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モルドバのワイン
Dec 09, 2014 by weblogland |Eさん「マスキューさん。モルドバのワインご存じですか?」
私・家内「も・も・モルドバ?!えーと東欧でしたっけ?」
Eさん「知りませんよね(笑)。シャルドネとメルロがありますから、テイスティングしてみてください。」
私「美味しいね。」
家内「特にシャルドネがイイね。旨味があるよね(笑)。東欧らしい良さがある!」
ここで、まず地図捜し(笑)。
私「おー、あった。あった。ウクライナとルーマニアの間ですね。旧ソ連邦だね。ヴィニフェラの原産かな?」
家内「良いワインが出来るはずだね(笑)。」
私「今風の造りだけれども、基本的な良さがあるよね。」
家内「政情が安定して来たんだね。不安定だとワイン産業はダメになるもんね。いくら恵まれた産地でも、政情が安定しなきゃワインどころじゃないよ。」
私「そーだよね。良くなりそうだったのが、内乱や紛争でダメになったりしたもんね。」
さっき外務省のホームページをみると、モルドバの在留邦人は6名で日本にいるモルドバ人は150数名ですって!
これだけでも一生懸命に売る気が出ます(笑)。もちろん速攻発注しました!
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ワインの自由
Dec 08, 2014 by weblogland |若い方が10名ちょっとの和気あいあいのワイン会。お客様同士が知り合いですから、フレンドリーで良し(笑)。知らない人は私のみ(笑)。変なオジサンにならないように細心の注意を払いました(ホント)。
イタリア・ワインばかりのワイン会 しかもあまりメジャーなワインは使いません(笑)。私が浮く危険度は高い!
でも、杞憂でした(ほっ)。皆さん味わいに関して素直。変な先入観がありません。率直で勉強になりました!予定稿無しに知らないワインを試飲しても楽しいかも?と感じるほど。
私が出向いてワイン会などをやる場合大抵出すワインも任されますから、この点抜かりはないのですが(笑)。予定稿が邪魔して、皆さんに感想を押し付ける嫌いもあるはず。ですから、気をつけないといけません。味覚は人それぞれ、しかも年代によって好みが違うと考えてかからないと間違いを犯します。
みんなが美味しいと言うワインが好みでないことは正しいのです。ワインの自由なのです!
胆に銘じなくてはいけません。
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10月の終わりにはまずイタリアのノヴェッロが到着します
Oct 01, 2014 by weblogland |明日から10月、10月の終わりにはまずイタリアのノヴェッロが到着します。そしてヌーヴォーの季節に突入です(笑)。今年の出来具合はどうでしょうね?あとでチェックしておきますね。
ところで最近のトレンドなのですが、白ワインが売れています。もちろん近年の傾向ではありますが、個性がありしっかりした白ワインが好まれる傾向が強まったような気がします。技術の進歩による特徴的で好奇心を刺激する白ワインは、皆さん躊躇なくお試しになります。特にもともと葡萄品種が多いイタリアの白ワインのバリエーションには驚かされます。20年くらい前のイタリアの白ワインの退屈さを思うと隔世の感です(笑)。どれ飲んでも代わり映えしなかった(笑)。お隣のフランスもイタリアの影響か?個性的な白ワイン造りが目立ってきました。
良いことです!
どこでもシャルドネ造っているようでは未来はありません(笑)。たしか堀さんが著作で『アメリカのコカ・コーラと中国のコカ・コーラを比べても意味がないのと同じ。』なんて言ってましたっけ(笑)。
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良いワインってすぐに無くなるのが欠点です
Sep 14, 2014 by weblogland |「マスキューさん。最近ワインを飲みだしたビギナーなんですが、友達にマスキューさんを紹介されました(笑)。先日ペズナを飲んでみてとても美味しかったのですが、ワインの善し悪しってどんな基準があるんですか?」
私「好みは個人の嗜好ですから、それを別としてならば『果実味』かと。ちゃんと果実味を表出しているかだと思います。」
お客様「それってよりフルーティーな方が良いと言うことですか?」
私「ある意味そうです。ただし、自然を尊重して尽力して造られたワインかな。無理をしたり加工し過ぎると味わいに綻びが出ます。ですから綻びのないワインが良いワインかと。」
お客様「濃ければ良いワインではない?」
私「薄くて水っぽいのは駄目ですが(笑)、高価で濃くても水っぽいワインはかなりありますよ(笑)。」
お客様「高いワインなら間違わない訳じゃないんだ?」
私「残念ながらそうです。」
お客様「どうすれば判断がつくようになれるんですか?」
私「一番てっとり早いのが例えば気に入っていただいた『ペズナ』などを飽きても飲み続けることです(笑)。『ペズナ』はとても良いワインですから、飲み続けることで自然と「良いワインの基準」が身に付きます。」
お客様「様々なワインを飲むことではないんですか?」
私「ワイン産地のヨーロッパだと、自分の住んでいる村の誰々が造るワインが美味しいということが解っています。そして彼らはそれを飲み続ける訳です。」
お客様「じゃあ『ペズナ』また買っていこうかな(笑)。でも、マスキューさん。『ペズナ』残り少ないですよね?」
私「申し訳ありません。それしかありません。」
お客様「飽きるまで飲み続けられないですよ(笑)。」
私「スミマセン!良いワインってすぐに無くなるのが欠点です。」
冷や汗かいちゃいました。
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テイスティングしたワインを嬉しそうに飲むお客様の顔が浮かぶか?仕入れの判断
Sep 10, 2014 by weblogland |注文したサンプルがとどきました。
えーと、全部で9本ですか。このあと人には聞かせられないシビアなテイスティングが待っています(笑)。只でもらった訳ではありませんし、しかも販売の可否を決める大事な仕事です。先の試飲会では解らなかった良さがあるか?はたまた欠点が発見されるか?やはりインポーターさんの試飲会は言わば顔見世興行ですから(ごめんなさい)、じっくり何日かかけて試飲しないと実際のところ解りません。ただ、これにしたってそのワインの現段階の私と家内の評価にしか過ぎないのです。
そして、仕入れ判断の最終決定は、テイスティングしたワインを嬉しそうに飲むお客様の顔が浮かぶかどうかです。単にワイン自体が良いだけでは仕入れの決定材料にはなりません。(もちろん悪いのは駄目ですが。)マスキューのお客様が飲んで楽しめるかどうかが大事なのです。
この点とてもクローズです(笑)。言わばワイン界の小中華(笑)?でも排他的ではありませんからご安心を!
あー、楽しみだなぁ(笑)。
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ただしずっとワイン・ラヴァーでないと駄目ですよ
Aug 14, 2014 by weblogland |Mさん「えーと。ドメーヌ・ド・ベレーヌのピノ・ノワールまだありますか?」
私「ニコラ・ポテルのワインですね(笑)。」
Mさん「マスキューさん大推薦のやつ(笑)。ところで昨日マスキューさんのブログチェックしました。マスキューさんのブログで『ニコラ・ポテル』を検索したんですが(笑)、徹底的にティスティングしてますね(笑)。普通あそこまではやらないですよ(笑)。」
私「お恥ずかしい(笑)。ワインっていくら飲んでも先々どうなるかなんて解りませんが(笑)、とりあえず開けたワインを徹底的にダラダラと飲み続けると品質が解ると思うんですよ(笑)。だから、気になるとついついダラダラとティスティングしちゃいます。」
Mさん「ところであのワインがD.R.C.のワインに似ているって書いてありましたが、ホントですか?」
私「基本的な造りは同じです。」
Mさん「そうするとロマネ・コンティと同じなんですか?」
私「いやいや、あれは1本の葡萄樹からハーフボトル1本くらいしか果汁を造りませんから、規格が違います。」
Mさん「じゃあ、ラ・ターシェ?」
私「ニコラ・ポテルのワインはボマールの畑ですからスタイルが違います。ただ善し悪しで言えば、良くない作柄のエシェゾーよりは良いですよ(笑)。良い年のエシェゾーの場合はもっと甘いかな。でもあのワインよりは軽いですね(笑)。」
Mさん「値段じゃないんですね?」
私「一度D.R.C.のエシェゾーを飲んでみればわかりますよ(笑)。」
Mさん「一度はD.R.C.にトライしなきゃなぁ(笑)。」
私「割りと軽いワインなんですよ(笑)。だから人によってはガッカリする人もいます。」
Mさん「えー、そうなんですか?じゃあもったいないな。」
私「でも、上手く熟成したD.R.C.のラ・ターシェなんか香りの分量が物凄い。しかも品がある。」
Mさん「でもラ・ターシェなんか値段の桁が違う(笑)!」
私「たしかに、ワインの価格じゃないですよね。」
Mさん「でも一度は飲んでみたいですよね。」
私「大丈夫!人生は長いですからチャンスは来ます。ただしずっとワイン・ラヴァーでないと駄目ですよ(笑)。」
Mさん「なるほど。果報は飲んで待て!ですね(笑)。」
私「ナイスですね!そのセリフいただいても良いですか(笑)?」
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ワインの酸って何ですか?
Jul 30, 2014 by weblogland |お客様「マスキューさん。この間の試飲会楽しかったです。ありがとうございました。ところでワインの酸って何ですか?」
私「様々な有機酸です。例えばリンゴ酸や乳酸、アミノ酸系の多くの酸です。」
お客様「それって酸っぱいんですか?」
私「リンゴ酸のように酸っぱく感じるものもありますが、甘かったり、苦かったり、辛かったり、味がしなかったり様々です(笑)。」
お客様「マスキューさんが『酸がある。』って言うのは酸っぱさが強いと言う訳じゃないんだ(笑)?」
私「はい(笑)。ワインが濃くて詰まっている。うーん。水っぽくないと言えば良いかと。」
お客様「ワインの濃さって渋味の濃さ タンニンの濃さではないんですか?」
私「もちろんタンニンも重要なんですが、酸の多少はワイン自体の生命力に関わってきます。品質の決定要因と言っても良いかと。」
お客様「酸の多少ってどうやって見極めるんですか?」
私「訓練ではありますが。例えば先日の試飲会でロゼのフリザンテとシャトーヌフがありましたが、どちらが甘く感じましたか?」
お客様「あのフリザンテかな、ちょっと甘くて飲みやすかったかな。3本買っちゃいましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました(笑)。フリザンテは残糖分がはっきりしていましたよね。でも残糖の量はシャトーヌフも同じくらいだったんですよ(笑)。」
お客様「そうだったんですか?たしかにシャトーヌフも甘くは感じましたが、糖分とは違った甘さでした。濃さから来る甘さとでも言えばイイのかな。」
私「シャトーヌフの残糖の甘さは酸でマスキングされていました。」
お客様「あれが酸ですか!解りました(笑)。奥が深いんですね。」
私「一度酸に気がついたら、あとは意識しながら飲む繰り返しをすれば自然と解りますよ(笑)。」
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ブルゴーニュの雹害は深刻のようですね
Jul 10, 2014 by weblogland |うーん。
言葉を失います。
被害はボーヌ中心とは言え深刻です。
他の産地の作柄も気になっていたところ、今日ボジョレーの情報が入りました。ボジョレーはこれまでイレギュラーなく来ており、収穫は9月の頭頃になりそうだとのこと。このまま行けば収穫量は増えそうなので、グリーン・ハーベストをしっかりやる必要があるとのことでした。
ちょっとホットしました。
葡萄は開花から100日くらいで収穫されます。大体が6月から7月にかけて開花しますから、9月から10月に収穫を迎えます。この100日が勝負です。葡萄自体の良さを決める大事な時期です。
惜しむらくは絶対量が望めないボーヌの生産者のワインが、伝説的なヴィンテージとなることを祈らずにいられません。量が少なくても、質が高ければ高い値段でも売れます。(限度がありますが…)
こんな時、ボーヌだけでなくニュイにも畑を持つ比較的規模の大きな生産者は強いんですよね。持つ者と持たざる者の差が出てしまいます。こんな時こそ互助の精神や政治の力が必要なはずです。
収穫の大半を失って途方に暮れる人間を助けるのは当たり前です。
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冷やして美味しい赤ワインを捜しています
Jul 08, 2014 by weblogland |ところで、今私は冷やして美味しい赤ワインを捜しています。毎年この時期になると捜していますから、従前のラインナップの中には幾つかあるにはあります。でも、新しく捜したものも入れてみたい!
そんな中、今日はブルゴーニュの試飲会に行ってきました。もちろん冷やして美味しいピノ・ノワール捜しです(笑)。冷やして美味しいピノ・ノワールってある意味鉄板なのですが、いかんせん高い(笑)。どれも美味しいワインばかりでしたが、これこそ!というものはありませんでした(残念)。安くて美味しいピノ・ノワール自体がありませんから無理ないことですか?
うーん。
困ったなぁ。
ピノ・ノワールと限定せずに考えれば良い!フレッシュな酸があってタンニンが軽い、しかも薄くなくてエレガントなワイン。最近私が捜している薄旨いワインとでも言えば簡単かな?
でも、実際には見つからない(笑)。笑い事じゃなく真剣に捜しているんですけどね…。
良いのがあったらコッソリ教えてくださいね(笑)。
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メールによるとブルゴーニュのボーヌ辺りで雹害が発生
Jul 02, 2014 by weblogland |メールによるとブルゴーニュのボーヌ辺りで雹害が発生したとのこと。ほんのわずかな時間に一気に起こったらしいです。
これで3年連続!
まずいなぁ。
心配で詳細を知りたいところ、あるインポーターさんから情報が入りました。
特にポマール、ピュリニー、ヴォルネイ、ムルソーの被害が大きいとのこと。
生産者からの情報なので確かかと。
うーん。
先日の三鷹のような雹がふったら全滅の危険性があります。たしか1991年のボーヌも雹害をうけて全くワインを造れなかった生産者がいました。そんな中、ほんのわずかしか出来なかったワインの旨さに感動したことを思い出しました。
ワインの品質はその後の努力で目を見張るものがありましたが、あまりに数が少ないと話しになりません。さらに悪いことに2011年を100%とすると2012年は60%、2013年は80%くらいの収穫しかありませんでした。この時期に雹にやられると収穫量は回復しません。粒のような小さな果粒に雹が当たればダメージは深刻です。もう生えてきません。
3年連続となると、ワインのストックを沢山持っている余裕のあるドメーヌでもキツい。ましてやストックをほとんど持っていない新興ドメーヌなどの小規模生産者が気になります。
ワインの価格が高くなるのは必至ですが、高すぎて売れないこともあります。特に無名のドメーヌが心配になります。
祈るのみです。
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J.J.プリュムとエゴン・ミューラーの畑はどうなっているのか?
Jun 19, 2014 by weblogland |ドイツワインのJ.J.プリュムとエゴン・ミューラーの畑はどうなっているのか?
古い葡萄樹と低収量の秘密が畑にあるはず!
そんな訳で、まずインターネットで検索です。
まずは日本のサイトを幾つか見ました。直接訪ねた記事もありました。やはり好き者いますね(笑)。
でも畑の詳細が解る映像はありません(残念!)
それでは直接ホームページにアクセスです。
でも、J.J.プリュムはウェブサイトがない!
うーん。
宣伝する必要がないですもんね(笑)。マスキューみたいに売らんがための作業をする必要はないようですね(笑)。
それではエゴン・ミューラーは…、ある本にアドレスが載ってましたから、そこにアクセス。
でも、畑の映像にはたどり着けません。
うーん。
残念!
葡萄樹の仕立てを見れば、ある程度は解るのですが…。見たい!知りたい!
抑えきれない好奇心が妄想に変わりそうです(笑)!
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気温が30℃を越えたら、クール便を指定しないと危険です
Jun 16, 2014 by weblogland |暑さとともに悩みが1つ増えました。昨今新聞などで伝えられるように、宅急便のクール代金が上がりそうです。
うーん。
気温が30℃を越えたら、クール便を指定しないと危険です。配送中に30℃以上になることもあります。こうなるとワインがダメージを受けます。
まだ涼しい日が続くことがありますから、そんな時は大丈夫だとは思いますが、外したら危険。
マスキューの宅配物もある時期から完全にクール便指定しないと駄目ですね。
皆さまのご理解をお願い申し上げます。
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フローズン ワイン
May 29, 2014 by weblogland |画面を食い入るように見ると(笑)、回転するアイスクリーマーの中にシャーベット状になったワインが!白だけでなく赤まで
ビックリしましたね(笑)。
通常レシピにシャンパン・ソルベはありますが、これには度肝を抜かれましたね。まあ、ビールやサイダーをフローズンにして販売することがトレンドですから、ワインもやってみようと言うことだと思います。たしかにヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどでもジャンクな飲み方があるとは思いますが、こんなことを考えるのは日本人だけでは?基本的に日本はワイン産地でなく、ワイン(製造)法という法律がないことに起因するのでしょう。このシャーベットを造るにはワイン自体を加工もしくは成分調整しなくてはいけないからです。そしてそれがおかしなほど許される。酒税法は税金をとることしか考えていませんから、ワイン自体のレギュレーションやそれ自体の根源的性質を考えていません。せめてワインと成分調整したワインもどきは分けて欲しいものです。カクテルの概念で出来るものでもありません。迷惑な話です。
特に、赤ワインのフローズンはかなりの加工調整が必要です。ワインと呼べる代物ではないはず。
フランスなどのワイン産国からすると、シャトーラフィットを一気にかぶ飲みする中国人を嘲笑しながらも上手に商売していますが、日本のこんな動きを知ったら嫌悪恐怖するはず。
ヨーロッパワインの泰斗 浅井先生を育んだメルシャンが率先してやるとは…。
企業は怪物にもなれるのですね。
私の先走った勘違いであれば良いのですが。
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酸化熟成恐るべし!
May 23, 2014 by weblogland |サンテミリオン・グラン・クリュ試飲会のお話しをしてくださいました(笑)。
一緒に何本かのワインをテイスティングしながら、3人で「あーでもない。こーでもない。」
南アフリカのワインをテイスティングしながら、アフリカワインの話しになりました。
Kさん「マスキューさん。南アフリカのワインはかなり向上しましたよね。」
私「たしかに。でも、まだまだ向上する余地はありそうですよね(笑)。」
Kさん「そーだよね。まだ粗があるよね(笑)。」
家内「昔ほどではありませんが、まだ極端ではありますよね。モロッコほど完成度高くないですよね(笑)。
Kさん「へぇー、モロッコはフランスの旧植民地だから、良いワインを造ってたのかな?」
私「生産量は多くなさそうですが、ワイン造りに適した高地では驚くほど良いワインを造ってますよ(笑)。黒トリュフの香りもしましたよ。」
Kさん「イスラムだけど緩そうだしな(笑)。」
私「あっ!1本残ってる!ただしコルクが切れた不良品ですから、期待しないでくださいね(笑)。」
家内「保存もほぼ野ざらしに近い(笑)。」
私「エルバラカ・ブライベート・リザーブ2002年の残骸(笑)。コルク開くかな?お客さんのところで上手く開かずコルクが2/3切れちゃったんですよね。貫通してるし…。」
そろりそろりとどうにか抜栓成功(笑)。
さて、お味は?
Kさん「シェリー?紹興酒?でも、旨い(笑)。」
私「完全に赤ワインとしての役目は終わってますね。でも、マディラやシェリーのアモンティリアードみたいで美味しい(笑)。」
家内「うーん。時間が経つと、より美味しくなる(笑)。オロロソかな?」
Kさん「これ何に合わせます?」
私「鰻の蒲焼き!」
家内「大根餅、北京ダック、ニョクマムを使った料理なら大丈夫かな?」
Kさん「そうすると食中酒かな?炭酸で割って、食前酒でもいけそう(笑)。」
私「いいですね(笑)。カクテルっぽいのもありかな。」
私「暑い産地ですから、ワイン自体は何十年も熟成には耐えないでしょうが、基本的な造りは良いかと。」
Kさん「もとが悪いと、ただのビネガーにしかならないんだな(笑)。」
酸化熟成恐るべし!
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ドメーヌ・バサックの9代目 ルイさんがマスキューに来ました
May 21, 2014 by weblogland |ドメーヌ・バサックの9代目 ルイさんがマスキューに来ました(笑)!
ルイさん「こんにちは!」私「ハロー!日本語上手ですね(笑)。通訳いらないかな(笑)!」
ルイさん「妻が日本人なので、ちょっとね(笑)。」
私「ところで、ルイさん1989年生まれだとか?」
ルイさん「1988年です。」
私・家内「うちの娘と同じ歳です。ちなみにお父さんはおいくつですか?」
ルイさん「父は数年前に亡くなりました。そのため家業に専念することにしました。えーと、生きていれば58才かな。」
私「私に近い(笑)!こりゃ、大きな息子だ(笑)!」
ルイさん「日本でワインバーをやるつもりで準備していたんですが、父の死でフランスのワイナリーに戻ることにしました。私自身、幼い頃からずっとワイン造りに親しんできたことを捨てることができませんでした。ワイン造りが私のアイデンティティーだと気がつきました。」
ルイさん「お嬢さんは家業を継ぐのですか?」
私・家内「いえいえ。だいぶお酒には親しんでいるようですか(笑)、自営業は嫌なようですよ。嘆かわしい(笑)!」
そんなこんなで小一時間たっぷりお話しさせていただきました。
あー、楽しかった(笑)。
詳細は後ほどまとめてお知らせしますから、しばしお待ちくださいね。
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2007年ヴィンテージの続き
May 19, 2014 by weblogland |2007年ヴィンテージが不作の年という話をしましたが、南フランスのローヌや北イタリアは良かったんですよね。要注意はボルドー、ブルゴーニュ、ドイツ。それでも生産者によっては素晴らしいワインを造りますから、一概に悪いとは言えないのも事実。単に不作という言葉イコール ダメなワインとならりません(笑)。生産者からすれば量が絶対的に少なければ、基本的には不作となります。だからといってワインが駄目なワインと限りません。ただ、オフのヴィンテージということで通常より安く売られることもありますから、見つけられたらラッキー(笑)。
そんな代表はシャトー・ド・シャントグリーヴ2007年の白!
セミヨンらしい厚みがあってイイんですよね(笑)。熟成による深みもありますから、更に良し!
もともとゴージャスなワインではありませんが、実直なワイン造りが窺える佳品。作柄の困難さを想像しながら飲むと、なんかちょっと解ったような気がしますぞ(笑)。
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2007年ヴィンテージ
May 18, 2014 by weblogland |ホームページにアップする前に無くなってしまいました。
ごめんなさい!
何が?って
J.J.ブリュムのベルンカステラー バートスチューべ A.U.S.2007年です。
やはり、ドイツワインをよく知っているワイン・ラヴァーは見逃しませんね(笑)。普通のワイン・ラヴァーでしたら、2007年はヴィンテージが難しいので、二の足を踏みますが、良いはずなのは自明です(笑)。
簡単にばれちゃいました(笑)。
全体に2007年ヴィンテージは量が少ない年。しかもダメなワインが多い(笑)。薄く感じるワインが多いのです。
でも、こらえにこらえて、出来上がったワインには優れたワインがあります。思い起こすと1991年に似ています。共にオフのヴィンテージとして当初は見限られていましたが(笑)、中にはビックリするほど長命なワインが造られていました。もちろん生産者を吟味しなくてはいけませんが、安いのにもかかわらず素晴らしいワインがありした。
1991年と同じように、特に2007年のブルゴーニュの白には期待できるワインがあります。
じつは、今マスキューが探してるワインは売れ残りの2007年ヴィンテージのブルゴーニュです(笑)。2000年代で一番長命だと確信しています(生産者をちゃんと選べばの話ですが。)。
手の内をばらしゃいました(笑)。皆さんも2007年の白ワインをみつけたらチャレンジしてみてくださいね。掘り出し物があるはずです(笑)。
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J.J.プリュム見つけちゃいました
May 14, 2014 by weblogland |ラベルを読むとベルンカステラー バートスチューべ2007 J.J.プリュムです!
また、J.J.プリュム見つけちゃいました。
ところで、ドイツワイン通の方は『えっ?』と思うはず(笑)。私はJ.J.プリュムのバートスチューべは初めて見ました。ベルンカステルに単一畑を所有しているのは知っていましたが、集合畑名でしかもアウスレーゼがリリースされているとは!
2007年はヴィンテージは量が少ない年、しかもアウスレーゼはより一層少ないはず。恐らく、ベルンカステルに2つの単一畑を所有するJ.J.プリュムも生産ロットを確保するため、この2つの畑のアウスレーゼを混ぜて造るしかなかった?
それにしたって、バートスチューべの名前でリリース出来る訳ですから、持っている者の強みなんですね。少々やっかみも入りますが(笑)。
かなりレアなはず。
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ボルドー グラーブのシャトー・シャントグリーブ2007年の白
May 10, 2014 by weblogland |久しぶりに仕入ちゃいました。
ボルドー グラーブのシャトー・シャントグリーブ2007年の白です(笑)。このシャトーは赤も白もつくっており、グラーブらしい軽やかでふっくらした酒質が特徴のワインを造ります。まあ、大物シャトーではありませんが、ボルドーでは珍しい実用的なワインを造ることで知られています。ただ、ワインの価格が高騰する昨今2000円以下では売ることが出来なくなり、取り扱いを諦めたワインでもあります。
ところがですね。
ありました!
ヴィンテージは2007年…。ビミョー(笑)。
実は2007年のボルドーは夏場に湿気が多くベト病が発生した不作の年。全体の量も少なく、出来上がったワインもばらつきのある年なのです。
うーん。
迷いますね。
しかも、通常シャントグリーブは2~3年で飲むべき早飲みのワインと言われています。
ギャンブルですね。
でも、2007年好きの私と家内。そして共にシャントグリーブ好きですからリスクをとりました(笑)。
着いたワインを見ると色はソーテルヌに近い黄金色。完全に熟成してますね。
さて、味わいは如何に(笑)?
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持ち前の好奇心を優先して様々なワインを楽しめる日本人
Apr 17, 2014 by weblogland |私は帰りが遅かったので、家内が選んで自宅に持ってきていました。
旨い!
もちろんグレートワインではありませんから、圧倒的な旨さではありませんが(笑)。実に旨い。しっとりしながら口中から咽を通り、タンニンに収斂性がないんですよね。基本的に軽やかなのですが、酸がしっかり入っていますから軟弱ではありません(笑)。伝統的な熟成によるんでしょうか、とても優しく感じます。
ここのところオーストリア、ハンガリー、クロアチアと中欧のワインがマイブームですが、やはりこのヘレラーのワインも共通した良さがあります。赤ワインだとタンニンを無理に抽出しない気風と言おうか特徴があります。中欧の人に今風のヘビーなこてこてタンニンのワインを飲ませたら、何と言うでしょうね(笑)?
顔をしかめて「美味しいけれど、残念ながら我々の食卓には合わない。」って言いそうですね。
そうすると、もともとワイン文化がない我々日本人はそれ故持ち前の好奇心を優先して様々なワインを楽しめる(楽しむ)から、逆に幸せかも(笑)?
私は今、幸せの絶頂にいるのかもしれません。
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グルナッシュを入れることで.....
Apr 05, 2014 by weblogland |ローヌのルージュ・ガランスのワインです。昨日が開けてから二日目なんですが、甘さの正体が解りました。グルナッシュなんですね。このワインセパージュがカリニャン70%、グルナッシュ30%。抜栓直後は強いタンニンと酸に隠れて解りませんでしたが、グルナッシュを入れることで、柔らかさと早く飲めるような工夫がされていたようです。しかもグルナッシュを目立たないように混ぜているのです。
なるほど!
強さだけだと駄目なんですね(笑)。
もちろんカリニャンが頑強に出来ていますから、グルナッシュは意識しないと解らないレベルです。考えて造ってますね。アッサンブラージュにクラシカルなセンスを感じます。クラシックなワイン・ラヴァー向けのワインでしたの。このワインの輸入元の社長、イギリス人のジェームスさんらしいチョイスですね。
ようやく府に落ちました(笑)。
あと昨日は同時にピックプール・ド・ピネも飲みました。マスキューの定番白ワインなのですが、ひさしぶりの入荷なのでちょっと確認(笑)。相変わらず良いですね。酸もしっかりしていますが膨らみもあります。的矢牡蛎や広島の牡蛎なんかに良く合います。ちなみに北海道産の牡蛎ならばグロ・プランが良いと勝手に思っています(笑)。
あー。
生牡蠣食べたい!
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見知らぬワインを飲んで、良心を探す
Mar 20, 2014 by weblogland |マスキューのワイン選びの基本はまず美味しいこと。飲んで素直に美味しいと思えなくてはダメです。
あとは価格(笑)。いくら良くても高すぎる高級すぎるワインは、マスキューでは売れません(笑)。マスキューのお客様がケチだと言っている訳ではありません(念のため)。値段が高すぎると、感動が薄れます(笑)。感動と価格はリンクし、思った以上に安いと更に感動はパワーアップします(笑)。(高いから良い場合もありますが)
これが大事。
価格は相対的であり、生産者の生活が再生産されなくてはいけません。ですから、原則ばかに安くて美味しいワインはあり得ません。良心的なワインを探していると言えば正確なのかも知れませんね。
良心は国境を越えて通じるのです(笑)!
「見知らぬワインを飲んで、良心を探す。」なんて言うとカッコ良すぎかな(笑)?
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クロアチアのワイン
Mar 13, 2014 by weblogland |赤と白の2種類なんですが、これが中々美味しい(笑)。
でも、まずラベルが読めない。インポーターさんの資料やら調べられることを手がかりにしても、解らないことが多くて困ってます。
基本的にラベルに記載されていることが解れば、生産者はもちろん、細かい産地、ワインのランクなどまで必要なことが解るはず。でも、何を調べても理解出来ません。
うーん。
困った!
一番困っているのが、クロアチアのワイン法のどこに、仕入れたワインが該当するのか解らないことです。やはりクロアチア語がまったく解らないことは致命的。
だいたい解るでは駄目なのです。
美味しいんですがね(笑)。
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厳しい環境で、美味しい特徴的なワインが造られているんですよね
Feb 01, 2014 by weblogland |マスキューのある鶴見の生麦は鶴見川の河口付近です。海に近いことがあってあまり寒くありません。同じ鶴見でも内陸に2~3Kmほど入った小高い丘の連なる地域と比べると、特に朝晩は明らかに生麦の方が暖かいです。同じように雪が降っても生麦地区と内陸部では雪の溶け方残り方が違います。
うーん。
微気候がありますね(笑)。
ヨーロッパでも海沿いの地はあまり寒暖差がないようですが、内陸部の大陸性気候の地は20℃もの寒暖差は当たり前。
10℃ほどの寒暖差に尻尾を巻いている私などは適応できませんね(笑)。一日の中で冬と夏を経験出来る処には住めそうにありません。でもそんな厳しい環境で、美味しい特徴的なワインが造られているんですよね。
飲んでるだけの身ですし、もちろん只で飲んでいる訳でもありませんが、お金さえ払えば飲めると思ってはいけませんね。いつも敬意と感謝の念を忘れずにワインを飲まないといけません。自戒。
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2本のブルゴーニュのピノ・ノアール ルモワスネのキュヴェ・スペシャル
Jan 17, 2014 by weblogland |この2本のワインはブルゴーニュのピノ・ノアール ルモワスネのキュヴェ・スペシャルですが、それぞれのヴィンテージは何年でしょう?
見ただけでヴィンテージを当てるのはは難しいですね。当たる訳ありませんね(笑)。
それではどちらが古いでしょう?
よーく、光の通り具合を見てくださいね(笑)。
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向かって右が古い!
正解です(笑)。
向かって右側が1993年で左側は2000年でした。7年の時間の差がはっきりでましたね。2000年はまだ黒さがありまだまだ熟成に余地がありそうですね。1993年は明るいルビー色、マホガニーは出てないようです。きっと熟成のピークなのでしょう。静謐な味わいなはず。
1993年はもうあとわずかしかありませんが、先程ワイン・ラヴァーのYさんと色の違いを確認しました。
Yさん「明らかにちがいますね。熟成したルモワスネって品が良いんですよね。まだ1993年ありますか?」
私「あと数本ならありますよ。」
Yさん「時間はお金でかえませんが、ワインなら買えます(笑)。」
ふっ 深い!
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モントナールは単数形
Dec 06, 2013 by weblogland |実は先日のマスキュー試飲会で好評を博したイタリアの白ワイン『モントナール・ルガーナ』なのですが、メインのラベルの下の帯ラベルには『モントナーレ』と書いてあります。
???
なんで?
字体の違いは最後にeが入るか入らないかです。
イタリア語が解らない私の理解を越えた難問です(笑)。
そんな訳で、早速インポーターさんに聞きました。
インポーターさん「マスキューさん、気がつきました(笑)?実は私も不思議に思って社内のイタリア語が出来るスタッフに聞きました。それによると語尾にeがつくと複数形になると。」
私「なーんだ文法上のことなのですか。無知でした(笑)。でも、ラベルに大きく銘柄として書いてある『モントナール・ルガーナ』は単数形として理解できますが、帯ラベルの『モントナーレ』は会社の名前なのに何故複数形なのですか?」
インポーターさん「会社は兄弟3人で経営されているから複数形らしいです。」
私「へぇー。イタリア語って律儀なんですね(笑)。あとついでに『モントナール』の意味は何ですか?」
インポーターさん「村の名前らしいです。住民が160人ほどの小さな村です。」
ようやく謎が解けました。Eさんありがとうございました。
ところでイタリア語では村の名前も複数形になるんですね(笑)?初めて知りました。
ところが数分後に件のインポーターさんからメールが届きました。
インポーターさん「マスキューさん、すみません。実は、正しくは『モントナーレ』で『モントナール』は方言だそうです。」
私「ではブランド名の『モントナール・ルガーナ』の『モントナール』は『モントナーレ』の訛った言い方なのですね?」
インポーターさん「はい。そのような事でした。」
うーん。
モントナールもモントナーレも、どうとでもナーレな気分です(笑)。
やはり真面目に一度しっかり調べてみます!
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恐るべし カンポチェーニ!
Dec 05, 2013 by weblogland |あのトスカーナの名門バローネ・リカーゾリの造るI.G.T.トスカーナの赤ワインです。
先日の試飲会では、他の強力な赤ワインに押され目立ちませんでした(残念!)。
家内とは、「まあ、年内にゆっくり売ればイイんじゃない。悪いワインじゃないんだから…。」
私「今日は、回りが主張のはっきりしたワインばかりだったから、浮いちゃったよね。」
家内「『カンポチェーニ』は普通2000円位するワインだから、マスキューにはちょっと高級過ぎるけど(笑)、今回は特別条件が出て1500円を割ったから、良いと思ったんだけど…。売れ行きはいまいち(失礼)。」
私「『カンポチェーニ』は上品だから、悪いことしたよね。」
家内「そーだよね。だってそのあとの『ジュテーム』なんか『私このワインに騙されたい!』なんてテイスターに名文句吐かせたんだもんね(笑)。」
私「試飲会を振り返ると、あとの赤ワインに比べて『カンポチェーニ』が噛ませ犬みたいになっちゃったよね。可哀想な並びだったよね。良さはあるんだけどね。」
などと家内と反省会をしていました。
でもですね。試飲会のあと『カンポチェーニ』の売れ行きが凄いのです。
やはり、信奉者が多いのですね(笑)。あと、気軽なイタリアンに合わせるならば最適なワインなんでしょうね。この点、用途は試飲会に出した他のワインより幅広いのは確かなのです。
ワインの価値って、単相的に考えてはいけませんね。
思い知りました。
明日には追加で発注しないと間に合いません。
インポーターさんの在庫があれば良いのですが…。
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アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレの造り
Nov 16, 2013 by weblogland |ロベルトさん「私達はワインを極力空気に触れさせないことと、温度を低温にすることを心掛けています。」
私「醗酵温度はどのくらいですか?」
ロベルトさん「醗酵温度は15℃くらいです。醗酵終了後シュール・リーの状態で0℃で熟成させます。」
一同「れ・れ・零度ですか~!(思わず指で丸をつくる。)」
家内「SO2は何時いれるのですか?もちろん瓶詰め前には入れますよね?そうしないと瓶詰め後にマロラクティック起きますよね?」
ロベルトさん「SO2は醗酵段階で一度だけ入れます。自然酵母だけで醗酵させますから、余分な酵母を抑えるために少量入れます。」
一度「じぇ!じぇ!じぇ!(あまりの驚きに倒れそうになる。)」
私「どうやってマロラクティック醗酵をブロックするんですか?」
ロベルトさん「(ちょっと得意そうに)特殊なセラミックで瓶詰め前に濾過します。」
Kさん「このワインの厚みや酸からすると無濾過かと思いました!」
私「同感です!素晴らしい技術があるんですね!ところでミクロ・オキシダシオンはするのですか?」
ロベルトさん「いやいや。ミクロ・オキシダシオンはしません。あれをやるとフルーティーさや厚みが無くなります。赤ワインには必要な技術だとは思いますが…。」
私「すると醗酵中はポンピング・オーバーしたり櫂入れはしないのですか?」
ロベルトさん「ポンピング・オーバーをします。タンクの中だけではなく、一度広いバットにマストを広げ空気を与えてタンクに戻します(話しに力が入る)」
一同「そんなやり方あるんですね!」
良い勉強になりました。技術は確実に進んでいます。
イタリア人の斬新さに触れた想いです。
あー!楽しかった(笑)!
あと、マスキューのワイン・セラーにサインして貰いました(笑)。お寄りの際には見てくださいね(笑)。
通訳の大登さん、ありがとうございました。
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トレッビアーノ・ディ・ルガーナって一体…?
Nov 14, 2013 by weblogland |ロベルトさん「ルガーナの地はガルダ湖の影響で夏場は涼しく、冬は暖かくなります。ただし、昼と夜間の寒暖差は大きくなる特徴があります。ですから、ゆっくり葡萄を成熟させ完熟させてから収穫します。」
私「収穫は遅い方が良いのですか?」
ロベルトさん「はい。ただしガルダ湖からの水蒸気の影響から発生するボトリティスに注意しなくてはいけません。」
Kさん「無理に遅摘みしないんだな。」
家内「貴腐にならないんだ。」
私「完熟のアルコール目標が13度なんですね。」
ロベルトさん「厳密に13%ではありませんが、だいたいそのくらいです。」
家内「収穫は何時、何回かに分けるのですか?」
ロベルトさん「今年は9月21日にスパーリングの収穫をして、10月2日にこの白ワインの収穫をしました。全体の70%くらいです。あと最後が10月20日です。」
Kさん「かなり計画的ですね。」
私「それって畑が平だから出来るんでしょうね(笑)。」
ロベルトさん「管理はしやすいです(笑)。」
私「ところで一本の葡萄樹から果汁はどのくらい得られますか?」
もっとも嫌な質問に一瞬表情が曇りましたが、正直に答えてくれました。
家内「ちなみに何房残すのですか?(いきなり果汁量を言い出し難いのを察知)」
ロベルトさん「何度も畑でグリーン・ハーベストをして、最終的に3房です(胸を張って)。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ!」
私「それでは何グラムの葡萄果が取れるんですか?(気を遣って回りくどく)」
ロベルトさん「2kg弱程です。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ!」
家内「一房大きいですよね。」
ロベルトさん「一房だいたい300~600グラムです。」
Kさん「山梨の高級巨峰の箱入りくらいだぁ。」
家内「トレッビアーノ・ディ・ルガーナって一体…?」
ロベルトさん「D.N.A.鑑定すると独自の品種で3000年ほど遡れます。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ! ギリシャ、ローマ時代を遡るんだ!」
私「そういえば写真の葉っぱを見るとポンティカらしくないですよね。葉っぱの切れ込みが浅い。」
ロベルトさん「あと葉っぱも大きいのでより日光に当たるように扇形に枝を誘導します。」
イタリアの奥深さを垣間見ました。
さらに続く。
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ロベルト・ジレリさん来店。意地悪爆弾投下!
Nov 14, 2013 by weblogland |イタリア ロンバルディアからアジェンダ・アグリコーラ・モントナーレを支えるジレリ3兄弟の真ん中 醸造担当のロベルト・ジレリさんです。まるで女優のペネロペ・クルスみたいな美しい奥様アレキサンドラさんも一緒でした(笑)。
アズマ・コーポレーションの大登さんが案内兼通訳ですから、安心です(笑)。
チーム・マスキューは私と家内、特別参加で筋金入りのワイン・エキスパートKさんの強力布陣でお出迎えです(笑)。
まずは固く握手です。
???
手が厚い(笑)!
(私「Kさん、凄い手の厚さです。私の倍はあります。指もごつい!」
Kさん「おー!農民の手!」)
出鼻をくじかれました(笑)。
ビビっていられないと早速意地悪爆弾投下!
私「日本で沢山ワインを売りたいですか(笑)?」
ロベルトさん「もちろん!沢山、沢山ね!」
でも、ジョークはここまで、ワイナリーやワインの話になると真剣。エノロジストの顔です。熱弁が始まります。
ロベルトさん「ルガーナのD.O.C.はイタリアで一番小さなD.O.C.です。1100ヘクタールほど。モントナールの町はガルダ湖のすぐ側の平地。40人ほどの人しかいません(笑)。最後の氷河期に形成された沖積地でトレンティーノ・アルトアディジェ渓谷の大規模な侵食によってもたらされた石灰石の粘土土壌です。
私「写真でみると砂、又はロームみたいですけど?」
ロベルトさん「粘土なんです。」
私「パウダーみたいにサラサラに見えますよね?」
Kさん「水捌けも良いみたいですよね?」
ロベルトさん「いやいや、粘土なんです。粒子の大きさが粘土の範疇なのです(さすが科学者!)。濡れるとガムみたいになり大変なのです。」
Kさん「水捌け悪いんだ。ワインを飲んだ感じ砂地のような柔らかさがあるんだけど…。」
私「乾いた状態だとサラサラですよね?」
ロベルトさん「このため1ヘクタールに5500本前後しか植えられません。」
家内「調べると降水量は年間900ml弱ですが…、異常に保水力があるんですね。」
私「それで仕立てが高いんですね。病害虫対策ですね。」
家内「じゃないと農薬に頼らなくては無理ですよね。」
ロベルトさん「ほとんど農薬は使いません。初夏に湿度が高い時に消毒する程度。あと灰色カビ病に対しては蜜蝋をスプレーします。」
家内「蜜蝋って高いですよ!」
ロベルトさん「かなり高価です(笑)。」
Kさん「どうやるんですか?」
ロベルトさん「お湯に溶いて溶かします。」
私「ワックスで病床に蓋をする訳ですね。」
ロベルトさん「そして痛んだ樹皮に栄養を与えることができます。」
驚きの技術です。
さらに驚きは続きます。
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