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エル・マセット2008年,ボトルショックからだいぶ立ち直っています
Oct 01, 2010 by toshiaki |あの敬愛するドメーヌ・ラファージュの赤ワインです(笑)。
たしか7月の頭頃入荷直後に飲みましたね。そろそろ調子が出だす頃と思い、また飲んでみました。
うーん。
ボトルショックからだいぶ立ち直っていますね。まとまりが出てきました。例年よりタンニンがちょっと硬質な感じがしますが、緩さが無くて良いかと。例年よりタイトな感じがあります。まだまだ伸びしろがありますね。
2008年のフランスワインは全体に低調ですが、南フランスは例外みたいですね。いくらラファージュさんが天才でも天候の影響からは逃れられません(笑)。平気にアルコール分が14%以上上がる産地ですが、2008年は13.5%と良い塩梅です。このくらいのアルコール分だと飲んでて辛くありません。いくら濃いワインが評価されるといっても、それはコンクールだけでのことです。実際普段飲むには、このアペラシオンだと13.5からせいぜい14%くらいがベストかと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。
ワインにも言えそうです。
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2009年ワインの情報
Sep 22, 2010 by toshiaki |ところでここのところ2009年ワインの情報がチラホラ入ってきました。ボルドーのトップシャトーはやはりバランスが良いのは間違いなさそうです。バレルサンプルの中ではもう出来上がったようなワインが多いようです。タンニンに収斂性がないようです。2005年ほどの凝縮感はないものの、比較的大柄のワインが出来ているようです。1988、1990、1999年のような出来具合みたいですね。
ただ木樽熟成の期間はあまり長くないようです。24ヶ月しているのは、マルゴーくらいのようですね。どんどん短くなっているようです。まあ、早く飲めれば生産効率は良いですから…。
おそらく全体にもハズレの少ないヴィンテージのようです。ただし著名シャトーは値段からするとハズレになりそうですから、ご注意を(笑)。笑い事じゃありませんか?
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2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうです
Sep 10, 2010 by toshiaki |昨日のラックさんの試飲会楽しかったです(笑)。ザンザン降りで行き帰りは大変でしたが、2008年のブルゴーニュがあれだけ並ぶと壮観です。さすがラックさんですね。
ところで2008年ですが、白は全体に酸はあるのですが、ボディーがついてきませんね。糖度が足りなかったようです。酸っぱいワインが多かったですね。中には過度の補糖したワインがありましたね。さすがにグラン・クリュクラスだとバランスがとれてきますが。
あと不思議なことにアリゴテが良かったです(笑)。白眉だったのはジャイエ・ジルのアリゴテです。香りに栗っぽさがあり、酸とボディーのバランスが良く、あるべき最良の姿でしたね(笑)。それからヴィレンヌのアリゴテ・ブーズロンがいままでで一番の出来かも?シャバクありません(笑)。
不思議ですね?何ででしょう?
そうそうリュリーなどのシャロネーズは良い出来でした。マコンより良いかも。
2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうですね。円高の割にブルゴーニュの生産者は強気です(笑)から、なかなかお買い得には当たりませんかね?焦らずに待ってみて、無かったら諦める。これが鉄則です(笑)。
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ワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時
Aug 08, 2010 by toshiaki |ところでワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時です。この時期日照が不足すると糖度が上がらずに酸味の強いつまらないワインになってしまいます。でも過度の日照は必要以上に温度を上げますから、ブドウが成育をスタックしてしまいます。なんでもスタックすることで過度の高温から身を守るそうです。一般には30度を越えるてスタックが始まると言われています。動物も暑さが過ぎると動かないのと同じようですね。ただブドウにとっては大事な成育期間のことですから、出来上がるワインに影響は大きいことになります。
ヨーロッパも偏西風が北上したため、日本同様な酷暑らしいです。ちょっと心配です。8月後半からでも暑さが和らげば良いのですが。
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ミュスカデの必要条件
Aug 04, 2010 by toshiaki |今こんな気分です。
昔、山口美恵がテレビのコマーシャルで『柴漬け食べたい!』って言ってた感じです(笑)。ちょっと古いですね。
こう暑さが続くと体がミネラル分や酸味を要求します。
酸っぱい冷し中華を食べながら、良く冷やしたミュスカデをグビグビ飲みたいのです。考えただけでも清涼感タップリで良いと思いませんか?
ただこの場合ミュスカデはペラペラの酸っぱいだけのものではイケません!ミネラル分をタップリ含んだ塩辛さがあるくらいのミュスカデでなければなりません。そして切れがあり、後口の美しさも必要です。
ミュスカデの必要条件だと思いませんか?
ミュスカデって高いワインじゃありませんから、多くを望んではいけませんが、これだけは譲れないと思うのです。粗悪な酸っぱいだけのミュスカデを見かけるとがっかりしてしまいます。
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ランブルスコはリンゴ酸を残すように作られていますね
Jul 25, 2010 by toshiaki |ワイン妄想族の私の暴走は止まりません。気になりだすと頭から離れなくなってしまいます。
まず整理すると
〇タンニンをさほど抽出しないつくりである。
〇甘さが味わいにプラスに作用する。
あとリンゴ酸を多く残すつくりをする。これは赤ワインの醸造工程のマロラクティック発酵を行わないこともしくは、中途で完了することです。マロラクティック発酵はリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスにする減酸発酵です。このため赤ワインは乳酸が多く含まれるようになります。タンニンに含まれるアントシアニンなどのポリフェノール類と相性が良く、柔らかみと深みをワインに与えてくれます。ですから常温で飲む赤ワインは、通常マロラクティック発酵をします。
うーん。
ランブルスコは完全にマロラクティック発酵は行わず、リンゴ酸を残すように作られていますね。あの清涼感はリンゴ酸由来に違いありません。リンゴ酸は冷やすことで、味わいにプラスに作用します。
きっと経験則と偶然と嗜好の反芻の繰り返しの結果生み出されたんでしょうね。生産者と消費者のメンタリティーが反映されているに違いません。もっとランブルスコのことを知りたくなりました(笑)。
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エミリア・ロマーニャを中心とした微発泡の赤ワイン
Jul 24, 2010 by toshiaki |一昨日はベガレッリのランブルスコ・ディ・ソルバラ2008年を飲みました。もちろん生ハムを食べながらです(笑)。
なんでこんなに旨いんでしょう?
ランブルスコってなんで微発泡なんでしょう?
うーん。
次から次に疑問が湧きます。
普通赤ワインはタンニンを多く含みますから冷やすことはよけい渋味が増します。そうするとランブルスコは味わいの旨味のベクトルが普通の赤ワインとは違う方向性のようです。タンニンをあじわうというより酸の旨味を楽しむ、いわば白ワイン的なありようです。
ここで思いつくのがボジョレーやバルドリーノです。比較的タンニンを強く抽出しない旨味のあるスタイルでつくられたこれらのワインは、やや冷やして飲むと美味しいことが多々あります。
そして次は泡です。ランブルスコはなぜ微発泡なんでしょう?シャンパンみたいに派手に泡立っても良いじゃないか(笑)?たしかにシャンパンのように5気圧近いガス圧の赤ワインを飲んだことがありますが、甘さを補わなくてはタンニンが邪魔して飲めた味ではありません。うんと冷やして清涼感を楽しむには、赤ワインのタンニンは致命的に邪魔です。冷やせば冷やすほど切れのある酸が必要となります。
うーん。
そうなるとランブルスコのスタイルは微妙な味覚のバランスの間隙をついた、かなり特殊なワインと考えるべきなのでしょうか?
ベガレッリのランブルスコを飲むと、これなしには生活出来ないくらいの完成度を感じます。もっと極上の何万円もするようなランブルスコは有り得ませんし、そんな必要もない。食文化に根差した必然性と民族性を感じます。
あの塩辛い生ハムやチーズには素晴らしい相性です。ちょっとひねって“すじこ”に合わせたら、実に旨い!
ここらへんにヒントがありそうです(笑)。
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脱アルコールワイン
Jun 13, 2010 by toshiaki |マスキューは国道15号線の東側に面していますから、午後から西日がもろに当たります。もちろんブラインドを下げてエアコンを入れないと大変なことになります。真夏には昼間シャッターまで降ろします。ワインを扱う以上は、これからが暑さとの戦いです。
ところでドイツの脱アルコールワインようやく入荷しました(笑)。シャンパン・ラヴァーのNさんに教えていただいたワインです。まあ、ワインではありますが、アルコール分が0.5パーセント以下なので、『清涼飲料水』に区分されています。1本飲んでも酔わなそうですね(笑)。(私の場合ですね。)バカなこと考えてしまいました。
やはりこの脱アルコールワインは、アルコールに弱かったり、アルコールを控えなくてはならない時に役に立ちそうです。黙って飲まされても脱アルコールワインとは分からないほどの出来の良さなのです。
うーん。
技術の進歩はスゴいです!
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シャトー・ラルドー2006年
Jun 03, 2010 by toshiaki |なにがって?
シャトー・ラルドー2006年です。
フランス、南西シュッド・ウエスト ベルジュラックの赤ワインです。ボルドーを川沿いに内陸に逆上ったところのアペラシオンです。長い間ボルドーの影に隠れた日陰のアペラシオンでした。品種はメルロやカベルネ・ソーヴィニヨンが主体でボルドーとあまり変りませんが、良いベルジュラックはタンニンが魅力的です。
濃く質感のあるタンニンは滑らかで、雑な感じはしません。若いうちは強さが先に出がちですが、最近のベルジュラックは荒さが目立たず品質の向上がうかがえます。
ケチ臭くないのです(笑)。
もともとのワイン自体が濃いですから、すぐにへたることもなく、ゆっくり時間をかけて楽しめるのが嬉しいです(笑)。
ボルドーに同じようなワインを求めると倍くらいの価格になりますからね。
コストパフォーマンスの良さが身上です。
ところでこのワイン今度ヴィンテージが2006年から2007年に変ります。2007年はどんなでしょうね。楽しみです。
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フーミンって知ってますか?
Jun 01, 2010 by toshiaki |あのタレントのフーミンじゃなくて(笑)。
イタリア、北部ヴァレ・ダオスタの在来品種です。ヴァレ・ダオスタのワインはほとんどが地元で消費されるためほとんど州外には出ないそうです。
あるインポーターさんから珍しいヴァレ・ダオスタのワインが入ったとの報があり、この間サンプルで取り寄せたワインです。
他にも試飲しなくてはならないワインがあったので、ようやく昨晩試飲しました。
生産者はエリオ・オッテンと言い2007年に瓶詰を始めたばかりだそうです。
ものの本でフーミンを調べると「ブレンド用品種で頑強。」くらいにしか書いていません。果たして…?
まず第一印象はスッパイ(笑)!酸の量がハンパではありません。しかし時間が経つにつれて甘みがまし、滑らかなボディーとなります。
デキャンターが必要かも。
アマローネのように収穫後にブドウを乾燥させているだけあって、凝縮感は十分です。プラム系の赤い果実の味わいがとても明瞭です。
個性豊かな面白いワインでした。今晩もう一度飲んで確認してみます。
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ラファージュのリブサルド
May 29, 2010 by toshiaki |アズマコーポレーションさんはワインのインポーターであのラファージュさんのエージェントです。だいたいEさんはマスキューに来る時は試飲用のワインを下げてきます。
Eさん『ラファージュのリブサルド持ってきました(満面の笑顔で)』
家内と私『おー!(ダッシュでグラスを取ってくる)』
ラファージュさんとこはリブサルドもつくっていたんですね。まあ、考えてみるとドメーヌ・ラファージュはリブサルドのアペラシオンの中ですから、当然と言えば当然ですか。
飲んでみると実に旨い。
まずグラスに立ち上ぼる香りは、妙な甘さのない赤ワインです。
『あー!若いリブサルドも旨いんだ!』
『アルコールっぽさがない!まるで果汁!それもブドウの皮や種も含めたブドウ顆粒丸ごとの果汁!』
『タンニンが驚くほどの量!でも心地よい!』
うーん。
やられました。
いままで飲んだ若いリブサルドとは次元の違う味わいです。荒さや強引さがありません。
迷わず注文しちゃいました(笑)。
さすがラファージュさんです。衝撃的でした。
6月の試飲会で皆さんにお披露目します(笑)。
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サン‐テミリオン
May 26, 2010 by toshiaki |じつは収穫量の規制が厳しい割に安いのです。通常ACメドックは50hl/ha(1ヘクタールの面積の畑でつくるワインは最高でも5000Lくらいに制限しなさいという意味。収量制限が低ければ低いほど出来上がるワインは濃くなる寸法です。)あのシャトー・マルゴーを生むACマルゴーは45hl/haです。ちなみにポイヤックも同じです。
これに対しACサン‐テミリオンは45hl/haでACサン‐テミリオン・グラン・クリュはなんと40hl/haの低収量です。そして面白いことにサン‐テミリオンの頂点サン‐テミリオン・グラン・クリュ・クラッセも規格はサン‐テミリオン・グラン・クリュと同じなのです。あのシャトー・アンジェラスなどと同じということです。
価格で比べるとACサン‐テミリオン・グラン・クリュがいかにお買い得ワインか一目瞭然です!
ですからボルドーで一番お買い得の高品質ワインに当たる可能性もサン‐テミリオン・グラン・クリュが一番高いのです。こんな訳で桝久のボルドーはサン‐テミリオンやサン‐テミリオン・グラン・クリュが多いのです(笑)。
なんでこんな話になったかというと、じつはお客様で某食品メーカーの発酵エンジニアの方が『じつはパリにいってきまして、コストパフォーマンスの良いワインがあったから持ってきました。』ラベルを見るとサン‐テミリオン・グラン・クリュではありませんか!
さすがお目が高い!
ありがとうございました!さっそく家内といただきます。
ここのところ頂きものづいています。何か悪いことが無ければ良いのですが(笑)。
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ヴァレ・ダオスタ州のワイン
May 13, 2010 by toshiaki |こんどはイタリア、ヴァレ・ダオスタ州のワインです。アルプスの麓でつくられており、品種も聞いたことのないプティット・アルヴィーヌ、フメン、プティ・ルージュなどです。もちろん飲んだことはありません。この州にはDOCも一つしかありませんし、生産されるワインの99パーセントは地元で消費されるということです。
うーん。
ヴァレ・ダオスタ自体飲んだことがありませんから、好奇心の虫がウズウズ(笑)。取りあえず飲んで見たい!
そんな訳でまた有償サンプルでだしてもらうことにしました(笑)。
そうそう、それからフランス、オーヴェルニュ地方のAOVDQSコート・ドヴェルニュのピノ・ノアールとシャルドネも取り寄せちゃいました(笑)。フランスの著名ミネラルウォーター、エヴィアンの採水地です。(コマーシャルで流れる映像が目に浮かびます。)なんでもワイン産地として指定されている畑が500ヘクタールにも満たないマイクロアペラシオンなのです。
このワインも飲んだことがありませんから、有償でサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
飲んだことがないと、どうしても一度は飲んでみないと気がすみません(笑)。
良いのだか、悪いのだか(笑)?
今月はお金遣い過ぎかも!
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サンプル取り寄せちゃいました
May 08, 2010 by toshiaki |サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
今回はイタリアワイン専門のインポーターさんのものです。前回良かったワインがあったのですが、あっという間に売れてしまい売り損ないました(笑)。とはいえやはり飲まないで仕入れる訳にはいきませんから、取り寄せることにしました。
モリーゼのアリアニコ、バジリカータのアリアニコ、シチリアのプチ・ヴェルド、エミリア・ロマーニャのメルロと飲んでみたいワインばかりです(笑)。
モリーゼのアリアニコは価格も手頃なミドルクラス。品質も良いクリテルニア共同組合のワインですから、手頃なアリアニコとして期待しています。
バジルカータのアリアニコは人気の高いバジリスコのアリアニコ・デル・ヴルトレですから、期待が高まります。
シチリアのプチ・ヴェルド100パーセントの変わり者はマウリージの『ルー』銘柄のカッコいいラベル。
エミリア・ロマーニャのメルロはジョヴァンナ・マドニアがつくる超稀少品です。
並べて眺めるとワクワクします。ましてや有料ですから、期待が高鳴ります(笑)。
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ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション
May 07, 2010 by toshiaki |生産者名の表記『ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション』という会社の所有らしいです。このワインはバリックで樽熟成したのちステンレスタンク(多分)で保存されていたようです。そして何年かタンク内で寝かしたのち瓶詰されたようです。まるまる瓶熟成していませんから、品質も安定していますし、コルクもしっかりしてます。ボトル内の液面が高いのも納得できます。
やはり2000年は良い作柄ですから、生産者も扱いを変えるのですね(笑)。
タンク内でワインを保存する方法はボルドーではあまり聞きません。(ネゴシアンが安いワインをストックする場合は良くある話ですが)ローヌや南フランス、イタリアなどのいわゆるポンティカ系ブドウ産地ではあることなのですが。
ポンティカ系より熟成の早いオキシデンタル系ではあまり聞きません。
うーん。
まあ、美味しく熟成したワインがお手頃な価格で飲めますから、良しとしましょう(笑)!
ヴィンテージのアドバンテージを見事に付加価値としたということなんでしょうね。
立派!
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ボルドー右岸のバックヴィンテージワイン
May 06, 2010 by toshiaki |先日仕入れたボルドー右岸のバックヴィンテージワインです。
ラベルはあまりパッとしませんが(笑)、割りと美味しいのです。
ボルドーACの規格のワインですから、強烈な濃さはありませんが、ふくよかで癒されます。右岸らしいメルロがとてもまろやかになっており、実直なワインつくりが想像されます。このランクだと5年くらい持てば良しとされるクラスなのですが、ちゃんとつくられた良いヴィンテージのワインは持ちますね。
こうして無名でもコツコツとワインをつくっている人々がいることは嬉しいですね。このワイン、ラベルを良く見るとシャトー元詰めではなく、生産者集団のように表記されています。会社化された協同組合なんですかね?美味しかったので良く調べる前に仕入れちゃいました。(歳のせいか小さい文字が見えません。)明日でもインポーターさんに問い合わせてみます。
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木樽発酵してるとは!
Mar 31, 2010 by toshiaki |ヒュー・ジョンソンのワインブックを見ましたら、載ってました!
生産者は★★★ですね。それとセミヨンのことも良質と褒めてました。あと樽発酵しているとも書いていました。
うーん。
やはりトップの生産者でした。しかも木樽発酵してるとは!あの価格のワインでは考えられません。カリフォルニアの樽発酵したシャルドネなんか最低でも5000円はします。それでいてくどいだけのワインが多いのが現実です。
やはりこのワインお買い得です!
将来ワシントン州のセミヨンが有名になったら、とんでもない価格がつくはずです。そうなる前に飲むべきワインですね。だってまだ2340円ですからね(笑)。
濃厚でありながら、バランスが良く、果実味が明瞭で締まっています。しかも味わいのベクトルがしっかりしています。
なかなかお目にかかれないレベルのワインだと思います。
よーく考えてみると、フランスではセミヨン主体の辛口白ワインで、これほど旨いワインに当たった記憶がありません。
結構スゴいと思うのですが…。
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春向きの白ワイン見つけました
Mar 12, 2010 by toshiaki |春向きの白ワイン見つけました(笑)。まださっき開けたばかりで第一印象なのですが。
またまたロワールワインです(笑)。
ラングロワ‐シャトーがつくるソーミュール・ブランです。
酸がとてもカワイイのです。白や黄色の花の香りがします。酸もたっぷりあります。
同じロワールでもシャトー・ド・フェルのような大人な感じではなく、元気で清楚な少女のような趣です。品種は同じシェナン・ブランですから不思議です。
まだ、開けたばかりですから、もう少し時間の経過を待ってから判断しないと分かりませんが、良さそうな予感(笑)がします。
ここのところ取り寄せたサンプルが外れつづいてますから、今回は期待が胸を膨らませます(笑)。
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とりあえず取って飲んでから販売を決めます
Mar 10, 2010 by toshiaki |なにがって?
ラングロワ‐シャトーのワインです。あのロワールの優良生産者です。
特別提供品ですから、取りあえず1ケースずつ取り寄せました。試飲会がありませんから試飲してから選ぶ間がありません。とりあえず取って飲んでから販売を決めます。
ダメなワインだったら12本全部飲まなくてはなりません(笑)。(笑い事じゃないですね。)
あのラングロワ‐シャトーのワインですから外すことはないとはおもいますが、やはり飲まなくては売価を決められません。いくら良くとも見合う価格でなければ売れません。いつものことながら、飲んでみるまでドキドキしますね。
今晩が待遠しいです(笑)。
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シャトーダマーズに見るミラード社の力量
Mar 04, 2010 by toshiaki |ボルドー右岸でネゴシアン業を営むミラード社が所有するプチ・シャトーの一つです。
桝久のロングセラーワインですが、いつのヴィンテージでも失望したことはありません。ひょっとして一番長く売り続けている定番ワインかも知れません。
いままでメルロ100%をうたっていましたが、2004年からカルムネールが10%入ったとのことでした。基本的に右岸らしいメルロの味わいは変わりませんが、より早く飲めるような傾向があるようです。もっともミラード社のつくるワインは、20年くらい平気で熟成しますから、つまらないグラン・ヴァンを飲むよりは遥かに満足感があります。
また2005年は嫌でもレベルが高いヴィンテージですから、パワーが違います(笑)。またダマーズは、ボルドーでも比較的クラシックなつくりのワインですから、タンニンが多い分味わいが開くのに時間がかかります。マセラシオンにかける時間が長いためでもあります。
安心できる麗しい果実味に加え、腐葉土やトリュフ、海っぽさがあり、バランスが素晴らしい!いままで飲んだダマーズの中でも最高レベルのヴィンテージです。
特にこのワインがブレークした2004年を飲んだ方は、是非とも飲んでいただきたいものです。2005年の良さとミラード社の力量が解るはずです。
ただ澱がとても多いことを付け加えておきます(笑)。
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梅といえばメルロ!
Feb 24, 2010 by toshiaki |梅の花も満開になりそうですね。今年はまだ腰を据えて梅見をしてません。梅林で梅の香りに包まれると幸せな気分になりますよね。色よし、香りよし、姿よしの三拍子揃ったのは梅ですね。香りの割に花が控え目なところも良いのです。こうして考えると桜より風情があるかもしれません。まあ、どちらも楽しみには違いありませんが(笑)。
そうそう、梅といえばメルロ!(毎年いってますね。)メルロ種のあじわいってプラム―梅ですよね。日本食で梅肉を使った料理が多いですから、どうにかしてメルロとあわせてみたいです。比較的あっさり目の料理が多いですから、ボルドーのメルロではなく、もっと軽くフルーティーなメルロが良いですね。
うーん。
南フランスに薄いメルロはありますが、フルーティーさに欠けることが多いですね。ロワールのメルロはちょっと土臭いですよね。以外と和食の梅に合うメルロが頭に浮かびません。フランス以外の北イタリアなんか良いかも!もともと濃厚なスタイルではありませんし、果実味がピュアですから、良いかも!
少し捜してみます。
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ジロラートの2005年
Feb 14, 2010 by toshiaki |見つけました。
なにがって?
ジロラートの2005年です!
あのシャトー・モン・ペラで有名なデスパーニュさんがつくる最上級銘柄です。新樽の中に選りすぐったブドウ粒を投入して、回転させながら発酵させ、その後また新たな新樽で熟成させるという常軌を逸脱したモンスターワインです。たしか2001年にファーストリリースされてからボルドーのカルトワイン(ガレージワインですね。)になりました(笑)。高いことは高いのですが、コストを考えると安いワインです。デスパーニュさんもジロラート単体だと赤字だと言ってましたね。
実はあるインポーターさんの受注輸入のリストで見つけました。もちろん海外在庫ですし、数も少なかったので確保することは難しいと思っていましたが、12本だけ確保できました(笑)!
やったぁ!
デスパーニュファンの私からしますと、彼の年齢を考えても2005年のようなビッグヴィンテージに、デスパーニュさんが巡り逢うことはもうないはずです。実際にもう引退しているか、引退間際です。
4月の入荷が楽しみです(笑)。
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ブドウの樹も今は我慢のしどころ?
Feb 13, 2010 by toshiaki |ブドウの樹も今は我慢のしどころなんでしょうか?このあと3月になれば芽吹きますが、それまではしっかりと休眠するようにDNAに刻まれている訳です。単純に実をならす植物ですから、休眠期間が必要なんですかね?ちゃんと一年サイクルで繰り返しますから、不思議です。我々の季節感と同じです。しかも手入れと剪定を上手くすれば100年以上生きますから、スゴい!まるで人間と一緒です。ちなみに剪定せずに生やし放題にして、とことん限界までブドウを大量に成らすと、10年もたないで枯れてしまうそうです。人間も無理し過ぎると寿命が短くなりますから同じですね。
すべての生き物に共通する法則のような気がします。
我が身の不摂生を反省しなければいけません。やはり出来ればまっとうしたいですよね(笑)。
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人のハードワークによって貴腐ワインはできます
Feb 05, 2010 by toshiaki |シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年375ml再入荷しました(笑)。
試飲会で大好評いただいたロワールの貴腐ワインです。
やっぱり本物の貴腐ワインは飲み手を選びません。試飲会では皆さん感激してくださいました。
ちょうどテレビで見たのですが人間の甘さに対する欲求は何百万年にもさかのぼる古いものらしいです。DNAに刻み込まれているのですね。
このワインはもちろんとっても甘いのですが、糖分以外の酸やグリセリンなどが多量に溶け込んでいますから飲み飽きしません。
砂糖菓子のようなベタとした後口ではなく、果実の香りがすーっと引くように、しかも長い余韻となっていつまでも口の中に残ります。
美しいのです。
貴腐ワインこそ甘美の世界遺産だと考えている私は変でしょうか(笑)?
ただし、現実には甘いだけの貴腐ワインもどきがかなり流通してますからご注意を!
ワインを凍らしたり、単に畑に放っぽらかしたり、機械的に濃縮したり、甘いだけのワインをつくることは容易です。
限られた畑で天候の奇跡に恵まれた時にのみ、人のハードワークによって貴腐ワインはできます。ですからあまりにも安い貴腐ワインには手を出さない方が賢明だと思います。
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カルチェロ
Feb 05, 2010 by toshiaki |スペイン、フミーリアのワインです。
モナストレルの比率は40%ですが、モナストレルの良さがとても良く出ています。本来モナストレルは何十年も熟成が可能な長期熟成向きの品種です。また独特の風味があるため単一でワインになることが多いです。とはいえ早飲みに造ってしまえば経済効率は良いですから、薄く造って製品化されることもありますが、薄く造ると台無しになる気難しい品種でもあります。
ちょっとややこしくなりましたが、要は濃くて旨いのですが、旨くなるまでに時間がかかる品種なのです。
モナストレルはフランスでムールヴェドルとよばれバンドールの主要品種として有名です。どちらも私は好きですが、バンドールの滑らかなフローラルさとフミーリアの飲み応えがある特徴は拮抗してますね。ただ寿命はフミーリアに軍配が上がりますか、フローラルさはバンドールですか。
まあ、いずれにせよ大好きなワインなのです(笑)。
カルチェロは他の品種とアッサンブラージュすることでモナストレルの良さを表現した新しいスタイルです。そこには低収量と畑でのハードワークが欠かせませんが、恐らくミクロ・オキシダシオンなどの新技術も導入されていると思います。
それにしても良く出来ています!
ラベルもカッコいい(笑)!
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ドメーヌ・カミュ
Jan 25, 2010 by toshiaki |ブルゴーニュのシャンベルダン村の著名ドメーヌです。
ラインナップはシャンベルダン、ラトリシエール・シャンベルダン、シャルム・シャンベルダンすべて揃ってます。しかもバックヴィンテージも15年ほどさかのぼってます。
おー!
こりゃ凄い!
カミュのワインはとてもクラシックで私は好きです。醸しの期間が短いので、色が薄く軽いのですが、驚くほど香りが出ます。今時の黒いほど濃いブルゴーニュとは異質のワインなのです。ですから「薄くて軽い!」と誤解されます(笑)。
じつは究極の薄旨ブルゴーニュなのです(笑)。私はカミュの一番好きなワインはシャルム・シャンベルダンです。もともと果実味のまとまりが良く、エレガントさが身上のグランクリュ。この畑こそカミュの良さが一番現れると思っています。
エレガントの極み!
すかさず発注しましたが、取れますかね?
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乾燥・コルク・耐久性
Jan 23, 2010 by toshiaki |この間知ったのですが、『乾燥注意報』って火事に注意するように発令されるのですね。単に湿度が上がっても建物の木材はすぐに湿気を吸わないため雨の翌日でも『乾燥注意報』は簡単に解除されないらしいです。完全に乾燥した木材は水をかけたくらいでは湿気を吸わないらしいです。湿った陽気が続かないと解除されないのです。
当店のワインセラーもこの時期常に加湿器が回ってます。タイマーをつけて加湿量は調節しますが、毎日一度水の補充をしなくてはなりません。梅雨時は放っておいても80%近い湿度になりますが、この時期は加湿器の水が切れたりするとすぐに20%にもなりますから毎日水の補充をします。
短期的には湿度が多少変わってもワインに影響ないでしょうが、長い熟成する場合にはコルクの寿命に関わるようです。
あまり乾燥するとコルクが固まり弾力を失い、蓋の役割を果さなくなります。
コルク以上に耐久性に優れた材質の蓋が開発されるのはいつ頃でしょうか?スクリューキャップもかなり進歩したようですし、合成や樹脂コルクもだいぶ見かけますし。
じつはもうすでに出来ていたりして(笑)、我々が気付いていないだけだったり。すでに使う方(消費者)の慣れの問題だけだったりして?
コルク栓の長い歴史は使う側にも染み付いていますから、取って代わる材質があっても、実際それがコルク栓の変わりになるには時間がかかりそうです。いつの間にコルク栓が無くなっていた!こんな日がもう間近だったりするものです。
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マコン、ヴィレ・クレッセの至宝
Jan 13, 2010 by toshiaki |サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
ちょっと高いんですが。
マコン、ヴィレ・クレッセの至宝と呼ばれるドメーヌ・アンドレ・ボノームの最高キュヴェとクレマン・ド・ブルゴーニュです。
クレマン・ド・ブルゴーニュが10年振りにリリースされたと聞いて、いてもたってもいられず、取りあえず1本取り寄せちゃいました。10年前に飲み損なったクレマンなのです。2006年から、マコン・ヴィラージュの畑をクレマン用に樹を選定して転用したそうです。(このためマコン・ヴィラージュはラインナップから消えたようです。)
シャルドネだけのブラン・ドゥ・ブランなのですが、ストロベリーやフランボアーズの香りがするという、お化けなワインなのです?
ピノ・ノアールでつくられるブラン・ドゥ・ノアールならいざ知らず、シャルドネで赤いベリー系の香りがするはずありません!
嘘か?お化けか?確かめる必要があります。ワインの考え方が変わるかも知れません。
それにしても瓶からしてカッコいいですね(笑)。
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20年前と比べる技術の進歩
Jan 11, 2010 by toshiaki |このワイン、色はとても薄いのですが、味わいが深くとても旨いのです。私がワインの勉強を始めた頃『ブルゴーニュはボルドーと比べると色が薄い、なぜかと言うと果皮の醸しの期間が短いからである。』と教わった頃を思い出します。20年以上前の話ですかね。
今、そんな風には教えないでしょうね。ブルゴーニュもボルドーと変わらない濃さのワインがほとんどです(笑)。いかに果皮から色素やアントシアニンを多量に抽出するかが、技術の常識となっています。意地悪く言えば、もともと薄い果汁からいかに濃い色のワインを造る技術に傾斜することにもなります。濃縮果汁機の登場普及でヴィンテージに左右されないほどの技術が確立されたと言えます。
うーん。
技術の進歩は大事なことですが、飲み手に還元されてないような気がします(笑)。まあ、ボルドーよりはましですか?
そんなことより、今年もコストパフォーマンスに優れたレアなワインを見つけることです。
マスキューの使命です!
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ポール・ガロデのワインがここのところ気になります。
Jan 07, 2010 by toshiaki |たしか酒商タルデュ・ローラーンがバリックの新樽発酵後新たなバリック新樽で熟成し『新樽20パーセントのワイン』として一世を風靡したのは今から10年ちょっと前でしたか?
ピュリニー・モンラッシェの大御所は昔からバリックによる樽発酵をやっていたところもあり、バリックによる発酵はもともとある技法なのですね。そこで贅沢に新樽を使うことはバリエーションの一つと考えた方が良さそうです。
元来発酵槽にステンレスタンクを使うようになったのは1980年代になってからですから。
1000リットル位の容量のステンレスタンクは数百万円しますから、ワインの醸造設備としてはかなり高価なものです。バリックの古樽を使えば安上がりですし、ワインに良い風味を与えることも可能ですから、一石二鳥なんですね(笑)。
ただし使い方の塩梅が難しいのでしょう。新しいバリック樽を使用すると過剰な樽風味が付き、ワイン本来の果実味を台無しにしてしまいます。樽風味に負けない果実味があるブドウを栽培しなくてはいけません。
そして、なにも新樽でなくてはならない必要はありません。
新樽を購入すると10万円として、入るワインは225リットルということは、750ml瓶に換算すると300本ですから、ワイン1本333円位のコストがかかることになります。
それでも新樽を使うことでワインが高く売れた時代には、1000円でしか売れないワインが3000円位でも売れましたから(特にアメリカ人がこの新樽風味を好みました。)やたらと新樽風味のブルゴーニュワインが流行ったことがありましたね(笑)。
話がそれました。バリックなどの古樽を使って発酵させることは資本力に乏しい小規模生産者や新規参入した生産者には福音であり、ワイン生産が初源的な農産物であることの証だと思います。
こうでなくては夢がありません(笑)。
アッと驚かすニュースターが現れるから面白いのです。ワイン造りは本来つまらない量産品を生み出す装置産業ではありません。(可能ですし、その様につくられているワインのほうが量的には多いですが。)
ロマネ・コンティも1本500円のワインも畑から取れる農産物という意味においては同じものです。(さすがに500円だと美味しいワインはありませんが。)
飲めば飲むほど勉強することが増えます(笑)。
だからこそ楽しいのです(笑)。
酔うためだけに飲むものでないのがワインですね。
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