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桝久 試飲会リポート

Nov 26, 2012 by weblogland |
昨日は皆様のご来店、ありがとうございました。
ご来店が夕方に集中して行き届かないこともあったと思いますが、お許しください。

それでは、まずドイツのリースリング・トロッケン
リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1695円税込み スクリュー・キャップ
「あっ!飲みやすい(笑)。」
「ドイツのリースリングだからもっと甘くて酸っぱいかと思いましたけど、違いますねぇ(笑)。食事に合わせ易そう。」
家内「野菜、特にこれから寒さが増して甘くなる白菜なんか合うはず。」
「鍋にも良いかも。」
家内「味噌にも合いますよ(笑)。」
「思いきって白菜すきなんかどう?」
私「甘い上等な白菜が手に入ったら最高ですね(笑)。」
「野菜のてんぶらやお寿司もいけそう。」
「これは冷蔵庫に常備したいワインですな(笑)。」
「すぐに飲んじゃうからセラーに入れる必要もない。スクリューキャップなのも楽でイイね。あれ?瓶太くありません?」
私「たっぷり1リットル入っています(笑)。」
「スクリューキャップって良いイメージがないんですが、大丈夫なんですか?」
私「はい。10年も寝かせる必要のないワインでしたらかえってスクリューキャップの方が安全かと。滅多なことで漏れたりしませんし、異臭が着くこともありません。あと世界のトレンドとしてコルクよりスクリューキャップの方がエコだと評価されてます。しかもコルクより安い(笑)。」
「じゃあ、スクリューキャップが普及すると困るのはソムリエさんですか(笑)?」
私「おっしゃる通り(笑)!」
「あと、このワインは辛口ですか?それとも甘口なんですか?」
私「ドイツ語でトロッケンと言うと辛口と訳されます。我々日本人の味覚からするとこのワインは旨口な甘さ加減ですよね(笑)。残糖と酸のバランスが良く、糖分が目立ちません。」
「ところでこのワインはドイツのどこら辺で造られたんですか?」
私「えーと。もうフランス アルザスとの国境付近ですから、ドイツ最南部です。生産者のショイはアルザスにも畑を持っています。国境線は関係ないみたいです(笑)。」
「あの辺りはしょっちゅう国境の線引きが変わるから、住民の国境に対する感覚も違いますよね。」
「そうそう。国境線なんて後で勝手に人間が引いたものですから、この点あまり意味がない(笑)。」
私「勝手に畑に国境線引かれても、そこに変わらぬ生産と生活があることは素晴らしいことですよね。」
「どっちに税金払うかって話だもんね(笑)。」
時節柄、国境の話で妙に盛り上がる。

さて続いてもスクリューキャップの白
ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
「マスキューさん、久しぶりのロス・カルドスの白ですね。一時期止めてましたよね?」
私「良くご存じで!実はワインの調子が悪くなったので止めました。でも今回、醸造長が変わり素晴らしい出来栄えとなりました。再復活となりました(笑)。」
「旨いね。これ。本当にソーヴィニヨン・ブランなんですか?!」
「しかも安い!」
家内「醸造長のボナミさん曰く、『ニュースタイルを目指す』と言ってました。」
私「彼は白ワインのスペシャリストのようです。特にソーヴィニヨン・ブランには並々ならぬ思い入れがありました。」
「このワイン、ソーヴィニヨン・ブランの癖は無くはないけど、目立たない。エレガントだよね。酸もしっかりある。」
「ちゃんと主張してるよね。」
「うーん。近いと言えばロワールかな。でもちょっと違う。」
「ドイツのショイは小樽町民利益還元ワインに似てる(笑)。アルゼンチンの白もなんか飲んだことあるんだよね。」
私「そーだ!余市のケルナー!」
「そうそう。あれって国際的に通用する日本の白ワインだよね。」
私「そーです!日本が誇れる数少ないワインです!」
北海道出身のワイン・ラヴァーOさんと勝手に盛り上がってしまいました(笑)。
「ところでマスキューさん国産のワイン扱ってないけど、飲むんですね(笑)?」
私「ばれました(笑)。最近はほとんど飲んでませんが、以前はだいぶ調査がてら飲みました。もちろん過去に売ったこともあります(笑)。」
冷や汗かいちゃいました(笑)。

さて、後半の赤ワインです。ちょっと並びが変わりました。
ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
「あれ?このワイン赤の一番手でしたっけ?」
私「すみません。急遽一番手にしました。なにせ他の3本が個性的なものでして…。」
「いいね。安心して飲める(笑)。えーと、ヴィンテージは2005年ですか。ポテンシャル高いですね。」
「間違いなく右岸ですね(笑)。タンニンが良いですね。」
「こないだこのワイン飲みましたたけど、抜栓してから3日経っても変わらないほどしっかりしてましたよ。濃ければ頑丈だという方程式は万能じゃないという証拠だよね。」
私「中身に何が入っているか秘密なのですが、シャトー・アンジェラスのオーナーの名前をつけたキュヴェですから、変なワインは入れるはずはないかと。」
「そーだよね(笑)。ブライドがかかってるよね、このワイン。」
「あのアンジェラスのオーナーが小銭稼ぎで自分の名前付けてワイン売ったなんて言われたら末代までの恥だもんね(笑)。」
「でも、それに近いことやってる奴はいるよね(大爆笑)。」
「僕も名前で売れるほどビッグになりたい(大爆笑)。」
私「憧れますね(笑)。」
皆さん辛口のボルドー・ワイン・ラヴァーです。良いワインをしっかり見抜きます。さすが!

さて、次はプリミティブで端正な野生児
ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
「いかにもルーションのワインですね。マスキューさんのプリミティブの意味通りですね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもネゴス物だから凄いかと。」
「そーですよね。ネゴス物だからと言って馬鹿にできませんよね。フランスって奥深いですね。」
「柔らかくて濃くて、しかも味わいがハッキリしてますよね。最近のマスキューさんのテーマ『明瞭』ですね(笑)。」
私「いやはやお恥ずかしい(笑)。」
「このワイン、モノセパージュみたい。すごくバランスが良いですよね。余分なものが入ってないような感じかな。」
「この土の感じがたまりません!土の味のするワインって好きなんですよね(笑)。」
家内「私も好きなんですよ(笑)。風景が浮かんで来ちゃいます(笑)。」
「ジャムやコンポートのニュアンスが押し付けがましくなくてエレガント。体に染み入るね(笑)。」
「シンプルなんだけどシンプルじゃないみたいな(笑)。」

さて、次はシラーの新機軸?
ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
「うーん。綺麗だなぁ。綺麗過ぎてブラインドティスティングしたら外すね(笑)。」
「赤いベリーの香りがはっきりわかる。あと舌触りが素敵。滑らか。」
「シラーって暴力的(笑)だと思ってたからびっくり(笑)。こんなシラーあるんですね。」
家内「力強さは隠れてますが、実は堅牢なんですよ。スパイシーさも全開(笑)。」
時間が経つに連れだんだんらしさが出てきました。
「なめし皮みたいな感じ?納豆(笑)?」
私「私のグラスのワインは今日の2時に注いだものですが、ペパーミントの香りがし始めました。濃いシラーの特徴です。」
「あっ、本当だ。ワインって面白いんですね。」
「品の良いシラーって初めて。」
私「私もです(笑)。」

さて最後は私のマイブーム(笑)。
ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
「うわっ!圧倒的だな!」
「あれ、これってでも2010年でしょ?飲みやすい?」
私「そーなんです。この点今風かと。」
「どれくらい持つんでしょう?」
私「正直解りません。すぐにヘタリはしないとは思いますが…。通例物の本では5年くらいと言われてますが、定点観測の対象です(笑)。」
「グルナッシュってピノ・ノワールっぽくなるんですね。」
「うーん。たしかにピノ・ノワールっぽいけど、やはり違う。飲んでるとクラクラしちゃう(笑)。」
「アルコールに弱い私には重荷(笑)。」
「やっぱり濃くてカロリーの高いワインは旨い!カロリーオフなんか糞喰らえだ(大爆笑)。」
私「毎日は飲めなくともたまには良いですよね(笑)。」

皆さん昨日はお疲れ様でした。
良い勉強になりました。

ありがとうございました。


桝久商店 岡本利秋・昭子

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一番出来の良いパーセルだけで造ったパッソピッシャーロ

Nov 22, 2012 by toshiaki |
今日はあるインポーターさん(実はモトックスさん)の試飲会で外苑前まで行ってきました。
アイテム数も50本弱くらいでちょうどよかったです。
面白かったのはイタリア シチリアでフランケッティさんが造るパッソピッシャーロです。通常のものとラベルが違うので、よく見ると、標高の違う畑シリーズで4本出ていました。

●ランバンテ2010年
●シャラヌオヴァ2010年
●ボルカリア2010年
●キァッベ・マチーネ2010年

上から標高の高い順で、一番出来の良いパーセルだけで造ったそうです。
飲んでみると確かに違う、基本的にネレッロ・マスカレーゼ独特の味わいがしますが、微妙に違う。それぞれ長い生命力を持ったグレートワインでした。

ふと疑問に思ったのですが、これらをアッサンブラージュしても通常のパッソピッシャーロにはならないのでは(笑)?

聞いたところ、やはりそうでした。一番良い部分を取り出してますから、パッソピッシャーロを凌ぐようでした。あとパッソピッシャーロの方が早飲みに造られてますね。きっと。

良い勉強になりました。

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ピニャテッロ、ワン・ランク質が上がったような気がします

Nov 20, 2012 by weblogland |
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マスキューの定番ワイン、シチリアでペリグリーノ社が造る『ピニャネロ』がリニューアルして『ピニャテッロ』になり人気が出てます。セパージュや造りは基本的には変わらないとインボーターさんは言っておられましたが、明らかに旨くなってます。雑味が減り滑らかさが増しました。この点ちょっとピノ・ノワール的。なんかワン・ランク質が上がったような気がします。

うーん。

ヴィンテージの性ですかね?
セパージュはネレッロ・マスカレーゼとネロ・ダーヴォラと変わりません。アッサンブラージュに一工夫加えたかも?フレッシュな酸が秘密の鍵かも?

今までこのワインを「ソース焼きそばに合うワイン。」として皆さんに紹介してましたが(笑)、もう少し昇格させた方が良いかも?トマトやオリーブオイルとの相性は鉄板ですね。

一応ソース焼きそばにも合うとは思いますが…。

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さすがカンソン社

Nov 16, 2012 by weblogland |
昨日のおさらいです(笑)。

今、昨日開けたボジョレーボジョレー・ヴィラージュをまた飲んでみました。
まず、共通してリンゴ酸を強く感じますね。気温が上がらなかった感じがします。厚みのあるヴィラージュはリンゴ酸を上手くマスキングしてますね。価格の差ですか(笑)。

あと、思った以上にバランスを保っています。線は細いのですが、崩れません。より糖度を上げられるよう、最大限の努力をしたようです。クリアネスもありますから葡萄果の選別もしっかりやってます。単に農家からワインを買うだけのネゴシアンでは、こうはいきません。農家と良い関係を結んでいるようです。

さすがカンソン社。

恵まれた作柄の年は誰もが苦労なくワインを造れますが、今年のようなハードワークを要する作柄では、栽培の尽力が欠かせません。カンソン社は栽培・管理にも力を注いでいますね。ネゴシアンとしての役割がこんなところからうかがえます。

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ボジョレー・ヌーヴォ2012年飲みましたか?

Nov 15, 2012 by weblogland |
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皆さん飲みましたか?

何を?って

ボジョレー・ヌーヴォ2012年です(笑)。私は今ティスティングしたところです。普通は今晩でしたね。

マスキュー恒例のカンソン社の2012年は如何に?

まぜボジョレーの方は、普通の感じですね(笑)。2011年より明らかに小ぶり。酸はフルーティーになっていますが、もうちょい厚みがあれば…。作柄を考えるとよく頑張っていますね。小ぶりながらまとまってますからどうにか及第点かな。

ヴィラージの方もいつもより落ちますね。カンソンのヴィラージュは2011、2010年など糖度がしっかり上がるとコンポートのようなニュアンスが出て、クリュ・ボジョレーの世界となりますが、今年はちょっと無理だったようです。まあ、普通のボジョレー・ヴィラージュの印象でした。
収穫を遅らせて糖度が上がるのが待てないヌーヴォ造りの難しさが出たようです。出来上がりの甘さや深さに欠けてしまったようですね。

まあ、厳しい作柄でしたから、良く頑張ってくれたと誉めるべきですか。

とにもかくにも新酒が出来たこと万歳なのです(笑)。

今マスキューでは試飲出来ますから、お寄りの節に飲んでミソ(笑)。

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2012年のイタリアは素晴らしい作柄かも!

Nov 11, 2012 by weblogland |
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皆さん!
2012年のイタリアは素晴らしい作柄かも!
今日は11月11日の日曜日です。ワインの調べものにちょっと疲れて、今ノベェッロを飲んでます(笑)。11月1日に抜栓した残りのワインです。
トスカーナのグラウヴェペーザ、マルケのガルフォリ、プーリアのコンティ・ゼッカのワインです。
もう抜栓してから10日経ってますが、それなりに旨い(笑)!
トスカーナのグラウヴェペーザのワインは全体の緻密さがあります。緩さがなく、揺らがない良さ。ようやく出来上がった風情が凄い。
マルケのガルフォリは香木や漢方薬のような独特の香り、液体の上質さは抜栓時と変わらない驚き。
プーリアのコンティ・ゼッカはメロンのような高貴なニュアンスが…。甘さだけのワインではありませんね。
うーん。
全体に2011年よりアルコールは凌いでいませんが、実にバランスが良い。2011年と2012年は長い将来に亘って比較されるべきヴィンテージになるはず。場合によっては驚く生命力を発揮するはず。
あー。
美味しい(笑)。
ようやく解ってきました。

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今回は残念

Nov 10, 2012 by weblogland |
またサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
ボルドーのプチ・シャトーのちょっと古い飲み頃に入ったワインです。1999、1998年位のものです。もともと豪華なワインではありませんが、ちゃんと造ったワインならば、それなりに熟成感があるはずです。1000円代で売れる価格帯ですから、良いのに当たればラッキーです(笑)。数本取り寄せました。飲んでみると…。

うーん。

心ときめきません。ゆっくり二日にわたって飲みましたが、良いところを見つけられませんでした。
ワインの味わいはたしかに値段なりなのですが、真面目に造っていれば飲み手を魅了する何かがあります。今回は残念!
でも、まだイタリアワインの取り寄せたものもありますから、希望を捨てないで試してみます(笑)。
安くて美味しいワインはそれだけでレアですから、見つけた時の喜びは格別。楽しい仕事なのです(笑)。でもダメだとちょっと悔しい(笑)。只飲みだと悔しさが湧いてきませんから、真剣なチョイスができません(笑)。お金を払って取り寄せたサンプルですから、安いからと逆に欲をかいて取らなくて良かったと思えます。貰ったサンプルだと断れませんからね(笑)。

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エルマセット2011年を飲みました

Nov 05, 2012 by weblogland |
先日愛するドメーヌ・ラファージュのエルマセット2011年を飲みました。
2011年は葡萄の生育が約1ヶ月早まりました。当然収穫も1ヶ月早まりました。7月からの猛暑も加わりましたからワインがどうなっているか気になっていました。
秋を迎えることなく収穫される訳ですから酸が過剰になることが予想されます。
あと糖度が異常に高くなる恐れと、果実の無理な過熟が予想されます。8月前半の収穫になると人手が足りません。なんたってバケーションの期間です。
うーん。
ラファージュさんはどうだったか?
飲んでみるといつも通りのエレガンス(笑)。上手く収穫できたんですね。過剰な粗さや雑味がありません。アルコール分も2010年と同じ14.5%です。完熟時に一気に収穫できたようです。
もっともラファージュさんは、収穫に南米の作業員を呼んできますから、問題無しだったんですね。
さすが!
でも他の生産者が気になってきます。2011年は、収穫のタイミングを誤るとワインが台無しになるヴィンテージです。特に中規模のワイナリーが心配です。

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ティニィのマルケ・ロッソ ノベッロ2012年ようやく来ました

Oct 30, 2012 by weblogland |
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ティニィのマルケ・ロッソ ノベッロ2012年ようやく来ました!


あー、よかった。ホッとしました。


どれどれアルコール分は如何かな?12%ですね。あまり高くはありませんが、ガロフォリの守備範囲ですね(笑)。


造り手のガロフォリは基本的には補糖しません。いつだったか11.5%のアルコール分でも素晴らしい出来栄えだったことがありました。


もちろん味わいは、今まで外したこともありませんから心配ありません。


気になるのは造りです。去年から新酒らしいスタイルになりました。フレッシュ&フルーティー。しっかりした味わいでありながら飲みやすくなりました。


今年もそのスタイルを踏襲しますか?楽しみなのです(笑)。











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レ・ゾー・ド・ポンテ1997年

Oct 16, 2012 by weblogland |
昨日、今日と気になるワインを試飲してます。
何を?って
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年です。ポンテ・カネのセカンド・ワインです。
マスキューでは1992年を販売して以来ですね。
率直な印象は1992と比べると1997の方が力がありますね。上品なふっくら感はポイヤック好きを魅了しますね(笑)。
ちょうどKさんがいらしたので、一緒にテイスティングしました。
私「あんまりカベルネ カベルネしてませんが、力もあり美しいかと…。」
Kさん「私、ポイヤックと言うと目がないんですよ(笑)。いーんだよね(笑)。完全に出来上がってるよね。」
家内「すごく左岸らしい出来。スパイシーさはポイヤックらしいですよね。」
早速インポーターさんに発注しました。
さて、気になるお値段ですが、まだヒミツです。
皆さんの期待に沿えるよう頑張ります!

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『口の中がオーロラ状態』の意味が解りました

Oct 16, 2012 by weblogland |
今日あるお客様が来店されました。

ローヌ好きのMさんです。

Mさん「マスキューさん!このあいだいただいた。『アントナン』凄かったですよ!」

Mさんは シャトー・ファゲェロールのキュヴェ・セレクション『アントナン』2010年を先日お買い上げいただきました。あのシャトーヌフ・デュ・パフです。

Mさん「マスキューさんがホームページで言ってた『口の中がオーロラ状態』の意味が解りました(笑)。」

私「すいません。変な例えで(笑)。」

Mさん『口の中がナイアガラの滝』より解りやすいですよ(大爆笑)。ところで驚いたのは、グルナッシュのポテンシャルの高さです。グルナッシュというとチープなイメージが先行しますよね。だからビックリしました。」

私「パフは13種類の葡萄が許可されてますし、実際13種類全部使うことで複雑で壮麗なワインになると言われてますが、生産者によってはグルナッシュ主体で造るスタイルとに別れるようです。」

Mさん「そうすると味わいの複雑さ壮麗さは葡萄品種だけに由来しないということですか?」

私「細かなテロワールと、そこに何を植えるかに、由来するのでは…?もう少し飲んで勉強してみます。」

美味しくとも、謎が謎を生む(笑)。私の妄想は止まりません。何故美味しいのか?こんな事考えるのが好きなんです(笑)。

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グルナッシュがチェリーのような香り

Oct 12, 2012 by weblogland |
うーん。
それにしても不思議です。
グルナッシュがチェリーのような香りがすることです。
最近入荷したシャトーヌフ・デュ・パフシャトー・ファゲェロールは明瞭なブラック・チェリー、シャトーヌフのお隣りのジゴンダスのドメーヌ・デ・エスピエ(正確にはドメーヌ・デスピエですか?)はまさにチェリー、ブルゴーニュのピノ・ノアール的でした。
じつは、彼の地のワインは50年以上前からブルゴーニュにブレンド用に売られていたようです。ピノ・ノアールに厚みをもたせるようです。大手のネゴシアンは10~20%ほど混入させていたようです。(違法なのですが。)
たしかに極上のグルナッシュだったら効果あるはずですね(笑)。
私がシャトーヌフやジゴンダスのグルナッシュをピノ・ノアール的と感じるのは間違いではなさそうです。しかも、チェリーの香りは古典的に優れたグルナッシュの証のようです。
またちょっと解ったような気がします(笑)。

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簡単には見つかりませんね

Oct 08, 2012 by weblogland |
先日お話したカスティヨンとブールのプチ・シャトーの古いワインは微妙でした。
私「うーん。割としっかりしてるね。でも開いてないから何とも言えないなぁ。」
家内「造りはちゃんとしてるよね。でもファースト・アタックにインパクトがないなぁ(笑)。すぐに出ないだけなのかな?」
私「そーだよね。これはっていう部分に欠けるかもね。何とも言い難い。地味だけど悪いワインじゃないんだけどね。」
家内「まあ、明日また飲んで決めようよ。」
そして翌日
私「酸はあるけど明瞭な果実味がないなぁ。」
家内「可愛らしさがない(笑)。」
こんな訳で今回は空振りでした。
簡単には見つかりませんね(笑)。欲かいて1ケースとらなくて良かった(笑)。お手頃な古いヴィンテージというだけでもセールスポイントはありますが、やはり心に届かなければ意味がないのです。

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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

Oct 02, 2012 by weblogland |
ガントランディの『ヴィサン』2010年が抜栓してからしばらくするとペパーミントの香りが出てきました。一般にシラー特有な香りとされています。ローヌやニューワールドの濃いワインを飲むとたまに当たる味わいです。
うーん。
ガントランディの『ヴィサン』はグルナッシュ100%のはずです。でも一応インポーターさんに確認しました。
私「もしもし、いつもお世話になります。先週の試飲会で『ヴィサン』を飲みました。とても評判が良かったですよ(笑)。ところで『ヴィサン』はグルナッシュ100%ですよね?」
インポーターさん「はい。グルナッシュ100%です。ただしグルナッシュ100%だとアペラシオンの基準からはみ出るので、シラーが10%入っていると言ってます(笑)。」
私「そうするとあのペパーミントの香りはシラー由来じゃないんですね。」
ローヌなどの南フランスの濃いワイン 例えばカバルデスやシャトーヌフ、エルミタージュ、あとアルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨン、そうそうシェヴァル・ブランにも感じましたっけ。ワシントンのワインにもありましたね。
ペパーミントの香りは、どうやら特別な品種の特性ではなさそうですね。濃く熟度の高いワインに表出するパターンの香りと考えるべきなんですね。
ようやく確信できました(笑)。ペパーミントの香りはシラーだけに特有の香りではありません。

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不思議だけど旨いよね

Sep 17, 2012 by weblogland |
今日は降ったりやんだり、蒸し暑かったですね。無茶苦茶暑い訳ではありませんでしたから、まあ良しとしますか(笑)。

ところで昨晩はスポンサ・ヴェロネーゼ2009年を飲みました。旨いですね(笑)。抜栓したあとも崩れません。構造がしっかりしていることは驚きです。何たってアマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしているのに、全体のまとまりの良さは信じられません。
塩梅が良いとしか表現できません(笑)。
家では家内ともどもハマッてまして、
「不思議だけど旨いよね。」
「アマローネっていわゆる濃縮果汁を造る訳だけど、濃縮果汁器を使ったワインとは一味違うよね。」
「明瞭さがイイんだよね。」
「技法としても自然だし、この辺は無理のない理由かな?」
「日本でもやればかなり有効なんじゃないかな?」
「川沿いにアマローネ用の小屋を造れば、原産地の呼称にも繋がりそうだしね。」
夢は膨らみます(笑)。

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トロイア抜群に旨くなってます!

Sep 15, 2012 by weblogland |
トロイア抜群に旨くなってます!

マスキューの定番、イタリア プーリアの赤ワインですが、皆さんお馴染みかと。2007年にヴィンテージが変わってラベルもイタリアらしくかっこよくなりました。このワイン春にきたばかりで飲んだ印象より遥かに良くなりました(笑)。もちろん時間が経って落ち着いたということなのですが、こんなに良くなるとは!驚きでした。
まず前からの欠点だった雑味がなくなってます。欠点というのは言い過ぎかもしれませんが、雑味とともにぶっきらぼうな感じもなくなってます。
あと味わいにクリアさが増しました。リキュールのような濃密さが果実にあるべき果実味や熟成香と相まって凄いことになってます(笑)。
一線を越えましたね。
グレートワインの領域に入ってます。
一般にプーリアのワインは濃くて旨くて安いの三拍子が揃ってますが、このワインの旨さは価格との相対領域を離脱した旨さです(笑)。心に届く味わいなのです。
風の便りではトロイアに下級銘柄が出来たとか。どうやら真剣にスターを目指してるようです。
トスカーナに遅れること20年以上ですが、出来るはずです。
頑張れディオメーデ!

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ご来店ありがとうございました。

Aug 26, 2012 by weblogland |
昨日は暑い中、ご来店ありがとうございました。

まずは暑気払いのミュスカデグロ・プラン。ガッツリ冷やしておきました(笑)。

「おー。酸っぱい(笑)。体に滲みますなぁ。このミュスカデかなり酸っぱいけど、フルーティーですね。グレープフルーツやら柑橘類の味がしっかりしてるね。」

「ビタミンCがいっぱい(笑)。元気でますね(笑)。」

「ミュスカデもグロ・プランも水っぽくないし、しっかりしてますよね。割とチャラい印象がありましたけど、違うんですね。」

「ミュスカデとグロ・プランってなんの違いですか?」

私「ヴィンテージも生産者も同じですし、造り方も同じですから、品種の差かと。グロ・プランの方が塩辛いのと、香りがミュスカデほど複雑なフルーティーさがないかと。あとこの生産者マルタンはシュール・リーの際ステンレス・タンクではなく木樽を使います。このため酸の角がとれます。」

「うーん。たしかに!でも暑い中大汗かいて体の水分量やミネラル分が失われた時飲むなら、私はグロ・プランがイイな(笑)。」

私「小海老のフリッターに塩降ってレモン汁をかけて食べながらグロ・プラン飲むと死ぬほど旨いですよ(笑)。」

家内「グロ・プランとミュスカデを比べるとグロ・プランの方がシンプルですよね。ミュスカデの方が複雑さがあります。でもシンプルさが複雑さを勝る場合もありますよね(笑)。ケースバイケースですね(笑)。」

私「日本だとグロ・プランはあまり知名度は高くありませんが、ナントやパリのビストロだと生蠣にはグロ・プランが定番のようです。シャブリじゃないようです(笑)。」

「マスキューさんはこのマルタンのワインをかなり長く扱ってますよね。私どちらも厚みがあって好きでして10本以上は飲んでるような気がしますが(笑)、あまりヴィンテージの差を感じません。何故ですか?」
私「そーなんです(笑)。もともとのワインの規格と生産者の力量かと。ただ今の緩い規格に合わせてないことは確かです。マルタンはクラシックな生産者ですね。」


さて次は新着南フランス ラングドックの山奥のアペラシオン サン‐シニアン ドメーヌ・パン・デ・マルグリットの赤ワインです。

「旨いですね!エレガント!」

「ふっくらしているし、広がりがある。」

「タンニンがめちゃくちゃ優しい。それに深さがある。」

「草や花、あとタールや土の香り、かなり複雑。イイね(笑)。」

「土の香りがする(笑)。ところでセパージュはなんですか?モノ・セパージュみたいにまとまりがイイ。でも複雑?」

私「シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェドルの組み合わせです。クラシックなスタイルです。」

「ワインとしてのバランスが良いのですね。この味もクラシックなんですか?」

私「造りはクラシックではありません。完全に除梗してますし、温度管理もしっかりしています。」

「そうするとこの味わいは果実だけ由来なんですね。」

家内「雑味がないのは、傷んだ葡萄や未熟な葡萄を使ってない証、それと熟成に木樽も使ってません。」

私「あと、収量が低いことと農薬をほとんど使ってないことですか。SO2の使用量も少ないはず。広がりがあるのはこのためです。」

家内「明日になるともっとふくよかで広がりが出てきますよ(笑)。」

「じゃあ、昨日の残りがまだ家にあるから後で飲んでみます(笑)。」

「ラングドックというとゴツいワインのイメージがありますけど、このワインはそれがない(笑)。なんでですか?」

私「サン‐シニアンはかなり内陸部ですし、さらに一番標高の高い奥のベルルー村で造られてますから、気温が割と低いからかと。アルコール分も13.5%とラングドックの割に高くありません。」

「なるほど!それでエレガントに感じたんですね。」


さてこれから後半戦です。キャンティーいやトスカーナの超名門レ・コルティの3連発です(笑)。スタンダードのキャンティー・クラシッコ2008年と最上級銘柄『ドン・トンマーゾ』2007年、そして『ドン・トンマーゾ』のサンジョヴェーゼで造った「ロゼ・レ・コルティ」2011年のサンジョヴーゼ比べです(笑)。

「マスキューさんはレ・コルティのキャンティー好きですよね(笑)。私もずいぶん飲みました(笑)。相変わらずイイね(笑)。」

私「コルティも最近雑誌や漫画などでよく取り上げられるようになりました(笑)。」

「ちょっと酸っぱくて赤いベリーの香りがいかにもキャンティーだよね。バランスがイイ。」

私「ベースのオレンジっぽさがありますね。」

「そうそう。どちらかと言うと日本的なみかんかな。」

「キャンティーってすごく沢山ありますよね(笑)。キャンティーらしさって分からなくなる(笑)。やはりクラシッコを飲まないとダメですね。」

私「このキャンティーは今一番良い状態ですね。らしさがありますね。逆に『ドン・トンマーゾ』はまだ早い(笑)。」

「圧倒的ですよね。」

「『ドン・トンマーゾ』って濃さがキャンティー・クラシッコの倍くらいある(笑)。値段も倍ですか(大爆笑)。」

「言葉を失うくらいの威厳がありますね。付け入る隙がない。」

「『ドン・トンマーゾ』はいつ飲んだら良いですか?」

私「うーん。10年後の2017年くらいにまた飲んでみたいですよね。」

「あと5年ですか。待てるかな(笑)?」

家内「レ・コルティのワインって樽香がしっかりついてますが、果実味を上回らないから、早く飲んでも飲めちゃうんですよね。」

私「そこらへんの塩梅が上手(笑)。品があるんですよね。さすが大貴族(笑)。」

さて、大貴族の気まぐれか?余裕か?『ドン・トンマーゾ』のサンジョヴーゼで造ったロゼワイン、「ロゼ・レ・コルティ」2011年の登場です(笑)。

「これスンゴイ!」

「全然チャラくない(笑)。」

「ベリーやらチェリーやら香りが物凄い。」

「チェリーの砂糖浸けみたいなニュアンスもする。」

「こんなに密度感のあるロゼは初めてです。こんなロゼ出来るんですね。」

「逆にもったいない(笑)。『ドン・トンマーゾ』造った方が高く売れるのに(笑)。」

私「そーなんです。いくら良いロゼでも所詮ロゼですから高くは売れません(笑)。でもそれを承知で造ったんでしょうね。」

「そうするとこれはお買い得ですな(笑)。」

皆さん良くご存知です(笑)。本日のトップセラーとなりました。週明けに追加で注文いたしますが、インポーターさんに在庫があるか?

昨日はありがとうございました。

夕方にご来店が集中しまして、行き届かなかったと思いますが、お許しくださいませ。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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好奇心は満たせました

Aug 22, 2012 by weblogland |
この間、面白いワインを飲みました。もちろん有料サンプルで取り寄せました(笑)。
ピックプール・ド・ピネのロゼワインです。
こんなのあったんですね(笑)。ピックプールは南フランス、ラングドックの地場品種で白ワインが有名です。彼の地では魚介類に合わせる定番ワインです。ちょうど大西洋側のフランスではミュスカデやグロ・プランが有名ですが、地中海側ではピックプールが定番です。
マスキューも定番としてポメロール協同組合のピックプール・ド・ピネを扱っていますが、家内ともども大好物でもあります(笑)。日本人の好みに合うワインかと。飲み飽きしないのです。

話しがそれましたがピックプールのロゼ(笑)。これはピックプール・ノアールという品種から造られてました。いわゆるピックプールの亜種なのですが、ロゼとなるといまいち(笑)。あまり特徴が無くなるようでした。白ワインにするとあんなに特徴的なのですが、ロゼにすると個性がでません。

うーん。

不思議です。

でも、いわゆるA.O.C.ワインも一つのアペラシオンで赤・白・ロゼとすべて揃う訳ではありませんから、当然と言えば当然ですか。ワインの面白いところでもありますね。
とりあえず好奇心は満たせました(笑)。期待が外れても楽しいものなのです(笑)。

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キックインサイドの一撃でした

Aug 14, 2012 by weblogland |
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ドメーヌ・パン・デ・マルグリットのサン‐シニアン面白いワインですね(笑)。

ひと昔前、まだ元詰めでこのアペラシオンのワインが日本に輸入される前、いわゆるネゴシアン物のワインを飲んだことがあります。その印象は「濃いには濃いが、それだけのワイン」でしたし「カリニャンのチープな香りが鼻につく(笑)ワイン」でしたね(笑)。INAOがまた簡単にAOCを増やしたくらいにしか思えませんでした(ゴメンなさい!)。もっとも小規模な生産者がバルクで売ったワインを混ぜたものですから、そのワインに明確な意思や意図を求めることは無理のないことですね。いずれにせよワインにハートがありませんでした。

ですから、このワインを飲んでビックリ(笑)。

基本的な造りの良さはもちろんですが。その味わいは産地の畑や風土を描いた風景画のよう。いや、それ以上に説得力がありました。まさにキックインサイドの一撃でした。
うーん。
今やニューワールドに押されがちなラングドック。でも、ラングドックより過酷な水すらない環境で素晴らしいワインが造られてますから、ラングドックの方が産地としてはポテンシャルが高くても当然と言えば当然。
もちろんそこに目をつけた大手生産者や大資本がラングドックで一山当てようと(笑)、フランス式ブランドワインを造るビジネスもあります。でもパン・デ・マルグリットのような小規模な生産者が努力して造るソウルフルなワインの方をマスキューは売りたい!
皆さん一度お試しあれ!
万人受けはしないと思いますが、「こんなワインがあるんだ!」と思うことは請け合います(笑)。
少なくとも、私の妄想は激しく掻き立てられています(笑)。

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夏場を迎えて調子が出てきました-サンブリ

Aug 04, 2012 by weblogland |
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さっきサンブリを飲みました。マスキュー定番のドメーヌ・グラン・ロシェの2009年です。
春先に再入荷したワインです。その時の印象は、良い作柄らしいタイトでスケール感のある味わい、フレッシュな酸の伸びが素晴らしかったのが印象的でした。
さて、夏場を迎えて調子が出てきました。酸よりもボディーのふっくら感が増しました。香りもハーブ系やスモーキーさ、かなり複雑。ソーヴィニヨン・ブランを連想させますし、さらにはサンセールを意識させます。
もちろんバランスが良く、合わせる食事に想像力をかきたてられます。
うーん。
基本的にソーヴィニヨン・ブランのポテンシャルの高さは認めますが、サン・ブリがここまでのレベルにあるとは驚くべきかも。安いサンセール飲むより満足感があります。
皆さん!
このワイン飲んでみるべきです。
もちろんヴィンテージに恵まれたであろうことは事実にしても、この有様は経験するべき。経験値上がること請け合います(笑)。

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試飲会へのご参加ありがとうございました

Jul 30, 2012 by weblogland |
昨日は大変暑い中ご来店くださいまして、ありがとうございました。

じつは、11時半から1時半頃まで、マスキューは全電源喪失つまり停電していました。
焦りました!

近所で電線が断線したらしいのですが、驚きました。15号線の信号も点きませんから、交通整理のパトカーが出動する物々しい騒ぎになりました。計画停電ならまだ心の準備ができますが、いきなり停電になると成す術がありません。ましてやワインを抱えてますから、ビビりました(笑)。

幸い事なきを得て、試飲会はスタートしました。

今更ながら電気の有り難さを知りました。

まずは白
ヴェルデッキオ・ディ・マテリカ 2010年 ガリアルディ イタリア マルケ 白D.O.C.750ml 1320円税込み
「詰まってますなぁ(笑)。」
「香りも独特!ハーブ?でもあまり馴染みのない感じ。香木?」
私「アニスっぽいですよね。温度が上がるとはっきり分かります。」
家内「私の好きなペルノー味です(笑)。でも癖がある香りですから、好みの別れるところですね。」
「ほぅー、これが『マッカニャーノ』の弟分ですね(笑)。有様は違いますが、たしかにマテリカらしい。」
私「さすがに緩くない(笑)。」
「マテリカとイエージって違うんですか?」
私「マテリカは山間部、イエージは海岸部になります。日本にイエージはだいぶ入ってますが、マテリカの方はあまり入ってません。イエージは軽くがぶがぶ飲めるワインです。でもマテリカの方はかなり密度感があります。」
「長くて似た名前でも味はかなり違うんですね(笑)。」

そして爽やか系の代表選手の登場です(笑)。
〇〇ソーヴィニヨン・ブラン2011年 セント・クレア ニュージーランド マールボロ 750ml 1980円税込み
「これ旨いね!爽やか!でも複雑。色んな味がしますね(笑)。」
「ニュージーランドのソーヴィニヨンってこんなに美味しいんだ?」
「たしかにソーヴィニヨン・ブランなんだけど、フランスのソーヴィニヨンとは趣が違う。」
私「ソーヴィニヨン・ブラン品種はいまやニュージーランドが世界基準と言われるまでになりました。このセント・クレアはその中のトップブランドです。
家内「ここに畑の写真がありますけど、空の色が違う(笑)。」
「群青色ですね。陽射しが強そう。そういえば南半球はオゾンホールがあるからなぁ。」
「前に飲んだ北海道の何とかに似てる(笑)。」
私「多分ケルナーかと(笑)。サンセールのような味ですよね。」
「このワイン、スモーキーさもちゃんとありますね。やはりソーヴィニヨン・ブランですな。それにしても完成度が高い!」
「ところで、マスキューさんセント・クレアの他のワインはどうでしたか?」
私「うーん。悪くないのですが、マスキューで扱うにはちょっと高級過ぎまして(笑)。」

さて赤に移ります。ちょっと順番が変わって、まずはモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
●『オロ』 2011年 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C. テッレ・デル・コルノ イタリア アプルッツォ州 赤 750ml 1035円税込み
「おっ!いかにもモンテプルチアーノらしい色(笑)。」
「ラズベリーやプラムの味がしますねぇ。コストパフォーマンスが良いですね(笑)。」
私「ありがとうございます。マスキューでは前にもモンテプルチアーノ・ダブルッツォを扱ってましたが、ワインが薄くなったので取り扱いを止めていました。今回久しぶりに入れました。これだったら許せるかと。」
「そーですよね。モンテプルチアーノ・ダブルッツォって日本にたくさん輸入されてますが、安いワインでまずいのが多いですよね(笑)。」
家内「あと、名前の『オロ』も金という意味で、オリンピックにちょうど合うかと(笑)。」
続けてブルゴーニュの飲み頃赤ワインです。

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2003年 メゾン・ジュリェ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 1890円税込み
今回は前のモンテプルチアーノとこのブルゴーニュが冷やして旨い赤ワインということで順番が変わりました。
「2003年ですか。完璧にピークですね。ちょっと冷やすと旨いですね(笑)。」
「前のモンテプルチアーノと比べると色が全然違いますよ。これだったら飲まないでも区別がつく(笑)。」
私「それって資格試験に応用できますよ(笑)。」
「このコート・ド・ニュイ・ヴィラージュってどこら辺ですか?」
私「ニュイ・サンジョルジュのプリモー・プリッセという集落のあたりの平地です。」
「ニュイ・サンジョルジュらしい味わいですね。」
私「ありがとうございます。ちょっと樽香が粉っぽくてジュヴレイっぽいかと。」

さて、次はお待ちかねの山羊の登場です(笑)。
アマルテア・ティント2009年 ロクサネル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1570円税込み
「ラベル可愛い!」
「優しい味!」
ここで頂き物のパルミジャーノ・レッジャーノ36ヶ月熟成チーズの登場です(笑)!
「あ~、美味しい。」
(頂き物ですからガンガン出します。)
「マスキューさん、このワイン、セパージュは何ですか?」
私「メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンです。フランス品種なんですが、出来上がったワインはスペインのワイン(笑)。とてもメルロとカベルネの味はしませんよね(笑)。」
「そうですよね。でも旨いからイイかな(笑)?」
私「そう言って頂くと助かります(笑)。」
「ラベルの絵の山羊は葡萄の房をくわえてますが、実際に葉っぱだけ食べさせることは可能なんですか?」
私「山羊使いが上手く葉っぱだけ食べさせるらしいです(笑)。山羊も200頭くらいいるようですから、どんな光景か実際に見てみたいです。」
「色んな造り手がいるんですね。」
予想通り本日のトップセラーとなりました。

そして、トリの赤ワイン
スポンサ・ヴェロネーゼ 2009年 テヌータ・サン・アントニオ イタリア ヴェネト ヴェロネーゼI.G.T.赤 750ml 1575円税込み
「圧倒的だなー。」
「カシスやベリーの香りが詰まってる。」
「深みがありますね。かなり凄い。でも安い(笑)。」
ここでカカオ分70%のチョコレートをすかさず勧めます(笑)。完璧なマリアージュ。
「あー!こうでなくっちゃね!」
「マスキューさんカカオ90%のチョコレートが明治製菓から売ってるから、今度試してくださいな。後戻り出来なくなりますよ(笑)。」(良いこと教えていただきました。必殺技にします。)
「カベルネ系のワインはチョコレートと良く合いますね(笑)。それにしてもこのワイン、カベルネらしいこと。」
「そうそう。カベルネ100%じゃないのに…。アマローネ恐るべし。」
私「テヌータ・サン・アントニオは凄い造り手ですよね。」

暑い中、ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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2010年ヴィンテージのワインを飲んでいます

Jul 24, 2012 by weblogland |
ここのところ2010年ヴィンテージのワインを飲んでいます。
ボルドーはまだ飲んでいませんが、南フランス、ローヌブルゴーニュロワールはだいぶ飲みました。
うーん。
どれもすぐに飲めますね。
特別軽い訳ではありませんが、ワインが出来上がっている感じです。
バランスは全体に良く、酸がでしゃばるような感じはありませんね。あまり長期の熟成は出来るかな?このあたりがちょっと気になります。
たしかあまりイレギュラーな印象のない作柄ではありますが、驚くほどの凝縮感もないかと。
まあ、大物はまだ飲んでいませんから断定はできませんが…。
2008年に近いんでしょうか?もうちょっと上か?
もう2年前の作年ですが、それでも断定できません。簡単に手の内は明かしてくれませんね(笑)。
雑誌などで伝え聞くのを鵜呑みには出来ませんから、ひたすら飲むしかありません。
苦でないから良し(笑)。

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凄い生命力, ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年

Jul 09, 2012 by weblogland |
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ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年凄い生命力でした!
タブルニ・ドムスが造るイタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.の白ワインです。

先々週の土曜日の試飲会で飲んだ残りを昨日飲んだのですが、旨かったです(笑)。抜栓後まる8日経ってます。ボトルに半分残ったまま家の中で放置してあることに気がつき、もったいないから飲んでみました(笑)。もちろん常温のままでしたから、冷凍庫で急速冷蔵約1時間(乱暴でごめんなさい。)。飲んでみると、高温によるダメージも無く、香りもそこそこあり、しっとりとして滑らかで、かなりイケました(笑)。
うーん。
ハーブのようなニュアンスもあり、ダメージを受けて疲れた感じがないのにびっくりしました。
このワイン農薬や添加物などほとんど使いません。逆に通例、保存性を考えると添加物を増やしたり、徹底的に濾過滅菌します。
そうなると、自然に造られた良いワインはそれ自体に自分を守り保持する力があるように感じます。そうでなければ説明つきません。

不思議なほどなのです。

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まだありました!

Jul 02, 2012 by weblogland |
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あー、良かった。
まだありました!

『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年です。
土曜日の試飲会で大人気だった赤ワインです。当日売り切れてしまい。休み明けの今朝一番でインポーターさんに電話しましたところ、幸いにもあと50本ほどありました。ラッキーでした(笑)。

試飲会の時
「ネルのこのワインは何に似ていると思いますか?」
と質問されて、すぐに思い当たるワインが出てきませんでした。
うーん。
同じワインはありませんが、カオールのシャトー・ピネレ『ロタンティーク』のスタイルが似ているかも?マルベックで造られてますから、基本的な香りは違います。ただ味わいの表出パターンが似ているのでは?ワイン自体の深さ、タンニンのボリューム感は互いにトップレベル。なかなか手の内を現さないところは共通(笑)。尽力したグレートワインであることも共通(笑)。感動したことも共通(笑)。

似てないかな(笑)?

同じものがありました!
試飲会でYさんが目ざとく発見しました。
じつはクロー・ド・ネルとルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年のボトルがとても似てました(笑)。微妙には違いますが、かなり似てます。重量感のあるブルゴーニュスタイルの高級ボトルです。

答になってませんね(笑)。

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ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 良いですね

Jun 24, 2012 by weblogland |
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来週の土曜日6月30日はマスキューの店内試飲会です。
今回はタマに困らなそうです(笑)。

そうそう、昨日飲んだファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 良いですね。あのイタリア カンパーニャのタブルニ・ドムスの造る白ワインです。今日また飲みましたが、すりおろしリンゴジュースみたいでした(笑)。相変わらずドライでサラッとしていますが、全然崩れません。昨日の複雑さは感じませんが、香りの分量は増したかのようです。
うーん。
タブルニ・ドムスの安い白ワイン『グレーコ』の方が肉厚(笑)、でも香りのベクトルは『ファランギーナ』の方が上ですね。飽きずに飲み続けるなら『ファランギーナ』の方に軍配が上がります。これだけ香りがあってもグイグイ飲めるワインは経験したことがありません。イタリアは基本的には暖かい土地柄ですから、糖度は容易に上がります。勢いワインもパワーに頼りがち。ましてや暖かなカンパーニャですから、やはりこのワインは新しいスタイルですね。そうなると造りやテロワールに特別な秘密がありそうです。

あー。ダメだ!
私の妄想は膨らむ一方なのです(笑)。

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テイスティング・コメント、最初は誰の話も聞きません

Jun 23, 2012 by weblogland |
マスキューはいろいろな方々に教えて貰っています。

まあ、いまさら言うまでもないのですが、お客様の中でも博学な方、探究心溢れる方、好奇心旺盛な方、等など皆さんに教えていただくことが多く感謝にたえません。

ちなみに今日はYさんがご来店いただきました。
Yさんは素直な好奇心とあくなき探究心の持ち主なのです。以前ルージュ・ガランスのラベルの鳥の絵が「エンキ・ビラル」の描いたものと発見して下さいました。なんでもフランスの著名なイラストレーター・映像作家だとか。Yさんの知識の幅広さに驚かされました。

Yさん「マスキューさん、今私『チュウ・チュウ』にはまってます(笑)。でもなかなか、あの良さを言葉に上手くできません(笑)。」
私「そんなことありませんよ。Yさんの感性通りの鋭い評価は聞いていて学ぶところがとても多いですよ。Yさんの感想を聞くのが楽しみです(笑)。」
Yさん「まだまだ経験値が足りないのかな?」
家内「私達は職業ですから、語彙のコツがあるだけですよ(笑)。」
私「私のテイスティング・コメントは我流(笑)。調べはしますが、最初は誰の話も聞きません(笑)。でも飲んだ方の直接の話はなによりも勉強になります。」
家内「大事なのは素直な好奇心を持ち続けることだけですよ。」
私「感性は後から磨かれます。変な評価本に頼るとダメですが(笑)。Yさんほどご自身で味わいを語れる方は少ないですよ。」
Yさん「我流なもので…。」
私「私も同じです(笑)。」
そうすると、歳の分私が図々しいだけですかね?

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クロー・ド・ネル2003年の続きです(笑)。

Jun 17, 2012 by weblogland |
私「クロー・ド・ネル良かったね。どうしようか?」
家内「たしかにイイよね。でも飲み手を選ぶワインだよね(笑)。」
私「そーなんだよね(笑)。バンバン売れるワインじゃないよね。在庫覚悟で売るしかないよね(笑)。」
家内「全部自分で飲む覚悟しないとね(笑)。」
私「覚悟は充分(大爆笑)。」
私「一応、商売だからその点考えなきゃダメなんだろうけど…。訳の解らないブランド・ワインを1本買うよりはマシかな(笑)。」
家内「そーだよね。分相応が一番!」
私「クロー・ド・ネルの味わいは分不相応の良さだけど、他に比べれば安いしね。」

今月の試飲会で皆さんの審判を仰ぎますか(笑)?

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クロード・ネルのアンジュ・ルージュ2003年

Jun 16, 2012 by weblogland |
クロード・ネルのアンジュ・ルージュ2003年凄かったです(笑)。
抜栓して丸二日してようやくバランスが取れてきた感じ。
深い!
深い!底知れません!
一言で言うなら哲学的?
やはり渾身のカベルネ・フランでした。あまりに旨くて全部飲んでしまいました(笑)。タンニンと酸の分量が物凄かったです。酸は隠れていますが、舌の上に載るタンニンの質感が尋常じゃありません。舌の上で盛り上がっているかのようです。舌が重いほど。でも柔らかでシルキー。
うーん。
まだまだ寝かせてから飲むべきワインですね。ただ基本的に除梗してますから、タンニンの柔らかさに騙されてグイグイ飲めてしまいます。
三年後に一度飲み、更に五年後、そして十年後まで見届けたいワインです。
ロワールにこんな赤ワインがあるとは!
経験値上がること間違いなし。是非お試しを!
あっ。
すいません。まだ、仕入れてません(笑)。

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アンジュ・ルージュ2003年

Jun 14, 2012 by weblogland |
昨日飲んだクロー・ド・ネルのアンジュ・ルージュ2003年良かったです。
とにかく緻密で明瞭・複雑。もの凄い密度感でした。時間が経つと赤い果実が溢れ出してきます。このへんはちょっとピノ・ノアール的です。いままで経験したカベルネ・フランとは異次元ですね。ただ酸の分量が多量で計り知れません。飲み頃という感じでもありません(笑)。ですから、今日飲んでみて生命力が解るはず。(飲んだらダメになってたなんてこともあるかも(笑)?)
簡単に手の内は見せてくれませんね。
家内はビオ臭がちょっと気になると言っていましたが、それも今日飲むことで解決するはず。
うーん。
2003年ヴィンテージでこのパワーですから、普通でないことは確かです。好奇心を掻き立てられるワインなのです(笑)。

今晩楽しみです。

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クロー・ド・ネル2003

Jun 14, 2012 by weblogland |
今晩ようやくクロー・ド・ネル2003年を飲みます。試飲サンプルが多くてなかなか辿り着けませんでした(笑)。
どんな味なんでしょうね?

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ロワールのカベルネ・フランって旨いし、個人的にも大好きなんですが。一般に言われるように「グレートワインになれない」?
私自身も渾身のロワールのカベルネ・フランはまだ経験していません。飲んだら息の止まるようなワインだと嬉しいのですが。ボルドーの右岸やグラーブ、イタリアのトスカーナ、アメリカのワシントンなどでは極上のカベルネ・フランが造られていますから、ロワールだって出来るはずですし、私の知らないところで造られているはずです。

今日のクロー・ド・ネルのアンジュ・ルージュは3000円以上するワインですから、きっと期待に応えてくれるはず。
明日ブログで触れていなかったらダメだったとお察し下さい(笑)。
ラベルデザインはイケてるんですが。

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