑)。」
「そうそう。砂糖水はスイスイ飲めないもんね(笑)。」
「この甘さだって旨味の甘さ。糖分ではないですよね?」
私「さすが!左様でございます(笑)。アルコール分はなんと15%限界値です。しかもドライ。」
「えー!そんなに高いのですかぁ。全然そんな感じしない(笑)。」
「健康的!畑で葡萄を齧っているような感じ(笑)。マスキューさんの試飲会にたまにこんな感じのワイン出ますよね(笑)?」
私「えへへ(笑)。あんちゃんのローヌ•ヴィラージュや戦うボルドーもそんな感じかな(笑)。」
家内「正確には(笑)、ル•ヴァン•ド•ブレゼのマルグリットやラランド•ポムロールのブリュトあとルーションのブラン•プリュムなんかその口です(笑)。」
「いわゆるビオ系、無添加嗜好のワインですね(笑)。」

ここでアクシデント発生!

「マスキューさん!このオレンジ色ラベルのジゴンダス、ヴィンテージが2023年です!」
私「えー!あっ、本当だぁ!2022年はあと1本しか残っていない!全然気が付かなかったぁ…、と言うより見えてなかった(笑)。ゴメンナサイ!」

この結果渋々2023年を急遽開け2022年と2023年の並行ティスティングとなりました(笑)。
トホホ(涙)。
※ともに違和感無くお試しいただけました!


●ジゴンダス レ•フォイユ 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4337円税込
私「コレはジゴンダスでも標高の高い畑のものです。最近購入したそうです(笑)。」
「見た目色合いは同じくらいかな?」
家内「標高の低い方は25日、標高の高い方は20日ほどの醸し期間。セパージュはこっちはグルナッシュ&シラー半々です。」
「う~ん。全然違う(笑)。こっちの方がよりタンニンを感じない(笑)。標高の低い方より飲みやすい。でも強い不思議(笑)。」
「同じように飲みやすいんだけど…」
私「アルコール分は同じく15%です(笑)。」
「毛皮のような…、ちょっとベーコンみたいな…」
「シラーの獣臭ですね(笑)。たまらん(笑)!」
「黒胡椒?スパイシー。」
「標高の高い方がちょっと涼しげ(笑)。でも口の中で立ち上がるような感じ。コレはちょっと違うぞー!かな(笑)。」
「うんうん。口の中で展開する感じ。暴れまくる訳ではない(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。発酵を房ごと行う全房発酵のワインの特徴です(笑)。標高の高いこちらの方が酸があるかと。」
「香りもチェリー、ベリー系の赤さがより明瞭でパワフル(笑)。巨大(笑)。」
「でも、エレガントなんだよなぁ。マスキューさん曰くのピノ・ノワール的(笑)?」
「店長!広がりと余韻が素晴らしい!」
私「ありがとうございます(笑)!」
「このジゴンダスは熟成しそうですよね(笑)?」
私「さすが!恐らくそうかと(笑)。」
私「標高の低い方はすぐ楽しめるフレンドリーな今風スタイル。標高の高い方はクラシックなジゴンダスのスタイルです。」
「セパージュや作り方を変えてるから、コンセプトが違うんですね(笑)?」
「同じジゴンダスでも違うんだ!」
家内「でも作り分けている生産者はあまりいません(笑)。特にビュルルは標高の高い区画を手に入れたことが嬉しかったみたいですよ(笑)。」
私「そうそう(笑)。ビュルルのジゴンダスは全部で2ヘクタールちょっとしかありませんから、何も作り分けしない方が生産効率は良いのですが(笑)。ここにビュルルらしい特化したこだわりがあるようです(笑)。」
「人気が出る前の今が買い時かな(笑)?」
「人気が出ると値段が高くなって手に入らなくなるもんね(笑)。」
私「ビュルル自体ワインのほとんどを海外で売る方針ですが、代理店をしっかり組織しており
売り散らかさない(笑)。どーんと売れて駄目になるドメーヌにはなりたくない意思を感じます(笑)。」
「長いスパンでじわじわ儲ける(笑)?」
「うんうん。急いては事を仕損じる。(笑)」

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桝久 試飲会リポート 前半

Dec 01, 2025 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
まずは今回唯一の白からスタート!


ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2013年 ガリアルディ イタリア マルケ D.O.C.白 750ml 2357円税込
「こんにちは、試飲会誘ってくださったのでお伺いしました(笑)。」←最近マスキューの近所はマンションブームのせいか人口が増えましたので、若いお客様が増えてきました(笑)。
私「いらっしゃいませ(笑)。ワインお好きそうなのでお誘いしました(笑)。お勉強されてるんですか?」
「実は知り合いがソムリエの資格を持っているので私も…(笑)。」
私「有資格者や資格を目指すお客様多いですよ(笑)。ちなみにここにいるKさんもエキスパートです。」
Kさん「私がKです(笑)。私は飲んでるだけですが(笑)。」
私「私にしてもKさんにしても『幾らなら買うか?』と言うだけですから基本簡単です(笑)。ただ実際ティスティング行ってもなかなかそれに当たらないだけですよね(笑)。」
「そんなに当たらないのですか?」
私「100本飲んで1本当たればラッキーかな(笑)。」
Kさん「取り寄せたサンプルにしてもじっくり飲むと当たらない(笑)。マスキューさんの試飲会に出るワインは選考を経てるから外れは無し。好みがあるだけですよ(笑)。」←ナイス•アシスト!
私「見つけたワインには熱量上がってしまうのが私の欠点かな(笑)?まっ、まっ、お試しください(笑)。」
「あっ、あま~い香り。でも飲むとキレキレ(笑)。」
「ミネラリーですよね(笑)。」
私「綿飴みたいなフワッとした甘い香りってヴェルディッキオの特徴です。特に凝縮したヴェルディッキオに出る特徴です。」
家内「隣接する海側の『ヴェルディッキオ•ディカストロ•ディ•イェージ』DOCだとこんな風になりません。」
私「昔流行った魚形のボトルに入った白ワインです(笑)。」
「あれね(笑)。飲みましたよ、あの魚ボトルの白(笑)。味は覚えてないけど(笑)。」
私「アレは綿飴みたいなフワッとした甘さがありません(笑)。」
「うんうん。これはマテリカ?産地が違う?」
家内「マテリカは内陸部の傾斜地。300ヘクタールほどの狭いDOCです。かなりスパルタンで豊かなワインができます。」
「豊かでスパルタンかぁ。言い得てる(笑)。」
「しっかりしてる(笑)。あと広がりがある。さあーっと口中に広がって、香りがずっうーと残る(笑)。」
「このワインは温度が高いほうが良いのかな?」
「部屋で常温でも大丈夫そうだね(笑)。」
「柑橘系の香りがとても爽やか(笑)。柚子みたいな親しみのある爽やかさ(笑)。」
「と言うことは柚子やカボスを使った魚介類の鍋が鉄板(笑)。鍋は陶器か(笑)?」←ナイス親父ギャグ!
「白菜なんかにも相性良さそうですよね(笑)。」
「飲んでいると塩味を感じます…、甘い凝縮した味わいの中に塩味がある。」
家内「塩味の後にナッツの香りがします。いかにも凝縮したヴェルディッキオ。もう少し時間が経つとハニーな香りが出てきます(笑)。基本遅摘みですね。」
「う~ん。かなり複雑ですよね(笑)。単一品種とは思えない!」
「通り一辺倒じゃない(笑)。不思議ですよね(笑)。」
私「マテリカは内陸部で気候の影響を受けやすく、ヴィンテージのバラツキが多いのが難点です。ですから継続して扱うのが難しいです(笑)。」
家内「今回このガリアルディを扱うのは何年ぶり(笑)?」
「産地もワインも気難しい(笑)?」

でもですね(笑)、今回の白ワインのトップセラーとなりました!←白はコレだけだよ!


シャトー ラルジャンテール 2015年
フランス ボルドー メドックA.C. 赤 750ml
2357円税込
「マスキューさん、ボルドーとは珍しい(笑)。あまりボルドーやりませんよね(笑)。」
「いやいや、古いのだったり、ラランド•ポムロールのビックリさせられるようなヤツはありましたよね(笑)。」
「コレ2015年ですかぁ。いわゆるビック•ヴィンテージかな(笑)?」
私「このシャトー•ラルジャンテール前回のメイクは2016年でした。ですから今回は遡ってリリース(笑)。」
家内「シャトーの判断です(笑)。」
「へぇ~、2015年をちゃんと熟成•保存してるんだぁ。蔵出しのオールド•ヴィンテージって貴重だよね(笑)。」
私「特にボルドーではあまり無いですよね。」
「おっ!良いコルクだぁ。しっかりしてて、しかも綺麗(笑)。」
私「リコルクはしていないようですがコルク、ワインともに良い状態です。液面もほとんど下がっていません。かなり高級なコルクですね(笑)。」
「どれどれ…。あっ!ガッツリしてる(笑)。でも渋い訳ではない!」
「あ~、しっかり熟成してる。ちょっと枯れ葉のニュアンスもあるし(笑)。」
「うんうん。古くなってない(笑)!エレガント!『安めぐみ』っぽくない(大爆笑)。」
私「メドックのメルロっぽくないですよね(笑)。キメ細かくてタイト。カベルネやプチ•ヴェドルの影響もありとてもガッチリしてます。最初は右岸のカスティヨン辺りのワインかと思いました(笑)。」
家内「私はオー•メドックのそれなりのシャトーかと思いました(笑)。」
「前に飲んだ2016年ってとても飲みやすい印象。2015年とは全然違う(笑)。」
「そ~なんですよね。昔飲んでたボルドー!」
「そうそう、ボルドー、ボルドーしてるんだよね(笑)。」
「ボルドーらしい重み。この点メドックらしくない(笑)。」
「やはり10年の歳月が必要なワインなんだな。今飲んでちょうど良い(笑)。」
家内「開けたてより丸1日経った今の方が旨味が増して美味しいですよ(笑)。シャトーの実直さを感じます(笑)。」
「今時10年経って美味しいボルドーってほとんどないよね。ましてやこの価格だしなぁ(笑)。」
「最初にこんなボルドー飲んだらイメージ良いはず(笑)。ビギナーにお勧め(笑)!」

さすが!
マスキューの常連は目が高い!
コレが本日のトップ•セラーでございました。


モンテプルチアーノ・ダブルッツォ リゼルバ 『ヴィニャ・レ・コステ』 2019年 750ml 3,111 円税込
私「愛するコルナッキアの、最も好きなのがこの『ヴィニャ・レ・コステ』でございます(笑)。誘導する訳では決してございません!」
「うわっ!色濃い。光を通さない(笑)。」
「う~ん。黒紫!ホント2019年ですか?色だけ見ると出来たてみたい(笑)。」
「普通じゃないよね(笑)。」
「店長!コレおかしいくらい濃い(笑)!色だけ見ると若過ぎて渋そうだけど全然渋くない!」
「でも重い(笑)。」
私「葡萄由来のタンニンは下の真ん中をずっしり押すような感じです。まさにコレです(笑)。ですから意地悪ではありません(笑)。樽由来のタンニンは意地悪。舌の両側を刺激する苦いタンニンです。」
「モンテプルチアーノ•ダブルッツォって軟弱なイメージだった(笑)。こんなのあるのですね(笑)。」
「色通りタンニンの分量が半端ない。でも渋くない不思議。身構えて飲んだけどその分拍子抜け(笑)。美味しい(笑)。しかも桁外れ(笑)。」
「凄くタニックなんだけど果実味とのバランスが良いんだよね(笑)。」
「グラスについた色。グラデーションしてる(笑)。こんなことあるんだぁ(笑)。」
「グラスにレッグが出来ない(笑)。凄い粘性。詰まっているんだな(笑)。」
「グラスに残った最後の一滴まで味と香りがある(笑)。」
私「特にこの2019年ヴィンテージは暑すぎて下の黄色ラベルのキュヴェは黒くなってますが、この畑は例外的。黒さの中にモンテプルチアーノらしいストロベリーの果実味がしっかりあります。まだまだ出てませんが(笑)。」
「どのくらい持ちますか?」
私「下のキュヴェでも20年くらい熟成するとコルナッキアは言ってますけど…、あと経験的に…、20年以上は大丈夫かな。」
「超高級なモンテプルチアーノ•ダブルッツォってあるんですよね(笑)。飲んだことないけど(笑)。何万円もするんだよね(笑)。」
私「特にDOCGのモンテプルチアーノ•ダブルッツォ•コリーネ•テラマーネですね(笑)。」
「やたらと長い名前(笑)。」
家内「コルナッキアのテラマーネはやり過ぎ(笑)。途方に暮れるワインです(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。私はこの『ヴィニャ・レ・コステ』で十分幸せになれます(笑)。超高級のモンテプルチアーノ•ダブルッツォと遜色ないですよ(笑)。」

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ドメーヌ•ビュルルのジゴンダス2連発

Nov 24, 2025 by weblogland |
家内「今回のトリ、まさかまさかのドメーヌ•ビュルルのジゴンダス2連発(笑)。」

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私「マスキューで同じドメーヌのアイテムを5アイテム試飲会で扱うなんて初めてだよね(笑)。」
家内「先月の試飲会で『松』『竹』『梅』やって、今月はトドメの極上品(笑)。ビュルルってどれ飲んでも違いははっきりあるし、しかも共通してコスパが良いからね(笑)。」
私「そうそう。最初ジゴンダス2アイテムはどうなんだろうとちょっと悩んだけどね(笑)。値段の差はあるんだけど冷静に考えると両方とも10年前の値段なんだよね(笑)。」
家内「店長はジゴンダス好きだもんね(笑)。でも、標高でスタイルを2種類に分けてリリースするジゴンダスの生産者って聞かないよね(笑)。」
私「ピェール•アマデューくらい大きなドメーヌでもそんなことはやらない(笑)。ましてやビュルルのジゴンダスの畑って2ヘクタール程度なんだよね(笑)。」
家内「明瞭な違いに皆さんビックリするはず(笑)。楽しみだなぁ(笑)。」
私「トリ以外もスパルタンだから全部で5アイテムなんだけど…、」
家内「私は最初の白 ヴェルディキオ•マテリカ好きなんだよね(笑)。すんごくミネラリーでキレキレ。それでいてふくよか(笑)。ヴェルディキオはイエージではなくマテリカだよね(笑)。後味のナッツィさがたまらない(笑)。」
私「取り寄せたサンプルは2024年ヴィンテージだからちょっと不安だったんだけど(笑)。良い作柄のガリアルディらしい出来栄えだったよね。」
家内「やはり内陸の気候の厳しいところだからヴィンテージでのバラツキが出がち(笑)。久しぶりに良かった(笑)!」
私「あとさあ、シャトーラルジャンテール2015年には驚かされたよね(笑)。前に試飲会で2016年をやって好評だったけど、2015年がこれほど良いとは(笑)!」
家内「なんとなくピンと来たんだよね(笑)。」
私「野生の勘(笑)?」
家内「ハンターの勘かな(笑)?」
私「あとコルナッキアのモンテプルチアーノ•ダブルッツォだけど、個人的にはDOCGのテラマーネより、こっちのヴィーニャ•レ•コステの方が好きなんだよね(笑)。」
家内「テラマーネはやり過ぎ(笑)。ヴィーニャ•レ•コステの方がモンテプルチアーノらしい味かな。」
私「そんなヴィーニャ•レ•コステは今回が試飲会初登場なんだよね(笑)。何でだろう(笑)?」
家内「私たちの痴呆(笑)?」
私「美味しいのが当たり前になってるからかな(笑)?」←説明になってない(笑)。

家内「そうそう、今月は5アイテムだけど全体の値段はマスキューにしてはちょっと高級だからバランスは取れるかな?」
私「1000円代のお手頃ワインが1種類欲しいところだけどね(笑)。」
家内「店長はそこら辺を探すのが上手いけれど(笑)、このご時世なかなか難しいよね。」
私「もう今月の試飲会の準備は出来たけどワイン探しは継続中だから、飛び入りで1アイテム入るかも(笑)?」
家内「この点店長は執拗だね(笑)。」
私「安いだけのワイン出すのは避けたいから、まあ無理はしないけどね(笑)。」

会議、テイスティングは続く(笑)…。

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ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2025年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール

Nov 22, 2025 by weblogland |
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2025年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール 4320円税込

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飲みましたぁ(笑)!
美味しいですね。

とにかくモリエールらしいバランスの取れた仕上がり。甘さもありますが過熟していない。変にジャムっぽくない。キメが細やかで濃い。ワインにイレギュラーを感じません。作柄が良かったのが伝わってきます(笑)。
でもですね(笑)、1本丸々開けた訳ではありません。予約の段階でマスキューの在庫はカスカス(笑)。こんな時は扱ってくださるお客様のお店に行く!

私「あ~、しみじみ美味しい(笑)!良かったぁ。やはりモリエールに変わるヌーヴォー無し(笑)!」
お客様「マスキューさん。ブログに書いてあったキャノピー•マネージメントって何ですか?」
私「たしかニュージーランドの技術者が『葉っぱの生える枚数を効率的にすると最大限の糖度を得られる。』と言うものです。」
お客様「へぇ~、葉っぱの枚数ですか?」
私「1平米に何枚を上に向かって生やすと安定した糖度の葡萄が出来上がるようです。今、ニューワールドでは主流です。」
お客様「このヌーヴォーもそうなんですね。」
私「多分。モリエールの場合温暖化対策としてキャノピーマネージメントをやっているかと。逆の方向ですね(笑)。アルコール分が11∼12%と低い糖度で仕上げます。だから仕上がりが暑苦しくない(笑)。酸もある。」
お客様「なるほどね。たしかにエレガント。でもしっかりしてる。いわゆるヌーヴォーとは違いますよね。ブルゴーニュのワインみたい(笑)。」
私「ニュージーランドとはちょっと違い、葡萄に葉っぱをかけて日除けにして、勢いの良い葉っぱを切って光合成を弱める。」
お客様「光合成を弱めちゃって良いのですか?あ~、だからアルコール分が低いんですね(笑)。安定した糖度を得るのではなく糖度を下げるんだぁ。」
私「ですから暑くなく日照不足の年は大変(笑)。2024年なんて10.5%でした(笑)。」
「2024年はダメだったんですか?」
私「1年経ってようやく甘さが出てきて飲みやすくなりました(笑)。奇跡的(笑)。」
「ヌーヴォーってすぐ飲んだ方が良い(笑)?」
私「すぐに消費するためのヌーヴォー作りのワインは早く飲むべきですが、普段通りの渾身の作りのヌーヴォーは特別です(笑)。」
お客様「あとこのヌーヴォーはキャンディーっぽくないですよね?」
私「ワインはアルコール発酵の後乳酸発酵が起こります。一般のヌーヴォーは乳酸発酵をSO2を添加して止めます。モリエールは乳酸発酵が収まるまで待つ(笑)。それゆえキャンディーっぽさをあまり感じません。」

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モリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォーですからご安心を

Nov 19, 2025 by weblogland |
ボジョレー•ヌーヴォー飲みましたぁ!

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『えっ、まだ11月20日の解禁日前じゃないですか?それ反則ですよ!』

2024年のモリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォーですからご安心を(笑)!

このワイン、去年の11月20日、6月某日、10月某日と3回飲みました(笑)。2024年は今までにない日照不足。無添加でワインを作るモリエールはその影響をモロに受けます。去年の解禁日の印象は硬い…、甘さも足りない…、でもカッチリはしている。6月の印象はあんまり変わらない(笑)?そして夏を過ぎた10月、ワインに甘さが出てきました。大部飲みやすくなりました。さすがモリエール!
モリエールのヌーヴォーは2017年からスタイルが変わりました。アルコール分を上げないようにキャノピー•マネージメントを徹底するようになったのだと思います。出来上がりが11∼12%のアルコール分で十二分な出来栄え。過熟感がなく濃くてエレガントなスタイル。でもですね(笑)、2024年はアルコール分が10.5%と今までで一番低い仕上がり。普段過剰な気温•日照に対策していますから、真逆の日照不足には対応出来なかったのでしょう。結果出来上がりもイレギュラーでした。ワインも解りにくいワインではありましたが、質は高かったのも事実(笑)。ようやく解りました(笑)。さすがモリエール!
で、2025年はアルコール分12%。バックラベルを見ると瓶詰めは10月22日、ギリギリまで粘ったようです(笑)。2025年ヴィンテージは完璧かな(笑)?
ちなみに2024年は10月31日瓶詰め。コレだけでとんでもなく大変な作柄だと想像つきます。解禁日に間に合わないほどの遅さ。それに尽力を惜しまなかったモリエール。そんなことを想うと涙が出ました。
ありがたく2025年ヴィンテージをいただきましょう(笑)!

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今、コレ試飲してます。もう丸3日かな(笑)。

Nov 10, 2025 by weblogland |
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●『カプレン』2022年 アンツィヴィーノ イタリア ピエモンテ ヴィーノ•ロッソ 750ml

●ネッビオーロ 2019年 ロヴェロッティ イタリア ピエモンテ 赤 コリーネノヴァレッジD.O.C. 750ml

ガティナーラのトップ・ランナー アンツィヴィーノが作るネッビオーロのエントリー•キュヴェが『カプレンガ』でございます。
マスキューの大好物(笑)。でもですね(笑)、諸般の事情で、『カプレンガ』の扱いは2018年ヴィンテージ以来。ラベル•デザインがちょっと変わったかな?
セパージュはネッビオーロ50%にクロアチーナ25%、ヴェスポリーナ25%を加えたもの。大樽で12ヶ月熟成して瓶詰め。
ちょっとファットな印象ですが、ネッビオーロをしっかり感じますね(笑)。あ~、良かったぁ(笑)。


そしてロヴェロッティはゲンメのトップ・ランナー。もちろんマスキューの大好物(笑)。ラベルの絵を見たらピンと来るお客様も多々おられるかと(笑)。
コレはコリーネノヴァレッジD.O.C.のシリーズのネッビオーロ100%のキュヴェ。ゲンメはちょっと手が出ないのでエントリー•クラスを試飲しています(笑)。
第一印象は『思わずうっとり』(笑)。ネッビオーロの美点が出ています。ゲンメより冷涼な感じですが、とてもグット(笑)。2019年ヴィンテージでちょうど良い出来上がり。これでエントリー•クラスなのですから、やはりゲンメはは偉大(笑)。なんたってゲンメ•リゼルバは現行が1998年(笑)。ホンマかいな?1本くらいマスキューのセラーに並べようかな(笑)?

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2025年のイタリアのノヴェッロ

Nov 08, 2025 by weblogland |
う~ん。
順調と言えば順調なのですが、2025年のイタリアのノヴェッロほぼ完売です。

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●テロルデゴ ノヴェッロ 2025年 アルデノ イタリア トレンティーノ=アルトアディジェ 赤 IGPヴィーネティ•デレ•ドロミテ 750ml 3752円税込
ノヴェッロ・サレント2025年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT 航空便 赤 750ml 2451円税込

2025年は糖度も上がり、バランスも良く中々の出来でした(笑)。特に驚かされたのはテロルデゴのノヴェッロ。品種としてはマイナー(笑)。でもとてもクラシックで美味しかった(笑)。インポーターさん曰く、ノヴェッロの嚆矢。飲むと普通のワインをそのまんま出荷したようなプリミィティブな印象。昔扱ったガロフォリのノヴェッロに近いスタイルでした。もちろんすぐ飲めるようにしっかりエアレーションはしていますが、本来的な良さを感じて好印象。今回はお試しの扱いでしたが、来年は少し数を増やそうかな(笑)。

コンティ•ゼッカは想像の範囲内(笑)。扱ってから外したことがありません(笑)。南イタリアの地場品種のポテンシャルの高さを実感。生産域ももっと北側まで伸びるのでは?だって暑くても酸がある!このアドヴァンテージは有用(笑)。

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ティスティングが長期に亘りましたので、ここで一度整理します(笑)!

Nov 07, 2025 by weblogland |
●テロルデゴ ノヴェッロ 2025年 アルデノ イタリア トレンティーノ=アルトアディジェ 赤 IGPヴィーネティ•デレ•ドロミテ 750ml 3752円税込
ティスティングが長期に亘りましたので、ここで一度整理します(笑)!


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10月30日
飲みましたぁ!
美味しい、かなり美味しい。
たしかにマセラシオン•カルボニックで作った印象はありますが、濃くてエレガント(笑)。深みもある。
う~ん。
アガケさんが絶賛するだけありました。
あ~、香りが噴き出てきますね(笑)。チェリー、ベリー系の香りが…。ヌーヴォー用の作りとは思えない。普通の美味しいワインをヌーヴォーとしてリリースした感じ(笑)。昔のガロフォリのノヴェッロを思い出しました(笑)。ちなみにコルクはDIAM3を使っていました(笑)。どうやらすぐに飲んでも飲まなくても良いワインですね。とっとと消費されることが前提ではないヌーヴォーでございました。明日はもっと美味しいはず!マスキューの店頭で試飲出来ますから気になる方はお申し付けくださいね(笑)。

10月31日
今日2日目ですが、飛び抜けて美味しい(笑)!
畑で葡萄を齧るような気になります(笑)。
何人かお客様にも飲んでいただきましたが、同感。
う~ん。
まず、ヌーヴォーとは思えない飲みやすさ。葡萄果そのまんまですから、詳細がどうのこうの言う意味がない(笑)。なんたって葡萄なんですから(笑)。
あと折り合いがとても良い。秋に収穫した葡萄で作ったワインとは思えないのです。ヌーヴォーなのですが、ヌーヴォーとは思えない。(料理研究家のAさんも仰ってました(笑)。)アルコール飲料とは思えない飲みやすさなのです(笑)。しかもドライ。
生産者のアルデノ社の他のワインも飲んでみたくなりました。とてもリッチでありながらエレガント!この気風ですよね(笑)。

11月1日
美味しい。基本、畑で葡萄を齧っている感じなのですが、更に飲みやすくなってます(笑)。余分なマセラシオン•カルボニックの乳酸臭さは無くなってます。全体の折り合いも更に良くなった感じ(笑)。

11月4日
美味しいですね(笑)。とてもキメ細かい密度感。こりゃなかなか崩れませんね(笑)。細部までしっかりしてます。
家内「開けてから丸6日目だけど、今日が一番美味しい(笑)。赤い果実味はハッキリしてるし、タンニンは綺麗に整ってる。」
私「ガメイとは違うのが良く解るよね(笑)。」
ここで思ったのですが、かつてまだ温暖化が深刻で無かった頃のシュ•ド•ウェストを思い出しました。基本とても冷涼な産地ですからアルコール分も11∼12%くらいしか上がりませんでしたね。12.5%もあったら歓声ものでした(笑)。
今回のテロルデゴのノヴェッロを飲んだ印象はまさにそれ(笑)。家内曰く「イレルギーの赤」というのも納得。←ちょっと悔しい(笑)。
最近のシュ•ド•ウェストを飲むと妙に甘く大柄。すぐ飲めるフレンドリーさもあるワインが多数。
う~ん。
ちょっと違うんだよなぁ(笑)。
それゆえイタリアの冷涼なトレンティーノ=アルトアディジェでこんなクラシックなワインに出会えるとは!朗報ですね(笑)。もっともノヴェッロでも手強さがありますし、通常のスタンダード•キュヴェもスローなスタイルでした。スタンダード•キュヴェの『コン•チェルヴォ2021年』を前に飲んだ折、まだ時間がかかる印象でしたっけ。←思い出しました(笑)

11月6日
家内「え~と、今日で丸8日。ちょっとお試しになりますか?」
お客様「あ~、フレッシュで美味しい(笑)。」
私「酸がよりはっきりしてきました(笑)。ピンとしてますね(笑)。」
家内「衰えた感じもないし…。試しに仕入れたのですが(笑)、思った以上の良さ。開けてからずっと楽しめるのは異例かな(笑)。」
私「イタリア•ノヴェッロの嚆矢と言うだけありますね(笑)。」

11月7日
今日はいつものティスティング•スタッフKさんがご来店しておりますのでついでにティスティングしていただきました(笑)。
「最初飲んだ時と比べると大部変わってきましたね(笑)。酸が際立ってますよね。」
家内「ディテールがはっきりしてます(笑)。テロルデゴ種の特徴が解りますよね(笑)。」
Kさん「酸はたっぷりだけどとても綺麗ですね(笑)。整っている。う~ん。1週間経っても全然劣化していない。」
私「ピン!とした印象ですよね(笑)。」
私「インポーターのアガケさんに聞いたのですが、やはり全房発酵しているようです。除梗した濃いワインは1週間するとフニャとなりがち、ピン!とはなりません。」
Kさん「うんうん、たしかに。開けてからの進化を感じます(笑)。」
私「あと2025年の彼の地は、6、7月は暑かったようですがその後はアルトアディジェらしい冷涼な夏だったようです。それゆえ酸の乗りが良かったとのことでした。」
家内「2025年のアルトアディジェは良い作柄なんだね(笑)。冷涼な凝縮感…、もったりしてなくて良いよね(笑)。」

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そこで閃いた(笑)!

Nov 05, 2025 by weblogland |
今日は11月4日。
テロルデゴのノヴェッロを開けたのが10月30日ですから、丸6日目ですね(笑)。

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美味しいですね(笑)。とてもキメ細かい密度感。こりゃなかなか崩れませんね(笑)。細部までしっかりしてます。
家内「開けてから丸6日目だけど、今日が一番美味しい(笑)。赤い果実味はハッキリしてるし、タンニンは綺麗に整ってる。」
私「ガメイとは違うのが良く解るよね(笑)。」
ここで思ったのですが、かつてまだ温暖化が深刻で無かった頃のシュ•ド•ウェストを思い出しました。基本とても冷涼な産地ですからアルコール分も11∼12%くらいしか上がりませんでしたね。12.5%もあったら歓声ものでした(笑)。
今回のテロルデゴのノヴェッロを飲んだ印象はまさにそれ(笑)。家内曰く「イレルギーの赤」というのも納得。←ちょっと悔しい(笑)。
最近のシュ•ド•ウェストを飲むと妙に甘く大柄。すぐ飲めるフレンドリーさもあるワインが多数。
う~ん。
ちょっと違うんだよなぁ(笑)。
それゆえイタリアの冷涼なトレンティーノ=アルトアディジェでこんなクラシックなワインに出会えるとは!朗報ですね(笑)。もっともノヴェッロでも手強さがありますし、通常のスタンダード•キュヴェもスローなスタイルでした。スタンダード•キュヴェの『コン•チェルヴォ2021年』を前に飲んだ折、まだ時間がかかる印象でしたっけ。←思い出しました(笑)。

そこで閃いた(笑)!

私「コン•チェルヴォ2021年、もうインポーターさんも在庫無いよね?」
家内「そ~だよね。いくらなんでももう無いよね(笑)。え~と、カタログを見ると…、まだある!」
私「悪いけどちょっとインポーターさんに電話して確認してくれるかな?ちょっと怖くて電話出来ないよ(笑)。」
家内「う~ん。決心するまでちょっと時間がかかるよ(笑)。」
私「セコイ話だもんね(笑)。」

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テロルデゴ•ノヴェッロ2025年を開けてから3日目

Nov 02, 2025 by weblogland |
今日は11月1日、テロルデゴ•ノヴェッロ2025年を開けてから3日目です。もちろん今、定点観測を行いました(笑)。

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う~ん。

美味しい。基本、畑で葡萄を齧っている感じなのですが、更に飲みやすくなってます(笑)。余分なマセラシオン•カルボニックの乳酸臭さは無くなってます。全体の折り合いも更に良くなった感じ(笑)。
私「このテロルデゴ種って美味しいね(笑)。普通の赤も飲んでみたくなったよ(笑)。」
家内「とても良い意味でユニークで上質だよね(笑)。」
家内「忘れてるかな(笑)?前にこの生産者のワイン扱った事あるよ(笑)。」
私「え~と、カンティーナ•アルデノだっけ…、覚えてない!」
家内「では、ヒント。ラベルに鹿の絵が書いてあるワイン!」
私「あ~!思い出したぁ!花札みたいなラベルの絵(笑)!」
家内「ピンポン(笑)!あれ美味しかったよね(笑)。この前インポーターさんのカタログ見たら、アルデノのワインはあるにはあるんだけどとても高くてビックリ。ちょっと手が出ないよ(笑)。」

早速アルデノのホームページをチェック!

私「お〜!近代的でデカイ(笑)。もっと田舎くさいワイナリーかと思ってたけど違う(笑)。コレ地元の名士だよ(笑)。」
家内「どれどれ…。あ~、立派。カリフォルニアのワイナリーみたい(笑)。トレンティーノの風景にマッチしないほど(笑)。」
私「販売してるワインを見るとトレンティーノに特化した高級品ばかり。3000円以下のワインなんて無さそう(笑)。シャンパン方式の泡もあるしね。」
家内「ホームページからしてお金かけてるよね(笑)。ブランド作りに尽力してる(笑)。そうなるとデイリーな物は除外かな(笑)。」
私「そ~だよね。あの鹿ラベルのアイテムも見当たらないし(笑)…。安いワインは除外(笑)!残念!」

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テロルデゴ ノヴェッロ 2025年 アルデノ

Nov 01, 2025 by weblogland |
●テロルデゴ ノヴェッロ 2025年 アルデノ イタリア トレンティーノ=アルトアディジェ 赤 IGPヴィーネティ•デレ•ドロミテ 750ml 3752円税込

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今日2日目ですが、飛び抜けて美味しい(笑)!
畑で葡萄を齧るような気になります(笑)。
何人かお客様にも飲んでいただきましたが、同感。
う~ん。
まず、ヌーヴォーとは思えない飲みやすさ。葡萄果そのまんまですから、詳細がどうのこうの言う意味がない(笑)。なんたって葡萄なんですから(笑)。
あと折り合いがとても良い。秋に収穫した葡萄で作ったワインとは思えないのです。ヌーヴォーなのですが、ヌーヴォーとは思えない。(料理研究家のAさんも仰ってました(笑)。)アルコール飲料とは思えない飲みやすさなのです(笑)。しかもドライ。
生産者のアルデノ社の他のワインも飲んでみたくなりました。とてもリッチでありながらエレガント!この気風ですよね(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Oct 27, 2025 by weblogland |
サブレ 2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 コート•デュ•ローヌ•ヴィラージュA.C. 750ml  2262円税込
「うわっ!トロっとしてる(笑)。美味しい
!『梅』の『エスク』より上ですね(笑)。」
「素晴らしいですね(笑)。旨味たっぷり(笑)。しかも品が良い(笑)。」
「大きい!しかも整っている(笑)。マスキューさん、アルコール分は如何ほどですか?」
家内「アルコール分は14.5%で『エスク』と同じです。ただ『エスク』よりヘクタール当たりの収穫量は少ないです。」
「と言うことはワインの濃さはアルコール分の高さだけではないんですね(笑)。とても良く解る比較ですよね(笑)。同じ生産者で同じヴィンテージ。勉強になりましたよ(笑)。」
家内「ありがとうございます(笑)!でも畑は違います。『エスク』は平地、『サブレ』は緩傾斜地。共に沖積地ですが『サブレ』の方が水捌けは良さそうです。」
私「共に木樽は使っておらず、作りセパージュもほぼ同じなので比較するには持ってこいでございます(笑)。」
「とてもスパイシー…、黒胡椒ですよね(笑)。あと『サブレ』の方がよりココアっぽいかな。」
「旨味の酸味が膨大(笑)。密度感も付け入る隙がない。」
「とっても綺麗。透明感がある(笑)。タンニンも多量だけど全く渋くない(笑)。」
「ちょっと鉄みたいなニュアンスがありますよね。生々しい(笑)。」
私「フェノールっぽさもあります(笑)。種の中まで完熟してますね(笑)。あと特徴的に土臭い。腐葉土っぽさがあります。」
「私田舎育ちなので土臭さ解ります(笑)。雨上がりに森の中に入って遊んだ時の香りです(笑)!」
家内「きっとムールヴェードル由来かな(笑)。このキュヴェだけムールヴェードルが入ります。良いムールヴェードルの特徴としてワインに深みが出ます。」
「ムールヴェードルって?」
家内「フランス国内ですとバンドールや海側のフィトゥー、ルーションのコリウールで銘醸ワインとして有名です。深みのあるグレート•ワインです(笑)。」
「いわゆるコート•デュ•ローヌの完成形って言って良いのでしょうね(笑)。欠点が無い(笑)。あっ、コレはローヌ•ヴィラージュか(笑)。」
「マスキューさん!このワインは牛肉ですよね(笑)。塩胡椒だけしたステーキ!」
「もちろんヴェリー•ヴェリー•レアで焼く(笑)。血の滴るような焼き具合!」
「部位はヒレ!」
家内「穀物飼料を食べて育った牛ではなくて、1日中歩き回って牧草を喰んで育った牛!」
「そうそう(笑)。『お前歩いたことあるのか?』みたいなA5の霜降りじゃないんだよね(笑)。」



ヴァケラス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ヴァケラスA.C. 750ml 3205円税込

私「『松』の登場でございます(笑)。」
「鰻重のランク『松』『竹』『梅』は鰻の量だけど(笑)、このワインの差は質なんだな(笑)。」
「うわ~、甘くて美味しい(笑)!さすが『松』(笑)」
「『サブレ』より更に濃くて甘い(笑)。圧巻(笑)。」
私「グレート•ワインの範疇かと。渾身でございます(笑)。」
「バランスが良くて飲みやすい(笑)。しかもすべてが高度。」
「生々しい獣の香り(笑)?ベーコンみたいな肉のニュアンス…、香りもする(笑)。」
「真っ黒になっていないし、変な突出感が無い。ヴァケラスって初めて飲むけど、パフにこだわる必要がないかな(笑)。」
「有名なシャトー•ヌフ•デュ•パフって今では○万円の世界。そうするとヴァケラスってお得かも(笑)?」
「マスキューさん、このヴァケラスのアルコール分は如何ほどですか?」
家内「15%です。限界理論値ですね(笑)。」
「ふ~ん。でもこのヴァケラスはドライですよね?」
私「完全に発酵してますよね(笑)。酸も充分残っているし。葡萄の管理技術は完璧ですね(笑)。過熟感もないし、無理もしていませんね(笑)。」
家内「糖度が15%超えると舌に残糖分がベタつくし、酸が足りなくなってスカスカになったりします。ギリギリの戦いですね(笑)。」
「果実味が真っ黒になってないのも凄い(笑)。」
「暑苦しくないんだよね(笑)。」
私「多分ビュルルが一番腐心したところだと思います(笑)。赤い果実味をしっかり残しています。全房発酵しているかもしれませんね。」
「私チョコレート好きなんですが(笑)、『エスク』→『サブレ』→『ヴァケラス』の順でカカオ分50%→70%→90%とエスカレートさせて合わせてみたい(笑)!」
私「良い考えですね(笑)!『ヴァケラス』には90%のチョコレートの中にペースト状のフランボワーズの入った高級チョコレートなんか合いそうですよね(笑)。バレンタインデーに究極のコンボを楽しめたら最高!」←余計なことをスミマセン。


●❴限定品❵ピノ・ノワール 2021年 アドリア・ヴィンヤーズ ポーランド ドルヌィ・シロンスク 赤 750ml 2981円税込
私「このポーランドのピノ・ノワールは以前2019年ヴィンテージで限定販売いたしました。今回は2021年にての限定販売となります!」
「うわっ!凄い香り(笑)!」
「香りも強いがワイン自体も強い(笑)。芯がしっかりしてる。」
「でも色はとても薄い。タンニン入ってるの?のレベルですよ(笑)。」
「ビュルルのワインとは真逆(笑)。」
「チェリー、ストロベリー、フランボワーズ、誰が飲んでもピノ・ノワールと言うね(笑)。」
「ブルゴーニュの古典的な味わいだな(笑)。懐かしいくらいですよ(笑)。」
「うんうん。今ではブルゴーニュでこのレベルのピノ・ノワールなんてとても買えない(笑)。」
家内「以前の2019年のメイクはアメリカのオレゴンのピノ・ノワールみたいでしたが、2021年は古典的なブルゴーニュのピノ・ノワールみたいな出来です(笑)。」
「枯れ葉…、紅茶、番茶、みたいな香りがする(笑)。いかにも秋深い味わい(笑)。でも強い(笑)。しっかりしてる(笑)。」
私「全房発酵して短い醸し、そしてプレスしないでフリーランのみで作っている感じはまさに古典的なブルゴーニュのピノ・ノワールです。」
「男性的なしっかりしたスタイルよね。」
家内「抜栓後1週間経っても揺らぎません。筋金入りです(笑)。」

私「さあ、ここで問題です。このピノ・ノワールのアルコール分は如何ほどでしょうか?ちなみにヴァケラスは15%でしたね(笑)。」←ちょっと意地悪。

「え~!飲んだ印象ではヴァケラスより強いんだよね(笑)。でも寒いポーランドだし15%以下には違いないのだろうけど…。」
「ピノ・ノワールは強いんだけどアルコリックではないんだよね。」
家内「正解は12%です!」
「え~!そんなに低いんだぁ(笑)。そうか!ワインの強さはアルコール分だけではないんですね(笑)。酸なんだ(笑)!」
「あと多量のタンニンだけでも無いのですね。」
「ポーランドでワイン作ってるのも知らなかったし(笑)、温暖化の恩恵かな(笑)?」
家内「緯度はブルゴーニュ並みですが、大陸性気候なのでかなり寒いはずです。」
「ビュルルのワインは香りがあまり立ちませんが、ピノ・ノワールは物凄く香りが立ちます。何故?(エスク?)(笑)。」
私「一般に暑い産地の葡萄は蒸発から実を守るために皮を厚くします。逆に冷涼な産地の葡萄はそのリスクが低い。そのため冷涼な産地のピノ・ノワールは香りが良く立ち、暖かな産地のローヌのワインは香りの立ちが劣る。と言われております。例外的な品種もありますが。」
「マスキューさん!このティスティング問題でワインの資格試験に目覚める方がおられるかも(笑)。」←さすが有資格者。


お寒い中ご来店ありがとうございました!
あと、土曜日の夕方は混雑して行き届かなかったことお許しくださいませ。

桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Oct 26, 2025 by weblogland |
先月と比べると、とても寒い!
お寒い中、しかも雨降りの中、ご来店ありがとうございました!

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○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2023年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込
「マスキューさん!これ定番のモルドヴァの白ですよね(笑)。何本も飲んでますよ(笑)。」
「そうそう(笑)。とても美味しい(笑)。割と高級な味なんだよね(笑)。」
「フェティアスカ•アルバ?地場品種ですか?」
家内「はい!この下のランクのワインはカベルネ等の国際品種のラインナップとなっております。どれも飲みやすくフレンドリーです。」
「そう言えば、私この前カベルネ買って飲んだぁ(笑)。あれはあれで美味しかったでした。と言うことは、今日は誘導されてる(笑)?」
私「深く考えてはイケマセン(笑)!」
「飲んだの忘れてまた買っちゃう(笑)。でも後悔はしない(笑)。コスパが良いからかな(笑)。」
「出しゃばらないからね(笑)。香りは華やかなんだけど、白い花…、柑橘類、蜂蜜、ミュスカ系の香り…。まとまりが良いんだよね(笑)。」
「あと、ビシッとしてるんだよね(笑)。柔らかいけど軟じゃない(笑)。かな?」
「合わせることの出来る料理も幅広いよね。魚介類…、中華料理…。」
家内「鴨…、ノルウェーサーモン…、ホタテ…、クリーム系の味付けだと何でもオッケーかな(笑)。」
「そうそう、しっかり出汁を取った和食(笑)!オデンなんかも良さそう。」
私「茶碗蒸し(笑)!」
「リンゴ酸がしっかりしてるから大根おろし!」
「東欧らしく豚肉ですよね(笑)!」
「豚肉のしゃぶしゃぶ+紅葉おろし!完璧かな(笑)?」
私「使う油は穀物系なら何でもオッケーかな。」

さて、これより本日のトラップ発動(笑)!仕込みはオッケーでございます(笑)。

私「え~と、コレ10月12日に開けた同じワインです。比べてみてくださいませ(笑)。」

「あっー!美味しい(笑)。同じだけど何処が違うか?それが問題(笑)。」
「落ち着いてる。だから飲みやすい?」
「昨日開けた方はまだまだハチハチした溌剌さがあるけれど、開けてから2週間経ってる方は凪の海みたいな…、旨味が水面(笑)。」
「共にバランスは良いよね(笑)。」
「2週間経った方も香りはしっかりある。この実験の意味は何ですか?」
私「ワインは抜栓すると酸化が一気に進みがちですが、ワイン自体の中身がしっかり詰まっていると酸化のスピードは遅くしかも酸化が良い方向に向かいます。開けたらもうすぐに駄目になるワインは元々が詰まっていない 薄いワインと言うことになります。」
「なるほどね(笑)。で、マスキューさんは何故こんな実験をするのですか?飲み忘れたとか(笑)。」
私「たまに飲み忘れることもありますが(笑)。基本ティスティングするときはそのワインの底が見えるまでします。『もうコレで駄目かな?』というところまでします。このワインはまだ底までいっていないかと(笑)。」
家内「そのワインのポテンシャルや品質の確認です(笑)。」
「我が家で開けたら2週間待てないけれど、それは我が家で飲むこととマスキューさんのティスティングとは趣旨が違うと言うことだな(笑)。」
私「左様かと(笑)。でもですね(笑)、ティスティングは仕事ではありますが、趣味と実益を兼ねてもおります。天職でございます(笑)」


モンテファルコ•グレケット 2023年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤白モンテファルコ・グレケットD.O.C.750ml 2451円税込
私「中部イタリアの海無し州ウンブリアのワインです!え~と、ペルージャのある州と言えば解り易いかな(笑)?」
「サッカーとバレーボールですね(笑)。ピンと来ました(笑)。」
「サグランティーノ•モンテファルコ…、すごく濃くてヘビーなワイン。マスキューさん!アダンティってサグランティーノも作ってましたよね?」
私「大好きなワインです(笑)。渾身の赤ワイン
。今回はアダンティの作る『グレケット』100%の白です。」
「『グレケット』って聞いたことがない(笑)。」
家内「はい。大体がブレンドされます。特にオリヴェート•クラッシコではトレビアーノの補助的な役割をします。頭の中の印象ではトレビアーノもグレケットも大人しい品種のイメージでした。」
「そうそう、トレビアーノはよく聞く品種ですよね。」
「この白ワインは2023年ヴィンテージですよね…。でも色は古いワインみたいに濃い(笑)。」
「見た目2023年じゃなくて、10年くらい熟成したワインの色ですよ(笑)。」
「う~ん。オレンジ•ワインみたいな色(笑)。」
家内「ほとんどSO2は使わない上にシュール・リーの状態で熟成してから瓶詰しているようです。オレンジ•ワインに近いかな(笑)。」
「ビオ系なんだろうけど、味はビオビオした癖がない(笑)。」
「なんか凄いレベルのワインのような気がする(笑)。取り付く島もないけど(笑)。経験したことがない味わい(笑)。」
「どれどれ…。あ~、濃い。でも飲みやすい(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出た『タルパカ』に似たワインですよね(笑)。」
「でも何か迫りくるものを感じる(笑)。」
「うんうん。たしかに飲みやすい(笑)。中に膨大な何かが隠れてる(笑)。凄いワインかも?」
私「開けたてでも飲みやすいのですが、尋常ならざるポテンシャルを感じますよね(笑)。」
「甘さ、深さ、複雑さを予感しますよね(笑)。」
家内「金柑みたいなしっかりしたリンゴ酸。黄桃の缶詰めみたいな果実味。あとハーバルですよね(笑)。」
「う~ん。キノコみたいな香りもする。山や森の香り…。深みに通じるかな(笑)。」
家内「キノコの旨味みたいですよね(笑)。」
「新鮮な青野菜…、葉っぱのニュアンスもある(笑)。」
家内「パセリの苦みみたいな…。」
「大きくて深くて複雑。山のワインではあるよね(笑)。このワインはどうなるのですか(笑)?」
私「開けてから3∼4日経つと過熟したリンゴや梅酒みたいな香りがします。それも強烈(笑)。たじろぎました(笑)。」
「え~!そんなになるのですかぁ?」
私「衝撃的でベックラこきました(笑)。」
「こんなワインを楽しめる私は幸せ者(笑)。」
私「このワインを飲んだ時、絶対にこの方々は好きなはず!と思って仕入れました。ティスティングしてる時お客様の顔が浮かぶワインは当たりの確率が高いのです(笑)。それも女性2名でした(笑)。←2人とも達人」
「コレ、何に合わせましょうか?思いつかない(笑)。」
「チーズでも…、少なくとも牛ではない(笑)。シェーブルやペコかな?」
私「このワインを飲んで、ちょっとイタリア•ワインの経験値が上がった気がしました(笑)。」


ビュルル『エスク』2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス ローヌ 赤 V.D.P.(I.G.P.)ヴォークリューズ 750ml 1602円税込
私「今回のテーマの1つローヌのドメーヌ•ビュルルの『松』『竹』『梅』の3段階スライド•ティスティングでございます(笑)。まずは『梅』のヴァン•ド•ペイ『エスク』でございます!」
「暖かみがあって美味しい(笑)!待っていた寒い季節とベスト•マッチ(笑)!ほんわか温まる!」
「危険な飲みやすさ(笑)。ホントに『梅』ですかぁ?」
私「プラムやプルーンみたいないかにもコート•デュ•ローヌ味(笑)。」
「ストロベリーっぽくて好きだな(笑)。」
「『果実爆弾!』ってブログで書いていた通り(笑)。でも破調ではなく王道のスタイル(笑)。」
「マスキューさん!このワインの何処が『梅』なのですか?エスク?」
私「ホント『なんで?』なのです(笑)。通常のヴァン•ド•ペイの半分ほどの収穫量まで落としています。しかも、いわゆるAOCコート•デュ•ローヌ以下の底収量です。」
「へぇ~、大盤振る舞いですね(笑)。」
「採算合うのかしら(笑)。」
家内「ビュルルのホームページを見るとこの『エスク』は載っていません。すべて海外向けかもしれませんね。ビュルル全体の8割ほどは海外に輸出されています。」
「へぇ~、海外もやはりアメリカ向けですか?」
私「イギリス、アメリカ、カナダ、日本、シンガポールと多極。フランス自体の消費量が落ちていることから海外展開をビジネスの軸にしています。家族経営でもやれるのですね(笑)。」
「日本の米農家も追随して欲しいな(笑)。」
「この味わいでこの価格。『梅』とは思えないレベルですよね。」
家内「撰果が完璧。だから雑味がありません。あと発酵中にエアレーションをしっかりやる。完全に発酵させタンニンの角も取る。ですから渋くないのです(笑)。熟成もちゃんとゆっくり丁寧に行います。」
「ちゃんと手間暇かけてるんだぁ(笑)。効率化一辺倒ではない味わいなんだな(笑)。」
「タンニンたっぷりだけれど、渋くない(笑)!
なるほどね(笑)。」
私「あと後口にココアパウダーのようなザラツキがあります。コレは低地のグルナッシュと特徴です。」
「旨味も綺麗だよね(笑)。無理なプレスをしないのかな。ケチ臭くない(笑)。」
「そうそう。エントリークラスの『梅』と言えどもケチ臭くない(笑)!マスキューさんの本領発揮(笑)?」
私「ありがとうございます(笑)。そう言ってくださると冥利に尽きます(笑)。」

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1週間後ジゴンダスのティスティング

Oct 19, 2025 by weblogland |
続きです(笑)。

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1週間後ジゴンダスのティスティングのためKさん再招集。ありがとうございます!

Kさん「前は2019年でしたよね。コレは2021年ですか(笑)。どれどれ。あっ!前と違う!開けてから何日ですか?」
家内「ちょうど1週間ですね。昨日はちょっと落ち気味でしたが、今日は回復してます。強さ旨さが尋常ではないです。」
私「酸の量が凄い。2019年とは明らかに違う。全房発酵してフリーランだけで作ってますね(笑)。古典的なブルゴーニュ•スタイルです。」
Kさん「このピノ・ノワールを飲む前にジゴンダスの大物をティスティングしてますが、全然負けていない。むしろこのピノ・ノワールの方が強い(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。」
家内「アドリアのピノ・ノワールはアルコール分12%、ジゴンダスの大物は15%です。絶句しました(笑)。」
私「このピノ・ノワールはグランクリュ並みと言ってよろしいかと(笑)。」
Kさん「枯れ葉のニュアンスもあるけど…、木樽の影響とは思えない。高級でクラシックなブルゴーニュのピノ・ノワールの世界だぁ(笑)。もうこんなピノ・ノワールは飲めないと諦めていたけど、奇跡が起きました(笑)。」
私「標高の高いジゴンダスはピノ・ノワール的なんですが、昔、クロ•ヴイージョにブレンドされました。アドリアのピノ・ノワールに10%ほどこの高地のジゴンダスを混ぜるとどうなるか(笑)?ちょっとやってみましょう(笑)。う~ん。旨いですよ(笑)。やはり親和性ありますね。」
家内「アドリアの酸味が円味に変わる!ヴォーヌ•ロマネのワインみたいだぁ。」
Kさん「アドリアのピノ・ノワールに厚み柔らかさが加わる(笑)。罰当たりな実験(笑)。」
私「冷涼な産地のグルナッシュはチェリーっぽくなり、シラーは小粒の赤いベリー。ピノ・ノワールとは親和性ありますよね(笑)。」
私「あと気になったのはアドリアのピノ・ノワールのコルク。ショボいんですよね(笑)。」
家内「何十年寝かせるワインのコルクではないよね(笑)。」
Kさん「これだと途中でリコルクが必要ですな(笑)。」
謎が謎を呼ぶ?

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ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね

Oct 17, 2025 by weblogland |
う~ん。
ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね(笑)。
ジゴンダスをメインにしたローヌの生産者。今月末のマスキュー試飲会の本命ですね(笑)。一番下のIGPヴォークリューズは果実爆弾(笑)。次のコート•デュ•ローヌは明日来ます(まだ飲んでない)。その上のローヌヴィラージュのサブレはローヌらしさ全開(笑)。とても美味しい。そしてその上のヴァケラスは尚美味しい。ヴァケラスを理解することが出来ました(笑)。そしてそして上級品のジゴンダスは標高の低い畑キュヴェと標高の高い畑のキュヴェがあります。どちらも期待できそうです(笑)。ジゴンダスに限り全房発酵してるようなのでワクワクです。土曜日にはすべてティスティングする予定。
今資料作りに大わらわ。暇になったのでちょうど良い(笑

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コトー・デュ・レイヨン

Oct 13, 2025 by weblogland |
今日明日の日月曜日私は仕事です(涙)。ちょっと忙しいのでブログもサボリ気味(ゴメンナサイ)。
毎年のこの時期恒例のことですが、普段暇馴れしてるのでタマに忙しいと疲れます(笑)。でもですね(笑)、毎晩のティスティングは欠かしていません(笑)。いくら疲れていてもコレを無くしたら私が私でなくなります(笑)。もちろんマスキューがマスキューでなくなる(笑)。美味しいワインを探してこそ!

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今晩ティスティングするのはコトー・デュ・レイヨン。ロワールでシェナン•ブランを使った甘口の貴腐ワインです。辛口のセックも良いのですが、シェナン•ブランのポテンシャルが解るのは貴腐。とんでもない熟成能力があります。シェナン•ブランが高貴品種と言われる所以でもあります。良いヴィンテージならば50年以上平気で持ちます。しかも安い(笑)。解りやすくてゴージャスなソーテルヌも良いのですが、頑固で開くのに時間のかかるシェナン•ブランこそケチでへそ曲がりなマスキューにピッタリ(笑)。確信しております。

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マスキュー 試飲会リポート 後半

Sep 29, 2025 by weblogland |
エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
「私このリアス•バイシャス好きなんですよ(笑)。マスキューさんのお勧めで飲んでハマりました(笑)。試飲会では初登場でしたっけ(笑)?」
私「そ~なんです。出そうと思うと数が無かったりでなかなか出せませんでした。」
家内「この下のキュヴェ『コントラ•プント』は以前お出しして大好評でしたが、『コントラ•プント』が高くなりこの『エチケタ・ヴェルデ』と値段がさほど変わらなくなりました。それではいっそのこと頂上作戦ということになりました(笑)。」
「リアス•バイシャスも高くなりましたよね(笑)。まあ、ご時世かな(笑)。」
「一時期めちゃくちゃ流行りましたしね(笑)。」
「でもコレがベストですよね(笑)。コレを買うと料理を自分で考えないと収まりがつかない(笑)。つまらない食材では納得いかないんですよね(笑)。」
「あ~、美味しい(笑)!文句が出ない(笑)。陶酔する(笑)。」
「酸がバッチリ入っているけど目立たない。たっぷりしたボディーに包みこまれる(笑)。」
「そうそう。マスキューさんが決定版と言うのも頷ける(笑)。」
「柑橘系の香り…、粘りのある舌触り…、旨味の広がりと分量が圧巻(笑)。」
「圧巻なんだけどとても飲みやすい(笑)。バランスが良くて品が良い(笑)。高度なんだろうなぁ(笑)。」
「朝からゆっくりコレを飲んでいたい(笑)。貴族的(笑)。それ以上の贅沢はない(笑)。バチが当たるかも(笑)?」
「体にすべてが染み込む(笑)!」
「一つ前のギリシャのシャルドネと変わらない強さ。酸だけでも同じようなパワーがあるんだけど、それ以上に飲みやすい不思議(笑)。」
「日本人向きだよね(笑)。出汁っぽいし…。ワカメの酢の物飲みたい!」
私「新潟柏崎の『岩モズク』食べたくなるんですよね(笑)。」
「魚介類が必須なワインですよね(笑)。う~ん。しっかり出汁を取った湯豆腐…、茶碗蒸しも良いかも(笑)。」
家内「新樽熟成したりするリアス•バイシャスも見かけますが、やはり木樽を使わないシンプルなスタイルがベストかと(笑)。」
「リアス•バイシャスって棚仕立てだから畑の写真を見ると日本みたいなんですよね(笑)。味わいも日本人好みだし(笑)。」
私「降雨量も年間1000mm越えるほどですから、日本でも良いアルバリーニョ出来そうなんですが…。」
「日本だと収量が多いのかな?水っぽいアルバリーニョなんですよね。」
家内「『エチケタ・ヴェルデ』は真ん中の最も良いエリアのようです。他と比べると、凝縮感が桁外れです。」


●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ

「あれ?いきなりお安い赤ワインですかぁ(笑)。しかも特売品?」
私「インポーターさんが輸入中止するとのことでこのような運びとなりました。」
「う~ん。普通な味わい(笑)。でもこの価格ではあり得ない(笑)。」
「うんうん。普通に飲める。不味くない(笑)。ゴメンナサイ(笑)。普通にちゃんと飲める。安酒ではないよね。ちゃんとしてる(笑)。」
「薄すぎず、軽すぎず、重すぎず、飲みやすい(笑)。ミィディアムとしては十分役割を果たしている(笑)。」
「ところでセパージュは何ですか?飲んだ感じメルロでもないし、サンジョヴェーゼでもなさそうだし(笑)…、割と硬質ですよね。」
家内「ウヴァ•ロンガネージです。初めて飲みました(笑)。チェビコのメンバーのロンガネージさんが見つけた品種だそうです。『ロンガネージさんの葡萄』と表記されてます(笑)。忘れ去られた品種のようです。」
私「ほぼ野生化していた品種を今風の仕立てで再興したようです。私も聞いたことがない品種です(笑)。」
「イタリアって数千種類の品種があるって聞くけど、いまだに未知の葡萄があるのですね(笑)。」
「たしかにしっかりしてはいるけど華はない(笑)。単一よりもブレンド向きなのかな?ガッチリ感を活かせそう(笑)。」

「このくらいの価格帯のワインって、酸っぱかったり甘すぎたりするんだけど、コレちゃんとワインしてますよね(笑)。今時珍しい(笑)。」
家内「開けたては無愛想でちょっと硬いのですが、翌日は甘さが増して良くなって来ます(笑)。」
「なるほど!ジャムっぽさもあるよね(笑)。」
「サンザシみたいな赤い香りがしますね(笑)。」
「翌日も良くなる(笑)。この価格帯では異例ですな(笑)。もともとスローな品種なんですね。」
「キャッチーな品種ではないですよね(笑)。」
「だから逆に飲み飽きしないかも(笑)。」
「マスキューさん!以前似たようなラベルのワインありましたよね?」
私「えへへ(笑)。白のファモーゾです。このチェビコは地場品種の扱いに長けています(笑)。」
「ファモーゾ美味しかったよね(笑)!」
「今回はファモーゾはないのですか?」
私「前回の2022年ヴィンテージと比べると趣がちょっと違ったので今回は赤のウヴァ•ロンガネージにしました。」
「店長!ウヴァ•ロンガネージはとてもコスパの良いワインなのですが、前後にグレート•ワイン
に挟まれていてどうなることかと心配してましたよ(笑)。」
「そうそう(笑)。普通どう考えてもこの並びは理不尽(笑)。ウヴァ•ロンガネージが可哀想(笑)。でも違和感無いんですよね。逆にリセット出来る(笑)。」
私「えへへ(笑)、でしょ(笑)。」




●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込

「店長!ブログ見ると品種名であたふたしてましたよ(笑)!」
私「そ~なんです(笑)。ローマ字読みで読めるのですが全く頭に入りません(笑)。皆さん!リ•オ•ニ•ナ•厶でございます(笑)。」
家内「絶滅しかかった葡萄をザフェイラキスが復興しました。」
「おー!旨い!デカい、とにかくデカい(笑)。」
「言葉を失う広がり…。深い…凄い深み。こりゃ凄いな(笑)。」
「懐が深い!」
「マスキューさん曰くのグレート•ワインですな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。左様かと。」
「でもとても飲みやすいんだよね(笑)。不思議なほど(笑)。」
「色々なニュアンスを感じるけど雑味ではなく透明な印象なんだよね(笑)。逆にそれが不思議なほど(笑)。」
私「プレス果汁は使わないような味わいですよね。」
「ピノ・ノワール的かな(笑)。」
「あと、タンニンが軟らかい!」
「旨味の分量が物凄い。一つ一つが突出したレベルなんだけど、全体のバランスが取れているから何処までも美味しい(笑)。」
家内「低温でゆっくり注意深く醸した印象ですね(笑)。無理していませんよね。」
「そうそう、無理に引き出していない。」
「う~ん。ギリシャ•ワインとは思えない!」
「ギリシャ•ワインってもっと鈍重なイメージなんだけど(笑)…。コレはスタイリッシュでもある
(笑)。凄いね。」
「うわっ!香りが折り重なる!凄い(笑)。グレートワインって香りの段階で違う(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。」
「特徴、オリジナリティーに溢れるワインですね。オールド•ワールドなのは察しがつくけどギリシャとは思えない(笑)。」
「経験を上回っているから(笑)、産地や食べ合わせも思いつかない(笑)。赤紫蘇っぽいのが手がかりかな(笑)。ジビエに合わせるのかな?」
私「赤紫蘇…、チェリーかな。飲み頃になったタウラジ…?」
家内「近いのは飲み頃になったカオールかな?」
「イタリア•ワインっぽい雰囲気ありますよね(笑)。それもグレート•ワイン(笑)。う~ん。ピエモンテ辺りにありそう(笑)。でもバローロではないんだよね(笑)。」
私「ピエモンテのルケ?」
家内「ペラベルガ?ロンバルディアのボナルダ?」
私「そうだ!醸造家のオーナーはトリノ大学でワインを学んだそうです。だからピエモンテっぽいのかな(笑)?オリジナリティーもあるし(笑)。」
「ボルドー大学の臭いはしない(笑)。」


ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Sep 29, 2025 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
金曜日は暑かったのでボツボツのご来店でしたが、その分土曜日に集中(笑)。まあ、汗を拭うようでもなく過ごしやすかったです(笑)。ようやくワイン飲みたいスイッチが入りましたね(笑)。

リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠  750ml 1508円税込
「マスキューさんコレってプロセッコではないのですか?セパージュはグレーラですよね?」
家内「プロセッコはタンク内二次発酵ですが、コレは瓶内一次発酵です。」
「瓶の中で発酵させるのですか?」
私「はい。一次発酵終了間際で瓶詰めしているようです。ですから澱引きはやっていませんので、ちょっと濁ります。」
「へぇ~。あの手この手かな(笑)?」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!すごい辛口(笑)!」
私「ベリー•ベリー•ドライでございます(笑)。アルコール耐性が強い酵母を使っていると思います。」
「何故こんなにドライなのですか?」
家内「通例泡を作る場合、瓶内もしくはタンク内で糖分添加して泡を作りますが、このワインはそれをしていません。ですからアルコール分も11%と控え目です。」
「凄くドライなんですけど、ほんのり旨いんですよね。すべてが控え目なんですけど足りなくはない(笑)。」
「とても綺麗なフルーティーさ。透明感があるから際立つかな(笑)。変に詰め込まないのがイイ(笑)。」
「逆に泡も強くないのがかえって良いかな(笑)。優しさが逆に際立つ(笑)。面白いアプローチですよね(笑)。日本人好み(笑)。」
私「泡は2気圧程度なのですが、中からじわじわ出てきます。翌日になると見た目は泡立ちませんが中からじわじわ出てきます(笑)。とても優しいんですよね(笑)。」
「シャンパンみたいにしっかりした泡も良いけれど、コレはコレで良いんだよね(笑)。ケース•バイ•ケース(笑)。」
家内「オデンなんか合いそうですよね(笑)。」
「綺麗な旨み…、和食っぽいよね(笑)。」
「出汁っぽいよね(笑)。」
「お寿司!鯖の押し寿司!もちろんガリは必須(笑)。」
「コレ絶対にガリに合う(笑)!」
「ちゃんとグレーラらしい桃っぽさはあるけれど、ピンとした酸があるから全然くどくない(笑)。泡って温度が上がると糖分の影響で重甘くなるけど、コレにはそれがない(笑)。」
「コレ、香りも強くないし…、かといって薄くはないんだよね。」
「甘さがないのと、香りが強くない。お寿司屋さんの定番であったらイイですね(笑)。カウンターで光り物を食べながらこのワインを飲む!カッコいい(笑)!」
私「『孤独のグルメ』状態(笑)。いや、一人『ダンチュウ』状態ですよ(笑)!」


○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
「おっ、可愛いラベルですね~(笑)。アルパカ?」
「凄いね(笑)。今流行の無添加ワインですか?」
私「こん生産者ステファナゴはもともとそれを目指しているようで、変なラベルを貼られるのが嫌なようです(笑)。十把一絡げにされるのが嫌みたいです(笑)。」
家内「貴族の家系なのでそこら辺のプライドと言いましょうか…、矜持があります(笑)。」
「畑で葡萄を齧っているような気になる(笑)。」
「目を瞑ってこのワインを飲むと、畑に瞬間移動(笑)!」
「広がり余韻…、フレッシュ•ネス…、どれも凄く大きい(笑)。圧倒的(笑)。」
「完熟してますよね(笑)。雑味もないし。とても甘く感じるけどベタつかないし…。辛口なのかしら(笑)?」
「マスキューさん!前に女性のラベルのナチュラル•ワイン扱ってましたよね。それに似てますよ(笑)。好きだったんですよアレ(笑)。」
私「アレはオーストリアのミューラー•グロース•マンが作る『ビー•ナチュラル』でございます(笑)。このワインをティスティングしたおり、『ビー•ナチュラル』のファンの方々のお顔が走馬灯のように私の頭を駆け巡りました(笑)。」
家内「『ビー•ナチュラル』マスカット•オットネルでマスカッティー(笑)でしたが、これは柑橘系のモヤモヤたっぷりの香り(笑)。」
「オレンジ•ワインってモヤモヤしてるよね(笑)。」
「甘いけどドライ(笑)!」
私「安納芋みたいな甘いニュアンスありますよね(笑)。」
家内「揚げたてはとんでもなくフルーティーで甘く感じますが、丸一日経つとドライさが引き立ちます(笑)。」
「アルコール感が無い(笑)。ジュースみたいにスイスイ飲めるけど、水っぽさは微塵もない。完成形なんだろうな(笑)。」
「アルコール分が7%くらいで瓶詰したワインみたいな感じはするけど、アレとは違うんだよね。アレは半製品でコレは完成品かな(笑)。」
「マスキューさん!コレってオレンジ•ワインとは違うのですか?」
家内「実はオレンジ•ワインと同じ作りです(笑)。でもオレンジ•ワインと括られるのが嫌みたいですね(笑)。」
「なるほどね(笑)。流行りでワインは作ってない!ってことかな(笑)。」
「見た目色は濃いし、澱もあるし、オレンジ•ワインだよね(笑)。」
「店長!このワイン、もともとの良さ全開ですよね(笑)。ところで葡萄品種はブロンナー?
聞いたことがない品種ですよね。イタリアは品種が多いから知らない地場品種ですか?」
家内「交配品種なのですが一部アムレンシス種が交雑しているようです。気候や環境変化に対応できるような準備のようです。」
「交配と交雑って違うのですか?」
私「基本ヨーロッパのワインはヴィニフェラ種と呼ばれる黒海沿岸が原産の葡萄です。氷河期の終わりに広かったものです。あと別に氷河期以前に遡るアムレンシス種(山葡萄)やアメリカ原産のラブルスカ種が有名です。ヨーロッパではラブルスカ種が移植されてフィロキセラ禍が発生して全滅した苦い歴史があるので、基本ラブルスカ種はご法度です。」
家内「ただし、ヴィニフェラの欠点であるカビの耐性の弱さを補うのがアムレンシス種やラブルスカ種なので何代での交配を重ねることでこれらの欠点を薄め、より耐性のある品種を作る交配交雑が行われています。特に環境の厳しいドイツが率先してます。」
「日本の甲州やマスカット・ベーリーAはどうなんですか?」
私「甲州はヴィニフェラの遺伝子が強いようです。マスカット・ベーリーAは生食•ワイン用を目指したハイブリッド種です。近年はアムレンシス種との交雑種が良い結果を出しているので
そちらが伸びますね。」
「このワイン、限定販売となってますが?」
家内「もともとステファナゴのラインナップとしても実験的なリリースだったようです。あと最初の価格設定が高かったので売れ行きがイマイチ(ゴメンナサイ)。4000円ほどだとちょっと難しかったようです。」



○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
「おっ!立派なシャルドネの味わいですな(笑)。ホントにギリシャ産ですか(笑)?」
「色も黄金色。高級そう(笑)。」
「凝縮感…、長い余韻…、旨味。こりゃ凄いね(笑)。」
家内「アルコール分は12.5%と控え目に仕上げています。」
「へぇ~、もっと高いと思った(笑)。」
「場所だってギリシャ本土の暑いところだしね(笑)。この点明らかにギリシャらしくない(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出したギリシャ•ワイン凄くギリシャっぽくて美味しかったんですが、アレもたしかアルコール分は12.5%でしたよね。」
私「モスコフィレロですよね。アルコール分は同じ12.5%です。よく覚えておられますね(笑)。さすが聡明!アルコール分を抑えるのがトレンドのようですよね(笑)。」
「過熟させないでより酸を残す。→アロマティックになる。この方程式かな(笑)?」
「ラベルには大きく『フット•ヒルズ』カリフォルニアかしら(笑)?」
「でもさあ、飲んでみるとニュー•ワールドではないよね。樽香プンプンのB&○のカリフォルニア•スタイルではないし…。オールド•ワールドだよね(笑)。旨味もしっかりあるしね。」
「樽香を抑えたブルゴーニュ•スタイル(笑)。しっかりシャルドネなんだよね。」
「ちょっとスモーキーなんだけどバランスは悪くない。アプリコットの果実感もあるしね(笑)。」
「燻製した魚に合いそう(笑)。」
「柑橘系のフレッシュ•ネスなんだけど深みがある。」
「バターっぽさ。樽でくっつけたようなバターっぽさじゃなくてもともとシャルドネの持つバターっぽさかな。でもギリシャだとオリーブ•オイル文化圏だからちょっと困る(笑)。」
家内「合わせる油はオリーブ•オイルじゃなくてバターですよね(笑)。」
「魚介類+タルタルソース!」
「デカい海老フライにたっぷりタルタルソースをかける!」
「海老フリャー(笑)!」
私「木樽は酸の角を取ることを目的に使っていますよね(笑)。調べるとオーストリア産のオーク材で作った大樽•大桶を使うようです。凝ってます(笑)。」
「レモン•ピールの香りがして、ちょっと不思議なシャルドネではあるかな(笑)?」
「レタスなんか使ったサラダ良さそう(笑)。アレンジの幅があるから楽しいね(笑)。」
「レモンは必須(笑)?」
「マスキューさん!コレも限定品?」
私「左様でございます(笑)!」

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家内と反省会です

Sep 07, 2025 by weblogland |
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先週の試飲会、ご来店ありがとうございました!
家内と反省会です(笑)。
私「今回は思った以上にお客さんが来たよね。あんなに暑いのにありがたい。でもなんでかな(笑)?」
家内「ティスティングシートが途中で足りなくなったのも久しぶり(笑)。ようやくコロナ前に戻ってきたのかな?」
私「そうかもね。でもさぁ、ちょっと疲れた(笑)。酷暑とのダブル•パンチだね。」
家内「水道水はホットだから真冬に比べればグラス洗いは楽なんだけどね(笑)。」
私「今回は4番目の甘いイタリアの赤は意見が分かれると思ったんだけど、割に皆さん一致して支持。やはり冷やして飲めるのがタイムリーだったのかな(笑)?」
家内「ちょっと前なら10℃でも飲める赤なんて無かった。作り手の意図と市場の要求が一致したのかな。トレンドも少しずつ少しずつ変わってくるってこういうことかもしれないね(笑)。気づくと景色が変わってるなんてね(笑)。」
家内「そ~だよね。いつの間にか景色が変わっていることに気づくのかな(笑)。その頃マスキューはどうしてるのか?」
私「見届けたいけどもうその頃はマスキュー無いかも(笑)。」
家内「大丈夫!私は残ってるから(笑)。」
私「無くなるのはマスキューじゃなく俺のことね(笑)。」
私「あとモスコフィレロとピックプールは評判良かったよね(笑)。」
家内「モスコフィレロは特売のシャルドネの次に売れたよね。山査子餅作戦が功を成した(笑)。ピックプールは玄人筋(笑)。一捻りしてお店で使うんだろうなぁ(笑)。」
私「プロも唸るワインだよね(笑)。」
家内「あっ、そうそう。さっきサンプル届いたよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。それ特売用のサンプルなんだよね。」
家内「またそんなの仕入れたの?」
私「まあ、飲んでみてさ…(笑)。二匹目のドジョウはいるかな(笑)?」

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桝久 試飲会リポート 後半

Sep 05, 2025 by weblogland |
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白 ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml 2545円税込
家内「このワイン、去年の今頃試飲会で使ったものです。同じヴィンテージで1年経って大変身しました(笑)!」
「うわっ!凄い凝縮感(笑)。一つ前のモスコフィレロも相当だったけど、コレはそれ以上(笑)。渾身ですな(笑)。」
私「1年前はもっとスパルタンに感じたのですが、ふっくら感や香りが追いついてきた感じです(笑)。」
「うんうん。桃…、ネクタリンみたいな味香りがねっとりクリーミー(笑)。圧巻ですね(笑)。」
「すべてが巨大(笑)。品が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない(笑)。」
家内「ピックプールって『刺すように痛い酸』が特徴なのですが、1年経ってこんな香りが出るとは…、絶句しました(笑)。」
「酸っぱく感じませんよね(笑)。グレート•ワイン(笑)。でもブルゴーニュみたいに樽を使っていない。使う必要がない(笑)。」
「ピックプールってロワールのグロ•プランのシノニムですよね?」
私「はい!あとフォール•ブランシェもシノニムかな。ややこしい(笑)。」
家内「ピックプール•ド•ピネはラングドックの塩水湖の近くの石灰岩質とちょっと内陸に入った粘土質の土壌に分かれるようです。コレは塩水湖の近く。どうやら塩水湖寄りの方がヘビーになるようです。」
「塩味と酸味でフリッターのお友達(笑)。とてもシンプルでデイリーな印象なのですが、コレを飲んだらイメージが変わりましたよ(笑)。ここまでやるか!こんなになるのか!(笑)。」
「きっと地元では知る人ぞ知るピックプールなんだよ(笑)。」
「合わせる料理も高級そうだよね(笑)。岩牡蠣のデッカイのとか(笑)。1個5000円くらいするような岩牡蠣(笑)。」
「あとこのピックプールとてもクリーミーなんだよね(笑)。高級岩牡蠣は鉄板かな(笑)。」
「あとグラタン!魚介類をたっぷり使った高級なグラタン!オマール海老なんかどう?アワビも良さそう(笑)。」
「ガストロノミーの世界(笑)。『ダンチュウ』の世界(笑)。」
「きっと地元のお金持ちが地元の星付きレストランで堪能するんだろうなぁ(笑)。妄想しちゃう(笑)。」
「そうそう、『この店でミュルソー頼むのはアマチュアだな(笑)。シャブリなんて持ってのほか』なんてね(笑)。」
私「このワインを飲んで思ったのですが、評判が高まると木樽熟成したりするような予感がします。そうすると高く売れるんですよね(笑)。リアス•バイシャスみたいにならないことを祈ります(笑)。」

ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込
「あっ!飲みやすい(笑)!女子大好きなワインですよ(笑)。」
「冷やしてちょうどイイ(笑)。」
私「10℃前後でも大丈夫です(笑)。」
「甘いんだけどキレがあるからくどくない(笑)。」
「しかもしっかり赤ワイン(笑)。」
「シナモン、ナツメグ、八角…。いかにも中華料理に合いそうな香り(笑)。」
「中華料理の甘ダレ、いやいや中華料理に限らず甘ダレには鉄板かな(笑)。」
「今日トーロンポー作るからコレに合うかな(笑)?う~ん。この香り五香粉(ウーシャンフェン)みたい!」
私「ウーシャンフェン?スマホで調べると『花椒(ホアジャオ)やクローブ、シナモンの3種にスターアニス、フェンネル、陳皮(ちんぴ)のうち2種を加えてブレンドしたミックス•スパイスです。』なるほど!山査子餅と言い、ウーシャンフェンと言い、ホント良くご存知で!あっ、Mさんは元々プロでしたね(笑)。」
「鰻や焼き鳥(笑)。」
「お好み焼き!焼きそば!おたふくソースのお友達(笑)!」
「焼きながら飲めるね(笑)。」
「コレだけでちびちび飲むのも良さそう(笑)。」
「私コレ大好きです(笑)!今日のNo.1!」
「フレンドリーな優しさとイージーな易しさが混在してますね(笑)。イタリアらしい良さがある(笑)。」←ティスティング•スタッフKさんの金言
炸裂!
「プリミィディーヴォに良く見られるチョコレートぽさ…、紹興酒やシェリーに通じるような…、面白いワインですよね(笑)。しかも冷やして飲めるし(笑)。」
「甘いには甘いんだけど、サラッとした甘さ。メイプルシロップに似ている(笑)。ベタつかない(笑)。」
私「アルコール発酵が完全に終了する前に発酵を止めてますね(笑)。それゆえ葡萄の残糖分を残す。そしてついでに(笑)、リンゴ酸も残る(笑)。甘くてリンゴ酸がある分冷やしても美味しいですよね(笑)。あと、タンニンを過剰に抽出しない工夫がされていると思います。」
家内「アブルッツォのモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼにチリエジョーロのブレンド。ファンティーニらしい質の高いワイン。決して寄せ集めをイジったワインではありません(笑)。」
「マスキューさん!ファンティーニのワインは他にも扱ってますよね?」
私「はい!サルデーニャとシチリアがあります。小規模な契約農家から葡萄を調達していますが、葡萄の重量ではなく面積で買います。指導通りに作れば少量でも決められた価格で買いますから農家にとってはメリットがあるし、質の良い葡萄を調達出来ます。両者ウィンウィンです(笑)。」

どうやら今日の変化球はビーンボールにならずに済みました(笑)!

コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込
「ピノ・ノワールではありませんか?しかもブルゴーニュ(笑)。どれどれ(笑)。」
「あ~、しっかりしてる!」
「凝縮感が違うなぁ(笑)。」
「うんうん、高級な味(笑)。」
「がっちりしてるよね(笑)。」
「2021年ですか。今飲むとまだまだ行けそうですよね(笑)。まだフレンドリーにはなっていない(笑)。と言うよりは後2∼3年は待ちたい(笑)。」
家内「2021年は数の少ない年でした。ちゃんと保存•熟成してくれてありがたい(笑)。誠実なドメーヌですね(笑)。」
「以前の試飲会でオジサンのピノ・ノワール美味しかったですが、アレよりも硬い感じですよね。」
私「はい!ギィ•シモンのブルゴーニュ•オートコート•ド•ニュイ2022年ですね。アレの方が出来上がった感がありますね(笑)。コレはまだ待つべき感じです(笑)。」
「マスキューさん!ドメーヌ•シュミットはどこら辺のドメーヌですか?」
私「モレ・サン・ドニが本拠でシャンボールとジュヴレ・シャンベルタンにも畑を持ってます。小さいドメーヌです。このワインはモレ・サン・ドニの外れにある1ヘクタールのものだそうです。」
「コトー•ブルギニオン表記だと一番下のA.O.C.ですよね。」
家内「ブルゴーニュ版のヴァン•ド•フランス(笑)。ボジョレーやマコンまで含めた葡萄ならなんでもオッケーです(笑)。」
「でもコレはピノ・ノワールなんですよね(笑)。とてもちゃんとしてるし(笑)。」
私「多分自家消費用かと(笑)。」
私「でもですね(笑)、一般にドメーヌ所在のモレ・サン・ドニ味になるのですが、コレはちょっと違う(笑)。シャサーニュやモンテリのピノ・ノワールのニュアンスなんですよね(笑)。」
「タイトでシリアスなピノ・ノワールですよね(笑)。」
「なるほど!自家消費用なら真面目に作るよね(笑)。不味いもの飲みたくないしね(笑)。」
私「はい!ドメーヌの好意を感じます(笑)。どう考えても村名レベルです。もしくは準1級並み
。」
「準1級って?」
私「村名でも畑名を名乗れるワインです。作りは1級並みとなります。」
家内「実際飲んでみて開けてから3日経っても変わらないほどしっかりしています(笑)。ですからマスキューの試飲会だと開けた当日と翌日の試飲ですから、実際の良さが伝わるかどうか不安になります(笑)。」
「うんうん。クラシックなピノ・ノワールって硬いんだよね(笑)。開けてすぐ美味しいのはちょっと違うんだよね(笑)。昔のピノ・ノワール思い出しました(笑)。」

お暑い中ご来店ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋•昭子

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ピクプール・ド・ピネ比べです

Aug 07, 2025 by weblogland |
今日はいつものメンバーでピクプール・ド・ピネ比べです(笑)。ラングドックの塩水湖付近で作られる辛口の白。ラングドックでは生牡蠣の定番。そうそう、ロワールのグロ•プランのシノニムです(笑)。

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ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白

○ピクプール・ド・ピネ 2024年 ドメーヌ•フェリーヌ•ジョルダン 南フランス 白

Kさん「私、ピクプールがグロ•プランのシノニムとは知らなかったですよ(笑)。」
私「私も後から気づきました(笑)。シノニムはあとフォール•ブランシェでしたね。まあ、言われてみれば酸が強くて似てますよね(笑)。痛いくらい酸が強い(笑)。」
家内「グロ•プランを2種類扱う気はしませんが(笑)。大好きなフェリーヌ•ジョルダンのものですからマスキューの定番フローレのピクプール・ド・ピネと比べて確認したかったのです(笑)。」
私「フェリーヌ•ジョルダンのビッグプール旨いね(笑)。ピックプールらしい味わいだけど、バランスが良くて飲みやすい(笑)。抜ける、抜ける、突き抜ける(笑)。」
Kさん「思った以上にフローラル(笑)。白い花のニュアンス(笑)。コク、旨味と突き抜ける酸(笑)!」
家内「フレッシュだしね(笑)。いかにも出来立ての2024年だね(笑)。」
私「フローレのどうかな(笑)?おっ!これはイイ(笑)。バランスがより良い(笑)。ヴィンテージは2023年かぁ。出来てから2∼3年くらいで飲むのが良さそう(笑)。ワイン自体の品質の差は感じないけど、熟成の差は感じる(笑)。」
Kさん「う~ん。ピックプールのこと少し解った気がします(笑)。どちらも渾身のピックプール。あとは好みかな(笑)?」
家内「フローレの方はすり下ろしリンゴみたい(笑)。フェリーヌ•ジョルダンは白い花。フェリーヌ•ジョルダンのピックプールは生牡蠣、フローレの方は牡蠣のグラタンかな(笑)?」
Kさん「何かの本で読んだんですけど、向こうの人は牡蠣をバケツ1杯食べる(笑)。胃袋が違いますよね(笑)。当然この強いピックプールをグビグビ飲みながらバクバク牡蠣を食べるんだろうな(笑)。」
家内「日本人だと『牡蠣のグラタンにフローレのピックプール』だけど、そんな軟じゃない(笑)。食べる量が違うんだろうな(笑)。」
私「でもさあ、バケツ1杯のグラタンは無いよね
(大爆笑)。」
Kさん「バットいっぱいにグラタン焼いたのを好きなだけ取り分けたりするからね(笑)。」
私•家内•Kさん「食べる量、飲む量は我々の倍はありそう(笑)。我々もう高齢者だからね(笑)。」

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桝久 試飲会番外編 その2

Aug 01, 2025 by weblogland |
7月のマスキュー試飲会が終わって一息(笑)。夜に残った白ワインを飲みながら新発見(笑)!

○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込

『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

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家内「さすがに試飲会が終わるとグッタリだね(笑)。今日は簡単に晩御飯は済ませるよ(笑)。」
私「そりゃそ~だよね(笑)。お世話になります(笑)!」
家内「お刺身とスーパーで買ってきたモッラレラ!」
私「鰹のお刺身かぁ。美味しいんだよね(笑)。タレにつけていただきまーす(笑)。ミョウガやネギもたっぷり入っていて美味しい(笑)。」
家内「藻塩が入ってる。ちょっと失礼して藻塩だけお味見(笑)。」
私「じゃあ僕もお味見(笑)。」
私•家内「おー!旨い!ミネラリー!」
家内「藻塩舐めてワイン飲むと、凄く引き立つ(笑)!白ワインの良さがバーンと出る(笑)。」
私「ワインのディテールがはっきりするし、ワイン自体がもともとミネラリーなんだけど更にミネラリーになる(笑)。藻塩って鹹水を海藻にかけて出来るからミネラルの塊だもんね(笑)。」
家内「ではモッラレラにかけてっと(笑)。うわっ!めちゃくちゃ美味しい(笑)!」
私「あ~!高級モッラレラと高級ワインのマリアージュだぁ(笑)。」
家内「う~ん。スーパーの安いモッラレラでもこんなに良くなるんだ(笑)。」
私「藻塩をかけるとモッラレラの牛乳っぽさがグ~ンと増す。更にワインを口に流し込むことで口中爆発(笑)。」
私•家内「モッラレラ+藻塩+白ワイン=大感激!」

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桝久 試飲会 番外編

Jul 30, 2025 by weblogland |
先日のマスキュー試飲会で大好評いただいた千枝ちゃんの作るドイツの『レゲント』。ドイツの赤としては斬新でちょっと日本人好み(笑)。

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私「日本だとマスカットベリーAはラブルスカ種の特徴を強く残す交雑種ですが、レゲントは
ラブルスカ種の癖を上手く消しています。千枝ちゃんは若干糖分を残すことで完璧に癖をマスキングしています。先程のお客様が『昔甲州で飲んだ。』と仰ったことで氷解しました(笑)。」←あんたの妄想だろ(笑)。

この『昔甲州で飲んだ。』と仰ったのはIさんの奥様。家のルーツが山梨なので山梨にお詳しい(笑)。ですからIさんの奥様が多分出来立てのマスカットベリーAを飲んだはずと、勝手に妄想を広げました(笑)。間違っていたらゴメンナサイ!

ここから話が飛びますが(笑)、実はIご夫妻は同級生(学校は違いますが)、私も学校は違いますが同級生(笑)。しかもたまたま来ていた私の幼馴染のU君も同じ(笑)。たしかU君とIさんの奥様は同じ高校なのを思い出し『そう言えば同じ県立○○高校の同級生ですよね。』と話を振ると
共通の知り合いの話で大盛り上がり(笑)。もちろんIさんの旦那さんと私も加わり、更に話は広がり盛り上がる(笑)。

「どこどこのお店の誰々と誰々が従兄弟同士(笑)。」
「いや、兄弟じゃなかったかな?」
「親戚なのはたしか。」

一気に50年以上タイムスリップしちゃいました(笑)。同窓会状態(笑)。こんなたまたまがあるのは地元ならでは(笑)。良いものですね(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Jul 29, 2025 by weblogland |


さあ、後半の赤は全てワインセラーから出してすぐ飲める夏向きの赤ワインでございます(笑)!

●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ
「マスキューさん、ベルンハルト•コッホのワインって扱いありましたっけ?」
私「はい(笑)!シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、カベルネ•ドルサがございます。コレは日本人醸造家坂田千枝ちゃんが日本人向けに特別に作ってくれたものです(笑)。」
「うわっ!生の葡萄齧ってるみたい(笑)!」
「赤いベリーの香り満載(笑)。」
「ボジョレーっぽい(笑)。ちょっとキャンディーっぽい。マセラシオン・カルボニックで醸してるはず(笑)。」
私「御名答(笑)!ガメイっぽいですよね(笑)。」
「華やかで複雑。ベリーの香りが様々な顔になってる(笑)。」
「ベリーの香りの変化は悪くない(笑)。楽しめる(笑)。」
私「時間が経ってもワイン自体は崩れません。基本ちゃんとしております(笑)。」
「昔、甲州で飲んだ赤ワインの香り(笑)。」←実はとても核心を突いてます。
私「出来立てのマスカットベリーAかな(笑)?ただし、マスカットベリーAはこんなに濃くはなりません(笑)。」
「あま~い焦げ臭とベリーの香りがたまらん!」
家内「残糖分を少し残しながら発酵をピシャリと止める塩梅がさすがです(笑)。いかにも日本人好みですね(笑)。」
「ドイツの赤ワインって味も色も薄いイメージだったんですけど(笑)、コレは違う。こんなに濃厚な赤ワインができるとは!絶句しましたよ(笑)。温暖化の影響もあるのかなぁ(笑)?」
「マスキューさん!味わいはレゲント種だからこそ?でも、レゲント種って聞いたことがない(笑)。」
「そう言えば、カベルネ•ドルサも驚くほど濃かったでしたよね?」
私「そーなんです(笑)。千枝ちゃんは日本でカベルネ•ドルサの受けが良かったことが念頭に入っていますね(笑)。」
家内「レゲント種はアメリカのラブルスカ種との交雑種です。ただ半々での交雑ではなくヴィニフェラ種の方が優勢。果肉も黒い。認可されたのが1996年と比較的新しいのですが、ドイツでは1000ヘクタール以上作付けされているようです。調べると日本でも数件のワイナリーが栽培しているようです。」
「へぇ~、最近の温暖化の影響でドイツ•ワイン
も赤ワインに活路を見いだしているのかな?可能だよね(笑)。」
「ドイツって様々な交配種がありますよね。イタリアなんかはもともとたくさんある中を上手く育てる(笑)。」
「レゲント種は日本でも行けそう(笑)。」
「ちょっと甘みがあるから中華料理や和食洋食、幅広くマリアージュしそうですね(笑)。」
「デミグラスソースと相性良さそうですね(笑)。」
「ちょっと甘じょっぱい…、え~と、台湾料理のルーローなんか合うかな(笑)。」
「トンカツなんかもオッケーかな(笑)?」
「ブルドッグソースが合うようなものだったら大体合いそう(笑)。」
「うんうん。豚肉だよね(笑)。」
「醤油でも合うね(笑)。」
「豚肉の生姜炒め(笑)!」
「日本人にとってはオールマイティかも(笑)。」

キック•インサイドのワインでした(笑)。


●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?このワインの方がレゲントより色が薄い(笑)。」
私「醸しの期間が短いのと、プレスをほとんどかけていないからかと。コテコテのミネルヴォアではなくあっさりのミネルヴォアかと(笑)。」
「あ~、エレガント!旨味とタンニンのバランスが高度。」
「ゴージャスではないけれど、いかにも南フランス(笑)。ユーカリ?木のニュアンス。」
「シナモンみたいな香りもする。樽熟成してるのかな?」
「香木のニュアンス?」
私「粉っぽさもあるし、木樽熟成してるかも知れませんね。細かいデータが無いので想像するしかありません(笑)。」
「店長!凄くミネラリーで良いですね(笑)。いかにもガリーク(笑)。」
家内「塩味もありますよね(笑)。」
「ベーコンみたいなニュアンスありますよね(笑)。シラー?」
私「グルナッシュ80%、シラーが20%。ベーコンのニュアンスはシラー由来なのかな(笑)。」
「真っ黒じゃないのがイイ(笑)。ブラックチェリーや赤いベリーの果実味がたっぷり(笑)。」
私「いわゆるコート•デュ•ローヌよりは赤さ明るさがありますね(笑)。」
「凄くフレンドリーで好きだなぁ(笑)。バーベキューに持っていったら皆喜びそう(笑)。」
「まずプロセッコ飲んで渇きを癒やして、上カルビ食べながら飲みたいね(笑)。」
「かなり質の高いバーベキューですね(笑)。」
「マスキューさん!レゲントもこのミネルヴォアもタンニンに意地悪なところが無いですよね(笑)。ちょっと冷やしてちょうど良く飲める。かといって薄くない(笑)。そうすると夏向きの赤ってありですね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます!先月のリベンジ出来たかな(笑)?」
「マスキューさん!このワイン、コルク栓とスクリュー•キャップの2種類混じってますけど…。
何故(笑)?」
家内「並べて気づきました(笑)。一箱はコルク栓、あと一箱はスクリュー•キャップでした(笑)。」
私「こんな事は今までありませんでしたから、パニックになりました(笑)。」
家内「生産者が小さいので当然生産量も少ない。中身が同じなので、まあしょうがないと思うしかありません(笑)。」
私「インポーターさんもスクリュー•キャップで注文してるのでびっくり(笑)。知らなかったようです(笑)。まあ、もうどうしようもありませんから、あまり文句言っても仕方ないかと(笑)。」


●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ  ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込
「おっ!オジサンのピノ・ノワールですね(笑)。」
「ピノ・ノワールって酸っぱいからあまり好きじゃない(笑)。酸っぱくないピノ・ノワールなら良いけど高すぎる(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!酸っぱく無い(笑)!美味しい(笑)。」
「昔のオート•コートのワインって酸が強くてエレガントじゃなかったけど(笑)、温暖化からなのか凄くバランスが良くて整ってるよね(笑)。」
「旨いね(笑)。バランスが良いよね。すぐに美味しい(笑)。」
家内「持ちも悪くありません。」
「うんうん。コレ昨日の抜栓ですね。美味しい。開けたてはどうでした?」
私「あまり変わりません(笑)。」
「やはりブルゴーニュのピノ・ノワールは良いね(笑)。」
「2022年って良いですね(笑)。」
私「ブルゴーニュの2022年は数は少ないようですが良い作柄ですね(笑)。ちなみにアルコール分は13%です。」
「そうそう、白はどうなのですか?」
私「シャルドネの方はかなりの大物。アルコール分は14%です。でも今開けるには勿体ない。長熟タイプだと思います。ちょっとアンリ•ジャイエのオート•コートに似てるかな(笑)?」
「サブリミナルで並んでますね(笑)。」
「今時3000円代でまともなピノ・ノワール無いんだよね(笑)。ギィ•シモンだって値上がりしてるけどまだ良心的(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、最初は2000円くらいでしたよね(笑)。」
私「そーなんです。しかも今では人気が上がり年に一度の入荷。今回入ったばかりなのですぐに無くならないと高をくっていたら、あっという間にインポーターさんの在庫完売。ちょっと抜かりました。ゴメンナサイ!」
「そっかぁ。マスキューさんの在庫だけなんですね。」
「僕初めて飲んだのがピノ・ノワールなんですよ。ピノ・ノワール好きのオジサンに飲ませて貰いました(笑)。一発でハマりました(笑)。」
私「さてはグラン•クリュかな(笑)?」
「私のピノ・ノワールのイメージってお祖父さんなんですよ(笑)。」
私「素敵なお祖父さんなんですね(笑)!オシャレで身綺麗。私も孫にそう言われたい(笑)!」←家内の冷やかな目線を感じる(笑)。

とてもお暑い中ご来店ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Jul 28, 2025 by weblogland |
昨日、一昨日と酷暑の中ご来店ありがとうございました!
先月6月のマスキュー試飲会では予想外の暑さ。チョイスも普通のボルドーワインを出すなどちょっとミスマッチ(笑)。今回は白も赤も冷やして美味しいがテーマとなってます(笑)。

☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
「マスキューさん!泡ください(笑)!」
「う~ん。たまらん(笑)!」
私「思いっきり冷やしてますからか(笑)、まっ、まっ、どうぞ(笑)。」
「あ~、体温下がる(笑)。」
「甘すぎず、辛すぎず、誰が飲んでも美味しいと思うよね(笑)。」
「まさにタイムリー(笑)。コレだよねコレ(笑)。」
「うん。時節柄ピッタリ(笑)。」
「泡がキメ細かい。しかも中から沸いてくる。炭酸系の飲料とは違うんだよね(笑)。」
家内「この泡立ちと泡持ちがの良さがコンテッセの真骨頂なのです(笑)。」
「コカ・コーラとは違う(笑)。」
「最初はひたすら爽やかな味わいなんだけど、二口目三口目になると柔らかい柑橘のかおり…、桃(笑)?」
「桃…、あとメロンっぽさもあるかな(笑)。」
私「エキストラ•ドライのプロセッコは大人のラムネと称していました。リンゴ酸が引き立つからです。でもブリュットでは桃。コンテッセも日本人は何故エキストラドライに拘るのか?ブリュットでこその桃の果実味がプロセッコなのだ!と言うことでした(笑)。」
「マスキューさんが冷やした桃を食べながら飲めと言うのも解る(笑)。絶対に美味しいはず(笑)。」
「暑い真っ昼間溶けそうになりながら帰宅して、冷えた桃食べながらコレを飲んだら昇天しそう(笑)。」
「マスキューさん、気がついたのですが(笑)、最初の一杯はグビッと喉越しで飲めましたが(笑)、その後はゆっくり楽しめる(笑)。ビールみたいにガブガブ飲めない(笑)。スパークリングもやはりワインなんですね(笑)。」
「プロセッコって?爽やかさと旨さ、しかも厳格ではない(笑)。」
家内「主にグレーラ種ヴェネトの北のエリアで作られます。おっしゃる通り(笑)。肩ひじ張らない、かといってクオリティーは高い。イメージとしてはちょっとおしゃれな野外パーティーかな(笑)。」
「シャンパンの下位互換としては十分(笑)。役割も違うかな(笑)?」
私「昨日開けたものがありますので、ちょっとお試しください(笑)。注ぐとさほど泡は立ちませんが…。」
「あっ!!中からあわが沸いてくる(笑)。抜けていない!」
私「クオリティー高いんですよ(笑)。」
「よくプロスポーツで優勝したらシャンパンファイトするけど、プロセッコで十分だよね(笑)。シャンパンだとバチが当たる(笑)。」
「日本のプロ野球はビールかけでちょうど良い(笑)?」
私「いわゆるシャルマ方式で作る規定があります。原料ワインを密閉タンクに入れて糖分を添加して再発酵させます。それにより泡を得るという塩梅です。ただこの流れをもっとも効率的に行っているのがコンテッセのようです(笑)。ワイナリーもカリフォルニアみたいで(笑)、縦にそびえるステンレスタンクがダンダン(笑)!その横には横に寝かせたステンレスタンクがゴロゴロ(笑)。聞くと縦のタンクは0℃で管理された果汁。横に寝てるのは熟成中のプロセッコ。横に寝かることでシュール・リーがしっかり行われるとか。コレも0℃で管理されています。瓶詰めではおそらくプラントを5気圧に保ち作業をしてますね(笑)。それにより泡は失われず、澱引きも自然に出来るはず。」


○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
家内「コレはコンテッセが作るシャルドネのスティル•ワインです(笑)。」
「あっ!飲みやすい(笑)。しかも濃い(笑)。」
「マスキューさん曰くのシンメトリーって解った(笑)。左右対称でしたっけ。整ってますよね(笑)。しかもシャルドネらしい。」
「レモンみたいな酸っぱさが良い(笑)。しかもエレガント。飲みやすい(笑)。」
「レモンピールみたいな苦味。アクセントになってますよね(笑)。」
家内「ジャバラみたいなニュアンスですよね。後味に続きますよね(笑)。」
「あ~、確かに特徴的。この苦味は酸っぱさと合うっていうか?役にたってますよね。ワインが単調にならない。」
「そうそう。でも何処のシャルドネ?って聞かれても困る(笑)。」
私「フランスのシャルドネで該当するようなシャルドネってないですよね(笑)。」
「と言うことはコンテッセのシャルドネ?」
家内「それ正解かも(笑)?あとラベルに仕掛けがあります。指でラベルをなぞってみてください(笑)。」
「あれ?なにこれ?ゴツゴツしてる(笑)。」
家内「えへへ(笑)。でしょ(笑)。土壌をイメージしてます(笑)。」
「本当だぁ(笑)。土を触ってるみたい(笑)。写真通りかな(笑)?」
「コンテッセって凄いですよね。設備も凄いし、出来上がるワインの質も高い。単なる大量生産ではないんですね。装置産業的な長所と質を両立している。」
「大量生産型だとどうしても質を上げることが難しい。ニューワールドがまさにそれ。」
「そうそう。良いワインを作ったりもするけど、全く別の生産方式。別のブランドだし別物なんだよね。」
私「コンテッセは200ヘクタールほどの自社畑を管理しています。鶴見区の住人目線だと總持寺が50ヘクタールですからその四倍です(笑)。」
「總持寺四つかぁ(笑)。それはそれで広すぎて分からない(笑)。」
私「しかも平らですから。平野1枚分くらいあるのかなぁ(笑)。」
「あっ!東京ディズニーランドは51ヘクタールってなってる(笑)。」
「マスキューさん!1番目のプロセッコと2番目のこのシャルドネはインポーターさんが違いますよ?」
私「うわっ!鋭い!白状いたします(笑)。インポーターさんにも特質がありまして(笑)、量販向けのインポーターさんやレストラン等の細かなお店をターゲットにしたインポーターさん等があります。このプロセッコは量販向けのインポーターさんの扱いなのですが、量販向けとしてはちょっと高級。輸入中止となりました。このためマスキューにも声がかかった訳です(笑)。」


○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
「マスキューさん!このワイン、昔から扱ってますよね(笑)?」
私「日本に輸入されてからずっと扱ってます(笑)。」
「そうそう。たしかご夫婦でやってるんでしたっけ(笑)。他にもアイテムありますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ルーセット•ド•サヴォワやシニャン ベルジュロンが白の最上品で、赤だとモンデュースを使ったものが最上かな(笑)。」
家内「どれも美味しいのですが、今回の『レ・アビーム』2023年はここ10年で一番の出来です(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ(笑)!」
「あ~!コレ凄いね(笑)。美味いし…、特徴的(笑)。」
「色も濃いし、一つ前のシャルドネは美味しかったんだけど、ピューンと超えた(笑)。」
「バーン!と超えた(笑)。ギア•アップしてる(笑)。マスキューさんが10年で一番の出来と言うのも分かる(笑)。」
「コレってヴィンテージの差なのですか?特別このワインの出来が良かったということなんですか?」
私「2番目のシャルドネと3番目のジャケールを同じには比べられませんが、価格帯はかなり近いので、規格としては似てると仮定するならば、2023年のレ•アビームは突出してます。ですが作りの基本規格は同じですから、作柄が良かったとしか思えません(笑)。」
「暑さがちょうど良かったのかな(笑)?」
私「この濃度感でアルコール分が11.5%です(笑)。メリハリのある気候で暑すぎなかったようです。昔のワインを思い出しました(笑)。」
「この価格帯のワインではないですよね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
「店長!余韻なが~い(笑)。キレとコクが凄い(笑)。」
「何ていうか…、液体の密度が圧巻(笑)。」
「ジャケール種でしたかっけ?とてもオイリー。オーストリアのワインにも似てるかな?」
私「グリュナー•ヴェルトリーナーですね(笑)。穀物っぽくて白胡椒のニュアンス。ジャケールはナッツィですよね(笑)。」
家内「カシュー•ナッツのニュアンスですねコレ(笑)。」
「そうそうカシュ•ーナッツ!独特だね(笑)。」
「生姜にも合いそうな気がする(笑)。」
「コレに何を合わせますか?」
私「シェーブルとか癖があって濃厚なチーズかな(笑)?」
家内「トリプルチーズみたいな濃厚な乳脂肪分の高いもの…。クリームソース系かな。」
私「思い出しましたぁ!彼の地はチーズ•フォンデューの本場(笑)。」

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ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年経過観察です(笑)。

Jul 17, 2025 by weblogland |
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール

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経過観察です(笑)。
この2024年のモリエールのヌーヴォー、いつもと違ってました。いつもより出来上がりのアルコール分が少し低い。それ故か圧倒的な甘さがなくとても硬い。要経過観察なのです(笑)。
7月13日から始めましたが、15日になってようやくバランスが取れ始めた感。破顔ではなくフッと口元に笑みが見えかけたくらい(笑)。我が家の日中温度は30℃を超えますから過酷。でもですね(笑)、ワインは涼しい顔で知らんぷり(笑)。
う~ん。
悪くはないのは解りましたが、まだ解りません(笑)。
だって出来上がりのアルコール分が10.5%なんですよ!しかも無添加。
私の経験からは予測がつきません(笑)。

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今日はいつもの3人で試飲会用のワインのティスティングです。

Jul 10, 2025 by weblogland |
今日はいつもの3人で試飲会用のワインのティスティングです。
私「暑い中ご足労いただきありがとうございました!」
Kさん「いや~、確かに暑い(笑)。」
家内「今日は白6本、赤3本です(笑)!」
私「これだけ暑いと白に行きがちなんですが、冷やして飲める赤も探してます(笑)。」
Kさん「そう言えばブログで書いてましたね(笑)。」
家内「とりあえずプロセッコが1本決まりましたが、今日4本くらい決まるとラッキー(笑)。」
私「そうは問屋は卸してくれるかな(笑)?」

大きなバケツを用意してワインの供出温度に差を出しながらのティスティングです(笑)!

Kさん「全体的には悪いワインは無かったですよね(笑)。あと供出温度は大事ですね(笑)。実感(笑)。」
私「ホッとしました(笑)。コレ、全滅なんてなったら泣けますよ(笑)。」
Kさん「私もホッとしました(笑)。お二人の落ち込む姿を見ると私も引き込まれます(笑)。」
私「この暑い中ダークサイドに落ちると這い上がれない(笑)。」
家内「なんとなく目鼻はたったかな?でもハズレがほとんど無いのは久しぶりですよね(笑)。まあ、全てが試飲会のエントリーと言う訳ではなかったですが(笑)。」
私「不味いと泣けてくる(笑)。」
Kさん「ブログの前振り通りドイツの赤良かったですね(笑)。いかにも冷やして飲むような作りですよね(笑)。」
家内「ちょっとランブルスコに似た意識ですよね(笑)。あと試飲会に赤を何本出せるか?ですね(笑)。」
私「フランスのサン•スフルの赤で軽めの飲みやすいワインがあったので今度サンプル取っておきます。」

さあ、もうチョイかな(笑)?

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桝久 試飲会リポート番外編

Jul 02, 2025 by weblogland |
皆さん!
お暑い中ご来店ありがとうございました!
試飲会に来て下さった方、今回のトップバッターのグロ•プランでまず涼をとって頂きました(笑)。そんな訳で皆さんの涼の工夫の話でひと盛り上がりしました(笑)。

私「とりあえずこの強く冷やしたグロ•プランで一息ついてください(笑)。」
「あ~、生き返る(笑)。昼間飲むわけにいかないから染み染み美味しい(笑)。」
私「そ~ですよね(笑)。昼間はどうされますか?」
「私は紅茶のティーバッグにソーダを注いで飲みます(笑)。」←達人のKさん
私「えー!紅茶のティーバッグですか?」
「最後にはコーラみたいな色になりますが(笑)、なかなか飽きなくて良いですよ(笑)。」
家内「ハイビスカスティーなんかも良いかも(笑)
。」
「ちょっとお高いお茶を急須に入れて水を入れて冷蔵庫で一晩寝かせて飲む(笑)。美味しいんですよね。お茶が安いとダメなのが玉にキズ(笑)。」
「私は外出する時は常にソーダを持ち歩きます。冷えて無くてもそれなりに爽快感があるんですよね(笑)。」
「職場はエアコンがガッツリ効いているので、暖かいお茶かな(笑)。」

今年は夏が1ヶ月伸びたようですから工夫が必要ですね。春と秋が無くなる恐れに戦々恐々です
。取れる魚が変わってくるし、食べる野菜も変わりそうですね。我々のライフスタイルも変わりそうです。

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