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ポール・ジローの50年物のコニャック、エリタージュ
Jun 11, 2011 by toshiaki |コニャックです。
実はあの『ジュ・ド・レザン』で皆さん良くご存知のポール・ジローのコニャックです。もちろんグラン・シャンパーニュです。しかも今や幻となった『エリタージュ』です。まだあったんですね(笑)。50年物のコニャックなのです。
まず50年熟成したコニャック自体あるのが奇跡的。もちろん味わいのエレガントさしなやかさも奇跡的なのです。まあ、一生のうち一度でも味わえればラッキーだと思わなくてはいけないレベルのコニャックです。
友人で、このコニャックにハマった人間がおりまして、『必ず捜して!』と強いリクエストがありまして何年か前に捜しましたが、見つかりませんでした。彼曰く『女性に例えると、これほどイイ女にあったことはない!』と絶賛していました。今回たまたま見つけてすぐ発注しました(笑)。
待てば海路の開きあり。
ラッキーでした。
価格は言わぬが花の代物ですが、文化財とも言えるコニャックなのです。
ボトルを見たら飲みたくなってきました(笑)。
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クレマン・ド・ジュラを探しています
Jun 09, 2011 by toshiaki |クレマン・ド・ロワール、ブルゴーニュ、アルザスと有名産地のクレマンが揃ってきましたから、ここは一丁ジュラを扱えばコンプリートなんですが(笑)。なかなか思ったように行きません。
シャンパーニュを含めどれも同じような作り方をしてますが、産地ごとの味わいがはっきりしており、飲み比べると面白いですよ。大きくいえば気候風土の差であり、人間の違いのようです。もちろんそんなものを反映しないダメなワインも多いのですが(笑)。
どなたかクレマン・ド・ジュラの情報があったら、こっそり教えてくださいね(笑)。
扱うには、これぞクレマン・ド・ジュラと言えるワインじゃないとつまらないです。その上価格も2000円くらいだと嬉しいのですが…。欲張りですかね(笑)?
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来ましたよ。ハビエル・ロドリゲスさん
Mar 08, 2011 by toshiaki |ヴァル・サンソのオーナー、ハビエル・ロドリゲスさんです。醸造家であり栽培者、そして科学者です。それに怒涛のハードワーカー!
スペインにあるディヴァイス校の分校との共同で最新の土壌分析機を使い、先端のマネジメントシステムで畑を管理しています。(ディヴァイス校がスペインにもあるとは!)地下まで土壌を調べ、植樹に向いているかどうか地図をつくるそうです。なんでも超音波で解るそうです。
そして、毎日バートナージュしながら、完璧にシュール・リーを行う勤勉さ!酵母の細胞膜の中にあるタンパク質とブロサッカリンを抽出するためだそうです。毎日自分で樽を掻き回し、ティスティングしながら状態を確認するそうです。悪魔のような繊細さ!SO2を最後の瓶詰まで添加しませんから、並の管理では無理なのです。
彼の並外れたワイン造りの話を聴けて、大感激しました!
通訳の方に言わせると、こんな真面目なスペイン人はいないとのこと(笑)。
これほどエネルギッシュで理知的なスペインのワイン生産者は初めて見ました。
今度ヴゥルデホの最高傑作をリリースするようです。もちろん販売します!
楽しみです(笑)。
あとワイン・セラーの扉にサインしてもらいました(笑)。お越しの際に見てやってください(笑)。
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グラン・カウス 1988年
Mar 06, 2011 by toshiaki |じゃーん。
グラン・カウス 1988年です。スペイン、ペネデスのワインです。高価なワインではありませんが、「ひょっとして、永く熟成するのでは?」と思って取っておいたワインです。このワインを見つけて、忘れていた記憶も蘇りました(笑)。
アルコール分は12%と今では普通のレベルですが、タンニンの量と力がとても強く、いつまで持つか知りたくなり、ワイン・セラーの奥にしまい込みました。
ボトルに巻いたラップを剥がし取り見てみると、液面がだいぶ下がっています。アップァー・ショルダーです。明かりに透かして中の色を探ると、若干褪色しています。まだルビーっぽさもあるようですから、近々飲むつもりです。
まだ飲めるかな?
思ったほど熟成能力はないかな?
楽しみです。液面が下がっていても、ゆっくり自然に下がったワインは割と美味しく飲めたりします。ただコルクに欠陥があったり、保存状態が悪いとダメです。
不思議なのです。
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なんで『イル・マサンテ』
Mar 01, 2011 by toshiaki |生憎の雨で肌寒いですが、花粉は少ないようです。今日はまだ薬をのんでいません。
ところで先日の土曜日の試飲会であるおきゃくさまから聞かれたのですが、「『イル・マサンテ』って、ラベルには『マサンテ』としか書いてないのに、なんで『イル・マサンテ』なんですか?」。
おっしゃる通り、そーなんです。
当初インポーターさんが『イル・マサンテ』と呼んでいたので、私も『イル・マサンテ』と呼んでました。ところが今回入荷時の資料では『マサンテ』と表記されていました。もともと『イル』とは書いてありませんから『マサンテ』の方が正しそうです。でも保守派の私はついつい『イル・マサンテ』と呼んでしまいます。知らない内にインポーターさんに裏切られました(笑)。
しかし、この際自分の無知を改めて『マサンテ』と呼ぶことにします。正すべきは正す!たいしたことでもないのに大袈裟ですね(笑)。
失礼いたしました!
ところで、昨日も土曜日の残りの『マサンテ』2009年を飲んだのですが、全く揺るぎませんね。ドルチェットも尽力した造りだと、短命ではありません。充分熟成能力があります。アルド・コンテルノ恐るべし。あれだけの濃密さがありながらバランスの良さが素晴らしいのです。もちろん2009年が素晴らしいヴィンテージであったことの証でもあります。2009年のバローロはかなり良さそうですね。
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ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフ
Feb 14, 2011 by toshiaki |仮にYさんと致します。
Yさん「マスキューさん、ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフなんですけど2007年ヴィンテージが海外のワイン雑誌で100点が付いたらしいですよ!」
私曰く「それはそれは凄い。知りませんでした。」
Yさん「実際のところ2007年はそんなに良いのですか?」
私曰く「まだ2007年のジャナスは飲んでないですし、リリース直前だと思うのですが、2006より良いとは考えにくいです。」
「今までローヌの2006年と2007年をだいぶ飲みましたが、2006年が良かったように思えます。2006年を越えるワインは2007年にはないような気がします。」
Yさん「そうすると、何故2007年が100点なんでしょうか?」
私曰く「実際2007年は飲んでないので、なんとも言いようがないのですが…。2006年の方が良いはずだと思います。そのスコアはジャナスが自分で付けた訳ではありませんから、余計疑わしいような気がします。」
まあ、いずれにせよジャナスがローヌを代表する生産者であることは間違いないですからイイんですけど(笑)。
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ボルドーワインを捜しています
Jan 15, 2011 by toshiaki |ブルジョワ級やボルドーA.C.でも捜せば美味しいワインはあるのですが、下位のグラン・ヴァンやセカンドクラスだとあまりありませんね。今日レオヴィル・ラスカーズのセカンドワインを注文しましたが、日本に120本しか入荷せず、タッチの差で取り逃しました。残念!
一般にレオヴィル・ラスカーズのセカンドと言えばクロ・ド・マルキなのですが、そこはボルドー(笑)区画が違っています。将来レオヴィル・ラスカーズになる区画の若木だけで造った正真正銘のセカンドワイン(笑)があった訳です。
なんだか訳のわからない話しなんですが…。
あまり深く考えると夜眠れなくなりますから、止めておきます。
でもなかなか適当なワインが見つかりませんね。この不況でも中国人が買うからですかね?格付けがわかりやすいのが幸いしたのですかね?1級から5級まで、とりあえず飲んでみればわかったような気になります(笑)?
さすがフランス人はブランド造りが上手い!
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ジュ・ド・レザン、今年はどんな味?
Dec 09, 2010 by toshiaki |もうすぐ、12月16日予定です!
今年はどんな味わいでしょうか?フランスは全般的に7月に雨が降ったため、収穫量が落ちたようです。コニャック地方はどうだったんでしょうね?まあ、ボルドーに近いですから似たような感じですかね?
ただ8月は恵まれたようですが、収穫期に若干雨にやられたところも…。詳しくは解りませんが、ユニ・ブランは収穫が比較的早いですから、大丈夫だと思います。ましてや畑仕事に手は抜かないポール・ジローです!
私の予想では、酸が載っているので、あまり甘く感じないワインのような味わいでは?そうすると一昨年のような味わいかと。勝手に妄想しております(笑)。
あー、楽しみだなぁ。
でも実際到着して飲んでみるまでは安心できません。経験上苦い想いをしたこともありましたから。
なんだかんだ言っても飲まなきゃ解りませんよね(笑)。
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玄人筋で人気が高いです-シャトー・ギヨン・ナルドー
Dec 07, 2010 by toshiaki |特に玄人筋で人気が高いです(笑)。このワインは木樽熟成した後、ステンレスタンクで貯蔵熟成し、この秋に瓶詰出荷されてます。ですからまず第一に澱がありません。あとコルクが新しいのでワインに個体差がありません。このワインを飲むと、このやり方の方がワインにとってはベストだと思います。
ただタンクにはかなりの量のワインをストックしなくてはなりません。それはその間お金にならない訳です。余裕が無ければできませんし、単に経済性至上主義の経営者ではお金があってもやりません(笑)。
うーん。
我々飲み手にとってはとても嬉しいワインなのですが、当たり前のワインとは考えてはいけませんね。あとこのワインが15年以上生命力をキープ出来るという生産者の自信と品質の高さは脱帽もの。10年も持たないグラン・ヴァンが、普通にあることを考えると…。
ワインの品質って?
考えさせられちゃいますね。
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やはりラファージュさんです!
Nov 30, 2010 by toshiaki |スタンダード・キュヴェのサン‐ロック2009年は抜栓後まる3日すると、シラー特有のベリーの香りが全開です。抜栓直後のくぐもった感じが嘘のようです。ローヌのシラーでもなかなか到達しないレベルです。雑味がなく隠すものがないクリアネスがあります。かなり手をかけて栽培、醸造しています。安直な早飲みの赤ワインではありません!
うーん。
どうやらシラーの果実味を明瞭に表すことが目標のようです。たっぷり熟成に時間をかけないで、あの赤や黒のベリーの香りを表したいようです。
チャレンジです!
いままで誰も成した生産者はいないのでは?ましてやルーションはグルナッシュが優位ですから、尚更です。シラーをセパージュに加えることで、全体に芯が通りワインには深みが加わります。南フランスでは基本的な概念だと思いますが、明瞭さと飲み易さを兼ね備えたシラーとなると…。
まだまだ抜栓直後から全開にはなりませんが、楽しみです(笑)。
頑張れラファージュ!
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柿の熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?
Nov 29, 2010 by toshiaki |A君、『どうもどうも、ご無沙汰。庭で柿もいだんだけど、食べる?』
私曰く『それはそれは、ありがとう。遠慮なくいただきます(笑)。』
古くからの友達ですから話が早い(笑)。
そんな訳で思わぬいただきものをしちゃいました。
私、柿が好きなのです。あの熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?あの甘さに郷愁を覚えてしまいます。
熟した柿はタンニンも熟してこそ旨いです。どうやら柿も葡萄同様に、先に果肉部分が完熟してから何日かしたのちタンニンが熟すと思いませんか?見た目美味しそうでも、渋かったりします。ちょっと果肉が柔らかくなり、握ると潰れそうなくらいだと、確実に甘く美味しい場合が多い気がします。過熟の状態です。
私の思い込みですかね?
葡萄と柿は違いますか?
でも販売するには果肉があまりにも柔らかいと、適さないかもしれません。そうすると店頭で売っている柿は品種改良を重ねた労作に違いありません!調べてみなくては!
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イタリアの2010年の作柄
Oct 17, 2010 by toshiaki |北イタリアは7月に雨がかなり降ったようで、一部で腐敗病が発生したようです。このためなかには30%ほど収穫を落とした生産者もいるとか。冷夏と雨の影響を受けたようです。このため収穫は2週間ほど遅れたようです。ただし9月に入り晴天が続いたようですから、糖度は戻ったようです。ただノベロは、収穫を待ったところと待ちきれなかったところで、差が出たようです。ノベロは解禁日が決まってますから、なかなか収穫を遅らすことは難しいのです。
北イタリアの大御所ネビオーロなどは収穫が10月に入ってからですが、これはこれでどんな塩梅か心配になります。
あと南イタリアは大丈夫(笑)。やはり安定した地中海性気候は強い?
なんと6月から8月まで雨が一滴も降らなかったようです。でも冬から春先には雨がかなり降ったようですから、地中には水分がタップリあります。こうなると期待が増します(笑)。
あと中部イタリアが知りたいですね。
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桝久 ボジョレー作柄情報
Oct 14, 2010 by toshiaki |今年2010年は6月の開花期が天候不良で日照・気温が不足していたようです。このため結実不良の被害をうけました。ぶどう果粒が成長せずに青い小粒のままになります。それを取らずに醸造すると、ワインとなった時に雑味やエグ味となります。
そして7月に入ると雹に見舞われたそうです。雹によってぶどう果が傷つき、ダメになります。
この7月の時点で収穫量の減産が確定したようです。
そしてそれ以降は天候に恵まれ、ぶどうの糖度はあがり通年以上のものになり、収穫を迎えたようです。
こうした成育の経緯を考えると、しっかり畑仕事をして、摘房・摘果を行わなければ良いワインは出来ません。そして醸造前の撰果もしっかりしなくてはなりません。
2009年のような、誰が作っても失敗しないような恵まれた作柄ではないようです(笑)。生産者による差が出ますね。
ボジョレー・ヴィラージュやクリュ・ボジョレーのちゃんとした生産者のワインは賞味に値しそうです。逆に大量生産される安いワインには要注意かもしれません。
ご注意を!
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1987年のシャトー・マルティナン
Oct 09, 2010 by toshiaki |昔といえば先日87年のボルドーワインを発見しました。1987年のシャトー・マルティナンです。マルゴーACのワインです。たしか昔販売していたワインです。1987年はいわゆるオフのヴィンテージなのですが、このワイン割と良く、たしかどのくらい持つか知るためにセラーの奧隅に隠して置いたワインです(笑)。もうそろそろ良いでしょう。常識的には恐らく飲めない状態だと思いますが、果たしていかに!
期待通りに生きながらえているか?
はたまた時の藻屑となっているか?
結果はどうあれ判断の基準にはなります。何事も経験です(笑)。ただワインを判断するには時間がかかります。一人前のテイスターになれるには、どれほど時間がかかるのでしょうね(笑)。
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アリアニコ・デル・ヴルトレ『アケルン』
Oct 09, 2010 by toshiaki |あのバジリウムの忘れ形見です。
やっぱり良いワインですから、しょうがありませんね。マスキューでもイチ押しのイタリアワインですから、まだ飲まれていない方は、あるうちに是非お試しください。
それというのも、今日このワインを輸入しているインポーターさんのマスキュー担当者が、見えました。なんでも新卒の新人ということでわざわざ足を運んで下さったようです。しばらく、話をして気がついたのですが、我が家の娘と同じ歳です。
うーん。
普通に話をしながらも、ちょっと変な感じでした(笑)。
『家の子もこんな風に社会人やってんのかな?』彼は良く勉強してるようですし、話も良く解るのですが、娘の同級生と商談してると思うと、なんか変な感じです(笑)。
まあたしかに、我々が歳をとったということなんでしょう。まさか自分がこんなことで苦笑するとは、普段は気づかないのでしょうが、確実に歳をとっていることを実感しました(笑)。
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一昨日収穫したばかりのメルロ
Oct 05, 2010 by toshiaki |何をって?
一昨日収穫したばかりのメルロです(笑)。
じつは筋金入りのワインエキスパートのKさんが持ってきてくださいました。Kさんは毎月一度山梨の三澤ワイナリーに行って畑仕事に参加されていて、一昨日は収穫してきたとのこと。7月にメルロの結実したばかりの果をいただきました。あの時のりんごの皮のような味わいの粒のような果が、立派な葡萄果に成長した訳です(笑)。
大体長さが15cm位で重さが180gほどです。甘くとても美味しいですね。完熟しているもので、すぐに破砕機にかけられるのを持ってきて下さいました。種も苦みを感じません。種のタンニンも完熟しているのでしょう。
写真の右側の茶色の葡萄は甲州種でまだ収穫まで10日ほどかかるとのこと。食べると酸っぱくて、苦いですね。ただメルロも甲州も出来上がったワインとは違った味わいです。醸造を経てあの特徴がでるのですね。思わぬ勉強が出来ました(笑)。
ありがとうございました。
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ローヌ・ヴィラージュの雄
Oct 02, 2010 by toshiaki |ローヌ・ヴィラージュの雄ドメーヌ・ガントランディーです。
あれ?
ドメーヌ・ロッシュ‐オードランも雄って言ってなかったっけ?
そーなんです。私のローヌ・ヴィラージュの雄は二人いるのです(笑)。
昨日一昨日と2008年の『ル・デヴェス』を飲みました。2008年のローヌは悲惨だったようで、オードランに到っては赤ワインを作らなかったほどです。ローヌ・ヴィラージュ最良のヴィサン村の極上の畑『ル・デヴェス』も例外ではなかったようです。
うーん。
味わいに雑味があり、ブドウ果に問題があったようです。悪天候のため、ちょこっとしか残らなかったブドウ果から、必死にワインを作ったかのようです。そして出来上がったワインは『ル・デヴェス』のプライドにかけて、少しでもバランスを取ろうと力を振り絞っているかのよう…。
泣けてきます。
天候のちょっとした気まぐれで、生産ゼロのリスクを生産者は背負います。
富豪のような生産者ならいざしらず、小さい農家では死活問題になります。
頑張れ!
気に入りの生産者でしたら2008年のワインを売ってあげなくては!
悪いワインはありませんから。
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エル・マセット2008年,ボトルショックからだいぶ立ち直っています
Oct 01, 2010 by toshiaki |あの敬愛するドメーヌ・ラファージュの赤ワインです(笑)。
たしか7月の頭頃入荷直後に飲みましたね。そろそろ調子が出だす頃と思い、また飲んでみました。
うーん。
ボトルショックからだいぶ立ち直っていますね。まとまりが出てきました。例年よりタンニンがちょっと硬質な感じがしますが、緩さが無くて良いかと。例年よりタイトな感じがあります。まだまだ伸びしろがありますね。
2008年のフランスワインは全体に低調ですが、南フランスは例外みたいですね。いくらラファージュさんが天才でも天候の影響からは逃れられません(笑)。平気にアルコール分が14%以上上がる産地ですが、2008年は13.5%と良い塩梅です。このくらいのアルコール分だと飲んでて辛くありません。いくら濃いワインが評価されるといっても、それはコンクールだけでのことです。実際普段飲むには、このアペラシオンだと13.5からせいぜい14%くらいがベストかと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。
ワインにも言えそうです。
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2009年ワインの情報
Sep 22, 2010 by toshiaki |ところでここのところ2009年ワインの情報がチラホラ入ってきました。ボルドーのトップシャトーはやはりバランスが良いのは間違いなさそうです。バレルサンプルの中ではもう出来上がったようなワインが多いようです。タンニンに収斂性がないようです。2005年ほどの凝縮感はないものの、比較的大柄のワインが出来ているようです。1988、1990、1999年のような出来具合みたいですね。
ただ木樽熟成の期間はあまり長くないようです。24ヶ月しているのは、マルゴーくらいのようですね。どんどん短くなっているようです。まあ、早く飲めれば生産効率は良いですから…。
おそらく全体にもハズレの少ないヴィンテージのようです。ただし著名シャトーは値段からするとハズレになりそうですから、ご注意を(笑)。笑い事じゃありませんか?
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2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうです
Sep 10, 2010 by toshiaki |昨日のラックさんの試飲会楽しかったです(笑)。ザンザン降りで行き帰りは大変でしたが、2008年のブルゴーニュがあれだけ並ぶと壮観です。さすがラックさんですね。
ところで2008年ですが、白は全体に酸はあるのですが、ボディーがついてきませんね。糖度が足りなかったようです。酸っぱいワインが多かったですね。中には過度の補糖したワインがありましたね。さすがにグラン・クリュクラスだとバランスがとれてきますが。
あと不思議なことにアリゴテが良かったです(笑)。白眉だったのはジャイエ・ジルのアリゴテです。香りに栗っぽさがあり、酸とボディーのバランスが良く、あるべき最良の姿でしたね(笑)。それからヴィレンヌのアリゴテ・ブーズロンがいままでで一番の出来かも?シャバクありません(笑)。
不思議ですね?何ででしょう?
そうそうリュリーなどのシャロネーズは良い出来でした。マコンより良いかも。
2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうですね。円高の割にブルゴーニュの生産者は強気です(笑)から、なかなかお買い得には当たりませんかね?焦らずに待ってみて、無かったら諦める。これが鉄則です(笑)。
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ワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時
Aug 08, 2010 by toshiaki |ところでワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時です。この時期日照が不足すると糖度が上がらずに酸味の強いつまらないワインになってしまいます。でも過度の日照は必要以上に温度を上げますから、ブドウが成育をスタックしてしまいます。なんでもスタックすることで過度の高温から身を守るそうです。一般には30度を越えるてスタックが始まると言われています。動物も暑さが過ぎると動かないのと同じようですね。ただブドウにとっては大事な成育期間のことですから、出来上がるワインに影響は大きいことになります。
ヨーロッパも偏西風が北上したため、日本同様な酷暑らしいです。ちょっと心配です。8月後半からでも暑さが和らげば良いのですが。
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ミュスカデの必要条件
Aug 04, 2010 by toshiaki |今こんな気分です。
昔、山口美恵がテレビのコマーシャルで『柴漬け食べたい!』って言ってた感じです(笑)。ちょっと古いですね。
こう暑さが続くと体がミネラル分や酸味を要求します。
酸っぱい冷し中華を食べながら、良く冷やしたミュスカデをグビグビ飲みたいのです。考えただけでも清涼感タップリで良いと思いませんか?
ただこの場合ミュスカデはペラペラの酸っぱいだけのものではイケません!ミネラル分をタップリ含んだ塩辛さがあるくらいのミュスカデでなければなりません。そして切れがあり、後口の美しさも必要です。
ミュスカデの必要条件だと思いませんか?
ミュスカデって高いワインじゃありませんから、多くを望んではいけませんが、これだけは譲れないと思うのです。粗悪な酸っぱいだけのミュスカデを見かけるとがっかりしてしまいます。
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ランブルスコはリンゴ酸を残すように作られていますね
Jul 25, 2010 by toshiaki |ワイン妄想族の私の暴走は止まりません。気になりだすと頭から離れなくなってしまいます。
まず整理すると
〇タンニンをさほど抽出しないつくりである。
〇甘さが味わいにプラスに作用する。
あとリンゴ酸を多く残すつくりをする。これは赤ワインの醸造工程のマロラクティック発酵を行わないこともしくは、中途で完了することです。マロラクティック発酵はリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスにする減酸発酵です。このため赤ワインは乳酸が多く含まれるようになります。タンニンに含まれるアントシアニンなどのポリフェノール類と相性が良く、柔らかみと深みをワインに与えてくれます。ですから常温で飲む赤ワインは、通常マロラクティック発酵をします。
うーん。
ランブルスコは完全にマロラクティック発酵は行わず、リンゴ酸を残すように作られていますね。あの清涼感はリンゴ酸由来に違いありません。リンゴ酸は冷やすことで、味わいにプラスに作用します。
きっと経験則と偶然と嗜好の反芻の繰り返しの結果生み出されたんでしょうね。生産者と消費者のメンタリティーが反映されているに違いません。もっとランブルスコのことを知りたくなりました(笑)。
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エミリア・ロマーニャを中心とした微発泡の赤ワイン
Jul 24, 2010 by toshiaki |一昨日はベガレッリのランブルスコ・ディ・ソルバラ2008年を飲みました。もちろん生ハムを食べながらです(笑)。
なんでこんなに旨いんでしょう?
ランブルスコってなんで微発泡なんでしょう?
うーん。
次から次に疑問が湧きます。
普通赤ワインはタンニンを多く含みますから冷やすことはよけい渋味が増します。そうするとランブルスコは味わいの旨味のベクトルが普通の赤ワインとは違う方向性のようです。タンニンをあじわうというより酸の旨味を楽しむ、いわば白ワイン的なありようです。
ここで思いつくのがボジョレーやバルドリーノです。比較的タンニンを強く抽出しない旨味のあるスタイルでつくられたこれらのワインは、やや冷やして飲むと美味しいことが多々あります。
そして次は泡です。ランブルスコはなぜ微発泡なんでしょう?シャンパンみたいに派手に泡立っても良いじゃないか(笑)?たしかにシャンパンのように5気圧近いガス圧の赤ワインを飲んだことがありますが、甘さを補わなくてはタンニンが邪魔して飲めた味ではありません。うんと冷やして清涼感を楽しむには、赤ワインのタンニンは致命的に邪魔です。冷やせば冷やすほど切れのある酸が必要となります。
うーん。
そうなるとランブルスコのスタイルは微妙な味覚のバランスの間隙をついた、かなり特殊なワインと考えるべきなのでしょうか?
ベガレッリのランブルスコを飲むと、これなしには生活出来ないくらいの完成度を感じます。もっと極上の何万円もするようなランブルスコは有り得ませんし、そんな必要もない。食文化に根差した必然性と民族性を感じます。
あの塩辛い生ハムやチーズには素晴らしい相性です。ちょっとひねって“すじこ”に合わせたら、実に旨い!
ここらへんにヒントがありそうです(笑)。
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脱アルコールワイン
Jun 13, 2010 by toshiaki |マスキューは国道15号線の東側に面していますから、午後から西日がもろに当たります。もちろんブラインドを下げてエアコンを入れないと大変なことになります。真夏には昼間シャッターまで降ろします。ワインを扱う以上は、これからが暑さとの戦いです。
ところでドイツの脱アルコールワインようやく入荷しました(笑)。シャンパン・ラヴァーのNさんに教えていただいたワインです。まあ、ワインではありますが、アルコール分が0.5パーセント以下なので、『清涼飲料水』に区分されています。1本飲んでも酔わなそうですね(笑)。(私の場合ですね。)バカなこと考えてしまいました。
やはりこの脱アルコールワインは、アルコールに弱かったり、アルコールを控えなくてはならない時に役に立ちそうです。黙って飲まされても脱アルコールワインとは分からないほどの出来の良さなのです。
うーん。
技術の進歩はスゴいです!
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シャトー・ラルドー2006年
Jun 03, 2010 by toshiaki |なにがって?
シャトー・ラルドー2006年です。
フランス、南西シュッド・ウエスト ベルジュラックの赤ワインです。ボルドーを川沿いに内陸に逆上ったところのアペラシオンです。長い間ボルドーの影に隠れた日陰のアペラシオンでした。品種はメルロやカベルネ・ソーヴィニヨンが主体でボルドーとあまり変りませんが、良いベルジュラックはタンニンが魅力的です。
濃く質感のあるタンニンは滑らかで、雑な感じはしません。若いうちは強さが先に出がちですが、最近のベルジュラックは荒さが目立たず品質の向上がうかがえます。
ケチ臭くないのです(笑)。
もともとのワイン自体が濃いですから、すぐにへたることもなく、ゆっくり時間をかけて楽しめるのが嬉しいです(笑)。
ボルドーに同じようなワインを求めると倍くらいの価格になりますからね。
コストパフォーマンスの良さが身上です。
ところでこのワイン今度ヴィンテージが2006年から2007年に変ります。2007年はどんなでしょうね。楽しみです。
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フーミンって知ってますか?
Jun 01, 2010 by toshiaki |あのタレントのフーミンじゃなくて(笑)。
イタリア、北部ヴァレ・ダオスタの在来品種です。ヴァレ・ダオスタのワインはほとんどが地元で消費されるためほとんど州外には出ないそうです。
あるインポーターさんから珍しいヴァレ・ダオスタのワインが入ったとの報があり、この間サンプルで取り寄せたワインです。
他にも試飲しなくてはならないワインがあったので、ようやく昨晩試飲しました。
生産者はエリオ・オッテンと言い2007年に瓶詰を始めたばかりだそうです。
ものの本でフーミンを調べると「ブレンド用品種で頑強。」くらいにしか書いていません。果たして…?
まず第一印象はスッパイ(笑)!酸の量がハンパではありません。しかし時間が経つにつれて甘みがまし、滑らかなボディーとなります。
デキャンターが必要かも。
アマローネのように収穫後にブドウを乾燥させているだけあって、凝縮感は十分です。プラム系の赤い果実の味わいがとても明瞭です。
個性豊かな面白いワインでした。今晩もう一度飲んで確認してみます。
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ラファージュのリブサルド
May 29, 2010 by toshiaki |アズマコーポレーションさんはワインのインポーターであのラファージュさんのエージェントです。だいたいEさんはマスキューに来る時は試飲用のワインを下げてきます。
Eさん『ラファージュのリブサルド持ってきました(満面の笑顔で)』
家内と私『おー!(ダッシュでグラスを取ってくる)』
ラファージュさんとこはリブサルドもつくっていたんですね。まあ、考えてみるとドメーヌ・ラファージュはリブサルドのアペラシオンの中ですから、当然と言えば当然ですか。
飲んでみると実に旨い。
まずグラスに立ち上ぼる香りは、妙な甘さのない赤ワインです。
『あー!若いリブサルドも旨いんだ!』
『アルコールっぽさがない!まるで果汁!それもブドウの皮や種も含めたブドウ顆粒丸ごとの果汁!』
『タンニンが驚くほどの量!でも心地よい!』
うーん。
やられました。
いままで飲んだ若いリブサルドとは次元の違う味わいです。荒さや強引さがありません。
迷わず注文しちゃいました(笑)。
さすがラファージュさんです。衝撃的でした。
6月の試飲会で皆さんにお披露目します(笑)。
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サン‐テミリオン
May 26, 2010 by toshiaki |じつは収穫量の規制が厳しい割に安いのです。通常ACメドックは50hl/ha(1ヘクタールの面積の畑でつくるワインは最高でも5000Lくらいに制限しなさいという意味。収量制限が低ければ低いほど出来上がるワインは濃くなる寸法です。)あのシャトー・マルゴーを生むACマルゴーは45hl/haです。ちなみにポイヤックも同じです。
これに対しACサン‐テミリオンは45hl/haでACサン‐テミリオン・グラン・クリュはなんと40hl/haの低収量です。そして面白いことにサン‐テミリオンの頂点サン‐テミリオン・グラン・クリュ・クラッセも規格はサン‐テミリオン・グラン・クリュと同じなのです。あのシャトー・アンジェラスなどと同じということです。
価格で比べるとACサン‐テミリオン・グラン・クリュがいかにお買い得ワインか一目瞭然です!
ですからボルドーで一番お買い得の高品質ワインに当たる可能性もサン‐テミリオン・グラン・クリュが一番高いのです。こんな訳で桝久のボルドーはサン‐テミリオンやサン‐テミリオン・グラン・クリュが多いのです(笑)。
なんでこんな話になったかというと、じつはお客様で某食品メーカーの発酵エンジニアの方が『じつはパリにいってきまして、コストパフォーマンスの良いワインがあったから持ってきました。』ラベルを見るとサン‐テミリオン・グラン・クリュではありませんか!
さすがお目が高い!
ありがとうございました!さっそく家内といただきます。
ここのところ頂きものづいています。何か悪いことが無ければ良いのですが(笑)。
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ヴァレ・ダオスタ州のワイン
May 13, 2010 by toshiaki |こんどはイタリア、ヴァレ・ダオスタ州のワインです。アルプスの麓でつくられており、品種も聞いたことのないプティット・アルヴィーヌ、フメン、プティ・ルージュなどです。もちろん飲んだことはありません。この州にはDOCも一つしかありませんし、生産されるワインの99パーセントは地元で消費されるということです。
うーん。
ヴァレ・ダオスタ自体飲んだことがありませんから、好奇心の虫がウズウズ(笑)。取りあえず飲んで見たい!
そんな訳でまた有償サンプルでだしてもらうことにしました(笑)。
そうそう、それからフランス、オーヴェルニュ地方のAOVDQSコート・ドヴェルニュのピノ・ノアールとシャルドネも取り寄せちゃいました(笑)。フランスの著名ミネラルウォーター、エヴィアンの採水地です。(コマーシャルで流れる映像が目に浮かびます。)なんでもワイン産地として指定されている畑が500ヘクタールにも満たないマイクロアペラシオンなのです。
このワインも飲んだことがありませんから、有償でサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
飲んだことがないと、どうしても一度は飲んでみないと気がすみません(笑)。
良いのだか、悪いのだか(笑)?
今月はお金遣い過ぎかも!
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